JP5408534B2 - 電動雲台装置 - Google Patents
電動雲台装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5408534B2 JP5408534B2 JP2009129863A JP2009129863A JP5408534B2 JP 5408534 B2 JP5408534 B2 JP 5408534B2 JP 2009129863 A JP2009129863 A JP 2009129863A JP 2009129863 A JP2009129863 A JP 2009129863A JP 5408534 B2 JP5408534 B2 JP 5408534B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stepping motor
- count value
- rotary encoder
- positional deviation
- misalignment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Accessories Of Cameras (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
また、雲台では、パン、チルト軸の位置(角度)、或いはそれらにギヤ等で接続されたステッピングモータ軸の位置をロータリエンコーダにより確認し、強風や振動等により位置ずれが発生した時には元の位置に戻す制御や、励磁電流を増やす制御が実行されている(例えば、特許文献1参照。)。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、ステッピングモータの位置ずれ対策を施した雲台を提供することを目的とする。
すなわち、前記1つ以上の軸のうちの少なくとも1つの軸について、当該軸について位置を変化させるステッピングモータと、前記ステッピングモータの位置を検出するロータリエンコーダと、(例えば、予め設定された)所定の時間毎に定期的に前記ロータリエンコーダにより前記ステッピングモータの位置を検出して、位置ずれが検出された場合には、前記ステッピングモータの駆動モードをマイクロステップからフルステップへ変更する制御手段と、を備えた。
すなわち、前記制御手段は、前記少なくとも1つの軸について、前記所定の時間毎に定期的に前記ロータリエンコーダにより前記ステッピングモータの位置を検出して、前回の位置と今回の位置が一致した場合にはカウント値を1増加させ、前回の位置と今回の位置が不一致であった場合には、前記カウント値が(例えば、予め設定された)所定の範囲内であり且つ前記ステッピングモータが停止しているときには前記ステッピングモータの励磁電流を制御して位置ずれを低減させて前記カウント値を初期化する(例えば、ゼロ(0)にする)一方、他のときには前記カウント値を初期化する。
図1には、本発明の一実施例に係る雲台のステッピングモータに関するハードウエアの概略的な構成例を示してある。
本例の雲台は、CPU(Central Processing Unit)1と、パン(水平回転)軸のロータリエンコーダ2と、チルト(垂直回転)軸のロータリエンコーダ3と、パン軸のモータドライバ4と、チルト軸のモータドライバ5、パン軸のステッピングモータ6と、チルト軸のステッピングモータ7を備えている。
ロータリエンコーダ2、3はそれぞれ、対応する各軸もしくはステッピングモータ6、7の軸に取り付けられ、絶対角度或いは角度変化を検出する機能を有している。
モータドライバ4、5は、マイクロステップ駆動に対応した一般的な駆動回路であり、駆動電流(励磁電流)も変更可能なものである。
CPU1は、撮像方向を指定する外部からの制御コマンド等を受けて、雲台が指定された方向に向くように制御するが、基本的には開ループ制御であり、電源投入時や静止中には、ロータリエンコーダ2、3により検出される絶対位置から本来の位置からのずれを検出し、当該ずれ分だけ逆向きにステッピングモータを駆動して、本来の位置に戻す制御を行なう。ステッピングモータはトルク特性が複雑でサーボ制御にそもそも不向きであり、風圧や振動等の外乱がある中でリアルタイムに安定に位置ずれ補正制御するのは困難なため、位置ずれを戻す動作は所定時間間隔を置いて行なう。
ここで、本処理は、CPU1による制御によって行われる。また、CPU1は、各ロータリエンコーダ2、3の検出した角度等や後述のカウント値などの情報を一時的に記憶するメモリを有している。なお、カウント値には、比較対象となる最小値(カウント最小値)と最大値(カウント最大値)が設定されており、それらもCPU1のメモリに記憶されている。
タイマ割り込みが開始すると、CPU1は、前回(前回のタイマ割り込み時)のロータリエンコーダの位置と今回(今回のタイマ割り込み時)のロータリエンコーダの位置が等しいか否かを判定し(ステップS2)、これらが等しいと判定した場合には、カウント値に1を加算して(ステップS3)、タイマ割り込みを終了する(ステップS4)。
Claims (2)
- 1つ以上の軸について位置の調整が可能な電動雲台装置において、
前記1つ以上の軸のうちの少なくとも1つの軸について、
当該軸について位置を変化させるステッピングモータと、
前記ステッピングモータの位置を検出するロータリエンコーダと、
所定の時間毎に定期的に前記ロータリエンコーダにより前記ステッピングモータの位置を検出して、位置ずれが検出された場合には、前記ステッピングモータの駆動モードをマイクロステップからフルステップへ変更する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記少なくとも1つの軸について、前記所定の時間毎に定期的に前記ロータリエンコーダにより前記ステッピングモータの位置を検出して、前回の位置と今回の位置が一致した場合にはカウント値を1増加させ、前回の位置と今回の位置が不一致であった場合には、前記カウント値が所定の範囲内であり且つ前記ステッピングモータが停止しているときには前記ステッピングモータの励磁電流を制御して位置ずれを低減させる位置ずれ補正処理を行って前記カウント値を初期化する一方、他のときには位置ずれ補正処理を行わずに前記カウント値を初期化し、
前記所定の範囲として、前記ステッピングモータの停止直後のオーバシュートによる位置ずれを位置ずれ補正処理の対象としない扱いとする期間より後で、且つ、前記ステッピングモータの停止後に時間を置いて発生した単発的で再発の可能性が低い位置ずれを位置ずれ補正処理の対象としない扱いとする期間より前の範囲に対応するカウント値の範囲を設定した、
ことを特徴とする電動雲台装置。 - 1つ以上の軸について位置の調整が可能な電動雲台装置の位置ずれ補正方法において、
前記電動雲台装置は、前記1つ以上の軸のうちの少なくとも1つの軸について、当該軸について位置を変化させるステッピングモータと、前記ステッピングモータの位置を検出するロータリエンコーダと、を備えており、
所定の時間毎に定期的に前記ロータリエンコーダにより前記ステッピングモータの位置を検出して、位置ずれが検出された場合には、前回の位置ずれの検出から今回の位置ずれの検出までの経過時間が所定の範囲内であり且つ前記ステッピングモータが停止していることを条件に、前記ステッピングモータの駆動モードをマイクロステップからフルステップへ変更する制御ステップを有し、
前記制御ステップは、前記少なくとも1つの軸について、前記所定の時間毎に定期的に前記ロータリエンコーダにより前記ステッピングモータの位置を検出して、前回の位置と今回の位置が一致した場合にはカウント値を1増加させ、前回の位置と今回の位置が不一致であった場合には、前記カウント値が所定の範囲内であり且つ前記ステッピングモータが停止しているときには前記ステッピングモータの励磁電流を制御して位置ずれを低減させる位置ずれ補正処理を行って前記カウント値を初期化する一方、他のときには位置ずれ補正処理を行わずに前記カウント値を初期化し、
前記所定の範囲として、前記ステッピングモータの停止直後のオーバシュートによる位置ずれを位置ずれ補正処理の対象としない扱いとする期間より後で、且つ、前記ステッピングモータの停止後に時間を置いて発生した単発的で再発の可能性が低い位置ずれを位置ずれ補正処理の対象としない扱いとする期間より前の範囲に対応するカウント値の範囲を設定した、
ことを特徴とする電動雲台装置の位置ずれ補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009129863A JP5408534B2 (ja) | 2009-05-29 | 2009-05-29 | 電動雲台装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009129863A JP5408534B2 (ja) | 2009-05-29 | 2009-05-29 | 電動雲台装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010276894A JP2010276894A (ja) | 2010-12-09 |
JP5408534B2 true JP5408534B2 (ja) | 2014-02-05 |
Family
ID=43423911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009129863A Active JP5408534B2 (ja) | 2009-05-29 | 2009-05-29 | 電動雲台装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5408534B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010054603B4 (de) * | 2010-12-15 | 2017-07-20 | Emt Ingenieurgesellschaft Dipl.-Ing. Hartmut Euer Mbh | Elektro-mechanische Winkelpositions-Regelvorrichtung |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005218188A (ja) * | 2004-01-28 | 2005-08-11 | Sony Corp | ステッピングモータの駆動方法及び駆動装置 |
JP4493510B2 (ja) * | 2005-01-25 | 2010-06-30 | ティーオーエー株式会社 | カメラ旋回装置 |
JP4599273B2 (ja) * | 2005-10-26 | 2010-12-15 | キヤノン株式会社 | 雲台装置及びプログラム |
-
2009
- 2009-05-29 JP JP2009129863A patent/JP5408534B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010276894A (ja) | 2010-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7495409B2 (en) | Method and apparatus for eliminating stall and cogging in multi-phase stepping motors | |
JP2010098923A5 (ja) | 駆動装置 | |
JP2013126346A (ja) | モータ制御装置 | |
JP2012115044A (ja) | モータの磁極位置補正方法 | |
JP2007336611A (ja) | 同期モータの制御装置 | |
JP4827687B2 (ja) | ステップモータ駆動装置、レンズ駆動装置及びカメラ | |
JP5408534B2 (ja) | 電動雲台装置 | |
JP2005176458A (ja) | 電動機駆動装置およびそれを用いる電動工具 | |
JP5428825B2 (ja) | モータ駆動装置 | |
JP2005233051A (ja) | バルブ開閉制御装置 | |
JP2004274855A (ja) | ローター位置検出調整方法及びローター位置検出調整装置 | |
JP4493510B2 (ja) | カメラ旋回装置 | |
JP5793648B2 (ja) | モータ駆動装置 | |
JP3871130B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JP6287950B2 (ja) | ステッピングモーター制御装置 | |
JP4498730B2 (ja) | エレベータの異常振動検出装置 | |
JP2001083398A (ja) | 撮像装置 | |
JP4062228B2 (ja) | 直流電動機の駆動装置 | |
JP2006136064A (ja) | 同期モータ制御装置 | |
JP3800532B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JP3888278B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JP6568626B1 (ja) | コンクリートバイブレータ用ブラシレスモータの制御装置 | |
JP2020123861A (ja) | 撮像装置 | |
JP5159287B2 (ja) | 像振れ補正装置、撮像装置および像振れ補正装置の制御方法 | |
JP3453886B2 (ja) | ステッピングモータの脱調防止装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20101128 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20110620 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130611 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131008 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131024 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5408534 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |