JP5391898B2 - 遊技球計数装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技場で利用される遊技球の数を計数する遊技球計数装置に関する。
遊技機が設置された遊技場においては、遊技に使用された遊技球(以降、遊技球を単に球ともいう)を回収して、この球を繰り返し使用可能とするための球循環系が構築されている。
この球循環系のうちで、球を回収する部分は、例えば、複数の遊技機が設置される遊技機島毎に設置される回収樋と、遊技機毎に設置されるアウト球収容器とから構成されている。そしてアウト球収容器は、遊技機毎に遊技盤上に打ち出された球(アウト球)を回収して、回収した球を更に回収樋へ誘導する。
また球循環系のうちで、球を遊技機に補給する部分は、例えば、遊技機島における長手方向の中央に設置され、遊技機から回収した球を遊技機島の上部へ揚送する揚送機と、遊技機島の上部に設置され、揚送機により揚送された球を各遊技機に補給するための補給樋とから構成されている。補給樋は、遊技機島の中央から端部へ向かって一直線状に下方に傾斜して延設されている。また補給樋の側壁部には、球を補給樋から分離して遊技機へ案内する分離シュートが遊技機毎に設けられている。すなわち、揚送機により揚送された球は、補給樋の傾斜方向に沿って自然流下し、流下途中において分離シュートにより補給樋から分離されることによって、各遊技機に補給される
このように構成された球循環系においては、遊技機から排出された遊技球の数を遊技機毎に計数するためにアウト球収容器毎に遊技球計数装置が取り付けられるとともに、遊技機に補給された遊技球の数を遊技機毎に計数するために分離シュート毎に遊技球計数装置が取り付けられる。
このようにアウト球収容器および分離シュートに取り付けられる遊技球計数装置として、遊技球通路を遊技球が所定数(例えば10個)通過した場合にパルス信号を1回出力するように構成されたものがある。
そして、このような遊技球計数装置として、一端が軸支されるとともに他端に磁石が取り付けられて遊技球が所定数通過する毎に1回転する振り子状部材と、振り子状部材の近傍に設置されて、振り子状部材が1回転する毎に、振り子状部材に取り付けられた磁石の接近を検出するリードスイッチとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−223129号公報
しかし、特許文献1に記載の遊技球計数装置では、振り子状部材が、リードスイッチ近傍で、遊技球が所定数通過する時間より十分短い振動周期で振動する状況になると、短時間で多数のパルス信号を出力するチャタリングが発生し、遊技球数を正確に計数することができなくなるという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものであり、遊技球数の誤計数を低減する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、1個の遊技球が通過するごとに1歯分のみ回転するように構成された歯車と、予め設けられた回転軸を中心に回転し、回転軸から予め設定された所定設置距離離れた位置に第1磁気部材が設置された振り子状部材と、歯車の回転に同期して、振り子状部材の移動経路に沿って回転する当接部材と、第1磁気部材が回転軸の真上に位置する状態を磁気真上状態とし、第1磁気部材が回転軸の真上に位置する状態を磁気真下状態として、振り子状部材が磁気真上状態から磁気真下状態へ回転するときの第1磁気部材の移動経路の近傍の予め設定された第1検出部設置位置に設けられ、第1磁気部材の接近を検出する第1磁気検出部と、遊技球の通過により歯車が回転するときの向きを歯車回転向きとして、歯車回転向きと同じ向きで第1磁気検出部から遠ざかるときの振り子状部材の移動を許可するとともに、歯車回転向きと反対の向きで第1磁気検出部に近付くときの振り子状部材の移動による第1磁気検出部への接近制限する移動制限手段とを備えることを特徴とする遊技球計数装置である。
このように構成された遊技球計数装置では、歯車が、1個の遊技球が通過するごとに1歯分のみ回転する。したがって歯車は、歯車に形成された歯谷部の数分の遊技球が遊技球通路を通過した場合に1回転する。
また振り子状部材は、予め設けられた回転軸を中心に回転するとともに、回転軸から予め設定された所定設置距離離れた位置に第1磁気部材が設置される。また当接部材が、歯車の回転に同期して、振り子状部材の移動経路に沿って回転する。
これにより、当接部材と振り子状部材とが当接している間、歯車と振り子状部材は互いに同期して回転する。このように歯車と振り子状部材とが同期して回転することができるのは、振り子状部材が磁気真下状態から磁気真上状態に移行するまでの期間である。すなわち、振り子状部材が磁気真上状態になると、それ以降は、当接部材と振り子状部材との当接が解除される。そして振り子状部材は、振り子状部材に設置された第1磁気部材の重量により、歯車が一回転する毎に1回、磁気真上状態から磁気真下状態へ向けて、回転軸を中心に回転する。
そして、第1磁気部材の接近を検出する第1磁気検出部は、振り子状部材が磁気真上状態から磁気真下状態へ回転するときの第1磁気部材の移動経路の近傍の予め設定された第1検出部設置位置に設けられている。
したがって第1磁気検出部は、歯車が一回転する毎に1回、第1磁気部材の接近を検出することができる。つまり、第1磁気検出部は、歯車に形成された歯谷部の数分の遊技球が遊技球通路を通過する毎に、第1磁気部材の接近を検出することができる。
但し、第1磁気部材が回転軸の真下に位置する状態(磁気真下状態)を振動中心として振り子状部材が振動する場合には、第1磁気部材が第1磁気検出部に、歯車が一回転する周期よりも短い周期で接近して、短時間で第1磁気部材の接近を多数検出してしまう誤検出が発生するおそれがある。
しかし、請求項1に記載の発明では、移動制限手段が、歯車回転向きと同じ向きで第1磁気検出部から遠ざかるときの振り子状部材の移動を許可するとともに、歯車回転向きと反対の向きで第1磁気検出部に近付くときの振り子状部材による第1磁気検出部への接近制限する。
このため、振り子状部材が、歯車が一回転する毎に1回、磁気真上状態から磁気真下状態へ向けて、回転軸を中心に回転する場合には、その移動を許可するのに対して、磁気真下状態を振動中心として振り子状部材が振動する場合には、第1磁気部材の第1磁気検出部への接近を阻止することができる。
したがって、請求項1に記載の遊技球計数装置によれば、短時間で第1磁気部材の接近を多数検出してしまう誤検出の発生を抑制し、遊技球数の誤計数を低減することができる。
また、請求項2に記載の発明は、1個の遊技球が通過するごとに1歯分のみ回転するように構成された歯車と、予め設けられた回転軸を中心に回転し、回転軸から予め設定された所定設置距離離れた位置に第1磁気部材が設置された振り子状部材と、歯車の回転に同期して、振り子状部材の移動経路に沿って回転する当接部材と、第1磁気部材が回転軸の真上に位置する状態を磁気真上状態とし、第1磁気部材が回転軸の真下に位置する状態を磁気真下状態として、振り子状部材が磁気真上状態から磁気真下状態へ回転するときの第1磁気部材の移動経路の近傍の予め設定された第1検出部設置位置に設けられ、第1磁気部材の接近を検出する第1磁気検出部と、振り子状部材が磁気真下状態から磁気真上状態へ回転するときの第1磁気部材の移動経路の近傍の予め設定された第1磁気部材設置位置に設けられ、接近する第1磁気部材を吸着可能な第2磁気部材と、遊技球の通過により歯車が回転するときの向きを歯車回転向きとして、歯車回転向きと反対の向きで第1磁気部材が第1磁気部材設置位置から第1検出部設置位置へ向けて移動する経路の近傍の予め設定された第2磁気部材設置位置に設けられ、接近する第1磁気部材を吸着可能な第3磁気部材とを備えることを特徴とする遊技球計数装置である。
このように構成された遊技球計数装置では、請求項1に記載の遊技球計数装置と同様に歯車と振り子状部材と当接部材と第1磁気検出部とを備えているため、歯車に形成された歯谷部の数分の遊技球が遊技球通路を通過する毎に、第1磁気部材の接近を検出することができる。
さらに、請求項2に記載の遊技球計数装置では、接近する第1磁気部材を吸着可能な第2磁気部材が、振り子状部材が磁気真下状態から磁気真上状態へ回転するときの第1磁気部材の移動経路の近傍の予め設定された第1磁気部材設置位置に設けられている。
このため、振り子状部材が、振り子状部材に設置された第1磁気部材の重量により、歯車が一回転する毎に1回、磁気真上状態から磁気真下状態へ向けて、回転軸を中心に回転して、さらに、磁気真下状態から磁気真上状態へ振り子状部材が回転するときの第1磁気部材の移動経路の近傍の第1磁気部材設置位置に到達すると、第1磁気部材が第2磁気部材に吸着されて、この状態で振り子状部材の回転が停止する。
なお、この回転停止状態に振り子状部材がなっているときに、歯車の回転に同期して移動する当接部材が振り子状部材に当接すると、第1磁気部材と第2磁気部材との吸着が解除されて、再度、歯車と振り子状部材とが同期して回転する。
但し、この回転停止状態に振り子状部材がなっているときに、遊技球計数装置に何らかの外力が作用して第1磁気部材と第2磁気部材との吸着が解除されてしまうと、磁気真下状態を振動中心として振り子状部材が振動するようになり、第1磁気部材が第1磁気検出部に、歯車が一回転する周期よりも短い周期で接近して、短時間で第1磁気部材の接近を多数検出してしまう誤検出が発生するおそれがある。
しかし、請求項2に記載の発明では、接近する第1磁気部材を吸着可能な第3磁気部材が、歯車回転向きと反対の向きで第1磁気部材が第1磁気部材設置位置から第1検出部設置位置へ向けて移動する経路の近傍の予め設定された第2磁気部材設置位置に設けられている。
このため、第1磁気部材と第2磁気部材との吸着が解除されて、振り子状部材が第2磁気部材より下方に向けて回転した場合でも、振り子状部材が第2磁気部材設置位置に到達すると、第1磁気部材が第3磁気部材に吸着されて、この状態で振り子状部材の回転が停止する。すなわち、第1磁気部材と第2磁気部材との吸着が解除されてしまった場合でも、磁気真下状態を振動中心として振り子状部材が振動する状況の発生を抑制することができる。
したがって、請求項2に記載の遊技球計数装置によれば、短時間で第1磁気部材の接近を多数検出してしまう誤検出の発生を抑制し、遊技球数の誤計数を低減することができる。
また、請求項2に記載の遊技球計数装置においては、請求項3に記載のように、第1磁気部材設置位置は、第2磁気部材設置位置よりも、第1磁気部材の移動経路に近接して設定されるようにしてもよい。
このように構成された遊技球計数装置では、第3磁気部材が、第2磁気部材よりも、第1磁気部材の移動経路から外れた位置に設置されているので、振り子状部材が第2磁気部材の設置位置(第1磁気部材設置位置)へ向けて移動する回転を阻害することを抑制できる。
また、請求項1〜請求項3の何れかに記載の遊技球計数装置においては、請求項4に記載のように、振り子状部材が回転するときの第1磁気部材の移動経路の近傍で第1検出部設置位置と異なるように設定された第2検出部設置位置に設けられ、第1磁気部材の接近を検出する第2磁気検出部と、第1磁気部材の接近を第1磁気検出部が検出したタイミングと、第1磁気部材の接近を第2磁気検出部が検出したタイミングとの間の順序が、予め設定された所定検出順である場合に、第1磁気部材の接近を検出した旨を示す信号を出力する第1信号出力手段とを備えるようにしてもよい。
このように構成された遊技球計数装置では、第1磁気部材の接近を検出する第2磁気検出部が、振り子状部材が回転するときの第1磁気部材の移動経路の近傍で第1検出部設置位置と異なるように設定された第2検出部設置位置に設けられる。そして第1信号出力手段が、第1磁気部材の接近を第1磁気検出部が検出したタイミングと、第1磁気部材の接近を第2磁気検出部が検出したタイミングとの間の順序が、予め設定された所定検出順である場合に、第1磁気部材の接近を検出した旨を示す信号を出力する。
すなわち、磁気真上状態から磁気真下状態へ振り子状部材が回転する場合と、磁気真下状態から磁気真上状態へ振り子状部材が回転する場合とでは、第1磁気部材の接近を第1磁気検出部が検出したタイミングと、第1磁気部材の接近を第2磁気検出部が検出したタイミングとの間の順序が逆になる。このため、磁気真下状態を振動中心として振り子状部材が振動することにより、第1磁気部材が第1磁気検出部および第2磁気検出部に接近する場合を除外することができる。
したがって、請求項4に記載の遊技球計数装置によれば、短時間で第1磁気部材の接近を多数検出してしまう誤検出の発生を抑制し、遊技球数の誤計数をさらに低減することができる。
また、請求項1〜請求項3の何れかに記載の遊技球計数装置においては、請求項5に記載のように、振り子状部材が回転するときの第1磁気部材の移動経路の近傍で、第1磁気検出部よりも先に第1磁気部材の接近を検出可能に設定された第3検出部設置位置に設けられ、第1磁気部材の接近を検出する第3磁気検出部と、第1磁気検出部と第3磁気検出部が同時に第1磁気部材の接近を検出した場合に、第1磁気部材の接近を検出した旨を示す信号を出力する第2信号出力手段とを備えるようにしてもよい。
このように構成された遊技球計数装置では、第1磁気部材の接近を検出する第3磁気検出部が、振り子状部材が回転するときの第1磁気部材の移動経路の近傍で、第1磁気検出部よりも先に第1磁気部材の接近を検出可能に設定された第3検出部設置位置に設けられる。そして第2信号出力手段が、第1磁気検出部と第3磁気検出部が同時に第1磁気部材の接近を検出した場合に、第1磁気部材の接近を検出した旨を示す信号を出力する。
すなわち、第1磁気検出部のみが設置されている場合と比較して、第1磁気部材の接近を検出できる検出範囲を、第1磁気部材が回転軸の真上ある位置の近傍に制限することができる。このため、磁気真下状態を振動中心として振り子状部材が振動することにより、第1磁気部材の接近を検出してしまう状況の発生を抑制することができる。
したがって、請求項5に記載の遊技球計数装置によれば、短時間で第1磁気部材の接近を多数検出してしまう誤検出の発生を抑制し、遊技球数の誤計数をさらに低減することができる。
第1実施形態の遊技球計数装置1の内部構成を示す平面図である。 第1実施形態の遊技球計数装置1の動作を示す第1の平面図である。 第1実施形態の遊技球計数装置1の動作を示す第2の平面図である。 第1実施形態の遊技球計数装置1の動作を示す第3の平面図である。 遊技機島100の内部構成を示す平面図である。 第2実施形態の遊技球計数装置1の内部構成を示す平面図である。 第2実施形態の遊技球計数装置1の動作を示す第1の平面図である。 第2実施形態の遊技球計数装置1の動作を示す第2の平面図である。 第3実施形態の遊技球計数装置1の内部構成を示す平面図である。 第3実施形態の遊技球計数装置1の電気的構成を示すブロック図である。 第4実施形態の遊技球計数装置1の内部構成を示す平面図である。 第4実施形態の遊技球計数装置1の電気的構成を示す回路図である。 第4実施形態の遊技球計数装置1の信号出力タイミングを説明する図である。
(第1実施形態)
以下に本発明の第1実施形態を図面とともに説明する。
図1は第1実施形態の遊技球計数装置1の内部構成を示す平面図、図2〜4は遊技球計数装置1の動作を示す平面図、図5は遊技機島100の内部構成を示す平面図である。
本実施形態の遊技球計数装置1は、図1に示すように、遊技球を1個ずつ通過させる遊技球通路2と、遊技球通路2を通過する遊技球を計数する計数部3とから構成される。
これらのうち遊技球通路2は、遊技球が1個のみ通過可能な開口部11が形成された中空筒形状に形成されている。さらに遊技球通路2は、遊技球通路2を構成する側壁12のうち、計数部3と接触している部分の一部に開口部13が形成されており、遊技球通路2を通過する遊技球が計数部3の一部分と接触可能となっている。
次に計数部3は、筺体20と、歯車21と、歯車回転制限部22と、振り子23と、リードスイッチ24と、回転超過防止部25と、振り子移動制限部26とから構成されている。
これらのうち筺体20は、遊技球通路2の側壁12の開口部13に隣接して配置されており、遊技球通路2の開口部13と対向する部分が開口されている。そして筺体20は、その内部に、歯車21、歯車回転制限部22、振り子23、リードスイッチ24、回転超過防止部25、および振り子移動制限部26を収容する。
また歯車21は、遊技球を1個のみ嵌合可能な歯谷部31が外周に沿って複数(本実施形態では10個)形成されて、回転軸30を中心に回転可能に筺体20に軸支されている。さらに歯車21には、複数(本実施形態では10個)の歯山部32が形成されており、歯車21は、1個の歯山部32が、開口部13を介して、遊技球通路2内に突出するように配置される。これにより、遊技球通路2内を遊技球が1個通過する毎に、この遊技球が歯山部32に衝突し、歯車21が回転する。
また歯車回転制限部22は、一端に錘41が取り付けられた振り子状部材であり、回転軸40を中心に回転可能に筺体20に軸支されている。また錘41は、歯車21の歯谷部31と嵌合可能な形状であり、歯車回転制限部22は、歯車21の上方において、錘41と歯車21の歯谷部31とが嵌合可能な位置に配置されている。このため、歯車回転制限部22の錘41と歯車21の歯谷部31とが嵌合している状態では、回転力が作用していない歯車21が回転するのを防止する。そして、遊技球通路2内を通過する遊技球が歯山部32に衝突すると、歯車21に回転力が作用し、錘41と歯車21の歯谷部31との嵌合が解除されて、歯車21が回転する。その後、隣の歯谷部31と錘41とが嵌合すると歯車21の回転が停止する。これにより、遊技球通路2を1個の遊技球が通過するごとに、歯車21が1歯分のみ回転する。
また振り子23は、一端に磁石51が取り付けられた振り子状部材であり、回転軸30を中心に回転可能に筺体20に軸支されている。
なお歯車21は、歯車21を挟んで振り子23が配置されている側の面上から突出する突起35を備える。さらに振り子23は、突起35の移動経路上に位置する突起55を備える。このため、歯車21の突起35は、歯車21が1回転する間に1回、振り子23の突起55と、突起35の回転方向から当接する。そして、突起35と突起55とが当接している間、歯車21と振り子23は互いに同期して回転する。
またリードスイッチ24は、外部から磁界が作用すると導通状態になりパルス信号を出力するものである。そしてリードスイッチ24は、歯車21を挟んで振り子23が配置されていない側に配置されている。さらにリードスイッチ24は、磁石51の移動経路R1のうち、磁石51が回転軸30の真上にある位置P1から真下にある位置P2へ回転移動するまでの移動経路R11の近傍に配置される。
また回転超過防止部25は、磁石である。そして回転超過防止部25は、歯車21と筺体20との間で挟まれた領域に配置される。さらに回転超過防止部25は、磁石51の移動経路R1のうち、磁石51が回転軸30の真下にある位置P2から真上にある位置P1へ回転移動するまでの移動経路R12の近傍に配置される。
また振り子移動制限部26は、回転軸60に軸支された回転中心部61と、回転中心部61から延設された腕状部62と、回転中心部61を挟んで腕状部62の反対側に設置される錘部63と、錘部63の回転を阻止する回転阻止部64とから構成される。したがって、回転中心部61、腕状部62、および錘部63は回転軸60を中心に一体に回転可能に構成されている。以下、回転中心部61、腕状部62、および錘部63をまとめて回転部65という
なお錘部63は、腕状部62より重量が大きい。このため、腕状部62および錘部63に回転力が作用していないときには、回転部65は、回転中心部61の上に腕状部62が、回転中心部61の下に錘部63が配置された状態になっている。
そして振り子移動制限部26は、歯車21の下方に配置される。さらに振り子移動制限部26は、回転部65がその回転を停止している状態において、腕状部62が振り子23の突起55の移動経路R2上に位置するように配置される。
また回転阻止部64は、回転部65の回転停止状態から、回転部65が歯車21と同じ回転方向で回転することを阻止できるように配置される。すなわち、回転阻止部64は、回転部65を挟んでリードスイッチ24が配置されていない側において、回転停止状態における回転部65の錘部63と対向するように配置される。
そして遊技球計数装置1は、図5に示すように、遊技機島100内において、遊技機から排出される遊技球を遊技機毎に回収するアウト球収容器110と、揚送機120により揚送された球を各遊技機に補給するための分離シュート130に取り付けられる。
このように構成された遊技球計数装置1では、遊技球を1個のみ嵌合可能な歯谷部31が外周に沿って複数形成された歯車21が、遊技球を1個ずつ通過可能に形成された遊技球通路2を1個の遊技球が通過するごとに、1個の遊技球が歯谷部31に嵌合しながら移動することにより1歯分のみ回転する。したがって歯車21は、歯車21に形成された歯谷部31の数分の遊技球が遊技球通路2を通過した場合に1回転する。
また振り子23は、予め設けられた回転軸30を中心に回転するとともに、回転軸30から予め設定された所定設置距離(図1の距離D1を参照)離れた位置に磁石51が設置される。また、振り子23の回転方向(以下、振り子回転方向という)に沿って歯車の回転に同期して回転する突起35が、振り子23を回転可能に振り子23の突起55を振り子回転方向から当接することが可能な位置に設けられている。
これにより、突起35と振り子23の突起55とが当接している間、歯車21と振り子23は互いに同期して回転する(図1の突起35と突起55を参照)。このように歯車21と振り子23とが同期して回転することができるのは、振り子23の磁石51が回転軸30の真下にある位置P2から真上にある位置P1に移行するまでの期間である。すなわち、振り子23の磁石51が回転軸30の真上に位置する状態(以下、磁石真上状態ともいう)になると、それ以降は、突起35と振り子23の突起55との当接が解除される。そして振り子23は、振り子23に設置された磁石51の重量により、歯車21の一回転毎に1回、回転軸30を中心に回転する。なお、そのときの回転向きは、振り子23の磁石51が回転軸30の真上に位置する状態(磁石真上状態)から真下に位置する状態(以下、磁石真下状態ともいう)へ向かう向きである。
そして、磁石51の接近を検出するリードスイッチ24が、磁石51が回転軸30の真上にある位置P1(磁石真上状態)から、磁石51が回転軸30の真下にある位置P2(磁石真下状態)へ振り子23が回転するときの磁石51の移動経路の近傍の予め設定された設置位置(以下、第1リードスイッチ設置位置という)に設けられている。
したがってリードスイッチ24は、歯車21が一回転する毎に1回、磁石51の接近を検出することができる。つまり、リードスイッチ24は、歯車21に形成された歯谷部の数分の遊技球が遊技球通路2を通過する毎に、磁石51の接近を検出することができる。
また、接近する磁石51を吸着可能な回転超過防止部25が、振り子23の磁石51が回転軸30の真下にある位置P2(磁石真下状態)から、磁石51が回転軸30の真上にある位置P1(磁石真上状態)へ振り子23が回転するときの磁石51の移動経路の近傍の予め設定された設置位置(以下、超過防止部設置位置という)に設けられている。
このため、振り子23が、振り子23に設置された磁石51の重量により、歯車21が一回転する毎に1回、磁石真上状態から磁石真下状態へ向けて、回転軸30を中心に回転して、さらに、磁石真下状態から磁石真上状態へ振り子23が回転するときの磁石51の移動経路の近傍の超過防止部設置位置に到達すると、磁石51が回転超過防止部25に吸着されて、この状態で振り子23の回転が停止する(図2を参照)。
なお、この回転停止状態に振り子23がなっているときに、歯車21の回転に同期して移動する突起35が振り子23の突起55に当接すると、磁石51と回転超過防止部25との吸着が解除されて、再度、歯車21と振り子23とが同期して回転する(図1を参照)。
但し、この回転停止状態に振り子23がなっているときに、遊技球計数装置1に何らかの外力が作用して磁石51と回転超過防止部25との吸着が解除されてしまうと、磁石真下状態を振動中心として振り子23が振動するようになり、磁石51がリードスイッチ24に、歯車21が一回転する周期よりも短い周期で接近して、短時間で磁石51の接近を多数検出してしまう誤検出が発生するおそれがある。
しかし、第1実施形態の遊技球計数装置1では、振り子移動制限部26が、遊技球の通過により歯車21が回転するときの向き(以下、歯車回転向きという)と同じ向きでリードスイッチ24から遠ざかるときの振り子23の移動を許可する(図3を参照)とともに、歯車回転向きと反対の向きでリードスイッチ24に近付くときの振り子23の移動を禁止する(図4を参照)。
このため、振り子23が、歯車21が一回転する毎に1回、磁石真上状態から磁石真下状態へ向けて、回転軸30を中心に回転する場合には、その移動を許可するのに対して、磁石真下状態を振動中心として振り子23が振動する場合には、磁石51のリードスイッチ24への接近を阻止することができる。
したがって、第1実施形態の遊技球計数装置1によれば、短時間で磁石51の接近を多数検出してしまう誤検出の発生を抑制し、遊技球数の誤計数を低減することができる。
以上説明した実施形態において、振り子23は本発明における振り子状部材、突起35は本発明における当接部材、磁石51は本発明における第1磁気部材、リードスイッチ24は本発明における第1磁気検出部、振り子移動制限部26は本発明における移動制限手段、第1リードスイッチ設置位置は本発明における第1検出部設置位置である。
(第2実施形態)
以下に本発明の第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
図6は第2実施形態の遊技球計数装置1の内部構成を示す平面図、図7,8は遊技球計数装置1の動作を示す平面図である。
第2実施形態の遊技球計数装置1は、図6に示すように、振り子移動制限部26が省略されて、振り子吸着部71が追加された点以外は第1実施形態と同じである。
振り子吸着部71は磁石である。そして振り子吸着部71は、歯車21と筺体20との間で挟まれた領域に配置される。また振り子吸着部71は、振り子23の磁石51が回転軸30の真下にある位置P2の近傍に配置されている。さらに振り子吸着部71は、回転超過防止部25よりも、磁石51の移動経路R1までの距離が遠くなるように配置される。
このように構成された遊技球計数装置1では、接近する磁石51を吸着可能な回転超過防止部25は、位置P2(磁石真下状態)から位置P1(磁石真上状態)へ振り子23が回転するときの磁石51の移動経路近傍における予め設定された設置位置(超過防止部設置位置)に設けられている。
このため、振り子23が、振り子23に設置された磁石51の重量により、歯車21の一回転毎に1回、回転軸30を中心に回転する。なお、そのときの回転向きは、磁石真上状態から磁石真下状態へ向かう向きである。そして更に、磁石真下状態から磁石真上状態へ振り子23が回転するときの磁石51の移動経路の近傍の超過防止部設置位置に、振り子23が到達する。このときに、磁石51が回転超過防止部25に吸着されて、この状態で振り子23の回転が停止する(図7を参照)。
なお、この回転停止状態に振り子23がなっているときに、歯車21の回転に同期して移動する突起35が振り子23の突起55に当接すると、磁石51と回転超過防止部25との吸着が解除されて、再度、歯車21と振り子23とが同期して回転する(図6を参照)。
但し、この回転停止状態に振り子23がなっているときに、遊技球計数装置1に何らかの外力が作用して磁石51と回転超過防止部25との吸着が解除されてしまうと、磁石51が回転軸30の真下にある位置P2(磁石真下状態)を振動中心として振り子23が振動するようになり、磁石51がリードスイッチ24に、歯車21が一回転する周期よりも短い周期で接近して、短時間で磁石51の接近を多数検出してしまう誤検出が発生するおそれがある。
しかし、第2実施形態の遊技球計数装置1では、接近する磁石51を吸着可能な振り子吸着部71が、遊技球の通過により歯車21が回転するときの向き(歯車回転向き)と反対の向きで磁石51が超過防止部設置位置から第1リードスイッチ設置位置へ向けて移動する経路の近傍の予め設定された設置位置(以下、吸着部設置位置という)に設けられている。
このため、磁石51と回転超過防止部25との吸着が解除されて、振り子23が回転超過防止部25より下方に向けて回転した場合でも、振り子23が吸着部設置位置に到達すると、磁石51が振り子吸着部71に吸着されて、この状態で振り子23の回転が停止する(図8を参照)。すなわち、磁石51と回転超過防止部25との吸着が解除されてしまった場合でも、磁石真下状態を振動中心として振り子23が振動する状況の発生を抑制することができる。
したがって、第2実施形態の遊技球計数装置1によれば、短時間で磁石51の接近を多数検出してしまう誤検出の発生を抑制し、遊技球数の誤計数を低減することができる。
また、超過防止部設置位置は、吸着部設置位置よりも、磁石51の移動経路R1に近接して設定される。すなわち、振り子吸着部71が、回転超過防止部25よりも、磁石51の移動経路から外れた位置に設置されているので、振り子23が回転超過防止部25(超過防止部設置位置)へ向けて移動する回転を阻害することを抑制できる。
以上説明した実施形態において、回転超過防止部25は本発明における第2磁気部材、振り子吸着部71は本発明における第3磁気部材、超過防止部設置位置は本発明における第1磁気部材設置位置、吸着部設置位置は本発明における第2磁気部材設置位置である。
(第3実施形態)
以下に本発明の第3実施形態を説明する。なお、第3実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
図9は第3実施形態の遊技球計数装置1の内部構成を示す平面図、図10は遊技球計数装置1の電気的構成を示すブロック図である。
第3実施形態の遊技球計数装置1の内部構成は、図9に示すように、リードスイッチ81が追加された点以外は第1実施形態と同じである。
リードスイッチ81は、磁石51の移動経路R1のうち、磁石51が回転軸30の真下にある位置P2(磁石真下状態)から真上にある位置P1(磁石真上状態)へ回転移動するまでの移動経路R12の近傍に配置される。
また遊技球計数装置1は、図10に示すように、リードスイッチ24とリードスイッチ81からの出力信号を入力し、リードスイッチ24からの出力信号が入力してから予め設定された検出時間(本実施形態では、例えば0.5秒)が経過するまでの間に、リードスイッチ81からの出力信号を入力した場合に、パルス信号を出力する信号出力回路75を備える。
このように構成された遊技球計数装置1では、磁石51の接近を検出するリードスイッチ81が、振り子23が回転するときの磁石51の移動経路の近傍でリードスイッチ24の設置位置(第1リードスイッチ設置位置)と異なるように設定された設置位置(以下、第2リードスイッチ設置位置という)に設けられる。そして信号出力回路75が、磁石51の接近をリードスイッチ24が検出したタイミングと、磁石51の接近をリードスイッチ81が検出したタイミングとの間の順序が、予め設定された所定検出順である場合に(本実施形態では、リードスイッチ24→リードスイッチ81の順)、磁石51の接近を検出した旨を示すパルス信号を出力する。
すなわち、磁石真上状態から磁石真下状態へ振り子23が回転する場合と、磁石真下状態から磁石真上状態へ振り子23が回転する場合とでは、磁石51の接近をリードスイッチ24が検出したタイミングと、磁石51の接近をリードスイッチ81が検出したタイミングとの間の順序が逆になる。このため、磁石真下状態を振動中心として振り子23が振動することにより、磁石51がリードスイッチ24,81に接近する場合を除外することができる。
したがって、第3実施形態の遊技球計数装置1によれば、短時間で磁石51の接近を多数検出してしまう誤検出の発生を抑制し、遊技球数の誤計数を低減することができる。
以上説明した実施形態において、リードスイッチ81は本発明における第2磁気検出部、信号出力回路75は本発明における第1信号出力手段、第2リードスイッチ設置位置は本発明における第2検出部設置位置である。
(第4実施形態)
以下に本発明の第4実施形態を説明する。なお、第4実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
図11は第4実施形態の遊技球計数装置1の内部構成を示す平面図、図12は遊技球計数装置1の電気的構成を示す回路図、図13は遊技球計数装置1の信号出力タイミングを説明する図である。
第4実施形態の遊技球計数装置1の内部構成は、図11に示すように、リードスイッチ91が追加された点以外は第1実施形態と同じである。
リードスイッチ91は、リードスイッチ24と交差するように配置される。さらにリードスイッチ91は、リードスイッチ24よりも先に磁石51の接近を検出できるように配置される。
また遊技球計数装置1は、図12に示すように、リードスイッチ91の一端が抵抗Rを介して電源VBに接続されるとともに、リードスイッチ91の他端とリードスイッチ24の一端が接続され、さらにリードスイッチ24の他端が接地される。このため、図13に示すように、リードスイッチ24とリードスイッチ91が共に導通状態である場合に、リードスイッチ91の一端は接地電圧(例えば0V)となり、リードスイッチ24とリードスイッチ91の少なくとも一方が導通状態でない場合には、リードスイッチ91の一端は電源電圧(例えば5V)となる。
なお、上述したように、リードスイッチ91は、リードスイッチ24よりも先に磁石51の接近を検出できるように配置されている。このため、リードスイッチ91の一端の電圧が接地電圧になるのは、リードスイッチ24が導通状態となる期間のうち、磁石51が回転軸30の真上にある位置P1の近傍に位置しているときに制限される。
このように構成された遊技球計数装置1では、磁石51の接近を検出するリードスイッチ91が、振り子23が回転するときの磁石51の移動経路の近傍で、リードスイッチ24よりも先に磁石51の接近を検出可能に設定された設置位置(以下、第3リードスイッチ設置位置という)に設けられる。そして、リードスイッチ24とリードスイッチ91が同時に磁石51の接近を検出した場合に、磁石51の接近を検出した旨を示すパルス信号を出力する。
すなわち、リードスイッチ24のみが設置されている場合と比較して、磁石51の接近を検出できる検出範囲を、磁石51が回転軸30の真上ある位置の近傍に制限することができる。このため、磁石真下状態を振動中心として振り子23が振動することにより、磁石51の接近を検出してしまう状況の発生を抑制することができる。
したがって、第4実施形態の遊技球計数装置1によれば、短時間で磁石51の接近を多数検出してしまう誤検出の発生を抑制し、遊技球数の誤計数を低減することができる。
以上説明した実施形態において、リードスイッチ91は本発明における第3磁気検出部、図12に記載の回路構成は本発明における第2信号出力手段、第3リードスイッチ設置位置は本発明における第3検出部設置位置である。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば上記実施形態においては、振り子移動制限部26として振り子式であるものを示したが、これに限られるものではなく、例えばバネ式を用いるようにしてもよい。
1…遊技球計数装置、2…遊技球通路、3…計数部、20…筺体、21…歯車、22…歯車回転制限部、23…振り子、24…リードスイッチ、25…回転超過防止部、26…振り子移動制限部、30…回転軸、31…歯谷部、32…歯山部、35…突起、40…回転軸、41…錘、51…磁石、55…突起、60…回転軸、61…回転中心部、62…腕状部、63…錘部、64…回転阻止部、65…回転部、71…振り子吸着部、75…信号出力回路、81,91…リードスイッチ

Claims (5)

  1. 1個の遊技球が通過するごとに1歯分のみ回転するように構成された歯車と、
    予め設けられた回転軸を中心に回転し、前記回転軸から予め設定された所定設置距離離れた位置に第1磁気部材が設置された振り子状部材と、
    前記歯車の回転に同期して、前記振り子状部材の移動経路に沿って回転する当接部材と、
    前記第1磁気部材が前記回転軸の真上に位置する状態を磁気真上状態とし、前記第1磁気部材が前記回転軸の真下に位置する状態を磁気真下状態として、前記振り子状部材が前記磁気真上状態から前記磁気真下状態へ回転するときの前記第1磁気部材の移動経路の近傍の予め設定された第1検出部設置位置に設けられ、前記第1磁気部材の接近を検出する第1磁気検出部と、
    遊技球の通過により前記歯車が回転するときの向きを歯車回転向きとして、前記歯車回転向きと同じ向きで前記第1磁気検出部から遠ざかるときの前記振り子状部材の移動を許可するとともに、前記歯車回転向きと反対の向きで前記第1磁気検出部に近付くときの前記振り子状部材の移動による前記第1磁気検出部への接近制限する移動制限手段と
    を備えることを特徴とする遊技球計数装置。
  2. 1個の遊技球が通過するごとに1歯分のみ回転するように構成された歯車と、
    予め設けられた回転軸を中心に回転し、前記回転軸から予め設定された所定設置距離離れた位置に第1磁気部材が設置された振り子状部材と、
    前記歯車の回転に同期して、前記振り子状部材の移動経路に沿って回転する当接部材と、
    前記第1磁気部材が前記回転軸の真上に位置する状態を磁気真上状態とし、前記第1磁気部材が前記回転軸の真下に位置する状態を磁気真下状態として、前記振り子状部材が前記磁気真上状態から前記磁気真下状態へ回転するときの前記第1磁気部材の移動経路の近傍の予め設定された第1検出部設置位置に設けられ、前記第1磁気部材の接近を検出する第1磁気検出部と、
    前記振り子状部材が前記磁気真下状態から前記磁気真上状態へ回転するときの前記第1磁気部材の移動経路の近傍の予め設定された第1磁気部材設置位置に設けられ、接近する前記第1磁気部材を吸着可能な第2磁気部材と、
    遊技球の通過により前記歯車が回転するときの向きを歯車回転向きとして、前記歯車回転向きと反対の向きで前記第1磁気部材が前記第1磁気部材設置位置から前記第1検出部設置位置へ向けて移動する経路の近傍の予め設定された第2磁気部材設置位置に設けられ、接近する前記第1磁気部材を吸着可能な第3磁気部材と
    を備えることを特徴とする遊技球計数装置。
  3. 前記第1磁気部材設置位置は、前記第2磁気部材設置位置よりも、前記第1磁気部材の移動経路に近接して設定される
    ことを特徴とする請求項2に記載の遊技球計数装置。
  4. 前記振り子状部材が回転するときの前記第1磁気部材の移動経路の近傍で前記第1検出部設置位置と異なるように設定された第2検出部設置位置に設けられ、前記第1磁気部材の接近を検出する第2磁気検出部と、
    前記第1磁気部材の接近を前記第1磁気検出部が検出したタイミングと、前記第1磁気部材の接近を前記第2磁気検出部が検出したタイミングとの間の順序が、予め設定された所定検出順である場合に、前記第1磁気部材の接近を検出した旨を示す信号を出力する第1信号出力手段と
    を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の遊技球計数装置。
  5. 前記振り子状部材が回転するときの前記第1磁気部材の移動経路の近傍で、前記第1磁気検出部よりも先に前記第1磁気部材の接近を検出可能に設定された第3検出部設置位置に設けられ、前記第1磁気部材の接近を検出する第3磁気検出部と、
    前記第1磁気検出部と前記第3磁気検出部が同時に前記第1磁気部材の接近を検出した場合に、前記第1磁気部材の接近を検出した旨を示す信号を出力する第2信号出力手段と
    を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の遊技球計数装置。
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