JP5396292B2 - 鞍乗り型車両のステアリングダンパ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、自動二輪車等の鞍乗り型車両のステアリングダンパ装置に関する。
従来、車体フレームのヘッドパイプに操舵系が回動可能に支持された鞍乗り型車両のステアリングダンパ装置において、ヘッドパイプの直前にこれに沿うように筒型ダンパを配置し、該筒型ダンパの下端部をボトムブリッジに揺動自在に取り付けると共に上端部をヘッドパイプに揺動自在に取り付け、操舵系を操舵角0度の位置(車両直進位置)からの左右転舵時に、筒型ダンパをヘッドパイプに沿うように伸縮させるものがある(例えば、特許文献1参照。)。この構成によれば、ヘッドパイプ直前にこれに沿って筒型ダンパを配置することで、操舵系の回動に効率よく減衰力を付与できる。
他方、ヘッドパイプから下方に延びるダウンフレームの一側に隣接してこれに沿うように筒型ダンパを配置し、筒型ダンパの中間部をダウンフレームに揺動可能に軸支すると共に、筒型ダンパの上端部をリンク機構を介してボトムブリッジに連結したものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特許第4206353号公報 特開2009−113679号公報
ところで、上記前者の構成においては、ヘッドパイプの前方に筒型ダンパを配置することで、ヘッドパイプ前方にヘッドライト等の車両構成部品を配置した際のクリアランスの確保が難しいという課題がある。
また、上記後者の構成においては、ダウンフレームの側方に筒型ダンパを配置することで、操舵系の左右転舵時に付与される減衰力に左右差が生じ、減衰特性に変化が生じるという課題がある。
そこでこの発明は、鞍乗り型車両のステアリングダンパ装置において、ヘッドパイプ近傍に筒型ダンパを配置しながらも、ヘッドパイプ周りの車両構成部品とのクリアランスの確保を容易にし、かつ操舵系の左右転舵時の減衰力の左右差の発生を抑えることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、ステアリングシャフト(例えば実施例のステムパイプ4)をその軸心(例えば実施例の軸線C1)を中心として回動可能に挿通支持するヘッドパイプ(例えば実施例のヘッドパイプ6)と、前記ヘッドパイプから後方に延びるアッパーフレーム(例えば実施例のアッパーパイプ13)と、前記ヘッドパイプから下方に延びる左右一対のダウンフレーム(例えば実施例のダウンパイプ16)と、前記ステアリングシャフトと共に回動するボトムブリッジ(例えば実施例のボトムブリッジ4b)と、前記ステアリングシャフトの回動に減衰力を付与するステアリングダンパ(例えば実施例のステアリングダンパ30,130)とを備え、前記ステアリングダンパが、筒状のダンパシリンダ(例えば実施例のダンパシリンダ32)と該ダンパシリンダ内に摺動可能に挿通されるピストンロッド(例えば実施例のピストンロッド33)とを含む筒型ダンパ(例えば実施例の筒型ダンパ31)を有し、前記ダンパシリンダ及びピストンロッドの一方が前記アッパーフレームもしくはダウンフレームに支持される鞍乗り型車両(例えば実施例の自動二輪車1)のステアリングダンパ装置において、前記筒型ダンパは、その軸線(例えば実施例の軸線C2)が車幅方向中心面(例えば実施例の車幅方向中心面CS)上に位置するように配置され、前記ボトムブリッジの回動と共に前記筒型ダンパが伸縮すると共に、この筒型ダンパが、側面視でアッパーフレームとダウンフレームとの間の空間(例えば実施例の空間K)内で伸縮することを特徴とする。
なお、前記鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含む概念であり、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず三輪(前一輪、後二輪の他に前二輪、後一輪の車両も含む)又は四輪の車両をも含む概念である。
請求項2に記載した発明は、前記ステアリングダンパは、前記ボトムブリッジと筒型ダンパとを連結するリンク機構(例えば実施例のリンク機構41,141)を有することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記リンク機構は、前記ボトムブリッジから後方へ延びるリンクロッド(例えば実施例のリンクロッド43)と、前記筒型ダンパとリンクロッドとを連結するリンク部材(例えば実施例のリンク部材42,142)とを有することを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記アッパーフレームとヘッドパイプとを連結するべく前後に延びるサブアッパーパイプ(例えば実施例のサブアッパーパイプ20)を備え、前記筒型ダンパは、前記サブアッパーパイプに沿うように配置されることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記リンク部材の回動軸線(例えば実施例の回動軸線C3)は車幅方向と平行であり、前記リンク部材の回動軸線を通りかつ前記ステアリングシャフトと直角な平面(例えば実施例の平面S1)よりも下方に、前記リンクロッド及びリンク部材の連結点(例えば実施例の連結点46b)が配置されることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記左右一対のダウンフレーム間にクロスパイプ(例えば実施例のクロスパイプ17)を設け、前記クロスパイプに前記筒型ダンパが支持されることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記ボトムブリッジの後部左右中央から後方へ突出するボトムステー(例えば実施例のボトムステー45)を設け、このボトムステーに前記リンクロッドの前端を連結すると共に、該リンクロッドの後端に前記リンク部材を連結したことを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、ステアリングダンパが車幅方向中心面上に配置されているため、ステアリング系の左右転舵時に減衰力の左右の差異が生じず、減衰特性を左右均等に保つことができる。また、アッパーフレームとダウンフレームとの間という比較的スペースのある場所に筒型ダンパが配置されているため、各車両に合わせてステアリングダンパのレイアウト自由度を向上できると共に、ヘッドパイプ周りの車両構成部品のレイアウト自由度を確保できる。
請求項2に記載した発明によれば、リンク機構の変更によりダンパレシオの設定自由度が高まり、各車両の特性に合った最適なダンパレシオを実現できる。
請求項3に記載した発明によれば、リンク機構をもアッパーフレームとダウンフレームとの間に配置することができる。
請求項4に記載した発明によれば、サブアッパーパイプとエンジンとが近くこれらの間のスペースがない車両にあっても、サブアッパーパイプに筒型ダンパを沿わせて配置することで、筒型ダンパの配置スペースを縮小できる。
請求項5に記載した発明によれば、サブアッパーパイプとエンジンとが近くこれらの間のスペースがない車両にあっても、サブアッパーパイプとステアリングダンパとの間のクリアランスを確保できる。
請求項6に記載した発明によれば、ダウンフレームが左右一対であっても、筒型ダンパをクロスパイプに取り付けることで、ステアリングダンパを車幅方向中心に容易に配置することができる。
請求項7に記載した発明によれば、ステアリングシャフトの軸心からリンクロッド前端の連結点までの距離を長くでき、筒型ダンパの伸縮ストロークを長くできる。
この発明の実施例における自動二輪車の右側面図である。 上記自動二輪車の操舵角0度状態のステアリングダンパ周りの左側面図である。 上記自動二輪車の左最大操舵状態のステアリングダンパ周りの左側面図である。 上記自動二輪車の右最大操舵状態のステアリングダンパ周りの右側面図である。 上記ステアリングダンパ周りのヘッドパイプ軸線に沿う下面図であり、(a)は操舵角0度状態、(b)は右最大操舵状態、(c)は左最大操舵状態をそれぞれ示す。 この発明の第二実施例における図2に相当する左側面図である。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示す自動二輪車1は、キャスター角を大きく確保し、その車体を低く長いものとした所謂アメリカンタイプ(クルーザータイプ)の車両である。自動二輪車1の前輪2は左右一対のフロントフォーク3の下端部に軸支され、該左右フロントフォーク3の上部はステムパイプ(ステアリングステム)4を介して車体フレーム5前端部のヘッドパイプ6に操向可能に枢支される。
ヘッドパイプ6及びステムパイプ4は互いに同軸の円筒状をなし、その中心軸線(軸心)C1が車幅方向中心面CS(車体左右中心面)上に位置し(図2,5参照)、かつ上部が後方に位置するように側面視で傾斜して配置される。ステムパイプ4はヘッドパイプ6内に前記軸線C1回りに回動可能に挿通保持される。
ステムパイプ4の上下端部には、左右フロントフォーク3の上部間に渡るトップブリッジ4a及びボトムブリッジ4bの左右中間部がそれぞれ固定される。トップブリッジ4a上には操向用のバーハンドル7が支持される。これらバーハンドル7、左右フロントフォーク3、ステムパイプ4、トップブリッジ4a及びボトムブリッジ4bからなる前輪操舵系(ステアリング系、以下、単に操舵系という)7Aが、ヘッドパイプ6に前記軸線C1回りに左右回動可能(転舵可能)に支持される。なお、図中符号4cは例えばボトムブリッジ4b上に支持されてヘッドパイプ6前方に張り出すヘッドライトを示す。
自動二輪車1の後輪8は、車体後部下側で前後に延びるスイングアーム9の後端部に軸支される。スイングアーム9の前端部は、車体フレーム5下部の左右ピボットブラケット11に上下揺動可能に枢支される。
車体フレーム5は、車体略中央に搭載したエンジン12を取り囲むクレードル形のもので、複数種の鋼材を溶接等により一体に結合してなる。
具体的には、車体フレーム5は、ヘッドパイプ6の上部後側から比較的緩傾斜をなして斜め下後方へ延びるアッパーパイプ13と、該アッパーパイプ13の後端部から左右に分岐して後方へ延びる左右リヤアッパーパイプ14と、ヘッドパイプ6の下部後側に接合されるフレーム連結部材15と、該フレーム連結部材15の下部から左右に分岐して比較的急傾斜をなして斜め後下方へ延びる左右ダウンパイプ16と、左右ダウンパイプ16の上部間に渡るクロスパイプ17と、左右ダウンパイプ16の下端部から後方へ湾曲して延びる左右ロアパイプ18と、左右ロアパイプ18の後端部と左右リヤアッパーパイプ14の後端部との間に渡る左右ピボットブラケット11と、アッパーパイプ13の後端部と左右リヤアッパーパイプ14の前端部との間に渡るガセット部材19と、フレーム連結部材15の後部とアッパーパイプ13の後部下側との間に渡るサブアッパーパイプ20とを主になる。
図1,2を参照し、ヘッドパイプ6は円筒状の鋼材からなり、その軸方向上側が後側に位置するように傾斜して配置され、該ヘッドパイプ6内にステムパイプ4が同軸に挿通保持される。なお、自動二輪車1では、ヘッドパイプ6の垂直方向に対する傾斜角(前記キャスター角)を左右フロントフォーク3の垂直方向に対する傾斜角よりもやや小さくしてトレールの増大を抑えている。
アッパーパイプ13は例えば丸形鋼管からなり、車幅方向中心(車体左右中心)にて単一に設けられる。すなわち、アッパーパイプ13は、その中心軸線(不図示)が前記車幅方向中心面CS上に位置するように配置される。アッパーパイプ13の後方には、例えば丸形鋼管からなる左右リヤアッパーパイプ14が側面視で直線状に連なるように設けられる。
フレーム連結部材15は例えば鋳造又は鍛造成形品からなり、その前上端部をヘッドパイプ6の下部後側に一体に接合する。フレーム連結部材15の下部は二股状をなし、該下部に左右ダウンパイプ16の上端部がそれぞれ接合される。左右ダウンパイプ16は例えば丸形鋼管からなり、側面視でフレーム連結部材15から斜め後下方に直線状に延びる一方、前面視ではフレーム連結部材15から末広がりに下方に延びた後に屈曲して車幅方向中心面CSと略平行となって下方へ延びる。これら左右ダウンパイプ16の上部間が、左右に延びる例えば丸形鋼管からなるクロスパイプ17により連結される。
左右ロアパイプ18は例えば左右ダウンパイプ16の下端後方に一体に連なる丸形鋼管からなり、エンジン12の下方を略水平に後方へ延びる。左右ロアパイプ18の後端部は、エンジン12の後方にて左右リヤアッパーパイプ14の後端部の下方に所定量離間して配置され、これら左右ロアパイプ18の後端部と左右リヤアッパーパイプ14の後端部との間に渡って、例えば上下に延びる鋳造又は鍛造成形品からなる左右ピボットブラケット11が渡設される。
ガセット部材19は例えば上下割りのプレス成形品からなり、アッパーパイプ13の後端部と左右リヤアッパーパイプ14の前端部とを挟み込んだ状態でこれらと共に一体に接合される。
サブアッパーパイプ20は例えば丸形鋼管からなり、アッパーパイプ13と同様、車幅方向中心に単一に設けられ、その中心軸線(不図示)が車幅方向中心面CS上に配置される。サブアッパーパイプ20は略水平をなして前後に延び、その前端部をフレーム連結部材15の後部に接合すると共に、後端部をガセット部材19の下部に接合することで、ヘッドパイプ6周りを補強して主に縦方向の剛性を確保する。
アッパーパイプ13の後部、ガセット部材19及び左右リヤアッパーパイプ14の前部の上方にはこれらに渡る燃料タンク21が配置され、燃料タンク21の後方(左右リヤアッパーパイプ14の後部の上方)には運転者用のシート22が配置される。シート22の後部及びその後方に連なる後部同乗者用のタンデムシート23は、左右ピボットブラケット11の後上方に連なる左右シートフレーム11aの上方に配置される。
エンジン12は、クランク軸線を左右方向に沿わせた狭角のV型二気筒エンジンであり、クランクケース24の前部上に前後シリンダ25,26を立設した基本構成を有する。前後シリンダ25,26間にはスロットルボディ等を含む吸気装置27が配置されると共に、前シリンダ25の前部及び後シリンダ26の後部からはそれぞれ排気管28が導出される。各排気管28は車体後部右側に取り回され、これらが後輪8右側に配置されたサイレンサ29に接続される。
ここで、サブアッパーパイプ20の直ぐ下方には、操舵系7Aの左右転舵時に該操舵系7Aに所定の減衰力を付与するステアリングダンパ30が配設される。
ステアリングダンパ30は、ダンパ本体としての筒型ダンパ31と、該筒型ダンパ31を操舵系7A(ボトムブリッジ4b)に連結するリンク機構41とを有してなる。筒型ダンパ31は、オイルや圧縮ガス等を封入する円筒状のダンパシリンダ32と、該ダンパシリンダ32内を摺動するピストン(不図示)から一体に延びるピストンロッド33とを有してなり、その中心軸線C2(伸縮方向)がサブアッパーパイプ20の長手方向と略平行となるように(前後方向に沿うように、略水平になるように)配置される。
以下、特に記載が無ければ、操舵系7Aの操舵角が0度の状態(中立位置にある状態、直進位置にある状態)でのステアリングダンパ30について、図2、図5(a)を参照して説明する。
筒型ダンパ31(ダンパシリンダ32)の後端部は、アッパーパイプ13の後端部(ガセット部材19)から下方に突出する後フレームステー34に左右方向に沿う第一連結軸J1を介して回動可能に支持されると共に、筒型ダンパ31(ピストンロッド33)の前端部は、リンク機構41のリンク部材42に同じく左右方向に沿う第二連結軸J2を介して回動可能に連結される。
リンク部材42は、その基部42aがフレーム連結部材15の下部左右中央から斜め後下方に突出する前フレームステー44に左右方向に沿う第三連結軸J3を介して回動可能に支持される。リンク部材42は、前記基部42aから斜め後上方に延びるダンパ連結アーム42bと、基部42aから斜め後下方に延びるロッド連結アーム42cとを有し、側面視略L字状に形成される。なお、リンク部材42が側面視円弧状もしくは直線状でもかまわない。ロッド連結アーム42cはダンパ連結アーム42bよりもアーム長が短くされる。
リンク機構41は、前記リンク部材42と、該リンク部材42のロッド連結アーム42cとボトムブリッジ4bの後部左右中央から斜め後下方に突出するボトムステー45との間に渡るリンクロッド43とを有してなる。リンクロッド43は後下がりに傾斜する直線状のもので、その前後端部にはそれぞれ前後ボールジョイント43a,43b(球面継手)が設けられる。
リンクロッド43の後端部は、後ボールジョイント43bを介してロッド連結アーム42cの先端部下側に揺動及び回動自在に連結され、リンクロッド43の前端部は、ボトムステー45の下側に前ボールジョイント43aを介して同じく揺動及び回動自在に連結される。
筒型ダンパ31は、サブアッパーパイプ20の直ぐ下方の空間(換言すれば、アッパーパイプ13と左右ダウンパイプ16の上部との間の空間)Kに位置すると共に、サブアッパーパイプ20と平行かつ軸線C2が車幅方向中心面CS上に位置するように配置される。
筒型ダンパ31は、操舵系7Aが中立位置にあるときには最も伸長した状態にあり、該操舵系7Aが中立位置から左右に転舵する際には、リンク機構41の作用によりピストンロッド33をダンパシリンダ32内に進入させつつ収縮する(図3,4及び図(b),(c)参照)。
この収縮作動時に筒型ダンパ31が減衰力を発生させることで、操舵系7Aの回動が減衰される。一方、筒型ダンパ31は、操舵系7Aが左右転舵位置から中立位置に戻る際には、ピストンロッド33をダンパシリンダ32内から引き出しつつ伸長し、この伸長作動時にも減衰力を発生させる。
そして、筒型ダンパ31における操舵系7Aの回動に伴う伸縮は、側面視でアッパーパイプ13とダウンパイプ16との間の前記空間K内で行われる。
なお、筒型ダンパ31は、伸長時及び収縮時の何れの場合でも減衰力を発生する複動形に限らず、伸長時及び収縮時の何れか一方の場合でのみ減衰力を発生する単動形であってもよい。また、本実施例の筒型ダンパ31は、詳細は図示しないが気液分離のフリーピストンタイプもしくはブラダダイプであるため、該筒型ダンパ31を略水平に配置しても気液が混ざらず減衰力に変化がない。つまり、筒型ダンパ31のレイアウト自由度が向上する。
図2〜4を参照し、リンクロッド43は、その長手方向(前後ボールジョイント43a,43bの揺動中心点(ボトムブリッジ4b及びリンク部材42との各連結点46a,46b)間を結ぶ直線に沿う方向)が、側面視でヘッドパイプ6の軸線C1と略直交するように(換言すれば、各連結点46a,46bがヘッドパイプ6の軸線C1と略直交する一平面上にあるように)配置される。
また、リンクロッド43は、側面視でヘッドパイプ6の軸線C1と略直交しかつリンク部材42の回動中心軸線(連結軸の中心軸線)C3を通る平面S1よりも軸線C1に沿う方向で下方に位置するように配置される。
筒型ダンパ31は、操舵系7Aの左右転舵時には、リンク部材42の回動により前側(ピストンロッド33側)を下方に移動させるように傾動する(図3,4参照)。これにより、筒型ダンパ31が前下がりに傾斜し、ダンパシリンダ32におけるピストンロッド33を挿通する前端部が上向くことがない。また、ピストンロッド33からダンパシリンダ32の前部に渡る部位を覆うロッドカバー33aの前端開口が車両前方に開口しないので、ロッドカバー33aが走行風でめくれたりロッドカバー33a内に雨水等が溜まったりすることがない。なお、図3,4は操舵系7Aの左右最大転舵状態を示す。
また、筒型ダンパ31は、ダンパシリンダ32よりも径の太いロッドカバー33aが前側に配置されることで、その下方のエンジン12とのクリアランスを確保し易くしている。
ステアリングダンパ30は、操舵系7Aが左右何れに切られた場合でも、その切れ角すなわち操舵角が同一であれば、筒型ダンパ31の収縮量も左右で同一とする。すなわち、ステアリングダンパ30は、操舵系7Aが左右何れに切られた場合でも、筒型ダンパ31の減衰力による操舵系7Aの減衰特性を左右対称とする。
また、筒型ダンパ31は、その伸縮速度に応じて減衰力を一定の割合で変化させる特性を有するが、筒型ダンパ31と操舵系7Aとの間にリンク機構41を介することで、操舵系7Aの操舵速度に対する筒型ダンパ31の伸縮速度(減衰特性)を可変にできる。すなわち、例えば操舵角が0度近傍にあるときには操舵角に対する筒型ダンパ31の伸縮量を小さくして減衰力を弱め、操舵角が大きいときには操舵角に対する筒型ダンパ31の伸縮量を大きくして減衰力を強めるといった減衰特性を実現できる。しかも、このような減衰特性を滑らかかつ連続的に変化させることが可能である。
以上説明したように、上記実施例における鞍乗り型車両のステアリングダンパ装置は、ステムパイプ4をその軸心を中心として回動可能に挿通支持するヘッドパイプ6と、前記ヘッドパイプ6から後方に延びるアッパーパイプ13と、前記ヘッドパイプ6から下方に延びる左右一対のダウンパイプ16と、前記ステムパイプ4と共に回動するボトムブリッジ4bと、前記ステムパイプ4の回動に減衰力を付与するステアリングダンパ30とを備え、前記ステアリングダンパ30が、筒状のダンパシリンダ32と該ダンパシリンダ32内に摺動可能に挿通されるピストンロッド33とを含む筒型ダンパ31を有し、前記ダンパシリンダ32が前記アッパーパイプ13に支持される自動二輪車1に適用されるものにおいて、前記筒型ダンパ31が、その軸線C2が車幅方向中心面CS上に位置するように配置され、前記ボトムブリッジ4bの回動と共に前記筒型ダンパ31が伸縮すると共に、この筒型ダンパ31が、側面視でアッパーパイプ13とダウンパイプ16との間の空間K内で伸縮するものである。
この構成によれば、ステアリングダンパ30が車幅方向中心面CS上に配置されているため、ステアリング系の左右転舵時に減衰力の左右の差異が生じず、減衰特性を左右均等に保つことができる。
また、アッパーパイプ13とダウンパイプ16との間という比較的スペースのある場所に筒型ダンパ31が配置されているため、各車両に合わせてステアリングダンパ30のレイアウト自由度を向上できると共に、ヘッドパイプ6周りの車両構成部品のレイアウト自由度を確保できる。
また、上記ステアリングダンパ装置は、前記ステアリングダンパ30が、前記ボトムブリッジ4bと筒型ダンパ31とを連結するリンク機構41を有することで、リンク機構41の変更によりダンパレシオの設定自由度を高めることができ、各車両の特性に合った最適なダンパレシオを実現できる。
また、上記ステアリングダンパ装置は、前記リンク機構41が、前記ボトムブリッジ4bから後方へ延びるリンクロッド43と、前記筒型ダンパ31とリンクロッド43とを連結するリンク部材42とを有することで、リンク機構41をもアッパーパイプ13とダウンパイプ16との間に配置することができる。
また、上記ステアリングダンパ装置は、前記アッパーパイプ13とヘッドパイプ6とを連結するべく前後に延びるサブアッパーパイプ20を備え、前記筒型ダンパ31が、前記サブアッパーパイプ20に沿うように配置されることで、サブアッパーパイプ20とエンジン12とが近くこれらの間のスペースがない車両にあっても、サブアッパーパイプ20に筒型ダンパ31を沿わせて配置することができ、筒型ダンパ31の配置スペースを縮小できる。
また、上記ステアリングダンパ装置は、前記リンク部材42の回動軸線C3が車幅方向と平行であり、前記リンク部材42の回動軸線C3を通りかつ前記ステムパイプ4と直角な平面S1よりも下方に、前記リンクロッド43及びリンク部材42の連結点46bが配置されることで、サブアッパーパイプ20とエンジン12とが近くこれらの間のスペースがない車両にあっても、サブアッパーパイプ20とステアリングダンパ30との間のクリアランスを確保できる。
また、上記ステアリングダンパ装置は、前記ボトムブリッジ4bの後部左右中央から後方へ突出するボトムステー45を設け、このボトムステー45に前記リンクロッド43の前端を連結すると共に、該リンクロッド43の後端に前記リンク部材42を連結したことで、ステムパイプ4の軸心からリンクロッド43前端の連結点46aまでの距離を長くでき、筒型ダンパ31の伸縮ストロークを長くできる。
次に、この発明の第二実施例について図6を参照して説明する。
この実施例は、前記第一実施例に対して、筒型ダンパ31を側面視でダウンパイプ16に沿うように配置し、該筒型ダンパ31の下端部をクロスパイプ17に支持してステアリングダンパ130を構成する点を主に異なるもので、前記実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
以下、特に記載が無ければ、操舵系7Aの操舵角が0度の状態(中立位置にある状態、直進位置にある状態)にあるときのステアリングダンパ130について説明する。
この実施例の筒型ダンパ31は、側面視でダウンパイプ16と略平行となるように、上側が前方に位置するように傾斜して配置される。筒型ダンパ31の前縁側は側面視でダウンパイプ16とオーバーラップするように配置され、筒型ダンパ31の後縁側は前記空間K内に配置される。筒型ダンパ31の中心軸線C2は前記車幅方向中心面CS上に位置している。なお、この実施例の筒型ダンパ31は前記ロッドカバー33aを無くした。
筒型ダンパ31(ピストンロッド33)の下端部は、クロスパイプ17の左右中央から突出する下フレームステー134に第一連結軸J1を介して回動可能に支持されると共に、筒型ダンパ31(ダンパシリンダ32)の上端部は、リンク機構141のリンク部材142に第二連結軸J2を介して回動可能に連結される。
リンク部材142は、その基部42aがフレーム連結部材15の下部左右中央から突出する上フレームステー144に第三連結軸J3を介して回動可能に支持される。リンク部材142は、前記基部42aから斜め後下方にダンパ連結アーム42bを延出すると共に、基部42aから斜め前上方にロッド連結アーム42cを延出してなる。
リンク機構141は、前記リンク部材142と、該リンク部材142のロッド連結アーム42cとボトムブリッジ4bの前部左右中央との間に渡るリンクロッド43とを有してなる。
ステアリングダンパ130において、筒型ダンパ31は、操舵系7Aが中立位置にあるときに最も収縮した状態にあり、該操舵系7Aが中立位置から左右に転舵する際にはリンク機構141の作用により伸長する。この伸長作動時に筒型ダンパ31が減衰力を発生させることで、操舵系7Aの回動が減衰される。
一方、筒型ダンパ31は、操舵系7Aが左右転舵位置から中立位置に戻る際には収縮するが、この収縮作動時にも減衰力を発生させる。
そして、この筒型ダンパ31の伸縮は、左右ダウンパイプ16間の空間と、側面視でアッパーパイプ13とダウンパイプ16との間に形成される前記空間Kとに跨って行われる。
ステアリングダンパ130は、操舵系7Aが左右何れに切られた場合でも、その切れ角すなわち操舵角が同一であれば、筒型ダンパ31の伸長量も左右で同一とする。すなわち、ステアリングダンパ130は、操舵系7Aが左右何れに切られた場合でも、筒型ダンパ31の減衰力による操舵系7Aの減衰特性を左右対称とする。
また、筒型ダンパ31は、操舵系7Aとの間にリンク機構141を介することで、操舵系7Aの操舵速度に対する伸縮速度(減衰特性)を可変でき、かつ、このような減衰特性を滑らかかつ連続的に変化させることが可能である。
以上説明したように、上記実施例における鞍乗り型車両のステアリングダンパ装置においても、ステアリングダンパ130が車幅方向中心面CS上に配置されることで、ステアリング系の左右転舵時に減衰力の左右の差異が生じず、減衰特性を左右均等に保つことができると共に、リンク機構141の変更によりダンパレシオの設定自由度を高めることができ、かつサブアッパーパイプ20及びダウンパイプ16とエンジン12とが近くこれらの間のスペースがない車両であっても筒型ダンパ31の配置スペースを確保できる。
また、上記ステアリングダンパ装置は、前記左右一対のダウンパイプ16間にクロスパイプ17を設け、前記クロスパイプ17に筒型ダンパ31が支持されることで、ダウンパイプ16が左右一対であっても、筒型ダンパ31をクロスパイプ17に取り付けることで、ステアリングダンパ130を車幅方向中心に容易に配置することができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、各実施例に対して筒型ダンパ31のダンパシリンダ32及びピストンロッド33を逆向きに配置した構成としてもよい。また、車体フレーム5の各部は、丸形以外の例えば角形等の断面形状を有していたり、鋼管以外の例えばプレス成形品や押出成形品さらには鋳造・鍛造成形品からなるものであってもよい。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
4 ステムパイプ(ステアリングシャフト)
C1 軸線(軸心)
4b ボトムブリッジ
6 ヘッドパイプ
13 アッパーパイプ(アッパーフレーム)
16 ダウンパイプ(ダウンフレーム)
17 クロスパイプ
20 サブアッパーパイプ
30,130 ステアリングダンパ
31 筒型ダンパ
C2 軸線
32 ダンパシリンダ
33 ピストンロッド
CS 車幅方向中心面
K 空間
41,141 リンク機構
42,142 リンク部材
43 リンクロッド
C3 回動軸線
S1 平面
45 ボトムステー
46b 連結点

Claims (7)

  1. ステアリングシャフトをその軸心を中心として回動可能に挿通支持するヘッドパイプと、前記ヘッドパイプから後方に延びるアッパーフレームと、前記ヘッドパイプから下方に延びる左右一対のダウンフレームと、前記ステアリングシャフトと共に回動するボトムブリッジと、前記ステアリングシャフトの回動に減衰力を付与するステアリングダンパとを備え、
    前記ステアリングダンパが、筒状のダンパシリンダと該ダンパシリンダ内に摺動可能に挿通されるピストンロッドとを含む筒型ダンパを有し、前記ダンパシリンダ及びピストンロッドの一方が前記アッパーフレームもしくはダウンフレームに支持される鞍乗り型車両のステアリングダンパ装置において、
    前記筒型ダンパは、その軸線が車幅方向中心面上に位置するように配置され、前記ボトムブリッジの回動と共に前記筒型ダンパが伸縮すると共に、この筒型ダンパが、側面視でアッパーフレームとダウンフレームとの間の空間内で伸縮することを特徴とする鞍乗り型車両のステアリングダンパ装置。
  2. 前記ステアリングダンパは、前記ボトムブリッジと筒型ダンパとを連結するリンク機構を有することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のステアリングダンパ装置。
  3. 前記リンク機構は、前記ボトムブリッジから後方へ延びるリンクロッドと、前記筒型ダンパとリンクロッドとを連結するリンク部材とを有することを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両のステアリングダンパ装置。
  4. 前記アッパーフレームとヘッドパイプとを連結するべく前後に延びるサブアッパーパイプを備え、前記筒型ダンパは、前記サブアッパーパイプに沿うように配置されることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の鞍乗り型車両のステアリングダンパ装置。
  5. 前記リンク部材の回動軸線は車幅方向と平行であり、前記リンク部材の回動軸線を通りかつ前記ステアリングシャフトと直角な平面よりも下方に、前記リンクロッド及びリンク部材の連結点が配置されることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の鞍乗り型車両のステアリングダンパ装置。
  6. 前記左右一対のダウンフレーム間にクロスパイプを設け、前記クロスパイプに前記筒型ダンパが支持されることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の鞍乗り型車両のステアリングダンパ装置。
  7. 前記ボトムブリッジの後部左右中央から後方へ突出するボトムステーを設け、このボトムステーに前記リンクロッドの前端を連結すると共に、該リンクロッドの後端に前記リンク部材を連結したことを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両のステアリングダンパ装置。

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