JP5401131B2 - 経路案内システムとその情報提供方法 - Google Patents

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Description

本発明は、目的地までの経路を案内する歩行者用の経路案内装置とその表示方法に関するものであり、特に、所定の位置に設置されるサイネージ端末に導入可能であり、かつ地下と地上の地図を用いて経路案内情報を提供する地図情報装置及びその表示方法に関するものである。
現在、GPS(Global Positioning System)を備えた携帯端末の普及により、目的地までの経路と現在位置を地図上に表示することで迷うことなく目的地まで案内するサービスが提案されている。しかし、このGPSを用いたシステムでは地下街や建物内部ではGPS衛星信号を取得できない課題がある。そこで、地下街や建物内部であっても、階をまたいだ経路検索を効率的に行うことができる通信ナビゲーションシステムが提案されている。このシステムでは、地下街や建物内部に設置される送信ユニットから、階情報を含めた位置情報を携帯端末で取得するシステムである。
一方、座標補正により、地下街図と地上地図との位置合わせを行い、表示装置の別画面に地上地図表示画面と地下街図表示画面を表示することで、両表示画面の表示位置を連携表示するものも提案されている。
また、近年、ネットワークを介して取得した各種の情報を利用者に提供する街頭端末や電子掲示板(サイネージ端末)が脚光を浴びている。このサイネージ端末によれば、携帯端末を持っていなくとも設置される地域の情報を取得できる。しかも、近年では、このサイネージ端末と携帯端末とを連携したシステムも提案されている。
特開2006―17647号 特開2007―148094号 特開2008―32744号 特開2002―247203号
近年、携帯電話を代表とする携帯端末は、多くの人に普及しており、この携帯端末を用いて目的地までの地図を表示することで迷うことなく目的地まで案内するシステムが導入しているものがある。しかし、この携帯端末では、小さな表示画面に地図情報を表示するため、見にくいという課題がある。しかも、この携帯端末では、GPS機能を用いて位置を確認するため、地下街や建物内部では使えないという課題がある。この点、位置情報の取得を、地下街や建物内部に設置される送信ユニットから取得するシステムでは解決できる。しかし、このシステムでは、送信ユニットを施設内に沢山設置する必要があることから、その普及には時間がかかる。
そこで、近年脚光を浴びているのが、街頭などに設置されるサイネージ端末(電子掲示板)である。このサイネージ端末によれば、この端末が設置される周辺情報を手軽に取得することができる。しかし、このサイネージ端末から取得する地図情報は定型的な地図であるため、この定型的な地図を用いて目的地までの経路を案内するには無理がある。特に、大きな都市では、地下と地上が階層的になっているため、この複数の領域を跨いで経路案内することには課題がある。前記従来例では、地下と地上を2つの表示画面で表示するものが提案されているが、2つの画面が連携を図っていたとしても、その2つの画面を見比べなければならず、大きな表示画面を備えたサイネージ端末での導入には課題がある。
そこで、この発明の目的とするところは、地下と地上の経路を1つの画面でわかりやすく案内する経路案内システムとその情報提供方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、この発明に係る経路案内システムとその情報提供方法では、サイネージ端末の設置場所と目的地までの経路をひとつの表示画面に表示し、地下出口を基点に、地下経路と地上経路を別に表示するようにする。
具体的には、この経路案内システムとその情報提供方法では、特定の位置に設置される複数のサイネージ端末と、この複数のサイネージ端末に各種情報を提供する地域サーバシステム(駅サーバシステム)とを含んで構成される経路案内システムに適用されるものであって、前記サイネージ端末は、タッチパネル表示装置を備え、前記地域サーバシステムは、各種の情報を格納した記憶装置と、経路検索エンジンを備えた地域制御装置(駅サーバ)とを備え、前記記憶装置は、前記サイネージ端末の設置位置を含む設置条件を格納したサイネージ端末配置情報データベースと、前記サイネージ端末が設置される第1地図情報(地下地図)と、この第1地図情報と階層の異なる第2地図情報(地上地図)とを備えた地図情報データベースと、階層間の出入口(地下出口)の施設情報を格納した施設情報データベースと、前記地図情報に含まれる施設名と、この施設名の住所と、施設名の座標情報と、施設名に対応した前記出入口を含む検索条件を格納した経路検索情報データベースとを備え、前記地域制御装置は、前記記憶装置に格納された前記データベースを基に、前記サイネージ端末から入力される施設名までの出入口を含む経路を検索し、前記検索された出入口を基点に、第1地図情報と第2地図情報とを重ねて1つの地図情報(地図Q)とするとともに、重ねた1つの地図情報に前記出入口で分離される前記第1地図情報に関する第1経路(地下経路)と前記第2地図情報に関する第2経路(地上経路)と含んだ検索結果画面を生成し、この検索結果画面を前記サイネージ端末に出力する。
この発明によれば、サイネージ端末の設置場所と目的地までの経路をひとつの表示画面に表示することで全体経路を把握しつつ、地下経路と地上経路を分ける地下出口を基点に経路が分離して表示されるので、利用者に分かりやすい経路が提供される。
サイネージシステムの概念図である。 サイネージ端末の装置構成図である。 地下と地上地図の階層表示の概念図である。 経路検索情報DBのデータ構成図である。 サイネージ端末装置情報DBと施設情報DBのデータ構成図である。 代表的な画面遷移図である。 代表的な画面遷移図である。 経路検索の動作フロー図である。 代表的な画面遷移図である。
以下、図1から図9を参照して、この発明に係る地図情報装置及びその情報提供方法を具体的に説明する。この実施例では、所定の位置に設置されるサイネージ端末(電子掲示板)100に導入した事例で説明する。このサイネージ端末100によれば、地下と地上の地図を用いて良好な経路案内情報を歩行者に提供することができる。ここで、図1は、サイネージシステムの概念図である。図2はサイネージ端末の装置構成図である。図3は、地下と地上地図の階層表示の概念図である。図4は経路検索情報DBのデータ構成図である。図5はサイネージ端末装置情報DBと施設情報DBのデータ構成図である。図6と図7は代表的な画面遷移図である。図8は経路検索の動作フロー図である。図9は代表的な画面遷移図である。
先ず、図1を参照して、この実施例に係るサイネージシステムを具体的に説明する。図1において、この実施例に係るサイネージシステム1は、地下鉄の運営会社が主体となって運営するシステムである。即ち、東京や大阪などの大都市では、鉄道が網の目のように設置されており、この鉄道を利用して目的地近傍まで行き、そこから徒歩で目的地に行くことが頻繁に行われている。特に、地下鉄の場合はこれが顕著である。しかも地下鉄の場合は、大きな地下街と一体化されているため、地上の目的地まで行くためには、目標物の少ない広い地下街を経由して行かなければならず、道に迷いやすいという課題がある。
そこで、このサイネージシステムは、網の目を構築している鉄道会社が中心となって、網の目の基点とも言える地下鉄の駅に複数のサイネージ端末100を設置するシステムを構築することで、この駅を利用する利用者に、サイネージ端末100を介して、この駅周辺の地下街と地上の地図を表示して、目的地までの経路案内や当該地域の各種情報を提供することを目的としている。
このサイネージシステム1では、地下鉄駅の改札口近傍に設置される複数のサイネージ端末100と、この複数のサイネージ端末100に各種情報を提供する駅サーバシステム50と、ネットワーク10を介して複数の駅サーバシステム50を統括するホストサーバシステム20とを含んで構成される。このサイネージシステム1では、駅サーバシステム50を1個しか図示していないが、鉄道会社が運営する各駅に設置されるものである。
ホストサーバシステム1は、このサイネージシステム1を統括する1または複数のサーバで構成される図示しないサーバシステムと、図示しない大型記憶装置などを含んで構成されるものであり、ネットワーク10を介して地図会社30や天気会社31、あるいは各種のコンテンツ提供会社32と接続され、これら情報提供会社から各種情報を取得して、これを駅サーバシステム50に提供する。
駅サーバシステム50は、この駅サーバシステム50を統括的に制御する1つまたは複数のサーバで構成される駅サーバ51と、サイネージ端末100を介して利用者に提供する各種サービスデータを格納する記憶装置60と、ネットワークを介してサイネージ端末100やホストサーバシステム20と接続する通信装置52などを含んで構成される。
この実施例に係る駅サーバ51は、複数のサイネージ端末100で表示する検索結果画面240あるいは、案内画面210(図6(a)参照)や検索画面230(図7(a)参照)などの画像情報を生成し、これを各サイネージ端末100に提供する。もちろん、各サイネージ端末100に設けられる端末制御部104自身で表示する画像を生成するようにしてもよい。
また、記憶装置60は、各サイネージ端末100で検索された履歴情報を格納した検索履歴情報DB(データベース)61と、各サイネージ端末100の設置位置と設置方向などの設置条件を格納したサイネージ端末配置情報DB70と、駅の周辺や駅構内の地図データを格納した地図情報DB80と、駅の構内のトイレや案内所、あるいは地上の施設情報などを格納した施設情報DB85と、駅構内や駅周辺の目的地までの経路を検索するための経路検索情報DB90などを含んで構成する。
この実施例に係る駅サーバ51は、検索履歴情報DB90を基に、所定の期間で利用率の高い目的地を抽出して、これをダイレクト選択ボタン131として案内画面210(図6(a))や検索結果表示画面240に表示する。また、この駅サーバ51は、サイネージ端末配置情報DB70を基に、各サイネージ端末100に表示する画像を生成する。更に、この駅サーバ51は、経路検索情報DB90を基に、特定のサイネージ端末100から入力される目的地までの経路を検索する図示しない検索エンジンを備えている。この駅サーバ51は、経路検索にあたり、地下出口Pの閉まる時間やエスカレータの可動状況を格納した施設情報DB85を反映して経路検索を実行し、この検索結果と地図情報DB80から取得した地図情報を基に検索結果画面240を生成して、これをサイネージ端末100の表示画面101に表示することができる。
一方、サイネージ端末100は、50インチ以上の大型の表示画面101を備えた表示装置102と、この表示装置102の前面に設けられるタッチパネル103を備えている。利用者は、このサイネージ端末100の表示画面101に表示される地図情報や操作ボタンをタッチすることで、各種情報をこの表示画面101に表示することができる。
そして、このサイネージシステム1の大きな特徴の1つは、地下出口Pを基点に、地下街と地上の地図を合成した地図Qを表示可能とした点にある。
従来技術においては、地下街の地図と地上の地図を1つの表示画面に別々に表示するものが提案されているが、この2つの地図を並べて表示する場合には、両地図を見比べなければならいない。しかし、この実施例のように、多数の利用者を対象とするサイネージ端末100では、その性格から大きな表示画面101を備える必要があるが、この大画面を備えたサイネージ端末100に従来例技術を導入すると、利用者に無理な姿勢を強いることとなる。
そこで、この発明者らは、地上と地下を結ぶのが地下出口Pであることに着目し、経路検索で検索された地下出口Pを基点に、地下に設置されるサイネージ端末100の出発地点Sから地下出口Pまでの地下地図Q1と、地下出口Pから地上の目的地Eまでの地上地図Q2とを連続する1つの地図Qを生成し、これをサイネージ端末100の表示画面101に表示させることを発想した。そして、その生成された地図Qに表示する経路Rを、地下出口Pを基点に、地下経路R1と地上経路R2を別に表示するようにした。
例えば、図1のサイネージ端末100の表示画面101に検索結果の一事例を表示する。この検索結果画面240では、検索された経路R上にある地下出口Pを基点に、斜線で示した地下地図Q1と、斜線以外の地上地図Q2とが合成された状態で表示される。そして、この合成された地図Qにサイネージ端末100の出発地点Sから地下出口Pまでの経路R1と、この地下出口Pから地上の目的地Eまでの経路R2が、分離した経路Rとして表示される。ここで経路Rが分離されとは、視覚的に認識できればよく、例えば、経路R線が図象的に分断されたり、あるいは、色彩を異にするようにしてもよい。
この特徴によれば、サイネージ端末100の設置場所(出発地点S)と目的地Eまでの経路Rがひとつの表示画面101に表示されるので全体経路Rを把握することができ、更に、地下経路R1と地上経路R2を分ける地下出口Pを基点に経路Rが分離して表示されるので、利用者に分かりやすい経路Rが提供される。
また、このサイネージシステム1の大きな特徴の他の1つは、合成される地下地図Q1と地上地図Q2が異なる色彩で表示するようにした点である。即ち、2つの異なる階層(地上地図Q2と地下地図Q1)の地図を連続した地図Qで表示する場合、その境界線が問題となる。そこで、この実施例では、表示する地図の色彩を異にしたり、あるいは、一方の地図に陰影などを施すことで、異なる階層(地上と地下)を識別可能にしている。
また、このサイネージシステム1の大きな特徴の他の1つは、経路検索にあたり、駅サーバ51が施設情報DB85を参照して地下出口Pの開放時間やエスカレータの運転時間などの施設情報を検索条件とする点にある。即ち、地下街や地下出口では時間帯によって閉鎖されるものもある。また、エスカレータでは、時間帯によって運転を停止したり、あるいは混雑時間では上りまたは下りのみ運転するものもある。この実施例に係る駅サーバ51は、これらの施設情報を検索条件として経路を検索することができる。
また、このサイネージシステム1の大きな特徴の他の1つは、経路検索にあたり、駅サーバ51が条件の異なるルートを提示可能とした点にある。例えば、車椅子利用の障害者が地下鉄駅から地上の目的地に行く場合、先ず障害となるのが、地上出口Pにエスカレータやエレベータが設置されているか否かである。また、地下街や地上でも段差がないルートであることが必要である。また、地上が雨の場合、地上の目的地に行く場合、傘をささずに行けるルートが望ましい。
この実施例に係る駅サーバ51は、利用者が望むルート条件(車椅子)を受け付けて、このルート条件に対応する地下出口Pを検索し、この地下出口Pを基点に経路検索を行うことができる。また、この実施例では、通常の検索結果の経路Rを車椅子利用ルートに再検索するバリアフリールートの検索ボタン161を検索結果画面240の検索モード選択領域160に設けた点にある。これにより、車椅子利用者は、簡単に車椅子で行ける経路Rを選択することができる。
なお、この実施例では、利用者が望むルート条件として、バリアフリールートの事例を説明したが、前記のように雨天モードや他のモードを図示しない設定画面を介して検索モード選択領域160に設定することができる。
また、このサイネージシステム1の大きな特徴の他の1つは、サイネージ端末100の1つの表示画面101に、任意の座標指示で目的地の選択を受け付ける地図表示領域120と、利用頻度の高い複数の目的地の選択を可能とする目的地選択ボタン領域130とを設けた点である。この特徴によれば、利用頻度により複数の目的地選択が可能となる。
また、このサイネージシステム1の大きな特徴の他の1つは、駅サーバ51がサイネージ端末配置情報DB70を参照して、各サイネージ端末100の設置方向に対応した地図Qを生成する点にある。即ち、看板などに掲示される案内地図は、北を上方とする向きで設置されるのが一般的である。しかし、この案内地図を見る利用者にとって、地図を見ている向きに合った地図表示をしないと、周りの地形や目標物を参照しながら、目的地の方向を判断しなければならない課題が生じる。特に、地下街では、目標物が少ないために、前記課題が大きくなる。
そこで、この実施例では、各サイネージ端末100の設置座標と、その表示画面の設置方向をサイネージ端末設置情報DB70に格納し、駅サーバ51が、このサイネージ端末設置情報DB70を参照して、このサイネージ端末100に表示すべき地図Qを生成する。この実施例によれば、各サイネージ端末100に表示される地図Qの上方を、この地図Qを見る利用者の前方と一致させる向きで表示させることができる。
また、このサイネージシステム1の大きな特徴の他の1つは、検索結果表示画面240に、経路の出発方向141となるサイネージ端末100から最初の方向を示す出発方向領域140を備えた点にある。この実施例によれば、目的地Eまでの経路Rの最初の出発方向141を知ることができる。
また、このサイネージシステム1の大きな特徴の他の1つは、サイネージ端末100の各表示画面の定型位置に画面調整操作領域150を設け、この領域150に、地図表示領域120の表示を切り換える地下地図切替ボタン151と地上地図切替ボタン152と一対の拡大縮小ボタン153とを備えた点にある。この表示形態によれば、どの表示画面からでも、地図Qの内容や倍率を切り換えることができる。
以下、図2から図9を参照して、この実施例に係るサイネージシステムを更に詳細に説明する。
次に、図2を参照して、サイネージ端末100の装置構成を説明する。図2において、このサイネージ端末100は、大型画面を備えた薄型の表示装置102と、この表示装置102の前面に設けられるタッチパネル103と、USBハブ105と、モバイルルータ106と、無停電の電源装置107とがこのサイネージ端末100を統括制御する端末制御部104に接続されている。また、USBハブ105には、ICカードリーダライタ108と人感知センサ109とカメラ110とメンテナンス用のキーボード111とマウス112がUSB接続されている。また、このサイネージ端末100は、モバイルルータ106を介して、公衆回線やネットワークを介して駅サーバシステム50や他のシステムと接続できる他、モバイル端末113と接続することができる。
この実施例によれば、利用者がサイネージ端末100に近づくことにより表示装置102の表示をOFF状態からON状態とすることができる。また、ICカードリーダライタ108を介して、利用者のICカードに格納される情報を読み書きすることができる。更に、カメラ110を介して、監視映像を駅サーバシステム50に提供することができる。そして、この実施例では、キーボード111とマウス112を用いて端末制御部104にアクセスしてメンテナンスを行うことができる。
図3において、この実施例に係る駅サーバ51は、地下地図Q1と地上地図Q2で構成される地図Qを4つのフレームを含めた複数の積層されるフレームで生成する。即ち、地上地図Q2を地上マップフレーム190に生成し、地下地図Q1を地下マップフレーム192に生成する。地上マップフレーム190と地下マップフレーム192とは座標位置と縮尺が一致するように,それぞれの地図が表示される。そして、地上マップフレーム190上に地上色彩フレーム191、地下マップフレーム192上に地下色彩フレーム193をそれぞれ設けることにより、地上マップフレーム190と地下マップフレーム192に色彩や陰影などを施すことができる。
この図3に示す積層フレームの概念図によれば、地上マップフレーム190に地上地図Q2を表示して地上色彩フレーム191を介して色彩や陰影を施すことで地上地図Q2を多様な色彩や陰影を施して表示することができる。同様に、地下マップフレーム192に地下地図Q1を表示して地下色彩フレーム193を介して色彩や陰影を施すことで地下地図Q1を多様な色彩や陰影を施して表示することができる。
したがって、地上地図Q2を表示する場合は、地下マップフレーム192と地上色彩フレーム193に表示することなく地上マップフレーム190に地上地図Q2を表示し、必要により、地上色彩フレーム191を色彩や陰影を表示することで地上地図Q2を表示することができる。同様に、地下地図Q1を表示する場合は、地上マップフレーム190と地上色彩フレーム191に表示することなく地下マップフレーム192に地下地図Q1を表示し、必要により、地下色彩フレーム193を色彩や陰影を表示することで地下地図Q1を表示することができる。
そして、地下地図Q1と地上地図Q2が連続した地図Qを生成する場合は、地上マップフレーム190と地上色彩フレーム191で生成される地上地図Q2に地下マップフレーム192と地下色彩フレーム193で生成される地下地図Q1を重ね表示することで生成することができる。
次に、図4において、この実施例に係る経路検索情報DB90では、施設名91に対して、住所92と座標情報93と地下出口Pの地下出口情報94を含んで格納される。地下出口情報94には、最短の地下出口94aと、バリアフリーモードのバリアフリー出口94bと、雨天モードでの雨天出口94cと、店などを探索しながら目的地まで案内するゆとり出口94dの各情報が格納されている。この実施例では、地下出口94aが初期値として設定されており、選択されるモードに対応して地下出口が検索される。
つまり、この実施例に係る駅サーバ51は、目的地の施設名称91または住所を検索条件として受け付けると、この経路検索情報DB90から検索条件に合致する目的地を抽出して、その最短の地下出口Pを抽出して、この地下出口Pと検索条件を入力したサイネージ端末100から地下出口Pの地下経路R1と、この地下出口Pから目的地Eまでの地上経路R2とを検索して、該当する地図Qを表示する。そして、他のモードが選択されれば、該当する地上出口Pを抽出して同様な経路Rを抽出して、該当する地図Q上に経路Rを表示する。
また、図5(a)図に示すように、この実施例に係るサイネージ端末配置情報DB70では、サイネージ端末100の端末番号71に対して、この設置位置(座標)72と、設置方向73を含んで格納されている。駅サーバ51はサイネージ端末100からの要求を受け付けると、このサイネージ端末配置情報DB70から設置位置72を抽出して、設置位置72にサイネージ端末100の位置を示す出発地点Sのマークを付した地図Qを生成し、その表示角度を設置方向73に対応して回転補正して要求の合ったサイネージ端末100に提供する。
また、この実施例では、図5(b)図と(c)図に示す地下出口Pの施設情報86とエスカレータの施設情報87などの情報を施設情報DB85に格納している。例えば、(b)図に示す施設情報86では、地下出口Pの各施設名86aに対して、設置位置(座標)86bと、開放時間86cが格納されている。また、(c)図に示す施設情報87ではエスカレータの各施設名87aに対して、設置位置(座標)87bと運転時間87cが格納されている。駅サーバ51は経路検索にあたり、現在時刻から施設情報DB85から現在利用可能な施設名を抽出して経路を検索する。
次に、図6と図7を参照して、サイネージ端末100で表示される代表的な表示画面を説明する。
先ず、図6の(a)図は、サイネージ端末100の初期画面となる案内画面210を示している。この実施例に係るサイネージ端末100では、表示装置102を横配置で使用する。したがって、案内画面210は、横長の表示画面となる。この案内画面210は、地図表示領域120の右側にサブ情報表示領域170と目的地選択ボタン領域130を上下に連続する帯状として配置し、この2つの領域の下部に画面調整操作領域150を横長の帯状に配置している。
サブ情報表示領域170には、現在時刻と天気会社31から取得した天気情報を表示している。目的地選択ボタン領域130には、検索画面230(図7(a))を呼び出すための出口目的地ボタン132と、住所入力画面235を呼び出すための住所検索ボタン133と、利用頻度に対応して抽出した特定の目的地をダイレクトで選択する複数のダイレクト選択ボタン131を上下に配置している。画面調整操作領域150の片側には、地図表示領域120の表示を地上地図Q2に切り換えるための地上地図切替ボタン152と、地図表示領域120の表示を地下地図Q1に切り換えるための地下地図切替ボタン151を対で並べて配置し、他の片側には、表示領域120に表示される地図Qを拡大、または縮小させるための一対の拡大縮小ボタン153を設けている。
この実施例では、サブ情報表示領域170と目的地選択ボタン領域130及び画面調整操作領域150を定型表示として、どの表示画面でも同じ位置に表示するようにしている。これにより、地図表示領域120でのタッチ操作以外は、同じ位置に操作ボタンが常時表示されるので、利用者に戸惑いをおこさせることを軽減することができる。また、操作する手が地図Qを見る利用者の視認性に妨げることを軽減するために、操作する領域は、統計的に数の多い右手操作に対応して、目的地選択ボタン領域130を地図表示領域120の右側に配置し、更に、利用者の立ち姿勢に合わせて画面調整操作領域150を地図表示領域120の下部に配置している。加えて、操作を行わないサブ情報表示領域170は目的地選択ボタン領域130の上部に配置している。
また、この実施例では、初期値として、サイネージ端末100が電源ONされると、地図表示領域120に駅周辺の地下地図Q1が表示される。この駅周辺の地下地図Q1は、地下街以外の周囲地域は大まかな地上地図が表示される。この大まかな地上地図は、道や川などの基本的なレイアウトに留め、建物や目標物の名称を含まないものとしている。これは、建物や目標物の名称などの視覚ノイズとなるものを排除することで、利用者に大まかな地図概況を把握しやすくするものである。
次に、(b)図は、(a)図の拡大縮小ボタン153の拡大ボタンを操作した状態の案内画面210を示している。この状態では、地下地図Q1の全体が拡大されて地図表示領域120に表示される。この実施例に係る駅サーバ51では、地図表示領域120の特定の場所をタッチ操作して拡大ボタンを操作すると、そのタッチされた領域を中心に拡大表示させる。しかし、地図表示領域120の特定の場所のタッチ操作が成されないで拡大ボタンが操作されると、駅を中心とした地域を拡大表示する。この拡大表示された地下地図Q1では、主要な施設名称が表示される。
一方、図7の(a)図には、検索画面230を示している。駅サーバ51は、図6の(a)図に示す案内画面210の状態から出口目的地ボタン132が操作されると、この検索画面230を表示させる。この検索画面230は、地図表示領域120に目的地リスト群121が表示されたものである。この実施例に係る目的地リスト群121は、図4で示した施設名が「あ」「か」「さ」「た」「な」――毎にホルダー分けされ、各ホルダーに表示される施設名91をタッチすることで、当該タッチされる施設名を検索項目として受け付ける。
図7の(b)図には、住所入力画面235を示している。駅サーバ51は、図6の(a)図に示す案内画面210の状態から住所検索ボタン133が操作されると、この住所入力画面235を表示させる。この検索画面230は、地図表示領域120に住所入力ウインドウ236が表示されたものである。この実施例に係る住所入力画面235は、地図表示領域120に表示されている地図Qが消去され、その替わりに住所入力ウインドウ236が表示される。この住所入力ウインドウ236には、このサイネージシステム1が設置される駅の住所が表示され、プルダウンからなる町名番地入力欄237をタッチ操作で選択入力し、案内ボタン237のタッチ操作で決定操作、あるいはキャンセルボタン238で元の表示画面に戻すことができる。
図7の(c)図には、地上地図Q2が表示される案内画面210を示している。図6の(a)図に示す案内画面210の状態から地上地図切替ボタン152を操作することで、地図表示領域120に地上地図Q2を表示することができる。この地上地図Q2には主要な施設名が吹出し表示される。また、この実施例では、地図Qの特定の場所をタッチすることで、そのタッチされた場所を目的地とすることができる。(c)図は地上地図Q2の右下の施設が選択された状態を示している。駅サーバ51は、特定の場所がタッチされると、そのタッチされた位置を破線枠Zで示し、再度の破線枠Zの選択により、これを決定操作とする。
次に、図8の動作フロー図を基に、図6、図7、図9の画面遷移を参照しながら、このサイネージ端末の経路検索の具体的な動作を説明する。ここで、図9の(a)図は地下地図Q1が拡大表示された検索結果画面240を示し、(b)図は全体経路Rを示した検索結果画面240を示している。
図8において、この実施例に係る駅サーバ51は、電源がONされて起動すると、各サイネージ端末100の図6の(a)図に示す地下地図Q1が表示される案内画面210を表示する(ステップ300)。この図8の動作フロー図では、動作フローとして図示しないが、画面調整操作領域150の各ボタンの操作を受け付けて、地下地図Q1と地上地図Q2の切り替えや拡大縮小表示を行うことができる。また、駅サーバ51は、起動すると、人感知センサ109を起動させ、サイネージ端末100の前に利用者を検知しないときは、表示装置102をOFF状態とし、利用者が所定の距離に近づくと表示装置102をON状態とする。
さて、駅サーバ51は、住所検索ボタン133(ステップ302)と、タッチパネル103でのダブルタッチ操作(304)と、ダイレクト選択ボタン131(306)と、出口目的地ボタン132(308)の各操作を監視している。
ステップ302において、住所検索ボタン133が操作されると、図7(b)図に示す住所入力画面235を表示し(ステップ330)、町名番地入力欄237による入力を受け付けるとともに、案内ボタン237またはキャンセルボタン238の操作を受け付ける(ステップ332)。案内ボタン237が操作されるとステップ314に移行し、キャンセルボタン238が操作されるとステップ302に戻る。
ステップ304において、地図表示領域120に表示される地図Qの特定施設でのダブルタッチ操作を受け付けると、ステップ314に移行させる。
ステップ308において、出口目的地ボタン132が操作されると、図7(a)図に示す検索画面230を表示する(ステップ310)。そして、駅サーバ51は、検索画面230において目的地が選択されるか、あるいは時間をカウントして所定時間が経過したかあるいは利用者が立ち去ったか否かを監視する(ステップ338)。目的地が選択がなければ処理を終了する。
このように、この実施例では、案内画面210から多様な検索を行うことができる。そして、目的地が選択されると、駅サーバ51は、施設情報DB85と経路検索情報DB90からサイネージ端末100から目的地Eまでの検索経路Rを検索する(ステップ314)。
駅サーバ51は、経路検索が終了すると、図9(a)図に示す拡大された地下地図Q1が地図表示領域120に表示される検索結果画面240を所定時間表示し(ステップ316)、その後、地図表示領域120を図9(b)図に示す地下地図Q1と地上地図Q2からなる地図Qに切り替える(ステップ318)。
図9(a)において、この実施例に係る検索結果画面240は、地図表示領域120の左側に、検索された目的地の施設名称表示領域180と、出発方向領域140と、検索モード選択領域160とが上下に帯状に表示される。したがって、この検索結果画面240は、地図表示領域120を挟んで一方の片側に目的地選択ボタン領域130などと、他の片側に出発方向領域140などを配置した左右対称のレイアウトを採用している。
ここで、出発方向領域140には出発方向141と地下出口Pの出口名所欄142が表示され、更に、施設名称表示領域180には地上の目的地名称が表示されるので、利用者が道に迷うことを軽減している。そして、この実施例では、利用者が道に迷うことをより軽減するために、このサイネージ端末100の設置位置である出発地点Sから地下出口Pまでの地下経路R1を図9(a)図に示すように、先ず、所定時間拡大表示して、地下出口Pまでの地下経路R1を明確にする。
即ち、この発明者らは、地下街を経由して地上の目的地に行く場合、地下出口Pがキーになることに着目し、この地下出口Pまでの地下経路R1を、先ず、拡大表示させることを着想した。これにより、利用者に、地下経路R1を最初に認識させることができる。
そして、地下経路R1が、一定時間、拡大表示された図9(a)図の地下地図Q1を、(b)図に示すように、地下経路R1と地上経路R2が示された地図Qを表示するようにする。この表示に当たって、駅サーバ51は、地上地図Q2の上に地下地図Q1を重ねた地図Qを生成する。ここで、地下地図Q1と地上地図Q2は、例えば、背景色を異にしたり、あるいは線図自体の色彩を異ならせることにより、階層の異なる地図Qであることを利用者に分かるようにしている。また、経路Rのキーとなる地下出口Pを明確にするために、地下地図Q1に表記される地下経路R1と、地上地図Q2に表記される地上経路R2とを連続させることなく、地下出口Pで分離されるように表記する。分離するとは、経路Rの線自体を分割したり、あるいは、色で識別するようにする。これにより、2つの経路(地下経路R1、地上経路R2)が階層(地下と地上)の異なる経路であることを利用者に強く認識させることができる。
なお、この実施例では、図9の(a)図を一定時間表示後、(b)図を一定時間表示すると説明したが、このサイクルを繰り返して表示するようにしてもよい。また、(b)図を先に表示して(a)図を表示することや、このサイクルを繰り返すようにしてもよい。
さて、この図9の検索結果画面240でも、目的地選択ボタン領域130と画面調整操作領域150が設けられている。したがって、この実施例では、検索終了後でも、この領域での操作を受け付けることができる。
即ち、図8に戻り、駅サーバ51は、検索結果を表示した後でも、検索モード選択領域160(ステップ320)と、ダイレクト選択ボタン131(ステップ222)、出口目的地ボタン132(ステップ323)と住所検索ボタン133(ステップ324)の各操作を監視している。そして、所定時間が経過した、または人感知センサ109で利用者が立ち去ったことを検知すると、駅サーバ51は処理を終了する。
ステップ320において、検索モード選択領域160での検索ボタン161を検知すると、駅サーバ51は、選択されたモードでのルート検索を行い(ステップ340)、その後、ステップ316に移行する。ここで、この実施例では、図4に示したように、複数の検索モードを準備し、それに対応した地下出口Pを特定している。例えば、車椅子利用者の場合は、地下出口Pにエレベータが設置されていなければならない。このため、車椅子利用のモードでは、通常の最短の地下出口Pとは異なった地下出口Pが指定され、それに対応して地下経路R1と地上経路R2も異なってくる。
この実施例では、バリアフリールートを選択する検索ボタン161を設けた事例で説明しているが、図4に示したモードの検索ボタンを図示しない設定画面で表示させることができる。
また、ステップ322において、ダイレクト選択ボタン131が選択された場合はステップ314に移行する。また、ステップ323において、出口目的地ボタン132が選択された場合は、ステップ310に移行する。更にステップ324において、住所検索ボタン133が選択された場合には、ステップ330に移行する。
このように、この実施例では、1度検索を行っても、再度の検索を多方面から簡単に行うことができる。
前記説明では、鉄道運営会社が運営するサイネージシステムを事例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、大型店舗や大きなビル施設のような多数のフロアーで構成されるビル店舗の運営会社が運営するサイネージシステムでも適用可能である。
即ち、このサイネージシステムは、特定の位置に設置される複数のサイネージ端末と、この複数のサイネージ端末に各種情報を提供する地域サーバシステム(駅サーバシステム)とを含んで構成される経路案内システムに適用されるものであって、前記サイネージ端末は、タッチパネル表示装置を備え、前記地域サーバシステムは、各種の情報を格納した記憶装置と、経路検索エンジンを備えた地域制御装置(駅サーバ)とを備え、前記記憶装置は、前記サイネージ端末の設置位置を含む設置条件を格納したサイネージ端末配置情報データベースと、前記サイネージ端末が設置される第1地図情報(地下地図)と、この第1地図情報と階層の異なる第2地図情報(地上地図)とを備えた地図情報データベースと、階層間の出入口(地下出口)の施設情報を格納した施設情報データベースと、前記地図情報に含まれる施設名と、この施設名の住所と、施設名の座標情報と、施設名に対応した前記出入口を含む検索条件を格納した経路検索情報データベースとを備え、前記地域制御装置は、前記記憶装置に格納された前記データベースを基に、前記サイネージ端末から入力される施設名までの出入口を含む経路を検索し、前記検索された出入口を基点に、第1地図情報と第2地図情報とを重ねて1つの地図情報(地図Q)とするとともに、重ねた1つの地図情報に前記出入口で分離される前記第1地図情報に関する第1経路(地下経路)と前記第2地図情報に関する第2経路(地上経路)と含んだ検索結果画面を生成し、この検索結果画面を前記サイネージ端末に出力する。
この場合、前記地域制御装置は、前記サイネージ端末が設置される第1地図情報と第1経路が表示される第2検索結果画面(図9(a)図)を生成し、この第2検索結果画面を前記サイネージ端末に出力した後に、前記第1地図情報と前記第2地図情報を含む検索結果画面(図9(b)図)を前記サイネージ端末に出力する。
この場合、前記第1地図情報は地下地図であり、前記第2地図情報は地図情報であって、前記第1地図情報と前記第2地図情報は背景が異なる色彩で生成されるようにしてもよい。また、前記経路検索情報データベースは、1つの施設名に対して検索条件に対応して割り当てられる複数の前記出入口が設定されるようにしてもい。更に、前記地域制御装置は、入力画面(案内画面)を前記サイネージ端末に出力して経路検索を受け付け、この入力画面は、特定の位置をタッチすることで、そのタッチ位置を検索する施設名として決定する地図表示領域と、施設名を直接選択する複数のダイレクト選択群(目的地選択ボタン領域)と、複数の施設名から特定の施設名を選択する施設名選択画面(検索画面)を呼び出す施設名検索ボタン(出口目的地ボタン)と、施設名の住所入力から選択する施設名を検索する住所入力画面とを備えているとよい。
更に、前記検索結果画面は、検索去られた施設名を表示する施設名称表示領域と、出入口情報表示領域(出発方向領域)を備え、出入口情報表示領域は出入口の施設名と、前記サイネージ端末を基準にした出入口の方向をが表示される。加えて、前記サイネージ端末配置情報データベースは、設置条件として設置方向が含まれており、前記地域制御装置は、前記設置方向に基いて地図情報を生成するようにするとよい。
また、特定の位置に設置される複数のサイネージ端末に経路案内情報を提供する地域サーバシステムの情報提供方法であって、前記地域サーバシステムは、各種の情報を格納した記憶装置と、経路検索エンジンを備えた地域制御装置とを備え、前記記憶装置は、前記サイネージ端末の設置位置を含む設置条件を格納したサイネージ端末配置情報データベースと、前記サイネージ端末が設置される第1地図情報と、この第1地図情報と階層の異なる第2地図情報とを備えた地図情報データベースと、階層間の出入口の施設情報を格納した施設情報データベースと、前記地図情報に含まれる施設名と、この施設名の住所と、施設名の座標情報と、施設名に対応した前記出入口を含む検索条件を格納した経路検索情報データベースとを備え、前記地域制御装置は、タッチパネル表示装置を備えた前記サイネージ端末から施設名に関する検索要求を受け付け、前記記憶装置に格納された前記データベースを基に、前記サイネージ端末から入力される施設名までの出入口を含む経路を検索し、前記検索された出入口を基点に、第1地図情報と第2地図情報とを重ねて1つの地図情報とするとともに、重ねた1つの地図情報に前記出入口で分離される前記第1地図情報に関する第1経路と前記第2地図情報に関する第2経路と含んだ検索結果画面を生成し、この検索結果画面を前記サイネージ端末に出力する。
1…サイネージシステム、10…ネットワーク、20…ホストサーバシステム、30…地図会社、31…天気会社、32…コンテンツ提供会社、50…駅サーバシステム、51…駅サーバ、52…通信装置、60…記憶装置、61…検索履歴情報DB、70…サイネージ端末配置情報DB、80…地図情報DB、85…施設情報DB、90…経路検索情報DB、100…サイネージ端末、101…表示画面、102…表示装置、103…タッチパネル、104…端末制御部、105…USBハブ、106…モバイルルータ、107…電源装置、108…ICカードリーダライタ、109…人感知センサ、110…カメラ、111…キーボード、112…マウス、113…モバイル端末、120…地図表示領域、121…目的地リスト群、130…目的地選択ボタン領域、131…ダイレクト選択ボタン、132…出口目的地ボタン、133…住所検索ボタン、140…出発方向領域、141…出発方向、142…出口名所欄、150…画面調整操作領域、151…地下地図切替ボタン、152…地上地図切替ボタン、153…拡大縮小ボタン、160…検索モード選択領域、161…検索ボタン、170…サブ情報表示領域、180…施設名称表示領域、190…地上マップフレーム、191…地上色彩フレーム、192…地下マップフレーム、193…地下色彩フレーム、210…案内画面、230…検索画面、235…住所入力画面、236…住所入力ウインドウ、237…町名番地入力欄、237…案内ボタン、238…キャンセルボタン、240…検索結果画面、Q…地図、Q1…地下地図、Q2…地上地図、P…地下出口、S…出発地点、E…目的地、R…経路、R1…地下経路、R2…地上経路、Z…破線枠

Claims (9)

  1. 特定の位置に設置される複数のサイネージ端末と、この複数のサイネージ端末に各種情報を提供する地域サーバシステムとを含んで構成される経路案内システムにおいて、
    前記サイネージ端末は、タッチパネル表示装置を備え、
    前記地域サーバシステムは、各種の情報を格納した記憶装置と、経路検索エンジンを備えた地域制御装置とを備え、
    前記記憶装置は、前記サイネージ端末の設置位置を含む設置条件を格納したサイネージ端末配置情報データベースと、前記サイネージ端末が設置される第1地図情報と、この第1地図情報と階層の異なる第2地図情報とを備えた地図情報データベースと、階層間の出入口の施設情報を格納した施設情報データベースと、前記地図情報に含まれる施設名と、この施設名の住所と、施設名の座標情報と、施設名に対応した前記出入口を含む検索条件を格納した経路検索情報データベースとを備え、
    前記地域制御装置は、前記記憶装置に格納された前記データベースを基に、前記サイネージ端末から入力される施設名までの出入口を含む経路を検索し、
    前記検索された出入口を基点に、第1地図情報と第2地図情報とを重ねて1つの地図情報とするとともに、重ねた1つの地図情報に前記出入口で分離される前記第1地図情報に関する第1経路と前記第2地図情報に関する第2経路と含み、該第1経路と該第2経路は異なる色彩で表示された検索結果画面を生成し、
    この検索結果画面を前記サイネージ端末に出力する
    ことを特徴とする経路案内システム。
  2. 前記請求項1記載の経路案内システムにおいて、
    前記施設情報データベースは、前記出入口の開放時間情報を有し、
    前記地域制御装置は、前記開放時間情報に対応する前記経路を検索することを特徴とする経路案内システム。
  3. 前記請求項1または2記載の経路案内システムにおいて、
    前記施設情報データベースは、前記施設内のエスカレータの運転時間情報を有し、
    前記地域制御装置は、前記運転時間情報に対応する前記経路を検索することを特徴とする経路案内システム。
  4. 前記請求項1から3記載の何れかの経路案内システムにおいて、
    前記経路検索情報データベースは、1つの施設名に対して検索条件に対応して割り当てられる雨天出口及びゆとり出口のうち少なくとも1つが設定されている
    ことを特徴とする経路案内システム。
  5. 前記請求項1から記載の経路案内システムにおいて、
    前記地域制御装置は、前記サイネージ端末が設置される第1地図情報と第1経路が表示される第2検索結果画面を生成し、
    この第2検索結果画面を前記サイネージ端末に出力した後に、前記第1地図情報と前記第2地図情報を含む検索結果画面を前記サイネージ端末に出力する
    ことを特徴とする経路案内システム。
  6. 前記請求項1から記載の何れかの経路案内システムにおいて、
    前記地域制御装置は、入力画面を前記サイネージ端末に出力して経路検索を受け付け、
    この入力画面は、特定の位置をタッチすることで、そのタッチ位置を検索する施設名として決定する地図表示領域と、施設名を直接選択する複数のダイレクト選択群と、複数の施設名から特定の施設名を選択する施設名選択画面を呼び出す施設名検索ボタンと、施設名の住所入力から選択する施設名を検索する住所入力画面とを備えている
    ことを特徴とする経路案内システム。
  7. 前記請求項1から記載の何れかの経路案内システムにおいて、
    前記検索結果画面は、検索去られた施設名を表示する施設名称表示領域と、出入口情報表示領域を備え、
    出入口情報表示領域は出入口の施設名と、前記サイネージ端末を基準にした出入口の方向をが表示される
    ことを特徴とする経路案内システム。
  8. 特定の位置に設置される複数のサイネージ端末に経路案内情報を提供する地域サーバシステムの経路案内システムで構成される経路案内システムの情報提供方法において、
    前記地域サーバシステムは、各種の情報を格納した記憶装置と、経路検索エンジンを備えた地域制御装置とを備え、
    前記記憶装置は、前記サイネージ端末の設置位置を含む設置条件を格納したサイネージ端末配置情報データベースと、前記サイネージ端末が設置される第1地図情報と、この第1地図情報と階層の異なる第2地図情報とを備えた地図情報データベースと、階層間の出入口の施設情報を格納した施設情報データベースと、前記地図情報に含まれる施設名と、この施設名の住所と、施設名の座標情報と、施設名に対応した前記出入口を含む検索条件を格納した経路検索情報データベースとを備え、
    前記地域制御装置は、
    タッチパネル表示装置を備えた前記サイネージ端末から施設名に関する検索要求を受け付け、
    前記記憶装置に格納された前記データベースを基に、前記サイネージ端末から入力される施設名までの出入口を含む経路を検索し、
    前記検索された出入口を基点に、第1地図情報と第2地図情報とを重ねて1つの地図情報とするとともに、重ねた1つの地図情報に前記出入口で分離される前記第1地図情報に関する第1経路と前記第2地図情報に関する第2経路と含み、該第1経路と該第2経路は異なる色彩で表示された検索結果画面を生成し、
    この検索結果画面を前記サイネージ端末に出力する
    ことを特徴とする経路案内システムの情報提供方法。
  9. 前記請求項8記載の経路案内システムの情報提供方法において、
    前記サイネージ端末が設置される第1地図情報と第1経路が表示される第2検索結果画面を生成し、
    この第2検索結果画面を前記サイネージ端末に出力した後に、前記第1地図情報と前記第2地図情報を含む検索結果画面を前記サイネージ端末に出力する
    ことを特徴とする経路案内システムの情報提供方法。
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