JP5409200B2 - トナー及び画像形成方法 - Google Patents
トナー及び画像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5409200B2 JP5409200B2 JP2009196700A JP2009196700A JP5409200B2 JP 5409200 B2 JP5409200 B2 JP 5409200B2 JP 2009196700 A JP2009196700 A JP 2009196700A JP 2009196700 A JP2009196700 A JP 2009196700A JP 5409200 B2 JP5409200 B2 JP 5409200B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- metal oxide
- mass
- amount
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
久性に優れた高画質なトナー画像を形成し得るトナー及び画像形成方法を提供することにある。
0−M10)/(90−10)は、相対湿度1%に対する金属酸化物の吸着水分量を示し
ている。(M90−M10)/(90−10)が0.0001以上0.0070以下であ
ることにより、環境安定性、現像耐久性、部材汚染、停止スジに優れた性能を示す。更に好ましくは、(M90−M10)/(90−10)が0.0001以上0.0050以下
である。(M90−M10)/(90−10)が0.0001以上0.0050以下であ
ることにより、高温高湿下において部材汚染、特に現像スジに優れた性能を示す。更に好ましくは、(M90−M10)/(90−10)が0.0001以上0.0040以下で
ある。高温高湿下においてカブリや部材汚染に優れた性能を示す。
(M90−M10)/(90−10)が0.0001より小さい場合には、低温環境下
において、帯電性が過多になりやすく現像耐久性が悪くなる。(M90−M10)/(9
0−10)が0.0070より大きい場合には、高湿環境下において、カブリや部材汚染が悪くなる。
態での処理や金属酸化物表面の高温処理工程の繰り返し、また未変性のシリコーンワニス、各種変性シリコーンワニス、未変性のシリコーンオイル、各種変性シリコーンオイル、シラン化合物、シランカップリング剤などの表面処理剤によって調整される。
oleum gas)状態での直接酸化、又は表面を燃焼酸化や酸塩基などの重縮合触媒
による金属酸化物表面の重縮合処理をすることで本発明の特徴である相対湿度1%あたりの水分吸着量が少なく、且つ表面細孔の少ない金属酸化物が得られると考えられる。また細孔状態や粒径調整は、金属酸化物を供給する不活性ガスの流量または金属酸化物の供給量を変更することにより行われる。
・サンプル :約1.0gのトナーを秤量し、これを100kg/cm2の荷重で1分
間加圧成型器を用いて成型してサンプルとする。
・ダイ穴径 :1.0mm
・ダイ長さ :1.0mm
・シリンダ圧力:9.807×105(Pa)
・測定モード :昇温法
・昇温速度 :4.0℃/min
上記の方法により、50乃至200℃におけるトナーの粘度(Pa・s)を測定し、100℃の粘度(Pa・s)を求める。ここで得た値をトナーの定荷重押し出し方式の細管式レオメータ測定における100℃粘度とする。
本発明におけるトナーのテトラヒドロフラン(THF)可溶分について測定した分子量分布のチャートの一例を図2乃至図4に示す。
図3において、メインピークP(M1)での高さをH(M1)(メインピークにおける分子量をM1とする)で示した。また、図3において、分子量4,000での高さをH(4,000)で示した。
また、図4は図3と同じ分子量分布のチャートを示しており、分子量が500乃至2,500の領域の積分値をS1、分子量2,500乃至15,000の領域の積分値をS2、分子量15,000乃至1,000,000の領域の積分値をS3で示した。
図2乃至4で示すような本発明で規定する分子量分布を満足したトナーは、以下に記載する効果を有する。
ここで、H(4,000)及びH(M1)がH(4,000):H(M1)=(0.100乃至0.950):1.00を満足することが好ましい。H(4,000)がH(M1)に対して0.100未満である場合は、低温定着性が悪くなり好ましくない。特に、H(4,000)がH(M1)に対して0.100未満であることは、グロスの向上に有効である低分子量成分の量が少ないことを意味し、グロスが低下してしまう傾向にある。また、H(4,000)がH(M1)に対して0.950を超える場合には、耐オフセット性が悪化して好ましくない。さらにH(4,000):H(M1)=(0.200乃至0.750):1.00が好ましい。なお、本発明において、H(4000)の値とH(M1)の値は、低分子量樹脂の量や結着樹脂製造時の開始剤量、反応温度及び反応時間により調整することができる。
これらの荷電性制御剤の添加量としては、結着樹脂又は重合性単量体に対し0.01乃至10.00質量%が好ましい。
さらに、上記硫黄元素含有重合体は、ある程度の酸価を有することが好ましい。一般的に塩基性を有することの多い着色剤との組み合わせにおいて、該重合体の酸と着色剤表面の塩基が結合し、いわば着色剤は表面処理された状態になる。このことにより着色剤を電荷のリークポイントとする電荷のリークが抑制され、トナーの帯電量分布がより均一になり、連続画像出力をした場合においても高い転写性を維持することができるようになる。
本発明に係る硫黄元素含有重合体は、上記単量体の単重合体であっても構わないが、上記単量体と他の単量体との共重合体であることが好ましい。上記単量体と共重合体をなす単量体としては、ビニル系芳香族炭化水素、(メタ)アクリル酸エステルの如き重合性単量体が好ましく用いられる。
なお、上記結着樹脂において、硫黄元素を有するモノマーに由来するユニットの存在やそのモル比については、蛍光X線装置、質量分析装置により求めることができる。
また、トナー中の硫黄元素含有重合体の含有量は、キャピラリー電気泳動法などを用いて測定することができる。
硫黄元素含有重合体の分子量は、重量平均分子量(Mw)が500乃至100,000が好ましい。より好ましくは1,000乃至70,000であり、さらに好ましくは5,000乃至50,000である。
なお、上記の如き物性を求めるにあたって、硫黄元素含有重合体のトナーからの抽出を必要とする場合には、抽出方法は特に制限されるものではなく、任意の方法を用いることができる。
成物を造粒して重合性単量体組成物粒子を製造する造粒工程、該重合性単量体組成物粒子中の該重合性単量体を重合する重合工程を少なくとも経ることによりトナー粒子を製造する重合法である。を所望により単量体組成物に添加することができる。
移点は、より好ましくは40乃至70℃であり、特に好ましくは40乃至65℃である。
該付加反応性樹脂の添加量は、トナー粒子中の結着樹脂100質量部中に、好ましくは0.1乃至75質量部である。
樹脂の分子は、複数の種類の原子から構成されており、その構成原子は固有の電気陰性度を有しており、原子によってその値は大きく異なっている。この電気陰性度の差により分子内では電子が局在化する。このときの局在化は、構成される原子の種類、数、結合様式によって状態が変化し、分子鎖の極性が変化する。
例えば、エ−テル鎖(−CH2−O−CH2−)などでは炭素原子上の電子が少し欠乏(δ+)していて、酸素原子上の電子は少し過剰(δ−)であり、さらに酸素原子を頂点とした結合角が生じている状態にある。このように分極した分子鎖が多数あれば、分子すなわち樹脂の極性が大きくなり、分極した分子鎖が少なければ小さくなる。また、一般的に炭化水素からなる分子は極性が低い。
