JP5349196B2 - 誘電体導波管の接続構造 - Google Patents

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Description

この発明は、第1の誘電体導波管と第2の誘電体導波管とを接続した誘電体導波管の接続構造に関する。
従来、第1の誘電体層の両面に設けられた一対の第1の導体層を有した板状の第1の誘電体導波管と、第1の誘電体層に対向した第2の誘電体層の両面に設けられた一対の第2の導体層を有した板状の第2の誘電体導波管とを備え、第2の誘電体導波管側の第1の導体層と、第1の誘電体導波管側の第2の導体層とを共有させて、第1の誘電体導波管と第2の誘電体導波管とを重ねて接続した誘電体導波管の接続構造が知られている。
この誘電体導波管の接続構造では、第1の誘電体層に、第1の導体層間を電気的に接続し、第1の導体層とともに伝送路を形成する第1の導体ヴィアが設けられ、第2の誘電体層に、第2の導体層間を電気的に接続し、第2の導体層とともに伝送路を形成する第2の導体ヴィアが設けられている。第1の導体ヴィアが第2の誘電体導波管の伝送路を塞ぐことを防止し、第2の導体ヴィアが第1の誘電体導波管の伝送路を塞ぐことを防止するために、第1の導体ヴィアおよび第2の導体ヴィアの一部は、それぞれが同軸上とならないように配置されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、板状の誘電体導波管と、この誘電体導波管に接続された板状の金属導波管とを備えた導波管の接続構造が知られている。
この導波管の接続構造では、誘電体導波管と金属導波管との間から電波が漏れ出ることを抑制するチョーク路が誘電体導波管の厚み方向に沿って形成されたチョーク構造が誘電体導波管に設けられている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−308001号公報 特開2008−113318号公報
しかしながら、特許文献1に記載の誘電体導波管の接続構造では、第1の導体ヴィアおよび第2の導体ヴィアの一部は、それぞれが同軸上とならないように配置されているので、ビルドアップまたは一括積層等の高度な積層技術を用いなければならず、製造が困難であるという問題点があった。
この問題を解決するために、第1の誘電体導波管と第2の誘電体導波管とを誘電体接着層を介して互いに貼り合わせることが考えられる。しかしながら、この場合、第1の誘電体導波管と第2の誘電体導波管との間から誘電体接着層を介して高周波信号である電波が漏れ出てしまう。
また、特許文献2に記載の導波管の接続構造では、誘電体導波管と金属導波管との間から電波が漏れ出ることが抑制されるものの、チョーク構造のチョーク路が誘電体導波管の厚み方向に沿っているので、導波管の接続構造の厚みが増大してしまうという問題点があった。
この発明は、容易に製造することができ、第1の誘電体導波管と第2の誘電体導波管との間から電波が漏れ出ることを抑制でき、薄型化を図ることができる誘電体導波管の接続構造を提供するものである。
この発明に係る誘電体導波管の接続構造は、第1の誘電体層と、前記第1の誘電体層の両面に設けられ、一方に第1の導体抜き部が形成された一対の第1の導体層と、前記第1の導体層間を電気的に接続した第1の導体柱とから構成された第1の誘電体導波管を有した第1の基板と、前記第1の基板に対向した第2の誘電体層と、前記第2の誘電体層の両面に設けられ、一方に前記第1の導体抜き部に対向した第2の導体抜き部が形成された一対の第2の導体層と、前記第2の導体層間を電気的に接続した第2の導体柱とから構成された第2の誘電体導波管を有した第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられ、前記第1の基板と前記第2の基板とを接着した誘電体接着層と、前記第1の誘電体導波管および前記第2の誘電体導波管の各伝送路の側部であって前記第1の導体抜き部および前記第2の導体抜き部の周囲に設けられ、前記第1の基板、前記誘電体接着層および前記第2の基板を貫通し、前記第1の導体層と前記第2の導体層とを電気的に接続した第5の導体柱とを備え、前記第1の基板は、前記第1の誘電体導波管の前記誘電体接着層側に重ねられた第1のチョーク用誘電体層と、前記誘電体接着層に重ねられ、前記第1の導体抜き部に対向した第3の導体抜き部および前記第3の導体抜き部から離れた第1のチョーク用導体抜き部が形成された第1のチョーク用導体層と、前記第1のチョーク用導体抜き部から所定の距離だけ離れて前記第1の導体層と前記第1のチョーク用導体層とを電気的に接続し、前記第1の導体層および前記第1のチョーク用導体層とともに前記第1の誘電体導波管に沿った第1のチョーク路を形成した第3の導体柱とを含んだ第1のチョーク構造をさらに有している。
この発明に係る誘電体導波管の接続構造によれば、第1の誘電体導波管の第2の誘電体導波管側に、第1の誘電体導波管に沿った第1のチョーク路が形成された第1のチョーク構造が設けられているので、第1の基板と第2の基板とを誘電体接着層を介して接着することで容易に製造することができ、第1の誘電体導波管と第2の誘電体導波管との間から電波が漏れ出ることを抑制でき、さらに、薄型化を図ることができる。
この発明の実施の形態1に係る誘電体導波管の接続構造を示す縦断面図である。 図1のII−II線に沿った矢視断面図である。 図1のIII−III線に沿った矢視断面図である。 図1のIV−IV線に沿った矢視断面図である。 図1のV−V線に沿った矢視断面図である。 この発明の実施の形態2に係る誘電体導波管の接続構造を示す縦断面図である。 図6のVII−VII線に沿った矢視断面図である。 図6のVIII−VIII線に沿った矢視断面図である。 図6のIX−IX線に沿った矢視断面図である。 図6のX−X線に沿った矢視断面図である。 図6のXI−XI線に沿った矢視断面図である。 この発明の実施の形態3に係る誘電体導波管の接続構造を示す縦断面図である。 図12のXIII−XIII線に沿った矢視断面図である。 この発明の実施の形態4に係る誘電体導波管の接続構造を示す縦断面図である。 図14のXV−XV線に沿った矢視断面図である。 図14のXVI−XVI線に沿った矢視断面図である。 図14のXVII−XVII線に沿った矢視断面図である。 図14のXVIII−XVIII線に沿った矢視断面図である。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る誘電体導波管の接続構造を示す縦断面図、図2は図1のII−II線に沿った矢視断面図、図3は図1のIII−III線に沿った矢視断面図、図4は図1のIV−IV線に沿った矢視断面図である、図5は図1のV−V線に沿った矢視断面図である。
この実施の形態に係る誘電体導波管の接続構造は、第1の基板1と、第1の基板1に対向した第2の基板2と、第1の基板1と第2の基板2との間に設けられ、第1の基板1と第2の基板2とを接着した誘電体接着層3とを備えている。誘電体接着層3は、プリプレグから構成されている。
第1の基板1は、高周波信号である電波が外部から入力される第1の誘電体導波管4と、第1の誘電体導波管4の誘電体接着層3側に重ねられた第1のチョーク構造5とを有している。第1の誘電体導波管4は、第1の誘電体層6と、第1の誘電体層6の両面に設けられた一対の第1の導体層7と、第1の誘電体層6に設けられ、第1の導体層7間を電気的に接続した第1の導体柱である第1の導体ヴィア8とから構成されている。第1の誘電体導波管4の伝送路は、第1の導体層7と複数の第1の導体ヴィア8とによって形成されている。第1の誘電体層6は、コア基板部9と、コア基板部9に重ねられた誘電体接着部10とから構成されている。一対の第1の導体層7のうちの第2の基板2側にある第1の導体層7とコア基板部9とは誘電体接着部10によって接着されている。誘電体接着部10は、プリプレグから構成されている。一対の第1の導体層7のうちの第2の基板2側にある第1の導体層7には、電波が通過可能な第1の導体抜き部7aが形成されている。
第1のチョーク構造5は、第1の誘電体導波管4の誘電体接着層3側に重ねられた第1のチョーク用誘電体層11と、誘電体接着層3に重ねられた第1のチョーク用導体層12と、第1のチョーク用誘電体層11にそれぞれが設けられた第1のチョーク側壁用導体ヴィア13、第1のチョーク基端壁用導体ヴィア14および第1のチョーク先端壁用導体ヴィア(第3の導体柱)15とを含んでいる。第1のチョーク側壁用導体ヴィア13、第1のチョーク基端壁用導体ヴィア14および第1のチョーク先端壁用導体ヴィア15のそれぞれは、一対の第1の導体層7のうちの第2の基板2側にある第1の導体層7と第1のチョーク用導体層12とに電気的に接続されている。
