JP5392758B2 - 人工血管の製造方法 - Google Patents
人工血管の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5392758B2 JP5392758B2 JP2009117335A JP2009117335A JP5392758B2 JP 5392758 B2 JP5392758 B2 JP 5392758B2 JP 2009117335 A JP2009117335 A JP 2009117335A JP 2009117335 A JP2009117335 A JP 2009117335A JP 5392758 B2 JP5392758 B2 JP 5392758B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silk
- tubular structure
- silk fibroin
- artificial blood
- blood vessel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Prostheses (AREA)
Description
また、人工血管は、体内に移植する部位によって様々な種類が必要とされる。
再生絹材料の絹を用いた人工血管作製の試みとしては、組紐作製原理により編み込む動作を組み合わせて巻かれ、且つ繭糸相互や混繊維相互が繭糸表面に保有されているセリシンにより膠着されてなる繭糸構造物が知られている(特許文献1)。この繭糸構造物は繭糸相互がセリリンで膠着されることで、実用に耐え得る引っ張り強度になっているが、セリシンはアレルギー反応を引き起こす可能性が高いため、そのリスクを低減する観点からセリシンを除去することが望ましい。また、前記繭糸構造物は柔軟性・弾力性が十分ではなく、切断端もほつれ易いため、生体適合性と術時の要求特性など絹本来の特性を保持しつつもより機能性に優れた人工血管が要望されていた。
そこで、本発明者は更に検討したところ、絹ナノファイバーを収集させる回転電極に樹脂製チューブを被せて用いれば、破れ・解れ等を生じることなく容易に剥離でき、且つ電場に影響を与えないことを見出した。
また、本発明は、上記により得られた管状構造物を、絹フィブロインスポンジでコーティングすることを特徴とする、絹フィブロインスポンジコーティング管状構造物の製造方法を提供するものである。
また、本発明は、絹フィブロインからなる管状構造物を、絹フィブロインスポンジでコーティングすることを特徴とする絹フィブロインスポンジコーティング管状構造物の製造方法を提供するものである。
本発明で用いる絹フィブロイン溶解液は、公知の方法により調製することができ、例えば、繭層や繭糸、生糸などを精練して絹フィブロインを得、これを有機溶媒に溶解して得られる。また、溶解性を高めるため、絹フィブロインを中性塩水溶液に溶解、加熱した後、得られた絹フィブロイン/塩水溶液を脱塩処理して絹水溶液とし、次いで該絹水溶液を有機溶媒に溶解してもよい。
有機溶媒に溶解する絹フィブロイン濃度は、通常3〜20w/v%程度であり、好ましく
は4〜15w/v%である。
絹糸を用いる場合、例えば管状構造物を2層構造とする時は、先ず絹ナノファイバーのみを積層させて内層を形成し、次いで絹糸を巻き付けながら絹ナノファイバーを積層させて中層を形成するのが、細胞の透過性及び走性の確保、引っ張り強度の点から好ましい。また、管状構造物を3層構造とする時は、先ず絹ナノファイバーのみを積層させて内層を形成し、次いで絹糸を巻き付けながら絹ナノファイバーを積層させて中層を形成し、さらに絹ナノファイバーのみを積層させて外層を形成するのが、細胞の透過性及び走性の確保、柔軟性、弾力性並びに引っ張り強度の点から好ましい。
先ず、シリンジ針などの液滴供給部7と絹フィブロイン溶解液6を充填したシリンジ1を接続し、シリンジトラバース及びシリンジポンプ2に取り付ける。樹脂製チューブを被せた回転支持棒3を回転モーター4に接続する。ここで、回転支持棒3とシリンジの間の距離は好ましくは5〜12cmである。一方、液滴供給部7を可変電圧器5の陽極に、電極8を可変電圧器5の陰極に接続する。
絹フィブロイン溶解液の吐出速度、回転支持棒の回転速度を変化させることで、管状構造物の密度や絹ナノファイバーの配向性を任意に設定できる。
あるいは、管状構造物をメタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類へ浸漬してもよく、これにより絹ナノファイバーがゲル化し、管状構造物へ滅菌効果を付加することができる。また、水に不溶となる。
ここで、絹フィブロインスポンジとは、絹フィブロインが不溶化し微細な多孔質構造となったものである。当該絹フィブロインスポンジで管状構造物をコーティングするには、絹水溶液とポリグリコールを含有する溶液に管状構造物を浸漬した後、凍結し、次いでポリグリコールを除去すればよい。当該溶液には、さらにヘパリンなどの抗血栓剤を含有させることもできる。
ここで、ポリアルキレングリコールとしては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド等のアルキレンオキシドを単独重合あるいは共重合したものが挙げられる。なお、ポリアルキレングリコールにおいて、構造の異なったアルキレンオキシドが共重合している場合、オキシアルキレン基の重合形式に特に制限はなく、ランダム共重合体、ブロック共重合体のいずれであってもよい。
次いで、解凍後、純水中に浸漬又は純水で水流することによりポリグリコールが除去され、これにより、管状構造物の内部及び/又は外部が絹フィブロインスポンジによりコーティングされる。
当該絹フィブロインスポンジによるコーティングは、前記と同様に行われる。すなわち、絹水溶液とポリグリコールを含有する溶液に管状構造物を浸漬した後、凍結し、次いでポリグリコールを除去することにより行われる。浸漬処理は前記と同じように行われる。
ここで、絹水溶液及びポリグリコールは前述したものを挙げることができる。
また、管状構造物は、絹フィブロインスポンジでコーティングした後、さらに前記絹水溶液に浸漬してもよい。
家蚕繭を鋏で細かく切断し(約2mm×10mm程度)、定法により精練して、フィブロインを覆うタンパク質(セリシン)やその他脂肪分などを除去した絹フィブロインを得た。セリシンの残留付着物の確認のため、走査型電子顕微鏡観察を行った。測定にはリアルサーフェイスビュー顕微鏡VE-7800(Keyence社製)を用い、カーボンテープでサンプルを固定し、非蒸着にて測定した。加速電圧は、1.3kV、Working distanceは7.3mmで測定した(以下、同じ)。得られた絹フィブロインを図2に示す。
次いで、この絹フィブロインを9M臭化リチウム水溶液に15w/v%となるように溶解した。この水溶液を、セルロース透析膜(VISKASESELES COAP社製 Seamless Cellulose Tubing 36/32)を用いて、3日間純水で透析を行い、塩化リチウムを取り除き、さらに遠心分離にて、溶け残りやゴミなどを除去して絹水溶液とした。この絹水溶液を、絹フィブロイン濃度が4.5w/v%となるようにヘキサフロロイソプロパノール(HFIP)に溶解し、家蚕絹フィブロイン溶解液を得た。
エレクトロスピニング装置はカトウテック社製のものを用いた。ポリテトラフルオロエチレン製チューブ(長さ12cm、内径2mmφ、外径3mmφ、サンプラテック社製)に5mm間隔で1mmφの孔を開け、ステンレス製の回転支持棒(14cm、外径2mmφ)に被せた(一例を図1bに示す)。これを図1aに示すように、エレクトロスピニング装置の回転部に装着した。
一方、上記参考例で得た家蚕絹フィブロイン溶解液をシリンジ(テルモ社製)へ充填し、回転支持棒との距離が9cmとなるように装置へ取り付けた。また、絹糸供給ノズル管口はシリンジ下1〜2cmに固定した。電圧は23kVとした。
回転支持棒を8mm /minの速度で回転させながら、シリンジトラバース速度14cm/min、家蚕絹フィブロイン溶解液吐出速度0.06mm/minで10分間噴射させた。
先ず、絹ナノファイバーのみを収集させて内層を形成した。次いで、絹糸をシリンジトラバース速度2cm/minの条件で同時に巻き付けながら積層させて中層を形成した後、更に絹ナノファイバーのみを積層させて外層を形成した。回転支持棒から分離することで、内径3mmφ家蚕絹人工血管を得た。この際、絹ナノファイバーの破れ・解れ等を生じることなく容易に剥離できた。
乾燥後、50%エタノール水溶液に人工血管を浸漬し絹フィブロインを定着させた後、110℃に設定した乾燥機中にて再度乾燥した。
このようにして得られた3mmφ家蚕絹人工血管は、柔軟で弾力性に富み、任意な方向に切り込んでも切断端には解れが無いものであった。また、3mmφ家蚕絹人工血管の形態観察を走査型電子顕微鏡を用いて行った(図3)。絹ナノファイバーの繊維径は700〜1000μmであった。
家蚕絹フィブロイン溶解液吐出速度0.06mm/minで1時間噴射させた以外は実施例1と同様にして、ポリテトラフルオロエチレン製チューブを被せた回転支持棒の周囲に絹ナノファイバーを収集させて管状に構成した。回転支持棒から分離することで、内径3mmφ家蚕絹人工血管を得た。この際、絹ナノファイバーの破れ・解れ等を生じることなく容易に剥離できた。
次いで、3mmφ家蚕絹人工血管を98%メタノール水溶液へ浸漬した後、110℃に設定した乾燥機中にて再度乾燥した。
このようにして得られた3mmφ家蚕絹人工血管は、柔軟で弾力性に富むものであった。
家蚕絹フィブロイン溶解液吐出速度0.06mm/minで1時間噴射させた以外は実施例1と同様にして、ポリテトラフルオロエチレン製チューブを被せた回転支持棒の周囲に絹ナノファイバーを収集させて管状に構成した。
次いで、管状構造物をポリテトラフルオロエチレン製チューブに被せたまま、98%メタノール溶液へ浸漬した後、風乾した。これを、4w/v%絹水溶液にポリエチレングリコールジグリシジルエーテル(アルドリッヒ社製、以下同じ)を3w/v%となるように混合したコーティング溶液に常圧下で1分間浸漬し、-20℃で1時間静置した。
室温で解凍した後、回転支持棒から分離することで、内径3mmφ家蚕絹人工血管を得た。得られた3mmφ家蚕絹人工血管を水中で3日間浸漬し、110℃に設定した乾燥機中にて乾燥した。
このようにして得られた内径3mmφ家蚕絹人工血管は、柔軟で、特に長軸方向に対し弾力性に富むものであった。
熱可塑性樹脂製芯棒(塩化ビニル製芯棒)に家蚕絹製筒状トーションレース(二渡レース製)を被せて内径2mmφの人工血管を作製した。
次いで、内径2mmφ家蚕絹人工血管を98%メタノール水溶液へ浸漬した後、80℃に設定した乾燥機中にて乾燥した。これを、4w/v%絹水溶液にポリエチレングリコールジグリシジルエーテルを3w/v%となるように混合したコーティング溶液に常圧下で1分間浸漬し、−20℃で1時間放置した。室温で解凍後、水中に3日間浸漬しポリエチレングリコールジグリシジルエーテルを除去して、80℃に設定した乾燥機中にて乾燥した。
このようにして得られた内径2mmφ家蚕絹人工血管は、柔軟で、特に長軸方向に対し弾力性に富むものであった。
ニット編み機は筒網機(KUNO社製)を用いた。21〜27デニールの太さで2〜6本縒り合わせた絹糸を用いて管状の絹布を作製した。熱可塑性樹脂製芯棒(塩化ビニル製芯棒)に絹布を被せて内径3mmφの人工血管を作製した。
次いで、上記参考例で作製した絹水溶液とポリエチレングリコールジグリシジルエーテルを1:1となるように混合したコーティング溶液に、人工血管を-60mmHgの圧力下で1分間減圧浸漬した。浸漬を3回繰り返した後、上記参考例で作製した絹水溶液に浸漬した。絹水溶液中で−20℃で2時間放置した。蒸留水で解凍後、水中に3日間浸漬しポリエチレングリコールジグリシジルエーテルを除去して、80℃に設定した乾燥機中にて乾燥した。
また、作製した人工血管をM05培地に一晩浸漬させ、その一部を加えた同じ培地でV79細胞を培養して細胞の増加を観察したところ、異常は見られず、よって毒性は認められなかった。
実施例5と同様にして作製した絹布を熱可塑性樹脂製芯棒(塩化ビニル製芯棒)に被せて内径3mmφの人工血管を作製した。これをリョウビ社製電動ドリルに固定し、300rpmで回転させつつ金属製ブラシを外壁表面に接触させて起毛の長さが約2cmになるまで起毛させた。芯棒から人工血管を抜き取り、12w/v%マルセル石鹸で洗浄後、純水ですすいで乾燥させた。
次いで、上記参考例で作製した絹水溶液とポリエチレングリコールジグリシジルエーテルを1:1〜3:2となるように混合したコーティング溶液に、人工血管を-60mmHgの圧力下で1分間減圧浸漬した。浸漬を3回繰り返した後、再度芯棒に被せ、元の70%の長さになるまで捻りを加えた。これを上記参考例で作製した絹水溶液に3回減圧浸漬した後、絹水溶液中で−20℃で2時間放置した。蒸留水で解凍後、水中に3日間浸漬しポリエチレングリコールジグリシジルエーテルを除去して、80℃に設定した乾燥機中にて乾燥した。
実施例5と同様にして作製した絹布の両面を、金属製ブラシを接触させて起毛の長さが約2cmになるまで起毛させた。これを熱可塑性樹脂製芯棒(塩化ビニル製芯棒)に被せて内径3mmφの人工血管を作製した。次いで、片方を固定して元の約70%の長さになるまで捻りを加えた。
得られた人工血管を、実施例6と同様にしてコーティング溶液に浸漬した後、さらに絹水溶液に浸漬後−20℃で2時間放置した。蒸留水で解凍後、水中に3日間浸漬しポリエチレングリコールジグリシジルエーテルを除去して、80℃に設定した乾燥機中にて乾燥した。
このようにして得られた内径3mmφ家蚕絹人工血管は、より柔軟で弾力性に富み、特に側面からの血液の漏洩が軽減した。
2 シリンジトラバース及びシリンジポンプ
3 樹脂製チューブを被せた回転支持棒
4 回転モーター
5 可変電圧器
6 絹フィブロイン溶解液
7 液滴供給部
8 電極
9 回転支持棒
10 樹脂製チューブ
11 樹脂製チューブに設けた孔
Claims (6)
- 絹フィブロイン溶解液を用いてエレクトロスピニング法により形成された絹ナノファイバーを、0.1〜5mmφの孔を設けた樹脂製チューブを被せた回転支持棒の周囲に収集させて管状に構成することを特徴とする管状構造物の製造方法。
- 回転支持棒に絹糸を巻き付けながら絹ナノファイバーを収集させる請求項1記載の管状構造物の製造方法。
- 樹脂製チューブが、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリエステル及びフッ素系樹脂から選ばれる熱可塑性樹脂の1種又は2種以上を用いて形成されたものである請求項1又は2記載の管状構造物の製造方法。
- 管状構造物が小口径人工血管である請求項1〜3のいずれか1項記載の管状構造物の製造方法。
- 請求項1〜4のいずれか1項記載の製造方法によって得られた管状構造物を、絹フィブロインスポンジでコーティングすることを特徴とする、絹フィブロインスポンジコーティング管状構造物の製造方法。
- コーティングを、絹水溶液とポリグリコールを含有する溶液に管状構造物を浸漬した後、凍結し、次いでポリグリコールを除去することにより行う請求項5記載の絹フィブロインスポンジコーティング管状構造物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009117335A JP5392758B2 (ja) | 2008-11-14 | 2009-05-14 | 人工血管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008292820 | 2008-11-14 | ||
JP2008292820 | 2008-11-14 | ||
JP2009117335A JP5392758B2 (ja) | 2008-11-14 | 2009-05-14 | 人工血管の製造方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013176485A Division JP5704665B2 (ja) | 2008-11-14 | 2013-08-28 | 人工血管の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010137041A JP2010137041A (ja) | 2010-06-24 |
JP5392758B2 true JP5392758B2 (ja) | 2014-01-22 |
Family
ID=42347663
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009117335A Active JP5392758B2 (ja) | 2008-11-14 | 2009-05-14 | 人工血管の製造方法 |
JP2013176485A Active JP5704665B2 (ja) | 2008-11-14 | 2013-08-28 | 人工血管の製造方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013176485A Active JP5704665B2 (ja) | 2008-11-14 | 2013-08-28 | 人工血管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP5392758B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014050412A (ja) * | 2010-12-28 | 2014-03-20 | Tokyo Univ Of Agriculture & Technology | 人工血管の製造方法 |
JP5062867B2 (ja) * | 2011-02-18 | 2012-10-31 | 福井経編興業株式会社 | 人工血管用ダブルラッシェル編地管とその製造方法 |
CN102212918B (zh) * | 2011-05-30 | 2013-06-26 | 东华大学 | 一种三层机织小口径人造血管及其制备方法 |
EP4052648B1 (en) * | 2011-11-17 | 2025-01-08 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Device for measuring biological signals |
US9554989B2 (en) * | 2012-03-20 | 2017-01-31 | Trustees Of Tufts College | Silk reservoirs for drug delivery |
WO2013172021A1 (ja) * | 2012-05-14 | 2013-11-21 | 福井経編興業株式会社 | 人工血管及びその製造方法 |
JP6405895B2 (ja) * | 2014-04-21 | 2018-10-17 | 日立化成株式会社 | フィブロイン複合体 |
KR101602791B1 (ko) | 2015-10-21 | 2016-03-11 | 대한민국 | 평면견을 이용한 혈관용 패치 및 이의 제조방법 |
KR101812101B1 (ko) | 2016-10-10 | 2017-12-26 | (주)메디파마플랜 | 인공혈관 내부 코팅장치 |
JP2021080573A (ja) * | 2018-01-31 | 2021-05-27 | Spiber株式会社 | タンパク質フィラメントの開繊トウ及びその製造方法 |
EP4008822A4 (en) | 2019-09-06 | 2023-08-09 | Central Glass Co., Ltd. | NONWOVEN FABRIC CONTAINING SILK FIBERS AND METHOD FOR MAKING THE SAME, VULNERARY DRESSING MATERIAL AND METHOD FOR MAKING THE SAME, INDUCED PLURIPOTENT STEM CELL SCAFFOLDING MATERIAL AND METHOD FOR MAKING THE SAME CI, NON-WOVEN FABRIC FOR HEMOCOMPATIBLE MATERIAL AND METHOD FOR MAKING THE SAME, AND HEMOCOMPATIBLE MATERIAL AND METHOD FOR MAKING THE SAME |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57126631A (en) * | 1981-01-30 | 1982-08-06 | Junkosha Co Ltd | Raised continuous porous fluororesin material and its manufacture |
WO1992016166A1 (en) * | 1991-03-25 | 1992-10-01 | Meadox Medical Inc. | Vascular prosthesis |
JPH0841097A (ja) * | 1994-07-28 | 1996-02-13 | Kanebo Ltd | フィブロインスポンジの製造方法 |
US6902932B2 (en) * | 2001-11-16 | 2005-06-07 | Tissue Regeneration, Inc. | Helically organized silk fibroin fiber bundles for matrices in tissue engineering |
JP4344112B2 (ja) * | 2002-03-19 | 2009-10-14 | 泰彦 田畑 | 生体組織様構造体、骨髄幹細胞の培養方法および培養用キット |
JP3840541B2 (ja) * | 2002-11-25 | 2006-11-01 | 独立行政法人農業生物資源研究所 | 医療用基材としての繭糸構造物及びその製造法 |
JP4526851B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2010-08-18 | 明彦 谷岡 | 多糖類のナノスケールの繊維および成形体 |
JP2007154335A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Snt Co | 撥水膜及び撥水膜の製造方法、並びに物品表面に撥水膜を形成する方法及び該方法により得られた物品 |
WO2008004356A1 (fr) * | 2006-07-04 | 2008-01-10 | National University Corporation Tokyo University Of Agriculture And Technology | Composition d'ensimage en solution, procédé de production de fibre de soie régénérée avec ladite composition, et fibre de soie régénérée obtenue par ledit procédé |
JP4541336B2 (ja) * | 2006-09-25 | 2010-09-08 | 独立行政法人科学技術振興機構 | フィブロイン糸を使用した小動脈用人工血管 |
JP2008125683A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Kanazawa Inst Of Technology | カテーテルおよびその製造方法 |
JP2008194301A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Tokyo Univ Of Agriculture & Technology | 多孔質骨再生医療用基材およびその製造方法 |
JP4982887B2 (ja) * | 2007-02-20 | 2012-07-25 | 北海道曹達株式会社 | 神経再生チューブ及びその製造方法 |
JP2008255298A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Kashiro Sangyo Kk | フィブロインスポンジ体及びその製造方法 |
WO2013172021A1 (ja) * | 2012-05-14 | 2013-11-21 | 福井経編興業株式会社 | 人工血管及びその製造方法 |
-
2009
- 2009-05-14 JP JP2009117335A patent/JP5392758B2/ja active Active
-
2013
- 2013-08-28 JP JP2013176485A patent/JP5704665B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014014697A (ja) | 2014-01-30 |
JP5704665B2 (ja) | 2015-04-22 |
JP2010137041A (ja) | 2010-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5392758B2 (ja) | 人工血管の製造方法 | |
JP4496360B2 (ja) | 医療用高分子ナノ・マイクロファイバー | |
US7244272B2 (en) | Vascular prosthesis and method for production thereof | |
US7115220B2 (en) | Vascular prosthesis and method for production thereof | |
CN101214393B (zh) | 纳米纤维组织工程血管及其制备方法 | |
US20180368966A1 (en) | Artificial Graft Devices and Related Systems and Methods | |
TWI374037B (en) | Bio-acceptable conduits and method providing the same | |
JP5392744B2 (ja) | 人工血管及びその製造方法 | |
CN101703796B (zh) | 纳米纤维人工血管修饰内层及制备方法 | |
JP5010854B2 (ja) | 血管再生材料 | |
JP5046651B2 (ja) | 円筒体の製造方法 | |
KR101816286B1 (ko) | 생분해성 고분자 나노 파이버의 배열이 서로 다른 내막과 외막이 연속적으로 연결된 다중막 구조의 튜브형 다공성 스캐폴드 및 이의 제조방법. | |
CN106955373A (zh) | 多层纳米纤维微小口径血管组织工程支架材料及其制备方法 | |
JP4417909B2 (ja) | エラスチン成形体およびその製造法 | |
CN113952075B (zh) | 一种多尺度复合结构仿生小口径人工血管及其制备方法 | |
JP4729293B2 (ja) | 人工心臓弁、再生医療用基材及びその製造方法 | |
US20230338627A1 (en) | A self-cleaning porous layer to minimize thrombus formation on blood contacting devices | |
JP5139749B2 (ja) | 心血管系組織培養用基材の製造方法 | |
CN120228976A (zh) | 双重纤维结构的复合膜及其制备方法和用途 | |
CN118308878A (zh) | 一种两性离子润滑与prp电纺防粘连纤维膜的制备方法 | |
JP2015033555A (ja) | 血管再生基材 | |
JPH07289629A (ja) | ポリエステルエラストマー繊維不織布およびその製造方法 | |
JPH02104365A (ja) | マンドリルグラフトのマンドリル挿入方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120406 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130704 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130709 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130828 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131009 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5392758 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |