JP5409682B2 - 多層導波管、及びその製造方法 - Google Patents
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Description
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による多層導波管を示す斜視図である。
図1において、実施の形態1の多層導波管100は、積層の基礎となる基礎導波管(第1の導波管)10を形成する基礎導波管形成部101と、積層導波管(第2の導波管)20を形成する積層導波管形成部(導波管構成要素)102とを有している。基礎導波管形成部101と積層導波管形成部102とは、絶縁性の第1の接着剤50により互いに接着されている。
Claims (8)
- 互いに対向配置された第1及び第2の主導体層と、前記第1及び第2の主導体層間に設けられた第1の誘電体とを有し、前記第1及び第2の主導体層を結ぶように前記第1の誘電体に複数の第1の貫通孔が2列以上設けられ、積層の基礎となる基礎導波管を形成する基礎導波管形成部と、
第3の主導体層と、前記第3の主導体層の一方の主面に設けられた第2の誘電体とを有し、前記第2の誘電体における前記第3の主導体層の反対側の主面と前記第3の主導体層とを結ぶように前記第2の誘電体に複数の第2の貫通孔が2列以上設けられ、前記基礎導波管に積層されて前記基礎導波管とは異なる積層導波管を形成する積層導波管形成部と
を備え、
前記複数の第1の貫通孔のうち同一の列に属し、かつ互いに隣り合う第1の貫通孔同士の間隔は、遮断波長の1/2以下とされ、
前記複数の第2の貫通孔のうち同一の列に属し、かつ互いに隣り合う第2の貫通孔同士の間隔は、遮断波長の1/2以下とされ、
前記複数の第1の貫通孔の互いに隣り合う列同士の間隔は、所定の導波管幅とされ、
前記複数の第2の貫通孔の互いに隣り合う列同士の間隔は、所定の導波管幅とされ、
前記複数の第1の貫通孔には、外壁面が一つの面からなる複数の第1の貫通導体が形成され、
前記複数の第2の貫通孔には、外壁面が一つの面からなる複数の第2の貫通導体が形成され、
前記積層導波管形成部における前記第2の誘電体の前記第3の主導体層の反対側の主面には、その主面から前記第3の主導体層の反対側へ突出するように配置され、かつ前記複数の第2の貫通導体の端部と繋がる複数のランドが設けられ、
前記積層導波管形成部における前記第2の誘電体の前記第3の主導体層の反対側の主面と、前記基礎導波管形成部における第2の主導体層とは、絶縁性の接着剤によって、互いに接着され、
前記複数のランドは、前記基礎導波管形成部における前記第2の主導体層との間で間隔を空けて前記接着剤に埋められ、
前記複数のランドのうちの1つのランドと、前記第2の主導体層との間の信号周波数における容量性リアクタンスが30Ω以下である
ことを特徴とする多層導波管。 - 互いに対向配置された第1及び第2の主導体層と、前記第1及び第2の主導体層間に設けられた第1の誘電体とを有し、前記第1及び第2の主導体層を結ぶように前記第1の誘電体に複数の第1の貫通孔が2列以上設けられ、積層の基礎となる基礎導波管を形成する基礎導波管形成部と、
第3の主導体層と、前記第3の主導体層の一方の主面に設けられた第2の誘電体とを有し、前記第2の誘電体における前記第3の主導体層の反対側の主面と前記第3の主導体層とを結ぶように前記第2の誘電体に複数の第2の貫通孔が2列以上設けられ、前記基礎導波管に積層されて前記基礎導波管とは異なる積層導波管を形成する積層導波管形成部と
を備え、
前記複数の第1の貫通孔のうち同一の列に属し、かつ互いに隣り合う第1の貫通孔同士の間隔は、遮断波長の1/2以下とされ、
前記複数の第2の貫通孔のうち同一の列に属し、かつ互いに隣り合う第2の貫通孔同士の間隔は、遮断波長の1/2以下とされ、
前記複数の第1の貫通孔の互いに隣り合う列同士の間隔は、所定の導波管幅とされ、
前記複数の第2の貫通孔の互いに隣り合う列同士の間隔は、所定の導波管幅とされ、
前記複数の第1の貫通孔には、外壁面が一つの面からなる複数の第1の貫通導体が形成され、
前記複数の第2の貫通孔には、外壁面が一つの面からなる複数の第2の貫通導体が形成され、
前記積層導波管形成部における前記第2の誘電体の前記第3の主導体層の反対側の主面には、その主面から前記第3の主導体層の反対側へ突出するように配置され、かつ前記複数の第2の貫通導体の端部と繋がる複数のランドが設けられ、
前記積層導波管形成部は、複数であり、
前記基礎導波管形成部に積層される前記積層導波管形成部は、前記積層導波管形成部における前記第2の誘電体の前記第3の主導体層の反対側の主面が、前記基礎導波管形成部における第2の主導体層に、絶縁性の接着剤によって接着され、
前記基礎導波管形成部または前記積層導波管形成部に積層された一方の前記積層導波管形成部に積層される他方の前記積層導波管形成部は、一方の前記積層導波管形成部における前記第2の誘電体の前記第3の主導体層の反対側の主面が、他方の前記積層導波管形成部における前記第3の主導体層に、絶縁性の接着剤によって接着され、
前記複数のランドは、前記基礎導波管形成部における前記第2の主導体層との間、または互いに積層された複数の前記積層導波管形成部の間で間隔を空けて前記接着剤に埋められ、
前記複数のランドのうちの1つのランドと、前記第2の主導体層との間の信号周波数における容量性リアクタンスが30Ω以下である
ことを特徴とする多層導波管。 - 前記第1及び第2の貫通導体の少なくともいずれか一方には、内部空間が形成され、
前記内部空間の一部又は全部には、浸入した前記接着剤が硬化してなる接着剤層が形成されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の多層導波管。 - 前記接着剤には、一辺の長さあるいは直径が20μm以下の電気的絶縁性のフィラーが添加されている
ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれ1項に記載の多層導波管。 - 前記ランドの主面の形状が円形状である
ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれ1項に記載の多層導波管。 - ランドの主面の外径は、0.1mmから1.0mmである
ことを特徴とする請求項5記載の多層導波管。 - 互いに対向配置された第1及び第2の主導体層と、前記第1及び第2の主導体層間に設けられた第1の誘電体とを有し、前記第1及び第2の主導体層を結ぶように前記第1の誘電体に複数の第1の貫通孔が2列以上設けられ、積層の基礎となる基礎導波管を形成する基礎導波管形成部と、
第3の主導体層と、前記第3の主導体層の一方の主面に設けられた第2の誘電体とを有し、前記第2の誘電体における前記第3の主導体層の反対側の主面から前記第3の主導体層の反対側へ突出するように配置された複数のランドと、前記複数のランド及び前記第3の主導体層を結ぶように配置された複数の第2の貫通孔とが前記第2の誘電体に2列以上設けられ、前記基礎導波管に積層されて前記基礎導波管とは異なる積層導波管を形成する積層導波管形成部と
を備える多層導波管の製造方法であって、
前記基礎導波管形成部の前記第2の主導体層における前記第1の主導体層の反対側の主面と、前記積層導波管形成部の前記第2の誘電体における前記第3の主導体層の反対側の主面とを、接着時に流動性をもつ接着剤を介して圧着する工程
を含むことを特徴とする多層導波管の製造方法。 - 前記積層導波管形成部は、複数であり、
前記圧着する工程で、複数の前記積層導波管形成部のうち、いずれかの前記積層導波管形成部の前記第3の主導体層における前記第2の誘電体の反対側の主面と、他の前記積層導波管形成部の前記第2の誘電体における前記第3の主導体層の反対側の主面とを、接着時に流動性をもつ接着剤を介して圧着する
ことを特徴とする請求項7記載の多層導波管の製造方法。
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