JP5407390B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関する。特に、素子領域にトレンチゲート電極が形成されている半導体装置に関する。
IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やパワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)など大電流を制御する半導体装置として、素子領域にトレンチゲート電極が形成されている半導体装置が開発されている。この種の半導体装置は、トレンチゲート電極に接続されているゲート端子を備えている。ゲート端子にゲート信号が入力されると、トレンチゲート電極にゲート信号が入力し、トレンチゲート電極のゲート電圧が上昇/下降する。これによって、半導体装置がオン/オフされる。
特許文献1,2には、素子領域の中央部と周辺部にトレンチゲート電極が形成されている半導体装置が開示されている。この半導体装置では、ゲート端子から伸びているゲート配線が、素子領域の中央部に形成されているトレンチゲート電極(以下、中央部のトレンチゲート電極と称する)と素子領域の周辺部に形成されているトレンチゲート電極(以下、周辺部のトレンチゲート電極と称する)の両者に接続されている。この場合に、ゲート端子にゲート信号が入力されると、中央部のトレンチゲート電極と周辺部のトレンチゲート電極に略同時にゲート信号が入力する。このため、中央部のトレンチゲート電極と周辺部のトレンチゲート電極のゲート電圧が略同一のタイミングで上昇/下降する。これによって、素子領域の中央部の素子群と周辺部の素子群が略同時にオン/オフされる。
特開2005−286042号公報 特開2001−332727号公報
図10に、ゲート端子から伸びているゲート配線が、中央部のトレンチゲート電極と周辺部のトレンチゲート電極の両者に接続されているIGBTのタイミングチャートを示す。図の横軸は時間軸を示している。Vは、ゲート端子に一定のパルスで印加されるゲート信号を示している。Vは、トレンチゲート電極のゲート電圧を示している。Iは、素子領域を流れるコレクタ電流を示している。VCEは、コレクタ電極とエミッタ電極の間に印加される電圧(コレクタ電圧)を示している。Wは、コレクタ電流が増加/減少するときに消費される電力(コレクタ損失)を示している。ここで、ゲート配線は金属など抵抗が低い材料で形成されるのに対し、トレンチゲート電極は、一般的に、ポリシリコンなど抵抗が高い材料で形成される。このため、トレンチゲート電極の一端に入力されたゲート信号がトレンチゲート電極の全体に伝達されるまでに所定の時間を要する。即ち、トレンチゲート電極にIGBTをオン/オフするゲート信号が入力されたときに、ゲート電圧の上昇/下降が完了するまでに所定の時間を要する。従って、図10に示すように、IGBTをオンするゲート信号Vが時刻tで入力されると、時刻tから時刻tにかけて、ゲート電圧Vが徐々に上昇する。IGBTをオフするゲート信号Vが時刻tで入力されると、時刻tから時刻tにかけて、ゲート電圧Vが徐々に下降する。コレクタ電流Iは、ゲート電圧Vの上昇/下降に伴って増加/減少する。また、コレクタ電圧VCEは、コレクタ電流Iの増加に伴って下降し、コレクタ電流Iの減少に伴って上昇する。また、コレクタ損失Wは、コレクタ電流Iが増加/減少するときに発生し、コレクタ電流Iが増加/減少する時間に比例する。
素子領域内でコレクタ損失Wが発生すると、素子領域に熱が発生する。素子領域の中央部に発生した熱は周囲に発散され難いため、素子領域の中央部では素子領域の周辺部に比べて熱がこもりやすい。このため、従来のIGBTでは、素子領域の中央部の温度が許容範囲以上まで上昇した場合に、IGBTをオフするゲート信号を入力する機能が備えられている。しかしながら、従来のIGBTでは、上述したようにIGBTをオフするゲート信号を入力してからゲート電圧の下降が完了(即ち、コレクタ電流が遮断)するまでに所定の時間を要する。このため、コレクタ電流が遮断されるまでの間に素子領域の中央部の温度がさらに上昇し、素子領域が破壊されることがあった。
本発明は、上記の課題に鑑みて提案されたものである。本発明は、素子領域の中央部と周辺部にトレンチゲート電極が形成されている半導体装置において、素子領域の熱破壊を抑制することができる技術を提供することを目的とする。
本明細書に開示する半導体装置の第1の態様は、素子領域内に少なくとも1本のトレンチゲート電極を有している半導体装置に関する。この半導体装置は、トレンチゲート電極が、接続部と、周辺部を備えている。接続部は、素子領域の中央部に形成されており、ゲート信号が入力されるゲート端子が接続されている。周辺部は、素子領域の周辺部に形成されており、素子領域の中央部側から外側に向かって伸びている。周辺部は、接続部を介してゲート端子と導通している。
上記の半導体装置では、ゲート端子にゲート信号が入力されると、トレンチゲート電極の接続部を介してトレンチゲート電極の周辺部にゲート信号が伝達される。即ち、トレンチゲート電極の周辺部よりも先にトレンチゲート電極の接続部にゲート信号が入力する。このため、半導体装置をオン/オフするゲート信号が入力されると、トレンチゲート電極の周辺部よりも先に接続部のゲート電圧が上昇/下降する。このため、トレンチゲート電極の接続部では、ゲート電圧の上昇/下降が完了するまでに要する時間をトレンチゲート電極の周辺部よりも短くすることができる。これによって、半導体装置をオフするゲート信号が入力されたときに、素子領域の中央部を流れるコレクタ電流が遮断されるまでの時間を短くすることができる。素子領域の中央部の温度が許容温度以上に上昇した場合には、素子領域の中央部を流れるコレクタ電流が短時間で遮断され、素子領域の中央部が熱破壊されることを抑制することができる。
第1の態様の半導体装置では、トレンチゲート電極の周辺部が、接続部の周囲を素子領域の外側に向かって渦巻状に伸びていてもよい。または、トレンチゲート電極の周辺部が、接続部から素子領域の外側に向かって蛇行する形状で伸びていてもよい。ゲート端子にゲート信号が入力されてから、素子領域を流れるコレクタ電流の増加/減少が完了するまでの時間が短すぎると、素子領域内にサージ電圧が発生し、素子領域が破壊されてしまうことがある。上記の構成によると、トレンチゲート電極の周辺部を渦巻状又は蛇行する形状にすることで、トレンチゲート電極の周辺部を長くすることができ、トレンチゲート電極の周辺部の寄生容量を大きくすることができる。ここで、ゲート電圧の上昇/下降が完了するまでに要する時間はトレンチゲート電極の寄生容量にも依存する。このため、トレンチゲート電極の周辺部の寄生容量を大きくすることで、ゲート端子にゲート信号が入力されてから、素子領域の周辺部を流れるコレクタ電流の増加/減少が完了するまでに要する時間を長くすることができる。これによって、素子領域内にサージ電圧が発生することを抑制することができる。
本明細書に開示する半導体装置の第2の態様は、第1トレンチゲート電極と、第2トレンチゲート電極を有している半導体装置に関する。第1トレンチゲート電極は、素子領域の中央部に少なくとも1本形成されている。第2トレンチゲート電極は、第2素子領域の周辺部に形成されており、素子領域の中央部の周りに少なくとも1本形成されている。この半導体装置では、第1トレンチゲート電極が、直線形状であり、ゲート信号が入力されるゲート端子と接続されている。第2トレンチゲート電極が、前記第1トレンチゲート電極の周囲を素子領域の外側に向かって渦巻状に伸びており、第1トレンチゲート電極を介してゲート端子と導通している。
上記の半導体装置では、ゲート端子にゲート信号が入力されると、第2トレンチゲート電極よりも先に第1トレンチゲート電極にゲート信号が入力する。このため、半導体装置をオン/オフするゲート信号が入力されると、第2トレンチゲート電極のゲート電圧よりも先に第1トレンチゲート電極のゲート電圧が上昇/下降する。第1トレンチゲート電極では、ゲート電圧の上昇/下降が完了するまでに要する時間を第2トレンチゲート電極よりも短くすることができる。これによって、半導体装置をオフするゲート信号が入力されたときに、素子領域の中央部を流れるコレクタ電流が遮断されるまでの時間を短くすることができる。素子領域の中央部の温度が許容温度以上に上昇した場合には、素子領域の中央部を流れるコレクタ電流が短時間で遮断され、素子領域の中央部が熱破壊されることを抑制することができる。
本発明によると、素子領域の中央部と周辺部にトレンチゲート電極が形成されている半導体装置において、素子領域が熱破壊されることを抑制することができる。
実施例1に係るIGBT10の素子領域の上面図を示す。 実施例1に係るIGBT10をオンした後に、IGBT10をオフするゲート信号が入力されたときのタイミングチャートを示す。 IGBTをオフするゲート信号が入力されたときのIGBTの素子領域の温度分布を示す。 実施例2に係るIGBT30の素子領域の上面図を示す。 実施例3に係るIGBT40の素子領域の上面図を示す。 実施例4に係るIGBT50の素子領域の上面図を示す。 実施例5に係るIGBT60の素子領域の上面図を示す。 実施例6に係るIGBT70の素子領域の上面図を示す。 実施例6に係るIGBT70の一部の断面図を示す。 従来のIGBTにゲート信号を入力したときのタイミングチャートを示す。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(形態1)ゲート端子であるゲートパッドを素子領域の略中央に設ける。この形態によると、素子領域の中央を有効に活用することができる。
(形態2)トレンチゲート電極の間隔を約10μmとする。この形態によると、素子領域内でトレンチゲート電極が占める面積を十分に確保することができ、デバイス特性を向上することができる。
(形態3)素子領域の中央部の面積を素子領域全体の面積の約1/3とする。この形態によると、熱がこもりやすい領域を素子領域の中央部とし、優先的にオン/オフすることができる。
図1に、実施例1に係るIGBT(半導体装置)10の素子領域の上面図を示す。IGBT10は、素子領域内に1本のトレンチゲート電極6を有している。トレンチゲート電極6は、接続部6aと、接続部6aから連続する周辺部6bを備えている。トレンチゲート電極6の接続部6aは、素子領域の中央部8Aに形成されている。トレンチゲート電極6の周辺部6bは、素子領域の周辺部8Bに形成されている。トレンチゲート電極6は、ゲートパッド(ゲート端子)4の周囲を素子領域の外側に向かって渦巻状に伸びている。素子領域の表面には、ゲートパッド4とゲート配線2a、2bが設けられている。ゲートパッド4は、素子領域の中央に設けられている。ゲート配線2aは、ゲートパッド4の外側を一巡している。ゲート配線2bは、素子領域の外周を一巡している。素子領域内には、図示しないIGBT10の素子構造が形成されており、素子領域の表面と裏面には、図示しないエミッタ電極とコレクタ電極が設けられている。
トレンチゲート電極6の接続部6aの一端(素子領域の中央側の端部)は、ゲート配線2aを介してゲートパッド4と接続されている。トレンチゲート電極6の周辺部6bの一端(素子領域の外側の端部)は、ゲート配線2bと接続されている。ゲートパッド4には、外部配線(図示しない)がワイヤボンディングされており、外部配線からゲート信号が入力される。ゲート配線2aは、ゲートパッド4とトレンチゲート電極6の接続部6aに接続されている。IGBT10では、トレンチゲート電極6の周辺部6bが、トレンチゲート電極6の接続部6aを介してゲートパッド4と導通している。なお、ゲート配線2a、2bはアルミニウムで形成されており、ゲート配線2a,2bの電気抵抗は小さい。このため、ゲート配線2a、2bに入力されたゲート信号はゲート配線2a、2b全体に瞬時に伝達される。
図2に、IGBT10のゲートパッド4にゲート信号が入力されたときのタイミングチャートを示す。図の横軸は時間軸を示している。図2の実線は、トレンチゲート電極の接続部6a(又は素子領域の中央部8A)におけるタイミングチャートを示している。図2の破線は、トレンチゲート電極の周辺部6b(又は素子領域の周辺部8B)におけるタイミングチャートを示している。Vは、ゲートパッド4に一定のパルスで印加されるゲート信号を示している。Vは、トレンチゲート電極6のゲート電圧を示している。Iは、素子領域を流れるコレクタ電流を示している。VCEは、コレクタ電圧を示している。Wは、コレクタ損失を示している。図2の実線で示すように、トレンチゲート電極6の接続部6aでは、IGBT10をオンするゲート信号Vが時刻tで入力されると、ゲート電圧Vは瞬時に上昇する。IGBTをオフするゲート信号Vが時刻tで入力されると、ゲート電圧Vが瞬時に下降する。このため、素子領域の中央部8Aで発生するコレクタ損失Wは少ない。一方で、図2の破線で示すように、トレンチゲート電極6の周辺部6bでは、IGBT10をオンするゲート信号Vが時刻tで入力されると、時刻tから時刻tにかけて、ゲート電圧Vは緩やかに上昇する。IGBTをオフするゲート信号Vが時刻tで入力されると、時刻tから時刻tにかけて、ゲート電圧Vは緩やかに下降する。このため、素子領域の周辺部8Bで発生するコレクタ損失Wは大きい。従って、IGBT10では、素子領域の中央部8Aでのコレクタ損失Wを周辺部8Bでのコレクタ損失Wより小さくすることで、素子領域の中央部8Aでの温度上昇が抑制されている。
図3に、IGBT10をオン/オフしたときの素子領域の温度分布を示す。図3の横軸は素子領域における位置を示している。図3の横軸の中央部分は素子領域の中央部8Aを示しており、図3の横軸の両側部分は素子領域の周辺部8Bを示している。図3の縦軸は素子領域の温度を示しており、図の上側に向かうほど温度が高い。図3の実線14は、本実施例のIGBT10の素子領域の温度分布を示している。図3の破線12は、従来のIGBTの素子領域の温度分布を示している。
従来のIGBTでは、IGBTをオン/オフするゲート信号が入力されたときに、素子領域の中央部を流れるコレクタ電流が瞬時に上昇/下降しないため(図10参照)、素子領域の中央部でのコレクタ損失が大きい。また、素子領域の中央部に熱がこもる。このため、図3の破線12に示すように、素子領域の中央部で温度が上昇する。
一方、本実施例のIGBT10では、IGBTをオン/オフするゲート信号が入力されたときに、素子領域の中央部8Aを流れるコレクタ電流が瞬時に上昇/下降するため、素子領域の中央部8Aでのコレクタ損失が小さい。このため、従来のIGBTと比較して、素子領域の中央部8Aの温度は上昇し難い。また、IGBT10では、IGBT10をオン/オフするゲート信号が入力されると、素子領域の周辺部8Bを流れるコレクタ電流が緩やかに上昇/下降するため、素子領域の周辺部8Bでのコレクタ損失が大きい。このため、従来のIGBTに比べて温度が低下し難い。ただし、素子領域の周辺部8Bに発生した熱は素子領域の外周から放熱されるため、素子領域の周辺部8Bの温度上昇が抑えられる。これらによって、本実施例のIGBT10では、素子領域の中央部8Aと周辺部8Bで略同一の温度となる。
実施例1のIGBT10では、ゲートパッド4にゲート信号が入力されると、トレンチゲート電極6の周辺部6bよりも先にトレンチゲート電極6の接続部6aにゲート信号が入力する。このため、トレンチゲート電極6の接続部6aでは、ゲート電圧の上昇/下降が完了するまでに要する時間をトレンチゲート電極6の周辺部6bよりも短くすることができる。このため、IGBT10をオフするゲート信号が入力されたときに、素子領域の中央部8Aを流れるコレクタ電流が遮断されるまでの時間を短くすることができる。素子領域の中央部8Aの温度が許容温度以上に上昇した場合に、素子領域の中央部8Aを流れるコレクタ電流を優先的に遮断することができ、素子領域の中央部8Aが熱破壊されることを抑制することができる。また、トレンチゲート電極6を素子領域の外側に向かって伸びる渦巻状に形成することで、トレンチゲート電極6の寄生容量を大きくすることができる。これによって、素子領域内にサージ電圧が発生することを抑制することができる。
また、図2に示すように、素子領域の周辺部8Bにおけるコレクタ損失Wが従来のIGBTより大きいとしても、素子領域の中央部8Aにおけるコレクタ損失Wが従来のIGBTより小さいため、IGBT10の素子領域全体におけるコレクタ損失Wは従来のIGBTと等しい。このため、IGBT10では、従来のIGBTと同等のデバイス性能を維持することができる。
さらに、図2に示すように、IGBT10では、素子領域の中央部8Aにおけるコレクタ損失Wが従来のIGBTより少ないため、素子領域の中央部8Aの温度が許容温度以上まで上昇し難い。
図4に、実施例2に係るIGBT30の素子領域の上面図を示す。IGBT30は、第1トレンチゲート電極26aと第2トレンチゲート電極26bを有している。第1トレンチゲート電極26aは直線状であり、素子領域の中央部28Aに平行に複数本形成されている。第2トレンチゲート電極26bは、素子領域の周辺部28Bに1本形成されており、素子領域の外側に向かって素子領域の中央部28Aの周りに渦巻状に伸びている。素子領域の表面には、ゲートパッド24とアルミニウムで形成されたゲート配線22a、22b、22c、22dが設けられている。ゲートパッド24は、素子領域の中央に設けられている。ゲート配線22aは、ゲートパッド24の外側を一巡している。ゲート配線22bは、第1トレンチゲート電極26aと第2トレンチゲート電極26bの間に設けられており、第1トレンチゲート電極26aの外側を一巡している。ゲート配線22cは、素子領域の外周を一巡している。素子領域内には、図示しないIGBT30の素子構造が形成されており、素子領域の表面と裏面には、図示しないエミッタ電極とコレクタ電極が設けられている。
第1トレンチゲート電極26aの一部は、ゲート配線22aを介してゲートパッド24と接続されている。第1トレンチゲート電極の両端は、ゲート配線22bの内側に接続されている。第2トレンチゲート電極26bの一端(素子領域の中央側の端部)は、ゲート配線22bと接続されている。第2トレンチゲート電極26bの他端(素子領域の外側の端部)は、ゲート配線22cと接続されている。ゲートパッド24には、外部配線(図示しない)がワイヤボンディングされており、外部配線からゲート信号が入力される。ゲート配線22aは第1トレンチゲート電極26aとゲートパッド24に接続されている。IGBT30では、第2トレンチゲート電極26bが、第1トレンチゲート電極26aを介してゲートパッド24と導通している。
実施例2のIGBT30では、第1トレンチゲート電極26aが直線状に形成されているため、ゲートパッド24にゲート信号が入力されると、第1トレンチゲート電極26aのゲート電圧が瞬時に上昇/下降する。IGBT30では、第1トレンチゲート電極26aを直線状に形成し、第2トレンチゲート電極26bを渦巻状に形成することで、第1トレンチゲート電極26aと第2トレンチゲート電極26bの合成寄生容量を調整することができる。これによって、IGBT30をオフするゲート信号が入力されたときに、素子領域の周辺部28Bを流れるコレクタ電流が遮断されるまでの時間を調整することができる。
図5に、実施例3に係るIGBT40の上面図を示す。IGBT40は、素子領域内に2本のトレンチゲート電極36、37を有している。各トレンチゲート電極36、37は、接続部36a、37aと周辺部36b、37bを備えている。トレンチゲート電極36、37の各接続部36a、37aは、素子領域の中央部38Aに形成されている。トレンチゲート電極36、37の各周辺部36b、37bは、素子領域の周辺部38Bに形成されている。各トレンチゲート電極36、37は、ゲートパッド34の周囲を素子領域の外側に向かって渦巻状に伸びている。素子領域の表面には、ゲートパッド34とアルミニウムで形成されたゲート配線32a、32bが設けられている。ゲートパッド34は、素子領域の中央に設けられている。ゲート配線32aは、ゲートパッド34の外側を一巡している。ゲート配線32bは、素子領域の外周を一巡している。素子領域内には、図示しないIGBT40の素子構造が形成されており、素子領域の表面と裏面には、図示しないエミッタ電極とコレクタ電極が設けられている。
トレンチゲート電極36、37の各接続部36a、37aの一端(素子領域の中央側の端部)は、ゲート配線32aを介してゲートパッド34と接続されている。トレンチゲート電極36、37の各周辺部36b、37bの一端(素子領域の外側の端部)は、ゲート配線32bと接続されている。ゲートパッド34には、外部配線(図示しない)がワイヤボンディングされており、外部配線からゲート信号が入力される。ゲート配線32aは、ゲートパッド34とトレンチゲート電極36、37の各接続部36a、37aに接続されている。IGBT40では、トレンチゲート電極36、37の各周辺部36b、37bが、トレンチゲート電極36、37の各接続部36a、37aを介してゲートパッド34と導通している。
実施例3のIGBT40では、素子領域の外側に向かって伸びる渦巻状のトレンチゲート電極を複数本形成することで、トレンチゲート電極36、37の寄生容量を調整することができる。これによって、IGBT30をオフするゲート信号が入力されたときに、コレクタ電流が遮断されるまでの時間を調整することができる。
図6に、実施例4に係るIGBT50の素子領域の上面図を示す。IGBT50は、素子領域内に4本のトレンチゲート電極43、45、46、47を有している。各トレンチゲート電極43、45、46、47は、接続部43a、45a、46a、47aと周辺部43b、45b、46b、47bを備えている。トレンチゲート電極43、45、46、47の各接続部43a、45a、46a、47aは、素子領域の中央部48Aに形成されている。トレンチゲート電極43、45、46、47の各周辺部43b、45b、46b、47bは、素子領域の周辺部38Bに形成されている。各トレンチゲート電極43、45、46、47は、ゲートパッド44から素子領域の外側に向かって蛇行する形状で伸びている。素子領域の表面には、ゲートパッド44とアルミニウムで形成されたゲート配線42a、42bが設けられている。ゲートパッド44は、素子領域の中央に設けられている。ゲート配線42aは、ゲートパッド44の外側を一巡している。ゲート配線42bは、素子領域の外周を一巡している。素子領域内には、図示しないIGBT50の素子構造が形成されており、素子領域の表面と裏面には、図示しないエミッタ電極とコレクタ電極が設けられている。
トレンチゲート電極43、45、46、47の各接続部43a、45a、46a、47aの一端(素子領域の中央側の端部)は、ゲート配線42aを介してゲートパッド44と接続されている。トレンチゲート電極43、45、46、47の各周辺部部43b、45b、46b、47bの一端(素子領域の外側の端部)は、ゲート配線42bと接続されている。ゲートパッド44には、外部配線(図示しない)がワイヤボンディングされており、外部配線からゲート信号が入力される。ゲート配線42aは、ゲートパッド44とトレンチゲート電極43、45、46、47の各接続部43a、45a、46a、47aに接続されている。IGBT50では、トレンチゲート電極の各周辺部43b、45b、46b、47bが、トレンチゲート電極46の各接続部43a、45a、46a、47aを介してゲートパッド4と導通している。
実施例4のIGBT50では、4本のトレンチゲート電極43、45、46、47を、ゲートパッド44から素子領域の外側に向かって蛇行する形状とすることで、各トレンチゲート電極43、45、46、47を長くすることができ、各トレンチゲート電極43、45、46、47の寄生容量を大きくすることができる。これによって、IGBT40をオフするゲート信号が入力されたときに、コレクタ電流が遮断されるまでの時間を調整することができる。
図7に、実施例5に係るIGBT60の素子領域の上面図を示す。IGBT60は、素子領域内に同心状の5本のトレンチゲート電極56a、56b、56c、56d、56eを有している。素子領域の表面には、ゲートパッド54とアルミニウムで形成されたゲート配線52a、52b、52c、52dが設けられている。ゲートパッド54は、素子領域の中央に設けられている。ゲート配線52aは、最も内側のトレンチゲート電極56aとゲートパッド54の間の一部に設けられている。ゲート配線52bは、最も外側のトレンチゲート電極56eとゲート配線52dの間の一部に設けられている。各ゲート配線52cは、トレンチゲート電極56a、56b、56c、56d、56eの間の一部に設けられている。ゲート配線52dは、素子領域の外周を一巡している。素子領域内には、図示しないIGBT60の素子構造が形成されており、素子領域の表面と裏面には、図示しないエミッタ電極とコレクタ電極が設けられている。
最も内側のトレンチゲート電極56aは、ゲート配線52aを介してゲートパッド52aと接続されている。各トレンチゲート電極56a、56b、56c、56d、56eは、隣接するトレンチゲート電極同士がゲート配線52cによって接続されている。最も外側のトレンチゲート電極56eは、ゲート配線52bによってゲート配線52dと接続されている。ゲートパッド54には、外部配線(図示しない)がワイヤボンディングされており、外部配線からゲート信号が入力される。IGBT60では、最も内側のトレンチゲート電極56aを除いた各トレンチゲート電極56b、56c、56d、56eが、内側に隣接するトレンチゲート電極を介してゲートパッド54と導通している。
実施例5のIGBT60では、ゲートパッド54にゲート信号が入力されると、最も内側のトレンチゲート電極56aにゲート信号が伝達され、その後に、外側に隣接するトレンチゲート電極56b、56c、56d,56eに向かって順にゲート信号が伝達される。従って、IGBT60をオン/オフするゲート信号が入力されると、最も内側のトレンチゲート電極56aから順にゲート電圧が上昇/下降する。このため、素子領域の中央部58Aの温度が許容温度以上に上昇した場合に、素子領域の中央部58Aを流れるコレクタ電流を優先的に遮断することができ、素子領域の中央部58Aが熱破壊されることを抑制することができる。また、各トレンチゲート電極56a、56b、56c、56d、56eを同心状に複数形成することで、周辺部58Bのトレンチゲート電極56c、56d、56eの寄生容量を大きくすることができ、素子領域内にサージ電圧が発生することを抑制することができる。
図8に、実施例6に係るIGBT70の素子領域の上面図を示す。IGBT70は、素子領域内に1本のトレンチゲート電極66を有している。トレンチゲート電極66は、接続部66aと周辺部66bを備えている。トレンチゲート電極66の接続部66aは、素子領域の中央部68Aに形成されている。トレンチゲート電極66の周辺部66bは、素子領域の周辺部68Bに形成されている。トレンチゲート電極66は、ゲート配線62aの一端(素子領域の中央側の端部)の周囲を素子領域の外側に向かって渦巻状に伸びている。素子領域外(図示しない)には、ゲートパッド64が設けられている。素子領域の表面には、アルミニウムで形成されたゲート配線62a、62bが設けられている。ゲート配線62aは、ゲートパッド64からトレンチゲート電極66の接続部66aに向かって伸びている。ゲート配線62bは、素子領域の外周を一巡している。素子領域内には、図示しないIGBT70の素子構造が形成されており、素子領域の表面と裏面には、図示しないエミッタ電極とコレクタ電極が設けられている。
トレンチゲート電極66の接続部66aの一端(素子領域の中央側の端部)は、ゲート配線62aを介してゲートパッド64と接続されている。トレンチゲート電極66の周辺部66bの一端(素子領域の外側の端部)は、ゲート配線62bと接続されている。ゲートパッド64には、外部配線(図示しない)がワイヤボンディングされており、外部配線からゲート信号が入力される。ゲート配線62aは、ゲートパッド64とトレンチゲート電極66の接続部66aを接続している。ゲート配線62aとトレンチゲート電極66が交差する位置では、トレンチゲート電極66がゲート配線62aの下方を通過している。
図9に、図8におけるIX−IX線(ゲート配線62aとトレンチゲート電極66が交差する位置の一部)の断面図を示す。図9において、参照符号72は、ポリシリコンを示している。参照符号72はゲート絶縁膜を示している。参照符号78はエミッタ電極を示している。参照符号80はシリコン基板を示している。参照符号76は絶縁膜を示している。図9に示すように、ゲート配線62aとトレンチゲート電極66が交差する位置では、ゲート配線62aとトレンチゲート電極66の間がゲート絶縁膜72と絶縁膜76によって絶縁されている。このため、IGBT70では、トレンチゲート電極66の周辺部66bが、トレンチゲート電極66の接続部66aを介してゲートパッド64と導通している。
実施例6のIGBT70では、ゲートパッド64にゲート信号が入力されたときに、トレンチゲート電極66の接続部66aからゲート信号が入力される。このため、ゲートパッド64が素子領域の外部に設けられている場合でも、素子領域の中央部68Aの温度が許容温度以上に上昇した場合に、素子領域の中央部68Aを流れるコレクタ電流を優先的に遮断することができ、素子領域の中央部68Aが熱破壊されることを抑制することができる。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、実施例ではIGBTを記載したが、MOSFETなどトレンチゲート電極を有する他の半導体装置であってもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2a、2b、22a、22b、22c、32a、32b、42a、42b、52a、52b、52c、52d、62a、62b:ゲート配線
4、24、34、44、54、64:ゲートパッド
6、36、37、43、45、46、47、56a、56b、56c、56d、56e、66:トレンチゲート電極
6a、36a、37a、43a、45a、46a、47a、66a:(トレンチゲート電極の)接続部
6b、36b、37b、43b、45b、46b、47b、66b:(トレンチゲート電極の)周辺部
8A、28A、38A、48A、58A、68A:素子領域の中央部
8B、28B、38B、48B、58B、68B:素子領域の周辺部
10、30、40、50、60、70:IGBT
12:従来のIGBTの素子領域の熱量分布
14:実施例1に係るIGBT10の素子領域の熱量分布
26a:第1トレンチゲート電極
26b:第2トレンチゲート電極
72:ポリシリコン
74:ゲート絶縁膜
76:絶縁膜
78:エミッタ電極
80:シリコン基板

Claims (3)

  1. 素子領域内に少なくとも1本のトレンチゲート電極を有している半導体装置であり、
    前記トレンチゲート電極が、
    素子領域の中央部に形成されており、ゲート信号が入力されるゲート端子が接続されている接続部と、
    素子領域の周辺部に形成されており、素子領域の中央部側から外側に向かって伸びている周辺部と、を備えており、
    前記周辺部が、前記接続部の周囲を素子領域の外側に向かって渦巻状に伸びており、前記接続部を介してゲート端子と導通していることを特徴とする半導体装置。
  2. 素子領域内に少なくとも1本のトレンチゲート電極を有している半導体装置であり、
    前記トレンチゲート電極が、
    素子領域の中央部に形成されており、ゲート信号が入力されるゲート端子が接続されている接続部と、
    素子領域の周辺部に形成されており、素子領域の中央部側から外側に向かって伸びている周辺部と、を備えており、
    前記周辺部が、前記接続部から素子領域の外側に向かって蛇行する形状で伸びており、前記接続部を介してゲート端子と導通していることを特徴とする半導体装置。
  3. 素子領域の中央部に形成されている少なくとも1本の第1トレンチゲート電極と、
    素子領域の周辺部に形成されており、素子領域の中央部の周りに形成されている少なくとも1本の第2トレンチゲート電極を有している半導体装置であり、
    第1トレンチゲート電極が、直線形状であり、ゲート信号が入力されるゲート端子と接続されており、
    第2トレンチゲート電極が、前記第1トレンチゲート電極の周囲を素子領域の外側に向かって渦巻状に伸びており、第1トレンチゲート電極を介して前記ゲート端子と導通していることを特徴とする半導体装置。

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