JP5404613B2 - 宇宙飛翔体用シート及び該シートを備えている宇宙飛翔体 - Google Patents

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Description

本発明は、宇宙飛翔体内に取り付けるためのシート、及び該シートを備えている宇宙飛翔体に関する。
本発明の目的は、シートに座っている乗員への加速の影響を低減することである。この課題は、(大気圏外に航行可能な、例えば高度約100kmに至るまで上昇可能な)ロケット又は宇宙船の、特に宇宙輸送において顕在化する。加速度は、離陸段階及び期間段階の際に数十秒の間において5g〜10gに到達する。現在に至るまで宇宙飛行に参加するためのほぼ唯一の要件である快適性に関する要件が、専門的な訓練を受けたパイロットにとってはあまり必要ではない。しかしながら、宇宙飛行を一般乗員の輸送に拡大適用するための計画又は旅行のための計画を実現するためには、既存の飛行の快適性を高められるように、今日計画されている加速度よりも大きな加速度で飛行可能なように、又は事故のような不慮の状況を考慮して安全マージンを大きくするように既存の配置を改善する必要がある。
このようなことが、本発明の目的である。第2の目的は、宇宙飛翔体、特に宇宙船、すなわち従来の飛行機の一般的な態様を有しているが、大気圏の限界に到達するように、又は大気圏の限界を超えて行くように設計されている航空機の独創的な乗員室の配置を提供することである。このような航空機は、例えば、必要な加速度に達するようにロケット推進装置を含んでいる。
背骨が加速度に等しい値の負荷を受けないので、人間は自身の高さ方向よりも身体の前後方向に向いている加速度に抵抗することができることがよく知られている。また、身体の丸まった姿勢が好ましくない方向に伸長した姿勢よりも有利であることがよく知られている。幾つかの文献は、通常のシートの形状又は位置を改善することによって加速抵抗を向上させるために、これら状況を利用することを意図する設計を開示している。第1の文献は、特許文献1であり、加速方向に対して垂直に身体を向ける利点を開示し、通常の状況で利用される垂直なシート位置と加速度が大きい場合に利用される背中が完全に伸長する仰向け位置との間で変形可能なシートをさらに開示している。特許文献2には、丸まった位置が開示されている。特許文献3では、シートの乗員は、伸長した状態と丸まった状態との間において平均的に変らない姿勢に維持されているが、シートの傾斜が、身体が最も好ましい向きに成るように変化する。
他の特許文献(特許文献4、特許文献5、及び特許文献6)は、耐加速度スーツ又はシートの特定の配置によって、加速又は振動に対する飛行の快適性を改善するための他の配置を開示している。
しかしながら、先行技術でこのように検討されたシートの形状や向きの改善を含んでいる装置はすべて、大気圏内の航空機に関するものであり、当該航空機のパイロットを意図するものであった。これら設計は、宇宙飛翔体のために利用されていない。垂直離陸するロケットは、固定された寝台を備えており、乗員は、大きな加速段階において頸椎を維持される。
傾きを変化させることができるシートは、例えば自動宇宙飛翔体のような他の宇宙飛翔体のために提案されている。その目的は、特別な運転状態又は事故時における乗員の快適性又は安全性を向上させることである。特許文献7は、シートが、一方の回転軸が横方向(シャーシの左右方向)に延在し、他方の回転軸が宇宙飛翔体の前方に向いているカーダン式自在継手によって宇宙飛翔体のフレームから懸架されていることを開示している。これら軸のうち第1の軸を中心とする回転は、運転者が丘を上り下りする場合に運転者の傾きを調整するように適応し、第2の軸を中心とする回転は、宇宙飛翔体が旋回する場合にコリオリの力に従うように適応するか、又は宇宙飛翔体が斜面に沿ってロールする場合に垂直を維持することができるように適応する。従って、第1の回転の主たる目的は、運転者が受ける加速が運転者の身体の前後方向であるように運転者を位置決めし、第2の回転は、背骨に対して垂直な軸線を中心として行なわれるので、全く効果を発揮しない。
特許文献8は、衝撃が発生した場合における運転者の傾きを最適化するように、横方向軸線を中心として回転する自動宇宙飛翔体の乗員室を開示する。自動宇宙飛翔体に適用される回転式シートにおける先行技術、例えば航空機の自在継手は、運転者の身体が事故に起因する前後方向の大きな加速を受けるように、運転者を位置決め可能である。しかしながら、自動宇宙飛翔体用の回転式シートシステムの大部分は、宇宙飛翔体に直接適用することができない。上述の回転式シートシステムが通常の運転条件のために設計されており、加速が乗員の健康を脅かすには弱すぎ、さらには、上述のすべての運転者に関してシートの傾斜が、運転が可能な状態を維持するように制御される必要がある。これにより、慣性力が宇宙飛翔体に作用しない電気機械システムを改善させることができる。このような宇宙飛翔体は、加速強度大きく且つ加速方向における変化が急激な加速を実質的に受ける。
米国特許第2304781号明細書 米国特許第4301983号明細書 米国特許第5064146号明細書 米国特許第4243024号明細書 米国特許出願第2006/0237586号明細書 米国特許出願第2006/0145021号明細書 スペイン実用新案登録1063217号明細書 独国特許出願公開第4337019号明細書
本発明は、特に宇宙飛翔体に、及び快適性及び飛行の喜びに関心があり、装置の操縦には参加しない乗員にシートを適用するために、先行技術におけるシートの設計を改善することを目的とする。シートに保持されている乗員があまり大きく離れないように、宇宙飛翔体のキャビンを経済的に配置する必要性に留意すべきである。シートによって伸長した姿勢、着席している姿勢、又は背を伸ばしている姿勢と、背を丸めた姿勢との間で乗員の姿勢を改善することができる設計は、このような姿勢変化によって快適性が損なわれることに起因して断念されている。乗員の傾斜を変化させるようにシート内で横方向軸線を中心として回転する従来の装置は断念されている。この解決が乗員の身体に沿った最も危険な加速を低減する点において効果的であるならば、隣り合うシート同士の間の空間が必要とされる。宇宙飛翔体の傾斜の変化を強く視覚的に感じる乗員にとっては不快である。
まとめると、回動する高剛性な肘掛け椅子は、乗員の高さ方向における略長手軸線を中心として保持される。乗員は、既知の設計のように横方向ではなく、高さ方向に腰掛けるか、又は肘掛け椅子内で背を伸ばしている。この配置は、乗員室内の乗員の姿勢の変化又は傾斜の変化に依存しないので独創的である。しかしながら、少なくとも本発明の最も単純な実施例では、好ましい向きに宇宙船の飛行の独特な状況において、乗員の身体を位置決めすることができる。
一般的な態様では、本発明は、シートの乗員の脚から頭部に延在している高剛性なハルを備えているシートにおいて、支持構造体内に係合される少なくとも1つの軸部品であって、乗員の長手軸線に対して略平行な位置合せ方向に向き、乗員がハルと軸部品の位置合せ方向との間で少なくとも実質的に位置合せされるように、コネクタによってハルに接続されている軸部品を備えていることを特徴とする宇宙飛翔体内に取り付けるためのシートに関する。
支持構造体は、宇宙飛翔体内に固定されたトラック上で移動可能なカーソルを含んでいる。このような任意の装置が、既知の解決策の例に従って、乗員室内の乗員の傾斜を改善する可能性を再構築する。そして、その後に可能なシートの二方向回転が、乗員を加速に対して垂直により良く位置決めする。
シートは、一般に、一般にハルに張り合わされているスタッフィングを介してハルを補具すると共に、ハルをより良く保持するために、ハルの全周に亘る横方向の縁部又は最大部分によって乗員の身体を囲んでいるハルの形態で選択される。シートは、一般に、不慮の加速に追従するために自由に回転することができるので、回転制御されていない。しかしながら、ハルの運動に慣性を加えるために、乗員の乗り降りを容易にするために宇宙飛翔体が停止した場合に限り動作するアブソーバを妨害するための機構と共に追加することができる。
本発明の他の態様は、乗員室内に少なくとも1つのシートを備えている宇宙飛翔体、特に宇宙船である。
このような宇宙飛翔体において、シートが飛行の通常の状況において好ましい方向(加速に対して垂直な方向)に向いているより好ましい配置を実現することができるので、軸部品の位置合せ方向が宇宙飛翔体の長手軸線方向に対して略垂直であることは優位である。さらに、乗員は互いに対して近接しており、乗員室の壁と乗員の飛行風景を提供する機窓とに向かって回転する。乗員室を十分に満たし、乗員に快適性を提供する要件は満たされている。乗員が、傾斜の変化ほど感じられない運動を受け、喜ばしい外景を容易に楽しむことができるからである。
特に1つ以上のシートの当該構成において、二方向回転が可能とされ、シートの軸部品の支持カーソルを滑動させるトラックは、略垂直な後方部分と、略水平な下方部分と、場合によっては下方部分に結合され、傾斜している前方部分とを乗員室内に含んでいる。従って、略垂直な姿勢又は少なくとも水平と言うよりは垂直な姿勢から、略水平な姿勢に乗員の向きを乗員室内において変化させることができる。
特定の優位な配置では、軸部品の方向が、宇宙飛翔体の横方向の断面と共に小さな角度を形成している。当該宇宙飛翔体は、宇宙飛翔体の長手方向において単一の列で乗員室内に割り当てられた複数のシートであって、乗員室の矢状面(長手方向の面、垂直方向の面、二等分線方向の面)に関して対称に二等分するように向いているシートを備えている。これにより、宇宙飛翔体の乗員室の質量が釣り合った分布を可能とすると共にシートへのアクセスが容易になり、空間配置が良好になる。この小さな角度は25°未満である。この小さな角度は、優位には約15°である。
他の特定の優位な配置では、シートの水平面に対する傾斜が、約25°〜約40°の角度を形成する。この角度は、約35°とされる場合がある。
本発明は、添付図面と関連して説明される。
本発明におけるシートを表わす。 本発明における他の実施例のシートの様々な状態のうち一の状態を表わす。 本発明における他の実施例のシートの様々な状態のうち一の状態を表わす。 本発明における他の実施例のシートの様々な状態のうち一の状態を表わす。 本発明における他の実施例のシートの様々な状態のうち一の状態を表わす。 宇宙船の乗員室内における本発明のシートの斜視図である。 図1の実施例におけるシートを備えている宇宙船の乗員室の断面図である。 図1の実施例におけるシートを備えている宇宙船の乗員室の断面図である。 実施可能な配列を表わす。
図1は、本発明におけるシートを表わす。このシートは、乗員の全身を支持し、ヘッドレスト2と、背もたれ3と、正確に言えば着座位置(seated position)に乗員を位置決めするシート4と、レッグレスト5と、フットレスト6とを上側から下側に備えている単一の高剛性なハル1であって、縁部7が全周に亘って形成され、一組のアームレスト8が縁部7の適切な位置に配設されているハル1を備えている。縁部7を含んでいるハル1は、加速力の吸収と乗員の快適性とを補助するスタッフィングから形成されているので、横方向の加速に対してさえ保持される。このハルは、一組の軸部品9,10を含んでいる。第1の軸部品はヘッドレストの上方に配設され、第2の軸部品はフットレストの下方に配設されている。第2の軸部品がハル1に、より正確にはフットレスト6下方の縁部7に直接接続されている場合には、乗員の頭部及びハル1の前方に向けられているオフセットアーム11によって、第1の軸部品がヘッドセット2上方の縁部7に接続されている。このことの効果は、脚の位置を除いて、乗員の身体のうち最も大きな部分によって軸部品9,10の位置合せ軸線12を前方に押し戻すことである。これにより、シート及びその乗員からなるユニットの重心が位置合せ軸線12にシフトし、軸部品9,10が宇宙飛翔体の構造体内に回転自由又は略回転自由に取り付け可能となる。
図2A、図2B、図2C、及び図2Dは、それぞれシートの一の状態を表わす。図1に表わすシートは、宇宙飛翔体に固定支持された状態で配置されている軸部品9,10を有している。しかしながら、図2に表わす実施例の軸部品は、当該実施例では上部クロスビーム13と下部クロスビーム14とから成るカーソルの中心に収容されている。これらクロスビームは、シートに対して横方向に延在し、互いに平行に配置されている。これらクロスビームの両端は、トラック要素15,16それぞれに滑動可能に支持されている。当該実施例では、これらトラック要素それぞれが、略垂直に延在し且つ乗員の後方に向かって傾斜している後方部分17と、略水平に延在している下側部分18と、略垂直に延在し且つ乗員の前方に向かって傾斜している傾斜前方部分19とを備えている。後方部分17は、他の部分から独立している。逆に、他の部分は、互いに延長部分として結合されている。
この装置によって、図2Aに表わす静止位置から、図2Bのようにシートが回動し、図2Cのようにシートの傾斜が変化し、又は図2B及び図2Cの状態を組み合わせた図2Dのような状態に移行することができる。乗員自身が、乗員の両足を上昇させることができるトラック要素15,16の前方部分19によって、頭部を上向きにした状態で、水平位置ではなく略垂直位置又は垂直位置から、一方の側部から他方の側部に向かって回転した位置、及び略水平位置に対して後方に向かって次第に傾斜している位置を通過することができる。加速力自体が、当該加速力に対して垂直又は可能な限り垂直な最も好ましい方向で乗員に作用する。前記加速力によって、シート及び乗員の重心が位置合せ軸線12の方向から後方に向かってシフトされる。そして、トラック要素15,16において、(頂部に向かって互いに分離していることによって)前方部分19及び後方部分17それぞれが垂直軸線に対して逆方向に傾斜しており、中立位置18が略水平に延在している。これにより、トラック要素15,16の平面内に向いている加速力は、トラック要素に沿ってシートを滑動させる成分を常に有している。
