JP5152558B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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この発明は、モータ制御装置に関するものである。
ブラシレスモータや可変駆動を目的とした交流モータでは、モータ駆動回路としてのインバータ回路によって当該モータへの印加電圧および周波数が制御される。
例えば下記特許文献1では、電源から供給された交流電力が整流回路によって直流電力に変換され、さらに、この直流電力がインバータ回路によって所定の交流電力に変換されることで、モータへの印加電圧および周波数が制御されるようになっている。整流回路は、ダイオードブリッジや電圧平滑用のコンデンサを備えている。
特開2006−20433号公報
例えば上記特許文献1における整流回路において、電圧平滑用のコンデンサを複数設けることでインバータ回路に供給される電圧をより平滑にし、インバータ回路における電力の逆変換を効率的に行うことが考えられる。
しかしながら、この場合、電源の正極から各コンデンサをそれぞれ介して電源の負極に至る経路の抵抗が互いに等しくされていないと、インバータ回路に供給される電圧をより平滑にすることができず、インバータ回路における電力の逆変換を効率的に実施できなくなる。
すなわち、上記抵抗が互いに等しくされていないと一部のコンデンサへの負荷が高くなり、コンデンサ間で、放電量、充電量および発熱量が不均一になってしまう。また、一部のコンデンサへの負荷が高くなると、当該コンデンサの寿命が短くなってしまう。
この発明は、かかる背景のもとになされたものであり、効率的な電力の変換を実施することができるモータ制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、電源(45)およびモータ駆動回路(43)に並列に接続された複数の同種の電子素子(50,51,52)と、電源の正極(P)とモータ駆動回路の正極側の入力端子(43a)とを接続する第1のバスバー(46,146,246)と、電源の負極(N)とモータ駆動回路の負極側の入力端子(43b)とを接続する第2のバスバー(47,147,247)とを備え、各電子素子は、第1のバスバーに第1の接続点(55a,55b,55c)で接続された第1の端子(53)と、第2のバスバーに第2の接続点(56a,56b,56c)で接続された第2の端子(54)とを含み、電源の正極から各電子素子をそれぞれ介して電源の負極に至る経路の抵抗が、互いに等しくされており、モータ駆動回路の正極側の入力端子から各電子素子をそれぞれ介してモータ駆動回路の負極側の入力端子に至る経路の抵抗が、互いに等しくされており、上記第1および第2のバスバーの一方は、モータ駆動回路に接続される電動モータ(18)の回転軸の軸方向に第1および第2のバスバーを見たときに、電動モータの回転軸に直交する径方向に第1および第2のバスバーが重なるように、上記第1および第2のバスバーの他方の径方向内側に配置されており、上記第1および第2のバスバーのうちの内側に配置されたバスバーは、S字状またはクランク状に折り返された部分(A1)を含む、モータ制御装置(12)である。
本発明によれば、電源の正極から各電子素子をそれぞれ介して電源の負極に至る経路の抵抗が、互いに等しくされ、さらに、モータ駆動回路の正極側の入力端子から各電子素子をそれぞれ介してモータ駆動回路の負極側の入力端子に至る経路の抵抗が、互いに等しくされているので、モータ駆動回路は、電源から供給された電力を効率的に逆変換することができる。これにより、モータ駆動回路からモータに安定した電力が供給され、モータの動作が安定化される。
具体的には、上記第1の接続点から電源の正極に至るまでの第1のバスバーの経路長(L11,L21,L31)と、第2の接続点から電源の負極に至るまでの第2のバスバーの経路長(L12,L22,L32)との和(L1,L2,L3)が、各電子素子に関して互いに等しくされ、さらに、各電子素子に関して、第1の端子の長さ(L4)と第2の端子の長さ(L5)との和が、互いに等しくされることにより、電源の正極から各電子素子をそれぞれ介して電源の負極に至る経路の抵抗が、互いに等しくされている場合がある。
また、上記第1の接続点からモータ駆動回路の正極側の入力端子に至るまでの第1のバスバーの経路長(L61,L71,L81)と、上記第2の接続点からモータ駆動回路の負極側の入力端子に至るまでの第2のバスバーの経路長(L62,L72,L82)との和(L6,L7,L8)が、各電子素子に関して互いに等しくされ、さらに、各電子素子に関して、第1の端子の長さ(L4)と第2の端子の長さ(L5)との和が、互いに等しくされることにより、モータ駆動回路の正極側の入力端子から各電子素子をそれぞれ介してモータ駆動回路の負極側の入力端子に至る経路の抵抗が、互いに等しくされている場合がある。
上記「電源の正極から各電子素子をそれぞれ介して電源の負極に至る経路の抵抗」とは、各経路において、その経路にある電子素子の内部抵抗、当該経路にある電子素子の第1の端子の抵抗および第2の端子の抵抗、ならびに、当該経路に含まれる第1のバスバーの一部の抵抗および第2のバスバーの一部の抵抗を含む抵抗である。また、上記複数の同種の電子素子とは別の電子素子が各経路に介在している場合には、この別の電子素子の内部抵抗も当該経路の抵抗に含まれる。
また、上記「モータ駆動回路の正極側の入力端子から各電子素子をそれぞれ介してモータ駆動回路の負極側の入力端子に至る経路の抵抗」とは、各経路において、その経路にある電子素子の内部抵抗、当該経路にある電子素子の第1の端子の抵抗および第2の端子の抵抗、ならびに、当該経路に含まれる第1のバスバーの一部の抵抗および第2のバスバーの一部の抵抗を含む抵抗である。
また、本発明において、上記第1および第2のバスバーは湾曲状に配置され、第1および第2のバスバーのうち湾曲内側に配置されたバスバー(46)は、S字状またはクランク状をなすように互いに連結された湾曲状の第1、第2および第3の部分(57,58,59)を含み、上記第1、第2および第3の部分は、この順で湾曲内側から外側に並んでおり、上記第2の部分の長手方向(Y1)に並ぶように、各電子素子の同側の端子の接続点が配置されている場合がある。
この場合、第1または第2のバスバーに上記第1、第2および第3の部分を設けることで、上記第1の接続点から電源の正極に至るまでの第1のバスバーの経路長と、第2の接続点から電源の負極に至るまでの第2のバスバーの経路長との和を調整し、この和を各電子素子に関して互いに等しくすることができる。
また、第1または第2のバスバーに上記第1、第2および第3の部分を設けることで、上記第1の接続点からモータ駆動回路の正極側の入力端子に至るまでの第1のバスバーの経路長と、上記第2の接続点からモータ駆動回路の負極側の入力端子に至るまでの第2のバスバーの経路長との和を調整し、この和を各電子素子に関して互いに等しくすることができる。
第1および第2のバスバーのうち湾曲内側に配置されたバスバーに上記第1、第2および第3の部分を設けることで、湾曲外側に配置されたバスバーに上記第1、第2および第3の部分を設けた場合に比べて、第1のバスバーの長手方向の長さと第2のバスバーの長手方向の長さとの和の増加を抑えることができる。これにより、電源の正極から各電子素子をそれぞれ介して電源の負極に至る経路の抵抗、および、モータ駆動回路の正極側の入力端子から各電子素子をそれぞれ介してモータ駆動回路の負極側の入力端子に至る経路の抵抗の増加を抑制することができる。
また、本発明において、上記第1および第2のバスバーの何れか一方はグランドラインに接続され、上記グランドラインに接続されたバスバー(247)は、S字状またはクランク状をなすように互いに連結された第1、第2および第3の部分(157,158,159)を含み、上記第2の部分の長手方向(Y1)に並ぶように、各電子素子の同側の端子の接続点が配置されている場合がある。
この場合、上記と同様に、上記第1の接続点から電源の正極に至るまでの第1のバスバーの経路長と、第2の接続点から電源の負極に至るまでの第2のバスバーの経路長との和を調整し、この和を各電子素子に関して互いに等しくすることができる。また、上記第1の接続点からモータ駆動回路の正極側の入力端子に至るまでの第1のバスバーの経路長と、上記第2の接続点からモータ駆動回路の負極側の入力端子に至るまでの第2のバスバーの経路長との和を調整し、この和を各電子素子に関して互いに等しくすることができる。
上記グランドラインと対をなすラインである電源ラインには、上記複数の同種の電子素子とは別の電子素子(例えばコイルやリレー等)が配置されている場合がある。したがって、この場合に、上記グランドラインに接続されたバスバーに上記第1、第2および第3の部分を設けることで、上記電源ラインの抵抗の増加を抑制しつつ、電源ラインの抵抗と、グランドラインの抵抗とをバランスさせることができる。
上記電子素子としては、例えばコンデンサ(50,51,52)、MOSFETなどを用いることができる。
また、本発明において、上記第1および第2のバスバーのうちの内側に配置されたバスバーに設けられた上記折り返された部分は、上記電動モータの径方向に間隔を隔てて、略平行に配置された第1、第2および第3の部分を含んでいてもよい。この場合、上記第1、第2および第3の部分のそれぞれは、直線状であってもよい。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るモータ制御装置を備える電動パワーステアリング装置1の概略構成を示す模式図である。
図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、操舵部材としてのステアリングホイール2と、ステアリングホイール2の回転に連動して転舵輪3を転舵する転舵機構4と、運転者の操舵を補助する操舵補助機構5とを備えている。転舵機構4としては、例えばラックアンドピニオン機構が用いられている。
ステアリングホイール2と転舵機構4とは、ステアリングシャフト6および中間軸7等を介して機械的に連結されている。ステアリングホイール2の回転は、ステアリングシャフト6および中間軸7等を介して転舵機構4に伝達されるようになっている。また、転舵機構4に伝達された回転は、ラック軸14の軸方向移動に変換されるようになっている。これにより、転舵輪3が転舵される。
ステアリングシャフト6は、直線状に延びており、ステアリングホイール2に連結された入力軸8と、中間軸7に連結された出力軸9とを含む。入力軸8と出力軸9とは、トーションバー10を介して同一軸線上で相対回転可能に連結されている。すなわち、ステアリングホイール2に一定値以上の操舵トルクが入力されると、入力軸8および出力軸9は、互いに相対回転しつつ同一方向に回転するようになっている。
ステアリングシャフト6の周囲に配置されたトルクセンサ11は、入力軸8および出力軸9の相対回転変位量に基づいて、ステアリングホイール2に入力された操舵トルクを検出する。また、トルクセンサ11のトルク検出結果は、モータ制御装置としてのECU12(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)に入力される。中間軸7は、ステアリングシャフト6と転舵機構4とを連結している。
転舵機構4は、ピニオン軸13と、ラック軸14とを含む。ラック軸14の各端部には、タイロッド15およびナックルアーム(図示せず)を介して転舵輪3が連結されている。ピニオン軸13は、中間軸7に連結されている。ピニオン軸13は、ステアリングホイール2の操舵に連動して回転する。また、ピニオン軸13の先端(図1では下端)には、ピニオン16が連結されている。
ラック軸14は、自動車の左右方向に沿って直線状に延びている。ラック軸14の軸方向の途中部には、上記ピニオン16に噛み合うラック17が形成されている。このピニオン16およびラック17によって、ピニオン軸13の回転がラック軸14の軸方向移動に変換される。ラック軸14を軸方向に移動させることで、転舵輪3を転舵することができる。
操舵補助機構5は、電動モータ18と、電動モータ18の出力トルクを転舵機構4に伝動するための伝動装置としての減速機構19とを含む。電動モータ18としては、例えば、三相のブラシレスモータが用いられている。また、減速機構19としては、例えばウォームギヤなどの食い違い軸歯車機構や、平行軸歯車機構などを用いることができる。本実施形態では、減速機構19として、ウォームギヤが用いられている。すなわち、減速機構19は、駆動ギヤとしてのウォーム軸20と、このウォーム軸20と噛み合う従動ギヤとしてのウォームホイール21とを含む。
ウォーム軸20は、図示しない動力伝達継手を介して電動モータ18の回転軸(図示せず)に連結されている。ウォーム軸20は、電動モータ18によって回転駆動される。また、ウォームホイール21は、ウォーム軸20によって回転駆動される。ウォームホイール21は、ステアリングシャフト6に同行回転可能に連結されている。
電動モータ18がウォーム軸20を回転駆動すると、ウォーム軸20によってウォームホイール21が回転駆動され、ウォームホイール21およびステアリングシャフト6が同行回転する。そして、ステアリングシャフト6の回転は、中間軸7を介してピニオン軸13に伝達される。ピニオン軸13の回転は、ラック軸14の軸方向移動に変換される。これにより、転舵輪3が転舵される。すなわち、電動モータ18によってウォーム軸20を回転駆動することで、転舵輪3が転舵され、運転者の操舵が補助されるようになっている。
電動モータ18は、モータ制御装置としてのECU12によって制御される。ECU12は、トルクセンサ11からのトルク検出結果や図示しない車速センサからの車速検出結果等に基づいて電動モータ18を制御する。
図2は、操舵補助機構5の図解的な外観図である。図1および図2を参照して、減速機構19は、図1に示すように、伝動ハウジングとしてのギヤハウジング22内に収容されている。また、ギヤハウジング22は、図2に示すように、ウォーム軸20が収容された駆動ギヤ収容部23と、ウォームホイール21が収容された従動ギヤ収容部24とを含む。ステアリングシャフト6は、従動ギヤ収容部24の挿通孔を挿通している。
一方、電動モータ18は、カップ状のモータハウジング25を有している。モータハウジング25は、円筒状の周壁部26と、周壁部26の一端を閉塞する底部27と、周壁部26の他端からその径方向外方に向かって張り出した環状のフランジ部28とを含む。
モータハウジング25は、制御ハウジング30を介して、ギヤハウジング22に取り付けられている。すなわち、ギヤハウジング22とモータハウジング25との間には、制御ハウジング30が介在している。制御ハウジング30は、電動モータ18に対して電動モータ18の軸方向X1(周壁部26の軸方向)に隣接している。
ギヤハウジング22および制御ハウジング30は、それぞれ、例えばアルミニウム合金等の軽金属で形成されている。これにより、操舵補助機構5が軽量化されている。
図3は、制御ハウジング30をその上方から見た図解的な斜視図である。図3を参照して、制御ハウジング30は、一端が開放した概ね四角箱型の部材である。具体的には、制御ハウジング30は、一端が開放した概ね四角箱型の本体部31と、本体部31の底部から本体部31の開放側に向かって延びる筒状部32とを含む。本体部31および筒状部32は、単一の部材で一体に形成されている。また、筒状部32の内周は、中空になっている。
本体部31は、上記底部としての仕切り壁33と、本体部31の周壁を構成する概ね四角筒状の外周壁34と、外周壁34の一端(図3では上端)からその外方に向かって張り出した環状のフランジ35とを含む。筒状部32は、仕切り壁33の中心部から延設されている。また、外周壁34は、筒状部32を取り囲んでいる。外周壁34と筒状部32との間には、上述のECU12が収容される収容室S1が形成されている。
外周壁34には、後述の電力供給線44a,44bが挿通する挿通孔29が形成されている。また、仕切り壁33には、仕切り壁33をその厚み方向に貫通する貫通孔37と、仕切り壁33をその厚み方向に貫通し筒状部32の内周に連通する図示しない連通孔と、ECU12の一部である後述のパワー基板42が取り付けられる取付段部36とが形成されている。
一方、フランジ35は、外周壁34の一端に沿う環状部38と、環状部38の一部から本体部31の外方に向かって突出する複数の取付部39(本実施形態では一対の取付部39)とを含む。各取付部39には、当該取付部39をその厚み方向に貫通する位置決め孔40が形成されている。図2に示すように、制御ハウジング30は、位置決め孔40を挿通する固定ボルト41によってギヤハウジング22に固定されている。
図4は、制御ハウジング30およびECU12の図解的な平面図である。この図4では、制御ハウジング30の収容室S1内にECU12が収容されている状態を示している。
図4を参照して、ECU12は、上記パワー基板42と、複数の電子素子と、マイクロコンピュータ等を含む図示しない制御基板とを含む。パワー基板42は、例えば平面視において矩形にされており、その表面には、複数のスイッチング素子を含むモータ駆動回路43が形成されている。スイッチング素子としては、例えば、バイポーラトランジスタ、MOSFET、IGBT等が挙げられる。モータ駆動回路43は、制御基板上に取り付けられたマイクロコンピュータ等によって制御されるようになっている。
パワー基板42は、一対の電力供給線44a,44b等を介して電源としてのバッテリ45に接続されている。具体的には、バッテリ45の正極Pに接続された一方の電力供給線44aが挿通孔29(図3参照)を通って収容室S1内に進入しており、収容室S1内に配置された導電性の接続部材としての第1のバスバー46の一端46aに接続されている。
また、バッテリ45の負極Nに接続された他方の電力供給線44bは、挿通孔29を通って収容室S1内に進入しており、収容室S1内に配置された導電性の接続部材としての第2のバスバー47の一端47aに接続されている。図示はしないが、バッテリ45の負極Nと電力供給線44bとは、それぞれ、車体に接続されており、車体を介して互いに接続されている。車体はアースとみなすことができる。すなわち、電力供給線44bは、接地されたグランドラインとみなすことができる。
第1のバスバー46の他端46bは、モータ駆動回路43の正極側の入力端子43aに接続されており、第2のバスバー47の他端47bは、モータ駆動回路43の負極側の入力端子43bに接続されている。
第1のバスバー46および第2のバスバー47は、それぞれ収容室S1内において筒状部32の周りに湾曲状に配置されている。本実施形態では、第1のバスバー46が湾曲内側に配置されている。第1のバスバー46および第2のバスバー47は、単位長さあたりの電気抵抗が等しくされている。
また、パワー基板42は、複数のバスバー48等を介して電動モータ18と接続されている。具体的には、電動モータ18から延びる複数の端子49(本実施形態では3つ)が、貫通孔37を通って収容室S1内に進入しており、それぞれ各端子49に対応する複数のバスバー48の一端に接続されている。各バスバー48の他端は、それぞれモータ駆動回路43の出力端子に接続されている。複数の端子49は、それぞれ、電動モータ18のU相、V相、W相に対応しており、電動モータ18の一部である図示しないコイルに接続されている。
本実施形態では、バッテリ45、一対の電力供給線44a,44b、第1のバスバー46、第2のバスバー47、モータ駆動回路43、複数のバスバー48、複数の端子49および電動モータ18によって、電気回路が構成されている。すなわち、バッテリ45の電力は、第1のバスバー46等を介して電動モータ18に供給されるようになっている。
バッテリ45から供給される直流電力は、モータ駆動回路43と並列に接続された複数の同種のコンデンサ(本実施形態では3つ。第1のコンデンサ50、第2のコンデンサ51および第3のコンデンサ52)によって電圧が平滑にされた後、モータ駆動回路43に供給されるようになっている。また、モータ駆動回路43に供給された直流電力は、マイクロコンピュータ等による制御によってモータ駆動回路43で交流電力に変換された後、電動モータ18に供給されるようになっている。本実施形態では、複数の同種のコンデンサ50〜52が、複数の同数の電子素子として機能する。
図5に示すように、第1のコンデンサ50は、円柱状であり、その下面からは、第1の端子53および第2の端子54が延びている。また、第2のコンデンサ51および第3のコンデンサ52もそれぞれ第1の端子53および第2の端子54を備えている。各コンデンサ50〜52の第1の端子53の長さと第2の端子54の長さとの和は、互いに等しくされている。また、第1の端子53の単位長さあたりの電気抵抗と、第2の端子54の単位長さあたりの電気抵抗とは互いに等しくされている。第1の端子53および第2の端子54を含めた各コンデンサ50〜52の電気抵抗は、互いに等しくされている。
図6は、図4の一部を模式的に示す図である。図6を参照して、各コンデンサ50〜52は、第1のバスバー46および第2のバスバー47に沿って並んで配置されており、第1のバスバー46および第2のバスバー47に接続されている。具体的には、バッテリ45からモータ駆動回路43にかけて、第1のコンデンサ50、第2のコンデンサ51、第3のコンデンサ52の順で、各コンデンサ50〜52が第1のバスバー46および第2のバスバー47に沿って並んで配置されている。また、各コンデンサ50〜52の第1の端子53は、第1の接続点で第1のバスバー46に接続され、各コンデンサ50〜52の第2の端子54は、第2の接続点で第2のバスバー47に接続されている。
以下では、第1のコンデンサ50の第1の端子53と第1のバスバー46との接続点を第1の接続点55aとし、第2のコンデンサ51の第1の端子53と第1のバスバー46との接続点を第1の接続点55bとし、第3のコンデンサ52の第1の端子53と第1のバスバー46との接続点を第1の接続点55cとする。また、第1のコンデンサ50の第2の端子54と第2のバスバー47との接続点を第2の接続点56aとし、第2のコンデンサ51の第2の端子54と第2のバスバー47との接続点を第2の接続点56bとし、第3のコンデンサ52の第2の端子54と第2のバスバー47との接続点を第2の接続点56cとする。
第1のバスバー46は、平面視において概ね湾曲状であり、クランク状に折り返された部分A1を含んでいる。折り返された部分A1は、湾曲状の第1の部分57、湾曲状の第2の部分58および湾曲状の第3の部分59と、第1の部分57と第2の部分58、および第2の部分58と第3の部分59とをそれぞれ連結する一対の連結部分60とによって構成されている。
第1の部分57、第2の部分58および第3の部分59は、第1のバスバー46の湾曲内側(図6では上側)から外側(図6では下側)にかけてこの順番で並んでいる。第1の部分57、第2の部分58および第3の部分59は、平面視においてそれぞれ間隔を隔てて近接配置されている。平面視における第1の部分57と第2の部分58との間隔、および平面視における第2の部分58と第3の部分59との間隔は、それぞれ、ほぼ一定であり、互いに等しくされている。
第1の部分57は、第1のバスバー46の長手方向に関して、第3の部分59よりもモータ駆動回路43側に配置されている。また、第2の部分58は、第1のバスバー46の長手方向に関して、第1の部分57と第3の部分59との間に配置されている。各コンデンサ50〜52の第1の端子53は、第2の部分58に接続されている。すなわち、各コンデンサ50〜52の第1の接続点55a,55b,55cは、第2の部分58の長手方向Y1に並ぶように配置されている。
一方、第2のバスバー47は、平面視において湾曲状であり、各コンデンサ50〜52の第2の接続点56a,56b,56cは、第2のバスバー47の長手方向に並ぶように配置されている。第3の部分59に近接する第2のバスバー47の近接部分47cは、平面視において、第3の部分59に対して一定間隔を隔てて近接配置されている。
本実施形態では、第1のバスバー46に折り返された部分A1を設けることで、バッテリ45の正極Pから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介してバッテリ45の負極Nに至る経路の長さがそれぞれ調整され、互いに等しくされている。また、第1のバスバー46に折り返された部分A1を設けることで、モータ駆動回路43の正極側の入力端子43aから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介してモータ駆動回路43の負極側の入力端子43bに至る経路の長さがそれぞれ調整され、互いに等しくされている。
以下では、バッテリ45の正極Pから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介してバッテリ45の負極Nに至る経路の長さ、および、モータ駆動回路43の正極側の入力端子43aから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介してモータ駆動回路43の負極側の入力端子43bに至る経路の長さについて詳しく説明する。
図7は、バッテリ45の正極Pから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介してバッテリ45の負極Nに至る経路の長さを説明するための第1のバスバー46および第2のバスバー47等の模式的な平面図である。また、図8は、第1のバスバー46および第2のバスバー47等を概念的に示す図である。図7における(a)、(b)、(c)では、それぞれ、バッテリ45の正極Pから、第1のコンデンサ50、第2のコンデンサ51または第3のコンデンサ52を介してバッテリ45の負極Nに至る経路にハッチングを施している。
図7および図8を参照して、上述のように、バッテリ45の正極Pから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介してバッテリ45の負極Nに至る経路の長さはそれぞれ調整され、互いに等しくされている。具体的には、図8に示すように、各コンデンサ50〜52の第1の端子53の長さL4はそれぞれ等しくされている。また、各コンデンサ50〜52の第2の端子54の長さL5はそれぞれ等しくされている。したがって、各コンデンサ50〜52の第1の端子53の長さL4と第2の端子54の長さL5との和は、互いに等しくされている。
また、図8に示すように、第1の接続点55aからバッテリ45の正極Pに至るまでの第1のバスバー46の経路長L11と、第2の接続点56aからバッテリ45の負極Nに至るまでの第2のバスバー47の経路長L12との和である経路長L1と、第1の接続点55bからバッテリ45の正極Pに至るまでの第1のバスバー46の経路長L21と、第2の接続点56bからバッテリ45の負極Nに至るまでの第2のバスバー47の経路長L22との和である経路長L2と、第1の接続点55cからバッテリ45の正極Pに至るまでの第1のバスバー46の経路長L31と、第2の接続点56cからバッテリ45の負極Nに至るまでの第2のバスバー47の経路長L32との和である経路長L3とがそれぞれ等しくされている。
前述のように、第1のバスバー46と第2のバスバー47との単位長さ当たりの電気抵抗は互いに等しくされている。また、第1の端子53の単位長さあたりの電気抵抗と、第2の端子54の単位長さあたりの電気抵抗とは互いに等しくされている。したがって、バッテリ45の正極Pから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介してバッテリ45の負極Nに至る経路の長さ(L1+L4+L5:L2+L4+L5:L3+L4+L5)を互いに等しくすることで、バッテリ45の正極Pから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介してバッテリ45の負極Nに至る経路の抵抗を互いに等しくすることができる。これにより、各コンデンサ50〜52への負荷が均一にされ、各コンデンサ50〜52間で、放電量、充電量および発熱量に不均一が生じることが防止されている。
なお、上記「バッテリ45の正極Pから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介してバッテリ45の負極Nに至る経路の抵抗」とは、各経路において、その経路にあるコンデンサ50〜52の第1の端子53の抵抗および第2の端子54の抵抗、ならびに、当該経路に含まれる第1のバスバー46の一部の抵抗および第2のバスバー47の一部の抵抗を含む抵抗である。また、上記コンデンサ50〜52とは別の電子素子が各経路に介在している場合には、この別の電子素子の内部抵抗も当該経路の抵抗に含まれる。上記「別の電子素子」としては、例えば、バッテリ45の正極Pとコンデンサ50〜52との間に介在する、ノイズ防止用のコイルや電流の流通をON・OFFするリレーなどが挙げられる。
以下では、上記「バッテリ45の正極Pから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介してバッテリ45の負極Nに至る経路の抵抗」を単に「バッテリ45側の経路の抵抗」ともいう。
図9は、モータ駆動回路43の正極側の入力端子43aから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介してモータ駆動回路43の負極側の入力端子43bに至る経路の長さを説明するための第1のバスバー46および第2のバスバー47等の模式的な平面図である。また、図10は、第1のバスバー46および第2のバスバー47等を概念的に示す図である。図9における(a)、(b)、(c)では、それぞれ、モータ駆動回路43の正極側の入力端子43aから、第1のコンデンサ50、第2のコンデンサ51または第3のコンデンサ52を介してモータ駆動回路43の負極側の入力端子43bに至る経路にハッチングを施している。
図9および図10を参照して、上述のように、正極側の入力端子43aから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介して負極側の入力端子43bに至る経路の長さはそれぞれ調整され、互いに等しくされている。具体的には、図10に示すように、第1の接続点55aから正極側の入力端子43aに至るまでの第1のバスバー46の経路長L61と、第2の接続点56aから負極側の入力端子43bに至るまでの第2のバスバー47の経路長L62との和である経路長L6と、第1の接続点55bから正極側の入力端子43aに至るまでの第1のバスバー46の経路長L71と、第2の接続点56bから負極側の入力端子43bに至るまでの第2のバスバー47の経路長L72との和である経路長L7と、第1の接続点55cから正極側の入力端子43aに至るまでの第1のバスバー46の経路長L81と、第2の接続点56cから負極側の入力端子43bに至るまでの第2のバスバー47の経路長L82との和である経路長L8とがそれぞれ等しくされている。
したがって、正極側の入力端子43aから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介して負極側の入力端子43bに至る経路の長さ(L6+L4+L5:L7+L4+L5:L8+L4+L5)が互いに等しくされ、正極側の入力端子43aから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介して負極側の入力端子43bに至る経路の抵抗が互いに等しくされている。これにより、各コンデンサ50〜52からモータ駆動回路43に供給される電力が互いに等しくされている。
なお、上記「正極側の入力端子43aから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介して負極側の入力端子43bに至る経路の抵抗」とは、各経路において、その経路にあるコンデンサ50〜52の第1の端子53の抵抗および第2の端子54の抵抗、ならびに、当該経路に含まれる第1のバスバー46の一部の抵抗および第2のバスバー47の一部の抵抗を含む抵抗である。以下では、上記「正極側の入力端子43aから各コンデンサ50〜52をそれぞれ介して負極側の入力端子43bに至る経路の抵抗」を単に「モータ駆動回路43側の経路の抵抗」ともいう。
以上のように本実施形態では、電圧平滑用のコンデンサを複数設けることで、バッテリ45からモータ駆動回路43に供給される直流電力の電圧がより平滑にされ、モータ駆動回路43における電力の逆変換が効率的に行われるようになっている。これにより、モータ駆動回路43から電動モータ18に安定した電力が供給され、電動モータ18の動作が安定化される。
また、各コンデンサ50〜52への負荷が均一にされ、各コンデンサ50〜52間で、放電量、充電量および発熱量に不均一が生じることが防止されているので、バッテリ45からモータ駆動回路43に供給される直流電力の電圧が確実に平滑にされる。また、各コンデンサ50〜52への負荷が均一になるので、コンデンサ全体としての寿命が長くなる。
さらに、第1のバスバー46および第2のバスバー47のうちの湾曲内側に配置された第1のバスバー46に折り返された部分A1を設けることで、湾曲外側に配置された第2のバスバー47に折り返された部分A1を設けた場合に比べて、第1のバスバー46の長手方向の長さと第2のバスバー47の長手方向の長さとの和の増加を抑えることができる。これにより、上記バッテリ45側の経路の抵抗、および、上記モータ駆動回路43側の経路の抵抗の増加を抑制することができる。
また、各コンデンサ50〜52の第1の端子53の長さL4および第2の端子54の長さL5を調整して、上記バッテリ45側の経路の抵抗、および、上記モータ駆動回路43側の経路の抵抗を調整するのではなく、第1の端子53および第2の端子54よりも相対的に電気抵抗の小さい第1のバスバー46および第2のバスバー47の長さを調整して上記バッテリ45側の経路の抵抗、および、上記モータ駆動回路43側の経路の抵抗を調整することで、当該上記バッテリ45側の経路の抵抗、および、上記モータ駆動回路43側の経路の抵抗の増加をさらに抑制することができる。
図11は、本発明の他の実施形態に係る複数のコンデンサ50〜52、第1のバスバー146および第2のバスバー147等の要部を模式的に示す平面図である。この図11において、上述の図6に示された各部と同等の構成部分については、図6と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図11を参照して、この図11に示す実施形態が、前述の実施形態と主に相違するのは、第1のバスバー146の一部である折り返された部分A2の第1の部分157、第2の部分158および第3の部分159、並びに、第3の部分159に近接する第2のバスバー147の近接部分147cが、平面視において、それぞれ直線状にされていることにある。また、第1の部分157、第2の部分158、第3の部分159および上記第2のバスバー147の近接部分147aは、それぞれ平行に配置されている。平面視において、上記近接部分147cは、第3の部分159に対して一定の間隔を隔てて平行に近接配置されている。
本実施形態では、平面視において、上記近接部分147cが、第3の部分159に対して一定の間隔を隔てて平行に近接配置されているので、第3の部分159と上記近接部分147cとの間で相互インダクタンスを発生させて、第1のバスバー146および第2のバスバー147のインピーダンスを低減することができる。これにより、第1のバスバー146および第2のバスバー147内での電力の損失を抑制することができる。
図12は、本発明のさらに他の実施形態に係る複数のコンデンサ50〜52、第1のバスバー246および第2のバスバー247等の要部を模式的に示す平面図である。この図12において、上述の図6および図11に示された各部と同等の構成部分については、図6および図11と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図12を参照して、この図12に示す実施形態が、図11に示す実施形態と主に相違するのは、グランドラインとしての電力供給線44bに接続された第2のバスバー247に折り返された部分A2が設けられていることにある。第2のバスバー247に近接する第1のバスバー246の近接部分246cは、直線状にされており、平面視において、第2のバスバー247の第1の部分157に対して一定間隔を隔てて平行に近接配置されている。
また、図示はしないが、第1のバスバー246、および上記グランドラインと対をなすラインである電力供給線44a(電源ライン)の少なくとも一方には、コイルやリレー等の電子素子が接続されている。
本実施形態では、上記バッテリ45側の経路の抵抗を互いに等しくすることができ、上記モータ駆動回路43側の経路の抵抗を互いに等しくすることができるとともに、電源ライン側の抵抗の増加を抑制しつつ、当該電源ライン側の抵抗と、グランドライン側の抵抗とをバランスさせることができる。すなわち、バッテリ45の正極Pからモータ駆動回路43の正極側の入力端子43aに至る経路の抵抗の増加を抑制しつつ、当該入力端子43aに至る経路の抵抗と、バッテリ45の負極Nからモータ駆動回路43の負極側の入力端子43bに至る経路の抵抗とを互いに等しくすることができる。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、上述の実施形態では、本発明に係るモータ制御装置としてのECU12が電動パワーステアリング装置1に適用された場合について説明したが、電動パワーステアリング装置1以外の装置に本発明に係るモータ制御装置(ECU12)を適用してもよい。
また、上述の実施形態では、電動モータ18が3相のブラシレスモータである場合について説明したが、電動モータ18は、例えば、3相以外のブラシレスモータであってもよいし、交流モータ等のその他のモータであってもよい。
また、上述の実施形態では、折り返された部分A1,A2がクランク状である場合について説明したが、折り返された部分A1,A2は、クランク状に限らず、例えばS字状などの折り返し部分を含むその他の形状にされていてもよい。
また、上述の実施形態では、複数の同種の電子素子がコンデンサである場合について説明したが、これに限らず、例えばモータ駆動回路43において用いられるスイッチング素子としての複数の同種のMOSFETを複数の同種の電子素子として用いてもよい。この場合、バッテリ45の正極Pから各MOSFETを介してバッテリ45の負極Nに至る経路の抵抗を互いに等しくすることで電動モータ18の各相に供給される電力をそれぞれ均一にすることができる。これにより、電動モータ18の出力が安定化される。
本発明の一実施形態に係るモータ制御装置を備える電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。 操舵補助機構の図解的な外観図である。 制御ハウジングをその上方から見た図解的な斜視図である。 制御ハウジングおよびECUの図解的な平面図である。 第1のコンデンサの図解的な側面図である。 図4の一部を模式的に示す図である。 バッテリの正極から各コンデンサをそれぞれ介してバッテリの負極に至る経路の長さを説明するための第1のバスバーおよび第2のバスバー等の模式的な平面図である。 第1のバスバーおよび第2のバスバー等を概念的に示す図である。 モータ駆動回路の正極側の入力端子から各コンデンサをそれぞれ介してモータ駆動回路の負極側の入力端子に至る経路の長さを説明するための第1のバスバーおよび第2のバスバー等の模式的な平面図である。 第1のバスバーおよび第2のバスバー等を概念的に示す図である。 本発明の他の実施形態に係る複数のコンデンサ、第1のバスバーおよび第2のバスバー等の要部を模式的に示す平面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る複数のコンデンサ、第1のバスバーおよび第2のバスバー等の要部を模式的に示す平面図である。
符号の説明
12・・・ECU(モータ制御装置)、43・・・モータ駆動回路、43a・・・正極側の入力端子、43b・・・負極側の入力端子、44b・・・電力供給線(グランドライン)、45・・・バッテリ(電源)、46・・・第1のバスバー(湾曲内側に配置されたバスバー)、47,147・・・第2のバスバー、50・・・第1のコンデンサ(電子素子、コンデンサ)、51・・・第2のコンデンサ(電子素子、コンデンサ)、52・・・第3のコンデンサ(電子素子、コンデンサ)、53・・・第1の端子、54・・・第2の端子、55a,55b,55c・・・第1の接続点、56a,56b,56c・・・第2の接続点、57,157・・・第1の部分、58,158・・・第2の部分、59,159・・・第3の部分、146,246・・・第1のバスバー、247・・・第2のバスバー(グランドラインに接続されたバスバー)、L1,L2,L3・・・経路長(上記第1のバスバーの経路長と上記第2のバスバーの経路長との和)、L4・・・長さ(第1の端子の長さ)、L5・・・長さ(第2の端子の長さ)、L6,L7,L8・・・経路長(上記第1のバスバーの経路長と上記第2のバスバーの経路長との和)、L11,L21,L31・・・経路長(第1のバスバーの経路長)、L12,L22,L32・・・経路長(第2のバスバーの経路長)、L61,L71,L81・・・経路長(第1のバスバーの経路長)、L62,L72,L82・・・経路長(第2のバスバーの経路長)、N・・・負極、P・・・正極、Y1・・・長手方向(第2の部分の長手方向)

Claims (9)

  1. 電源およびモータ駆動回路に並列に接続された複数の同種の電子素子と、
    電源の正極とモータ駆動回路の正極側の入力端子とを接続する第1のバスバーと、
    電源の負極とモータ駆動回路の負極側の入力端子とを接続する第2のバスバーとを備え、
    各電子素子は、第1のバスバーに第1の接続点で接続された第1の端子と、第2のバスバーに第2の接続点で接続された第2の端子とを含み、
    電源の正極から各電子素子をそれぞれ介して電源の負極に至る経路の抵抗が、互いに等しくされており、
    モータ駆動回路の正極側の入力端子から各電子素子をそれぞれ介してモータ駆動回路の負極側の入力端子に至る経路の抵抗が、互いに等しくされており、
    上記第1および第2のバスバーの一方は、モータ駆動回路に接続される電動モータの回転軸の軸方向に第1および第2のバスバーを見たときに、電動モータの回転軸に直交する径方向に第1および第2のバスバーが重なるように、上記第1および第2のバスバーの他方の径方向内側に配置されており、
    上記第1および第2のバスバーのうちの内側に配置されたバスバーは、S字状またはクランク状に折り返された部分を含む、モータ制御装置。
  2. 請求項1において、上記第1の接続点から電源の正極に至るまでの第1のバスバーの経路長と、第2の接続点から電源の負極に至るまでの第2のバスバーの経路長との和が、各電子素子に関して互いに等しくされていることを特徴とするモータ制御装置。
  3. 請求項1または2において、上記第1の接続点からモータ駆動回路の正極側の入力端子に至るまでの第1のバスバーの経路長と、上記第2の接続点からモータ駆動回路の負極側の入力端子に至るまでの第2のバスバーの経路長との和が、各電子素子に関して互いに等しくされていることを特徴とするモータ制御装置。
  4. 請求項2または3において、各電子素子に関して、第1の端子の長さと第2の端子の長さとの和は、互いに等しくされていることを特徴とするモータ制御装置。
  5. 請求項2から4の何れか1項において、上記第1および第2のバスバーは湾曲状に配置され、
    第1および第2のバスバーのうち湾曲内側に配置されたバスバーは、S字状またはクランク状をなすように互いに連結された湾曲状の第1、第2および第3の部分を含み、
    上記第1、第2および第3の部分は、この順で湾曲内側から外側に並んでおり、
    上記第2の部分の長手方向に並ぶように、各電子素子の同側の端子の接続点が配置されていることを特徴とするモータ制御装置。
  6. 請求項2から4の何れか1項において、上記第1および第2のバスバーの何れか一方はグランドラインに接続され、
    上記グランドラインに接続されたバスバーは、S字状またはクランク状をなすように互いに連結された第1、第2および第3の部分を含み、
    上記第2の部分の長手方向に並ぶように、各電子素子の同側の端子の接続点が配置されていることを特徴とするモータ制御装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項において、上記電子素子はコンデンサを含むことを特徴とするモータ制御装置。
  8. 請求項1〜6の何れか1項において、上記電子素子はMOSFETを含むことを特徴とするモータ制御装置。
  9. 請求項1〜8の何れか1項において、上記第1および第2のバスバーのうちの内側に配置されたバスバーに設けられた上記折り返された部分は、上記電動モータの径方向に間隔を隔てて、略平行に配置された第1、第2および第3の部分を含み、
    上記第1、第2および第3の部分のそれぞれは、直線状である、モータ制御装置。
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