JP5394127B2 - ワーク取付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークの取付面を洗浄する機能を有するワーク取付装置に関する。
ワークに切削加工を施す際にワークを固定するワーク取付装置において、ワークを載置する基準面上に切削加工によって生じた切粉が付着していると、ワークを載置した際に正確な位置決めができない。そこで、従来、文献1の図6に示すように、基準面の近傍にパイプを設け、このパイプから吐出される洗浄液によって切粉を洗い流すようにしていた。しかしながら、パイプをワークと干渉しないように設けることが困難であること、清掃や点検などの作業時にパイプが障害になることなどが問題であった。そこで、このようなパイプを要しないものとして、文献1の図1に示すように、基準面の直下に洗浄液通路を貫通形成して、基準面に開口した溝から洗浄液を噴出させるものがある。あるいは、従来例としての図3に示すように、クランプアーム101と基準面であるパッド102とを備え、洗浄液として切削用のクーラント液Cを流用するものであって、パッド102の基礎172にクーラント液Cの供給路103を形成して、パッド102の下方近傍に開口した吐出口131からクーラント液Cを噴出させるものがある。
実公平7−48359号公報
しかしながら、文献1の図1の発明は、基準面の直下に洗浄液通路を形成したので、この部分にその他の構造、たとえばワークの接地検出用のエア供給路を形成することはできない。また、従来例としての図3の発明は、ワークWの接地検出用のエア供給路108を形成することができるが、吐出口131から噴出されたクーラント液Cがパッド102に命中するように調整ボルト109による調整が必要であり、とくにクーラント液Cの流量や圧力が変動した場合にはその都度調整しなければならず、手間がかかる。さらに、洗浄力の点においては上方から洗浄液を噴射する方法がもっとも効率的であり、いずれの発明も文献1の図6の発明より洗浄力が劣るものであった。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、パッドに直接クーラント液を噴射するための噴出口を持った専用の噴出部材を要することなく、パッドに対して上方からクーラント液を噴射するワーク取付装置を提供することを目的とする。
本発明は、クランプアームと、パッドとを備え、該パッド上にワークを載置して上方から前記クランプアームで押さえるワーク取付装置であって、前記クランプアームには、前記パッドと対向する面にクーラント液の吐出口を開口してクーラント液の供給路が形成され、前記クランプアームがアンクランプ状態のとき、前記吐出口が前記パッドより上方に位置し、前記吐出口からクーラント液が前記パッドに指向して噴射され前記パッドを洗浄するものであり、前記クランプアームが水平回転軸を中心に回動自在に設けられ、回動先端側がワークに当接するクランプ端であって、前記クランプアームの前記クランプ端と反対側の面に、前記供給路に連通するクーラント液の供給口を開口し、前記クランプアームの側方固定位置にはクーラント液の供給経路を持ったブロックが設けられ、前記クランプアームがアンクランプ状態のとき、クランプアームが前記ブロックと接合して前記供給口と前記供給経路とが連通し、クランプ動作と同時に、クランプアームが前記ブロックから離れて前記供給口と前記供給経路との連通が解除されることを特徴とする。
本発明によれば、アンクランプ状態のクランプアームからクーラント液を噴射するようにしたので、パッドに直接クーラント液を噴射するための噴出口を持った専用の噴出部材を必要としない。また、パッドの上方のもっとも近い場所から噴射できるので、効率よく短時間で洗浄することができ、さらにクーラント液の流量や圧力の変動の影響を受けにくいので調整の必要がない。また、一般に焼入れ品であるパッドの基礎部分に供給路を形成する必要がないので、加工費用が抑えられる。さらに、クランプアームのクランプ動作に連動してクランプアームがブロックから離れ、供給口と供給経路との連通が解除されてクーラント液の噴射が停止されるので、別途弁体などを設ける必要がなく、構成が簡易となり、費用が抑えられる。
本発明のワーク取付装置の説明図であり、(a)はアンクランプ状態、(b)はクランプ状態を示す。 ワーク取付装置の上面図であり、(a)はアンクランプ状態、(b)はクランプ状態を示す。 従来のワーク取付装置の説明図。
本発明のワーク取付装置の具体的な構成について、各図面に基づいて説明する。図1はワーク取付装置を側面視した説明図、図2は上面図であり、それぞれ(a)はアンクランプ状態を、(b)はクランプ状態を示す。ワーク取付装置は、クランプアーム1と、その側方に位置するパッド2とを備え、パッド2にワークWを載置して、上方からクランプアーム1で押さえるものである。クランプアーム1は水平回転軸4を中心に回動自在であり、回動先端側がワークWに当接するクランプ端11である。水平回転軸4は垂直軸41に軸支されており、垂直軸41は台座71に上下動自在に取り付けられている。さらに、クランプアーム1と台座71とは連結節6により連結されている。より詳しくは、台座71の、垂直軸41とパッド2の間の位置には、水平回転軸4と平行な基軸61が設けられ、またクランプアーム1の、水平回転軸4とクランプ端11の間の位置には、水平回転軸4と平行な連結軸62が設けられており、二本の連結節6がクランプアーム1を挟み、各連結節6の両端がそれぞれ基軸61および連結軸62と回動自在に接続されている。また、パッド2は略円柱形で基礎72の上面に取り付けられている。そして基礎72には上下方向にエア供給路8が貫通形成されており、一端がパッド2の上面に形成したエア吐出口81に連通している。エア供給路8の他端はエア供給源(図示省略)に接続されており、常時エアが供給され、エア吐出口81より噴出している。このエアは、パッド2にワークWが載置されたことを検知するためのものである。そして台座71および基礎72は、基盤7上に固定して設けられている。
このように構成したクランプアーム1は、垂直軸41の上下動に伴って回動する。すなわち、垂直軸41が上昇すると、クランプ端11がパッド2に接近する向きに回動して(図1において反時計回り)、クランプ端11がパッド2に載置したワークWに当接することでクランプ状態となり、垂直軸41が下降すると、クランプ端11がパッド2から離隔する向きに回動して(図1において時計回り)、アンクランプ状態となる。なお、アンクランプ状態において、クランプ端11はパッド2より上方に位置する。
そしてクランプアーム1には、クーラント液Cの供給路3が形成されている。供給路3はクランプアーム1の回動中心側から回動先端側へ延び、先端部で折れ曲がり、クランプ端11近傍のパッド2と対向する面に形成された吐出口31と連通している。吐出口31は、アンクランプ状態においてパッド2に指向している。また反対側端は、クランプ端11の反対側の面(背面12)に形成された供給口32と連通している。さらに、クランプアーム1の側方、パッド2と反対側には、クーラント液Cの供給経路51を持ったブロック5が基盤7に固定して設けられている。ブロック5は、クランプアーム1に向けて延び、その端面52は、アンクランプ状態におけるクランプアーム1の背面12と接合するように形成されており、背面12と端面52とが接合することにより供給口32と供給経路51とが連通する。また、供給経路51の他端は、クーラント液供給源(図示省略)に接続されている。なお、アンクランプ状態において、クランプアーム1の背面12とブロック5の端面52とは直接接触しており、シール部材などは備えていないが、クランプアーム1周辺には元より切削加工時にクーラント液Cが飛散するので、背面12と端面52の接合部から多少クーラント液Cが漏れても問題はない。
このようにクランプアーム1にクーラント液Cの供給路3を形成したことにより、アンクランプ状態のクランプアーム1からパッド2に向けてクーラント液Cが噴射され、パッド2が洗浄される。そしてパッド2にワークWが載置された後、クランプアーム1がワークWを押さえるクランプ動作と同時に、クランプアーム1がブロック5の端面52から離れて供給口32と供給経路51の連通が解除され、吐出口31からのクーラント液Cの噴射が停止する。なお、パッド2のエア吐出口81からは常にエアが噴出しているので、クーラント液Cが流れ込むことはない。
このように構成したワーク取付装置は、パッドに直接クーラント液を噴射するための噴出口を持った専用の噴出部材を必要としないので、清掃や点検などの作業が容易である。また、パッドの上方のもっとも近い場所からクーラント液が噴射されるので、効率よく短時間で洗浄することができ、さらにクーラント液の流量や圧力の変動の影響を受けにくいので調整の必要がない。また、焼入れ品であるパッドの基礎に供給路を形成する必要がないので、加工費用が抑えられる。さらに、クランプアームのクランプ動作に連動して供給口と供給経路との連通が解除されてクーラント液の噴射が停止されるので、別途弁体などを設ける必要がなく、構成が簡易となり、その点においても費用が抑えられる。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。たとえば、連結節や上下動する垂直軸を有さず、クランプアームが固定された水平回転軸を中心に回動するものであってもよい。また、クランプアームの背面とブロックの端面の一方または両方にシール部材を設けてもよい。さらに、供給経路を持ったブロックをゴム管などの変形自在な素材で形成し、クランプアームの供給口に接続してもよい。またその場合、クーラント液の供給を制御するための弁体などを設けてもよい。さらに、供給路はクランプアームの背面からパッドと対向する面に通じるものであれば、形状は限定されない。
1 クランプアーム
2 パッド
3 供給路
4 水平回転軸
5 ブロック
11 クランプ端
31 吐出口
32 供給口
51 供給経路
C クーラント液
W ワーク

Claims (1)

  1. クランプアームと、パッドとを備え、該パッド上にワークを載置して上方から前記クランプアームで押さえるワーク取付装置であって、
    前記クランプアームには、前記パッドと対向する面にクーラント液の吐出口を開口してクーラント液の供給路が形成され、
    前記クランプアームがアンクランプ状態のとき、前記吐出口が前記パッドより上方に位置し、前記吐出口からクーラント液が前記パッドに指向して噴射され前記パッドを洗浄するものであり、
    前記クランプアームが水平回転軸を中心に回動自在に設けられ、回動先端側がワークに当接するクランプ端であって、
    前記クランプアームの前記クランプ端と反対側の面に、前記供給路に連通するクーラント液の供給口を開口し、
    前記クランプアームの側方固定位置にはクーラント液の供給経路を持ったブロックが設けられ、
    前記クランプアームがアンクランプ状態のとき、クランプアームが前記ブロックと接合して前記供給口と前記供給経路とが連通し、クランプ動作と同時に、クランプアームが前記ブロックから離れて前記供給口と前記供給経路との連通が解除されることを特徴とするワーク取付装置。
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