架橋成分としては、トリメリット酸、1,2,4−トリカルボン酸トリ−n−エチル、1,2,4−トリカルボン酸トリ−n−ブチル、1,2,4−トリカルボン酸トリ−n−ヘキシル、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリイソブチル、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリ−n−オクチル、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリ−2−エチルヘキシル及びトリカルボン酸の低級アルキルエステルが使用できる。但し、これらに制限されるものではなく、他の三価以上の酸成分あるいは三価以上のカルボン酸低級アルキルエステルを架橋成分として用いることができる。
また、本発明に用いることのできるポリエステル樹脂の特性を損なわない程度に、一価のカルボン酸成分、一価のアルコール成分を用いても良い。
上記ビニル変性ポリエステル樹脂は、前記樹脂を構成するモノマー成分としてビニル系モノマーを1乃至60質量%含有していることが好ましく、より好ましくは10乃至50質量%であり、更には15乃至40質量%含有していることが好ましい。
本発明に用いられるビニル変性ポリエステル樹脂を生成するために使用することが出来るビニル系単量体としては、スチレンと共重合可能なビニル系重合性単量体であり、シェルを構成する際に用いられる重合性単量体を用いることができる。
レン、ポリプロピレンの如きポリオレフィンワックス及びその誘導体、カルナバワックス、キャンデリラワックスの如き天然ワックス及びその誘導体などで、誘導体には酸化物や、ビニル系モノマーとのブロック共重合物、グラフト変性物を含む。さらには、高級脂肪族アルコール、ステアリン酸、パルミチン酸等の脂肪酸、あるいはその化合物、酸アミドワックス、エステルワックス、ケトン、硬化ヒマシ油及びその誘導体、植物系ワックス、動物性ワックス、シリコーン樹脂も使用できる。
トナー粒子の結着樹脂の分子量をコントロールする為に、連鎖移動剤を添加してもよい。好ましい添加量としては、重合性単量体の0.001乃至15.000質量%である。
ス、メチルヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、デンプン。
また、市販のノニオン、アニオン、カチオン型の界面活性剤の利用も可能である。このような界面活性剤としては、以下のものが挙げられる。ドデシル硫酸ナトリウム、テトラデシル硫酸ナトリウム、ペンタデシル硫酸ナトリウム、オクチル硫酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ラウリル酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム。
1)流動性付与剤:金属酸化物(例えばシリカ,アルミナ,酸化チタン)、カーボンブラック及びフッ化カーボン。それぞれ、疎水化処理を行ったものがより好ましい。
2)研磨剤:金属酸化物(例えばチタン酸ストロンチウム,酸化セリウム,アルミナ,酸化マグネシウム,酸化クロム)、窒化物(例えば窒化ケイ素)、炭化物(例えば炭化ケイ素)、金属塩(例えば硫酸カルシウム,硫酸バリウム,炭酸カルシウム)。
3)滑剤:フッ素系樹脂粉末(例えばフッ化ビニリデン,ポリテトラフルオロエチレン)、脂肪酸金属塩(例えばステアリン酸亜鉛,ステアリン酸カルシウム)。
4)荷電制御性粒子:金属酸化物(例えば酸化錫,酸化チタン,酸化亜鉛,シリカ,アルミナ)、カーボンブラック。
メタノール及び水の混合溶媒に対する無機微粉体の濡れ性を780nmの波長の光の透過率で測定し、メタノール滴下透過率曲線作製して、透過率が50%のときのメタノール濃度(体積%)を疎水化度とする。測定装置として、例えば(株)REHSCA(レスカ)社製の粉体濡れ性試験機WET−101Pを用いることができる。
トナーのTHF不溶分とは、THF溶媒に対して不溶性となった超高分子ポリマー成分(実質的に架橋ポリマー)の質量割合を示す。トナーのTHF不溶分とは、以下のように測定された値をもって定義する。
THF不溶分(質量%)=(W1−(W3+W2))/(W1−W3)×100
トナーのTHF不溶分は、結着樹脂の重合度、架橋度によって調整することができる。
ることが出来る。これらの着色剤は、単独又は混合して、更には固溶体の状態で用いることが出来る。
染料を処理する好ましい方法として、予めこれらの染料の存在下に重合性単量体を重合し、得られた着色重合体を単量体組成物に添加する。又、カーボンブラックについては、上記染料と同様の処理の他、カーボンブラックの表面官能基と反応する物質(例えば、オルガノシロキサン等)で処理を行ってもよい。
本発明における金属酸化物の吸着水分量は、例えば吸着平衡測定装置(JTトーシ社製「EAM−02」)によって測定することができる。これは、対象とする気体(本発明の場合は水)のみが存在する条件下で固−気平衡に到達させ、この時の固体重量と蒸気圧を測定する装置である。
溶媒液としての水中には空気が溶解しているため、脱気を行う必要がある。先ず、水を液だめに入れ、真空排気部を作動させ、空気弁V2、V3(液だめバルブ)を交互に開閉し、溶存している空気を除去する。上記操作を数回繰り返し、水中に気泡が見られなくなった時点で脱気終了とする。
乾物質量の測定、水中の溶存空気の脱気に続いて、真空容器内を真空下に保持したまま空気弁V1、V2を閉じ、空気弁V3を開くことによって、液だめから水蒸気を導入し、空気弁を閉める。次いで、空気弁V1を開くことによって、溶媒蒸気を真空容器内に導入し、その圧力を圧力センサーにより測定する。真空容器内の圧力が設定圧力に達しない場合は、上記操作を繰り返すことにより真空容器内の圧力を設定圧力にする。平衡に達すると、真空容器内の圧力と重量が一定になるので、その時の圧力と温度、及び試料重量を平衡データとして測定する。
本装置では、圧力の設定は相対蒸気圧(%RH)で行い、吸着等温線は、吸着量(%)と相対蒸気圧(%RH)で表示される。吸着量と相対蒸気圧の計算式を以下に示す。
M={(Wk−Wc)/Wc}×100
Pk=(Q/Q0)×100
(ここで、Mは吸着水分量(%)、Pkは相対蒸気圧(%RH)、Wk(mg)は試料質量、Wc(mg)は試料の乾物質量、Q0(mmHg)は、吸・脱着平衡時の温度Tk(℃)からAntoineの式により求められる水の飽和蒸気圧、Q(mmHg)は平衡データとして測定した圧力、をそれぞれ示す。)
メタノール及び水の混合溶媒に対する金属酸化物の濡れ性を780nmの波長の光の透過率で測定し、メタノール滴下透過率曲線作製して、透過率が50%のときのメタノール濃度を疎水化度(体積%)とする。測定装置として、例えば(株)REHSCA(レスカ)社製の粉体濡れ性試験機WET−101Pを用いることができ、具体的な測定操作としては、以下に例示する方法が挙げられる。
次に、この調製された測定用サンプル液を6.67s−1の速度で攪拌しながら、メタノールを1.3ml/min.の滴下速度で連続的に添加し、浮遊している金属酸化物を沈降・溶媒中に分散させる。メタノールを滴下する間、測定用サンプルの、波長780nmの光の透過光強度を測定して透過率を求め、メタノール滴下透過率曲線を作成する。ここで撹拌は、マグネティックスターラー(例えば、長さ25mm、最大径8mmの紡錘形であり、テフロン(登録商標)コーティングを施されたもの)を用いて行うことができる。そして、透過率が50%のときのメタノール濃度を、その金属酸化物のDmとして算出する。
検体である金属酸化物の疎水化度が60%未満である場合は、メタノール60体積%と水40体積%とからなる含水メタノール溶液に該検体を添加すると、溶媒中にすぐ分散してしまい、透過率曲線を求めることができない。そのため、検体である金属酸化物のDmが60%未満である場合は、初期溶液のメタノール濃度を0%に設定して測定した。
上記条件で金属酸化物を測定した場合、透過率が50%のときのメタノール濃度をDm体積%と規定した。
本発明で用いられる金属酸化物の体積基準のメジアン径(D50)の測定は、JIS Z8825−1(2001年)に準じて測定されるが、具体的には以下の通りである。
測定装置としては、レーザー回折・散乱式粒度分布測定装置「LA−920」(堀場製作所社製)を用いる。測定条件の設定および測定データの解析は、LA−920に付属の専用ソフト「HORIBA LA−920 for Windows WET(LA−920) Ver.2.02」を用いる。また、測定溶媒としては、予め不純固形物などを除去したイオン交換水を用いる。
測定手順は、以下の通りである。
(1)バッチ式セルホルダーをLA−920に取り付ける。
(2)所定量のイオン交換水をバッチ式セルに入れ、バッチ式セルをバッチ式セルホルダーにセットする。
(3)専用のスターラーチップを用いて、バッチ式セル内を撹拌する。
(4)「表示条件設定」画面の「屈折率」ボタンを押し、ファイル「110A000I」(相対屈折率1.10)を選択する。
(5)「表示条件設定」画面において、粒子径基準を体積基準とする。
(6)1時間以上の暖気運転を行った後、光軸の調整、光軸の微調整、ブランク測定を行う。
(7)ガラス製の100ml平底ビーカーに約60mlのイオン交換水を入れる。この中に分散剤として、「コンタミノンN」(非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、有機ビルダーからなるpH7の精密測定器洗浄用中性洗剤の10質量%水溶液、和光純薬工業社製)をイオン交換水で約3質量倍に希釈した希釈液を約0.3ml加える。
(8)発振周波数50kHzの発振器2個を、位相を180度ずらした状態で内蔵し、電気的出力120Wの超音波分散器「Ultrasonic Dispension System Tetora150」(日科機バイオス社製)を準備する。超音波分散器の水槽内に約3.3lのイオン交換水を入れ、この水槽中にコンタミノンNを約2ml添加する。
(9)前記(7)のビーカーを前記超音波分散器のビーカー固定穴にセットし、超音波分散器を作動させる。そして、ビーカー内の水溶液の液面の共振状態が最大となるようにビーカーの高さ位置を調整する。
(10)前記(9)のビーカー内の水溶液に超音波を照射した状態で、約1mgの金属酸化物を少量ずつ前記ビーカー内の水溶液に添加し、分散させる。そして、さらに60秒間超音波分散処理を継続する。尚、この際に金属酸化物が固まりとなって液面に浮く場合があるが、その場合はビーカーを揺り動かすことで固まりを水中に沈めてから60秒間の超音波分散を行う。また、超音波分散にあたっては、水槽の水温が10℃以上40℃以下となる様に適宜調節する。
(11)前記(10)で調製した金属酸化物が分散した水溶液を、気泡が入らないように注意しながら直ちにバッチ式セルに少量ずつ添加して、タングステンランプの透過率が90%〜95%となるように調整する。そして、粒度分布の測定を行う。得られた体積基準の粒度分布のデータを元に、体積基準のメジアン径(D50)を算出する。
本発明におけるゼータ電位の測定は、以下の方法によって行った。
使用する溶剤は、メタノール試薬(純度99%以上、和光純薬製)であり、ゼータ電位に対する水分の影響を除去する目的で脱水剤(モレキユラーシーブ3A、関東化学)にて0.1%以下に脱水したものを使用した。
ゼータ電位の測定は、金属酸化物 5mgを、メタノール試薬20mL中に加え、超音波分散(BRANSON3510)にて3分間分散させてゼータ電位測定サンプルとした。得られたサンプルを、動的光散乱法によるゼータ電位測定装置であるゼータサイザーナノZS(シスメックス株式会社製)を用い、メンテナンスフリーキャピラリーゼータ電位セルを用いて測定を行った。、測定条件としては、23℃、印加電圧120Vで行った。
錠剤成型装置を用いて、試料を錠剤に成型する。初めに、試料約0.3gを錠剤成型室に入れる。次いで、押棒を錠剤成型室に差し込み、油圧ポンプにより250kg/cm2で5分間加圧し、直径約13mm,高さ約2〜3mmのペレット状の錠剤を成型する。ここで得られた錠剤は必要に応じて表面及び裏面に導電剤をコートし、例えば、HEWLETT PAKARD社製16008A RESISTIVITYCELL;または同社製4329A HIGH RESISTANCE METERを用いて温度23.5℃、湿度65%RHの環境下で電圧1000V印加時の抵抗値R(Ω)を測定し、下記計算式(4)により比電気抵抗値ρ(Ω・cm)を求める。
ρ=R×S/l (4)
(式中、Sは試料の断面積(cm2)、lは試料の高さ(cm)を表す。)
本発明のGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)によるクロマトグラムの
分子量は次の条件で測定される。
<測定条件>
・カラム(昭和電工株式会社製):Shodex GPC KF−801,Shodex GPC KF−802,Shodex GPC KF−803,Shodex GPC KF−804,Shodex GPC KF−805,Shodex GPC KF−806,Shodex GPC KF−807(直径8.0mm、長さ30cm)の7連
・温度:40℃
・流速:0.6ml/min
・検出器:RI
・サンプル濃度:0.1質量%の試料を10μl
一般に、GPCの分子量分布の測定では、高分子量側はベースラインからクロマトグラムが立ち上がり開始点から測定を始め、低分子量側は分子量約400まで測定する。
本発明において、示差走査熱量計(DSC)としてM−DSC(商品名、TA−インストルメンツ社製)を用いた。測定するトナー試料6mgを精秤する。これをアルミパン中に入れ、リファレンスとして空のアルミパンを用い、測定温度範囲20乃至200℃の間で、昇温速度1℃/分、常温常湿下で測定を行う。このときのモジュレーション振幅±0.5℃、周波数1/minで測定する。得られるリバーシングヒートフロー曲線から最大ガラス転移点Tg(℃)を計算する。Tgは、吸熱前後のベースラインと吸熱による曲線の接線との交点の中心値をTg(℃)として求めたものである。
トナーの粒度分布の測定
測定装置としては、コールターカウンターTA−II或いはコールターマルチサイザーII(コールター社製)を用いる。電解液は、1級塩化ナトリウムを用いて、約1%NaCl水溶液を調製する。例えば、ISOTON−II(コールターサイエンティフィックジャパン社製)が使用できる。測定方法としては、前記電解水溶液100ml中に分散剤として、界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩)を、0.11ml加え
、さらに測定試料を5mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1分間分散処理を行い、前記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、トナー粒子の体積及び個数をチャンネルごとに測定して、トナーの体積分布と個数分布とを算出する。それから、トナー粒子の体積分布から求めた重量基準のトナーの重量平均粒径(D4)(各チャンネルの中央値をチャンネル毎の代表値とする)を求める。
イオン交換水20mlに、分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩を適量加えた後、測定試料0.02gを加え、発振周波数50kHz、電気的出力150ワットの卓上型の超音波洗浄器分散機(例えば「VS−150」(ヴェルヴォクリーア社製など)を用いて2分間分散処理を行い、測定用の分散液とした。その際、分散液の温度が10℃以上40℃以下となる様に適宜冷却した。
測定には、標準対物レンズ(10倍)を搭載した前記フロー式粒子像分析装置を用い、シース液にはパーティクルシース「PSE−900A」(シスメックス社製)を使用した。前記手順に従い調整した分散液を前記フロー式粒子像分析装置に導入し、HPF測定モードで、トータルカウントモードにて3,000個のトナー粒子を計測して、粒子解析時の2値化閾値を85%とし、解析粒子径を円相当径1.98μm以上、19.92μm以下に限定し、トナー粒子の平均円形度および円形度標準偏差を求めた。
測定にあたっては、測定開始前に標準ラテックス粒子(例えばDuke Scientific社製5100Aをイオン交換水で希釈)を用いて自動焦点調整を行う。その後、測定開始から2時間毎に焦点調整を実施することが好ましい。
金属酸化物を測定する場合には、測定試料の量を「0.02g」に変えて「0.01g」とし、「標準対物レンズ(10倍)」に変えて「高倍率撮像ユニット(対物レンズ(20倍))」とする。さらに、解析粒子径を「円相当径1.98μm以上、19.92μm以下」に変えて「円相当径0.80μm以上、1.98μm以下」とすること以外には、トナー粒子測定時と同様の方法にて行った。
接触一成分現像方法としては、非磁性トナーを用いて、例えば図6に示すような現像装置90を用い現像することが可能である。
することがある)を収容する現像容器91、現像容器91に収納されている一成分現像剤98を担持し、現像領域に搬送するための現像剤担持体92、現像剤担持体上に現像剤を供給するための供給ローラー95、現像剤担持体上の現像剤層の厚みを規制するための現像剤層厚規制部材としての弾性ブレード96、現像容器91内の現像剤98を撹拌するための撹拌部材97を有している。
現像剤担持体92としては、ローラー基体93上に、発泡シリコーンゴム等の弾性を有するゴム又は樹脂等の弾性部材によって形成された弾性層94を有する弾性ローラーを用いることが好ましい。
この弾性ローラー92は、潜像保持体である感光体としての感光体99の表面に圧接して、弾性ローラー表面に塗布されている一成分系現像剤98により感光体に形成されている静電潜像を現像すると共に、転写後に感光体上に存在する不要な一成分現像剤98を回収する。現像時、弾性ローラーには、直流及び/又は交流の現像バイアスが印加される。
燃焼器に酸素を180m3(標準状態)/h、LPG(Liquefied petroleum gas)を2m3(標準状態)/hで供給してアルミニウム粉末の着火用の火炎を形成した。次にアルミニウム粉末(平均粒径約60μm、供給量18kg/h)を金属酸化物粉末供給装置から窒素ガス(供給量1.8m3(標準状態)/h)と共に燃焼
器を通して反応炉へ供給した。反応炉内で金属酸化物は火炎により燃焼して酸化されて金属酸化物1を得た。金属酸化物の物性を表1に示す。
金属酸化物1を用い、分子中にケイ素−窒素結合を有するシランカップリング剤としてヘキサメチルジシラザン〔東レダウコーニング社製シランカップリング剤Z−6079(商品名)〕を用い、以下に示すように、シランカップリング剤による表面処理および固液分散体の調製を行った。
金属酸化物1 100質量部をヘンシェルミキサーに入れ、100℃で、回転速度1,600rpmで攪拌しながら、上記ヘキサメチルジシラザンとトルエンとの質量比1:1の混合液1.0質量部を、エアースプレーを用いて霧化しつつ、上記金属酸化物1に吹き付け、金属酸化物1のシランカップリング剤による表面処理を行った。さらに、上記処理混合物を回転速度1,500rpmで15分間攪拌した後、120℃で3時間乾燥することによって、金属酸化物2を得た。上記のシランカップリング剤による表面処理により、金属酸化物1の粒子表面はシランカップリング剤により被覆されていた。この際のシランカップリング剤の表面処理量(シランカップリング剤の被覆量)は、金属酸化物1に対し1.0質量%であった。
金属酸化物1を用い、ヘキサメチルジシラザンとトルエンとの質量比1:1の混合液の吹きつけ量を3.0質量部とした以外は金属酸化物2の製造例と同様にして、金属酸化物3を得た。この際のシランカップリング剤の表面処理量(シランカップリング剤の被覆量)は、金属酸化物1に対し3.0質量%であった。
金属酸化物1を用い、ヘキサメチルジシラザンとトルエンとの質量比1:1の混合液の吹きつけ量を4.8質量部とした以外は金属酸化物2の製造例と同様にして、金属酸化物4得た。この際のシランカップリング剤の表面処理量(シランカップリング剤の被覆量)は、金属酸化物1に対し4.8質量%であった。
燃焼器への酸素の供給量を180(標準状態)m3/hから160m3(標準状態)/h、LPG、窒素ガスの供給量を1.8m3(標準状態)/hから2.0m3/h(標準状態)に変更した以外は金属酸化物1と同様に金属酸化物5を得た。
燃焼器への酸素の供給量を180m3(標準状態)/hから140m3(標準状態)/Hr、LPG、窒素ガスの供給量を1.8m3(標準状態)/hから2.0(標準状態)m3/hに変更した以外は金属酸化物1と同様に金属酸化物6を得た。
燃焼器に酸素を180m3(標準状態)/h、LPGを1m3(標準状態)/hで供給してアルミニウム粉末の着火用の火炎を形成した。次ぎに金属酸化物1(平均粒径約0.7μm 供給量10kg/h)を金属粉末供給装置から窒素ガス(供給量1.8m3(標準状態)/h)と共に燃焼器を通して反応炉へ供給した。反応炉内で金属粉末は火炎により燃焼して酸化されて金属酸化物7を得た。
金属酸化物1をコアンダ効果を利用した多分割分級装置(日鉄鉱業社製エルボジェット分級機)で超微粉及び粗粉を同時に厳密に分級除去してメジアン径0.67μmの金属酸
化物8を得た。
金属酸化物1を奈良機械製作所製のハイブリタイゼーションシステムを用い、金属酸化物1(供給量 10kg/h)の投入から排出弁開放までの時間(サイクルタイム)と分散ロータの回転数は、周速を1.2×105mm/秒、サイクルタイムを55〜60秒として金属酸化物の表面処理を行い、金属酸化物9を得た。
燃焼器に酸素を180m3(標準状態)/h、LPGを2m3(標準状態)/hで供給してアルミニウム粉末の着火用の火炎を形成した。次ぎにアルミニウム粉末(平均粒径約60μm 供給量2kg/h)を金属酸化物粉末供給装置から窒素ガス(供給量2.0m3(標準状態)/h)と共に燃焼器を通して反応炉へ供給した。反応炉内で金属粉末は火炎により燃焼して酸化されて金属酸化物10を得た。
燃焼器に酸素を180m3(標準状態)/h、LPGを2m3(標準状態)/hで供給してアルミニウム粉末の着火用の火炎を形成した。次ぎにアルミニウム粉末(平均粒径約60μm 供給量6kg/h)を金属酸化物粉末供給装置から窒素ガス(供給量1.8m3(標準状態)/h)と共に燃焼器を通して反応炉へ供給した。反応炉内で金属粉末は火炎により燃焼して酸化されて金属酸化物11を得た。
燃焼器に酸素を180m3(標準状態)/h、LPGを2m3(標準状態)/hで供給してアルミニウム粉末の着火用の火炎を形成した。次ぎにアルミニウム粉末(平均粒径約60μm 供給量40kg/h)を金属酸化物粉末供給装置から窒素ガス(供給量2.0m3(標準状態)/h)と共に燃焼器を通して反応炉へ供給した。反応炉内で金属粉末は火炎により燃焼して酸化されて金属酸化物12を得た。
四塩化チタンと酸素の混合ガスを1,050℃にそれぞれ予熱して反応温度1,600℃で二酸化チタンAを得た。得られた二酸化チタンAの粒径は0.71μmであった。次に燃焼器に酸素を180m3(標準状態)/h、LPGを2m3(標準状態)/hで供給して二酸化チタンAの着火用の火炎を形成した。次に二酸化チタンA(平均粒径約0.70μm 供給量8kg/h)を金属粉末供給装置から窒素ガス(供給量2.0m3(標準状態)/h)と共に燃焼器を通して反応炉へ供給した。反応炉内で金属粉末は火炎により燃焼して酸化されて金属酸化物13を得た。
硫酸法で得られたメタチタン酸を脱鉄漂白処理した後、4.0N水酸化ナトリウム水溶液を加えpH9.0とし、脱硫処理を行い、その後、6.0N塩酸によりpH5.4まで中和し濾過水洗を行った。洗浄済みケーキに水を加えTiO2として1.25モル/リットルのスラリー1とした後、6.0N塩酸を加えpH1.1とし解膠処理を行った。この解膠含水酸化チタンをTiO2として0.156モルを採取し、3リットルの反応容器に投入し、該解膠含水酸化チタンスラリー1にSrO/TiO2モル比で1.15の塩化ストロンチウム水溶液を添加した後、TiO2濃度0.156モル/リットルに調整し、窒素ガスを吹き込み20分間放置し反応容器内を窒素ガス置換した。次に、この反応容器に窒素を流しながら、さらに撹拌混合しつつメタチタン酸と塩化ストロンチウムの混合溶液を90℃に加温した後、2.5N水酸化ナトリウム水溶液150mLを24時間かけて添加し、その後、90℃で1時間撹拌を続け反応を終了した。反応後40℃まで冷却し、窒
素雰囲気下において上澄み液を除去し、2.5リットルの純水を加えてデカンテーションを行い2回繰り返して洗浄を行った。その後、ヌッチェで濾過を行い、得られたケーキを110℃の大気中で8時間乾燥してチタン酸ストロンチウムAを得た。次に燃焼器に酸素を180m3(標準状態)/h、LPGを2m3(標準状態)/hで供給して二酸化チタンAの着火用の火炎を形成した。次ぎにチタン酸ストロンチウムA(平均粒径約0.70μm 供給量8kg/h)を金属粉末供給装置から窒素ガス(供給量2.0m3(標準状態)/h)と共に燃焼器を通して反応炉へ供給した。反応炉内で金属粉末は火炎により燃焼して酸化されて金属酸化物14を得た。
金属酸化物14 100重量部をヘンシェルミキサーに入れ、100℃で、回転速度1,600rpmで攪拌しながら、上記ヘキサメチルジシラザンとトルエンとの質量比1:1の混合液2.0重量部を、エアースプレーを用いて霧化しつつ、上記金属酸化物14に吹き付け、金属酸化物14のシランカップリング剤による表面処理を行った。さらに、上記処理混合物を回転速度1,500rpmで15分間攪拌した後、120℃で3時間乾燥することによって、金属酸化物15を得た。
燃焼器に酸素を180m3(標準状態)/h、LPGを1m3(標準状態)/hで供給してアルミニウム粉末の着火用の火炎を形成した。次ぎに金属酸化物7(供給量10kg/h)を金属粉末供給装置から窒素ガス(供給量1.8m3(標準状態)/h)と共に燃焼器を通して反応炉へ供給した。反応炉内で金属粉末は火炎により燃焼して酸化されて金属酸化物16を得た。
燃焼器に酸素を120m3(標準状態)/h、LPGを2m3(標準状態)/hで供給してアルミニウム粉末の着火用の火炎を形成した。次ぎにアルミニウム粉末(平均粒径約60μm 供給量10kg/h)を金属酸化物粉末供給装置から窒素ガス(供給量2.0m3(標準状態)/h)と共に燃焼器を通して反応炉へ供給した。反応炉内で金属粉末は火炎により燃焼して酸化されて金属酸化物17を得た。
金属酸化物1 100質量部をヘンシェルミキサーに入れ、100℃で、回転速度1,600rpmで攪拌しながら、上記ヘキサメチルジシラザンとトルエンとの質量比1:1の混合液16.4質量部を、エアースプレーを用いて霧化しつつ、上記金属酸化物1に吹き付け、金属酸化物1のシランカップリング剤による表面処理を行った。さらに、上記処理混合物を回転速度1,500rpmで15分間攪拌した後、120℃で3時間乾燥することによって、金属酸化物18を得た。
金属酸化物5をミキサーに入れ、ミキサー内温度が260℃、周速100m/sで攪拌を開始し、窒素を流通させた。金属酸化物5 100重量部に対して10.0重量部のジメチルシリコーンオイル(粘度50cSt)を、2流体ノズルを用いて噴霧し、金属酸化物1に付着させた。更に、同条件でミキサーの攪拌を続け、60分間保持し、金属酸化物19を得た。
従来用いられていた方法として燃焼器に酸素を50m3(標準状態)/h、LPG(Liquefied petroleum gas)を2m3(標準状態)/hで供給してアルミニウム粉末の着火用の火炎を形成した。次にアルミニウム粉末(平均粒径約60μ
m 供給量20kg/h)を金属酸化物粉末供給装置から窒素ガス(供給量15.0m3(標準状態)/h)と共に燃焼器を通して反応炉へ供給した。反応炉内で金属粉末は火炎により燃焼して酸化されて金属酸化物20を得た。
硫酸チタニル水溶液を加水分解して得た含水酸化チタンを上澄み液の電気伝導度が1,150μS/cmになるまで純水で洗浄してスラリー3を得た。次に、水酸化ナトリウム水溶液を加えてスラリー3のpHを9.0に調整して30分間撹拌を行ってスラリー4を得た。攪拌終了後に塩酸を滴下して、スラリー4のpHを7に調整した後、上澄み液の電気伝導度が250μS/cmになるまで純水を用いて洗浄しスラリー5を得た。
この後、スラリー5に塩酸を添加してpHを1.5に調整し、TiO2として120g/リットルのアナターゼ型の結晶構造を有するチタニアゾル1リットルを得た。ZrO2として250g/リットルのオキシ塩化ジルコニウム水溶液を22.0ml添加後、1時間撹拌した。その後、水酸化ナトリウム水溶液を添加して、スラリー5のpHを7に調整した。上澄み液の電気伝導度が60μS/cmになるまで純水で洗浄した後、濾過、乾燥した。この乾燥物を900℃で1時間焼成してメジアン径が0.05μmの微粉末Aを得た。
次に、微粉末A 100重量部をヘンシェルミキサーに入れ、100℃で、回転速度1,600rpmで攪拌しながら、ヘキサメチルジシラザンとトルエンとの質量比1:1の混合液30.0重量部を、エアースプレーを用いて霧化しつつ、微粉末Aのシランカップリング剤による表面処理を行った。さらに、上記処理混合物を回転速度1,500rpmで15分間攪拌した後、120℃で3時間乾燥することによって、微粉末Bを得た。微粉末Bをミキサーに入れ、ミキサー内温度が260℃、周速100m/sで攪拌を開始し、窒素を流通させた。微粉末B 100重量部に対して5.0重量部のジメチルシリコーンオイル(粘度50cSt)を、2流体ノズルを用いて噴霧し、微粉末Bに付着させた。更に、同条件でミキサーの攪拌を続け、60分間保持し、金属酸化物21を得た。
支燃性ガス供給管を開いて酸素ガス(60m3(標準状態)/h)をバーナーに供給し、着火用バーナーに点火した後、可燃性ガス供給管を開いて水素ガス(60m3(標準状態)/h)をバーナーに供給して火炎を形成し、これに四塩化珪素(200kg/h)を蒸発器にてガス化して供給し、火炎加水分解反応を行わせて微粉末Cを得た。
次に、微粉末Cをミキサーに入れ、ミキサー内温度が260℃、周速100m/sで攪拌を開始し、窒素を流通させた。微粉末C 100重量部に対して5.0重量部のジメチルシリコーンオイル(粘度50cSt)を、2流体ノズルを用いて噴霧し、微粉末Cに付着させた。更に、同条件でミキサーの攪拌を続け、60分間保持し、金属酸化物22を得た。表1−1及び1−2に、上記金属酸化物1乃至22の物性を示す。
(スチレン系樹脂(1)の製造例)