第1のチョーク用導体層12には、第3の導体抜き部12aと、第1のチョーク用導体抜き部12bとが形成されている。第3の導体抜き部12aは、第1の導体抜き部7aに対向している。第1のチョーク用導体抜き部12bは、第1の誘電体導波管4に入力される電波の波長λの約1/4の長さに等しい所定の距離だけ、第1の誘電体導波管4の伝送路に沿って第3の導体抜き部12aから離れている。第3の導体抜き部12aおよび第1のチョーク用導体抜き部12bは、電波が通過可能となっている。
複数の第1のチョーク側壁用導体ヴィア13は、第1の誘電体導波管4の伝送路に沿って2列に並べられている。隣り合う第1のチョーク側壁用導体ヴィア13間の距離は、第1のチョーク用誘電体層11内における電波の波長λの1/2未満の間隔となっている。これにより、隣り合う第1のチョーク側壁用導体ヴィア13間を電波が通過することを防ぐことができる。
複数の第1のチョーク基端壁用導体ヴィア14は、第1の基板1の上面に垂直な方向から視たときに、第3の導体抜き部12aと第1のチョーク用導体抜き部12bとの間に並べられている。第1のチョーク基端壁用導体ヴィア14が並べられた方向は、第1の基板1の上面に垂直な方向から視たときに、第1の誘電体導波管4の伝送路に沿った方向に直交している。隣り合う第1のチョーク基端壁用導体ヴィア14間の距離は、第1のチョーク用誘電体層11内における電波の波長λの1/2未満の間隔となっている。隣り合う第1のチョーク側壁用導体ヴィア13と第1のチョーク基端壁用導体ヴィア14との間の距離も、第1のチョーク用誘電体層11内における電波の波長λの1/2未満の間隔となっている。これにより、隣り合う第1のチョーク基端壁用導体ヴィア14間および隣り合う第1のチョーク側壁用導体ヴィア13と第1のチョーク基端壁用導体ヴィア14との間を電波が通過することを防ぐことができる。
複数の第1のチョーク先端壁用導体ヴィア15は、第1の基板1の上面に垂直な方向から視たときに、第1のチョーク用導体抜き部12bから第1の誘電体導波管4の伝送路に沿って第3の導体抜き部12aから離れる方向へ電波の波長λの約1/4の長さに等しい所定の距離だけ離れて並べられている。第1のチョーク先端壁用導体ヴィア15が並べられた方向は、第1の基板1の上面に垂直な方向から視たときに、第1の誘電体導波管4の伝送路に沿った方向に直交している。隣り合う第1のチョーク先端壁用導体ヴィア15間の距離は、第1のチョーク用誘電体層11内における電波の波長λの1/2未満の間隔となっている。隣り合う第1のチョーク側壁用導体ヴィア13と第1のチョーク先端壁用導体ヴィア15との間の距離も、第1のチョーク用誘電体層11内における電波の波長λの1/2未満の間隔となっている。これにより、隣り合う第1のチョーク先端壁用導体ヴィア15間および隣り合う第1のチョーク側壁用導体ヴィア13と第1のチョーク先端壁用導体ヴィア15との間を電波が通過することを防ぐことができる。
第1のチョーク用導体層12、第2の基板2側にある第1の導体層7、第1のチョーク側壁用導体ヴィア13、第1のチョーク基端壁用導体ヴィア14および第1のチョーク先端壁用導体ヴィア15よって、第1の誘電体導波管4に沿った第1のチョーク路16が形成されている。
第2の基板2は、第1の誘電体導波管4を通過した電波が入る第2の誘電体導波管17を有している。第2の誘電体導波管17は、第1の基板1に対向した第2の誘電体層18と、第2の誘電体層18の両面に設けられた一対の第2の導体層19と、第2の誘電体層18に設けられ、第2の導体層19間を電気的に接続した第2の導体柱である第2の導体ヴィア20とから構成されている。第2の誘電体導波管17の伝送路は、第2の導体層19と複数の第2の導体ヴィア20とによって形成されている。第1の誘電体導波管4の伝送路と第2の誘電体導波管17の伝送路とは、互いに平行となっている。一対の第2の導体層19のうちの第1の基板1側にある第2の導体層19には、第1の導体抜き部7aに対向し電波が通過可能な第2の導体抜き部19aが形成されている。
次に、この実施の形態に係る誘電体導波管の接続構造における電波の伝播について説明する。
第1の誘電体導波管4に入力された電波は、第1の導体抜き部7a、第3の導体抜き部12aおよび第2の導体抜き部19aを順に通過して第2の誘電体導波管17へ入る。誘電体接着層3には伝送路を形成する導体ヴィアが設けられていないものの、誘電体接着層3には、第1のチョーク路16の長さが電波の波長λの約1/4の長さと等しい第1のチョーク構造5が重ねられているので、第1のチョーク用導体抜き部12bに隣り合う誘電体接着層3の部分から第1の誘電体導波管4に沿って反第3の導体抜き部12a側を視たときのインピーダンスは無限大(開放)となる。したがって、電波が第1のチョーク用導体抜き部12bを超えて伝播することが抑制される。
さらに、第3の導体抜き部12aと第1のチョーク用導体抜き部12bとの間の距離が、電波の波長λの約1/4の長さと等しいので、第3の導体抜き部12aに隣り合う誘電体接着層3の部分から第1の誘電体導波管4に沿って反第3の導体抜き部12a側を視たときのインピーダンスは零(短絡)となる。したがって、誘電体接着層3を通過する電波は、第1の誘電体導波管4に沿って第1の基板1と第2の基板2との間から漏れ出ることが抑制される。
次に、この実施の形態に係る誘電体導波管の接続構造の製造手順について説明する。
まず、第2の誘電体層18の両面に第2の導体層19を取り付ける。次に、第2の誘電体層18および第2の導体層19に貫通孔を形成し、この貫通孔にスルーホールめっきを行うことにより第2の導体ヴィア20を形成する。次に、エッチングによって一方の第2の導体層19に第2の導体抜き部19aを形成する。
第1のチョーク用誘電体層11の一方の面に第1の導体層7を取り付け、第1のチョーク用誘電体層11の他方の面に第1のチョーク用導体層12を取り付ける。さらに、第1の導体層7、第1のチョーク用誘電体層11および第1のチョーク用導体層12を貫通する貫通孔を形成し、この貫通孔にスルーホールめっきを行うことにより、第1のチョーク側壁用導体ヴィア13、第1のチョーク基端壁用導体ヴィア14および第1のチョーク先端壁用導体ヴィア15を形成する。なお、このとき、第1のチョーク側壁用導体ヴィア13、第1のチョーク基端壁用導体ヴィア14および第1のチョーク先端壁用導体ヴィア15のうち、図4の点線で囲まれたA部分だけを形成する。
エッチングによって、第1のチョーク用導体層12に第3の導体抜き部12aおよび第1のチョーク用導体抜き部12bを形成し、第1のチョーク用誘電体層11の一方の面に取り付けられた第1の導体層7に第1の導体抜き部7aを形成する。
一方の面に第1の導体層7の一方が取り付けられたコア基板部9と第1のチョーク用誘電体層11の一方の面に取り付けられた第1の導体層7とを誘電体接着部10を介して接着する。次に、第1の導体層7、コア基板部9、誘電体接着部10、第1のチョーク用誘電体層11および第1のチョーク用導体層12を貫通する貫通孔を形成し、この貫通孔にスルーホールめっきを行うことにより第1の導体ヴィア8を形成し、さらに、第1の導体ヴィア8に連続させて、第1のチョーク側壁用導体ヴィア13、第1のチョーク基端壁用導体ヴィア14および第1のチョーク先端壁用導体ヴィア15を形成する。このとき、第1のチョーク側壁用導体ヴィア13、第1のチョーク基端壁用導体ヴィア14および第1のチョーク先端壁用導体ヴィア15は、図4に示す第1のチョーク側壁用導体ヴィア13、第1のチョーク基端壁用導体ヴィア14および第1のチョーク先端壁用導体ヴィア15のうち、点線で囲まれたA部分以外の全てを形成する。最後に、第2の導体抜き部19aと第3の導体抜き部12aとが対向するように第1の基板1と第2の基板2とを誘電体接着層3を介して接着する。
以上説明したように、この実施の形態に係る誘電体導波管の接続構造によれば、第1の誘電体導波管4の第2の誘電体導波管17側には、第1のチョーク構造5が設けられているので、第1の基板1と第2の基板2との間から電波が漏れ出ることを抑制することができる。また、第1のチョーク構造5の第1のチョーク路16が第1の誘電体導波管4に沿っているので、全体の薄型化を図ることができる。また、第1の基板1と第2の基板2とが誘電体接着層3を介して接着されているので、ビルドアップまたは一括積層等の高度な積層技術を用いずに誘電体導波管の接続構造を容易に製造することができる。
なお、この実施の形態では、第1の基板1の上面に垂直な方向から視たときの第1のチョーク先端壁用導体ヴィア15と第1のチョーク用導体抜き部12bとの間の所定の距離が電波の波長λの約1/4の長さである誘電体導波管の接続構造について説明したが、この所定の距離が電波の波長λの約1/4+n×(1/2)の長さである誘電体導波管の接続構造であってもよい。ただし、nは自然数である。
実施の形態2.
