JPH07289629A - ポリエステルエラストマー繊維不織布およびその製造方法 - Google Patents

ポリエステルエラストマー繊維不織布およびその製造方法

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JPH07289629A
JPH07289629A JP6091368A JP9136894A JPH07289629A JP H07289629 A JPH07289629 A JP H07289629A JP 6091368 A JP6091368 A JP 6091368A JP 9136894 A JP9136894 A JP 9136894A JP H07289629 A JPH07289629 A JP H07289629A
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JP
Japan
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polyester elastomer
fiber
polyester
spinning
woven fabric
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JP6091368A
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Yuzo Ezaki
祐造 江嵜
Hiroki Obarai
裕樹 小原井
Takashi Kitaoka
孝史 北岡
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Terumo Corp
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Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ポリエステルエラストマーを溶解した紡糸原液
を、高速気体と共に吐出しながら任意の形状を有する受
容体に捕集することにより得られる。 【効果】取扱い性、柔軟性、生体適合性に優れ、人工血
管等の人工代替物等に有効に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエステルエラスト
マー繊維不織布およびその製造方法に関する。更に詳し
くは、取り扱い性、生体適合性に優れた医療用のポリエ
ステルエラストマー繊維不織布およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】多孔質状の医療用材料として、パッチ材
料や人工血管で見られるように、織り編みにより構成さ
れる物や、延伸法、湿式抽出法等により得られる物が開
発されている。しかしながら、高度な取扱い性、生体適
合性が要求される医療具への使用には限界があり、その
用途は限られた一部のみであった。
【0003】熱可塑性樹脂による不織布については、メ
ルトブローン不織布として種々の提案がされている。し
かし、これまで用いられているメルトブローン不織布
は、熱による溶融ポリマー吐出によるため、ポリエステ
ルエラストマー樹脂のように融点の高い樹脂やメルトイ
ンデックスが低い樹脂では適用することができなかっ
た。
【0004】また、静電気的に紡糸する方法として、特
開昭62−133169号公報、特開昭54−1516
75号公報等で種々提案されているが、いずれも糸条の
支持体(成形型)から成形物を離解する時に、支持体と
して導電体を使用するため成形物に固着してしまうため
変形が生じ、複雑な形状物に対しては実用に適さないと
いう問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
生体適合性を有するポリエステルエラストマー繊維の細
繊維からなる不織布と、当該ポリエステルエラストマー
繊維からなる不織布を生産性よく製造する方法を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために鋭意研究を進めた結果、以下の本発
明を見い出した。
【0007】(1)ポリエステルエラストマーを溶媒に
溶解して調製した紡糸原液を、吐出しながら紡糸すると
同時に高速気体によって繊維流とし、当該繊維流を捕集
することにより得られるポリエステルエラストマー繊維
不織布。
【0008】(2)ポリエステルエラストマーを溶媒に
溶解して調製した紡糸原液を、吐出しながら紡糸すると
同時に高速気体によって繊維流とし、当該繊維流をフッ
素樹脂からなる受容体に捕集することにより得られる上
記(1)に記載のポリエステルエラストマー繊維不織
布。
【0009】(3)ポリエステルエラストマーを溶媒に
溶解して調製した紡糸原液を、吐出しながら紡糸すると
同時に高速気体によって繊維流とし、当該繊維流をフッ
素樹脂からなる円筒状の受容体の表面に捕集し、捕集終
了後に当該フッ素樹脂からなる円筒状の受容体を抜き取
ることにより得られる上記(1)乃至(2)に記載のポ
リエステルエラストマー繊維不織布からなる管状体。
【0010】(4)ポリエステルエラストマーを溶媒に
溶解して調製した紡糸原液を、吐出しながら紡糸すると
同時に高速気体によって繊維流とし、当該繊維流を捕集
することを特徴とするポリエステルエラストマー繊維不
織布の製造方法。
【0011】(5)前記繊維流をフッ素樹脂からなる受
容体に捕集することを特徴とする上記(4)に記載のポ
リエステルエラストマー繊維不織布の製造方法。
【0012】(6)前記フッ素樹脂からなる受容体が円
筒状であり、前記繊維流を前記フッ素樹脂からなる受容
体の表面に捕集後、前記フッ素樹脂からなる受容体を抜
き取ることにより管状構造を有するポリエステルエラス
トマー繊維不織布が得られることを特徴とする上記
(4)乃至(5)に記載のポリエステルエラストマー繊
維不織布の製造方法。
【0013】本発明のポリエステルエラストマー繊維不
織布を構成するポリエステルエラストマー樹脂は、ハー
ド成分が芳香族ポリエステルから構成され、ソフト成分
に脂肪族ポリエーテルあるいは脂肪族ポリエステルのコ
ポリマーが使用されたポリエステル−ポリエーテルブロ
ック共重合体、ポリエステル−ポリエステル共重合体な
どが挙げられる。
【0014】上記ポリエステル−ポリエーテルブロック
共重合体としては、ハードセグメントがポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレンテレフタレートとポリエチ
レンイソフタレートとからなる共重合体、ポリ(1,4
−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)等の芳香
族ポリエステル、ソフトセグメントがポリエチレングリ
コールなどの脂肪族ポリエーテルよりなるものが挙げら
れ、具体的にはペルプレン−P−タイプ[Pelprene-P-t
ype](東洋紡績株式会社製)、アーニテル[Arnitel]
E,P(アクゾ[Akzo]社製)などが挙げられる。
【0015】また、上記ポリエステル−ポリエステル共
重合体としては、ハードセグメントがポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレ
ンイソフタレートとからなる共重合体、ポリ(1,4−
シクロヘキサンジメチレンテレフタレ−ト)等の芳香族
ポリエステル、ソフトセグメントがセバケートなどの脂
肪族ポリエステルからなるものが挙げられ、具体的には
ペルプレン−S−タイプ[Pelprene-S-type](東洋紡
績株式会社製)などが挙げられる。
【0016】本発明のポリエステルエラストマー繊維不
織布は上述したポリエステルエラストマー樹脂を溶媒に
溶解した紡糸原液を、紡糸装置の紡糸孔から吐出すると
同時に、紡糸孔に隣接した気体吐出孔から高速の気体を
噴出して繊維流とし、所定の形状に捕集することにより
得られる。また、捕集する際に支持体を使用して所定の
形状を形成し、捕集後に目的とする形状のまま支持体か
ら解離することにより複雑な形状の不織布を得ることが
できる。静電気的な紡糸法の成形後の支持体からの解離
について、本発明の製造法により容易に解決できる。
【0017】本発明においてポリエステルエラストマー
樹脂を溶解し紡糸原液とする溶媒には、クロロホルム、
塩化メチレン等が挙げられる。
【0018】本発明においてポリエステルエラストマー
繊維の太さは特に限定しないが、生体適合性を良くする
ことから0.1〜100μm、好ましくは5〜20μmが
良い。
【0019】本発明の不織布の多孔質性としては特に限
定はしないが、平均孔径として1〜100μm、好まし
くは5〜50μmが良く、透水率としては10〜100
00ml/min/cm2(120mmHg)、好ましくは50〜50
00ml/min/cm2(120mmHg)、より好ましくは500
〜4000ml/min/cm2(120mmHg)が良い。
【0020】本発明において気流の強さは繊維の太さに
よりことなるが、生体適合性を良くするため繊維同士が
できるだけ不規則に合わさることが好ましく、所定の形
状に成形できる範囲内で可能な限り強くすることが好ま
しい。
【0021】本発明において紡糸する装置は何ら限定す
る物ではなく、所望の太さの繊維が吐出できる物であれ
ば良い。高速気体を吐出する装置も何ら限定する物では
なく、繊維を所定の形状に形成するのに必要な強さの気
流を発生できる物であれば良い。またこれらの紡糸装置
と高速気体を吐出する装置は一体化された装置を用いて
も良い。具体的には、一体化されている装置としてエア
ーブラシ(オリンポマ(株)社製)やスプレーガン(岩
田塗装機(株)社製)などが挙げられる。
【0022】本発明において吐出されたポリエステルエ
ラストマー繊維を捕集して不織布を所望の形状に成形す
る受容体は何ら限定される物ではなく、例えば不織布を
シート状に成形したい場合には平板を用いて、該平板上
にポリエステルエラストマー繊維を吐出し捕集させ、捕
集後該平板より解離させれば良い。また、不織布を管状
体に成形したい場合には円筒状の棒体を用い、ポリエス
テルエラストマー繊維を該棒体に巻き付ける様に吐出し
捕集させ、捕集後該棒体を抜き取れば良い。
【0023】本発明において受容体の材質は、フッ素樹
脂、例えばポリテトラフルオロエチレン等を用いること
が好ましい。
【0024】ポリエステルエラストマー樹脂は一般には
繊維以外のシート状物に成形される場合には良好な成形
性を有しているが、繊維化しようとする場合にはガラス
転移点が高くしかも結晶化しにくいため、溶融紡糸はあ
る程度可能であるが、延伸性が劣るため良好な細い繊維
は得られない。
【0025】それに対し、ポリエステルエラストマー樹
脂を本発明の方法を用いれば、繊維化は溶融状態下に高
速気体の流れと溶媒の希撥性によって極めて短時間の紡
糸によってなされるため、容易に繊維化でき不織布とす
ることができる。さらにこれを捕集し、場合によってそ
の後、溶媒あるいはその蒸気による溶着、熱による融着
等目付け処理を必要に応じて行うことにより、繊維に捲
縮を付与したり、カーディング等の工程を全く必要とせ
ずに不織布とすることが可能である。
【0026】このようにして得られた本発明のポリエス
テルエラストマー繊維からなる不織布は、細繊維化によ
り柔軟化され、実質的に繊維同士が目付け処理により融
着して堆積したウェブから構成されることよりほつれる
ことがなく、取扱い性、生体適合性が向上する。また、
多孔化が達成されるため、ポリエステルエラストマー樹
脂が本来有している生体適合性に加え、さらにその効果
を高めることが可能となる。
【0027】本発明のポリエステルエラストマー繊維か
らなる不織布は、管状体に成形することにより人工血管
などの人工器官物に使用できる。また、シート状に成形
することによりパッチ、フィルター、生体適合性膜など
に使用できる。
【0028】
【実施例】次に実施例を示し本発明をさらに具体的に説
明するが、本発明は以下の実施例によって限定されるも
のではない。
【0029】(実施例1)硬度82D(ASTM D2
240)、結晶融点172℃、メルトインデックス10
(230℃)のポリエステルエラストマー(ペルプレン
90H 東洋紡績社製)を濃度が15%となるようにク
ロロホルムに溶解した。溶解は常温で約2時間撹拌しな
がら行った。このようにして調製した紡糸原液を、紡糸
装置(エアーブラシ[オリンポス(株)製]、エアー圧
1.5〜2.0kgf/cm2)の紡糸口金から高速エアーと共
にテフロン平板上に吐出し、シート状に成形した後クロ
ロホルム蒸気によって目付けを行い不織布を得た。得ら
れた不織布の繊維の太さは15〜20μm、平均孔径8
0μm、透水率は1800ml/min/cm2(120mmHg)で
あった。
【0030】(試験例1)実施例1で得られた不織布を
家兎の皮下に埋植し、1カ月後に取り出し生体適合性に
ついて観察したところ、良好に器質化されており優れた
組織修復性を有していることが確認された。
【0031】(実施例2)実施例1で使用したポリエス
テルエラストマー樹脂を使用し、実施例1と同様に紡糸
装置を用い、内径5mm長さ20cmのテフロンロッドに
厚さ0.8mmとなるまでポリエステルエラストマー繊維
を巻き付け、テフロンロッドを抜き取ることにより管状
の不織布を得た。
【0032】(試験例2)実施例2で得られた管状の不
織布を、エチレンオキサイドガス滅菌した後動物実験を
行った。すなわち犬を麻酔した後、頚動脈に管状の不織
布を吻合置換した。管状の不織布は柔軟性があることや
ほつれがないことより、吻合が容易に行えた。また1ヶ
月後に取り出しその生体適合性について調べた。その結
果、良好に血流は保持され、組織修復性も良好であった
ことより、管状の不織布は血液適合性、組織修復性等の
生体適合性が優れていることが確認できた。
【0033】(比較例)実施例1で用いた樹脂を用い
て、ホットメルトアプリケーター(HMA−09,岩田
塗装機工業(株))及びガンシステム(HMG19−U
F,岩田塗装機工業(株))にて不織布の作製を試み
た。樹脂温度220℃、加圧圧力6.0kgf/cm2の条件下
で吐出したところ、樹脂粘度が高すぎ吐出が不可能で不
織布を作製することができなかった。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によりポリ
エステルエラストマー繊維からなる不織布が得られる。
本発明のポリエステルエラストマー繊維からなる不織布
は、ポリエステルエラストマーを溶媒に溶解して調製し
た紡糸原液を、紡糸孔より高速気体により繊維流として
吐出しながら紡糸して得られるため、ポリエステルエラ
ストマー樹脂の生体適合性を有しながら、取扱い性、柔
軟性に優れ、さらに得られた糸条を任意の形状を有する
支持体に捕集することにより容易に所望の形状に成形で
きる。
【0035】また、本発明のポリエステルエラストマー
繊維からなる不織布から作製された医療具は、取扱い
性、柔軟性、生体適合性に優れ、人工血管等の人工代替
物等に有効に使用できる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエステルエラストマーを溶媒に溶解し
    て調製した紡糸原液を、吐出しながら紡糸すると同時に
    高速気体によって繊維流とし、当該繊維流を捕集するこ
    とにより得られるポリエステルエラストマー繊維不織
    布。
  2. 【請求項2】ポリエステルエラストマーを溶媒に溶解し
    て調製した紡糸原液を、吐出しながら紡糸すると同時に
    高速気体によって繊維流とし、当該繊維流をフッ素樹脂
    からなる受容体に捕集することにより得られる請求項1
    に記載のポリエステルエラストマー繊維不織布。
  3. 【請求項3】ポリエステルエラストマーを溶媒に溶解し
    て調製した紡糸原液を、吐出しながら紡糸すると同時に
    高速気体によって繊維流とし、当該繊維流をフッ素樹脂
    からなる円筒状の受容体の表面に捕集し、捕集終了後に
    当該フッ素樹脂からなる円筒状の受容体を抜き取ること
    により得られる請求項1乃至2に記載のポリエステルエ
    ラストマー繊維不織布からなる管状体。
  4. 【請求項4】ポリエステルエラストマーを溶媒に溶解し
    て調製した紡糸原液を、吐出しながら紡糸すると同時に
    高速気体によって繊維流とし、当該繊維流を捕集するこ
    とを特徴とするポリエステルエラストマー繊維不織布の
    製造方法。
  5. 【請求項5】前記繊維流をフッ素樹脂からなる受容体に
    捕集することを特徴とする請求項4に記載のポリエステ
    ルエラストマー繊維不織布の製造方法。
  6. 【請求項6】前記フッ素樹脂からなる受容体が円筒状で
    あり、前記繊維流を前記フッ素樹脂からなる受容体の表
    面に捕集後、前記フッ素樹脂からなる受容体を抜き取る
    ことにより管状構造を有するポリエステルエラストマー
    繊維不織布が得られることを特徴とする請求項4乃至5
    に記載のポリエステルエラストマー繊維不織布の製造方
    法。
  7. 【請求項7】請求項3記載のポリエステルエラストマー
    繊維不織布からなる管状体からなることを特徴とする人
    工血管。
JP6091368A 1994-04-28 1994-04-28 ポリエステルエラストマー繊維不織布およびその製造方法 Pending JPH07289629A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6475618B1 (en) 2001-03-21 2002-11-05 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Compositions for enhanced thermal bonding
EP3916054A1 (en) * 2020-05-27 2021-12-01 Taiwan Textile Federation, R.O.C. Method of preparing polyester elastomer meltblown nonwoven fabric membrane with high bonding strength

Cited By (3)

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US6475618B1 (en) 2001-03-21 2002-11-05 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Compositions for enhanced thermal bonding
US6946195B2 (en) 2001-03-21 2005-09-20 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Compositions for enhanced thermal bonding
EP3916054A1 (en) * 2020-05-27 2021-12-01 Taiwan Textile Federation, R.O.C. Method of preparing polyester elastomer meltblown nonwoven fabric membrane with high bonding strength

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