JP5084431B2 - 加工屑除去装置 - Google Patents

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Description

本発明は、工作機械のテーブルとパレットとの間から加工屑を除去する加工屑除去装置に関する。
一般に、マシニングセンタ、旋盤、研削盤等の工作機械によるワークの加工中は、加工により生じた切粉等の加工屑を除去するために、クーラントや空気等の流体を噴射する。例えば特許文献1に記載の技術(第1の従来技術)では、ワークの加工により生じ、基体の底部に落下した切粉を、底部に配置した複数個のノズルによって順繰りに吹払い搬送して回収箱に回収する切粉処理装置が開示されている。
特にワークを固定するテーブルに加工屑が付着したままであると、ワークの取付け精度の悪化につながる虞があるので、流体の噴射には種々の工夫がなされている。例えばワークを載置したパレットをパレット台(テーブル)に設けられたテーパコーンに係合させるタイプの工作機械では、加工により生じた切屑はパレット台上に堆積する。ここでテーパコーンとパレットとの間に加工屑を噛み込むとパレットの位置決め精度が低下するので、例えば特許文献2に記載の技術(第2の従来技術)には、パレット台の中心を貫通するパイプ内に加工液を流し、パレットとパレット台との間に配置された加工液噴射口から加工液をパレット台上面に放出するテーブル装置が開示されている。
特公平3−75296号公報 特開2003−71678号公報
第1の従来技術では、基体の底部に堆積した切屑を効率よく搬送することができるが、ノズル自体に切屑が堆積又は付着する可能性があり、その場合各ノズルの吹払い性能がいくらか影響を受ける虞がある。また第2の従来技術では、通常の天井シャワークーラントやテラス洗浄クーラントでは洗浄が困難なパレットとパレット台との間を効果的に洗浄することが可能であるが、回転可能なパレット台に加工液用のパイプを取り付けているため、ロータリージョイント等の可動部を考慮した要素が必要となり、全体の構造がやや複雑化するという問題点があった。
本発明は、前述の問題点を解決するためになされたものであり、安価かつ簡易な構造で噴射口への切屑の堆積を抑制しつつ、パレットとテーブルとの間に堆積する切粉等の加工屑を効果的に除去できる加工屑除去装置を提供することを目的とする。
前述の目的を達成するため、本発明によれば、旋回アームを用いてテーブル上のパレットと段取り台上のパレットとを交換するパレット交換装置を備えた工作機械の加工屑除去装置であって、前記工作機械の、ベッドに対して相対移動しない部位に取り付けられ、前記旋回アームの下方投影領域内に収まるように配置された流体噴射口を有し、前記流体噴射口が前記テーブルの上面に向けて流体を噴射するように開口している流体管路と、前記流体管路に流体を供給し、前記流体噴射口から流体を噴射させる流体供給源と、を具備した加工屑除去装置が提供される。これにより、流体噴射口から噴射された流体は、パレットとテーブルとの間を効率的に洗浄する。
また、本発明によれば、前記流体管路は複数の流体噴射口を有し、該流体噴射口の少なくとも1つは、パレットが加工位置に在るときに該パレットを支持するテーブル上面に向けて流体を噴射するように構成された加工屑除去装置が提供される。これにより、パレットが加工位置に在る間に、パレットとテーブルとの間の加工屑を除去することができる。
本発明に係る加工屑除去装置は、流体噴射口から横方向に流体を吐出することによって、テーブルとパレットとの間に堆積する加工屑を効率よく洗浄・除去することができる。また、流体噴射口を旋回アームの下に設けることによって、加工屑が流体噴射口に堆積して目詰まり等を起こすことを防止することができる。また、流体管路は固定部に対して固定され、旋回アームのような可動部には取り付けられないので、ロータリージョイント等の部材を設ける必要はなく、簡易な構造とすることができる。加工屑が旋回アームと流体管路との間に挟まった場合にも、旋回アームが動作することによって加工屑を除去することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る加工屑除去装置を有する工作機械11の側面図であり、図2はその上面図である。本実施の形態における工作機械11は横型のマシニングセンタであり、ベッド13と、ベッド13上に配置されたコラム15とを有し、コラム15には工具17を把持する主軸頭19が支持されている。またベッド13上には、加工すべきワーク21を取り付けたパレット23を載置するテーブル25が配置される。なおコラム15はベッド13上に設けられたガイド27に沿ってX方向(図2参照)に移動可能であり、主軸頭19はコラム15に対してY方向(図1参照)に移動可能であり、テーブル25はベッド13上をZ方向(図2参照)に移動可能に構成される。
ベッド13にはさらに、パレットを自動交換する自動パレット交換装置29が設けられる。自動パレット交換装置29は、段取り台31と、段取り台31とテーブル25との間で上下方向及び旋回方向に移動してパレットを交換する旋回アーム33とを有する。なお図2において旋回アーム33は、後述する加工屑除去装置の明瞭化のために一点鎖線で概略図示している。旋回アーム33は上方からみて略エの字形状、すなわちパレットを保持可能な略コの字形状凹部を2つ備えた形状を有する。従ってパレット23が載置されたテーブル25が図2において右方から左方へ移動し、旋回アーム33が上方へ移動すると、テーブル25上のパレット23は旋回アーム33の右側の凹部35に保持される。パレット23を保持した旋回アーム33は、180度旋回し、下方へ移動して段取り台31にパレット23を受け渡す。一方、このとき旋回アーム33の左側の凹部37にはパレット23と交換される別のパレット39が保持されているので、旋回アーム33が旋回すると代わりにパレット39がテーブル25に受け渡される。
本発明に係る加工屑洗浄装置は、クーラント又は空気を供給する流体供給源41(図2に概略図示)と、流体供給源41に接続される流体管路43と、流体管路43に取り付けられた少なくとも1つの流体噴射口45とを有する。本実施の形態では、テーブル25の上面を効率的に洗浄するために少なくとも2方向から流体を噴射できるように、噴射口45は複数設けられる。流体噴射口45をテーブル25のパレット交換位置のX方向両側に対向して配置すれば、加工屑をベッド13のX方向の中央部に集めることができ、加工屑の回収が容易になる。また、図2に示すように、流体噴射口45をテーブル25のパレット交換位置のX方向両側及びコラム側に向けて3方向を取り囲むように配置すれば、加工屑をテーブル25とコラム15との間に集めることができ、さらに加工屑の回収が容易になる。
図1及び図2に示すように、流体管路43はベッド13に対して相対移動しない部位に固定され、流体噴射口45は旋回アーム33の下方に配置される。詳細には、各噴射口45が旋回アーム33の下方投影領域内に収まるように配置される。さらに、噴射口45への加工屑の堆積を防止するために、各噴射口45は旋回アーム33の下面に近接配置されることが好ましい。具体的には、各噴射口45は旋回アーム33の下面から下方に20〜50mm離れて位置する。本発明は、流体噴射口45が流体管路43に開けられた穴である場合も含む。
なお流体供給源41は、パレット23が旋回アーム33の凹部35内に保持されているパレット交換位置に在るときに、所定時間流体を噴射するように構成されることが好ましい。また図示例のように噴射口45が複数ある場合には、それらのうちの少なくとも1つ(例えば図2において最もコラム寄りの噴射口)は、パレット23が図2に示す加工位置に在るときに、パレット23とテーブル25との間に向けて流体を噴射できるように構成されることが好ましい。このような構成によれば、パレットがパレット交換位置に在るときに加え、加工中にもパレットとテーブルとの間の加工屑を除去することができる。
本発明に係る加工屑除去装置を備えた工作機械の概略側面図である。 図1の工作機械の概略上面図である。
符号の説明
11 工作機械
13 ベッド
15 コラム
17 工具
19 主軸頭
21 ワーク
23、39 パレット
25 テーブル
33 旋回アーム
41 流体供給源
43 流体管路
45 流体噴射口

Claims (2)

  1. 旋回アームを用いてテーブル上のパレットと段取り台上のパレットとを交換するパレット交換装置を備えた工作機械の加工屑除去装置であって、
    前記工作機械の、ベッドに対して相対移動しない部位に取り付けられ、前記旋回アームの下方投影領域内に収まるように配置された流体噴射口を有し、前記流体噴射口が前記テーブルの上面に向けて流体を噴射するように開口している流体管路と、
    前記流体管路に流体を供給し、前記流体噴射口から流体を噴射させる流体供給源と、
    を具備することを特徴とした加工屑除去装置。
  2. 前記流体管路は複数の流体噴射口を有し、該流体噴射口の少なくとも1つは、パレットが加工位置に在るときに該パレットを支持するテーブル上面に向けて流体を噴射するように構成された請求項1に記載の加工屑除去装置。
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