図6はこの実施の形態に係る誘電体導波管の接続構造を示す縦断面図、図7は図6のVII−VII線に沿った矢視断面図、図8は図6のVIII−VIII線に沿った矢視断面図、図9は図6のIX−IX線に沿った矢視断面図、図10は図6のX−X線に沿った矢視断面図、図11は図6のXI−XI線に沿った矢視断面図である。
この実施の形態に係る誘電体導波管の接続構造は、第2の基板2が、第2の誘電体導波管17と、第2の誘電体導波管17の誘電体接着層3側に重ねてられた第2のチョーク構造21とを有している。第2の誘電体導波管17は、第1の基板1に対向した第2の誘電体層18と、第2の誘電体層18の両面に設けられた一対の第2の導体層19と、第2の導体層19間を電気的に接続した第2の導体ヴィア20とから構成されている。第2の誘電体層18は、コア基板部22と、コア基板部22に重ねられた誘電体接着部23とから構成されている。一対の第2の導体層19のうちの第1の基板1側にある第2の導体層19とコア基板部22とは誘電体接着部23によって接着されている。誘電体接着部23は、プリプレグから構成されている。
第2のチョーク構造21は、第2の誘電体導波管17の誘電体接着層3側に重ねられた第2のチョーク用誘電体層24と、誘電体接着層3に重ねられた第2のチョーク用導体層25と、第2のチョーク用誘電体層24にそれぞれが設けられた第2のチョーク側壁用導体ヴィア26、第2のチョーク基端壁用導体ヴィア27および第2のチョーク先端壁用導体ヴィア(第4の導体柱)28とを含んでいる。第2のチョーク側壁用導体ヴィア26、第2のチョーク基端壁用導体ヴィア27および第2のチョーク先端壁用導体ヴィア28のそれぞれは、一対の第2の導体層19のうちの第1の基板1側にある第2の導体層19と第2のチョーク用導体層25とに電気的に接続されている。
第2のチョーク用導体層25には、第4の導体抜き部25aと、第2のチョーク用導体抜き部25bとが形成されている。第4の導体抜き部25aは、第2の導体抜き部19aに対向している。第2のチョーク用導体抜き部25bは、第1の誘電体導波管4に入力される電波の波長λの約1/4の長さに等しい所定の距離だけ、第1の誘電体導波管4の伝送路に沿って第4の導体抜き部25aから離れている。第4の導体抜き部25aおよび第2のチョーク用導体抜き部25bは、電波が通過可能となっている。
複数の第2のチョーク側壁用導体ヴィア26は、第2の誘電体導波管4の伝送路に沿って2列に並べられている。隣り合う第2のチョーク側壁用導体ヴィア26間の距離は、第2のチョーク用誘電体層24内における電波の波長λの1/2未満の間隔となっている。これにより、隣り合う第2のチョーク側壁用導体ヴィア26間を電波が通過することを防ぐことができる。
複数の第2のチョーク基端壁用導体ヴィア27は、第2の基板2の上面に垂直な方向から視たときに、第4の導体抜き部25aと第2のチョーク用導体抜き部25bとの間に並べられている。第2のチョーク基端壁用導体ヴィア27が並べられた方向は、第2の基板2の上面に垂直な方向から視たときに、第2の誘電体導波管17の伝送路に沿った方向に直交している。隣り合う第2のチョーク基端壁用導体ヴィア27間の距離は、第2のチョーク用誘電体層24内における電波の波長λの1/2未満の間隔となっている。隣り合う第2のチョーク側壁用導体ヴィア26と第2のチョーク基端壁用導体ヴィア27との間の距離も、第2のチョーク用誘電体層24内における電波の波長λの1/2未満の間隔となっている。これにより、隣り合う第2のチョーク基端壁用導体ヴィア27間および隣り合う第2のチョーク側壁用導体ヴィア26と第2のチョーク基端壁用導体ヴィア27との間を電波が通過することを防ぐことができる。
複数の第2のチョーク先端壁用導体ヴィア28は、第2の基板2の上面に垂直な方向から視たときに、第2のチョーク用導体抜き部25bから第1の誘電体導波管4の伝送路に沿って第4の導体抜き部25aから離れる方向へ電波の波長λの約1/4の長さに等しい所定の距離だけ離れて並べられている。第2のチョーク先端壁用導体ヴィア28が並べられた方向は、第2の基板2の上面に垂直な方向から視たときに、第2の誘電体導波管17の伝送路に沿った方向に直交している。隣り合う第2のチョーク先端壁用導体ヴィア28間の距離は、第2のチョーク用誘電体層24内における電波の波長λの1/2未満の間隔となっている。隣り合う第2のチョーク側壁用導体ヴィア26と第2のチョーク先端壁用導体ヴィア28との間の距離も、第2のチョーク用誘電体層24内における電波の波長λの1/2未満の間隔となっている。これにより、隣り合う第2のチョーク先端壁用導体ヴィア28間および隣り合う第2のチョーク側壁用導体ヴィア26と第2のチョーク先端壁用導体ヴィア28との間を電波が通過することを防ぐことができる。
第2のチョーク用導体層25、第1の基板1側にある第2の導体層19、第2のチョーク側壁用導体ヴィア26、第2のチョーク基端壁用導体ヴィア27および第2のチョーク先端壁用導体ヴィア28によって、第1の誘電体導波管4に沿った第2のチョーク路29が形成されている。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、この実施の形態に係る誘電体導波管の接続構造における電波の伝播について説明する。
第1の誘電体導波管4に入力された電波は、第1の導体抜き部7a、第3の導体抜き部12a、第4の導体抜き部25aおよび第2の導体抜き部19aを順に通過して第2の誘電体層18へ入る。誘電体接着層3には伝送路を形成する導体ヴィアが設けられていないものの、誘電体接着層3の第1の誘電体導波管4側には、第1のチョーク路16の長さが電波の波長λの約1/4の長さと等しい第1のチョーク構造5が重ねられ、さらに、誘電体接着層3の第2の誘電体導波管17側には、第2のチョーク路29の長さが電波の波長λの約1/4の長さと等しい第2のチョーク構造21が重ねられているので、誘電体接着層3を通過する電波は、第1の誘電体導波管4に沿って第1の基板1と第2の基板2との間から漏れ出ることが抑制される。
次に、この実施の形態に係る誘電体導波管の接続構造の製造手順について説明する。
まず、第2のチョーク用誘電体層24の一方の面に第2の導体層19を取り付け、第2のチョーク用誘電体層24の他方の面に第2のチョーク用導体層25を取り付ける。次に、第2の導体層19、第2のチョーク用誘電体層24および第2のチョーク用導体層25に貫通孔を形成し、この貫通孔にスルーホールめっきを行うことにより、第2のチョーク側壁用導体ヴィア26、第2のチョーク基端壁用導体ヴィア27および第2のチョーク先端壁用導体ヴィア28を形成する。なお、このとき、第2のチョーク側壁用導体ヴィア26、第2のチョーク基端壁用導体ヴィア27および第2のチョーク先端壁用導体ヴィア28のうち、図8の点線で囲まれたB部分だけを形成する。
エッチングによって、第2のチョーク用導体層25に第4の導体抜き部25aおよび第2のチョーク用導体抜き部25bを形成し、第2のチョーク用誘電体層24の一方の面に取り付けられた第2の導体層19に第2の導体抜き部19aを形成する。
一方の面に第2の導体層19の一方が取り付けられたコア基板部22と第2のチョーク用誘電体層24の一方の面に取り付けられた第2の導体層19とを誘電体接着部23を介して接着する。次に、第2の導体層19、コア基板部22、誘電体接着部23、第2のチョーク用誘電体層24および第2のチョーク用導体層25を貫通する貫通孔を形成し、この貫通孔にスルーホールめっきを行うことにより第2の導体ヴィア20を形成し、さらに、第2の導体ヴィア20に連続させて、第2のチョーク側壁用導体ヴィア26、第2のチョーク基端壁用導体ヴィア27および第2のチョーク先端壁用導体ヴィア28を形成する。このとき、第2のチョーク側壁用導体ヴィア26、第2のチョーク基端壁用導体ヴィア27および第2のチョーク先端壁用導体ヴィア28は、図8に示す第2のチョーク側壁用導体ヴィア26、第2のチョーク基端壁用導体ヴィア27および第2のチョーク先端壁用導体ヴィア28のうち、点線で囲まれたB部分以外の全てを形成する。
次に、実施の形態1と同様にして、第1の基板1を形成する。最後に、第4の導体抜き部25aと第3の導体抜き部12aとが対向するように第1の基板1と第2の基板2とを誘電体接着層3を介して接着する。
以上説明したように、この実施の形態に係る誘電体導波管の接続構造によれば、第1の誘電体導波管4の第2の誘電体導波管17側には、第1のチョーク構造5が設けられ、さらに、第2の誘電体導波管17の第1の誘電体導波管4側には、第2のチョーク構造21が設けられているので、第1の基板1と第2の基板2との間から電波が漏れ出ることをさらに抑制することができる。また、第1のチョーク構造5の第1のチョーク路16および第2のチョーク構造21の第2のチョーク路29が第1の誘電体導波管4に沿っているので、全体の薄型化を図ることができる。
なお、この実施の形態では、第2の基板2の上面に垂直な方向から視たときの第2のチョーク先端壁用導体ヴィア28と第2のチョーク用導体抜き部25bとの間の所定の距離が電波の波長λの約1/4の長さである誘電体導波管の接続構造について説明したが、この所定の距離が電波の波長λの約1/4+n×(1/2)の長さである誘電体導波管の接続構造であってもよい。ただし、nは自然数である。
実施の形態3.
