JP5407366B2 - 燃料電池ケースおよび燃料電池ケースを備える車両 - Google Patents

燃料電池ケースおよび燃料電池ケースを備える車両 Download PDF

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Description

この発明は、燃料電池を格納する燃料電池ケースに関する。
燃料電池スタックを車両に搭載する場合、燃料電池スタックに雨水等がかかることによる漏電を抑制するため、燃料電池スタックは密閉された燃料電池ケースに格納される。このような燃料電池ケースでは、燃料電池スタックからわずかに漏出する水素による燃料電池ケース内の水素濃度の上昇を抑制するため、燃料電池ケースを水は透過しないが気体を透過するガス透過膜により密封し、水素をケースから外気に開放することが行われている(例えば、特許文献1参照)。また、一般的にガス透過膜は脆弱で傷つきやすい。そのため、金属メッシュなどの網目状構造体によりガス透過膜を保護して、ガス透過膜の損傷を回避するためことが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−367647号公報 特開2005−149732号公報
しかしながら、燃料電池スタックおよびこれを格納する燃料電池ケースは、車両の下部に設けられる場合がある。車両の下部に設けられた場合は、車両により川を渡る場合(渡河時)や洪水などで浸水した場合等において燃料電池ケースが水没し、ガス透過膜に水圧が加わる可能性がある。圧力が加わっていない状態で液体を透過しないガス透過膜であっても、このようにガス透過膜に水圧が加わることにより、水を透過し、燃料電池ケース内に水が浸入するおそれがある。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、燃料電池ケースが水没した際の燃料電池ケース内への水の浸入を抑制することを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明は、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
燃料電池を格納する燃料電池ケースであって、内部と外部との間を連通する換気穴が設けられたケース本体と、前記換気穴を覆うように設けられ、所定の距離離間された外側の第1の気体透過膜および内側の第2の気体透過膜とを備える
燃料電池ケース。
この適用例によれば、第1の気体透過膜を透過した水は、第1と第2の気体透過膜の間の膜間空間内に浸入する。このとき、膜間空間と燃料電池ケース内の内部空間との間では、第2の気体透過膜を介して気体が流通するので、膜間空間と内部空間との間の圧力がほぼ一定に維持され、第2の気体透過膜に圧力が加わることが抑制される。そのため、膜間空間から内部空間への水の透過が抑制されるので、内部空間内への水の浸入を抑制することができる。
[適用例2]
適用例1記載の燃料電池ケースであって、前記第1と第2の気体透過膜は、鉛直方向に離間して配置されており、前記第2の気体透過膜の少なくとも一部分は、鉛直方向に対して斜めに配置されている燃料電池ケース。
内側に設けられた第2の気体透過膜の少なくとも一部分が鉛直方向に対して斜めに配置されることにより、第2の気体透過膜の外側の面には高低差が発生する。そのため、第2の気体透過膜の外側の面が水で覆われることが抑制され、より確実に膜間空間と内部空間との間の気体の流通が確保できるので、内部空間内への水の浸入をより確実に抑制することができる。
[適用例3]
適用例1または2記載の燃料電池ケースであって、前記第1と第2の気体透過膜の間に複数の孔が設けられた中間部材を有する燃料電池ケース。
この適用例によれば、第1の気体透過膜に外力が加わった場合においても、第1と第2の気体透過膜の間に設けられた中間部材により第1の気体透過膜の変形が規制される。そのため、第1の気体透過膜の変形による破損を抑制することが可能となる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、燃料電池を格納する燃料電池ケース、燃料電池ケースに燃料電池を格納した燃料電池装置、およびその燃料電池装置を利用した燃料電池システム、また、その燃料電池装置あるいは燃料電池システムを搭載した車両等の態様で実現することができる。
本発明の一実施例が適用される車両の構成を示す説明図。 第1実施例としての燃料電池ケースの概略構成を示す説明図。 第1実施例において車両が浸水している状態を示す説明図。 燃料電池ケースが水没した状態を示す説明図。 水素透過膜の間隔を設定するために行った実験内容を示す説明図。 ケース本体に水素透過膜を取り付ける工程を示す工程図。 ケース本体に水素透過膜を取り付ける工程を示す工程図。 第2実施例において膜アセンブリを上部部材に取り付ける様子を示す説明図。 第3実施例における燃料電池ケースの概略構成を示す説明図。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明する。
A.第1実施例:
A1.車両の構成:
図1は、本発明の一実施例が適用される車両10の構成を示す説明図である。車両10は、燃料電池スタック14により生成される電力で駆動される電気自動車として構成されている。本実施例の車両10では、車体12の下部の前輪FWLおよび後輪RWLの間に、燃料電池スタック14を格納する燃料電池ケース100が設けられている。この燃料電池ケース100の路面RDSからの高さは、燃料電池ケース100自体と前輪FWLおよび後輪RWLとの車体12に対する位置関係によって規定される。なお、以下では、車両10の長さ方向をX方向、幅方向をY方向、高さ方向(鉛直方向)をZ方向として表す。
A2.燃料電池ケースの構成:
図2は、第1実施例としての燃料電池ケース100の概略構成を示す説明図である。図2(a)は、燃料電池ケース100の斜視図である。燃料電池ケース100は、燃料電池スタック14を格納するケース本体200と、ケース本体200の上面に設けられた換気窓300とを有している。なお、本実施例では、燃料電池ケース100に燃料電池スタック14を格納しているが、燃料電池ケース100は、スタック構造をとらない燃料電池を格納するものとしてもよい。また、燃料電池ケース100内に、燃料電池スタック14のほか、燃料電池スタック14に燃料ガスや酸化剤ガスを供給するガス供給機構、燃料電池スタック14から排出されるガス排出機構、および、燃料電池スタック14とともに使用される二次電池のうち少なくとも一つを格納するものとしてもよい。
図2(b)は、燃料電池ケース100のX−Z平面に沿った中央部断面図である。図2(b)に示すように、換気窓300は、2つの水素透過膜310,320を有している。これらの2つの水素透過膜310,320は、鉛直方向(Z方向)に離間している状態でケース本体200に取り付けられている。なお、図2(b)では、図示の便宜上、燃料電池スタック14の断面を簡略化して描いている。
水素透過膜310,320は、水素や空気等の気体を透過し、水をほとんど透過しない難透水性材料により形成されている。そのため、燃料電池スタック14から漏出した水素は、燃料電池ケース100の内部の空間(内部空間)SPIから、2つの水素透過膜310,320の間の空間(膜間空間)SPFを経て、燃料電池ケース100の外部に放出される。このように、水素が燃料電池ケース100の外部に放出されることにより、内部空間SPIにおける水素濃度の上昇を抑制することができる。一方、水素透過膜310,320は、圧力が加わっていない場合、水を透過しない。そのため、車両10(図1)の使用時等に燃料電池ケース100に水がかかる程度であれば、上側の水素透過膜310により燃料電池ケース100の内部への水の浸入が抑制される。なお、水素透過膜310,320としては、種々の難透水性材料を用いることができ、例えば、住友電気工業株式会社製のポアフロン(登録商標)を用いることが可能である。
A3.車両の浸水時:
図3は、第1実施例において車両10が浸水している状態を示す説明図である。図3に示すように、第1実施例の車両10では、燃料電池ケース100が車体12の下部に設けられている。そのため、車両10が浸水した場合、車体12の下部に設けられた燃料電池ケース100が水没する可能性がある。具体的にいえば、車両10が浸水しているときの水位Hw、すなわち、路面RDSと水面WTSとの間の距離が、燃料電池ケース100の上面の高さHt(すなわち、換気窓300(図2)の高さ)を超えると、燃料電池ケース100が水没する。
図4は、図3に示すように車両10が浸水し、燃料電池ケース100が水没した状態を示す説明図である。図4(a)は、燃料電池ケース100が水没した様子を示している。図4(b)は、図4(a)に示すように燃料電池ケース100が水没した状態における換気窓300の様子を示している。
第1実施例では、換気窓300は、燃料電池ケース100の上面に設けられている。そのため、図4(a)に示すように燃料電池ケース100が水没すると、換気窓300の上側の水素透過膜310には、水面の高さHwから燃料電池ケース100の上面高さHtとの差He(以下、「膜上水位He」とも呼ぶ)に相当する水圧が加わる。
上述のように、圧力が加わっていない場合、水素透過膜310は水を透過しない。しかしながら、水素透過膜310に水圧が加わっている場合には、水圧に応じた透過速度で水が透過する。そのため、燃料電池ケース100が水没した場合、図4(b)に示すように、2つの水素透過膜310,320の間の膜間空間SPFには、上側の水素透過膜310を透過した水が浸入する。一方、下側の水素透過膜320の上面が水に覆われない限り、水素透過膜320を通して気体が流通する。このように、水素透過膜320を通して気体が流通することにより、膜間空間SPFと内部空間SPIとは同圧に保たれる。これにより、水素透過膜320は水を透過せず、内部空間SPIへの水の浸入が抑制される。
なお、水素透過膜320を形成する難透水性材料は、通常、撥水性を有している。そのため、膜間空間SPFに浸入した水は、表面張力により局在し、膜間空間SPFが水で満たされるまで、水素透過膜320の上面は水に覆われない。従って、膜間空間SPFが水で満たされるまで、膜間空間SPFと内部空間SPIとの間の気体の流通経路が残存し、内部空間SPIへの水の浸入が抑制される。従って、膜間空間SPFの体積に相当する量の水が上側の水素透過膜310を透過しない限り、内部空間SPIへの水の浸入が抑制される。
2つの水素透過膜310,320の間隔は、車両10の許容浸水水位および許容浸水時間と、水圧と水素透過膜310,320の水の透過速度との関係とに基づいて、適宜設定することができる。図5は、水素透過膜310,320の間隔を設定するために行った実験内容を示す説明図である。
図5(a)に示すように、水素透過膜310の上に100mmの水位(膜上水位He)で水WTを張り、水素透過膜310を透過する水量を評価した。実験の開始時(初期状態)においては、水WTは水素透過膜310の上側のみに存在している。そして、図5(b)に示すように、水WTは水素透過膜310を透過し、直径が約1mmのほぼ球形の水滴WDを形成した。水素透過膜310の下面に形成される水滴WDは、図5(c)に示すように、時間の経過とともに増加した。水素透過膜310の水WTの透過速度は、水WTを張ってから所定の時間(10分)が経過した際の、水滴WDが占める面積と、水素透過膜310の面積との比率(水滴面積比)として評価した。評価の結果、水素透過膜310上に100mmの水位で水WTを張ると、10分経過後の水滴面積比は10%となった。
通常、渡河による浸水を想定した場合、車両10の許容浸水水位は500mmに設定され、許容浸水時間は10分に設定される。一方、洪水等による浸水を想定した場合、車両10の許容浸水水位は300mmに設定され、許容浸水時間は30分に設定される。一般に、燃料電池ケース100下面の路面RDSからの高さHb(図4)は、150mm以上にされる。そのため、仮に燃料電池ケース100の下面に換気窓300を設けたとしても、渡河時の膜上水位Heは、最大でも350mmとなる。また、洪水時の膜上水位Heは、最大でも150mmとなる。
ここで、水の透過速度が水圧(すなわち、膜上水位He)に比例するものと仮定すると、膜上水位Heが150mmである場合、10分経過後の水滴面積比は15%となり、30分経過後においても45%にとどまる。すなわち、膜上水位Heが150mmである場合、30分経過後に膜間空間SPFに浸入する水の深さは、多くとも0.45mmとなる。また、膜上水位Heが350mmである場合、10分経過後の水滴面積比は35%となり、膜間空間SPFに浸入する水の深さは、多くとも0.35mmとなる。従って、水素透過膜310,320の間隔が1mm以上であれば、渡河時と洪水時とのいずれの場合においても膜間空間SPFが水で満たされることがなく、内部空間SPIへの水の浸入を十分に抑制することが可能となる。換言すれば、膜間空間SPFが、外側の水素透過膜310の面積に所定の距離(1mm)をかけた体積を有していれば、内部空間SPIへの水の浸入を十分に抑制することができる。
このように、第1実施例によれば、換気窓300に2枚の水素透過膜310,320を離間して配置することにより、燃料電池ケース100が水没した場合においても燃料電池ケース100の内部空間SPIへの水の浸入を抑制することができる。そして、水素透過膜310,320の間隔を1mm以上とすることにより、渡河時および洪水時のいずれの場合においても、内部空間SPIへの水の浸入を十分に抑制することが可能となる。
A4.水素透過膜の取付方法:
図6および図7は、ケース本体200に水素透過膜310,320を取り付ける工程を示す工程図である。なお、図6(a)ないし図6(c)において、左側の列は、図2(a)と同じ方向から見た斜視図であり、右側の列は、X−Z平面に沿った水素透過膜310,320端部の拡大断面図である。また、図7(a)は、図2(a)と同じ方向から見た斜視図であり、図7(b)は、X−Z平面に沿った水素透過膜310,320端部の拡大断面図である。
この工程では、まず、図6(a)に示すように、水素透過膜310,320と、水素透過膜310,320を取り付けるための枠410とが準備される。この枠410は、開口部412が設けられ、外寸が水素透過膜310,320よりも小さい平板状の部材である。
次いで、図6(b)に示すように、水素透過膜310,320が枠410に接着される。水素透過膜310,320が枠410に接着された後、水素透過膜310,320は、図6(c)に示すように、水素透過膜310,320の取付面の反対側の面(裏面)に折り込んだ状態で、枠410の裏面に接着される。水素透過膜310,320の枠410への接着は、例えば、枠410の両面に塗布された接着剤や、枠410の両面に貼り付けられた両面粘着テープにより行うことができる。
このように、水素透過膜310,320が枠410に取り付けられた膜アセンブリ312,322が、2つ用意される。これらの膜アセンブリ312,322は、ケース本体200に取り付けられる。具体的には、図7(a)に示すように、ケース本体200の上部を構成する上部部材230に接着される。上部部材230には、枠410の開口部412とほぼ同じ大きさの穴232が設けられており、上部部材230の穴232の周囲に膜アセンブリ312,322が接着される。
膜アセンブリ312,322は、図7(b)に示すように、水素透過膜310,320を折り込んだ側(裏面側)を上部部材230に接着することにより、上部部材230に取り付けられる。このように、膜アセンブリ312,322を取り付けることにより、水素透過膜310,320を上部部材230に直接取り付けるよりも、水素透過膜310,320間の距離を長くすることが可能となる。
なお、第1実施例では、ケース本体200を構成する上部部材230を平板状としているが、上部部材230の形状は、ケース本体200の形状や組み立て方法に合わせて適宜変更することが可能である。例えば、上部部材がケース本体200の側面を形成するように、外縁部を下方に延伸した形状の上部部材を用いることも可能である。また、上部部材がケース本体200の側面の一部を形成するように外縁部を下方に延伸し、さらにケース本体200を構成する他の部材と接合するため、下端において外方に延伸した構成とすることも可能である。
第1実施例では、上部部材230のほぼ中央に枠410の開口部412と同じ大きさの穴232を設けているが、ケース本体200の内外で気体が流通可能であれば、上部部材の形状を変更することも可能である。例えば、穴232に換えて、開口部412とほぼ同じ大きさの領域に、複数の小孔を設けるものとしてもよい。この場合、上部部材に設けられた小孔によりケース本体200の内外の通気が確保される。このように、穴232に換えて小孔を設けることにより、上側の水素透過膜310に外力が加わった場合においても、小孔の周囲の部材により水素透過膜310の変形が規制される。そのため、水素透過膜310が外力により変形して破損することを抑制することが可能となる。
また、第1実施例では、中央部に開口部412が設けられた枠410に水素透過膜310,320を取り付けているが、開口部412に換えて小孔が設けられた板状部材(パンチングプレート)に水素透過膜310,320のうち少なくとも上側の水素透過膜310を取り付けるものとしてもよい。このようにしても上側の水素透過膜310の変形が規制されるので、水素透過膜310が外力により変形して破損することを抑制することができる。また、以上の説明から明らかなように、一般に、水素透過膜310,320との間に複数の孔が設けられた中間部材を設けることにより水素透過膜310の破損を抑制することが可能となる。
B.第2実施例:
図8は、第2実施例において、膜アセンブリ312,322aを上部部材230aに取り付ける様子を示す説明図である。図8(a)は、図7(a)と同じ方向から見た斜視図であり、図8(b)は、X−Z平面に沿った水素透過膜310,320端部の拡大断面図である。図8(a)に示すように、第2実施例では、上部部材230aにリブ238aが設けられている点と、リブ238aの形状に合わせて、下側の膜アセンブリ322aが上側の膜アセンブリ312よりも大きくなっている点で、第1実施例と異なっている。他の点は、第1実施例と同じである。
図8(b)に示すように、リブ238aは、上部部材230aに設けられている穴232の周囲を下側に向かって押し出すことにより形成されている。このようなリブ238aは、例えば、平板状の部材をプレス加工することにより形成することができる。
第2実施例では、上側の膜アセンブリ312は、第1実施例と同様に上部部材230aの上面に取り付けられるが、下側の膜アセンブリ322aは、下方に延びたリブ238aの下面に取り付けられる。そのため、第1実施例よりも、水素透過膜310,320の間隔をより広くすることができ、より長時間の水没に耐えられる燃料電池ケースを形成することが容易となる。
C.第3実施例:
図9(a)は、第3実施例における燃料電池ケース100bの概略構成を示す説明図である。図9(b)は、第3実施例において、燃料電池ケース100bが水没しているときの換気窓300bの様子を示す説明図である。第3実施例は、下側の水素透過膜320bが鉛直方向(Z方向)に対して斜めに配置されている点で、図2に示す第1実施例の燃料電池ケース100と異なっている。他の点は、第1実施例と同様である。
なお、下側の水素透過膜320bは、種々の方法により斜めに配置することができる。例えば、ケース本体200に取り付けた際に、水素透過膜320bが鉛直方向(Z方向)に対して斜めに配置されるように、下側の膜アセンブリ312(図6を参照)を構成する枠410の厚みをX方向に沿って変えるものとしてもよい。また、上部部材230a(図8を参照)に形成されるリブ238aの高さをX方向に沿って変えるものとしてもよい。
下側の水素透過膜320bを鉛直方向に対して斜めに配置することにより、図9(b)に示すように、上側の水素透過膜310を透過して膜間空間SPFbに浸入した水は、下側の水素透過膜320b上を低い方向(+X方向)に移動する。このように、膜間空間SPFbに浸入した水が水素透過膜320b上の一部分に集まることにより、水素透過膜320の上面が水で覆われることをより確実に抑制することができる。そして、水素透過膜320の上面が水で覆われることが抑制されることにより、膜間空間SPFbと内部空間SPIとの間の通気性がより確実に確保され、膜間空間SPFbと内部空間SPIとがほぼ同圧に維持されるので、水の内部空間SPIへの透過をより確実に抑制することができる。このように、第3実施例によれば、換気窓300が燃料電池ケース100bの上面に取り付けられている場合においても、内部空間SPIへの水の浸入をより確実に抑制することが可能となる。
第3実施例では、下側の水素透過膜320bを鉛直方向(Z方向)に対して斜めに配置することにより、膜間空間SPFbに浸入した水を水素透過膜320b上の一部分(図9の例では、+X方向の端部)に集めているが、他の方法により水を水素透過膜320b上の水を一部分に集めるものとしてもよい。一般に、水素透過膜320bの少なくとも一部が鉛直方向に対して斜めとなっていればよい。例えば、水素透過膜320bを上に凸、あるいは、下に凸な形状とするものとしてもよい。このように水素透過膜320bの少なくとも一部を鉛直方向に対して斜めにすることにより、水素透過膜320bの上面には高低が生じ、膜間空間SPFbに浸入した水は、水素透過膜320bの低い位置に集められる。そのため、水素透過膜320bの上面が水で覆われることをより確実に抑制することができる。
なお、第3実施例では、換気窓300bが燃料電池ケース100の上面に設けられているため、下側の水素透過膜320bを鉛直方向(Z方向)に対して斜めとなるように配置しているが、換気窓が燃料電池ケースの下面に設けられている場合には、上側の水素透過膜が鉛直方向(Z方向)に対して斜めに配置される。一般に、スタックケースの内側の水素透過膜320bと外側の水素透過膜310が鉛直方向(Z方向)に離間している場合において、内側の水素透過膜320bを鉛直方向(Z方向)に対して斜めに配置することにより、内側の水素透過膜320bの膜間空間SPFb側が、膜間空間SPFbに浸入した水によって覆われることが抑制される。そのため、膜間空間SPFbと内部空間SPIとの通気が確保され、膜間空間SPFbと内部空間SPIとの圧力がほぼ同圧に維持されるので、内部空間SPIへの水の浸入を抑制することが可能となる。
10…車両
12…車体
14…燃料電池スタック
100,100b…燃料電池ケース
200…ケース本体
230,230a…上部部材
232…穴
238a…リブ
300,300b…換気窓
310,320,320b…水素透過膜
312,322,322a…膜アセンブリ
410…枠
412…開口部
FWL…前輪
RDS…路面
RWL…後輪
SPF,SPFb…膜間空間
SPI…内部空間
WD…水滴
WT…水
WTS…水面

Claims (4)

  1. 燃料電池を格納する燃料電池ケースであって、
    内部と外部との間を連通する換気穴が設けられたケース本体と、
    圧力が加わっていない状態で液体を透過しない第1および第2の気体透過膜であって、前記換気穴を覆うように設けられ、鉛直方向に所定の距離離間された外側の第1の気体透過膜および内側の第2の気体透過膜と
    を備える
    燃料電池ケース。
  2. 請求項1記載の燃料電池ケースであって、
    前記第2の気体透過膜の少なくとも一部分は、鉛直方向に対して斜めに配置されている
    燃料電池ケース。
  3. 請求項1または2記載の燃料電池ケースであって、
    前記第1と第2の気体透過膜の間に複数の孔が設けられた中間部材を有する
    燃料電池ケース。
  4. 燃料電池を搭載した車両であって、
    前記車両の床下に設けられ、前記燃料電池を格納する燃料電池ケースを備え、
    前記燃料電池ケースは、
    内部と外部とを連通する換気穴が設けられたケース本体と、
    圧力が加わっていない状態で液体を透過しない第1および第2の気体透過膜であって、前記換気穴を覆うように設けられ、鉛直方向に所定の距離離間された外側の第1の気体透過膜および内側の第2の気体透過膜と
    を有する
    車両。
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