JP5403882B2 - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5403882B2
JP5403882B2 JP2007183583A JP2007183583A JP5403882B2 JP 5403882 B2 JP5403882 B2 JP 5403882B2 JP 2007183583 A JP2007183583 A JP 2007183583A JP 2007183583 A JP2007183583 A JP 2007183583A JP 5403882 B2 JP5403882 B2 JP 5403882B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
shaft
steering
drive circuit
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007183583A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009022118A (ja
Inventor
茂樹 長瀬
修弘 内田
彰 椙本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Koyo Electronics Industries Co Ltd
Original Assignee
JTEKT Corp
Koyo Electronics Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp, Koyo Electronics Industries Co Ltd filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2007183583A priority Critical patent/JP5403882B2/ja
Publication of JP2009022118A publication Critical patent/JP2009022118A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5403882B2 publication Critical patent/JP5403882B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

この発明は、モータ制御装置に関するものである。
多相のモータでは、電力供給源からモータに至るまでの電気抵抗を相間で等しくすることが、モータのトルクリップルを低減させるうえで重要である。
例えば下記特許文献1では、電力供給源とモータとを接続する配線の断面積や長さを調整することにより上記抵抗を相間で等しくすることが提案されている。
特開2005−319971号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のような配線の断面積や長さを調整する方法では、モータ制御装置が大型化してしまう場合がある。
すなわち、上記抵抗を相間で等しくする目的で配線の断面積を不必要に大きくしたり配線を不必要に長くしたりする場合、配線の体積が大きくなるので、モータ制御装置が大型化してしまう。
この発明は、かかる背景のもとになされたものであり、装置の大型化を伴わずに、電力供給源からモータに至るまでの抵抗を相間で等しくすることができるモータ制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、モータ(18)を駆動するための駆動回路(43)をモータの複数の端子(53,54,55)のそれぞれに接続する複数の接続部材(46,47,48)を備え、上記複数の接続部材は、円弧状の外側接続部材と、外側接続部材の内側に配置されており、外側接続部材よりも短い内側接続部材とを含み、駆動回路から各端子への接続部材の抵抗が互いに等しくなるように、駆動回路から各端子への接続部材の体積抵抗率を互いに異ならせてある、モータ制御装置(12)である。各接続部材の断面積は一定であってもよい。
本発明によれば、接続部材の体積抵抗率を調整することで、電力供給源からモータに至るまでの抵抗が相間で等しくされている。具体的には、上記駆動回路から各端子への接続部材の抵抗を互いに等しくするように、駆動回路から各端子への接続部材の体積抵抗率を互いに異ならせることで、電力供給源からモータに至るまでの抵抗が相間で等しくされている。すなわち、上記駆動回路から各端子への接続部材は、相対的に長い外側接続部材と、相対的に短い内側接続部材とを含み、上記外側接続部材の体積抵抗率が、上記内側接続部材の体積抵抗率よりも低くされていることにより、電力供給源からモータに至るまでの抵抗が相間で等しくされている。
本発明によれば、接続部材の断面積を不必要に大きくしたり、接続部材の長さを不必要に長くしたりしなくてもよいので、モータ制御装置の大型化を伴わずに電力供給源からモータに至るまでの抵抗が相間で等しくされる。これにより、トルクリップルを抑制できる。
上記駆動回路から各端子への接続部材のうち、体積抵抗率が互いに異なる接続部材は、互いに異なる材料により形成されていてもよい。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るモータ制御装置を備える電動パワーステアリング装置1の概略構成を示す模式図である。
図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、操舵部材としてのステアリングホイール2と、ステアリングホイール2の回転に連動して転舵輪3を転舵する転舵機構4と、運転者の操舵を補助する操舵補助機構5とを備えている。転舵機構4としては、例えばラックアンドピニオン機構が用いられている。
ステアリングホイール2と転舵機構4とは、ステアリングシャフト6および中間軸7等を介して機械的に連結されている。ステアリングホイール2の回転は、ステアリングシャフト6および中間軸7等を介して転舵機構4に伝達されるようになっている。また、転舵機構4に伝達された回転は、ラック軸14の軸方向移動に変換されるようになっている。これにより、転舵輪3が転舵される。
ステアリングシャフト6は、直線状に延びており、ステアリングホイール2に連結された入力軸8と、中間軸7に連結された出力軸9とを含む。入力軸8と出力軸9とは、トーションバー10を介して同一軸線上で相対回転可能に連結されている。すなわち、ステアリングホイール2に一定値以上の操舵トルクが入力されると、入力軸8および出力軸9は、互いに相対回転しつつ同一方向に回転するようになっている。
ステアリングシャフト6の周囲に配置されたトルクセンサ11は、入力軸8および出力軸9の相対回転変位量に基づいて、ステアリングホイール2に入力された操舵トルクを検出する。また、トルクセンサ11のトルク検出結果は、モータ制御装置としてのECU12(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)に入力される。中間軸7は、ステアリングシャフト6と転舵機構4とを連結している。
転舵機構4は、ピニオン軸13と、ラック軸14とを含む。ラック軸14の各端部には、タイロッド15およびナックルアーム(図示せず)を介して転舵輪3が連結されている。ピニオン軸13は、中間軸7に連結されている。ピニオン軸13は、ステアリングホイール2の操舵に連動して回転する。また、ピニオン軸13の先端(図1では下端)には、ピニオン16が連結されている。
ラック軸14は、車両の左右方向に沿って直線状に延びている。ラック軸14の軸方向の途中部には、上記ピニオン16に噛み合うラック17が形成されている。このピニオン16およびラック17によって、ピニオン軸13の回転がラック軸14の軸方向移動に変換される。ラック軸14を軸方向に移動させることで、転舵輪3を転舵することができる。
操舵補助機構5は、電動モータ18と、電動モータ18の出力トルクを転舵機構4に伝動するための伝動装置としての減速機構19とを含む。電動モータ18としては、例えば、三相のブラシレスモータが用いられている。また、減速機構19としては、例えばウォームギヤなどの食い違い軸歯車機構や、平行軸歯車機構などを用いることができる。本実施形態では、減速機構19として、ウォームギヤが用いられている。すなわち、減速機構19は、駆動ギヤとしてのウォーム軸20と、このウォーム軸20と噛み合う従動ギヤとしてのウォームホイール21とを含む。
ウォーム軸20は、図示しない動力伝達継手を介して電動モータ18の回転軸(図示せず)に連結されている。ウォーム軸20は、電動モータ18によって回転駆動される。また、ウォームホイール21は、ウォーム軸20によって回転駆動される。ウォームホイール21は、ステアリングシャフト6に同行回転可能に連結されている。
電動モータ18がウォーム軸20を回転駆動すると、ウォーム軸20によってウォームホイール21が回転駆動され、ウォームホイール21およびステアリングシャフト6が同行回転する。そして、ステアリングシャフト6の回転は、中間軸7を介してピニオン軸13に伝達される。ピニオン軸13の回転は、ラック軸14の軸方向移動に変換される。これにより、転舵輪3が転舵される。すなわち、電動モータ18によってウォーム軸20を回転駆動することで、転舵輪3が転舵され、運転者の操舵が補助されるようになっている。
電動モータ18は、モータ制御装置としてのECU12によって制御される。ECU12は、トルクセンサ11からのトルク検出結果や図示しない車速センサからの車速検出結果等に基づいて電動モータ18を制御する。
図2は、操舵補助機構5の図解的な外観図である。図1および図2を参照して、減速機構19は、図1に示すように、伝動ハウジングとしてのギヤハウジング22内に収容されている。また、ギヤハウジング22は、図2に示すように、ウォーム軸20が収容された駆動ギヤ収容部23と、ウォームホイール21が収容された従動ギヤ収容部24とを含む。ステアリングシャフト6は、従動ギヤ収容部24の挿通孔を挿通している。
一方、電動モータ18は、カップ状のモータハウジング25を有している。モータハウジング25は、円筒状の周壁部26と、周壁部26の一端を閉塞する底部27と、周壁部26の他端からその径方向外方に向かって張り出した環状のフランジ部28とを含む。
モータハウジング25は、制御ハウジング30を介して、ギヤハウジング22に取り付けられている。すなわち、ギヤハウジング22とモータハウジング25との間には、制御ハウジング30が介在している。制御ハウジング30は、電動モータ18に対して電動モータ18の軸方向X1(周壁部26の軸方向)に隣接している。
ギヤハウジング22および制御ハウジング30は、それぞれ、例えばアルミニウム合金等の軽金属で形成されている。これにより、操舵補助機構5が軽量化されている。
図3は、制御ハウジング30をその上方から見た図解的な斜視図である。図3を参照して、制御ハウジング30は、一端が開放した概ね四角箱型の部材である。具体的には、制御ハウジング30は、一端が開放した概ね四角箱型の本体部31と、本体部31の底部から本体部31の開放側に向かって延びる筒状部32とを含む。本体部31および筒状部32は、単一の部材で一体に形成されている。また、筒状部32の内周は、中空になっている。