図12はこの実施の形態に係る誘電体導波管の接続構造を示す縦断面図、図13は図12のXIII−XIII線に沿った矢視断面図である。
この実施の形態に係る誘電体導波管の接続構造は、複数の第2の導体ヴィア20が第2の誘電体層18の長手方向に沿って2列に並べられている。第2の導体ヴィア20は、第2の誘電体層18の長手方向についての両端部にまで設けられている。第2の導体抜き部19aは、第2の誘電体導波管17の伝送路が2つに分岐するように形成されている。第1の誘電体導波管4に入力された電波は、第1の導体抜き部7a、第3の導体抜き部12aおよび第2の導体抜き部19aを順に通過して第2の誘電体導波管17へ入り込み、第2の誘電体導波管17において、2つに分配される。このとき、実施の形態1と同様に、誘電体接着層3を通過する電波は、第1のチョーク構造5によって第1の基板1と第2の基板2との間から漏れ出ることが抑制されている。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。なお、その他の構成を実施の形態2と同様にしてもよい。
以上説明したように、この実施の形態に係る誘電体導波管の接続構造によれば、第2の誘電体導波管17が第2の導体抜き部19aを中心にして2つに分岐されているので、第1の誘電体導波管4に入力された電波を、第1の導体抜き部7a、第3の導体抜き部12aおよび第2の導体抜き部19aを順に通過させて、第2の誘電体導波管17において2つに分配することができる。
なお、第1の誘電体導波管4の伝送路を、第1の導体抜き部7aを中心して分岐させてもよい。
実施の形態4.
図14はこの実施の形態に係る誘電体導波管の接続構造を示す縦断面図、図15は図14のXV−XV線に沿った矢視断面図、図16は図14のXVI−XVI線に沿った矢視断面図、図17は図14のXVII−XVII線に沿った矢視断面図、図18は図14のXVIII−XVIII線に沿った矢視断面図である。
この実施の形態に係る誘電体導波管の接続構造は、第1の基板1および第2の基板2を貫通した第5の導体柱である第5の導体ヴィア30をさらに備えている。第5の導体ヴィア30は、第1の誘電体導波管4および第2の誘電体導波管17の各伝送路の両側部であって、第1の導体抜き部7aおよび第2の導体抜き部19aの周囲に設けられている。また、第5の導体ヴィア30は、第1の導体層7と第1のチョーク用導体層12と第2の導体層19とに電気的に接続されている。
図15では点線で囲まれたC部分が第5の導体ヴィア30であり、図17では点線で囲まれたD部分が第5の導体ヴィア30であり、図18では点線で囲まれたE部分が第5の導体ヴィア30である。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。なお、その他の構成を実施の形態2または実施の形態3と同様にしてもよい。その他の構成を実施の形態2と同様にする場合には、第5の導体ヴィア30は、第1の導体層7と第1のチョーク用導体層12と第2のチョーク用導体層25と第2の導体層19とに電気的に接続される。
以上説明したように、この実施の形態に係る誘電体導波管の接続構造によれば、第1の誘電体導波管4および第2の誘電体導波管17の各伝送路の両側部であって第1の導体抜き部7aおよび第2の導体抜き部19aの周囲に、第1の基板1、誘電体接着層3および第2の基板2を貫通し、第1の導体層7と第2の導体層19とに電気的に接続された第5の導体ヴィア30をさらに備えているので、誘電体接着層3において、第1の誘電体導波管4および第2の誘電体導波管17の伝送路に沿った方向に直交し第1の基板1および第2の基板2に沿った方向への電波の伝播を抑制することができる。したがって、基板の製造誤差等により、第1の誘電体導波管4および第2の誘電体導波管17の伝送路に沿った方向に直交し第1の基板1および第2の基板2に沿った方向への電波が発生した場合であっても、低損失な誘電体導波管の接続構造を得ることができる。
1 第1の基板、2 第2の基板、3 誘電体接着層、4 第1の誘電体導波管、5 第1のチョーク構造、6 第1の誘電体層、7 第1の導体層、7a 第1の導体抜き部、8 第1の導体ヴィア(第1の導体柱)、9 コア基板部、10 誘電体接着部、11 第1のチョーク用誘電体層、12 第1のチョーク用導体層、12a 第3の導体抜き部、12b 第1のチョーク用導体抜き部、13 第1のチョーク側壁用導体ヴィア、14 第1のチョーク基端壁用導体ヴィア、15 第1のチョーク先端壁用導体ヴィア(第3の導体柱)、16 第1のチョーク路、17 第2の誘電体導波管、18 第2の誘電体層、19 第2の導体層、19a 第2の導体抜き部、20 第2の導体ヴィア、21 第2のチョーク構造、22 コア基板部、23 誘電体接着部、24 第2のチョーク用誘電体層、25 第2のチョーク用導体層、25a 第4の導体抜き部、25b 第2のチョーク用導体抜き部、26 第2のチョーク側壁用導体ヴィア、27 第2のチョーク基端壁用導体ヴィア、28 第2のチョーク先端壁用導体ヴィア(第4の導体柱)、29 第2のチョーク路、30 第5の導体ヴィア(第5の導体柱)。

Claims (2)

  1. 第1の誘電体層と、前記第1の誘電体層の両面に設けられ、一方に第1の導体抜き部が形成された一対の第1の導体層と、前記第1の導体層間を電気的に接続した第1の導体柱とから構成された第1の誘電体導波管を有した第1の基板と、
    前記第1の基板に対向した第2の誘電体層と、前記第2の誘電体層の両面に設けられ、一方に前記第1の導体抜き部に対向した第2の導体抜き部が形成された一対の第2の導体層と、前記第2の導体層間を電気的に接続した第2の導体柱とから構成された第2の誘電体導波管を有した第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられ、前記第1の基板と前記第2の基板とを接着した誘電体接着層と
    前記第1の誘電体導波管および前記第2の誘電体導波管の各伝送路の側部であって前記第1の導体抜き部および前記第2の導体抜き部の周囲に設けられ、前記第1の基板、前記誘電体接着層および前記第2の基板を貫通し、前記第1の導体層と前記第2の導体層とを電気的に接続した第5の導体柱と
    を備え、
    前記第1の基板は、前記第1の誘電体導波管の前記誘電体接着層側に重ねられた第1のチョーク用誘電体層と、前記誘電体接着層に重ねられ、前記第1の導体抜き部に対向した第3の導体抜き部および前記第3の導体抜き部から離れた第1のチョーク用導体抜き部が形成された第1のチョーク用導体層と、前記第1のチョーク用導体抜き部から所定の距離だけ離れて前記第1の導体層と前記第1のチョーク用導体層とを電気的に接続し、前記第1の導体層および前記第1のチョーク用導体層とともに前記第1の誘電体導波管に沿った第1のチョーク路を形成した第3の導体柱とを含んだ第1のチョーク構造をさらに有していることを特徴とする誘電体導波管の接続構造。
  2. 前記第2の基板は、前記第の誘電体導波管の前記誘電体接着層側に重ねられた第2のチョーク用誘電体層と、前記誘電体接着層に重ねられ、前記第2の導体抜き部に対向した第4の導体抜き部および前記第4の導体抜き部から離れた第2のチョーク用導体抜き部が形成された第2のチョーク用導体層と、前記第2のチョーク用導体抜き部から所定の距離だけ離れて前記第2の導体層と前記第2のチョーク用導体層とを電気的に接続し、前記第2の導体層および前記第2のチョーク用導体層とともに前記第1の誘電体導波管に沿った第2のチョーク路を形成した第4の導体柱とを含んだ第2のチョーク構造をさらに有していることを特徴とする請求項1に記載の誘電体導波管の接続構造。
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