図3は、本発明におけるシート20を備えている宇宙飛翔体の実施可能な配置を表わす。4つのシート20が、宇宙飛翔体の乗員室21内に配置されている。この乗員室は、略円筒状の胴体22によって仕切られている。宇宙飛翔体の長手方向23に対して略垂直な横方向が、軸部品の位置合せ軸線12の方向に一致している。2つのシート20が胴体の一方の側部に向かい、他の2つのシート20が胴体22の他方の側部に向かっているように配置されていることに留意すべきである。同様に、2つのシート20が胴体22の一方の側部に係合しており、他方の2つのシート20が他方の側部に係合していることに留意すべきである。シート20が乗員室21の矢状面(長手方向面、垂直方向面、又は二等分線方向面)に関してこのように完全に対称に配置されていることによって、乗員室21内の質量平衡が維持される。
図3は、図2に表わす実施例におけるシートを表わす。トラック要素15,16の後方部分17は、胴体22に位置決めされている。乗員室21の床24上に位置する下方部分18と、前方部分19とは、胴体22の両側に位置決めされているか、又は図示の如くシート20の脚部における通行するための空間をより大きく確保するように胴体から離隔している。
本発明が提供する利点は、図3に表わす実施例によって実現される。宇宙飛行の際に発生する大きな加速の大部分が、宇宙飛翔体の矢状面内の方向に向いている。但し、速度が単調に増大する場合には宇宙飛翔体の後方に向いている乗員に作用する力を、又は速度変化がピッチ運動と若しくは加速の垂直成分を発生させる高度変化と組み合わされた場合には斜めに向いている乗員に作用する力を大きく変化させる方向が、当該矢状面内の方向から除外される。しかしながら、シートの位置合せ軸線12の方向が矢状面に対して略垂直であるか又は大きな角度を有している区分である場合には、軸部品9,10を中心としてシートを回転させることによって、矢状面内における力の方向変化に追従することができる。トラック要素15,16上で滑動するトグル機構によって、乗員が矢状面内の力に対して垂直になるように、シートをさらに傾けることができる。(図3の実施例において利用可能な)図1に表わすシートを利用する場合にはシートの傾斜を変化させることができないが、突然加速したとしても、乗員には、自身の身体の長手方向に小さな加速が作用するにすぎない。シートが位置合せ軸線12の方向を中心として回動するので、横方向(左右方向)の加速が打ち消される。従って、大部分の加速が、身体の前後方向において体感される。このことは、図2に表わす二方向回転式シートによって立証される。
乗員が胴体22の一の側部から横切ることができる当該構成では、乗員が機窓25の前方に配置されるので、乗員が最良の状態で飛行を楽しむことができることに留意すべきである。
図4及び図5は、単純な回転を許容することによって、図1の実施例に一致している配置を除く上述の配置と略同一に位置決めされているシート26を備えている実施可能な他の配置を表わす。従って、軸部品の位置合せ軸線12の方向の傾斜角27は、一定であり、乗員が耐えなくてならない加速を最小限度に抑えるために、飛行条件に従って選択される必要がある。水平線に対する傾斜角度27が35°である場合に、身体の長手軸線方向における背骨に作用する力を大きく低減することによって、加速せず飛翔している際に快適な配置を決定するという良好な結果を得ることができる。水平線に対して小さく傾斜していることによって、この長手方向の力をさらに低減することができる。当該長手方向の力には、比較的大きな傾斜角27が好ましくなるように、加速が主に宇宙飛翔体の矢状面内に存在するが、離陸時及び一定速度での飛行時における乗員の快適性はそれ程良くなく、シート自体が大きな横方向の空間を占有する。このようなことは当該配置にとって望ましくない。そして、角度28は、胴体22の直線区間と位置合せ軸線12の方向とによって規定されるか、又は長手方向23に対して垂直である。角度28は、必要な加速抵抗を実現するために小さくなければならない。しかしながら、当該角度は、ゆとりある空間を印象づけるために、及び様々なシートへのアクセスを向上させるために非零(non-zero)である。当該角度は、約20°であり、如何なる場合であっても15°〜25°である。従って、これら2つの角度は、相反する要件の間における妥協によって選定される。当該実施例で付与される値は絶対的なものではなく、他の仕様では、他の値の方が良好である場合がある。
宇宙船のシートにおける一般的な配列が前方に向かっている(角度28が90°である)ことに留意すべきである。そして、横方向に向いている(角度28が0°である)ことが少なくとも陸上車両に採用されている場合であっても、角度28が相当小さいが零でないことは、宇宙飛翔体、特に航空機において新しいことに留意すべきである。
シートのハル1には、快適性及び衝撃吸収性を補助するカバー、例えば革や発泡体又はその両方が貼り合わされている。当該ハルは、安全ベルト、ストラップ、又は乗員を固定するための他の同等の装置を含んでいる。
軸部品9,10の支持部分が可撓性を有していることによって、これら軸部品が宇宙飛翔体に固定されているか、又は例えばクロスビーム13,14のような可動式カーソルの形態をしているかを問わず、加速抵抗が高められる。そして、軸部品が変形することによって、エネルギが吸収される。このような概念が、実質的に偶発的な衝撃を吸収するために適用される。そして、実施例は、その後に永久変形する支持部分、例えば圧縮部分内に脆弱点を配置するように構成されている。
このことは図6に表わされている。図6は、クロスビーム13が軸部品9の根本部分の両側に一組の圧縮部分32を備えていることを表わす。さらに、図6は、ローラ32,33がクロスビーム13に支持され、トラック要素15,16の中空レール内に滑動可能に収容されていることを表わす。他の設計では、例えば弾性吸収体が設けられている場合がある。クロスビーム14も、同様に設計されている場合がある。
1つ又は2つの回転軸を中心としたシートの向きが加速力によって自動的に調整されると共に、制御機構が自身の複雑さと自身が発生させる過度の慣性力とに起因して不要となることに留意すべきである。しかしながら、妨害機構を追加することができるので、シートを安定位置に維持し、乗員は自身がシートに着座し固定されるとすぐに解放される。ブレーキ(吸収装置)を追加することによって、速度と運動の程度を制限することができ、不適切なタイミングの速度超過運動、又は弱すぎる力によって生じる運動を防止することができる。当該ブレーキは、特にシートの回転を防止するのに適している。このようなブレーキは、軸部品9,10の間、ローラ32,33の間、及びトラック要素15,16のレールとの間に係合され、これにより摩擦力を発生させることができる。
軽く制動するのに適しているブレーキのタイプは、オイルが充填されているケースと、軸部品のうち一方の軸部品に固定され、軸部品が粘性力による吸収を実施するために回転する場合にオイルを撹拌するウイングレットとを備えている。強く制動するのに適しているブレーキのタイプは、バネによって軸部品を押し戻し、軸部品との間に摩擦力を生じさせるパッドを備えている。利用可能なブレーキの第3のタイプは、オイル内で移動するが当接位置を有しているジャッキのピストンに連接されているレバーアームによって軸部品に接続されている液圧式ジャッキである。状況に応じて相違する制動、特に乱流や他の偶発的な状況に該当する高速回転時に強い制動を実施するために、複合システム又は自己係合解除ブレーキを選択することができる。当該液圧式ブレーキは、このような制動過程をさらに有している。上述のすべてのブレーキは、当業者に知られており、本明細書ではこれ以上説明しない。
乗員は、このようにしてシート内の伸長位置(stretched out position)をえることができる。このシートは、部分4を備えていない。オフセットアームは、ハル1の湾曲延長部分として、対応する軸部品9とハル1との間を接続する他の部品に交換されている。
1 ハル
2 ヘッドレスト
3 背もたれ
4 シート
5 レッグレスト
6 フットレスト
7 縁部
8 アームレスト
9 軸部品
10 軸部品
11 オフセットアーム
12 位置合わせ軸線
13 上部クロスビーム
14 下部クロスビーム
15 トラック要素
16 トラック要素
17 後方部分
18 下側部分
19 前方部分
20 シート
21 乗員室
22 胴体
23 長手方向
24 床
25 機窓
26 シート
27 傾斜角度
28 角度
32 ローラ
33 ローラ

Claims (19)

  1. 乗員室内に整列されている複数のシートを備えている宇宙飛翔体において、
    前記シートそれぞれが、前記シートの乗員の脚部から頭部に延在している高剛性なハル(1)と、支持構造体内に係合される少なくとも1つの軸部品(9,10)とを備えており、
    前記軸部品が、前記乗員の長手方向に対して略平行とされる位置合せ軸線(12)の方向に向いており、前記乗員が前記ハルと前記軸部品の前記位置合せ軸線の方向との間に少なくとも概略的に位置決めされるように、前記ハル(1)に接続されており、
    前記軸部品の前記位置合せ軸線の方向が、前記宇宙飛翔体の長手方向に対して略垂直とされ、
    前記シートが、前記宇宙飛翔体の長手方向において単一の列で前記乗員室内に整列されており、
    前記シートが、前記乗員室の長手方向面且つ垂直面である二等分面に関して二等分に対称に配置されていることを特徴とする宇宙飛翔体。
  2. 前記ハルが、前記乗員が着座位置に位置決めされるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の宇宙飛翔体
  3. 前記シートそれぞれが、2つの軸部品(9,10)を備えており、
    前記軸部品が、前記乗員の長手方向において前記シートの2つの対向する端部に位置合わされ、位置決めされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の宇宙飛翔体
  4. 前記支持構造体が、前記宇宙飛翔体内の固定式トラック上で移動可能であると共に、前記トラック上に保持されているカーソル(13,14)を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の宇宙飛翔体
  5. 前記カーソルが、延長されたクロスビームであり、
    前記トラックは、2つであり、2つの平行な要素(15,16)から形成されており、
    前記クロスビームは、長さの中間部分内に滑らかな軸のうち一の軸を受容し、2つの対向する端部によって前記トラック要素上にそれぞれ保持されていることを特徴とする請求項4に記載の宇宙飛翔体
  6. 前記シートは、周囲に亘って延在していると共に前記乗員を囲んでいる周縁を備えていることを特徴とする請求項1に記載の宇宙飛翔体
  7. 前記シートが、前記位置合せ軸線(12)の方向を中心として回転自由であることを特徴とする請求項に記載の宇宙飛翔体。
  8. 前記シートそれぞれが、前記軸部品と前記支持構造体との間にブレーキ機構を備えていることを特徴とする請求項に記載の宇宙飛翔体。
  9. 前記シートそれぞれが、前記軸部品と前記支持構造体との間の係合を解除することができる停止機構を備えていることを特徴とする請求項又はに記載の宇宙飛翔体。
  10. 記トラックが、前記乗員室内に略垂直な後方部分(17)を備えていることを特徴とする請求項4又は5に記載の宇宙飛翔体。
  11. 前記トラックが、前記乗員室内に略水平な下方部分(18)を備えていることを特徴とする請求項10に記載の宇宙飛翔体。
  12. 前記トラックが、前記下方部分に固定されていると共に傾斜している前方部分(19)を前記乗員室内に備えていることを特徴とする請求項11に記載の宇宙飛翔体。
  13. 前記軸部品の前記位置合せ軸線の方向が、前記乗員室内において水平でなく垂直な傾斜と略水平な傾斜との間で変化する傾斜を可能とすることを特徴とする請求項12に記載の宇宙飛翔体。
  14. 前記軸部品の前記位置合せ軸線の方向が、前記宇宙飛翔体の長手方向に対して垂直な平面と共に非零の角度を形成することを特徴とする請求項1及び7〜13のいずれか一項に記載の宇宙飛翔体。
  15. 前記非零の角度が、25°よりも小さいことを特徴とする請求項14に記載の宇宙飛翔体。
  16. 前記非零の角度が、15°よりも大きいことを特徴とする請求項15に記載の宇宙飛翔体。
  17. 前記シートそれぞれの前記軸部品の前記位置合せ軸線の方向が、水平線に対して約25°〜約40°の角度で傾斜していることを特徴とする請求項1及び7〜のいずれか一項に記載の宇宙飛翔体。
  18. 前記軸部品の前記位置合せ軸線の方向が、水平線に対して約35°の角度で傾斜していることを特徴とする請求項17に記載の宇宙飛翔体。
  19. 前記宇宙飛翔体が宇宙船であることを特徴とする請求項18のいずれか一項に記載の宇宙飛翔体。
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