滴下ロート、リービッヒ冷却管及び攪拌機を備えた耐圧反応機にキシレン40質量部を入れて210℃まで昇温した。このときの圧力は0.32MPaであった。これにスチレンモノマー100質量部及びn−ブチルアクリレート0.12質量部及びジ−tert−ブチルパーオキサイド3.4質量部の混合物を滴下ロートに仕込み、210℃のキシレンに3.5時間かけて加圧下(0.32MPa)で滴下した。滴下後、更に180℃で2時間反応を行い、溶液重合を完了して、キシレンを除去した。得られたスチレン系樹脂の重量平均分子量は2,650で、Tgは56℃であった。これをスチレン系樹脂(1)とする。
滴下ロート、リービッヒ冷却官、窒素封入管(窒素流量100ml/min)及び攪拌機を備えた反応機にキシレン700質量部を入れて145℃まで昇温した。これにスチレンモノマー100質量部、ジ−tert−ブチルパーオキサイド8.1質量部の混合物を滴下ロートに仕込み145℃のキシレンに1.5時間かけて常圧で滴下した。更にキシレン還流下(137℃乃至145℃)で2時間反応を行い、溶液重合を完了して、キシレンを除去した。得られたスチレン系樹脂の重量平均分子量は8,000で、Tgは60℃であった。これをスチレン系樹脂(2)とする。
キシレン20質量部、スチレン80質量部、n−ブチルアクリレート20質量部、開始剤としてジ−tert−ブチルパーオキサイド2.2質量部の混合物を、リービッヒ冷却官及び攪拌機を備えた反応機に仕込み重合温度100℃にて24時間で重合を行った。その後、キシレンを除去してスチレン系樹脂(3)を得た。得られたスチレン系樹脂の重量平均分子量は38万で、Tgは62℃であった。これをスチレン系樹脂(3)とする。
表2に上記で得られたスチレン系樹脂(1)乃至(3)の物性を合わせて示す。
表2に示すNMRスペクトルの測定は、次の条件で測定した。
測定装置 :FT NMR装置 JNM−EX400(日本電子社製)
測定周波数:400MHz
パルス条件:5.0μs
データポイント:32768
周波数範囲:10500Hz
積算回数 :10000回
測定温度 :60℃
試料 :測定試料50mgを直径5mmのサンプルチューブに入れ、溶媒としてCDCl3を添加し、これを60℃の恒温槽内で溶解させて調製する。
A:ピークあり
B:ピークなし
還流管,撹拌機,温度計,窒素導入管,滴下装置及び減圧装置を備えた加圧可能な反応容器に、溶媒としてメタノール255質量部、2−ブタノン145質量部及び2−プロパノール100質量部、モノマーとしてスチレン88質量部、アクリル酸2−エチルヘキシル6.2質量部、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸5.1質量部を添加して撹拌しながら還流温度まで加熱した。重合開始剤である2,2’−アゾビスイソブチロニトリル1.0質量部を2−ブタノン20質量部で希釈した溶液を30分かけて滴下して5時間撹拌を継続した。更に2,2’−アゾビスイソブチロニトリル1.2質量部を2−ブタノン20質量部で希釈した溶液を30分かけて滴下して、更に5時間撹拌して重合を終了した。
前述の溶液をMEKの20倍量のメタノール中に徐々に投じ再沈殿した。得られた沈殿物を再沈殿に使用した量の2分の1のメタノールで洗浄し、ろ過した粒子を35℃にて48時間真空乾燥した。
:400MHz)で測定された組成は仕込み量どおりであった。得られた樹脂を負荷電性制御樹脂1とする。
・テレフタル酸 :11.2mol・ビスフェノールA−プロピレンオキシド2モル付加物(PO−BPA):10.2mol
上記ポリエステルモノマーをエステル化触媒とともにオートクレーブに仕込み、減圧装置、水分離装置、窒素ガス導入装置、温度測定装置及び撹拌装置をオートクレーブに装着し、窒素雰囲気下、減圧しながら、常法に従って190℃でTgが70℃になるまで反応を行い、ポリエステル系樹脂(1)を得た。物性を表3に示す。
四つ口容器中にイオン交換水720質量部と0.1モル/リットルのNa3PO4水溶液950質量部と1.0モルリットルのHCl水溶液15.0質量部を添加し、高速撹拌装置TK−ホモミキサーを用いて12,000rpmで撹拌しながら、60℃に保持した。ここに1.0モル/リットル−CaCl2水溶液90質量部を徐々に添加し、微細な難水溶性分散安定剤Ca3(PO4)2を含む水系分散媒体を調製した。
n−ブチルアクリレート 16.0質量部
銅フタロシアニン顔料(ピグメントブルー15:3) 6.50質量部
スチレン系樹脂(1) 20質量部
(Mw=2650、Mw/Mn=1.63)
ポリエステル系樹脂(1) 5質量部
負荷電性制御剤1(3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸のアルミニウム化合物)
0.5質量部
負荷電性制御樹脂1 0.5質量部
ワックス〔フィシャートロプシュワックス、吸熱メインピーク温度78.2℃〕
10質量部
上記単量体混合物をアトライターで3時間分散させた単量体混合物1に重合開始剤である1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエート9.0質量部(トルエン溶液50%)を添加した単量体組成物を水系分散媒体中に投入し、高速撹拌装置の回転数を12,000rpmに維持しつつ5分間造粒した。その後、高速撹拌装置をプロペラ式撹拌器に変えて、内温を70℃に昇温させ、ゆっくり撹拌しながら5時間反応させた。原材料及び重合条件を表4に示した。
トナー粒子の物性を表5に示す。
スチレン系樹脂(2) 60質量部
スチレン系樹脂(3) 40質量部
ポリエステル系樹脂(1) 5質量部
銅フタロシアニン顔料 6.5質量部
負荷電性制御剤(3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸のアルミニウム化合物)
0.5質量部
負荷電性制御樹脂(1) 0.5質量部
ワックス〔フィッシャートロプシュワックス、吸熱メインピーク温度78℃〕
10質量部
上記材料をヘンシェルミキサーで混合した後、130℃で二軸混練押出機によって溶融混練を行い、混練物を冷却後、カッターミルで粗粉砕、ジェット気流を用いた微粉砕機を用いて粉砕して、更に風力分級機を用いて分級することによって、重量平均粒径5.9μmの重合体粒子(トナー粒子2)を得た。
トナー粒子1の製造例のスチレンモノマー 64.0質量部を54.0質量部、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエート 9.0質量部を11.5質量部に変更した以外はトナー粒子1の製造例と同様にしてトナー粒子3を得た。
トナー粒子1 100質量部に対し、BET法による比表面積が200m2/g、疎水化度 81である疎水性シリカを1.2質量部と、金属酸化物1を0.15質量部とをヘンシェルミキサー(三井鉱山社製)で140秒間混合した(混合工程1)。その後、120秒間休止した(休止工程1)。120秒間の休止後、直ちに混合を再開し、160秒間混合した(混合工程2)。その後、120秒間休止した(休止工程2)。120秒間の休止後、直ちに混合を再開し、150秒間混合した(混合工程3)。その後、120秒間休止した(休止工程3)。120秒間の休止後、直ちに混合を再開し、150秒間混合した(混合工程4)。上記のように混合工程と休止工程を繰り返すことによる槽内の最高到達温度は約30℃であった。このようにして得られたトナーをトナー1とする。
出力時のフィルミング、停止スジ、現像スジ、及びドラム融着の評価を行った。その結果を表6、表7、表8に示した。
画像濃度については、マクベス濃度計(RD−914;マクベス社製)を用いて、SPI補助フィルターを用い、低温低湿(L/L)(15℃/10%RH)、常温常湿(N/N)(25℃/55%RH)及び高温高湿(H/H)(32.5℃/85%RH)の環境下で出力した画像の定着画像部の画像濃度を測定した。
耐久画像濃度については、それぞれの環境下において2日間放置した後、トナーカ−トリッジにセットし、1.0%の印字比率の画像を17,500枚まで記録紙(75mg/cm2)を用いてプリントアウトした。そして、初期と17,500枚出力時のベタ画像
濃度の評価を、次の評価基準で行った。
ランクA : 1.40以上
ランクB : 1.30乃至1.39
ランクC : 1.20乃至1.29
ランクD : 1.10乃至1.19
ランクE : 1.00乃至1.09
ランクF : 0.99以下
現像スジは17,500枚印字後に得られたハーフトーン画像(トナー載り量0.25mg/cm2)から、下記基準に従い評価した。
A:現像ローラ上にも、ハーフトーン部の画像上にも現像スジと見られる排紙方向の縦 スジは見られない。
B:現像ローラの両端に周方向の細いスジが1乃至2本あるものの、ハーフトーン部の 画像上に現像スジと見られる排紙方向の縦スジは見られない。
C:現像ローラーの両端に周方向の細いスジが3乃至5本あるものの、ハーフトーン部の画像上に現像スジと見られる排紙方向の縦スジは見られない。しかし、画像処理で消せるレベル。
D:現像ローラーの両端に周方向の細いスジが6乃至20本あり、ハーフトーン部の画像上にも細かい現像スジが数本見られる。画像処理でも消せない。
E:現像ローラー上とハーフトーン部の画像上に20本以上の現像スジが見られ、画像処理でも消せない。
図7のような構成を有するタンデム方式のキヤノン製レーザービームプリンタLBP5500の定着ユニットを定着温度が調整できるように改造した改造定着器によってプロセススピ−ド170mm/secで0.5mg/cm2の未定着トナー画像を受像紙にオイルレスで加熱加圧し、受像紙に定着画像を形成した。
定着性は、定着画像を75g/cm2の荷重をキムワイプ〔S−200(株式会社クレシア)〕で10回こすり、こすり前後の濃度低下率が5%未満になる温度を低温オフセット終了温度とし、定着性の評価に使用した。
「リフレクトメータ」(東京電色社製)により測定したプリントアウト画像の白地部分の白色度と転写紙の白色度の差から、カブリ濃度(%)を算出し、下記の基準で画像カブリを評価した。
A:1.0%未満
B:1.0%以上、2.5%未満
C:2.5%以上、4.0%未満
D:4.0%以上、5.5%未満
E:5.5%以上、7.0%未満
F:7.0%以上
停止スジ(クリーニングブレードセット跡ともいう)は、低温低湿(15℃/10%RH)、常温常湿(25℃/55%RH)、高温高湿(32.5℃/85%RH)の環境下で17,500枚耐久画出し後、トナーカートリッジを外し、各々の環境下において15日間放置した。その後、トナーカ−トリッジを再びセットし、ベタ画像(トナー載り量0.35mg/cm2)を出力して停止スジ(排紙方向に対して垂直なスジ)の有無を目視により評価した。
A:感光体上にも、ベタ部の画像上にも排紙方向に対して垂直なクリーニングブレードセ
ット跡は見られない。
B:感光体上に周方向に対して垂直なクリーニングブレードセット跡があるものの、ベタ部の画像上に排紙方向に対して垂直なクリーニングブレードセット跡は見られない。
C:感光体上に周方向に対して垂直なクリーニングブレードセット跡があり、ベタ部の画像上に排紙方向に対して垂直なクリーニングブレードセット跡が少し見られる。しかし、画像処理で消せるレベル。
D:感光体上に周方向に対して垂直なクリーニングブレードセット跡があり、ベタ部の画像上に排紙方向に対して垂直なクリーニングブレードセット跡が見られる。画像処理でも消せない。
フィルミングは、低温低湿(15℃/10%RH)、常温常湿(25℃/55%RH)、高温高湿(32.5℃/85%RH)の環境下で17,500枚耐久画出し後に評価を行った。その際、ベタ黒画像上及び、ベタ白画像画出し後の現像ローラーの汚れの程度を評価した。評価レベルを以下に示す。
A:現像ローラーの表面状態は極めて均一である。
B:現像ローラーの表面状態は均一であるが、極一部にさざ波模様が見える。
C:現像ローラーの表面の一部分にさざ波模様が見える。
D:現像ローラーの表面全体にさざ波模様が見える。
E:現像ローラーの表面のさざ波が成長して、一部凹凸がはっきりわかる。
F:現像ローラーの表面の凹凸が全面に広がりはっきりわかる。
感光ドラム融着は、上記耐久試験で17,500枚耐久後の感光ドラム表面を目視で観
察し、さらに画像欠陥を観察し、下記評価基準に基づいて評価した。
A:耐久中、全く融着が発生しない。
B:耐久中、1〜2点発生するが消失する。画像には現れない。
C:耐久終了後、数点の融着が発生するが消失する。画像にも若干のムラが生じるレベル。
D:耐久終了後、数点の融着が発生し消失しない。画像にもムラが発生する。
E:10点以上の融着が発生。
F:全面に融着が発生。
実施例において、用いるトナー粒子及び金属酸化物を表6〜8に示すように変更した以外は同様にして、トナー2〜24を製造し、実施例1と同様に評価を行った。その評価結果を表6〜8に示した。
Claims (9)
- 少なくとも結着樹脂及び着色剤を含有するトナー粒子と、金属酸化物とを有するトナーであって、
前記金属酸化物は、
(i)酸化アルミニウムであり、
(ii)30℃で測定した水分吸着等温線において、相対湿度10%RH時の吸着水分量をM10(質量%)、相対湿度90%RH時の吸着水分量をM90(質量%)としたとき、(M90−M10)/(90−10)が0.0001以上0.0069以下であり、か
つ、
(iii)前記金属酸化物を添加したメタノール及び水の混合溶媒に、メタノールを滴下しながら、780nmの波長の光の透過率を測る測定において、透過率が50%のときのメタノール濃度が40.0体積%以下である
ことを特徴とするトナー。 - 前記金属酸化物をメタノール中に分散させた状態での金属酸化物のゼータ電位(mV)が、−10.0mV以上60.0mV以下である請求項1に記載のトナー。
- 前記金属酸化物は、30℃での水分吸着等温線において、相対湿度90%RH時の吸着水分量が0.60質量%以下である請求項1または2に記載のトナー。
- 前記金属酸化物の水中で測定されたレーザー回折型粒度分布計における体積基準のメジアン径が0.10μm以上1.00μm以下である請求項1〜3のいずれか一項に記載のトナー。
- 前記金属酸化物のフロー式粒子像分析装置によって測定される円相当径0.80μm以上1.98μm以下の平均円形度が0.950以上1.000以下である請求項1〜4のいずれか一項に記載のトナー。
- 前記金属酸化物は、気相酸化法によって製造された請求項1〜5のいずれか一項に記載のトナー。
- 前記金属酸化物は、体積固有抵抗が1×106Ω・cm以上1×1013Ω・cm以下である請求項1〜6のいずれか一項に記載のトナー。
- 前記トナー粒子は、重合性単量体及び前記着色剤を少なくとも含有する重合性単量体組成物を水系媒体に加え、前記水系媒体中で前記重合性単量体組成物を造粒して重合性単量体組成物粒子を形成し、前記重合性単量体組成物粒子に含まれる前記重合性単量体を重合して得られる請求項1〜7のいずれか一項に記載のトナー。
- 静電潜像担持体を帯電手段により帯電する帯電工程、前記帯電された静電潜像担持体を露光して静電潜像を形成する露光工程、トナー層規制部材でトナー担持体上のトナーを規制する工程、前記静電潜像をトナーで現像してトナー像を静電潜像担持体上に形成する現像工程を有する画像形成方法において、
前記トナーは少なくとも結着樹脂及び着色剤を含有するトナー粒子と、金属酸化物とを有するトナーであって、
前記金属酸化物は、