本体部31は、上記底部としての仕切り壁33と、本体部31の周壁を構成する概ね四角筒状の外周壁34と、外周壁34の一端(図3では上端)からその外方に向かって張り出した環状のフランジ35とを含む。筒状部32は、仕切り壁33の中心部から延設されている。また、外周壁34は、筒状部32を取り囲んでいる。外周壁34と筒状部32との間には、上述のECU12が収容される収容室S1が形成されている。
外周壁34には、後述の電力供給線44a,44bが挿通する挿通孔29が形成されている。また、仕切り壁33には、仕切り壁33をその厚み方向に貫通する貫通孔37と、仕切り壁33をその厚み方向に貫通し筒状部32の内周に連通する図示しない連通孔と、ECU12の一部である後述のパワー基板42が取り付けられる取付段部36とが形成されている。
一方、フランジ35は、外周壁34の一端に沿う環状部38と、環状部38の一部から本体部31の外方に向かって突出する複数の取付部39(本実施形態では一対の取付部39)とを含む。各取付部39には、当該取付部39をその厚み方向に貫通する位置決め孔40が形成されている。図2に示すように、制御ハウジング30は、位置決め孔40を挿通する固定ボルト41によってギヤハウジング22に固定されている。
図4は、制御ハウジング30およびECU12の図解的な平面図である。この図4では、制御ハウジング30の収容室S1内にECU12が収容されている状態を示している。
図4を参照して、ECU12は、上記パワー基板42と、複数の電子素子と、マイクロコンピュータ等を含む図示しない制御基板とを含む。パワー基板42は、例えば平面視において矩形にされており、その表面には、複数のスイッチング素子を含むモータ駆動回路43が形成されている。スイッチング素子としては、例えば、バイポーラトランジスタ、MOSFET、IGBT等が挙げられる。モータ駆動回路43は、制御基板上に取り付けられたマイクロコンピュータ等によって制御される。
パワー基板42は、一対の電力供給線44a,44b等を介して主電源としてのバッテリ45に接続されている。また、パワー基板42は、接続部材としての導電性の複数のバスバー(第1のバスバー46、第2のバスバー47、第3のバスバー48)を介して電動モータ18に接続されている(図4では、紙面の奥側に電動モータ18が配置されている。)。バッテリ45、パワー基板42および電動モータ18等によって電気回路が構成されている。バッテリ45の電力は、パワー基板42等を介して電動モータ18に供給されるようになっている。
図5は、バッテリ45、モータ駆動回路43および電動モータ18を含む電気回路図である。図4および図5を参照して、バッテリ45の正極Pには、一方の電力供給線44aが接続されている。また、バッテリ45の負極Nには、他方の電力供給線44bが接続されている。図4に示すように、一方の電力供給線44aは挿通孔29(図3参照)を通って収容室S1内に進入しており、収容室S1内に配置されたバスバー49の一端49aに接続されている。また、図4に示すように、他方の電力供給線44bは、挿通孔29を通って収容室S1内に進入しており、収容室S1内に配置されたバスバー50の一端50aに接続されている。図示はしないが、バッテリ45の負極Nと他方の電力供給線44bとは、それぞれ、車体(アース)に接続されており、車体を介して互いに接続されている。
バスバー49の他端49bおよびバスバー50の他端50bは、それぞれモータ駆動回路43に接続されている。これにより、パワー基板42とバッテリ45とが電気的に接続されている。バッテリ45の正極Pから一方の電力供給線44a等を介してモータ駆動回路43に至るまでの抵抗と、バッテリ45の負極Nから他方の電力供給線44b等を介してモータ駆動回路43に至るまでの抵抗とは、互いに等しくされている。
図4に示すように、バスバー49,50は、それぞれ収容室S1内において筒状部32の周りで湾曲状に配置されている。本実施形態では、正極側のバスバーであるバスバー49が湾曲内側に配置されている。また、各電力供給線44a,44bには、バッテリ45と並列になるように補助電源51が接続されている。補助電源51としては、例えばコンデンサや、電気2重層キャパシタ等を用いることができる。補助電源51を設けることで、バッテリ45の容量以上の電力を電動モータ18に供給できるようになっている。補助電源51の温度は、温度センサ52によって検出されるようになっている。
温度センサ52の検出結果は、制御基板(図示せず)に取り付けられたマイクロコンピュータC(図5参照)に入力される。マイクロコンピュータCは、温度センサ52から入力された検出結果に基づいてモータ駆動回路43の出力を制限する。これにより、バッテリ45からの引き出し電流が抑制される。バッテリ45からの引き出し電流が抑制されることで、補助電源51の温度が使用可能温度の上限(補助電源51が電気2重層キャパシタである場合には、例えば70度程度)を超えないように制御されている。温度センサ52は、補助電源51の外部に配置されていてもよく、補助電源51の内部に配置されていてもよい。
一方、パワー基板42は、上述のように、第1、第2および第3のバスバー46,47,48を介して電動モータ18に接続されている。具体的には、第1、第2および第3のバスバー46,47,48のそれぞれの一端がモータ駆動回路43に接続されており、第1のバスバー46の他端,第2のバスバー47の他端および第3のバスバー48の他端が、それぞれ、電動モータ18から延びる3つの端子(第1の端子53、第2の端子54および第3の端子55)に接続されている。
図4に示すように、第1、第2および第3の端子53,54,55は、それぞれ貫通孔37を通って収容室S1に進入している。第1、第2および第3の端子53,54,55は、図示しない電動モータ18のコイルに接続されており、それぞれ、電動モータ18のU相、V相、W相に対応している。これらの端子53,54,55は、図4に示すように、筒状部32の周囲で円弧状に並んで配置されている。本実施形態では、パワー基板42に最も近い第1の端子53がU相に対応し、その次に近い第2の端子54がV相に対応し、パワー基板42から最も遠い第3の端子55がW相に対応している。
各端子53,54,55とパワー基板42とは、それぞれ、対応するバスバー46,47,48によって概ね最短距離で接続されている。したがって、各バスバー46,47,48の長さは、概ね必要最低限の長さにされている。これにより、モータ駆動回路43から各端子53,54,55までの抵抗がそれぞれ抑えられている。また、上述のように、第1、第2および第3の端子53,54,55は円弧状に並んで配置されているので、第1、第2および第3のバスバー46,47,48のそれぞれの長さは、第1のバスバー46が最も短く、第2のバスバー47がその次に短く、第3のバスバー48が最も長くなっている。
第1、第2および第3のバスバー46,47,48の断面積(長手方向に直交する方向の断面積)は、それぞれ等しくされている。また、第1、第2および第3のバスバー46,47,48は、それぞれ、異なる材料によって形成されている。具体的には、各バスバー46,47,48は、それぞれ体積抵抗率が異なる材料によって形成されており、最も長さが短い第1のバスバー46の体積抵抗率が最も高く、その次に短い第2のバスバー47の体積抵抗率がその次に高く、最も長い第3のバスバー48の体積抵抗率が最も低くされている。
本実施形態では、各バスバー46,47,48の断面積が一定であり、且つ、長さがそれぞれ異なるため各バスバー46,47,48を同じ体積抵抗率の材料で形成した場合、モータ駆動回路43から各端子53,54,55までの抵抗が相間で異なるのだが、各バスバー46,47,48の体積抵抗率をそれぞれ異ならせることにより、上記各端子53,54,55までの抵抗が調整されそれぞれ等しくされている。これにより、バッテリ45から電動モータ18に至るまでの抵抗が相間で等しくされ、電動モータ18のトルクリップルが低減されている。すなわち、バッテリ45の正極Pから一方の電力供給線44a等を介してモータ駆動回路43に至るまでの抵抗と、バッテリ45の負極Nから他方の電力供給線44b等を介してモータ駆動回路43に至るまでの抵抗が互いに等しくされているので、モータ駆動回路43から各端子53,54,55に至るまでの抵抗をそれぞれ等しくすることにより、バッテリ45から電動モータ18に至るまでの抵抗が相間で等しくされている。
各バスバー46,47,48を構成する材料としては、例えば、銅、銀、金、アルミニウム、黄銅などの金属が挙げられる。また、これらの材料の室温における体積抵抗率は、銅が1.72×10-8Ω・m、銀が1.62×10-8Ω・m、金が2.4×10-8Ω・m、アルミニウムが2.75×10-8Ω・m、黄銅が5×10-8Ω・m〜7×10-8Ω・mである。
以上のように本実施形態では、各バスバー46,47,48の体積抵抗率をそれぞれ異ならせることで、モータ駆動回路43から電動モータ18の各端子53,54,55に至るまでの抵抗がそれぞれ等しくされている。すなわち、上記各端子53,54,55に至るまでの抵抗をそれぞれ等しくすることを目的として、各バスバー46,47,48の断面積を必要以上に大きくしたり、長さを必要以上に長くしたりしなくてもよい。したがって、モータ制御装置としてのECU12を大型化させずに上記各端子53,54,55に至るまでの抵抗をそれぞれ等しくし、電動モータ18のトルクリップルを確実に低減することができる。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、上述の実施形態では、本発明に係るモータ制御装置としてのECU12が電動パワーステアリング装置1に適用された場合について説明したが、電動パワーステアリング装置1以外の装置に本発明に係るモータ制御装置を適用してもよい。
また、上述の実施形態では、電動モータ18が3相のブラシレスモータである場合について説明したが、電動モータ18は、例えば、3相以外のブラシレスモータであってもよいし、交流モータ等のその他のモータであってもよい。
本発明の一実施形態に係るモータ制御装置を備える電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。 操舵補助機構の図解的な外観図である。 制御ハウジングをその上方から見た図解的な斜視図である。 制御ハウジングおよびECUの図解的な平面図である。 バッテリ、モータ駆動回路および電動モータを含む電気回路図である。
符号の説明
12・・・ECU(モータ制御装置)、18・・・電動モータ(モータ)、43・・・モータ駆動回路(駆動回路)、46・・・第1のバスバー(接続部材)、47・・・第2のバスバー(接続部材)、48・・・第3のバスバー(接続部材)、53・・・第1の端子(端子)、54・・・第2の端子(端子)、55・・・第3の端子(端子)

Claims (4)

  1. モータを駆動するための駆動回路をモータの複数の端子のそれぞれに接続する複数の接続部材を備え、
    上記複数の接続部材は、円弧状の外側接続部材と、外側接続部材の内側に配置されており、外側接続部材よりも短い内側接続部材とを含み、
    駆動回路から各端子への接続部材の抵抗が互いに等しくなるように、駆動回路から各端子への接続部材の体積抵抗率を互いに異ならせてある、モータ制御装置。
  2. 請求項1において、各接続部材の断面積は一定であることを特徴とするモータ制御装置。
  3. 請求項1または2において、上記外側接続部材の体積抵抗率が、上記内側接続部材の体積抵抗率よりも低くされていることを特徴とするモータ制御装置。
  4. 請求項1〜3において、駆動回路から各端子への接続部材のうち、体積抵抗率が互いに異なる接続部材は、互いに異なる材料により形成されていることを特徴とするモータ制御装置。
JP2007183583A 2007-07-12 2007-07-12 モータ制御装置 Expired - Fee Related JP5403882B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007183583A JP5403882B2 (ja) 2007-07-12 2007-07-12 モータ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007183583A JP5403882B2 (ja) 2007-07-12 2007-07-12 モータ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009022118A JP2009022118A (ja) 2009-01-29
JP5403882B2 true JP5403882B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=40361250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007183583A Expired - Fee Related JP5403882B2 (ja) 2007-07-12 2007-07-12 モータ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5403882B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2940699B1 (en) * 2012-12-28 2018-12-05 Fujikura Ltd. Oxide superconductor wire

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11341862A (ja) * 1998-05-22 1999-12-10 Shibaura Mechatronics Corp モータ制御用配線基板
JP2005174955A (ja) * 2003-12-05 2005-06-30 Toyota Industries Corp 半導体モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009022118A (ja) 2009-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5252939B2 (ja) モータ制御装置およびこれを備える車両用操舵装置
JP7067339B2 (ja) 駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
JP5316839B2 (ja) モータおよびこれを備える車両用操舵装置
JP5574172B2 (ja) 制御装置
JP5912430B2 (ja) 電動パワーステアリング用の電子制御ユニット
JP2015142429A (ja) ブラシレスモータ及び電動パワーステアリング装置
JP5125434B2 (ja) モータおよび電気式動力舵取装置
JP2009078690A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5403882B2 (ja) モータ制御装置
JP6766485B2 (ja) モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置
JP2012010465A (ja) モータ制御装置及び車両用操舵装置
JP2009207270A (ja) 電動機および電動パワーステアリング装置
JP6220537B2 (ja) 電動パワーステアリング用の電子制御ユニット
JP5152558B2 (ja) モータ制御装置
JP5234331B2 (ja) 車両用操舵装置
JP5350915B2 (ja) 電動パワーステアリング用モータユニット及び電動パワーステアリング装置
JP2011228453A (ja) 多層回路基板、モータ制御装置及び車両用操舵装置
JP2021136731A (ja) 電動駆動装置
JP2009188123A (ja) モータ制御装置およびこれを備える車両用操舵装置
JP5505712B2 (ja) 制御装置およびこれを備える電動パワーステアリング装置
KR101393156B1 (ko) 전동식 조향장치의 전자제어장치 및 이를 구비한 자동차의 전동식 조향장치
JP5299665B2 (ja) 車両用操舵装置
JP2012245848A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2011031756A (ja) 電動パワーステアリング用モータユニット及び電動パワーステアリング装置
JP2009067317A (ja) 電動パワーステアリング装置用モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131017

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131029

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5403882

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees