JP5391734B2 - 品質測定装置 - Google Patents
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また、測定対象物の内部欠陥の検出装置として、光源から得た光を光分配器により分配することにより、測定対象物(検査試料)の少なくとも二以上の測定点に対して測定対象物が正常品のときに各測定点における検出光量が等しくなるだけの光を照射し、かつ、二以上の測定点における実際の光透過量を受光器により測定し、各測定点における光透過量と予め定めた判別閾値とを比較することによって、測定対象物の内部欠陥を検出するものがある(例えば、特許文献3参照。)。
また、特許文献2のような複数の投光器(光源)を設ける構成では、光源自体が1個あたり直径30mm〜50mm程度の大きさがあることから、これを複数並設すると測定対象物の大きさに対して広過ぎる範囲からの投光となる場合が多く、よって、測定対象物表面及び筐体内面からの反射により迷光を多く受ける可能性が高くなるため品質測定精度が低下する場合がある。
その上、光透過量(光電流量)の測定を行う際には、測定対象物の外形に合わせて形成され、受光器の後方側から覆い被せるようにして取り付けられた遮光器を大根表面に突き当てる必要があることから、チェーンコンベア等による搬送機構を備えてはいるが、測定位置では搬送機構を停止させて測定対象物を位置決めする必要があるため、定速度でコンベア上を連続して搬送されてくる測定対象物の内部欠陥を検出することはできない。
その上さらに、受光のための光センサを複数個設けていること並びに経時変化等による性能劣化の監視及び保護機能を複数個の光センサにそれぞれ備える必要があることから、信頼性が低下しやすいとともにコストが増大する。
よって、連続して搬送されてくる測定対象物に対して広範囲の受光をすることができるため、測定対象物の内部に局所的な品質異常がある場合においても該品質異常の見逃しを少なくすることができるとともに、測定対象物の搬送方向前後部分での迷光が少なくなるため、品質測定精度が低下することがない。
その上、投光器(光源)並びに分光光度計を複数設けていないことから、信頼性の低下及びコストの増大を抑制することができる。
その上、複数の受光側光ファイバケーブルの素線を合わせて1本の分光側光ファイバケーブルとして透過光又は反射光を伝送し、単一の分光光度計により分光する構成であるため、より広範囲の受光を可能としながら、分光光度計の個数増加による信頼性の低下及びコストの増大を抑制することができる。
ここで、図2に示す詳細は後述するサイズ計測部2及び品質測定部3に対し、これらを被うように、基台5上に固定された支持枠20A,20Bにカバー7を取り付けた図1に示す状態では、カバー7の前後の開口8,8に短冊状の遮光カーテン9,9が取り付けられているため、カバー7の内部への外光の侵入が抑制される。
投光器21Eは、玉ねぎV,…の搬送経路に沿って、搬送ベルト6の例えば左側に設置されており、図6及び図7に示す遮光性の光源ケース22、光源ケース22の側面に取り付けられた光源であるハロゲンランプ23、ハロゲンランプ23からの光を反射する、光源ケース22内に固定された反射鏡24、光源ケース22の右側(玉ねぎV側)に形成された投光口22Aの内側(左側)に設置された集光レンズ25、及び、図5に示すソレノイド26Bにより開閉操作されリミットスイッチ26Aにより開閉動作が確認される、測定休止時等に不必要な光が照射されるのを防止するための光源用シャッタ26等からなる。
ここで、図6に示すように、反射鏡24の背面(左面)には冷却用の放熱フィン24Aが取り付けられるとともに、集光レンズ25の右側には保護用のカバーガラス25Aが取り付けられる。
そして、玉ねぎVの品質測定時において、光源用シャッタ26の開放時には、図7に示すように、投光器21Eの集光レンズ25により集光された光が、光源ケース22の投光口22Aから、搬送部1により搬送されてきた玉ねぎVへ照射され、玉ねぎVからの透過光が、図8に示す上下のフレネルレンズ12,12に入射して集光され、平凹レンズ13,13を通った後、受光側光ファイバケーブル14,15及び分光側光ファイバケーブル16を通って図7に示す遮光ケース27の光通過口27Aから内部へ達し、回折格子31により分光され、ラインセンサ32により必要とする波長の分光が測定される。
このように測定された測定値は、信号処理及び制御装置4(図1及び図2参照。)により演算処理及び波形分析され、玉ねぎVの内部品質を評価するための演算式を用いて演算処理され、玉ねぎVの内部品質が測定される。
また、図4に示すように、支持部材20Cにより支持されたスライドレール36により支持アーム34,35を左右方向に移動させることにより、支持アーム34,35に取付片18,18(図9(b)も参照。)を利用して取り付けられた、集光レンズであるフレネルレンズ12,12を保持する基体11,11の左右方向の位置調整を容易に行うことができる。
さらに、長孔34A,…を利用して支持アーム34,35に対して基体11,11を上下方向に移動させることにより、フレネルレンズ12,12の上下方向の位置調整を容易に行うことができ、取付片18,18の円弧状長孔18A,18A(図9(b)参照。)を利用して基体11,11を前後方向軸まわりに揺動させることにより、フレネルレンズ12,12の玉ねぎVに向かう角度調整を容易に行うことができる。
よって、搬送部1により搬送される測定対象物の種類や大きさの範囲等に応じて、投光器21E及びフレネルレンズ12,12を、適切な位置及び角度とするように容易に調整した後、その状態を保持するように固定することができる。
よって、連続して搬送されてくる測定対象物に対して広範囲の受光をすることができるため、測定対象物の内部に局所的な品質異常がある場合においても該品質異常の見逃しを少なくすることができるとともに、測定対象物の搬送方向前後部分での迷光が少なくなるため、品質測定精度が低下することがない。
その上、投光器21E(ハロゲンランプ23)並びに回折格子31及びラインセンサ32は1個のみであり、これらを複数設けていないことから、信頼性の低下及びコストの増大を抑制することができる。
さらに、フレネルレンズ12,12を個別の基体内に保持して上下方向に2個設け、基体11,11に個別に接続された、フレネルレンズ12,12により集光された光を伝送する受光側光ファイバケーブル14,15の素線を合わせて1本の分光側光ファイバケーブル16とし、上下2個のフレネルレンズ12,12により集光した光を受光側光ファイバケーブル14,15及び分光側光ファイバケーブル16を通して伝送することにより、単一の回折格子31により分光していることから、上下2個のフレネルレンズ12,12により、さらに広範囲の受光をすることができるため、測定対象物の内部の局所的な品質異常の見逃しをさらに少なくすることができる。
なお、フレネルレンズ12,12は、個別の基体内ではなく、単一の基体内に保持するようにしてもよい。
その上、2個の受光側光ファイバケーブル14,15の素線を合わせて1本の分光側光ファイバケーブル16として透過光を伝送し、単一の回折格子31により分光する構成であるため、より広範囲の受光を可能としながら、回折格子31及びラインセンサ32の個数増加による信頼性の低下及びコストの増大を抑制することができる。
V 玉ねぎ(測定対象物)
1 搬送部
2 サイズ計測部
3 品質測定部
4 信号処理及び制御装置
6 搬送ベルト
10 筐体
11 基体
12 フレネルレンズ(集光レンズ)
13 平凹レンズ
14,15 受光側光ファイバケーブル
16 分光側光ファイバケーブル
17 合流部
21E 投光器
21R 受光器
22 光源ケース
22A 投光口
23 ハロゲンランプ(光源)
24 反射鏡
25 集光レンズ
26 光源用シャッタ
27 遮光ケース
27A 開口
28 可視光カットフィルタ
29 スリット
30 シャッタ駆動用アクチュエータ
30A オフセット取得用シャッタ(黒色シャッタ)
30B NDフィルタ
31 回折格子(分光器)
32 ラインセンサ(分光光量検出器)
Claims (3)
- 測定対象物を搬送する搬送部と、該搬送部により搬送されてきた測定対象物に光を照射する投光器、前記測定対象物からの透過光又は反射光を集光する集光レンズ、該集光レンズにより集光された光を分光する分光光度計、並びに、前記分光光度計の検出値を演算処理及び波形分析するとともに、前記測定対象物の品質を評価するための演算式を用いて演算処理する信号処理及び制御装置からなる品質測定部とを備えた、前記測定対象物の内部品質をオンラインで測定して選別するための品質測定装置であって、
前記集光レンズを、上下方向に長く搬送方向に短い形状とし、
前記上下方向に長く搬送方向に短い形状の集光レンズを基体内に保持して上下方向に複数設け、前記基体に接続された、前記集光レンズにより集光された光を伝送する複数の受光側光ファイバケーブルの素線を合わせて1本の分光側光ファイバケーブルとし、前記複数の集光レンズにより集光した光を前記受光側光ファイバケーブル及び分光側光ファイバケーブルを通して伝送することにより、単一の前記分光光度計により分光してなることを特徴とする品質測定装置。 - 前記受光側光ファイバケーブルの前記集光レンズ側に平凹レンズを取り付け、該平凹レンズにより前記集光レンズにより集光した光を平行光に近づけた後に前記受光側光ファイバケーブルへ入射させてなる請求項1記載の品質測定装置。
- 前記集光レンズがフレネルレンズである請求項1又は2記載の品質測定装置。
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