JP5394684B2 - 衛生薄葉紙 - Google Patents

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Description

本発明は、衛生薄葉紙に関する。
保湿成分や柔軟剤等の薬液を含有させた、ローションタイプとも言われる衛生薄葉紙はよく知られる。
この種の衛生薄葉紙は、ローションティシュー、若しくはローショントイレットとも言われ、湿潤タイプのウェットティシューとは区別され、非湿潤状態であり、一般的な非保湿系のティシュペーパーやトイレットペーパーと同様に取り扱われ使用される。
他方、トイレットロール、ティシュペーパー等の衛生薄葉紙においては、インキ等によって文字・図形・図図柄を印刷して模様を付与することが行われている。
このような印刷模様を有する衛生薄葉紙は、意匠性に優れ高い顧客吸引力があり、上記ローションティシュー等にも採用される。
従来、この薄葉紙処理剤により処理された衛生薄葉紙であって、模様を有するものを製造するにあたっては、まず、原紙に薄葉紙処理剤を塗布し、その後に図形等を印刷をして製造されている。
したがって、薬剤が塗布された紙面上に、さらにインキにより図形等を印刷して模様が付与された構造となっている。
特開2007−135851 特開2007−135852
しかし、この従来のものは、上述のとおり薬剤塗布後に、その塗布面に重ねてインキを付与しているため、印刷した部分に滲みがあって明瞭な模様となっていない場合があった。
特に衛生薄葉紙における模様は、薄葉紙が低坪量であること及び柔らかさが求められることなどから、インキを薄く印刷するのが一般的である。このため、ムラや掠れが発生しやすいという問題があった。
そこで、本発明の主たる課題は、明瞭な模様を有し、しかも、柔軟性等の機能性にも優れる衛生薄葉紙を提供することにある。
上記課題を解決した本発明およびその作用効果は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
少なくとも一方面に、薬液が付与されずインキが付与されたインキ付与領域と、インキが付与されず薬液が塗布された薬液付与領域とを有し、
前記薬液付与領域の紙厚が、インキ付与領域よりも薄い、
ことを特徴とする衛生薄葉紙。
(作用効果)
インキ付与領域は薬液が付与されていないのでインキの付着性に関して薬液が影響を与えることがない。また、薬液付与領域においては、インキが付与されていないので、薬液の効果がインキによってマスキングされることがない。
また、本発明の衛生薄葉紙は、表面に高低差があるので拭き取り性に優れる。また、インキ付与領域が図形等を形成している場合には、立体的な図形として視認され、より意匠性の高いものとなる。
<請求項2記載の発明>
前記インキ付与領域は、文字、図形および/又は図案を描くようにインキが付与された模様部の全部又は一部である請求項1記載の衛生薄葉紙。
(作用効果)
前記インキ付着領域が、文字、図形又は図案による模様の一部であるので意匠性が向上したものとなる。
<請求項3記載の発明>
前記インキが付与されていない領域の70%以上が薬液付与領域である請求項1又は2記載の衛生薄葉紙。
(作用効果)
薬液付与による効果が確実なものとなる。
<請求項記載の発明>
薬液付与領域の紙厚とインキ付与領域の紙厚との差が10〜60μmである請求項1〜の何れか1項に記載の衛生薄葉紙。
(作用効果)
紙厚差が10〜60μmであると、凹凸によって拭き取り性が向上するとともに、インキ付着領域が、明瞭となり意匠性に優れるものとなる。特にこの紙厚差は、紙厚100〜200μmの薄葉紙において顕著となる。
<請求項記載の発明>
前記衛生用薄葉紙は、1プライ又は2プライ以上のプライ構造を有し、1プライ当たりの米坪が10〜30g/m2であり、クレープ数が10〜50本/cmである請求項1〜の何れか1項に記載の衛生薄葉紙。
(作用効果)
上記数値範囲の薄葉紙とすることで、本発明の効果の発現がより確実なものとなる。
以上のとおり、本発明によれば、明瞭な印刷模様を有し、しかも、柔軟性等の機能性にも優れる衛生薄葉紙が提供される。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳説する。
本発明の衛生薄葉紙の具体例は、ティシュペーパー、トイレットペーパー、トイレットロールが挙げられる。
本発明の衛生薄葉紙X1は、少なくとも一方面に、薬液が付与されずインキが付与されたインキ付与領域1と、インキが付与されず薬液が塗布された薬液付与領域2とを有する。
この衛生薄葉紙X1におけるインキ付与領域1は、文字、図形および/又は図案を描くようにインキが付与された模様部Pの全部又は一部であるのが望ましい。
したがって、本発明の形態例としては、まず、図1に示されるように、インキ付与領域1がインキによって描かれた文字、図形および/又は図案P(図示例では花柄)であるとともに、それと重ならない範囲に薬液付与領域2が存在する形態が挙げられる。
この形態では、図示例からも明らかなとおり、薬液及びインキともに付与されていない領域3がある。
ただし、本発明の衛生用薄葉紙X1においては、薬液の効果を十分に発現させるべく、薬液もインキも付与されていない領域3は少ないのが望ましい。具体的には、インキが付与されていない領域の70%以上が薬液付与領域であるのが望ましい。
したがって、より望ましいのは、図2及び3に示される形態例であり、インキが付与されていない領域のすべての領域が薬液付与領域3とされている形態例である。
なかでも図2に示す形態例が最も望ましい。この形態例は、紙面のすべての領域がインキ付与領域1からなる模様部P又は薬液付与領域2であるとともに、これらが実質的に排他的に存在している例である。換言すれば、模様部Pのすべてがインキ付与領域1であり、それ以外の部分がすべて薬液付与領域2とされている形態例である。
なお、実質的にとは、製造上の誤差として生ずる、模様部Pと薬液付与領域2との重なり、あるいは、薬液及びインキともに付与されていない領域を許容する意味である。
他方、図3に示す形態例は、模様部Pの一部、特に模様部Pの縁部において薬液付与領域2が存在する形態である。このような形態であっても、模様部Pに中心部においては、薬液が付与されていない領域、すなわち本発明にいうインキ付与領域1であるから本発明にかかる衛生薄葉紙X1である。ただし、この例における当該重なる部分は、模様部Pの5%未満であるのが望ましい(当該重なる部分は図中符号4で表す)。
ここで、本発明の衛生薄葉紙X1における模様部Pは、紙面の一方面の10〜30%の面積率であるのが望ましい。10%未満の面積率であると、模様付与による意匠性の向上が感じられ難く、30%を超えるとインキに起因して、薄葉紙が硬くなる。
他方、文字、図形および/又は図案の具体例は、特に限定されない。例えば、ロゴマーク、数字、各種の文字、幾何学模様、花柄、絵柄などが挙げられる。
ここで、限定はされないがインキ付与領域と地の部分とのL*a*b*表色系におけるL*値の差ΔL*は3.0以上あるのが望ましい。インキ付与領域が明瞭となり、特に図形等を描いたことによる意匠性の向上が顕著に感じられる。なお、L*値の測定は、例えば日本電色工業製の測定装置「PF−10」を用いて行うことができる。
他方、本発明の衛生薄葉紙X1では、プライ構造は限定されない。1プライでもよいし、2枚以上の薄葉紙が積層された2プライ以上であってもよい。重ねられる薄葉紙の枚数は特に限定されるものではなく、例えば2枚(2プライ)、3枚(3プライ)、4枚(4プライ)、又はそれ以上の複数枚と適宜変更することができる。特に、2枚が望ましい。
他方、本発明の衛生薄葉紙X1においては、前記薬液付与領域2の紙厚が、インキ付与領域1よりも薄いのが望ましい。かかる、構造であると、表面の高低差によって拭き取り性が向上するとともに、模様部分が立体的に視認される独特の意匠性を呈するものとなる。
なお、立体的に視認されるについて補足すると、衛生薄葉紙の紙厚を考慮すれば理解できるが、必ずしも表面の凹凸(高低差)が明確に視認されることのみを意味するわけではなく、微細な表面の高低差に起因する厚み感や、インキ付与領域がはっきり明瞭となるこれまでにない独特な質感となることをも立体的として表現している。
他方、本発明の衛生薄葉紙X1の素材となる薄葉紙は、原料パルプを主とする抄紙原料を、公知の抄紙工程、具体的には、ワイヤパート、プレスパート、ドライヤパート、サイズプレス、カレンダパート等を経るなどして製造することができる。
この抄紙に際しては、例えば、分散剤、苛性ソーダ、アンモニア水等のpH調整剤、消泡剤、防腐剤、蛍光染料、離型剤、耐水化剤、流動変性剤、歩留まり向上剤などの適宜の薬品を添加することができる。
抄紙原料に用いる原料パルプは、特に限定されない。水解性衛生薄葉紙の用途に応じて適宜の原料パルプを選択して使用することができる。原料パルプとしては、例えば、木材パルプ、非木材パルプ、合成パルプ、古紙パルプなどから、より具体的には、砕木パルプ(GP)、ストーングランドパルプ(SGP)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、加圧式砕木パルプ(PGW)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、ブリーチケミサーモメカニカルパルプ(BCTMP)等の機械パルプ(MP)、化学的機械パルプ(CGP)、半化学的パルプ(SCP)、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)等のクラフトパルプ(KP)、ソーダパルプ(AP)、サルファイトパルプ(SP)、溶解パルプ(DP)等の化学的パルプ(CP)、ナイロン、レーヨン、ポリエステル、ポリビニルアルコール(PVA)等を原料とする合成パルプ、脱墨パルプ(DIP)、ウエストパルプ(WP)等の古紙パルプ、かすパルプ(TP)、木綿、アマ、麻、黄麻、マニラ麻、ラミー等を原料とするぼろパルプ、わらパルプ、エスパルトパルプ、バガスパルプ、竹パルプ、ケナフパルプ等の茎稈パルプ、靭皮パルプ等の補助パルプなどから、一種又は数種を適宜選択して使用することができる。
特には、原料パルプは、NBKPを30〜80%含むのがよい。より好ましくは、NBKPとLBKPのみから構成されているのがよく、その場合配合割合としては、NBKP:LBKP=30:70〜80:20がよい。
他方、薄葉紙は、前記模様部Pを明瞭に見せる効果、あるいは全体として高級感等のあるように見せる効果を得るために地色が白色に限らず薄いピンクやブルーであってもよい。この地色の調整は、予め着色料を混合して着色した抄紙原料を抄紙するなどの既知の技術により達成できる。
また、薄葉紙には、単位エンボス一つあたりの面積0.002〜0.004cm2、エンボス密度30〜100個/cm2、エンボス深さ0.05〜2.0mmの所謂マイクロエンボスが形成されていてもよい。単位エンボスの形状については、適宜の形状とすることができる。
他方、本発明の衛生薄葉紙X1は、JIS P 8124の米坪測定方法における値が、好ましく10〜30g/m2、より好ましく15〜25g/m2であるのがよい。なぜなら、10g/m2未満では、清拭時の強度を適正に確保することができないためである。また、30g/m2超では、硬くなりすぎて、肌触りが悪いものとなるからである。
ここで、衛生薄葉紙X1の坪量は、プライ構造を有する場合には、プライ枚の坪量を意味する。なお、このようにプライ構造とする場合において、各衛生薄葉紙の坪量をすべて統一する必要はない。
さらに、本発明の衛生薄葉紙X1は、その紙厚が、100〜250μmの範囲にあるのがよい。なお、ここでいう紙厚はプライ構造とする場合には、プライ全体としての紙厚である。その紙厚が100μm未満では、柔らかさの向上の観点からは好ましいものの、強度を適正に確保することが難しくなる。また、250μm超では、硬くなりすぎて、肌触りが悪化するとともに、使用時にゴワツキ感が生じやすくなる。
さらに紙厚については、特にトイレットロール、ティシュペーパーとするのであれば、薬液付与領域の紙厚が100〜150μm、好ましくは110〜140μmであるのが望ましい。100μm未満であると柔らかさの向上の観点からは好ましいものの、トイレットロール、ティシュペーパーとして使用するにあたっての強度を適正に確保することが難しくなり、150μmを超えると硬くなりすぎて、肌触りが悪化するとともに、使用時にゴワツキ感が生じやすくなる。
また、同様に、特にトイレットロール、ティシュペーパーとするのであれば、インキ付与領域の紙厚が100〜200μm、好ましくは120〜180μmであるのが望ましい。100μm未満であると柔らかさの向上の観点からは好ましいものの、強度を適正に確保することが難しくなり、200μmを超えると硬くなりすぎて、肌触りが悪化するとともに、使用時にゴワツキ感が生じやすくなる。
さらには、薬液付与領域の紙厚とインキ付与領域の紙厚との差は、10〜60μm、好ましくは20〜50μmであるのが望ましい。この紙厚の差は、上述のトイレットペーパー、ティシュペーパーとして適する各領域の紙厚のときには特に適する値である。
なお、この紙厚は、10μm未満であると薬液付与領域とインキ付領域の差がなくなり、見栄えにおいて大きな差がなくなる。60μmを超えると、薬液付与領域とインキ付領域の強度の差が大きくなり、薬液塗布時に断紙が起こるなどの操業上悪化の要因となる。
上記の各紙厚の測定方法としては、JIS P 8111の条件下で、ダイヤルシックネスゲージ(厚み測定器)「PEACOCK G型」(尾崎製作所製)を用いて測定するものとする。具体的には、プランジャーと測定台の間にゴミ、チリ等がないことを確認してプランジャーを測定台の上におろし、前記ダイヤルシックネスゲージのメモリを移動させてゼロ点を合わせ、次いで、プランジャーを上げて試料(例えば、トイレットペーパー。)を試験台の上におき、プランジャーをゆっくりと下ろしそのときのゲージを読み取る。このとき、プランジャーをのせるだけとする。なお、紙厚は測定を10回行って得られる平均値とする。
他方、本発明の衛生薄葉紙X1は、その伸張率が、15〜35%であるのが好ましい。伸張率が15%未満、又は、35%超であると、清拭し難いものとなる。なお、ここでの伸張率は、引張り強度の測定方法の手順にしたがって試料を引張る操作をし、試料が破断する直前の試料の長さを測定し、その長さが測定前における長さに対してどの程度であったかを率として算出した値である。測定には、例えば、ミネベア株式会社製「万能引張圧縮試験機TG−200N」を用いることができる。また、試料は、幅25mm×長さ150mmの大きさとし、引張り速度は、100mm/minとする。また、伸張率は、紙の縦方向、横方向について各5回測定して、その平均値とする。
他方、本発明の衛生薄葉紙X1は、その水分率が、湿度50%R.H.、温度25℃の恒温、恒湿環境下において測定された、水分率が4〜15wt%であるのが好ましい。なお、水分率は、測定試料を測定環境に放置してから24時間後に測定した値であり、水分率の定義は、水分率(wt%)=[(調湿後の重量)/(絶乾時の重量)−1]×100である。
ここでの水分率とは、サンコー電子製、紙・段ボール水分計KG−100i等の水分率計により測定すればよい。
他方、本発明の衛生薄葉紙X1は、そのクレープ数が、10〜50本/cmであるのが望ましい。クレープ数が10本/cm未満であると、表面の高低差が発現し難くなる。50本/cmを超えると製造し難いものとなる。
また、前記クレープについては、その凹凸差が100μm未満、好ましくは10〜70μm、より好ましくは15〜40μmである。凹凸差が100μmを超えると、肌触りが悪化する。10μm未満であると紙の延びがなくなるとともに、拭き取り性が悪化する。
さらに、本発明の衛生薄葉紙は、そのクレープ率が10〜30%となるように抄紙されたものであるのが望ましい。ここでの、クレープ率とは、(((製紙時のドライヤーの周速)−(リール周速))/(製紙時のドライヤーの周速)×100)で算出される。
以上詳述の本発明の衛生薄葉紙X1は、以下のようにして製造される。
この本発明の製造方法は、特徴的に、インキの付与と、薬液の塗布をともに、刷版ロールによって行なう。すなわち、フレキソ印刷における多色刷り技術を用いる。かかる技術によって、インキの付与と、それと排他的な領域における薬液の付与を行なう。
より具体的には、図4に示すように、所定の部位が凸部とされた刷版ロールR1により、まず、図示されない原反ロールから繰り出された連続衛生薄葉紙Sに対して、前記凸部に対応する部位にインキIを転写する。
この凸部は、その転写面の形状が文字、図形および/又は図案の形状をなしており、前記連続衛生薄葉紙Sには、当該図形等に対応する形状でインキが転写され、前記連続衛生薄葉紙Sに模様部Pが付与される。
次いで、前記インキIの付与に連続して、前記連続衛生薄葉紙Sに対して、前記凸部に対応する部位が凹部とされた刷版ロールR2を用いて、少なくとも前記インキのみが付与された領域及び薬液のみが付与される領域が形成されるように、薬液Cを転写して付与する。
なお、この薬液Cを付与する刷版ロールR2も、薬液塗布部分は凸部であり、したがって版としては凹版ではなく凸版である。
ここで、本発明の製造方法においては、フレキソ印刷に基づいて各刷版ロールR1,R2に対してインキI、薬液Cを転写すべくアニロックロールA1,A2が用いられる。
ここで、本発明の製造方法において用いるインキ付与のための刷版ロールR1の線数は40〜100線であるのがよい。なお、40線未満であると凸部間に紙粉が入り込み、転写される図形等が不明瞭となるおそれが高まる。また、100線を超えても紙粉が巻き込まれて転写される図形等が不明瞭となるおそれが高まる。
また、刷版ロールR1へインキを付与するためのアニロックスロールA1は、250線以上のものを用いる。より好ましくは350線以上、特に好ましくは400線以上のアニロックロールを用いる。
また、網点については、特に限定されず、例えば0.1〜99%の範囲とすることができるが、好ましくは15〜50%程度である。なお、15%未満であると凸部間に紙粉が入り込み、転写される図形等が不明瞭となるおそれが高まる。また、50%を超えても紙粉が巻き込まれて転写される図形等が不明瞭となるおそれが高まる。
前記インキIを付与する刷版ロールR1においては、その凸部の占有面積が10〜30%であるのがよく、また、凸部の面積は25〜10000mm2であるのがよい。より好ましくは、凸部の面積は50〜1000mm2である。
他方、本発明の製造方法において用いる薬液付与のための刷版ロールR2の線数は40〜100線であるのがよい。なお、40線未満であると凸部間に紙粉が入り込み、十分に薬液が転写されないおそれが高まる。また、100線を超えても紙粉が巻き込まれて薬液が十分に転写されないおそれが高まる。
他方、刷版ロールR2へ薬液を付与するためのアニロックスロールA2は、250線以上のものを用いる。より好ましくは350線以上、特に好ましくは400線以上のアニロックロールを用いる。
また、網点については、特に限定されず、インキ付与のロールと同意に、例えば0.1〜99%の範囲とすることができるが、好ましくは15〜50%程度である。なお、15%未満であると凸部間に紙粉が入り込み、薬液が十分に転写されないおそれがたかまる。また、50%を超えても紙粉が巻き込まれて薬液が十分に転写されないおそれが高まる。
他なお、本発明のインキ及び薬液の付与に関しては、多色刷りフレキソ印刷機がそのまま利用できる。この場合、図示例のセンタードラム式、インライン式のいずれをも用いうるが、インキ付与領域と薬液付与領域との排他性を精度よく行える点でセンタードラム式が好ましい。
また、インキ付与用の刷版ロールR1と薬液付与用の刷版ロールR2のシンクロは、技術が既知の方法にしたがって行なうことができる。例示すれば、ロール圧、ロール位置、ロール間距離、操業速度を、各ロールの径を考慮して適宜調整する。
ここで、本発明に用いるインキIは、特に限定されず、既知の薄葉紙の印刷に用いられるものを用いることができる。ただし、好ましく粘度は50cP以下であるのがよい。粘度が50cP超であると、刷版ロールに紙粉を巻き込みやすくなり、鮮明な印刷が困難となったり、操業トラブルが発生しやすくなる。
さらに、好適例として、有効成分(ビヒクル、顔料及び樹脂成分)が、5〜15質量%、水分率70〜95質量%であるインキを挙げる。この組成のインキであれば、好適に本発明のインキ付与領域を形成できる。
他方、本発明に用いる薬液Cとしては、柔軟剤が代表的であり、本発明においても少なくともこれは対象であり、好ましい。その他の薬液としては、潤滑剤、殺菌剤、抗ウィルス剤、抗菌剤などが例示できる。これらの混合薬液であってもよい。
前記柔軟剤としては、カチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤などを用いることができる。なかでも、カチオン系界面活性剤を使用するのが好ましい。このカチオン系界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩、アミン塩、又はアミンなどを用いることができる。また、両性イオン界面活性剤としては、カルボキシ、スルホネート、サルフェートを含有する第2級若しくは第3級アミンの脂肪族誘導体、又は複素環式第2級若しくは第3級アミンの脂肪族誘導体などを用いることができる。潤滑剤としては、例えば、脂肪酸アミド系化合物などが挙げられる。
アニオン系界面活性剤としては、カルボン酸塩系、スルホン酸塩系、硫酸エステル塩系、燐酸エステル塩系のものなどを、用いることができる。中では、アルキル燐酸エステル塩が好ましい。
非イオン界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、ジエチレングリコールモノステアレート、ジエチレングリコールモノオレエート、グリセリルモノステアレート、グリセリルモノオレート、プロピレングリコールモノステアレートなどの多価アルコールモノ脂肪酸エステル、N−(3−オレイロシキ−2−ヒドロキシプロピル)ジエタノールアミン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビット密ロウ、ポリオキシエチレンソルビタンセスキステアレート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンモノラウレート、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテルなどを用いることができる
他方、抗ウィルス剤、抗菌剤、殺菌剤の種類は、特に限定されない。例えば、オシメン、カンフェン、リモネン、サビネン、ミルセン、テルピネン、ピネン、シメン等の植物抽出成分中に含まれるモノテルペン炭化水素類や、シトロネロール、ゲラニオール、イソプレゴール、リナロール、テルピネロール等のモノテルペンアルコール類、アネトール、カルバクロール、オイゲノール、チモール、パラクレゾール、カビコール、ローズバッツエキス、緑茶ポリフェノール等のフェノール類、t−アネトール、チャビコールメチルエーテル、サフロール等のフェノールエーテル類、アセトアルデヒド、シトラール、シトロネラール、ゲラニアール、ペリルアルデヒド、パレラナール等のアルデヒド類、アセトフェノン、カンファー、ジャスモン、ノートカトン、メントン、フェンコン、カルボン、プレゴン等のケトン類、カリオレフィンオキサイド、シネオール、ビサボロールオキサイド等の酸化物類、カテキン、プロアントシアニディン、フラボン、フラバノン、アントシアニン、フェノール類、フラボノール等のフラボノイド類、などの薬効成分の中から、一種又は数種を適宜選択して使用することができる。また、例えば、アスコルビン酸、カルボン酸、クエン酸等の有機酸やドデシルベンゼンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムなどのアルキルベンゼンスルホン酸及びその塩類、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤などを使用することもできる。ただし、本抗ウィルス剤等としては、界面活性剤及び多価アルコール類の少なくともいずれか一方を使用するのが好ましい。ウィルス等の細胞膜に吸着・分解し、ウィルスを不活化するためである。
次いで、本願発明の構成の衛生薄葉紙と本願発明の構成を採らない衛生薄葉紙の各部の紙厚を測定するとともに、「拭き取り性」及び「見栄え」について試験し評価した。結果は、下記表1にしめす。
なお、「拭き取り性」。「見栄え」は被験者20人による官能評価、目視評価であり、表中◎は全員がよいと判断、○は半数以上がよいと判断、△は良否が同人数、×は半数以上が悪いと判断したことを意味する。
〔実施例1〕
実施例1は、坪量28.0g/m2の衛生薄葉紙(2プライ構造)の一方面に、柔軟剤(アニオン系界面活性剤を主成分とする柔軟剤)を付与した薬液付与領域と、インキを付与したインキ付与領域を排他的に形成したものである。
この実施例1の薬液付与領域の面積は一方面の88.0%であり、インキ付与領域の面積は一方面の12.0%である。インキは花の図形を模様印刷することで配した。
〔実施例2〕
実施例2は、実施例1における薬液付与領域の面積を一方面の90.0%とし、インキ付与領域の面積を一方面の10%としたものである。
〔比較例1〕
比較例1は、坪量28.0g/m2の衛生薄葉紙(2プライ構造)の一方面に、柔軟剤(アニオン系界面活性剤を主成分とする柔軟剤)を全面塗布し、その後にインキにより花柄の模様を印刷したものである。なお、インキが配された領域の面積は、一方面の12.0%である。
〔比較例2〕
比較例2は、比較例1とは異なる別の坪量28.0g/m2の衛生薄葉紙(2プライ構造)の一方面に、柔軟剤(アニオン系界面活性剤を主成分とする柔軟剤)を全面塗布し、その後にインキにより花柄の模様を印刷したものである。なお、インキが配された領域の面積は、一方面の12.0%である。
〔比較例3〕
比較例3は、坪量32.0g/m2の衛生薄葉紙(2プライ構造)の一方面に、柔軟剤(アニオン系界面活性剤を主成分とする柔軟剤)を全面塗布し、その後にインキにより花柄の模様を印刷したものである。なお、インキが配された領域の面積は、一方面の12.0%である。
〔参考例1〕
参考例1は、坪量30.0g/m2の衛生薄葉紙(2プライ)の一方面全面に柔軟剤(アニオン系界面活性剤を主成分とする柔軟剤薬液)のみを、3.0g/m2塗布し、インキ付与領域を形成しなかったものである。
〔参考例2〕
参考例2は、坪量30.0g/m2の衛生薄葉紙(2プライ)の一方面にインキにより模様を印刷したものである。模様は花の図形として、インキ付与領域は一方面の15.0%とした。
Figure 0005394684
表1から理解されるように、本発明の構成においては、薬液付与領域とインキ付与領域において顕著に紙厚差が発現しており、評価においてもその紙厚差に起因する効果が反映されている。
このことから、本願発明によれば、明瞭な印刷模様を有し、しかも、柔軟性等の機能性にも優れる衛生薄葉紙が提供される。
本発明の衛生薄葉紙の第1の例を示す図である。 本発明の衛生薄葉紙の第2の例を示す図である。 本発明の衛生薄葉紙の第3の例を示す図である。 本発明の衛生薄葉紙の製造方法の概略を説明するための図である。
X1…衛生薄葉紙、1…インキ付与領域、2…薬液付与領域、3…インキ、薬液ともに付与されていない領域、4…インキ、薬液とおもに付与されている領域、P…模様部、S…連続シート、R1,R2…刷版ロール、A1,A2…アニロックスロール、I…インキ、C…薬液。

Claims (5)

  1. 少なくとも一方面に、薬液が付与されずインキが付与されたインキ付与領域と、インキが付与されず薬液が塗布された薬液付与領域とを有し、
    前記薬液付与領域の紙厚が、インキ付与領域よりも薄い、
    ことを特徴とする衛生薄葉紙。
  2. 前記インキ付与領域は、文字、図形および/又は図案を描くようにインキが付与された模様部の全部又は一部である請求項1記載の衛生薄葉紙。
  3. 前記インキが付与されていない領域の70%以上が薬液付与領域である請求項1又は2記載の衛生薄葉紙。
  4. 薬液付与領域の紙厚とインキ付与領域の紙厚との差が10〜60μmである請求項1〜の何れか1項に記載の衛生薄葉紙。
  5. 前記衛生用薄葉紙は、1プライ又は2プライ以上のプライ構造を有し、1プライ当たりの米坪が10〜30g/m2であり、クレープ数が10〜50本/cmである請求項1〜の何れか1項に記載の衛生薄葉紙。
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