JP5400820B2 - 車両用内装構造体 - Google Patents
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Description
このような車両用内装構造体では、インシュレータを内装材本体に取付ける場合には、インシュレータは、衝撃吸収用パッド、スピーカボックス、インナハンドル若しくはパワーウインドウのスイッチ類を避けた位置に、且つ長方形にカットした複数のカットピースを、内装材本体の裏面に個々に貼り付けていた。これでは、カットピースの貼り付け工数がかかり、効率的にインシュレータを貼り付けることはできない。
さらに、衝撃吸収用パッドは車外側に張り出した形状のものが多く、張り出した形状の衝撃吸収用パッドの車外側をインシュレータで覆う場合には、輸送中にインシュレータが剥がれることもある。
請求項1に係る発明では、車両用内装構造体に、車体の車室側を覆う内装材本体と、この内装材本体の裏面に設けられ、車外の騒音が車室内に入り込むことを抑制する吸音用のインシュレータと、内装材本体とは別体にて形成された機能部品と、を備えた。
内装材本体の裏面と機能部品との間にインシュレータが配置されるとともに、インシュレータが配置できない部分に開口部が設けられ、インシュレータが連続的に形成されたので、インシュレータの貼り付け工数の低減を図ることができるとともに、十分な吸音効果を得ることができる。
すなわち、インシュレータを無駄なく、効率的に装着することができる。
内装材本体の裏面と機能部品との間にインシュレータが配置されるので、輸送中にインシュレータが剥がれてしまうことを防止することができる。
すなわち、衝撃吸収用パッドの車室側にインシュレータが配置される。インシュレータにも衝撃吸収機能があり、インシュレータが乗員側に配置されるので、乗員の保護性能の向上を図ることができる。
内装材本体の裏面と機能部品との間にインシュレータが配置されるとともに、インシュレータが配置できない部分に開口部が設けられ、インシュレータが連続的に形成されたので、インシュレータの貼り付け工数の低減を図ることができるとともに、十分な吸音効果を得ることができる。
すなわち、インシュレータを無駄なく、効率的に装着することができる。
内装材本体の裏面と機能部品との間にインシュレータが配置されるので、輸送中にインシュレータが剥がれてしまうことを防止することができる。
また、請求項2に係る発明では、内装材本体が、車両用ドアの内側に設けられる部材であり、機能部品が、車両用ドアの側方から側突荷重が作用したときに、側突荷重の衝撃吸収をする衝撃吸収用パッドである。
すなわち、衝撃吸収用パッドの車室側にインシュレータが配置される。インシュレータにも衝撃吸収機能があり、インシュレータが乗員側に配置されるので、乗員の保護性能の向上を図ることができる。
さらに、請求項2に係る発明では、衝撃吸収用パッドを、インシュレータとの間に空間を介在させて配置したので、吸音効果を高めることができ、車室内の静粛性をさらに高めることができる。
車両用ドア20は、車体11に開閉自在に取付けられるドア本体24と、このドア本体24に昇降自在に取付けられるドアガラス25と、ドア本体24の上部に設けられ、ドアガラス25を囲うドア枠26と、からなる。なお、車両用ドア20は、車両用内装構造体の一例である。
インシュレータ35は、車外の騒音が車室12内に入り込むことを抑制する吸音(防音)用のシート部材である。また、インシュレータ35は、不要部分には開口部39が設けられ、連続的に形成されている。インシュレータ35は、衝撃吸収用パッド36で押圧され、内装材本体32側に支持される。
なお、インシュレータ(吸音用のシート部材)35は、住友スリーエム「シンサレート(商品名)」相当品が好ましい。
衝撃吸収用パッド36は、衝撃吸収をするパッド本体41と、このパッド本体41の車外側に設けられるプロテクト部材(補強パネル)42と、からなる。
第1の三角形状部54は、ドア本体24に車体側方から側突荷重が作用したときに、インナパネル27に設けられるインパクトビーム(不図示)が当接する稜線54a,54bを備える。第1の三角形状部54は、第1〜第3の三角形状部54〜56の中で最も深い絞り部分であって、ドアパネル31(図1参照)側に最も突出させた部分である。
図4(a),(b)に示されたように、比較例1の車両用内装構造体(車両用ドア)200では、インシュレータ201は、衝撃吸収用パッド202、スピーカボックス203、インナハンドル204若しくはパワーウインドウのスイッチ類(不図示)を避けた位置に、且つ長方形にカットした複数のカットピース207〜209を、内装材本体206の裏面206aに個々に貼り付けていた。これでは、カットピース207〜209の貼り付け工数がかかり、効率的にインシュレータ201を貼り付けることはできない。
図5(a),(b)に示されたように、比較例2の車両用内装構造体(車両用ドア)220では、インシュレータ221は、スピーカボックス223及びインナハンドル224を除き、衝撃吸収用パッド222やパワーウインドウのスイッチ類(不図示)を一括して覆うように、内装材本体226の裏面226aに貼り付けている。
内装材本体32の裏面32aと機能部品36との間にインシュレータ35が配置されるので、輸送中にインシュレータ35が剥がれてしまうことを防止することができる。
Claims (3)
- 車体の車室側を覆う内装材本体と、この内装材本体の裏面に設けられ、車外の騒音が車室内に入り込むことを抑制する吸音用のインシュレータと、前記内装材本体とは別体にて形成された機能部品と、を備えた車両用内装構造体において、
前記内装材本体の裏面と前記機能部品との間に前記インシュレータが配置されるとともに、該インシュレータが配置できない部分に開口部が設けられ、該インシュレータが連続的に形成され、
前記内装材本体は、車両用ドアの内側に設けられる部材であり、前記機能部品は、前記車両用ドアの側方から側突荷重が作用したときに、該側突荷重の衝撃吸収をする衝撃吸収用パッドであり、
前記衝撃吸収用パッドは、前記内装材本体に固定される固定部を備え、
該固定部を介して前記内装材本体に固定された前記衝撃吸収用パッドで、前記インシュレータを前記内装材本体側に押圧しつつ支持したことを特徴とする車両用内装構造体。 - 車体の車室側を覆う内装材本体と、この内装材本体の裏面に設けられ、車外の騒音が車室内に入り込むことを抑制する吸音用のインシュレータと、前記内装材本体とは別体にて形成された機能部品と、を備えた車両用内装構造体において、
前記内装材本体の裏面と前記機能部品との間に前記インシュレータが配置されるとともに、該インシュレータが配置できない部分に開口部が設けられ、該インシュレータが連続的に形成され、
前記内装材本体は、車両用ドアの内側に設けられる部材であり、前記機能部品は、前記車両用ドアの側方から側突荷重が作用したときに、該側突荷重の衝撃吸収をする衝撃吸収用パッドであり、
前記衝撃吸収用パッドは、前記インシュレータとの間に空間を介在させて配置したことを特徴とする車両用内装構造体。 - 前記衝撃吸収用パッドは、衝撃吸収をするパッド本体と、このパッド本体の車外側に、該パッド本体に前記側突荷重が平均的に作用するためのプロテクト部材と、を備え、これらのパッド本体とプロテクト部材との間に、パッド側インシュレータを介在したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用内装構造体。
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JP2011041858A JP5400820B2 (ja) | 2011-02-28 | 2011-02-28 | 車両用内装構造体 |
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