JP5395789B2 - インプリントされたポリマー上に2次インプリントを作製する方法 - Google Patents

インプリントされたポリマー上に2次インプリントを作製する方法 Download PDF

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Description

本発明は概して、インプリントされたポリマー上への2次インプリントの作製方法に関する。
既存のエレクトロニクスデバイスが絶えず小型化していることで、互いに近接して設けられる電気部品を製造することが可能な方法及び装置の必要性が増大している。経験的観察−たとえばムーアの法則−によると、集積回路上のトランジスタの数は約2年ごとに2倍になっている。従ってナノパターニング法は、マイクロエレクトロニクス及びナノエレクトロニクスデバイス−たとえば集積回路(IC)、マイクロ電気機械システム(MEMS)/ナノ電気機械システム(NEMS)、光学部品、及び発光ダイオード(LED)−の発展において非常に重要な役割を果たしている。既存のナノパターニング法には、フォトリソグラフィ、電子ビームリソグラフィ、及びナノインプリント(NIL)が含まれる。
従来のフォトリソグラフィ法は、光−通常は紫外(UV)放射線である−を用いて、フォトレジストとして知られている感光性化学物質−これは基板表面上に堆積されている−の所定部分を選択的に照射する。選択的照射工程は通常、フォトマスクを用いて、フォトレジストの各部分をUV放射線に曝露/UV放射線から遮断することによって実現される。このプロセスの後は通常、そのフォトレジスト層の部分的除去及び多くの堆積プロセス−たとえば化学気相成長(CVD)法又は物理的気相成長(PVD)法−が続く。従って、フォトリソグラフィは、基板上に生成されるパターンの形状及びサイズを厳密に制御することが可能で、かつ単一のプロセスで、そのパターンを基板全体にわたって生成することができる。
フォトリソグラフィに係る問題は、生成されたパターンの分解能が100nm範囲未満に到達できないことである。これは主として光の回折効果による。つまり光の回折効果は、その光によって照射されるフォトレジスト内での精度に影響を及ぼす。その結果、100nm範囲が従来のフォトリソグラフィで実現可能な分解能の限界となる。回折は光の固有な物理的特性であるため、フォトリソグラフィの分解能限界は改善させることがかなり難しいと言える。さらにそのプロセスにおいて用いられるフォトマスクは、高価でかつ時間を要するものであるため、フォトリソグラフィに係る資本コストは増大する。
電子ビームリソグラフィは、レジストで覆われた基板全体にわたって、所定の方法で電子ビームを走査する手順を含むパターニング手法である。この目的は、レジスト中に非常に小さな構造を作製することである。その非常に小さな構造は、その後他の用途−たとえばマイクロエレクトロニクス−に用いられる他の材料に転写することができる。
電子ビームリソグラフィに係る問題は、パターニングプロセスが画素毎に行われるため、非常に時間がかかることである。従って特に大面積基板全体にわたって密なパターンを書き込むときには、スループットは深刻な制限となる。さらに電子ビームリソグラフィに必要とされる装置は高価でかつ操作が複雑であるため、相当な維持労力が必要とされる。
電子ビームリソグラフィに係るさらなる問題は、データ関連の欠陥が発生する恐れがあることである。十分予想できるように、大きなデータファイル(大きなパターン)は、工学制御ハードウエハに対するデータ入力の不一致によって引き起こされる、データ関連の欠陥−たとえばブランキング又は偏向エラー−の影響をより受けやすくなる。他の欠陥−たとえば試料の帯電、後方散乱、計算エラー、埃の付着、ガス放出、及び汚染など−もまた起こりうる。上述したように、電子ビームリソグラフィに係る長い「書き込み時間」は、無作為の欠陥−たとえば上で列挙したようなもの−を起こりやすくしてしまう。これらの問題は、短い期間で大表面積基板を大容量スループットでパターニングする必要があるときに、特に重要となる。
NILは、相対的に低コスト、高スループット、及び高分解能という利点を有する別な既知のナノパターニング手法である。鋳型は典型的には、熱力学的変形を利用して、インプリントレジスト上にパターンを生成するのに用いられる。続いてレジストはエッチングプロセスを介して除去されることで、基板上にパターンが現れる。インプリントレジストは典型的には、インプリント中に熱又はUV光によって硬化するモノマー又はポリマー組成物である。レジストと鋳型との間の接合は、変形プロセス後に容易に取り外されることを保証するように制御される。
既存のNILに係る問題は、レジスト上にインプリントを行うのに高分解能の鋳型を製造する必要があることである。鋳型の分解能が上がるにつれて、NIL法の使用に係るコストも増大する。その理由は、鋳型の製造は、NILに含まれる資本コストの大部分をなすからである。
従って、基板表面上に高分解能のパターンをインプリントする方法を改善しながらも、上述の問題を回避又は少なくとも改善することが必要とされている。
NIL法を用いることによって、基板表面上に高分解能のパターンをインプリントする方法を改善すると同時に、テンプレート作製のコストを最小限に抑制することもまた必要とされている。
第1態様によると、画定された表面パターンをポリマー構造の1次インプリント表面に押圧することで、該1次インプリント表面上に2次インプリントを形成する工程を有する、ポリマー構造上へのインプリント作製方法が供される。
一の実施例では、ナノサイズ又はミクロンサイズの画定された表面パターンを、ポリマー構造のナノサイズ又はミクロンサイズの1次インプリント表面に押圧することで、該ナノサイズ又はミクロンサイズの1次インプリント表面上にナノサイズ又はミクロンサイズの2次インプリントを形成する工程を有する、ポリマー構造上へのナノサイズ又はミクロンサイズのインプリント作製方法が供される。一の実施例では、2次インプリントはナノサイズの寸法を有する一方で、1次インプリントはミクロンサイズの寸法を有する。
一の実施例では、1次インプリント及び2次インプリントのうちの少なくとも1つは長手チャネルである。有利となるように、1次インプリントのチャネル幅は、前記プロセス工程後に、約2〜約13倍にまで減少させて良い。一の実施例では、1次ポリマーインプリントは、同様なナノサイズのインプリントを有する鋳型を用いることなく、ナノサイズにすることができる。従って本明細書で開示されたプロセスを用いることによって、1次インプリントのチャネル幅を顕著に減少させることが可能となる。
第2態様によると、ポリマー構造上にインプリントを作製する方法が供される。当該方法は:
(a) 画定された表面パターンを有する鋳型を前記ポリマー構造の表面に押圧することで、該ポリマー構造の表面上に1次インプリントを形成する工程;及び、
(b) 画定された表面パターンを有する鋳型を前記のポリマー構造の1次インプリントの表面に押圧することで、該1次インプリントの表面上に2次インプリントを形成する工程;
を有する。
一の実施例では、ポリマー構造上にナノサイズのインプリントを作製する方法が供される。当該方法は:
(a) 画定されたミクロンサイズのチャネルパターンを有する鋳型を前記ポリマー構造の表面に押圧することで、該ポリマー構造の表面上にミクロンサイズの1次チャネルを形成する工程;及び、
(b) 画定された表面パターンを有する鋳型を前記のポリマー構造のミクロンサイズの1次チャネルの表面に押圧することで、該ミクロンサイズの1次チャネルの表面上にナノサイズの2次チャネルを形成する工程;
を有する。前記チャネルの幅はナノサイズ範囲にまで減少する。
第3態様によると、インプリントされたポリマー構造が供される。当該インプリントされたポリマー構造は、画定された表面パターンを有する鋳型をポリマー構造の1次インプリント表面に押圧することで、該1次インプリント表面上に2次インプリントを形成する工程を有する方法によって作製される。
一の実施例では、ナノサイズ又はミクロンサイズのインプリントされたポリマー構造が供される。当該ナノサイズ又はミクロンサイズのインプリントされたポリマー構造は、画定された表面パターンを有する鋳型を、ナノサイズ又はミクロンサイズのポリマー構造の1次インプリント表面に押圧することで、該1次インプリント表面上にナノサイズ又はミクロンサイズの2次インプリントを形成する工程を有する方法によって作製される。
第4態様によると、上述のインプリントされたポリマー構造のナノエレクトロニクスへの利用が供される。
ポリマー構造上の1次及び2次インプリントを作製する開示されたプロセスを概略的に表している。 開示された方法を用いて作製されたポリマー構造の走査型電子顕微鏡(SEM)像を図示している。 チャネル幅減少の傾向を2次鋳型パターンの関数として表したグラフを図示している。 開示された方法を用いて作製されたポリマー構造の走査型電子顕微鏡(SEM)像を図示している。
本明細書において用いられる以下の語は以下のような意味を有するものとする。
「ナノサイズ」という語は、約1nm〜約1μm未満のナノサイズ範囲の厚さを有する構造を指称する。
「ミクロンサイズ」という語は、約1μm〜約10μm未満のミクロンサイズ範囲の厚さを有する構造を指称する。
本明細書において用いられている「チャネル」という語は概して、ポリマー構造底部から延びている1対の突起間に設けられている空間領域を指称する。ここで各突起は長手軸に沿って延びる長さを有し、高さ及び幅は前記長手軸に対して垂直である。本明細書において用いられている「チャネル幅」という語は、ポリマー構造の長手軸に対して垂直なチャネルの幅を指称する。一般的にはポリマー上には複数のチャネルが存在する。
「フォトレジスト」という語は、半導体製造プロセスにおいて一般的に用いられている感光性材料を意味する。詳細には、フォトレジストとは、物理的特性の変化を示す材料を意味する。物理的特性の変化とはたとえば、特定の溶媒に対する溶解度変化、つまり照射によって誘起されるその材料の分子構造の瞬間的変化による可溶化又は不溶化である。
本明細書において用いられる「ポジ型のフォトレジスト」という語は、露光−典型的には紫外光の照射−によって、対応する現像液中で可溶化するポリマー材料を指称する。
本明細書において用いられる「ネガ型のフォトレジスト」という語は、露光−典型的には紫外光の照射−によって、対応する現像液中で不溶化するポリマー材料を指称する。
本明細書において用いられる「現像液」という語は一般的には、様々な種類のフォトレジストポリマー用の溶媒として用いられる−通常は塩基性である有機性又は水性の媒質を指称する。
本明細書において開示されている「鋳型」という語は一般的に、特定の製品の成形若しくは製造に用いられる鋳型構造又はマスター鋳型を指称する。
本明細書における「押圧する」という語は、一の物体を他の物体へ押しつけること、他の物体を一の物体へ押しつけること、又は一の物体と他の物体が互いに同時に接近することで圧縮力を与えることを指称する。たとえば「AをBに押圧する」という語は、物体Aを物体Bに押しつける場合だけではなく、物体Bを物体Aに押しつける場合や、物体Aと物体Bを互いに押しつけ合う場合も含む。
本明細書において用いられている「ポリマー」という語は、同一モノマー成分から得られる2種類以上の単位を有する分子を意味する。そのため「ポリマー」は、コポリマー、ターポリマー、多成分ポリマー、グラフトコポリマー、ブロックコポリマー等を生成する様々なモノマー成分から得られる分子を含む。
本明細書において用いられている「表面パターン」という語は一般的に、本明細書において開示されている任意の構造に係る外側表面を指称する。
本明細書において用いられている「スピンコーティング」という語、又は文法上の要請によりこの語尾が変化したものは一般的に、ポリマー溶液が表面上に分散されるプロセスであって、かつその表面を急速に回転させることで、その溶液に遠心力を及ぼすことでその溶液が広がり、かつそのプロセス中に脱溶媒和したポリマーの薄膜が形成されるプロセス、を指称する。
「実質的」という語は「完全に」という語を排除しない。たとえば、鋳型Bに対して「実質的に平行に」設けられた鋳型Aは、鋳型Bの長手軸に対して完全に平行であっても良い。必要な場合、「実質的に」という語は本発明の定義から省略されても良い。
本明細書において用いられているように、組成の成分の濃度を表す際に用いられる「約」という語は、典型的には記載された値の±5%、より典型的には記載された値の±4%、より典型的には記載された値の±3%、より典型的には記載された値の±2%、さらにより典型的には記載された値の±1%で、さらにより典型的には記載された値の±0.5%であることを意味する。
本明細書全体を通じて、特定の実施例がある数値範囲を示した上で開示されている。数値範囲を示した記載は単に簡便を期すためのものに過ぎず、開示された範囲の技術的範囲を自由度のない状態で限定するものと解されてはならない。従って範囲の記載は、その範囲内に属する個別の数値のみならず、考えられ得るその範囲内の別な範囲をも具体的に開示しているものと解されるべきである。たとえば、1〜6の範囲の記載は、その範囲内に属する個別の数値−たとえば1、2、3、4、5、6−だけではなく、たとえば1〜3、1〜4、1〜5、2〜4、2〜6、3〜6等の1〜6の範囲に属する別な範囲をも具体的に開示していると解されるべきである。このことは、その範囲の広さに関係なく適用される。
ポリマー構造上にインプリントを作製する方法に係る典型的な非限定的実施例についてここで開示する。
一の実施例では、画定された表面パターンを有する鋳型を、ポリマー構造のナノサイズ又はミクロンサイズの1次インプリント表面に押圧することで、該ナノサイズ又はミクロンサイズの1次インプリント表面上にナノサイズ又はミクロンサイズの2次インプリントを形成する工程を有する、ポリマー構造上へのインプリント作製方法が供される。
他の実施例では、2次インプリントは前記1次インプリントよりも小さな寸法である。一の実施例では、1次インプリントはナノサイズ又はミクロンサイズであって良い。有利となるように、1次ポリマーのインプリントは、同様なナノサイズのインプリントを有する鋳型を用いることなく、ナノサイズにすることが可能である。これによりナノインプリントリソグラフィに含まれるコストが実効的に減少する。その理由は、インプリントされるポリマーと同様なナノサイズのインプリントを有する鋳型は概して高価だからである。
ポリマー構造の1次インプリントは、インプリントされたポリマー構造表面上にインプリントされた概ね長手方向に延びる複数のチャネルを有して良い。同様に2次インプリントも、1次ポリマー構造の表面上にインプリントされた概ね長手方向に延びる複数のチャネルを有して良い。
他の実施例では、ポリマー構造上にインプリントを作製する方法が供される。当該方法では、プロセス工程が前記1次インプリントのチャネル幅を減少させることができる。
一の実施例では、1次インプリントのチャネル幅を、約2〜約13倍、約2〜約10倍、約2〜約8倍、及び約2〜約8倍の範囲からなる群から選ばれる範囲で減少させることが可能である。
有利となるように、1次インプリントの減少したチャネル幅は、ナノ金属ライン又は細線を堆積するのに用いられて良い。
一の実施例では、前記1次インプリントのチャネル幅が前記プロセス工程によって減少した後、前記幅をミクロンサイズ範囲からナノサイズ範囲にまで減少することが可能である。一の実施例では、前記プロセス工程前に、前記1次インプリントのチャネル幅は、約2μmよりも大きなサイズから、約1.5μmよりも大きなサイズから、約1μmよりも大きなサイズから、及び約0.5μmよりも大きなサイズから、減少して良い。他の実施例では、前記プロセス工程後、前記1次インプリントのチャネル幅は、約800nm未満のサイズ、約750nm未満のサイズ、約700nm未満のサイズ、約650nm未満のサイズ、約500nm未満のサイズ、約450nm未満のサイズ、約400nm未満のサイズ、約350nm未満のサイズ、及び約150nm未満のサイズにまで減少させることが可能である。
特別な実施例では、前記プロセス工程後、前記1次インプリントのチャネル幅は、約1μmよりも大きな範囲のサイズから約800nm未満の範囲のサイズにまで減少して良い。より好適には、前記プロセス工程後、前記1次インプリントのチャネル幅は、約1μmよりも大きな範囲のサイズから約500nm未満の範囲のサイズにまで減少して良い。
一の実施例では、ポリマー構造はフォトレジストを有して良い。他の実施例では、フォトレジストは、SU−8、ジアゾナフトキノン−ノボラック樹脂(DNA/NR)、BF410(東京応化工業)、及びこれらの組合せからなる群から選ばれて良い。
一の実施例では、本明細書に開示されているポリマーは熱可塑性ポリマーを有して良い。典型的な熱可塑性ポリマーには、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、アクリル、セルロイド、エチレンビニルアセテート(EVA)、エチレンビニルアルコール(EVAL)、フルオロプラスチック、液晶ポリマー(LCP)、ポリアセタール(POM又はアセタール)、ポリアクリロニトリル(PAN又はアクリロニトリル)、ポリアミド−イミド(PAI)、ポリアリルエーテルケトン(PAEK又はケトン)、ポリブタジエン(PBD)、ポリカプロラクトン(PCL)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリシクロへキシレンジメチレンテレフタレート(PCT)、ポリヒドロキシアルカノアート(PHA)、ポリケトン(PK)、ポリエステル、ポリエチレン(PE)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリエチレンクロリナート(PEC)、ポリ乳酸(PLA)、ポリメチルペンテン(PMP)、ポリフェニレンオキサイド(PPO)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリフタルアミド(PPA)、ポリスルホン(PSU)、ポリビニリデンクロライド(PVDC)、スペクトラロン、ポリメチルメタクリラート(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ポリビニルアセテート(PVA)、2軸配向ポリプロピレン(BOPP)、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリ(アミド)、ポリアクリル、ポリ(ブチレン)、ポリ(ペンタジエン)、ポリビニルクロライド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリスルホン、ポリイミド、セルロース、セルロースアセテート、エチレン−プロピレンコポリマー、エチレン−ブテン−プロピレンターポリマー、ポリオキサゾリン、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ポリビニルピロリダン、及びこれらの混合物からなる群から選ばれたポリマーが含まれるが、これらに限定されるわけではない。
一の特別な実施例では、熱可塑性ポリマーはポリスチレン(PS)を有して良い。
一の実施例では、ポリマー構造上にインプリントを作製する方法が供される。当該方法では、プロセス工程が前記ポリマー構造のガラス転移温度未満の温度で実行されることで、前記1次インプリント上に2次インプリントが形成されて良い。他の実施例では、前記プロセス工程は、約20℃〜約100℃、約20℃〜約85℃、約20℃〜約65℃、約20℃〜約45℃、約30℃〜約100℃、約45℃〜約100℃、約65℃〜約100℃、及び約85℃〜約100℃の範囲からなる群から選ばれた範囲内の温度で実行されて良い。一の特別な実施例では、前記プロセス工程中での温度条件は約40℃〜約65℃である。
一の実施例では、ポリマー構造上にインプリントを作製する方法が供される。当該方法は、前記プロセス工程の前に、画定された表面パターンを有する鋳型を前記ポリマー構造の表面に押圧することによって、前記ポリマー構造の表面上に1次インプリントを形成する工程をさらに有する。
一の実施例では、ポリマー構造上に1次インプリントを形成するプロセス工程は、約50℃〜約180℃、約50℃〜約150℃、約50℃〜約100℃、約50℃〜約80℃、約100℃〜約180℃、及び約150℃〜約180℃の範囲からなる群から選ばれる範囲内の温度で行われて良い。一の特別な実施例では、前記プロセス工程中での温度条件は約90℃〜約140℃である。
一の実施例では、ポリマー構造上にインプリントを作製する方法が供される。当該方法では、前記プロセス工程中での圧力条件は、約2MPa〜約10MPa、約2MPa〜約8MPa、及び約2MPa〜約5MPaの範囲からなる群から選ばれる範囲内であって良い。一の特別な実施例では、前記プロセス工程中での圧力条件は約4MPa〜約6MPaである。
一の実施例では、ポリマー構造上にインプリントを作製する方法が供される。当該方法では、前記プロセス工程中での時間条件は、約1分〜約15分、約1分〜約10分、約1分〜約5分、約5分〜約15分、及び約10分〜約15分の範囲からなる群から選ばれる範囲内であって良い。一の特別な実施例では、前記プロセス工程中での時間条件は約5分〜約10分である。
一の実施例では、ポリマー構造上にインプリントを作製する方法が供される。当該方法は、前記プロセス工程の後に、画定された表面パターンを有する他の鋳型を前記ポリマー構造の2次インプリント表面に押圧することによって、前記ポリマー構造の2次インプリント表面上に3次インプリントを形成する工程をさらに有する。
有利となるように、前記2次インプリント表面上に3次インプリントを形成する工程が実行される結果、前記2次インプリントのチャネル幅を減少させることが可能となる。従って3次のナノサイズインプリントは、3次のナノサイズインプリントと同様のサイズの鋳型を用いることなく作製することが可能である。
一の実施例では、1次インプリント及び2次インプリントは全体として長手チャネルであって良い。前記プロセス工程は、該プロセス工程中に鋳型を配向させる工程を有して良い。それにより、前記1次インプリント及び2次インプリントの長手軸は、約0°〜約90°、約0°〜約80°、約0°〜約65°、約0°〜約45°、約0°〜約25°、約10°〜約90°、約20°〜約90°、約35°〜約90°、約45°〜約90°、約60°〜約90°、からなる群から選ばれる角度の範囲内で相互に位置合わせさせた角度に位置する。一の特別な実施例では、1次インプリントと2次インプリントの長手軸の位置合わせ角は約25°〜約60°である。
一の実施例では、鋳型は前記プロセス工程中に配向されて良い。それにより、前記1次インプリント及び2次インプリントの長手軸は、互いに実質的に平行となることができる。他の実施例では、鋳型は前記プロセス工程中に配向されて良い。それにより、前記1次インプリント及び2次インプリントの長手軸は、互いが45°の角度をなした状態で位置合わせされて良い。さらに他の実施例では、鋳型は前記プロセス工程中に配向されて良い。それにより、前記1次インプリント及び2次インプリントの長手軸は、互いに実質的に垂直となることができる。
有利となるように、鋳型が配向することで、前記プロセス工程中に前記1次インプリントと2次インプリントの長手軸が、0°〜90°の角度をなした状態で位置合わせされるときに、様々なチャネル幅を有する様々な種類のインプリントされたポリマー構造が作製されて良い。さらに、前記1次インプリントと2次インプリントの長手軸が、互いに実質的に垂直となるか、又は45°の角度をなした状態で位置合わせされるとき、1次インプリントのチャネル幅は大きく減少する。さらに、前記1次インプリントと2次インプリントの長手軸が互いに実質的に垂直であるとき、前記チャネル幅はより大きく減少する。従って、減少したチャネル幅を有する1次インプリントは、ナノ金属ライン又は細線を堆積するのに有用である。
1次インプリントのチャネル幅の減少は、複数の因子−たとえば用いられるポリマーの種類やプロセス工程中に印加される圧力−の組合せに依存すると考えられる。たとえば様々な熱力学特性を有する様々な種類のポリマーが、プロセス工程中にチャネル幅のサイズに影響を及ぼすと考えられる。
1次インプリントを形成する鋳型及び/又は2次インプリントを形成する鋳型の画定された表面パターンは、前記鋳型から延在する複数の突起を有して良い。各突起は前記鋳型の長手軸に対して垂直な幅寸法を有する。一の実施例では、ポリマー構造上に1次インプリントを形成する鋳型の幅寸法は、約0.25μm〜約10μm、約0.25μm〜約4μm、約0.25μm〜約2μm、約0.5μm〜約10μm、約1.5μm〜約10μm、及び約4μm〜約10μmの範囲からなる群から選ばれる範囲内であって良い。一の特別な実施例では、1次インプリント用の鋳型の幅寸法は約0.25μm〜約2μmである。
一の実施例では、ポリマー構造上にインプリントを作製する方法が供される。当該方法は、前記プロセス工程の前に、基板上にポリマーをスピンコーティングしてポリマー構造を作製する工程をさらに有する。前記基板は前記ポリマーに対して化学的に不活性であって良い。一の実施例では、前記基板は、シリコン、ガラス、金属、金属酸化物、二酸化シリコン、シリコン窒化物、インジウムスズ酸化物、セラミックス、サファイア、ポリマー、及びこれらの混合物からなる群から選ばれて良い。
一の実施例では、ポリマー構造上にインプリントを作製する方法が供される。当該方法は、前記プロセス工程の後に、前記基板から残余層を除去する工程をさらに有する。一の実施例では、酸素プラズマが、前記基板から前記残余層を除去するために導入される。
有利となるように、適切なエッチング耐性を有するポリマーが用いられるとき、前記基板上にチャネル幅を複製するようにエッチングされる下地の基板は、ポリマーインプリントのチャネル幅によって、曝露されることが可能である。従ってインプリントされたポリマー構造は、ナノメーターサイズの部位を基板にエッチングするための乾式又は湿式エッチングマスクとして用いられて良い。
一の実施例では、ポリマー構造上にインプリントを作製する方法が供される。当該方法は:
(a) 画定された表面パターンを有する鋳型を前記ポリマー構造の表面に押圧することで、該ポリマー構造の表面上に1次インプリントを形成する工程;及び、
(b) 画定された表面パターンを有する鋳型を前記のポリマー構造の1次インプリントの表面に押圧することで、該1次インプリントの表面上に2次インプリントを形成する工程;
を有する。
添付図面は開示された実施例を表し、かつ開示された実施例の原理を説明する役割を果たす。しかし図面は、例示目的でしかなく、本発明の限定を画定するものではないことに留意して欲しい。
図1を参照すると、ポリマー構造上に1次及び2次インプリントを形成する方法10の概略的例示が開示されている。
工程1では、突起(12A,12B)からなるインプリントされた表面パターンを有する第1シリコン(Si)の鋳型Aが、平坦なポリスチレンポリマー基板(PS)の表面上で直接的に位置合わせされている。ここで突起(12A,12B)はSi鋳型Aの長さに沿って延在している。Si鋳型Aは、温度140℃において6MPaで10分間、PSポリマー表面に向かって押圧されることで、1次インプリント表面に沿って設けられる溝ギャップ(14A,14B)及び突起(16A,16B,16C)からなる1次インプリントを形成する。
続いて1次インプリントが反応性イオンエッチングに曝露されることで、残余層(図示されていない)が除去される。
工程2では、複数の突起(18A,18B,18C,18D,18E,18F)で構成される画定された表面パターンを有するSi鋳型Bが、PSポリマーの1次インプリント表面上に直接設けられる。第2Si鋳型Bは、該Si鋳型Bの長手軸とPSポリマーの長手軸が、互いに0°の位置合わせ角をなす−つまり平行となる−ように、配向する。
Si鋳型Bは、65℃の温度において6MPaで10分間、1次インプリントの表面に向かって押圧されることで、前記1次インプリントの表面上に複数の溝ギャップ(20A,20B, 20C,20D, 20E,20F)からなる2次インプリントを形成する。工程1における溝ギャップ(14A,14B)の幅の顕著な減少、及び工程2における溝ギャップ(14A’,14B’)の幅の顕著な減少を明確に観測することができる。
本発明の非限定的な例について、具体例を参照しながらかなり詳細に説明する。これは、如何なる意味においても本発明の技術的範囲を限定するものと解されてはならない。
この例は、ネガ型のフォトレジスト(SU−8)及びポリスチレン(PS)を用いることによってNILでのパターンサイズの減少を実現する鋳型の準備及びインプリント方法を記載している。ここでネガ型のフォトレジスト(SU−8)は米国のミクロケム(Micro Chem)社から販売されていて、及びポリスチレン(PS)はシンガポールのシグマアルドリッチ(Sigma Aldrich)社から販売されている。
[鋳型の処理]
1次インプリントのプロセスに用いられる鋳型はシリコン(Si)で作られた。その鋳型は、ダイアモンドスクライバを用いることによって2cm×2cmのサイズに切り分けられる。その切り分けられた鋳型は、アセトン中と、それに続いてイソプロパノール中で合計10分間超音波洗浄された。鋳型はさらに、酸素プラズマ(80W,250Torr)で10分間処理された。酸素処理後、鋳型は、窒素グローブボックス中において30分間、ペルフルオロデシルトリクロロシラン(FDTS)の20mM溶液でシラン化された。そのグローブボックス中での相対湿度は10〜15%に保持された。続いて鋳型は、ヘプタン及びイソプロパノールで洗浄された。その後鋳型は、如何なる残留溶媒をも除去するため、オーブン中において95℃で1時間ソフトベークされた。
インプリントを行う前、用いられる全ての鋳型は、アセトンとイソプロパノールによる超音波洗浄によって再度10分間洗浄され、その後使用前に窒素で乾燥させた。
[膜の調製]
全レジスト(SU−8)膜は、十分に洗浄されたSiウエハ又はインジウムスズ酸化物(ITO)のいずれかの上にレジストをスピンコーティングすることによって調製された。基板は、酸素プラズマ(80W,250Torr)で10分間処理された。SU−8 2002は、本来はシクロペンタノンで表されるもので、かつ供給者によって受け取られるものとして用いられてきた。用いられたコーティング条件は、2μmの厚さを有するレジスト膜を与えるように定式化された。基板表面1cm毎に約1mlのレジストが用いられた。回転周期は30秒で3000rpmに設定された。レジストが基板に塗布された後、レジストがコーティングされた基板(試料)が、65℃で5分間ソフトベークされ、続いて95℃で5分間ソフトベークされることで、溶媒が蒸発して、レジスト膜の密度が増大した。試料はデジタルレベルのホットプレート上でベーキングされた。
ポリスチレン(PS)膜は、十分に洗浄したシリコンウエハ上で12%のPS溶液(45k)をスピンコーティングすることによって調製された。用いられるコーティング条件は、1.8μm〜2μmの厚さを与えるように定式化された。基板表面1cm毎に約1mlの12%PSが用いられた。用いられた回転周期は、PS試料上で最小の残留層を得るように、30秒で500rpmに設定された。スピンコーティング後、溶媒を揮発させるため、試料は65℃で5分間ソフトベークされた。試料はデジタルレベルのホットプレート上でベーキングされた。
[インプリント条件]
インプリントはオブデュキャット(Obducat)社のインプリント装置で実行された。鋳型が試料上部に設けられ、かつそのインプリント装置へ搬入された。レジストは、90℃において60bar(絶対値)で600秒間インプリント処理された。他方PSは、140℃において40bar(絶対値)で600秒間インプリント処理された。1次インプリントがデューティサイクル1:1で2μmの格子状鋳型によって実行された。用いられる2次鋳型は250nmの格子状鋳型で、デューティサイクルは1:1である。
1次インプリントの初期工程の完了後、2次インプリントが実行される前に、酸素プラズマ(トライオン(TRION)社製RIE)が、残余層(熱力学的に変形したレジスト/PS領域)をエッチングによって除去するのに用いられた。
従って、1次インプリントの残余層を最小限に抑制して、初期の1次レジスト構造のオーバーエッチングを回避することが重要である。さらに残余層を除去する工程は、1次ポリマーの突起を横方向に移動させることを可能にする。それにより、2次インプリントプロセス中に、1次ポリマーのチャネル幅を実効的に減少させることができる。
10秒の最適エッチング時間が、残余層をエッチングにより除去するのに用いられた。残余層の厚さに関する一連のエッチング処理が表1に示されている。
Figure 0005395789

表1:回転条件、対応する残余層の厚さ、及び必要なエッチング時間を介したPS中での残余層の最適化が示されている。

表1では、回転速度が減少するにつれてエッチング時間が増大することが示されている。
1次インプリント及び残余層エッチング後、2次インプリントプロセスが、レジストについては、40℃の低温(ガラス転移温度未満)において60barで600秒間行われ、かつPSについては65℃において40barで600秒間行われた。
レジスト試料については、残余層の除去後、試料はインプリント装置内で10秒間UV光に曝露され、そのレジスト構造内部で架橋が生じる。続いて試料は対流式オーブン内において180℃で2.5時間ベーキングされた。試料を徐々に冷却できるように、温度をゆっくりと下げた。これは、試料中に熱応力が発生するのを防ぐためである。続いて試料から鋳型が外され、基板から鋳型を分離した。PS試料は、如何なる曝露又はポストベーキング処理も必要とせず、基板から鋳型を分離するように単純に鋳型を外すだけである。
本実施例で用いられた試料は、実施例1に記載された手法と同様の手法を用いて調製された。インプリント手法も実施例1に記載された手法と同様である。本実施例はさらに、フォトレジスト(SU−8)コーティング上でのパターン分解能を向上させるために2次インプリントを使用することについて示している。
図2(a)は、格子状鋳型による1次インプリント後の1次レジスト構造のSEM像−倍率は5000倍−を示している。図示されているように、2μmの溝ギャップ幅を有する格子状パターンが、シリコン基板上に堆積されたネガ型のフォトレジスト(SU−8)上にインプリントされた。2μmの溝ギャップ幅は、用いられた格子状鋳型の分解能のパターンと一致した。1次レジスト構造は4μmのピッチを有する。
図2(b)は、図2(a)から得られた1次インプリント表面上に250nmの格子状鋳型(2次鋳型)がさらにインプリントされたときに得られた2次格子状パターンを表すSEM像−倍率は13000倍−を示している。2次鋳型のチャネルの長手軸は、1次インプリントのチャネルの長手軸に対してほとんど平行となるように位置合わせされた。その結果、1次レジスト構造に沿って平行な溝が形成される。1次インプリントにおいて、溝ギャップ幅が、2μmから550nmにまで減少しているのを明瞭に観測することができる(3.6倍の減少)。
図2(c)は、図2(a)から得られた1次インプリント表面上に250nmの格子状鋳型(2次鋳型)がさらにインプリントされたときに得られた2次格子状パターンを表すSEM像−倍率は5000倍である−を示している。2次鋳型のチャネルの長手軸は、1次インプリントの長手軸に対して垂直に設けられた。1次インプリントにおいて、溝ギャップ幅が、2μmから300nmにまで減少したことを明瞭に観測することができる。
図2(d)は、図2(a)から得られた1次インプリント表面上に250nmの格子状鋳型(2次鋳型)がさらにインプリントされたときに得られた2次格子状パターンを表すSEM像−倍率は6000倍である−を示している。2次鋳型は、1次インプリントの長手軸に対して45°の角度をなすように設けられた。1次インプリントにおいて、溝幅のギャップが、2μmから281nmにまで減少しているのを明瞭に観測することができる。
Figure 0005395789

表2:レジストポリマー層用のナノインプリントリソグラフィ(NIL)によって作製された溝幅の減少をまとめた表

表2は、様々な位置合わせでの1次及び2次鋳型インプリントの組合せによって得られたレジストの1次構造についての溝幅の減少をまとめた表を与えている。250nmの2次インプリント鋳型が、1次インプリントの長手軸に対して45°又は90°の角度をなした状態でインプリントされるときに、1次インプリントの溝幅の顕著な減少を明瞭に観測することができる。
図3では、用いられる2次鋳型のインプリントの寸法が大きくなればなるほど、1次インプリントのチャネル幅の減少が大きくなることが観測できる。
本実施例で用いられた試料は、実施例1に記載された手法と同様の手法を用いて調製された。インプリント手法は実施例1に記載された手法と同様であった。本実施例はさらに、PS1次構造上でのパターン分解能を減少させるために2次インプリントを使用することについて表している。
図4は、開示された方法によって作製されたPS構造の一連のSEM像を図示している。当該方法においては、1次構造の溝幅の減少に対する2次鋳型のパターン部位の効果が検討されている。
図4(a)は、2μmの格子状1次鋳型によるインプリントによって得られた格子状パターンを表すSEM像−倍率は3500倍である−を図示している。1次PS構造について2μmの溝幅ギャップが観測された。2μmの溝ギャップ幅は、用いられた格子状の1次鋳型の分解能のパターンと一致した。
図4(b)は、2μmの1次鋳型によるインプリントに続いて、該1次鋳型と90°の角度をなして設けられた500nmの2次鋳型によるインプリントによって得られた格子状パターンを表すSEM像−倍率は5500倍である−を図示している。1次インプリントにおいて、溝幅ギャップが2μmから409nmに減少しているのを明瞭に観測することができる。
図4(c)は、2μmの1次鋳型によるインプリントに続いて、該1次鋳型と90°の角度をなして設けられた150nmの2次鋳型によるインプリントによって得られた格子状パターンを表すSEM像−倍率は7500倍である−を図示している。1次インプリントにおいて、溝幅ギャップが2μmから150nmに減少しているのを明瞭に観測することができる。
図4(d)は、2μmの1次鋳型によるインプリントに続いて、該1次鋳型と90°の角度をなして設けられた2μmの2次鋳型によるインプリントによって得られた格子状パターンを表すSEM像−倍率は2300倍である−を図示している。溝幅ギャップが2μmから1.7μmに減少しているのを観測することができる。
Figure 0005395789

表3:PSポリマー層用のナノインプリントリソグラフィ(NIL)によって作製されたギャップの減少をまとめた表

表3は、様々な位置合わせでの一連の1次及び2次鋳型のインプリントによって得られたPSの1次構造についての溝幅の減少をまとめた表を与える。PSの1次構造については、90°をなすように位置合わせされた250nmの格子を有する2次インプリント鋳型が、1次のPS構造の溝幅を減少させるのに最も有効であることが分かる。また2次鋳型の分解能が1次鋳型の分解能と同一であるときには、最小サイズの減少は非常に小さいことも分かった。
本明細書において開示されている方法は、NILを用いてナノパターンを得るための、より安価な代替手法を与える。その理由は、ナノメーターの表面パターンを実現するのに、ナノメータースケールのパターンを有する鋳型を必要としないためである。つまり、ポリマー構造の1次インプリント表面へ向かって画定された表面パターンを有する鋳型を押圧することによって、1次インプリントの寸法が減少する。たとえば、1次インプリントがチャネルの形態をとっている場合には、そのチャネル幅は、ミクロンサイズ範囲からナノサイズ範囲にまで減少することが可能である。
有利となるように、1次インプリントのチャネル幅は、約2倍〜約13倍の範囲にまで減少することが可能である。従ってナノサイズのポリマーインプリントは、ナノサイズポリマーインプリントと同様のサイズのインプリントを有する鋳型を用いることなく実現可能である。従って本明細書に開示された方法を用いることによって、1次インプリントのチャネル幅を顕著に減少させることが可能となる。さらに1次インプリントの長手軸と2次インプリントの長手軸が互いに、実質的に垂直である場合、又は45°の角度をなす場合には、1次インプリントのチャネル幅は顕著に減少する。
従って本明細書に開示された方法は、ナノ電極として利用される金属ライン及び細線を堆積するのに用いることの可能な高分解能パターンを有するテンプレートの作製が可能である。有利となるように、インプリントされたポリマー構造は、エッチングによってナノメートルサイズの部位を基板に作製するための乾式又は湿式のシャドーマスクとして用いることができる。
本発明の他の様々な修正型及び変化型は、前述の開示内容を読んだ後であれば、当業者にとっては、本発明の技術的範囲及び技術的思想から逸脱することなく明らかである。そのような修正型及び変化型は全て「特許請求の範囲」の請求項の技術的範囲内に属するものと解される。

Claims (26)

  1. ポリマー構造上へのインプリント作製方法であって、
    当該方法は、画定された表面パターンをポリマー構造の1次インプリント表面に押圧することで、該1次インプリント表面上に2次インプリントを形成する押圧工程(a)を有し、
    前記押圧工程は前記1次インプリントの寸法を減少させ、かつ、
    前記1次インプリントは、熱力学的に変形した領域を含む残余領域を有しない、
    方法。
  2. 前記1次インプリントよりも小さな寸法を有する前記2次インプリントを供する工程を有する、請求項1に記載の方法。
  3. ナノサイズ又はミクロンサイズの寸法を有する前記1次インプリントを供する工程を有する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記1次インプリントがミクロンサイズの寸法を有する一方でナノサイズの寸法を有する前記2次インプリントを供する工程を有する、請求項2に記載の方法。
  5. ナノサイズ範囲での前記2次インプリントを供する工程を有する、請求項4に記載の方法。
  6. 長手チャネルの形態をとる前記1次インプリント及び2次インプリントのうちの少なくとも1つを供する工程を有する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記1次インプリントの寸法が減少することで、前記の1次インプリントのチャネル幅が減少する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記チャネル幅が2乃至13倍の範囲で減少する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記の1次インプリントのチャネル幅は、前記押圧工程によって減少した後に、ミクロサイズ範囲からナノサイズ範囲にまで減少する、請求項7に記載の方法。
  10. 前記の1次インプリントのチャネル幅は、前記押圧工程後、1μm未満のサイズ範囲から800nm未満のサイズ範囲にまで減少する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記ポリマー構造がフォトレジストを有する、請求項1に記載の方法。
  12. 前記フォトレジストがSU−8を有する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ポリマー構造が熱可塑性ポリマーを有する、請求項1に記載の方法。
  14. 前記熱可塑性ポリマーがポリスチレン(PS)を有する、請求項13に記載の方法。
  15. 前記押圧工程(a)が前記ポリマー構造のガラス転移温度未満の温度で実行される、請求項1に記載の方法。
  16. 前記押圧工程(a)の前に、前記ポリマー構造の表面へ向かって画定された表面パターンを有する鋳型を押圧することによって、前記ポリマー構造上に前記1次インプリントを形成する押圧工程(b1、及び、前記ポリマー構造から熱力学的に変形した領域を含む前記残余領域を除去する除去工程(b2)をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  17. 前記押圧工程(a)及び(b1)のうちの少なくとも1つが、
    (i)40℃乃至140℃の範囲の温度条件、
    (ii)4MPa乃至6MPaの範囲の圧力条件、及び
    (iii)5分間乃至10分間の範囲の期間条件、
    のうちの少なくとも1つの条件下で実行される、
    請求項16に記載の方法。
  18. 前記1次及び2次インプリントが長手チャネルの形態であって、かつ
    前記押圧工程(a)は、前記1次インプリントの長手軸と前記2次インプリントの長手軸が互いに0°乃至90°の位置合わせ角をなすように、前記鋳型を配向させる工程を有する、
    請求項1に記載の方法。
  19. 前記の1次インプリントの長手軸と2次インプリントの長手軸の間の位置合わせ角が25°乃至60°である、請求項18に記載の方法。
  20. 前記押圧工程(a)の前に、基板上にポリマーをスピンコーティングさせることによって前記ポリマー構造を形成する工程をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  21. 前記基板が前記ポリマーに対して化学的に不活性である、請求項20に記載の方法。
  22. 前記基板が、シリコン、ガラス、金属、金属酸化物、二酸化シリコン、シリコン窒化物、インジウムスズ酸化物、セラミックス、サファイア、ポリマー、及びこれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項21に記載の方法。
  23. ポリマー構造上にインプリントを作製する方法であって、
    当該方法は、
    (a)前記ポリマー構造の表面へ向かって画定された表面パターンを押圧することによって前記ポリマー構造上に1次インプリントを作製する工程

    (b)前記ポリマー構造から熱力学的に変形した領域を含む前記残余領域を除去する除去工程;及び
    )前記のポリマー構造の1次インプリントの表面へ向かって画定された表面パターンを押圧することによって前記1次インプリントの表面上に2次インプリントを作製する工程;
    を有し、かつ
    前記押圧工程()が前記1次インプリントの寸法を減少させる、
    方法。
  24. ポリマー構造の1次インプリントの表面へ向かって画定された表面パターンを押圧することによって前記1次インプリントの表面上に2次インプリントを作製する工程であって、前記押圧工程が前記1次インプリントの寸法を減少させ、かつ、前記1次インプリントは、熱力学的に変形した領域を含む残余領域を有しない、工程を有する方法で作製された、インプリントされたポリマー構造。
  25. ポリマー構造のナノサイズ又はミクロンサイズの1次インプリントの表面へ向かって画定された表面パターンを押圧することによって、前記ナノサイズ又はミクロンサイズの1次インプリントの表面上に、ナノサイズ又はミクロンサイズの2次インプリントを作製する工程であって、前記押圧工程が前記1次インプリントの寸法を減少させ、かつ、前記1次インプリントは、熱力学的に変形した領域を含む残余領域を有しない、工程を有する方法で作製された、ナノサイズ又はミクロンサイズのインプリントされたポリマー構造。
  26. 請求項24又は25に記載のインプリントされたポリマー構造のナノエレクトロニクスへの利用。
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