(i)酸化アルミニウムであり、
(ii)30℃で測定した水分吸着等温線において、相対湿度10%RH時の吸着水分量をM10(質量%)、相対湿度90%RH時の吸着水分量をM90(質量%)としたとき、(M90−M10)/(90−10)が0.0001以上0.0069以下であり、か
つ、
(iii)前記金属酸化物を添加した、メタノール及び水の混合溶媒に、メタノールを滴下しながら、780nmの波長の光の透過率を測る測定において、透過率が50%のときのメタノール濃度が40.0体積%以下である
ことを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009196700A JP5409200B2 (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | トナー及び画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009196700A JP5409200B2 (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | トナー及び画像形成方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011048159A JP2011048159A (ja) | 2011-03-10 |
JP2011048159A5 JP2011048159A5 (ja) | 2012-10-11 |
JP5409200B2 true JP5409200B2 (ja) | 2014-02-05 |
Family
ID=43834545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009196700A Active JP5409200B2 (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | トナー及び画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5409200B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5885522B2 (ja) * | 2012-02-01 | 2016-03-15 | キヤノン株式会社 | トナー粒子の製造方法 |
CN102706970B (zh) * | 2012-06-08 | 2014-04-16 | 云南烟草科学研究院 | 材料吸附性能的快速检测方法 |
JP6987655B2 (ja) * | 2018-01-29 | 2022-01-05 | キヤノン株式会社 | トナー |
JP2019200345A (ja) * | 2018-05-17 | 2019-11-21 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像用二成分現像剤 |
JP7242217B2 (ja) * | 2018-08-27 | 2023-03-20 | キヤノン株式会社 | トナーおよびトナーの製造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5047170B2 (ja) * | 2006-06-08 | 2012-10-10 | キヤノン株式会社 | トナー |
JP4789786B2 (ja) * | 2006-12-06 | 2011-10-12 | キヤノン株式会社 | トナー及び画像形成方法 |
JP4773934B2 (ja) * | 2006-12-06 | 2011-09-14 | キヤノン株式会社 | トナー |
JP4810415B2 (ja) * | 2006-12-06 | 2011-11-09 | キヤノン株式会社 | トナー |
JP5053742B2 (ja) * | 2007-07-20 | 2012-10-17 | キヤノン株式会社 | 画像形成方法 |
-
2009
- 2009-08-27 JP JP2009196700A patent/JP5409200B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011048159A (ja) | 2011-03-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100672882B1 (ko) | 토너 | |
JP2018010285A (ja) | トナー、現像装置、及び画像形成装置 | |
JP2018010288A (ja) | トナー、該トナーを備えた現像装置及び画像形成装置 | |
JP2018010286A (ja) | トナー、現像装置及び画像形成装置 | |
US8623581B2 (en) | Electrostatic image developing toner, developer, and image forming apparatus | |
JP5495685B2 (ja) | トナー | |
JP5230297B2 (ja) | トナー | |
JP2016027399A (ja) | トナー | |
WO2009107829A1 (en) | Toner | |
AU2012248209B2 (en) | Electrostatic image developing toner, image forming apparatus, image forming method, and process cartridge | |
CA2833501C (en) | Toner and image forming apparatus | |
JP2014130242A (ja) | トナー | |
JP5430171B2 (ja) | トナー | |
JP5409200B2 (ja) | トナー及び画像形成方法 | |
JP5046749B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP4909055B2 (ja) | トナー及びトナーの製造方法 | |
JP2008164916A (ja) | トナー及び画像形成方法 | |
JP5268486B2 (ja) | トナー | |
JP5137702B2 (ja) | トナーの製造方法 | |
JP4447926B2 (ja) | マゼンタトナー及びマゼンタ用二成分系現像剤 | |
JP5414339B2 (ja) | トナー及び該トナーの製造方法 | |
KR101849751B1 (ko) | 토너 및 그의 제조방법 | |
JP2019032465A (ja) | 磁性トナー | |
JP2019028122A (ja) | トナー | |
JP7375394B2 (ja) | トナー、現像剤、及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120824 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130716 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131008 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131105 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5409200 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |