JP5408406B2 - シート搬送装置、これを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Description
用紙の先端が排紙合流爪に達した時に、該排紙合流爪を最適な用紙の受取位置に位置させる機構を備えるシート搬送装置において、
反転排紙のときに前記排紙合流爪が、搬送される用紙先端を受け取る位置である反転排紙の受取位置に位置し、用紙先端が緩やかにターンするようにガイドし、
ついで、用紙先端のガイドが終了する直前に、前記排紙合流爪が用紙先端を下流ガイド板に渡す位置である反転排紙の渡し位置に位置し、用紙先端が下流に位置する次のガイド板に入り易い位置でガイドし、
さらに、前記排紙合流爪が用紙先端以外の用紙面をガイドする位置である反転排紙のガイド位置に位置し、用紙先端が搬送方向で下流に位置する次のガイド板または次の搬送ローラに前記用紙面が十分に達した後、該用紙面をストレスを与えることなく緩やかにガイドする
ことを特徴とする。
用紙の先端が排紙合流爪に達した時に、該排紙合流爪を搬送される用紙先端を受け取るのに最適な位置に位置させる機構を備えるシート搬送装置において、
ストレート排紙のときに前記排紙合流爪を前記用紙を搬送する軌道直線よりも下に位置させるとともに、
反転排紙のときに前記排紙合流爪が、搬送される用紙先端を受け取る位置である反転排紙の受取位置に位置し、用紙先端が緩やかにターンするようにガイドし、
ついで、用紙先端のガイドが終了する直前に、前記排紙合流爪が用紙先端を下流ガイド板に渡す位置である反転排紙の渡し位置に位置し、用紙先端が下流に位置する次のガイド板に入り易い位置でガイドし、
さらに、前記排紙合流爪が用紙先端以外の用紙面をガイドする位置である反転排紙のガイド位置に位置し、用紙先端が搬送方向で下流に位置する次のガイド板または次の搬送ローラに前記用紙面が十分に達した後、該用紙面をストレスを与えることなく緩やかにガイドすることを特徴とする。
図3は排紙合流爪部周辺の詳細図で、一般的な片面反転モード時の排紙合流爪20の片面反転モード位置の時の図である。図中27は排紙部8の排紙ローラ、28はストレート下流搬送ローラ、29は排紙上ガイド板、30は排紙下ガイド板、31は反転下流搬送ローラ、32は反転下流ガイド板対、33はストレート下ガイド板である。片面反転排紙モード時の位置については、後述の図6〜図8の説明を参照されたい。
(1)画像の有無による違いとしては次のような場合がある。用紙Pがストレート経路を通過する片面ストレートモードと両面モードのストレートガイド位置では、排紙合流爪20の上流直前と下流直後の搬送ローラ間を結ぶ用紙Pの軌道直線(搬送ローラ間に用紙Pが引っ張られた時の直線)に接しない位置である。
(2)用紙Pの厚さによる違いとしては次のような場合がある。両面モードに比べて片面ストレートモードでは、より薄い用紙Pからより厚い用紙Pまで対応する必要がる。
コート紙のような定着性に対する余裕度が低い用紙Pでは、用紙Pからトナーが取れて、搬送中にガイド板、排紙合流爪20にトナーが付着する可能性がある。用紙Pからトナーが取れるため、画像にこすれたような跡が残る不具合となる。さらに、付着したトナーが蓄積されると、用紙Pが引っ掛かってジャムとなるなどの不具合が発生する。
そこで、定着性に余裕のないコートに対してのみ排紙合流爪20を離すような制御とすることによって、それ以外の用紙Pに対しては排紙合流爪20を不要に移動させることがないので、シンプルな制御にできるとともに、画像形成の生産性(速度)を向上することができる。
低温環境においては、定着性が低下するため、コート紙以外でも不具合がより発生しやすくなる。
この2つの方法は、トナーに関係なくOHPに対しても有効である。OHPではそれ自体が傷つき易い。OHPの傷は投影されるため、極力傷つけないことがOHPの搬送品質として重要である。そのため、ガイド板等にトナーが蓄積しないこと、ガイド板等にすでにトナーが蓄積された場合にその蓄積されたトナー接触しないようにすること、プラスチックで成型されたガイド板類の材料に添加された充てん材であるグラスファイバーなどの傷の原因となる物質に強く接触しないことなどが要求される。そのため、前述の2つの方法はOHPの傷防止効果に有効である。
薄紙は紙のコシが弱いので用紙Pの先端が自重で垂れるため、特に用紙Pを曲げるストレスがかからないような経路(例えば、本例のストレート経路)では、薄紙の渡し位置は厚紙の渡し位置よりも次ガイド板に引っ掛からないための余裕度を大きくする必要がある。高湿度環境では、用紙Pのコシが弱くなるため、普通紙であっても薄紙と動傾向となる。
逆に、用紙Pを曲げることで用紙Pにストレスが掛かる経路(例えば、本例の反転排紙経路14)では、厚紙の渡し位置は薄紙の渡し位置よりも次ガイド板に引っ掛からないための余裕度を大きくする必要がある。低湿度環境において、紙のコシが強くなるため、不具合は顕著となる。
図6は、排紙合流爪20が用紙先端を受け取る位置である反転排紙の受取位置を示す。用紙Pの先端を受入れ易くするため受け取る幅を確保すると共に、用紙Pの先端を急激にターンさせるとジャムになり易いため用紙先端を緩やかにガイドする。
図7は、排紙合流爪20が用紙Pの先端を下流ガイド板に渡す位置である反転排紙の渡し位置を示す。用紙Pの先端のガイドが終了する直前に、用紙Pの先端が下流に位置する次のガイド板に入り易い位置でガイドする。
図8は、排紙合流爪20が用紙面(用紙Pの先端以外)をガイドする位置である反転排紙のガイド位置を示す。用紙Pの先端が下流に位置する次のガイド板、または、下流に位置する次の搬送ローラに用紙が十分に達した後、用紙面をストレスを与えることなく緩やかにガイドする。なお図8に示すように、爪ガイドコロ26は、他のガイド板類に接触しないような位置であることが重要である。
2:画像形成部
3(3a〜3d):給紙部
P:用紙
4:定着部
7:両面再給紙部
8:排紙部
9:切り換え部
10:排紙分岐爪
12:ストレート経路
13:反転経路
14:反転排紙経路
15:両面分岐爪
16:両面再給紙経路
20:排紙合流爪
21:支点軸
22:モータギヤ
23:合流爪従動ギヤ
24:合流爪モータ
25:コロアーム
26:爪ガイドコロ
27:排紙ローラ
28:ストレート下流搬送ローラ
29:排紙上ガイド板
30:排紙下ガイド板
31:反転下流搬送ローラ
32:反転下流ガイド板対
33:ストレート下ガイド板
Claims (6)
- 用紙の先端が排紙合流爪に達した時に、該排紙合流爪を最適な用紙の受取位置に位置させる機構を備えるシート搬送装置において、
反転排紙のときに前記排紙合流爪が、搬送される用紙先端を受け取る位置である反転排紙の受取位置に位置し、用紙先端が緩やかにターンするようにガイドし、
ついで、用紙先端のガイドが終了する直前に、前記排紙合流爪が用紙先端を下流ガイド板に渡す位置である反転排紙の渡し位置に位置し、用紙先端が下流に位置する次のガイド板に入り易い位置でガイドし、
さらに、前記排紙合流爪が用紙先端以外の用紙面をガイドする位置である反転排紙のガイド位置に位置し、用紙先端が搬送方向で下流に位置する次のガイド板または次の搬送ローラに前記用紙面が十分に達した後、該用紙面をストレスを与えることなく緩やかにガイドする
ことを特徴とするシート搬送装置。 - 用紙の先端が排紙合流爪に達した時に、該排紙合流爪を搬送される用紙先端を受け取るのに最適な位置に位置させる機構を備えるシート搬送装置において、
ストレート排紙のときに前記排紙合流爪を前記用紙を搬送する軌道直線よりも下に位置させるとともに、
反転排紙のときに前記排紙合流爪が、搬送される用紙先端を受け取る位置である反転排紙の受取位置に位置し、用紙先端が緩やかにターンするようにガイドし、
ついで、用紙先端のガイドが終了する直前に、前記排紙合流爪が用紙先端を下流ガイド板に渡す位置である反転排紙の渡し位置に位置し、用紙先端が下流に位置する次のガイド板に入り易い位置でガイドし、
さらに、前記排紙合流爪が用紙先端以外の用紙面をガイドする位置である反転排紙のガイド位置に位置し、用紙先端が搬送方向で下流に位置する次のガイド板または次の搬送ローラに前記用紙面が十分に達した後、該用紙面をストレスを与えることなく緩やかにガイドする
ことを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項2のシート搬送装置において、
前記排紙合流爪を排紙ストレート経路に切り換える場合、片面ストレートモードと両面モードとで異なる位置であって前記軌道直線よりも下の位置とする
ことを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項3のシート搬送装置において、
搬送する用紙が排紙ストレート経路を通過する片面ストレートモードと両面モードのストレートガイド位置では、排紙合流爪以外のガイド板に接することがある場合には、前記排紙合流爪の材質を低摩擦あるいは高摺動性を有する材質で形成し、かつ搬送する用紙と前記排紙合流爪を接触させる
こと特徴とするシート搬送装置。 - 請求項3のシート搬送装置において、
搬送する用紙が排紙ストレート経路を通過する片面ストレートモードと両面モードのストレートガイド位置では、前記排紙合流爪以外のガイド板に接することがある場合には、該排紙合流爪の材質をフッ素樹脂で形成し、かつ搬送する用紙と前記排紙合流爪を接触させる
こと特徴とするシート搬送装置。 - 請求項1から5のいずれかのシート搬送装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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