JP5401021B2 - 建設機械における原動機の回転速度制御方法 - Google Patents

建設機械における原動機の回転速度制御方法 Download PDF

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本発明は、油圧ショベル等建設機械における原動機の回転速度制御方法に関する。
土木、建設機械や農業機械のようなディーゼルエンジンを搭載した作業機械においては、前記エンジンの回転数は予め所定作業に対応した運転モードに応じて設定されるが、当該作業の中でも前記作業機械においては、負荷の変動が比較的大きく、当該負荷が大きくなるとエンジンの回転数が設定回転数より低下することがあり、当該作業を円滑に遂行できないため、運転者(以下オペレータという)はその都度エンジン出力を増加するよう運転モードの切り換え操作が必要である。こうした不便を解決するものとして、アイソクロナス制御と称される制御方式が提案されている。(特許文献1、2)
すなわち、アイソクロナス制御では、負荷がかかることによりエンジン回転数が下がろうとしたとき、コンピュータがそれを判断して燃料噴射量を制御し、オペレータが設定したエンジン回転数を保持させるように制御を遂行するものである。
特に、土木、建設機械として多用される油圧ショベル等、負荷変動の非常に大きい作業を遂行する作業機械では、すでにアイソクロナス制御が採用されている。例えば、特許文献2の図4に開示されているように、電子ガバナ(2)と燃料噴射装置コントローラ(3)は、エンジン負荷の増減に係わらずエンジン(1)の回転数が目標回転数に維持されるようアイソクロナス制御を実施するものであり、エンジンコントローラ(5)の回転数補正値演算部(5b)において、ポンプ吐出圧力及びレバー操作量に応じたエンジン回転数減少値ΔNが演算され、エンジンコントローラ5の基準目標回転数演算部(5a)にてエンジンコントロールダイヤル(27)の操作量に応じて計算された基準目標回転数NRからそのΔNを減算し、アイソクロナス制御の目標回転数NTを算出するものである。
また、油圧ショベル等の作業機械において、ディーゼルエンジンの燃料消費の観点から考察すると、一般に、標準的作業に対応して設定される定格運転モードの回転数は2000rpm前後であるが、sweet spotとも称される最も出力効率のよい回転数は1500rpm前後といわれている。すなわち、定格運転モードに設定されているとほとんど負荷のない状態であってもエンジンは約2000rpmで回転していることとなり、最も出力効率のよい回転数の1500rpm前後以上の回転状態である。
一方、前記アイソクロナス制御の有無にかかわらず、オペレータは、一般に、作業機械による作業中の状態を具体的に観察しており、したがって、作業機械がほとんど負荷のない作業状態から負荷が大きくなる作業状態へ移ることは当然予測できるので、そのような場合、当該オペレータの意思によりエンジン回転数を増加しようとするが、そのためには運転モード変更のスイッチをその都度操作しなければならなかった。
特開平10−159599号公報 特開2004−169589号公報
本発明者は、上述した事情に鑑み、鋭意検討した結果、定格運転モードを含む各運転モード選択用のスイッチとは別の他のスイッチを設け、オペレータの意思で同他のスイッチをオン、オフ操作することにより原動機の回転数を所望の回転数へ滑らかに移行させることで前記の問題が基本的に解決できることを突き止めた。
従って、本発明の目的は、常時はsweet spot近辺で原動機を使用し、操作条件によっては定格回転数まで回転速度を増加したい場合に、運転者の意思で、原動機の回転数(馬力)を増加・低減しようとするもので、その場合、回転速度が急激に変化すると安全上問題があるので、所定の滑らかな速度変化でエンジン回転数を増加、低減し、以って安全な方法で省エネと生産性向上を両立させるようにした建設機械における原動機の回転速度制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による建設機械における原動機の回転速度制御方法は、原動機にて油圧ポンプを駆動し当該油圧ポンプの吐出油を、パイロット操作される切換弁を介してこれら切換弁に接続されたアクチュエータに供給するよう構成した建設機械において運転席に設けた原動機回転速度を調整する回転速度調整ダイヤルを用いて原動機の回転速度を制御する方法であって、
前記運転席には前記回転速度調整ダイヤルとは別の第1スイッチを設け、同第1スイッチをオン操作したとき、原動機回転数を、所定の最も出力効率の良い回転数であるSWEETSPOTに相当する第1の回転数Nsから予め定められた標準的作業に対応して設定される定格運転モードの回転数の第3の回転数Nrまで、予め定められた第1の回転数変化パターンと、演算初期値(Naib)と前記Nrとの差分の積であるインクリメンタル増量分
と演算初期値(Naib)とを加算することで滑らかに増加させ
該第1スイッチをオフ操作したとき、
前記原動機回転数を、前記第3の回転数Nrから所定の第1の回転数Nsまで、予め定められた第2の回転数変化パターンと、演算初期値(Naib)と前記Nsとの差分の積であるデクリメンタル減量分
を演算初期値(Naib)から減算することで滑らかに削減させ、常時原動機を使用する原動機回転数である前記第1の回転数Nsに戻るようにし
前記第1スイッチは運転席を含むキャビン内に設け足操作されることを特徴とする。
その場合、前記所定の第1および第2の回転数N1、N2は前記速度調整ダイヤルで同一回転数(N1=N2)に設定されることができる。
また、その場合、前記原動機の回転数が第1の回転数N1から第3の回転数Nrまで、第3の回転数Nrから第2の回転数N2までそれぞれ変化させるに要する時間を0.1〜3.0秒に設定することができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明による建設機械における原動機の回転速度制御方法は、原動機にて油圧ポンプを駆動し当該油圧ポンプの吐出油を、パイロット操作される切換弁を介してこれら切換弁に接続されたアクチュエータに供給するよう構成した建設機械において運転席に設けた原動機回転速度を調整する速度調整ダイヤルおよびオペレータにより選択設定される運転モード選択スイッチを用いて原動機の回転速度を制御する方法であって、前記運転席には前記運転モード選択スイッチとは別の第1スイッチおよび同第1スイッチを有効化する第2スイッチを設けると共に、予め前記速度調整ダイヤルを用いて原動機回転数を第1の回転数Nsに設定しておき、前記第2スイッチが有効化された状態で、前記第1スイッチをオン操作したしたとき原動機回転数を予め定められた第3の回転数Nrまで予め定められた第1の回転数変化パターンで上昇させ、前記第1スイッチをオフ操作したとき予め定められた第2の回転数変化パターンで原動機回転数を前記第1の回転数Nsまで低減させるよう構成したことを特徴とする。
その場合、前記原動機はディーゼルエンジンで構成することができる。
また、その場合、前記ディーゼルエンジンはアイソクロナス制御されることができる。
さらにその場合、前記第1の回転数Nsは1400〜1600rpmの範囲であることが好ましい。
さらにまたその場合、前記第3の回転数Nrは原動機が搭載される建設機械における当該原動機の定格回転数であることが好ましい。
さらに、前記原動機の回転数が第1の回転数Nsから第3の回転数Nrまで、第3の回転数Nrから第1の回転数Nsまでそれぞれ変化させるに要する時間を0.1〜3.0秒に設定することができる。
さらにまたその場合、前記第1、第2の回転数変化パターンは回転数変化の開始及び終わり近傍にて滑らかに変化させることができる。
またその場合、前記第1スイッチは運転席を含むキャビン内に設けた足操作されるスイッチであることが好ましい。
また、前記第1スイッチは、切換弁を手動操作するパイロットバルブに設けることができる。
本発明によれば、原動機にて油圧ポンプを駆動し当該油圧ポンプの吐出油を、パイロット操作される切換弁を介してこれら切換弁に接続されたアクチュエータに供給するよう構成した建設機械において運転席に設けた原動機回転速度を調整する速度調整ダイヤルおよびオペレータにより選択設定される運転モード選択スイッチを用いて原動機の回転速度を制御する方法であって、前記運転席には前記運転モード選択スイッチとは別の第1スイッチを設け、同第1スイッチをオン操作したとき、原動機回転数を、所定の第1の回転数N1から予め定められた第3の回転数Nrまで、予め定められた第1の回転数変化パターンで上昇させ、該第1スイッチをオフ操作したとき、予め定められた第2の回転数変化パターンで原動機回転数を所定の第2の回転数N2まで低減させるよう構成したので、オペレータの意思に基づき第1スイッチをオン、オフ操作することにより、安全な方法で建設機械の省エネと生産性の向上とを両立させることを可能にするという効果を奏する。
さらにまた、本発明によれば、原動機にて油圧ポンプを駆動し当該油圧ポンプの吐出油を、パイロット操作される切換弁を介してこれら切換弁に接続されたアクチュエータに供給するよう構成した建設機械において運転席に設けた原動機回転速度を調整する速度調整ダイヤルおよびオペレータにより選択設定される運転モード選択スイッチを用いて原動機の回転速度を制御する方法であって、前記運転席には前記運転モード選択スイッチとは別の第1スイッチおよび同第1スイッチを有効化する第2スイッチを設けると共に、予め前記速度調整ダイヤルを用いて原動機回転数を第1の回転数Nsに設定しておき、前記第2スイッチが有効化された状態で、前記第1スイッチをオン操作したしたとき原動機回転数を予め定められた第3の回転数Nrまで予め定められた第1の回転数変化パターンで上昇させ、前記第1スイッチをオフ操作したとき予め定められた第2の回転数変化パターンで原動機回転数を前記第1の回転数Nsまで低減させるよう構成したので、前述した効果に加え、選択された運転モードによる原動機の回転状態から第2スイッチ(有効化スイッチ)へ切り換えることにより、前述した第1スイッチのオン、オフ操作による制御状態へ移行させることが容易に達成される。
以下、本発明の実施の形態に基づく実施例について添付図面の図1乃至図4を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の適用される代表的な建設機械である油圧ショベルの概観図である。同図1において、油圧ショベルSHVは、油圧モータにより駆動される下部走行体DRVの上に旋回機構RMを介して上部旋回体12が旋回自在に載置されている。上部旋回体12には、その前方一側部にキャブ14が設けられ、且つ、前方中央部にブーム16が俯仰可能に取り付けられている。又、ブーム16の先端にアーム20が上下回動自在に取り付けられ、更にアーム20の先端にバケット24が取り付けられている。なお、参照符号BCYはブーム用の油圧シリンダ、18はアーム用の油圧シリンダ、22はバケット用の油圧シリンダである。
図2は、油圧ショベルSHVの本発明に関係する部分を示す機能ブロック図である。同図2において、原動機30の出力軸32は可変吐出量ポンプ34を回転駆動するよう結合されている。可変吐出量ポンプ34からの吐出圧油はラインL1から油圧制御回路および油圧アクチュエータからなる油圧装置38に供給される。参照符号36は可変吐出量ポンプ34の吐出流量調整機構であって、油圧装置38を構成する油圧制御回路からの圧油信号ラインL2により制御されるようになっている。
原動機30には燃料噴射制御ユニットおよび電子ガバナーからなる燃料噴射制御装置46と回転数検出器が結合されている。なお、この制御装置46の詳細については例えば、特開平10−159599号公報に詳述されている。
参照符号44は燃料噴射制御装置46への指令信号を生成する原動機コントローラであって、ラインL4を介し運転操縦キャビン50から供給される運転モード信号、フットスイッチ信号等が与えられる。(図3参照)
原動機コントローラ44へは、そのほか圧力センサ40、42を介してそれぞれラインL1、L3のポンプ吐出圧およびパイロット操作弁の操作圧が電気信号として与えられている。なお、圧力センサ40、42から与えられる信号は原動機30をアイソクロナス制御する際に用いられるものであり、原動機30の負荷に係る状態量である。
図3は、本発明の主要部の構成を説明する図であって、(a)は運転席に設けられた各スイッチの配置を例示し、(b)は第1実施例の波形図を例示し、(c)は第2実施例の波形図を例示する。
同図の(a)において、参照符号52はフットスイッチであって、運転席のオペレータが自身の足でオン、オフ操作するよう設けられている。本発明ではこのフットスイッチは第1スイッチと定義される。参照符号54は、原動機30の回転速度調整ダイヤルである。その下側に設けられている参照符号56は、運転モード選択スイッチであり、記号HPはハイパワーモード、記号Sは標準モード、記号ECOは経済運転モードを示す。運転モード選択スイッチ56の下側に設けられている参照符号58は、フットスイッチ52のオン、オフ操作を有効にするボタンスイッチである。
同図の(b)において、原動機30はディーゼルエンジンとし、その回転速度調整ダイヤル54が予め、原動機30のsweet spotに相当する回転数Ns(=1500rpm)に設定されているものとし、ボタンスイッチ58が有効化されているとする。時刻t0からt1の間では原動機30は、図示のように、回転数Nsで駆動されているものとする。この状態で時刻t1にて、オペレータがその後の作業状態に対応するために原動機回転数を増加した方がよいと判断してフットスイッチ52をOFFからONに操作すると、原動機回転数はパターンAに沿って予め設定した回転数Nrまで滑らかに増加する(時刻t2)。この場合、回転数Nrは例えば、Nsより大きい定格回転数(=2000rpm)である。時刻t2以降、この状態で、オペレータが判断した作業を終えたとき、時刻t3においてオペレータはフットスイッチ52をオフ操作すると原動機回転数はパターンBに沿って滑らかに低減され、sweet spotに相当する回転数Nsに戻る(時刻t4)。
なお、前記回転速度調整ダイヤル54によるNs、Nrの設定は、予め原動機コントローラ44内のメモリ領域に設定しておくことができる。また、上記の例では、Nsをsweet spotに相当する回転数とし且つ、パターンAの立ち上がり時の回転数とパターンBの立下り時の回転数を同一としたが、必ずしも同一に限定されない。
同図の(c)においては、時刻t0からtaまでの原動機回転数は、運転モード選択スイッチ56に基づく回転数N1で推移し、時刻taにおいてスイッチ切換えがなされると、一旦sweet spotに相当する回転数Nsとなり、その後の時刻t1でフットスイッチ52がオン操作されると、図の(b)で説明したような経過となる。なお、前記時刻taにおけるスイッチ切換えとは、例えば、ボタンスイッチ58を有効化することで可能である。すなわち、この場合には、ボタンスイッチ58の有効化は運転モード選択スイッチ56の無効化を兼ねていることとなる。なお、図(b)、(c)において、鎖線で示す波形PT1、PT2はそれぞれパターンAの途中の時刻tsでフットスイッチをオフ操作した場合の原動機回転数の変化を示す。
図4は、図3に示した本発明による回転数制御を遂行するプログラムの主要部を例示するフローチャートである。このプログラムは、アイソクロナス制御用のプログラムと共に原動機コントローラ44内に設けられている。
図4において、プログラム処理の工程st1はこのプログラムのタイトル(ワンタッチスピードアップダウン)を示す。工程st2はSupスイッチすなわち、ボタンスイッチ56(図3(a)参照)が有効にされているか否か判定する。肯定(yes)のときは、工程st3でフットスイッチ52のオン、オフ状態をメモリ領域に取り込む。次いで、工程st4でフットスイッチ(Ft・sw)がオフからオンになっているか否か判定される。次いで、工程st5で時刻のカウント(インクリメント)が開始される。最大設定値はtn setである。次いで、工程st6でパワーモードE(eco)、HP、Sが判定される。なお、ETC・E、ETC・HP、ETC・Sはこのプログラム処理とは別の処理があることを示す。次いで、工程st7現在の設定回転数Nsetが経済的回転数Necoより小さいか否か判定される。工程st7でyesであると工程st8でさらにNsetがオートアイドル回転数Naid(1300rpm)より小さいか否か判定される。工程st8でさらにyesであるとガバナー46に対する回転数NとしてNaidが指令される。前記工程st7で否定(no)のときはパラメータNaibとして前記Necoが設定される。また前記工程st8で否定(no)のときはパラメータNaibとして前記Nsetが設定される。
次いで、工程st12でフットスイッチ(Ft・sw)がオンからオフになっているか否か判定される。工程st12の判定がnoの場合はさらに工程st14でフットスイッチ(Ft・sw)のステイタス(st3で取り込まれた状態)がオフか否か判定され、noの場合は工程st15で、ガバナー46への回転数指令値Nnとして、Naibにインクリメンタル増分量(Nr−Naib)・f(X)を加算した値が与えられる。ここで、関数f(X)は図3のパターンAに対応しており、例えば正弦曲線のような滑らかな曲線である。このNnがNrに達するまで、記号Dで示すように、工程st5からst15を繰り返す。一方、前記工程st12、st14でそれぞれyesであるときは、工程st13でタイムカウントtfが開始され、工程st16で、ガバナー46への回転数指令値Nfとして、以前に到達した回転数Nnからインクリメンタル増分量(Nr−Naib)・f(X)を減算した値が与えられる。次いで、工程st17でNfがNaibより大きいか否か判定され、yesのときはそのNfがガバナー46へ与えられ、noのときは、記号Bで示すように、工程st4へ戻る。この工程st17からst4にいたる処理はNfがNaibとなるまで続きその間のNfの値はパターンBの波形に対応している。
以上本発明の好適な実施例について説明したが、当業者であれば、各図に例示されたものに基づいて種々変形することが可能である。例えば、滑らかな曲線として図4の工程st15、st16では正弦波を用いたが他の任意の曲線を用いることもできる。
本発明の適用される代表的な建設機械である油圧ショベルの概観図である。 油圧ショベルの本発明に関係する部分を示す機能ブロック図である。 本発明の主要部の構成を説明するものであって、(a)は運転席に設けられた各スイッチの配置を例示し、(b)は第1実施例の波形図を例示し、(c)は第2実施例の波形図を例示する図である。 図3に示した本発明による回転数制御を遂行するプログラムの主要部を例示するフローチャートである。
符号の説明
12 上部旋回体
14 キャブ
16 ブーム
18 アーム用油圧シリンダ
20 アーム
22 バケット用油圧シリンダ
24 バケット
30 原動機
32 駆動軸
34 可変吐出量ポンプ
36 吐出流量調整機構
38 油圧装置
40、42 圧力センサ
44 原動機コントローラ
46 燃料噴射制御装置(ガバナ)
48 回転数検出器
50 運転操縦キャビン
52 フットスイッチ
54 回転数調整ダイヤル
56 運転モード選択スイッチ
58 ボタンスイッチ
BCY ブーム用油圧シリンダ
DRV 下部走行体
L1、L2、L3、L4 ライン
RM 旋回機構
SHV 油圧ショベル

Claims (5)

  1. 原動機にて油圧ポンプを駆動し当該油圧ポンプの吐出油を、パイロット操作される切換弁を介してこれら切換弁に接続されたアクチュエータに供給するよう構成した建設機械において運転席に設けた原動機回転速度を調整する回転速度調整ダイヤルを用いて原動機の回転速度を制御する方法であって、
    前記運転席には前記回転速度調整ダイヤルとは別の第1スイッチを設け、同第1スイッチをオン操作したとき、原動機回転数を、所定の最も出力効率の良い回転数であるSWEETSPOTに相当する第1の回転数Nsから予め定められた標準的作業に対応して設定される定格運転モードの回転数の第3の回転数Nrまで、予め定められた第1の回転数変化パターンと、演算初期値(Naib)と前記Nrとの差分の積であるインクリメンタル増量分
    と演算初期値(Naib)とを加算することで滑らかに増加させ
    該第1スイッチをオフ操作したとき、
    前記原動機回転数を、前記第3の回転数Nrから所定の第1の回転数Nsまで、予め定められた第2の回転数変化パターンと、演算初期値(Naib)と前記Nsとの差分の積であるデクリメンタル減量分
    を演算初期値(Naib)から減算することで滑らかに削減させ、常時原動機を使用する原動機回転数である前記第1の回転数Nsに戻るようにし
    前記第1スイッチは運転席を含むキャビン内に設け足操作されることを特徴とする建設機械における原動機の回転速度制御方法。
  2. 前記第1の回転数Nsは1400〜1600rpmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載された建設機械における原動機の回転速度制御方法。
  3. 前記第3の回転数Nrは原動機が搭載される建設機械における当該原動機の定格回転数であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載された建設機械における原動機の回転速度制御方法。
  4. 前記回転速度調整ダイヤルで予め設定された回転数N1がNsと異なる時は、ボタンスイッチにより前記回転速度調整ダイヤルの設定を無効化した後、原動機の回転速度がNsになってから、原動機の回転速度を制御する請求項1に記載された建設機械における原動機の回転速度制御方法。
  5. 前記原動機の回転数が第1の回転数Nsから第3の回転数Nrまで、第3の回転数Nrから第1の回転数Nsまでそれぞれ変化させるに要する時間を0.1〜3.0秒に設定したことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載された建設機械における原動機の回転速度制御方法。
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