JP5397098B2 - 画像形成装置、画像合成方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、原稿画像に広告情報を合成して出力する画像形成装置、画像合成方法およびプログラムに関する。
従来から、ユーザがコンビニエンスストア等に設置されているコピー機を使用する際に、原稿の印刷出力の余白領域に広告を付加することによりコピー料金を割引するという広告コピーサービスが普及している。そして、かかる広告コピーサービスにより提供される広告の宣伝効果を高めるために、コピー対象である原稿画像とは異なる色で広告情報を印刷する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1では、本体画像の色を設定し、設定した色とは異なる色をユーザに提示し、提示した色からユーザにより選択された当該異なる色を広告画像の色として設定するカラー印刷を対象とした画像形成装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1の技術では、カラー印刷の場合には広告情報を原稿画像と異なる色に設定することにより宣伝効果を高めることができるが、白黒印刷の場合はこのような設定を行うことができない。そのため、白黒印刷の場合には、広告情報が原稿画像に埋没し、原稿画像と区別することができず、宣伝効果を高めることができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、カラー印刷だけでなく白黒印刷の場合にも、広告情報が原稿画像に埋没することなく原稿画像と区別することができる画像形成装置を提供する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、画像データに合成される、合成テキストデータと合成画像データとを含む合成情報を記憶する記憶部と、画像データを入力する入力部と、前記画像データの余白を検出し、検出した余白の中から、長方形で最大面積となる領域を、前記画像データにおける合成情報の合成領域として決定する位置決定部と、前記画像データの余白以外の領域について、前記領域の画像に基づいて、文字画像と絵柄画像との量の大小を判別する領域判別部と、前記文字画像の量の方が前記絵柄画像の量よりも多いと判別された場合は、前記記憶部から前記合成画像データを取得し、前記絵柄画像の量の方が前記文字画像の量よりも多いと判別された場合は、前記記憶部から前記合成テキストデータを取得する合成情報取得部と、前記画像データの前記合成領域に、前記合成情報取得部により取得された前記合成テキストデータまたは前記合成画像データを合成する合成部と、前記合成テキストデータまたは前記合成画像データが合成された前記画像データを出力する出力部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る画像合成方法は、画像データに合成される、合成テキストデータと合成画像データとを含む合成情報を記憶部に記憶する記憶ステップと、画像データを入力する入力ステップと、前記画像データの余白を検出し、検出した余白の中から、長方形で最大面積となる領域を、前記画像データにおける合成情報の合成領域として決定する位置決定ステップと、前記画像データの余白以外の領域について、前記領域の画像に基づいて、文字画像と絵柄画像との量の大小を判別する領域判別ステップと、前記文字画像の量の方が前記絵柄画像の量よりも多いと判別された場合は、前記記憶部から前記合成画像データを取得し、前記絵柄画像の量の方が前記文字画像の量よりも多いと判別された場合は、前記記憶部から前記合成テキストデータを取得する合成情報取得ステップと、前記画像データの前記合成領域に、前記合成情報取得ステップで取得された前記合成テキストデータまたは前記合成画像データを合成する合成ステップと、前記合成テキストデータまたは前記合成画像データが合成された前記画像データを出力する出力ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、記憶部を備えたコンピュータに対して所定の処理を実行させるためのプログラムであって、前記所定の処理は、画像データに合成される、合成テキストデータと合成画像データとを含む合成情報を記憶部に記憶する記憶ステップと、画像データを入力する入力ステップと、前記画像データの余白を検出し、検出した余白の中から、長方形で最大面積となる領域を、前記画像データにおける合成情報の合成領域として決定する位置決定ステップと、前記画像データの余白以外の領域について、前記領域の画像に基づいて、文字画像と絵柄画像との量の大小を判別する領域判別ステップと、前記文字画像の量の方が前記絵柄画像の量よりも多いと判別された場合は、前記記憶部から前記合成画像データを取得し、前記絵柄画像の量の方が前記文字画像の量よりも多いと判別された場合は、前記記憶部から前記合成テキストデータを取得する合成情報取得ステップと、前記画像データの前記合成領域に、前記合成情報取得ステップで取得された前記合成テキストデータまたは前記合成画像データを合成する合成ステップと、前記合成テキストデータまたは前記合成画像データが合成された前記画像データを出力する出力ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、カラー印刷だけでなく白黒印刷の場合にも、広告画像が原稿画像に埋没することなく原稿画像と区別することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかる画像形成装置100の構成を示すブロック図である。 図2は、画像形成装置100による広告コピーモードによる印刷処理の手順を示すフローチャートである。 図3は、コピーモードの選択画面の一例を示す図である。 図4は、広告コピーモードが選択された場合の表示画面の一例を示す図である。 図5は、印刷対象となる原稿の一例を示す図である。 図6は、位置決定部105により検出された余白の一例を示す図である。 図7は、広告情報印刷位置の一例を示す図である。 図8は、実施の形態2にかかる画像形成装置200の構成を示すブロック図である。 図9は、画像形成装置200による広告コピーモードによる印刷処理の手順を示すフローチャートである。 図10は、広告情報取得処理の手順を示すフローチャートである。 図11は、原稿画像領域の一例を示す図である。 図12は、広告情報印刷位置の一例を示す図である。 図13は、実施の形態2の変形例にかかる広告情報取得処理の手順を示すフローチャートである。 図14は、広告情報印刷位置の一例を示す図である。 図15は、実施の形態3にかかる画像形成装置300の構成を示すブロック図である。 図16は、画像形成装置300による広告コピーモードによる印刷処理の手順を示すフローチャートである。 図17は、広告情報印刷位置決定処理の手順を示すフローチャートである。 図18は、印刷対象となる原稿の一例を示す図である。 図19は、位置決定部305により検出された余白の一例を示す図である。 図20は、抽出された位置候補の一例を示す図である。 図21は、要分離情報の属性である広告情報が合成された画像データの一例を示す図である。 図22は、分離不要情報の属性である広告情報が合成された画像データの一例を示す図である。 図23は、実施の形態1〜3にかかる画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる画像形成装置100の構成を示すブロック図である。本図に示すように、画像形成装置100は、入力制御部101と、表示制御部107と、モード設定部102と、画像入力部103と、画像編集部104と、位置決定部105と、広告情報取得部106と、合成部108と、印刷部109と、通信部110と、HDD(Hard Disk Drive)120と、操作表示部130とを主に備え、ネットワーク140を介して、広告情報サーバ150と接続されている。
入力制御部101は、操作表示部130からユーザによるコピーモード(通常コピーモード、広告コピーモード)の選択や、コピー編集項目の入力などを受け付ける。ここで、通常コピーモードとは、余白に広告を合成する広告コピー処理を行わない通常印刷によるコピーのモードのことであり、広告コピーモードとは、広告コピー処理を行うモードのことである。また、コピー編集項目とは、原稿の変倍やレイアウト等のコピーに関する編集項目のことである。なお、本実施形態では、余白に広告を合成するが、合成する情報は広告に限定されない。
表示制御部107は、操作表示部130からユーザにより選択されたコピーモードや、入力を受け付けた編集事項を反映した編集画面などを操作表示部130に表示する。
モード設定部102は、操作表示部130から選択されたコピーモードを設定する。
画像入力部103は、光学スキャナなどであり、原稿画像を読み取って電子画像データに変換する。
画像編集部104は、モード設定部102により設定されたコピーモードのうち、電子画像データの加工に関する処理を行う。具体的には、操作表示部130から入力されたコピー編集項目に従って、原稿の変倍、レイアウト等を行う。
位置決定部105は、画像編集部104により編集された後の画像に対して画像データにおける余白を検出し、検出した余白のいずれかを広告情報を印刷する位置(以下、広告情報印刷位置という。)として決定する。ここで、広告情報とは、印刷用紙の余白に印刷される広告に関する情報であり、テキスト情報やバーコードを含むイメージ情報などのことである。なお、検出された余白のうち長方形で最大面積となる余白を探索し、その位置を広告情報印刷位置として決定する。
通信部110は、ネットワーク140を介して接続された外部の広告情報サーバ150と通信する。なお、通信部110は、定期的または不定期的に広告情報サーバ150にアクセスし、広告情報を受信する構成としてもよいし、広告情報サーバ150側から広告情報を送信する構成としてもよい。
HDD120は、通信部110を介して広告情報サーバ150から取得した広告情報を記憶する。広告情報は、広告情報サーバ150が更新される都度、通信部110を介して取得される。また、広告情報は、広告情報を一意に識別するための広告情報ID、各広告情報の縦サイズ、横サイズ、画像識別属性の情報と対応付けて記憶されている。
広告情報取得部106は、位置決定部105により決定された広告情報印刷位置に応じたサイズの広告情報を、HDD120から取得する。
合成部108は、広告情報印刷位置に従って、編集された後の電子画像と広告情報取得部106により取得された広告情報とを合成する。
印刷部109は、合成部108により合成された画像を印刷用紙に印刷する。
なお、本実施例では通信部110により広告情報サーバ150から広告情報を受信することとしたが、通信部110を備えず、記憶媒体を可搬メディアとし、メディアを交換することによって広告情報を更新する構成としてもよい。
次に、本実施の形態にかかる広告コピーモードによる印刷処理について説明する。図2は、画像形成装置100による広告コピーモードによる印刷処理の手順を示すフローチャートである。
モード設定部102は、コピーモードの入力を受け付ける(ステップS10)。図3は、コピーモードの選択画面の一例を示す図である。本図に示すように、表示制御部107は、操作表示部130に、通常コピーと広告コピーを選択可能な操作画面を表示する。モード設定部102は、コピーモードの選択入力を受け付けると、受け付けたコピーモードを画像編集部104と、位置決定部105に通知する。図4は、広告コピーモードが選択された場合の表示画面の一例を示す図である。本図に示すように、広告コピーモードが選択されると、表示制御部107は、操作画面の中央上端部に「広告コピーできます」と表示する。
画像入力部103は、入力制御部101を介して、ユーザにより広告コピーモードが選択されたか否かを確認する(ステップS11)。広告コピーモードが選択されたことを確認した場合は(ステップS11:Yes)、スキャナ部(不図示)にセットされた原稿をスキャンし、スキャンした原稿を画像データに変換する(ステップS12)。なお、通常コピーモードが選択された場合は(ステップS11:No)、通常印刷の処理が行われる(ステップS19)。
画像編集部104は、画像入力部103から読み込まれた画像データを受信し、あらかじめユーザにより入力されたコピー編集項目に従って画像データを編集する(ステップS13)。
位置決定部105は、編集された画像データから余白を検出し(ステップS14)、検出した余白のうち長方形で最大面積となる余白を特定し、その余白の位置を広告情報印刷位置として決定する(ステップS15)。
図5は、印刷対象となる原稿の一例を示す図である。本図では、米印を表示している部分がテキスト情報であり、楕円形または長方形を表示している部分がイメージ情報である。また、図6は、位置決定部105により検出された余白の一例を示す図である。本図では、斜線を表示している部分が余白である。このように、テキスト、イメージの印字されない領域が余白として検出される。
次に、図7は、広告情報印刷位置の一例を示す図である。本図では、網線を表示している部分が広告情報印刷位置である。図7の例では、図6の斜線部分のうち長方形で最大面積となるのが画像データの下端部であるので、画像データの下端部が広告情報印刷位置として決定されている。
広告情報取得部106は、位置決定部105により決定された広告情報印刷位置に適合する広告情報をHDD120から取得する(ステップS16)。具体的には、図7に示す網線で表示されている広告情報印刷位置により定まる領域のサイズと、HDD120において、広告情報に対応付けて記憶されている縦サイズ、および横サイズを比較し、広告情報印刷位置により定まる領域と近いサイズの広告情報を取得する。
合成部108は、位置決定部105により決定された広告情報印刷位置に、広告情報取得部106により取得された広告情報を合成する(ステップS17)。具体的には、位置決定部105から広告情報印刷位置を、広告情報取得部106から広告情報IDを受信し、受信した広告情報IDを指定することにより、HDD120から広告情報IDに対応する広告情報を取得する。また、画像編集部104から編集後の画像データを受信し、編集後の画像データの広告情報印刷位置に取得した広告情報を合成する。
印刷部110は、合成部108により合成された画像データを印刷用紙に印刷する(ステップS18)。
このように、本実施形態によれば、長方形で最大面積の余白を広告情報印刷位置として決定し、広告情報を合成するので、カラー印刷だけでなく白黒印刷の場合にも、広告画像が原稿画像に埋没することなく原稿画像と区別することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、広告情報印刷位置の決定は、位置決定部105が検出した余白の中から長方形で最大面積となる余白を抽出することにより行った。これに対して、本実施の形態では、最大面積となる余白の抽出に加えて、原稿が変換された画像データの情報に基づいて合成する広告情報の種類を決定する。
図8は、本発明の実施の形態2にかかる画像形成装置200の構成を示すブロック図である。本図に示すように、画像形成装置200は、入力制御部101と、表示制御部107と、モード設定部102と、画像入力部103と、画像編集部104と、領域判別部201と、位置決定部105と、広告情報取得部206と、合成部108と、印刷部109と、通信部110と、HDD120と、操作表示部130とを主に備え、ネットワーク140を介して、広告情報サーバ150と接続されている。
以下、領域判別部201と、広告情報取得部206について説明する。なお、領域判別部201と、広告情報取得部206以外の各部の構成および機能は実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
領域判別部201は、画像データのうち、位置決定部105により検出された余白を除いた領域(以下、原稿画像領域という。)の構成要素を判別する。ここで、構成要素とは、原稿画像領域を構成する要素であって、文字の要素で構成される文字画像と絵柄の要素で構成される絵柄画像の2種類がある。詳細には、構成要素を判別する対象となる領域は、位置決定部105により決定された広告情報印刷位置に隣接する原稿画像領域である。また、広告情報印刷位置に隣接する原稿画像領域の構成要素が2種類からなる場合は、構成要素の量の大小を比較し、大きい量の構成要素を当該原稿画像領域の構成要素とする。具体的には、文字画像と絵柄画像の比率を比較し、比率が高い方を当該原稿画像領域の構成要素とする。
広告情報取得部206は、位置決定部105により決定された広告情報印刷位置、および領域判別部201により判別された構成要素の種別に基づいて、広告情報の属性およびサイズを決定し、HDD120から決定した広告情報を取得する。ここで、広告情報の属性としては、画像データからなる広告情報(以下、合成画像データという。)と、テキストデータからなる広告情報(以下、合成テキストデータという。)がある。具体的には、領域判別部201により構成要素が文字画像であると判別された場合は、決定された広告情報印刷位置に適合する合成画像データを取得する。一方、構成要素が絵柄画像であると判別された場合は、決定された広告情報印刷位置に適合する合成テキストデータを取得する。
次に、本実施の形態にかかる広告コピーモードによる印刷処理について説明する。図9は、画像形成装置200による広告コピーモードによる印刷処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS20からステップS25、およびステップS30の処理は、実施の形態1で説明した画像形成装置100による広告コピーモードによる印刷処理のステップS10からステップS15、およびステップS19と同様であるため説明を省略する。
ステップS26において、領域判別部201および広告情報取得部206は、広告情報取得処理を行う(ステップS26)。図10は、広告情報取得処理の手順を示すフローチャートである。
領域判別部201は、画像入力部103により変換された画像データから原稿画像領域を抽出する(ステップS40)。図11は、原稿画像領域の一例を示す図である。本図では、原稿画像領域を斜線で表している。図12は、広告情報印刷位置の一例を示す図である。本図では、用紙の下端部が長方形で最大面積となる余白であるので、用紙の下端部が広告情報印刷位置とされている。
領域判別部201は、原稿画像領域のうち広告情報印刷位置に隣接する文字画像からなる領域(以下、文字画像領域という。)の辺の長さ(LT)を求める(ステップS41)。図12では、広告情報印刷位置の右端部(A2mm)が文字画像領域の辺の長さ(LT)に相当する。
次に、領域判別部201は、原稿画像領域のうち広告情報印刷位置に隣接する絵柄画像からなる領域(以下、絵柄画像領域という。)の辺の長さ(LG)を求める(ステップS42)。図12では、広告情報印刷位置の中央および左端部(A1mm)が絵柄画像領域の辺の長さ(LG)に相当する。
広告情報取得部206は、文字画像領域の辺の長さ(LT)が、絵柄画像領域の辺の長さ(LG)よりも長いか否かを判定し(ステップS43)、LT>LGが成立する場合は(ステップS43:Yes)、合成画像データを取得する(ステップS44)。一方、LT>LGが成立しない場合は(ステップS43:No)、合成テキストデータを取得する(ステップS45)。
図12では、絵柄画像領域の辺の長さ(LG)(A1mm)と、文字画像領域(LT)(A2mm)では、絵柄画像領域の辺の長さ(LG)の方が長いので、合成テキストデータを取得する。
ステップS27およびステップS28については、実施の形態1で説明した画像形成装置100による広告コピーモードによる印刷処理におけるステップS17およびステップS18と同様であるため説明を省略する。
(実施の形態2の変形例)
実施の形態2の広告情報取得処理について、変形例を説明する。図13は、実施の形態2の変形例にかかる広告情報取得処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS50は、実施の形態2における広告情報取得処理のステップS40と同様であるので説明を省略する。
領域判別部201は、原稿画像領域のうち広告情報印刷位置に隣接する文字画像領域の面積の大きさ(ST)を求める(ステップS51)。図14は、広告情報印刷位置の一例を示す図である。本図では、点線で囲まれたB2領域が文字画像領域の面積の大きさ(ST)に相当する。
次に、領域判別部201は、原稿画像領域のうち広告情報印刷位置に隣接する絵柄画像領域の面積の大きさ(SG)を求める(ステップS52)。図14では、原稿画像領域のうち点線で囲まれたB2領域を除いた部分であるB1領域が絵柄画像領域の面積の大きさ(SG)に相当する。
広告情報取得部206は、文字画像領域の面積の大きさ(ST)が、絵柄画像領域の面積の大きさ(SG)よりも大きいか否かを判定し(ステップS53)、ST>SGが成立する場合は(ステップS53:Yes)、合成画像データを取得する(ステップS54)。一方、ST>SGが成立しない場合は(ステップS53:No)、合成テキストデータを取得する(ステップS55)。
図14では、絵柄画像領域の面積の大きさ(SG)(B1)と、文字画像領域(ST)(B2)では、文字画像領域の面積の大きさ(ST)の方が大きいので、合成画像データを取得する。
なお、実施の形態2の変形例における広告情報取得処理では、原稿画像領域の構成要素は、文字画像領域と絵柄画像領域の2種類に区分されているが、3種類以上に区分される構成としてもよい。この場合、取得する広告情報の属性は、原稿画像領域の最も小さい面積の構成要素と同じ種類とする構成とするが、これに限定されない。例えば、2番目に小さい面積の構成要素と同じ種類とする構成にしてもよい。
このように、本実施形態によれば、長方形で最大面積の余白を広告情報印刷位置として決定した上で、さらに、広告情報印刷位置に隣接する原稿画像領域の構成要素に基づいて取得する広告情報の種類を決定するので、カラー印刷だけでなく白黒印刷の場合にも、広告画像が原稿画像に埋没することなく原稿画像と区別することができる。
(実施の形態3)
実施の形態1では、広告情報印刷位置の決定は、位置決定部105が検出した余白の中から長方形で最大面積となる余白を抽出することにより行った。これに対して、本実施の形態では、印刷する広告情報の種類に応じた広告情報印刷位置を決定する。
従来、検出した余白形状に近い形状を有する付加画像を選択して合成画像を形成する画像形成装置が提案されている。しかし、クーポン画像のように印刷用紙から切り取って使用される広告情報については、クーポン画像を切り取ることができない位置に配置されてしまう。そこで、本実施の形態では、広告情報がクーポン画像等である場合は、切り取り可能な位置に配置する構成とする。
図15は、本発明の実施の形態3にかかる画像形成装置300の構成を示すブロック図である。本図に示すように、画像形成装置300は、入力制御部101と、表示制御部107と、モード設定部102と、画像入力部103と、画像編集部104と、広告情報判別部301と、位置決定部305と、広告情報取得部306と、合成部108と、印刷部109と、通信部110と、HDD120と、操作表示部130とを主に備え、ネットワーク140を介して、広告情報サーバ150と接続されている。
以下、位置決定部305と、広告情報取得部306と、広告情報判別部301について説明する。なお、位置決定部305と、広告情報取得部306と、広告情報判別部301以外の各部の構成および機能は実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
広告情報取得部306は、モード設定部102により広告コピーモードが設定された場合に、HDD120から広告情報を取得する。ここで、HDD120に記憶されている広告情報には、当該広告情報の分離の要否を示す分離要否情報が属性として付加されている。例えば、クーポン(景品券、優待券、注文券、請求券、申込券など)のように印刷後に切り取って利用されることが想定されるような広告情報には、切り取り可能に印刷することが必要である旨を示す要分離情報が属性として付加されている。また、単なる宣伝広告のように切り取って利用されることが想定されないような広告情報には、切り取り可能に印刷する必要はない旨を示す分離不要情報を属性として付加する。
広告情報判別部301は、広告情報取得部306により取得された広告情報の属性情報を参照し、当該広告情報が要分離情報であるか否かを判別する。
位置決定部305は、画像データから余白を検出し広告情報印刷位置を決定する。具体的には、広告情報識別部301により広告情報の属性が要分離情報であると判別された場合は、画像データの周端に位置する縁辺を含む余白の位置を広告情報印刷位置として候補を抽出する。抽出した候補が複数ある場合は縁辺を最も多く含む余白の位置を広告情報印刷位置として決定する。
ここで、縁辺とは、画像データの上下左右の縁部分である。すなわち、画像データが印字された場合に、印刷用紙の四辺に相当する部分である。例えば、余白が縁辺を1つだけ含む場合は、余白は、印刷用紙の角を含まず、かつ、いずれかの辺を含む位置に形成される。また、2つ以上含む場合は、余白は印刷用紙における角を含む位置に形成される。このように、余白に含まれる縁辺の数が多いほど、この余白を画像の印字された領域から切り離す際にカットする辺の数が少なくて済む。
図18は、印刷対象となる原稿の一例を示す図である。本図では、米印を表示している部分が原稿画像領域である。図19は、位置決定部305により検出された余白の一例を示す図である。本図では、斜線を表示している部分が余白である。
次に、本実施の形態にかかる広告コピーモードによる印刷処理について説明する。図16は、画像形成装置300による広告コピーモードによる印刷処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS60とステップS61とステップS69は、実施の形態1で説明した画像形成装置100による広告コピーモードによる印刷処理のステップS10とステップS11とステップS19と同様であるため説明を省略する。
ステップS62において、広告情報取得部306は、HDD120から広告情報および広告情報の属性情報を取得する(ステップS62)。
ステップS63からステップS65は、実施の形態1における広告コピーモードによる印刷処理のステップS12からステップS14と同様であるため説明を省略する。
ステップS66において、位置決定部305と、広告情報判別部301は、広告情報印刷位置決定処理を行う(ステップS66)。図17は、広告情報印刷位置決定処理の手順を示すフローチャートである。
広告情報判別部301は、広告情報取得部306から広告情報の属性情報を取得し(ステップS70)、広告情報の属性が要分離情報であるか否かを判別する(ステップS71)。
位置決定部305は、広告情報判別部301により広告情報の属性が要分離情報、例えば、クーポンであると判別された場合は(ステップS71:Yes)、縁辺を含む余白の位置を位置候補として抽出する(ステップS72)。
図20は、抽出された位置候補の一例を示す図である。広告情報の属性がクーポンであると判別された場合は、本図に示す位置候補2と3が抽出される。
位置決定部305は、抽出結果があるか否かを確認し(ステップS73)、抽出結果があることを確認した場合は(ステップS73:Yes)、さらに、抽出結果が一つであるか否かを確認する(ステップS74)。抽出結果が一つであることを確認した場合は(ステップS74:Yes)、当該位置を広告情報印刷位置として決定する(ステップS75)。
一方、位置決定部305は、抽出結果がないことを確認した場合は(ステップS73:No)、広告情報取得部306は、候補の位置のサイズに適合する広告情報を取得し(ステップS80)、位置決定部305は、縁辺が最も多い余白の位置を広告情報印刷位置として決定する(ステップS81)。
ステップS74において、位置決定部305は、抽出結果が一つでないことを確認した場合は(ステップS74:No)、複数の縁辺を含む余白の位置を候補として抽出する(ステップS75)。そして、抽出結果があるか否かを確認し(ステップS77)、抽出結果があることを確認した場合は(ステップS77:Yes)、縁辺を最も多く含む余白の位置を広告情報印刷位置として決定する(ステップS78)。一方、抽出結果がないことを確認した場合は(ステップS77:No)、縁辺が最も長い余白の位置を広告情報印刷位置として決定する(ステップS79)。
ステップS73において、抽出結果がないことを確認した場合は(ステップS73:No)、広告情報取得部306は、候補の余白のサイズに適合する広告情報を再度取得する(ステップS80)。位置決定部305は、縁辺を最も多く含む余白の位置を広告情報印刷位置として決定する(ステップS81)。
図20では、位置候補2と位置候補3では、位置候補2は、縁辺が1辺であるのに対し、位置候補3は2辺であるので、位置候補3の方が縁辺が多いため、位置候補3を広告情報印刷位置として決定する。
ステップS71において、広告情報の属性が分離不要情報、例えば、クーポン等でない宣伝広告の情報等である場合は(ステップS71:No)、位置決定部305は、縁辺を含まない余白の位置を広告情報印刷位置として抽出する(ステップS82)。
位置決定部305は、抽出結果があるか否かを確認し(ステップS83)、抽出結果があった場合は(ステップS83:Yes)、面積が最も大きい余白の位置を広告情報印刷位置として決定する(ステップS85)。一方、抽出結果がなかった場合は(ステップS83:No)、縁辺が最も少ない余白の位置を広告情報印刷位置として決定する(ステップS84)。
図16のステップS67に戻り、合成部108は、位置決定部305により決定された広告情報印刷位置に広告情報を合成する。図21は、要分離情報の属性である広告情報が合成された画像データの一例を示す図である。本図に示すように、景品券のクーポンが右下端部に合成されている。また、図22は、分離不要情報の属性である広告情報が合成された画像データの一例を示す図である。本図に示すように、宣伝広告が中央部に合成されている。
ステップS68は、実施の形態1における広告コピーモードによる印刷処理のステップS18と同様であるため説明を省略する。
なお、本実施の形態では、広告情報取得部306による広告情報の取得方法を特定しなかったが、選択の条件として、HDD120に記憶されている複数の広告情報を同一回数印刷するために、全広告情報をローテーションで選択する方法、最新の情報を選択する方法、属性情報により属性ごとに印刷回数を均一にするためにローテーションで選択する方法、各広告情報に優先度情報を不可し、優先度に比例して選択する方法等を採用することとしてもよい。また、ユーザ情報が取得可能な構成とし、広告情報の属性情報を参照することによりそのユーザが最も有用であると想定される広告情報を選択する方法を採用することも可能である。
このように、本実施の形態によれば、広告情報がクーポン等の要分離情報の属性である場合には、広告情報を切り取りやすい位置に配置することができる。
また、このように、本実施の形態によれば、広告情報が宣伝広告等の分離不要情報の属性である場合には、広告情報を容易に切り取れない位置に配置することができる。
さらに、このように、本実施の形態によれば、広告情報の属性に応じて最適な広告情報印刷位置を選択することが可能となるため、広告主およびユーザ双方にとって利便性の高い広告情報印刷方法を提供することができる。
図23は、実施の形態1〜3にかかる画像形成装置(以下、複合機という。)のハードウェア構成を示すブロック図である。本図に示すように、この複合機100、200、300は、コントローラ10とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、複合機100、200、300全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)120とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。また、MEM−P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access Memory)12bと、をさらに有する。
CPU11は、複合機100、200、300の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM−P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGP15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとからなる。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP15、PCIバス、HDD120およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース50が接続される。操作表示部130はASIC16に直接接続されている。
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD120は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
100、200、300 画像形成装置
101 入力制御部
102 モード設定部
103 画像入力部
104 画像編集部
105、305 位置決定部
106、206、306 広告情報取得部
107 表示制御部
108 合成部
109 印刷部
110 通信部
120 HDD
130 操作表示部
140 ネットワーク
150 広告情報サーバ
201 領域判別部
301 広告情報判別部
特開2006−33669号公報 特開2004−007782号公報

Claims (5)

  1. 画像データに合成される、合成テキストデータと合成画像データとを含む合成情報を記憶する記憶部と、
    画像データを入力する入力部と
    前記画像データの余白を検出し、検出した余白の中から、長方形で最大面積となる領域を、前記画像データにおける合成情報の合成領域として決定する位置決定部と、
    前記画像データの余白以外の領域について、前記領域の画像に基づいて、文字画像と絵柄画像との量の大小を判別する領域判別部と、
    前記文字画像の量の方が前記絵柄画像の量よりも多いと判別された場合は、前記記憶部から前記合成画像データを取得し、前記絵柄画像の量の方が前記文字画像の量よりも多いと判別された場合は、前記記憶部から前記合成テキストデータを取得する合成情報取得部と、
    前記画像データの前記合成領域に、前記合成情報取得部により取得された前記合成テキストデータまたは前記合成画像データを合成する合成部と、
    前記合成テキストデータまたは前記合成画像データが合成された前記画像データを出力する出力部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記領域判別部は、決定された前記合成領域に隣接する領域について、前記文字画像の領域の辺の長さと、前記絵柄画像の領域の辺の長さとを比較することにより、前記文字画像と前記絵柄画像との量の大小を判別し、
    前記合成情報取得部は、前記文字画像の領域の辺の長さの方が前記絵柄画像の領域の辺の長さより長いと判別された場合は、前記記憶部から前記合成画像データを取得し、前記絵柄画像の領域の辺の長さの方が長いと判別された場合は、前記記憶部から前記合成テキストデータを取得すること、
    を特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記領域判別部は、決定された前記合成領域に隣接する領域のうち、前記文字画像の領域の総面積と、前記絵柄画像の領域の総面積とを比較することにより、前記文字画像と前記絵柄画像との量の大小を判別し、
    前記合成情報取得部は、前記文字画像の領域の総面積の方が前記絵柄画像の領域の総面積よりも大きいと判別された場合は、前記記憶部から前記合成画像データを取得し、前記絵柄画像の領域の総面積の方が前記文字画像の領域の総面積よりも大きいと判別された場合は、前記記憶部から前記合成テキストデータを取得すること、
    を特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 画像データに合成される、合成テキストデータと合成画像データとを含む合成情報を記憶部に記憶する記憶ステップと、
    画像データを入力する入力ステップと、
    前記画像データの余白を検出し、検出した余白の中から、長方形で最大面積となる領域を、前記画像データにおける合成情報の合成領域として決定する位置決定ステップと、
    前記画像データの余白以外の領域について、前記領域の画像に基づいて、文字画像と絵柄画像との量の大小を判別する領域判別ステップと、
    前記文字画像の量の方が前記絵柄画像の量よりも多いと判別された場合は、前記記憶部から前記合成画像データを取得し、前記絵柄画像の量の方が前記文字画像の量よりも多いと判別された場合は、前記記憶部から前記合成テキストデータを取得する合成情報取得ステップと、
    前記画像データの前記合成領域に、前記合成情報取得ステップで取得された前記合成テキストデータまたは前記合成画像データを合成する合成ステップと、
    前記合成テキストデータまたは前記合成画像データが合成された前記画像データを出力する出力ステップと、
    を含む画像合成方法。
  5. 記憶部を備えたコンピュータに対して所定の処理を実行させるためのプログラムであって、
    前記所定の処理は、
    画像データに合成される、合成テキストデータと合成画像データとを含む合成情報を記憶部に記憶する記憶ステップと、
    画像データを入力する入力ステップと、
    前記画像データの余白を検出し、検出した余白の中から、長方形で最大面積となる領域を、前記画像データにおける合成情報の合成領域として決定する位置決定ステップと、
    前記画像データの余白以外の領域について、前記領域の画像に基づいて、文字画像と絵柄画像との量の大小を判別する領域判別ステップと、
    前記文字画像の量の方が前記絵柄画像の量よりも多いと判別された場合は、前記記憶部から前記合成画像データを取得し、前記絵柄画像の量の方が前記文字画像の量よりも多いと判別された場合は、前記記憶部から前記合成テキストデータを取得する合成情報取得ステップと、
    前記画像データの前記合成領域に、前記合成情報取得ステップで取得された前記合成テキストデータまたは前記合成画像データを合成する合成ステップと、
    前記合成テキストデータまたは前記合成画像データが合成された前記画像データを出力する出力ステップと、
    を含むことを特徴とするプログラム。
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