JP5405173B2 - 位置決め装置および位置決め方法 - Google Patents

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本発明は、外周4箇所に直交2軸方向に沿って平面状または直線辺状の当接部が設けられた板状部材を位置決めする位置決め装置および位置決め方法に関する。
従来、半導体製造工程において、マウント用シート(接着テープ)を介して半導体ウェハ(以下、ウェハという)とリングフレーム(以下、フレームという)とを一体化する貼付装置(マウント装置)や、このような貼付装置でマウントされたウェハをダイシングするダイシング装置等が利用されている。このような貼付装置やダイシング装置には、フレームを所定の位置に位置決めする位置決め装置が用いられている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1では、リング板状の外周4箇所に直交2軸方向に沿って設けられた平面部と、1箇所の平面部の両側に設けられた切欠きとを備えた大径フレームを、切欠きに係合する位置決め部材と、大径フレームを位置決め部材方向に押し込む押込部材とによって、当該大径フレームを位置決めしている。
特許文献2では、リング板状の外周4箇所に直交2軸方向に沿って設けられた被挟持部を備えたフレームを、一対のフレームガイドレール(以下、ガイドレールという)によりX軸方向の位置決めを行い、この位置決め状態を維持したまま、フレーム搬出入手段でY軸方向の位置決めをしている。
特開平1−220454号公報 特開平11−204461号公報
外周4箇所に直交2軸方向に沿って設けられた平面状の被挟持部を基準としてフレームを位置決めする場合、特許文献2のような構成では、X軸方向の位置決めがガイドレールの挟持によりなされるため、フレームが周方向に回転してずれて載置されると、フレームにおける被挟持部と曲面部との交点である角部がガイドレールの挟持部に接触して噛み合ってしまい、フレームが回転しないことが原因で位置決めができない場合がある。また、フレームの位置決めが繰り返し実施されると、ガイドレールの挟持部が前記角部に何度も接触することで、当接部分が削れて一層フレームが回転しなくなるという不都合がある。
本発明は、以上のような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、板状部材を確実に位置決め可能な位置決め装置および位置決め方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の位置決め装置は、外周4箇所に直交2軸方向に沿って平面状または直線辺状の当接部が設けられた板状部材を位置決めする位置決め装置であって、前記4箇所の当接部のうち互いに直交する位置関係にある第1当接部と第2当接部とがそれぞれ押し付けられて前記板状部材を位置決めする第1基準平面部および第2基準平面部を含む受け部材と、前記第1当接部に対向する第3当接部に当接して前記第1当接部を前記第1基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第1押付手段と、前記第2当接部に対向する第4当接部に当接して前記第2当接部を前記第2基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第2押付手段と、を備え、前記第1押付手段と前記第2押付手段とのうち少なくとも一方の押付手段は、前記板状部材の外周に線接触可能な2個のピン部材により構成されており、この2個のピン部材は、前記板状部材が押し付けられる方向と平行な仮想線に対して対称な方向に、かつ、前記板状部材が押し付けられる方向に位置する第1基準平面部または第2基準平面部に対して斜め方向に直進して前記板状部材を位置決めする、という構成を採用している。
また、本発明の位置決め装置は、外周4箇所に直交2軸方向に沿って平面状または直線辺状の当接部が設けられた板状部材を位置決めする位置決め装置であって、前記4箇所の当接部のうち互いに直交する位置関係にある第1当接部と第2当接部とがそれぞれ押し付けられて前記板状部材を位置決めする第1基準平面部および第2基準平面部を含む受け部材と、前記第1当接部に対向する第3当接部に当接して前記第1当接部を前記第1基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第1押付手段と、前記第2当接部に対向する第4当接部に当接して前記第2当接部を前記第2基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第2押付手段と、を備え、前記第1押付手段と前記第2押付手段とのうち少なくとも一方の押付手段は、円弧状に進行して前記板状部材を位置決めする、という構成を採用している。
この際、本発明の位置決め装置では、前記少なくとも一方の押付手段は、前記板状部材の外周に線接触可能な2個のピン部材により構成されており、この2個のピン部材は、前記板状部材が押し付けられる方向と平行な仮想線に対して対称な方向に進行する、ことが好ましい。
本発明の位置決め方法は、外周4箇所に直交2軸方向に沿って平面状または直線辺状の当接部が設けられた板状部材を位置決めする位置決め方法であって、前記4箇所の当接部のうち互いに直交する位置関係にある第1当接部と第2当接部とがそれぞれ押し付けられて前記板状部材を位置決めする第1基準平面部および第2基準平面部を含む受け部材と、前記第1当接部に対向する第3当接部に当接して前記第1当接部を前記第1基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第1押付手段と、前記第2当接部に対向する第4当接部に当接して前記第2当接部を前記第2基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第2押付手段と、を用い、前記第1押付手段と前記第2押付手段とのうち少なくとも一方の押付手段は、前記板状部材の外周に線接触可能な2個のピン部材により構成されており、この2個のピン部材を、前記板状部材が押し付けられる方向と平行な仮想線に対して対称な方向に、かつ、前記板状部材が押し付けられる方向に位置する第1基準平面部または第2基準平面部に対して斜め方向に直進させて前記板状部材を位置決めする、という構成を採用している。
また、本発明の位置決め方法は、外周4箇所に直交2軸方向に沿って平面状または直線辺状の当接部が設けられた板状部材を位置決めする位置決め方法であって、前記4箇所の当接部のうち互いに直交する位置関係にある第1当接部と第2当接部とがそれぞれ押し付けられて前記板状部材を位置決めする第1基準平面部および第2基準平面部を含む受け部材と、前記第1当接部に対向する第3当接部に当接して前記第1当接部を前記第1基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第1押付手段と、前記第2当接部に対向する第4当接部に当接して前記第2当接部を前記第2基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第2押付手段と、を用い、前記第1押付手段と前記第2押付手段とのうち少なくとも一方の押付手段を、円弧状に進行させて前記板状部材を位置決めする、という構成を採用している。
以上のような本発明によれば、第1押付手段と第2押付手段とのうち少なくとも一方の押付手段を、板状部材が押し付けられる方向に位置する第1基準平面部または第2基準平面部に対して斜め方向に直進、あるいは、円弧状に進行させるため、板状部材に回転させる力を作用させることができる。したがって、板状部材が周方向に回転してずれた状態で板状部材仮置き領域に載置されていても、板状部材の角部が挟持部に噛み合って当該板状部材が回転しなくなるような不都合を回避することができる。また、第1基準平面部や第2基準平面部が削れても、板状部材を回転させる力を作用させることで、当該板状部材を確実に位置決めすることができる。
また、少なくとも一方の押付手段を板状部材に線接触可能な2個のピン部材で構成し、これら2個のピン部材を、板状部材の押付方向と平行な仮想線に対して対称な方向に直進あるいは、円弧状に進行させることで、板状部材を受け部材に押し付ける際に当該板状部材が回転しても、押付手段と板状部材との接触面積を略一定にすることができる上、板状部材がいずれの方向に回転してずれて供給されても、押付手段の押し付けにより同じように板状部材を回転させることができ、確実に板状部材を位置決めできる。
本発明の第1実施形態に係る位置決め装置を示す平面図。 (A)、(B)は、位置決め装置の動作説明図。 本発明の第2実施形態に係る位置決め装置を示す平面図。 変形例の位置決め装置を示す平面図。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、第1実施形態に係る位置決め装置1を示す平面図である。
図1において、位置決め装置1は、板状部材としてのリングフレーム8を予め定められた位置に位置決めするものであって、例えば、リングフレーム8の内部に図示しない半導体ウェハを配置し、図示しない接着シートを介してリングフレーム8と半導体ウェハとを一体化する装置等に用いることができる。ここで、リングフレーム8の外周面には、周方向に沿って90°間隔で配置された第1当接部としての第1平面部81と、第2当接部としての第2平面部82と、第3当接部としての第3平面部83と、第4当接部としての第4平面部84とが設けられている。つまり、リングフレーム8の外周4箇所には、直交2軸方向に沿って第1〜第4平面部81〜84が設けられている。また、隣り合う平面部81〜84の間には、第1,第2,第3,第4曲面部85,86,87,88が設けられている。
位置決め装置1は、リングフレーム8を支持する支持テーブル10を備えている。この支持テーブル10の上面部11には、それぞれ長方形板状の第1受け部材21と第2受け部材22とが設けられている。第1,第2受け部材21,22は、相互に直交する第1基準面部21Aおよび第2基準平面部22Aを有し、これら第1,第2基準平面部21A,22Aに同時にリングフレーム8の第1,第2平面部81,82に当接することで、リングフレーム8の位置決めができるようになっている。
さらに、支持テーブル10には、長孔10A〜10Dが設けられ、長孔10A,10Bを介して上面部11から突出する第1押付手段としての第1,第2ピン部材31,32と、長孔10C,10Dを介して上面部11から突出する第2押付手段としての第3,第4ピン部材33,34とが設けられている。第1〜第4ピン部材31〜34は、略円柱状に形成されており、第3,第4平面部83,84に線接触可能な構成を有している。そして、第1〜第4ピン部材31〜34は、支持テーブル10内に設けられた第1,第2押付手段駆動部35,36の駆動により同時に同じ速度で移動し、第1,第2平面部81,82をそれぞれ第1,第2基準平面部21A,22Aに押し付ける。
具体的には、第1,第2ピン部材31,32は、リングフレーム8が正常に位置決めされた状態にあるときのリングフレーム8の中心C(以下、位置決め中心Cという)を通るとともに、第3平面部83を押し付ける方向と平行な第1仮想線K1を基準に対称配置され、第1受け部材21に近づくにしたがって互いに離れる方向に直進するように設けられている。また、第3,第4ピン部材33,34は、第1仮想線K1と直交するとともに位置決め中心Cを通る第2仮想線K2を基準に対称配置され、第2受け部材22に近づくにしたがって互いに離れる方向に直進するように設けられている。
次に、位置決め装置1によるリングフレーム8の位置決め動作について説明する。
まず、図1に示すように、図示しない搬送手段により、リングフレーム8が反時計回り方向に回転した状態で支持テーブル10に載置されたとする。その後、第1〜第4ピン部材31〜34を同時に同じ速度で矢印Y1で示す方向に直進させると、まず、第1ピン部材31と第3平面部83とが当接するとともに、第3ピン部材33と第4平面部84とが当接する。その後、そのまま第1〜第4ピン部材31〜34の直進が続行されると、図2(A)に示すように、第1角部89と第3角部91とがそれぞれ第1、第2基準平面部21A、22Aに当接する。
さらに第1〜第4ピン部材31〜34を直進させると、第1ピン部材31による第3平面部83の押し付けと、第3ピン部材33による第4平面部84の押し付けとにより、リングフレーム8には周方向に略沿う矢印Y2で示す時計回り方向の力が作用する。このため、第1,第3角部89,91が第1,第2基準平面部21A,22Aに噛み合ってしまってリングフレーム8が回転しなくなるような不都合を回避することができる。また、第1,第2基準平面部21A,22Aが度重なる位置決めによって削れている場合でも、リングフレーム8が回転する作用により、当該リングフレーム8が回転しなくなるような不都合を確実に回避することができる。
この後、さらに第1〜第4ピン部材31〜34を直進させることで、リングフレーム8を回転させて第2,第4ピン部材32,34も第3,第4平面部83,84に当接し、図2(B)に示すように、第1,第2平面部81,82が第1,第2基準平面部21A,22Aに面接触してリングフレーム8が定位置に位置決めされる。
また、リングフレーム8が時計回り方向に回転した状態で支持テーブル10に載置された場合でも、第1〜第4ピン部材31〜34の直進によって、初めに第2,第4角部90,92がそれぞれ第1,第2基準平面部21A,22Aに当接する。そして、リングフレーム8に反時計回り方向の力を作用させ、リングフレーム8の第2,第4角部90,92を第1,第2基準平面部21A,22Aに対して摺動させて、図2(B)に示すように、リングフレーム8が定位置に位置決めされる。
以上のような第1実施形態によれば、次のような効果がある。
すなわち、第1〜第4ピン部材31〜34を第1,第2基準平面部21A,22Aに対して斜め方向に直進させることでリングフレーム8を位置決めするため、リングフレーム8に回転させる力を作用させることができ、リングフレーム8を確実に位置決めできる。
また、第1〜第4ピン部材31〜34を第3,第4平面部83,84に線接触可能な略円柱状に形成しているため、位置決め時にリングフレーム8が回転したときでも第1〜第4ピン部材31〜34とリングフレーム8との接触面積を略一定にすることができる。したがって、略一定の力でリングフレーム8を回転させつつ当該リングフレーム8を第1,第2基準平面部21A,22Aに押し付けることができ、確実にリングフレーム8を位置決めできる。
さらに、第1,第2ピン部材31,32を第1仮想線K1を挟んで対称な方向に直進させ、第3,第4ピン部材33,34を第2仮想線K2を挟んで対称な方向に直進させているため、リングフレーム8がいずれの方向に回転したときでも、第1〜第4ピン部材31〜34の押し付けにより同じような力を作用させることができ、確実にリングフレーム8を位置決めできる。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
図3は、第2実施形態に係る位置決め装置1Aを示す平面図である。
図3において、位置決め装置1Aは、第1〜第4ピン部材31〜34の移動軌跡を第1実施形態の位置決め装置1と異なるように構成したものである。
具体的には、第1ピン部材31は、リングフレーム8が正常に位置決めされた状態で第1角部89が位置する位置を中心とした円弧状に進行するように設けられ、同様に、第2〜第4ピン部材32〜34は、リングフレーム8が正常に位置決めされた状態で第2〜第4角部90〜92が位置する位置を中心とした円弧状に進行するように設けられている。
このような構成にしても、第1実施形態の位置決め装置1と同様に、リングフレーム8に回転させる力を作用させることができ、リングフレーム8を確実に位置決めできる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質等を限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質等の限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、第2実施形態の変形例として、図4に示すように、第1〜第4ピン部材31〜34を、位置決め中心Cを中心とした円弧状に進行するように設けた位置決め装置1Bとしてもよい。
また、第1〜第4ピン部材31〜34を同時に同じ速度で移動させたが、同時に移動させなくてもよいし、違う速度で移動させてもよい。さらに、第1〜第4ピン部材31〜34のうちいずれか1つ、2つ、あるいは3つを第1,第2平面部81,82との接触部分に対して垂直方向に直進させてもよい。また、平面状の第1〜第4平面部81〜84の代わりに、直線辺状の第1〜第4当接部を有するリングフレームに本発明を適用してもよい。
そして、本発明の位置決め装置(位置決め方法)は、半導体ウェハに接着シートを貼付するシート貼付装置や、半導体ウェハを切断してチップに個片化するダイシング装置など、半導体を製造する際の各種装置、各種製造工程に利用可能である。さらに、前記実施形態では、位置決め装置1,1A,1Bによって位置決めする対象として、半導体ウェハを例示したが、半導体ウェハに限定されるものではなく、ガラス板、鋼板、セラミック板、木板または樹脂板等、その他の板状部材も対象とすることができ、半導体ウェハは、シリコンウェハや化合物ウェハであってもよい。すなわち、本発明の位置決め装置(位置決め方法)は、外周4箇所に直交2軸方向に沿って平面状または直線辺状の当接部が設けられた任意の板状部材を対象として位置決めするものであればよい。
1,1A,1B 位置決め装置
8 リングフレーム(板状部材)
21,22 第1,第2受け部材
21A,22A 第1,第2基準平面部
31,32 第1,第2ピン部材(第1押付手段)
33,34 第3,第4ピン部材(第2押付手段)
81,82,83,84 第1,第2,第3,第4平面部(第1,第2,第3,第4当接部)

Claims (5)

  1. 外周4箇所に直交2軸方向に沿って平面状または直線辺状の当接部が設けられた板状部材を位置決めする位置決め装置であって、
    前記4箇所の当接部のうち互いに直交する位置関係にある第1当接部と第2当接部とがそれぞれ押し付けられて前記板状部材を位置決めする第1基準平面部および第2基準平面部を含む受け部材と、
    前記第1当接部に対向する第3当接部に当接して前記第1当接部を前記第1基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第1押付手段と、
    前記第2当接部に対向する第4当接部に当接して前記第2当接部を前記第2基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第2押付手段と、を備え、
    前記第1押付手段と前記第2押付手段とのうち少なくとも一方の押付手段は、前記板状部材の外周に線接触可能な2個のピン部材により構成されており、この2個のピン部材は、前記板状部材が押し付けられる方向と平行な仮想線に対して対称な方向に、かつ、前記板状部材が押し付けられる方向に位置する第1基準平面部または第2基準平面部に対して斜め方向に直進して前記板状部材を位置決めすることを特徴とする位置決め装置。
  2. 外周4箇所に直交2軸方向に沿って平面状または直線辺状の当接部が設けられた板状部材を位置決めする位置決め装置であって、
    前記4箇所の当接部のうち互いに直交する位置関係にある第1当接部と第2当接部とがそれぞれ押し付けられて前記板状部材を位置決めする第1基準平面部および第2基準平面部を含む受け部材と、
    前記第1当接部に対向する第3当接部に当接して前記第1当接部を前記第1基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第1押付手段と、
    前記第2当接部に対向する第4当接部に当接して前記第2当接部を前記第2基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第2押付手段と、を備え、
    前記第1押付手段と前記第2押付手段とのうち少なくとも一方の押付手段は、円弧状に進行して前記板状部材を位置決めすることを特徴とする位置決め装置。
  3. 求項2に記載の位置決め装置であって、
    前記少なくとも一方の押付手段は、前記板状部材の外周に線接触可能な2個のピン部材により構成されており、この2個のピン部材は、前記板状部材が押し付けられる方向と平行な仮想線に対して対称な方向に進行することを特徴とする位置決め装置。
  4. 外周4箇所に直交2軸方向に沿って平面状または直線辺状の当接部が設けられた板状部材を位置決めする位置決め方法であって、
    前記4箇所の当接部のうち互いに直交する位置関係にある第1当接部と第2当接部とがそれぞれ押し付けられて前記板状部材を位置決めする第1基準平面部および第2基準平面部を含む受け部材と、
    前記第1当接部に対向する第3当接部に当接して前記第1当接部を前記第1基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第1押付手段と、
    前記第2当接部に対向する第4当接部に当接して前記第2当接部を前記第2基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第2押付手段と、を用い、
    前記第1押付手段と前記第2押付手段とのうち少なくとも一方の押付手段は、前記板状部材の外周に線接触可能な2個のピン部材により構成されており、この2個のピン部材を、前記板状部材が押し付けられる方向と平行な仮想線に対して対称な方向に、かつ、前記板状部材が押し付けられる方向に位置する第1基準平面部または第2基準平面部に対して斜め方向に直進させて前記板状部材を位置決めすることを特徴とする位置決め方法。
  5. 外周4箇所に直交2軸方向に沿って平面状または直線辺状の当接部が設けられた板状部材を位置決めする位置決め方法であって、
    前記4箇所の当接部のうち互いに直交する位置関係にある第1当接部と第2当接部とがそれぞれ押し付けられて前記板状部材を位置決めする第1基準平面部および第2基準平面部を含む受け部材と、
    前記第1当接部に対向する第3当接部に当接して前記第1当接部を前記第1基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第1押付手段と、
    前記第2当接部に対向する第4当接部に当接して前記第2当接部を前記第2基準平面部に押し付けて面接触または線接触させる第2押付手段と、を用い、
    前記第1押付手段と前記第2押付手段とのうち少なくとも一方の押付手段を、円弧状に進行させて前記板状部材を位置決めすることを特徴とする位置決め方法。
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