JP5402661B2 - バンパカバー - Google Patents

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本発明は、バンパカバーに関する。
特許文献1には、車両幅方向に延在する下側ブロックと、複数の分離体からなる上側ブロックとを有する衝突エネルギ吸収体を備えた自動車用バンパが開示されている。下側ブロックと上側ブロックとは、それぞれ発泡材によって構成されている。
特開平11−208389号公報 特開平7−16867号公報 特開2006−68905号公報
しかしながら、一般に発泡材は、非発泡材に比べて結合が弱く、耐衝撃性が相対的に低い場合がある。また、剛性確保のために衝突エネルギ吸収体の厚さを大きくした場合、この衝突エネルギ吸収体に衝撃が加わったときには、この衝突エネルギ吸収体の表面と裏面とで変形量の差が大きくなるため、裏面が破壊しやすい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、衝撃が加わった場合でも、破壊を抑制することができるバンパカバーを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のバンパカバーは、互いに間隔を空けて配列され、バンパカバー本体を構成する複数の発泡体と、前記複数の発泡体の車両前後方向前側の面を覆う表皮材と、前記複数の発泡体における車両前後方向後側の面を連結する弾性材と、を備えている。
このバンパカバーによれば、バンパカバー本体を構成する複数の発泡体は、互いに間隔を空けて配列されており、変形の自由度が大きいので、車両外側から衝撃が加わった場合でも、バンパカバー本体の破壊を抑制することができる。また、車両外側からの衝撃によって複数の発泡体が過度に変形された場合でも、この複数の発泡体における車両前後方向後側の面を連結する弾性材が弾性変形することにより衝撃が吸収されるので、バンパカバー本体の破壊を抑制することができる。
また、前記課題を解決するために、請求項2に記載のバンパカバーは、車両内側に開口し底部が凹曲面により構成された溝部が互いに間隔を空けて複数形成されると共に、発泡材により構成されたバンパカバー本体と、前記バンパカバー本体を車両外側から覆う表皮材と、を備え、前記複数の溝部は、前記バンパカバー本体の左右のコーナー部に多重の環状に形成されている。
このバンパカバーによれば、車両外側から衝撃が加わったときには、バンパカバー本体に形成された複数の溝部がそれぞれ開くように変形することにより、このバンパカバー本体の破壊を抑制することができる。特に、各溝部の底部は、凹曲面により構成されているので、上述のように各溝部が開くように変形された場合でも、各溝部の底部に亀裂等が生じることを抑制することができる。
また、複数の溝部は、バンパカバー本体の左右のコーナー部にそれぞれ多重の環状に形成されているので、バンパカバー本体の左右のコーナー部に衝撃が加わったときでも、このコーナー部の破壊を抑制することができる。
以上詳述したように、本発明のバンパカバーによれば、衝撃が加わった場合でも、破壊を抑制することができる。
本発明の第一実施形態に係るフロントバンパカバーの要部拡大斜視図である。 図1に示されるフロントバンパカバーの要部拡大側面断面図である。 図1に示されるフロントバンパカバーに衝突体が衝突した状態を示す図2に対応する図である。 本発明の参考例に係るフロントバンパカバーの要部拡大斜視図である。 図4に示されるフロントバンパカバーの要部拡大側面断面図である。 図4に示されるフロントバンパカバーに衝突体が衝突した状態を示す図5に対応する図である。 本発明の参考例に係るフロントバンパカバーの変形例を示す要部拡大斜視図である。 本発明の第実施形態に係るフロントバンパカバーの要部拡大斜視図である。 図8に示されるフロントバンパカバーの要部拡大側面断面図である。
[第一実施形態]
はじめに、本発明の第一実施形態について説明する。
なお、各図において示される矢印UP、矢印FR、矢印OUTは、車両上下方向上側、車両前後方向前側、車両幅方向外側をそれぞれ示している。
図1に示されるフロントバンパカバー10は、例えば、乗用自動車等の車両に装備されるものであり、図2に示されるように、バンパカバー本体12と、表皮材14と、弾性材16とを備えている。
バンパカバー本体12は、複数の発泡体18により構成されており、この複数の発泡体18は、例えば、それぞれバンパカバー本体12の長手方向に延在されると共に、車両上下方向に互いに間隔を空けて配列されている。
表皮材14は、例えばフィルムや塗装膜等によって構成されており、複数の発泡体18を車両外側(フロントバンパカバー10の表側)から覆っている。一方、弾性材16は、例えば弾性を有する樹脂シートやゴムシート等によって構成されており、複数の発泡体18における車両内側(フロントバンパカバー10の裏側)を連結している。
このフロントバンパカバー10によれば、バンパカバー本体12を構成する複数の発泡体18は、互いに間隔を空けて配列されており、変形の自由度が大きいので、図3に示されるように、車両外側(車両前側)から衝突体40が衝突して衝撃が加わった場合でも、バンパカバー本体12の破壊を抑制することができる。また、車両外側からの衝撃によって複数の発泡体18が過度に変形された場合でも、この複数の発泡体18における車両内側を連結する弾性材16が弾性変形することにより衝撃が吸収されるので、バンパカバー本体12の破壊を抑制することができる。
参考例
次に、本発明の参考例について説明する。
図4に示されるフロントバンパカバー20は、バンパカバー本体22と、表皮材24とを備えている。
バンパカバー本体22は、発泡材により構成されおり、このバンパカバー本体22の車両内側(裏側)には、バンパカバー本体22の長手方向に延在されると共に、車両内側に開口する溝部26が車両上下方向に互いに間隔を空けて複数形成されている。
この複数の溝部26は、図5に示されるように、車両内側に向かうに従って徐々に開口が大きくなるように断面略V字状に形成されており、且つ、その底部26Aは、凹曲面により構成されている。
表皮材24は、例えばフィルムや塗装膜等によって構成されており、バンパカバー本体22を車両外側(フロントバンパカバー20の表側)から覆っている。
このフロントバンパカバー20によれば、図6に示されるように、車両外側(車両前側)から衝突体40が衝突して衝撃が加わったときには、バンパカバー本体22に形成された複数の溝部26がそれぞれ開くように変形することにより、このバンパカバー本体22の破壊を抑制することができる。特に、各溝部26の底部26Aは、凹曲面により構成されているので、上述のように各溝部26が開くように変形された場合でも、各溝部26の底部26Aに亀裂等が生じることを抑制することができる。
なお、複数の溝部26は、バンパカバー本体22の長手方向に延在されると共に、車両上下方向に互いに間隔を空けて形成されていたが、図7に示されるように、車両上下方向に延在されると共に、バンパカバー本体22の長手方向に互いに間隔を空けて形成されていても良い。
[第実施形態]
次に、本発明の第実施形態について説明する。
図8に示されるフロントバンパカバー30は、バンパカバー本体32と、表皮材34とを備えている。
バンパカバー本体32は、発泡材により構成されており、このバンパカバー本体32のコーナー部32Aには、複数の溝部36が多重の環状に形成されている。なお、図8では、フロントバンパカバー30の左側半分が示されているが、右側半分も左側半分と同様の構成とされている。
この複数の溝部36は、図9に示されるように、車両内側に開口すると共に、車両内側に向かうに従って徐々に開口が大きくなるように断面略V字状に形成されており、且つ、その底部36Aは、凹曲面により構成されている。
表皮材34は、例えばフィルムや塗装膜等によって構成されており、バンパカバー本体32を車両外側(フロントバンパカバー30の表側)から覆っている。
このフロントバンパカバー30によれば、左右のコーナー部32Aに車両外側(車両前側)から衝突体が衝突して衝撃が加わったときには、このコーナー部32Aに形成された複数の溝部36がそれぞれ開くように変形することにより、このコーナー部32Aの破壊を抑制することができる。特に、各溝部36の底部36Aは、凹曲面により構成されているので、上述のように各溝部36が開くように変形された場合でも、各溝部36の底部36Aに亀裂等が生じることを抑制することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
また、上記各実施形態において、本発明は、フロントバンパカバーに適用されていたが、リアバンパカバーに適用されても良い。
10,20,30 フロントバンパカバー
12,22,32 バンパカバー本体
14,24,34 表皮材
16 弾性材
18 発泡体
26,36 溝部
26A,36A 底部

Claims (2)

  1. 互いに間隔を空けて配列され、バンパカバー本体を構成する複数の発泡体と、
    前記複数の発泡体の車両前後方向前側の面を覆う表皮材と、
    前記複数の発泡体における車両前後方向後側の面を連結する弾性材と、
    を備えたバンパカバー。
  2. 車両内側に開口し底部が凹曲面により構成された溝部が互いに間隔を空けて複数形成されると共に、発泡材により構成されたバンパカバー本体と、
    前記バンパカバー本体を車両外側から覆う表皮材と、
    を備え、
    前記複数の溝部は、前記バンパカバー本体の左右のコーナー部に多重の環状に形成されたバンパカバー。
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