JP5390380B2 - 半導体接合のための装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体接合のための装置及び方法、特に、強力な力による半導体接合のための装置及び方法に関する。
[関連する同時係属出願の相互参照]
本願は、2006年6月22日に出願された「HIGH-FORCE BOND TOOL」と題する米国仮出願第60/815,619号、及び2007年6月21日に出願された「APPARATUS AND METHOD FOR SEMICONDUCTOR BONDING」と題する米国出願第11/766,531号の利益を主張するものであり、これらの内容は参照によって本明細書に明示的に援用される。
消費者は常に、より安価な電気デバイス及び電子デバイスを求めている。消費者向けの電気デバイス及び電子デバイスにおける生産コストの大部分は、消費者が当該電子デバイスをたいへん欲するようにするところの、まさにその特徴を提供する半導体装置のコストにある。したがって、半導体装置の製造業者は半導体の製造コストを削減する方法を求め続けている。半導体装置の単位コストを決める重要なファクターは、所与の生産ロットにおける、半導体装置内に存在する欠陥である。なお、半導体装置の欠陥による損失は製造業者に金銭的な損失をもたらし、この損失は一般的に、単価を上げることによって対処され得る。半導体装置の作製において欠陥が生じ得るエリアは、基板接合におけるウェハにある。ウェハ接合は、制御された雰囲気内で、位置合わせされている2つ以上のウェハのスタックに熱、力、及び、時には電圧を印加することを含む。ウェハ同士の位置合せに悪影響を及ぼさず、ウェハエリア全体にわたって均一で、高い完全性の接合をもたらすことが全てのウェハ接合の目標である。接合完全性の向上は、より高い界面圧力の生成によって達成することができる。向上した接合の結果を得る為には、界面圧力は極めて高くても良く、したがって、接合されるウェハに相当な力を印加することが望まれる。例えば、200mm直径のウェハに対して90kN、又は300mm直径のウェハに対して100kNである。しかし、大きな力は、接合を可能にするが、従来の力を印加する接合工具の屈曲又は歪みを生じる原因ともなり、その結果、界面圧力の不均一、接合品質のばらつき、及びウェハのずれを生じ、そして大きな接合力を使用することによって求める向上が成し遂げられない。従来のシステムでは、圧力の不均一性は接合界面(bond interface)の50%に達する。
したがって、接合界面全体にわたって均一な圧力を印加することができる接合装置を提供することが望ましい。
概して、1つの態様では、本発明は、半導体構造体の接合のための装置であって、第1の半導体構造体の第1の表面を第2の半導体構造体の第1の表面の真向かいに接触するように位置付ける器具と、第1の半導体構造体の第1の表面と第2の半導体構造体の第1の表面との間の接合界面エリア全体に均一な圧力を印加するように構成されている力柱(force column:円柱状の力)を用いて、第1の半導体構造体及び第2の半導体構造体を共に押圧することによって当該第1の表面間に接合界面エリアを形成する器具とを含む、半導体構造体の接合のための装置を特徴とする。
本発明のこの態様の実施態様は、以下の特徴の1つ又は複数を含み得る。力柱は、第1の表面間の接合界面エリア全体と一致する寸法になっているベース(base:底面)を有する円柱状(column)に構成されている複数の力を含む。ベースの寸法は調整可能とすることができ、4インチ(約10.16cm)、6インチ(約15.24cm)又は8インチ(約20.32cm)の直径を有する接合界面エリアと一致するように調整され得る。力柱は、接合界面エリア全体に、圧力を少なくとも90パーセントの均一性を有するように印加する。圧力は、1000mbar〜50000mbarの範囲であり得る。接合形成器具は、力柱を生成するように構成されているアクチュエータを含む。アクチュエータは、加圧気体若しくは加圧流体又は磁石によって駆動する固体プレートとしてもよい。位置付け器具(positioning equipment)は、第1の半導体構造体の第2の表面と接触するように構成されている第1のクランプ部材と、第2の半導体構造体の第2の表面と接触するように構成されている第2のクランプ部材とを有するクランプ(clamp:締め具)を備える。第1の半導体構造体の第2の表面、及び第2の半導体構造体の第2の表面は、第1の半導体構造体の第1の表面、及び第2の半導体構造体の第1の表面に対してそれぞれ反対(向かい合う:opposite to)である。力柱を用いて第1の半導体構造体及び第2の半導体構造体を共に押圧することは、力柱を用いて第1のクランプ部材及び第2のクランプ部材のうちの少なくとも一方を押圧することを含む。装置は、位置付け器具及び接合形成器具の荷重に耐えるように構成されているフレームをさらに含み得る。フレームは、少なくとも1つの剛性の支柱をさらに含むことができ、第1のクランプ部材及び第2のクランプ部材は、半導体構造体の接合中に生成されるあらゆる曲げモーメントをフレームに伝達するように支柱に接続されるように構成されている。第1のクランプ部材及び第2のクランプ部材のうちの一方又は両方は、剛性の支柱に可動に接続される。一実施の形態では、フレームは3つの剛性の支柱を備える。フレームは上部プレート及び底部プレートをさらに含むことができ、当該上部プレート及び当該底部プレートは剛性の支柱に接続され得る。装置は、制御雰囲気チャンバをさらに含み得る。装置は、第1の半導体構造体及び第2の半導体構造体を、チャンバに出し入れするように搬送すると共に第1のクランプ部材及び第2のクランプ部材間に配置するように構成されているキャリヤ締結具をさらに含み得る。キャリヤ締結具は、第1の半導体構造体の第1の表面、及び第2の半導体構造体の第1の表面を第1の距離に維持するように構成されている少なくとも1つのスペーサを含み得る。キャリヤ締結具は、第1の半導体構造体及び第2の半導体構造体を共に締め付ける(clamp:クランプする)少なくとも1つのクランプも有し得る。少なくとも1つのスペーサ及び少なくとも1つのクランプは独立して作動する。装置は、力柱を用いて第1の半導体構造体及び第2の半導体構造体を共に押圧する前に、当該第1の半導体構造体の第1の表面、及び当該第2の半導体構造体の第1の表面を固定する(stake)ように構成されているピンをさらに含み得る。ピンは、調整可能な力を用いて第1の半導体構造体の第1の表面、及び第2の半導体構造体の第1の表面を固定する。チャンバは、キャリヤ締結具を当該チャンバに出し入れするように搬送することができるような寸法になっているポートを備える。装置は、ポートを介してチャンバと連通するように構成されている予装填チャンバ(pre-load chamber)をさらに含むことができ、ポートは、予装填チャンバをチャンバから分離するシャッターを有し得る。装置は、チャンバ内の圧力を監視するように構成されている圧力計も含み得る。装置は、第1のクランプ部材の第1の表面を第2のクランプ部材の第1の表面に平行に位置合せする器具もさらに含み得る。第1のクランプ部材の第1の表面は、第1の半導体構造体の第2の表面と接触するように構成されており、且つ第2のクランプ部材の第1の表面は、第2の半導体構造体の第2の表面と接触するように構成されている。位置合せ器具は、力柱が接合界面エリアに垂直に印加されるように、第1の半導体構造体と、第2の半導体構造体とを位置合せするように構成されている。位置合せ器具は、リニアアライメント工具(linear alignment tool)と、回転アライメント工具(rotational alignment tool)とを含み得る。回転位置合せ器具は、接合界面エリアの中心の周囲で2つの第1の表面のうちの一方を回転によって位置合せするように構成されている。装置は、接合界面エリア全体が±1度の温度均一性に達するように第1の半導体構造体及び第2の半導体構造体を加熱する器具をさらに含み得る。装置は、第1の半導体構造体及び第2の半導体構造体を位置付け器具及び接合形成器具から熱分離するように構成されている熱分離システムをさらに含み得る。熱分離システムは、弾性膜と、低い熱膨張率(CTE)の材料を含む基板との間に閉じ込められる真空分離層(vacuum isolation layer)を含む。低いCTEの基板は、膜との接触を最小限にするような構造になっている表面を備える。加熱器具は、第1の半導体構造体及び第2の半導体構造体の中心領域並びに周縁領域を独立して加熱するように構成されている独立制御式マルチゾーンヒータを含み得る。加熱器具は、第1の半導体基板を加熱するように構成されている第1のセットのヒータと、第2の半導体基板を加熱するように構成されている第2のセットのヒータとを含むことができ、第1のセットのヒータは、第2のセットのヒータの鏡像構成に配置される。第1の半導体構造体及び第2の半導体構造体は、半導体ウェハ、フラットパネル構造体、集積回路デバイス、3D集積マイクロエレクトロニクス、又はマイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)とすることができる。第1の半導体構造体の第1の表面、及び第2の半導体構造体の第1の表面はそれぞれ、第1の接合層及び第2の接合層をさらに備えることができ、当該第1の接合層及び第2の接合層は、金属、半導体、1つの絶縁体、接着剤、格子構造体、ガラス又は複数の絶縁体とすることができる。接合は、陽極接合、共昌接合、接着接合、溶融接合、ガラスフリット接合又は熱圧着接合とすることができる。
概して、別の態様では、本発明は、半導体構造体を接合する方法であって、第1の半導体構造体の第1の表面を第2の半導体構造体の第1の表面に真向かいに接触するように位置付けること、及び、次いで、第1の半導体構造体の第1の表面と第2の半導体構造体の第1の表面との間の接合界面エリア全体に均一な圧力を印加するように構成されている力柱を用いて第1の半導体構造体及び第2の半導体構造体を共に押圧することによって当該第1の表面間に接合界面エリアを形成することを含む、半導体構造体を接合する方法を特徴とする。
本発明の1つ又は複数の実施形態の詳細を添付の図面及び以下の説明に記載する。本発明の他の特徴、目的及び利点は、好ましい実施形態の以下の説明、図面及び特許請求の範囲から明らかになるであろう。
図面を参照する。なお、いくつかの図を通して同様の参照符号は同様の部分を表している。
従来技術のウェハ接合システムの概略図である。 図1の従来技術のウェハ接合システムの接合界面に沿う変位を表す(displaying)有限要素解析結果を示す図である。 図1の従来技術のウェハ接合システムの接合界面に沿うミーゼス応力を表す有限要素解析結果を示す図である。 本発明によるウェハ接合システムの概略図である。 図3のウェハ接合システムの接合界面に沿う変位を表す有限要素解析結果を示す図である。 図3のウェハ接合システムの接合界面に沿うミーゼス応力を表す有限要素解析結果を示す図である。 本発明によるウェハ接合システムの別の実施形態の概略図である。 ウェハ接合装置の概略断面図である。 本発明によるウェハ接合装置の斜視図である。 図7のウェハ接合装置の断面図である。 ウェハ搬送(transport)締結具を含む、図8のウェハ接合装置の断面図である。 図9Aの上側ブロックアセンブリの一部の詳細な断面図である。 ウェハが上部ブロックアセンブリ及び底部ブロックアセンブリと接触している(近接位置)、図9のウェハ接合装置の断面図である。 図10のウェハ接合装置の詳細な断面図である。 上部アセンブリ及び底部アセンブリの断面図を含む、図8のウェハ接合装置の断面図である。 図8のウェハ接合装置におけるアライメントシステムの一実施形態の詳細な断面図である。 図8の接合装置における熱分離層(thermal isolation layer:熱絶縁層)の詳細な断面図である。 図14AのエリアAの概略断面図である。 図8の上側ブロックアセンブリの一部の詳細な断面図である。 ウェハキャリヤ締結具(wafer carrier fixture)及びウェハ荷重システムの斜視図である。 ウェハキャリヤ締結具の上部斜視図である。 図17Aのウェハキャリヤ締結具におけるウェハスペーサ及び締め付けシステム(wafer spacers and clamping system)の詳細図である。 ウェハヒータシステムの概略図である。 ウェハヒータシステム及び熱分離システムの分解図である。 ウェハ接合システムの別の実施形態の断面図である。
図1を参照すると、従来技術のウェハ接合システム300において、第1の表面310a上に接合層312を有する第1のウェハ310が、第1の表面320a上に接合層322を有する第2のウェハ320に、2つの接合層312及び322が互いに対向するように接触している。ウェハ接合プロセスは、第1のウェハ310の第2の表面310bに力350を印加することによって2つのウェハを共に圧縮することを含む。図1に示すように、力350は通常、ピストンタイプの機構を用いてウェハスタック(wafer stack:ウェハ積層体)302の中心に印加される。他の実施形態では、力350をウェハスタック302の周縁に印加してもよいか、又は第2の力を第2のウェハ320の第2の表面320bに力350と同時に印加してもよい。接合界面305に沿う変位の有限要素解析(FEA)を図2Aに示す。力350が印加されている中心エリア301の真下に「高温圧力スポット(hot pressure spot:高温圧力を示す点)」の形成を見ることができる。中心エリア301の真下にある第1の球面エリア302は、およそ30μの変位を有する。エリア302の真下には、変位がおよそ2μ〜3μである別の球面エリア303があり、エリア303の真下には、変位が1μの範囲であるエリア304がある。「高温圧力スポット」の球面フロント(spherical front:球状の最前部)が接合界面305に下方に伝播しており、中心領域306を縁領域307よりも湾曲させている。上記のように、接合界面にわたる圧力の不均一性は50%にまで達し得る。FEAのミーゼス応力を図2Bに示す。中央領域306と周縁領域307との間の応力のばらつきの原因となる、接合界面305に下方に伝播する球面応力フロントが再び見える。エリア308、309及び311は、およそ100の安全率(FOS)、50FOS及び10FOSの応力をそれぞれ有する。
図3を参照すると、本発明によるウェハ接合システム400において、第1の表面410aを有する第1のウェハ410が、第1の表面420aを有する第2のウェハ420と、2つの表面410a及び420aが互いに対向するように接触している。ウェハ接合プロセスは、第1のウェハ410の第2の表面410bに「力柱」450を印加することによって2つのウェハを共に圧縮することを含む。力柱450は、第1の半導体ウェハ410の第2の表面410b全体をカバーするような寸法になっているベースを有する円柱状に構成されている複数の力を含み、第1のウェハ410の第2の表面410b全体に均一な圧力を印加すると共にウェハスタック302の接合界面405に均一な圧力を伝達するように構成されている。他の実施形態では、図5に示すように、第2の力柱460を第2のウェハ420の第2の表面420bに力柱450と同時に印加してもよい。一例では、力柱450は、加圧気体柱(gas column:円柱状に吹き付ける気体)であり、200mmのウェハに対しておよそ90kNの力を印加する。この力は、約29000mbarの圧力を生成する。接合界面405に沿う変位の有限要素解析とミーゼス応力の有限要素解析とをそれぞれ図4A及び図4Bに示す。均一な変位を有する層401、402及び403と、接合界面405の中心領域406及び周縁領域407間にばらつきを有しない均一な応力領域404とが見える。いくつかの実施形態では、表面410a、420aは、2つのウェハ表面410a、420a間の特有のタイプの接合を促進するように構成されている接合層412、422をそれぞれ有する。接合層412、422は、格子構造体、金属、ガラス、半導体構造体、絶縁体、集積デバイス、接着剤、又は任意の他の接合促進材料若しくは構造体とすることができる。システムは、ウェハ同士を接合するための、陽極接合プロセス、共昌接合プロセス、接着接合プロセス、溶融接合プロセス、ガラスフリット接合プロセス及び熱圧着接合プロセスを含む任意の望ましい基板接合プロセスを実行するように設計されている。したがって、システムは、特に基板温度、接合圧力及びチャンバ雰囲気を含む接合動作パラメータを制御するのに適したコントローラを有する。他の実施形態では、システム400は、特に、フラットパネル構造体、集積回路デバイスを含む任意のタイプの半導体構造体又は材料の接合、マイクロエレクトロニクスの3次元集積、及びマイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)の包装に使用される。
図6〜図14を参照すると、接合(bond)装置(接合形成器具ともいう)10は実質的にクランプとして動作する。装置10は、「位置付ける器具」として機能する対向するクランピングブロック(この実施形態では、上側ブロックアセンブリ20及び対向する下側ブロックアセンブリ22)を有する。下側ブロックアセンブリ22は、1つ又は複数のウェハを上に保持するチャック21を有する。図3に示すように、1つ又は複数のウェハ410、420の1つ又は複数のスタック430は、装置10のウェハチャック21上に位置付けられる。下側ブロックアセンブリ22は底部プレート56によって支持され、上側ブロックアセンブリは上部プレート53によって支持される。底部プレート56及び上部プレート53は、支柱42に可動に接続される。この実施形態では、下側ブロックアセンブリ22及び底部プレート56は、ウェハ(複数可)/スタック(複数可)を実質的に上側ブロックアセンブリ20の支圧面(bearing surface)23Sに運ぶか又はほぼ接触させるようにZ方向に沿って上方に移動する。この近接位置に達すると、底部プレート56の位置、上部プレート53の位置及び上側ブロックアセンブリ20の位置が固定され、下側ブロックアセンブリ22がウェハスタック430に所望の高い接合圧力を印加するように矢印P1の方向に沿って上側ブロックアセンブリ20へ上向きに移動する。一例では、所望の接合圧力は、200mmのウェハスタックに対して90kNであるか、又は300mmのウェハスタックに対して100kNである。代替的な実施形態では、上側ブロック20、又は上側ブロック20及び下側ブロック22の両方は、ウェハスタック(複数可)430に所望の高い接合圧力を印加するように共に移動し、界面接触するウェハ表面410a、420a間で接合を行う。さらに以下に詳述するように、上側ブロックアセンブリ20及び下側ブロックアセンブリ22は、ウェハ接合界面405のエリアにわたって実質的に均一に(すなわち、著しい圧力のばらつきを伴わずに)、且つ界面において実質的にいかなる剪断応力も引き起こさずに(例えば、ウェハの接合界面における剪断応力が実質的にゼロ)高い接合圧力を伝達する。上記の接合圧力を結果としてもたらす、上側ブロックアセンブリ20及び下側ブロックアセンブリ22の荷重分布は、各耐荷(load bearing)部材に荷重を与える実質的に真の柱であり、これは、装置の他の部分と同様に上側ブロックアセンブリ及び下側ブロックアセンブリに撓みを引き起こす荷重偏心及び曲げモーメントを実質的になくす。荷重の均一性及び再現性は、装置の耐荷部材としてチャンバハウジング12を実質的に通って延びる(bypasses)、装置10の構造の骨格16によって与えられる。接合界面405に対する荷重の均一性は、それぞれ上側ブロック20及び下側ブロック22のウェハ支圧面23S、21Sを実質的に水平に又は互いに平行に維持するレベリングシステム82を有する装置10によってさらに確立され、下側ブロックアセンブリ及び上側ブロックアセンブリによって、ウェハスタック430の接合界面405に実質的に垂直な接合力が印加されることを確実にする。またさらに後述されるように、上側ブロックアセンブリ20及び下側ブロックアセンブリ22は、例示的な実施形態では、それぞれヒータ30、32(又はウェハ接触面23S、21Sの熱循環のためのサーマルサイクラー)を含み、これらはそれぞれ、耐荷、真空分離システム(load bearing, vacuum isolation system)70、72によって装置構造から熱分離される。耐荷、真空分離システム70、72は、望ましくない熱漏れをなくすと共に、(上側と下側とで釣り合っている(commensurate)高速サイクル時間性能を有する)熱循環部分の熱質量(したがって慣性(inertia))を減らしながら、最適な熱分離性能を提供する上、所望の荷重(例えば、例示的な実施形態では接合圧力荷重)を支持することができる。いくつかの実施形態では、ヒータ30、32は、2つ以上の加熱ゾーンを有することができる。図18を参照すると、ヒータ32は、ウェハの中心領域を加熱するように構成されている第1の加熱ゾーン32Bと、ウェハの周縁を加熱するように構成されている第2の加熱ゾーン32Aとを含む。加熱ゾーン32Aは、接合界面405全体を通して熱均一性を達成すると共にウェハスタックの縁における熱損失を緩和するために、加熱ゾーン32Bから独立して制御される。
装置10は、任意の適したタイプ及びサイズのウェハ又は基板410、420を接合することができる。例えば、基板410、420は、100mm、200mm又は300mmの直径の半導体基板とすることができる。図3に示す実施形態では、ウェハ410、420は互いに実質的に同様である。代替的な実施形態では、スタック430は、種々のタイプ又は種々のサイズのウェハを含んでもよい。スタック430が、例示の目的のために、2つのウェハ410、420を有するものとして図3に示されている。なお、スタック430は、共に接合される任意の所望の数のウェハを含んでもよい。接合される表面410a、410bは、それぞれ接合層412及び422を含んでもよく、且つ接合層412、422は、特に、金属、格子構造体、半導体構造体、絶縁体、接着剤又はガラスであってもよい。
図6〜図14をさらに詳細に依然として参照すると、接合(bond)装置(接合形成器具ともいう)10はチャンバ12を含む。チャンバ12は、不活性ガスのような制御された雰囲気を有するように閉鎖されているか、若しくは他の方法で構成されているか、又は図7に示すようにターボポンプシステム161を用いて真空状態に保持されている。代替的な実施形態では、装置はチャンバを含まなくてもよい。図7に見られるように、チャンバ12はアクセスポート14を含む。アクセスポート14は、図9Aに示すように、キャリヤ締結具24のチャンバ12内への配置及び当該チャンバ12からの取り出しを可能にするようなサイズになっている。いくつかの実施形態では、図7に示すように、予装填チャンバ15がポート14を通じてチャンバ12と連通している。ポート14は所望であれば、ポートを閉鎖する扉(図示せず)を有する。排気されるチャンバ12内にウェハスタックを装填するためにはまず、ポートの扉を閉鎖し、予め位置合せされているウェハ410、420を有するキャリヤ締結具24を予装填チャンバ15内に配置する。次に、予装填チャンバ15を排気した後、ポートの扉を開放し、予め位置合せされているウェハ410、420を有するキャリヤ締結具24をチャンバ12内に配置する。その後、ポートを再び閉鎖する。接合されたウェハを取り出すためには、予装填チャンバ15を排気した後、ポートの扉を開放し、接合されたウェハ410、420を有するキャリヤ締結具24をチャンバ12から取り出し、ポートの扉を再び閉鎖する。キャリヤ締結具24は、予め位置合せされているウェハスタック430を保持する。図16に示すように、キャリヤ締結具24をチャンバ12内に出し入れするように移動させるのに、自動であるか又は他の方法で手動で動作する搬送アーム又はスライドのような搬送デバイス480を使用する。一実施形態では、図17Aに示すように、キャリヤ締結具24は円形状のリング280であり、円形リングの周縁に120度で離間して対称的に配置されている3つのスペーサ及びクランプアセンブリ(spacer and clamp assemblies)282a、282b、282cを含む。各スペーサ及びクランプアセンブリ282a、282b、282cは、スペーサ284及びクランプ286を含む。スペーサ284は、第1のウェハ410及び第2のウェハ420を所定の距離にセットするように構成されている。2つのウェハ間に異なる間隔をセットするのに異なる厚さを有するスペーサを選択することができる。スペーサがウェハ間に挿入されると、クランプが2つのウェハの位置を固定するように下方に締め付けられる。各スペーサ284及び各クランプ286は、それぞれリニアアクチュエータ283及び285によって独立して作動される。接合プロセスのために、位置合せされている410、420をキャリヤ締結具24内に配置し、スペーサ284によって離間し、次いでクランプ286によって下方に締め付ける。締め付けられたウェハを有する締結具を接合チャンバ12内に挿入し、次いで各クランプを1つずつ緩め(unclamped)、スペーサを取り除き、次いで再び締め付ける。全てのスペーサを取り除くと、接合プロセスを容易にするように、ウェハは再び締め付けられ、空気圧制御式のセンターピン(center pin:心軸)290によって2つのウェハを共に固定し、次いで、力柱460を印加する。ウェハは、自動的に又は手動で調整可能である力を用いて共に固定される。
図8に示すように、上側ブロック20及び/又は下側ブロック22のうちの少なくとも一方がチャンバ12内に可動に保持される。図8に示す実施形態では、上側ブロック20及び対向する下側ブロック22が垂直締め付け構成(vertical clamping configuration:垂直クランピング構成)で示されている。代替的な実施形態では、対向する上側ブロック20及び下側ブロック22は、水平締め付け構成を含む任意の他の所望の締め付け方向に配置される。例示的な実施形態では、図6に示すように、上側ブロックアセンブリ20は固定され、下側ブロックアセンブリ22は矢印P1によって指示されている向きに沿って可動である。下側ブロックアセンブリ22はまた、本明細書でzドライブ(z-drive:z方向駆動装置)と呼ぶ適した駆動装置100によって(図6に示すように)Z方向に沿って底部支持プレート56と共にユニットとして移動する。例示的な実施形態では、下側ブロック22は可動部分22Mを有し、当該可動部分は、後述するように、適したアクチュエータ52によってzドライブ100から独立して、矢印P1によって指示されている方向に移動することができる。例示的な実施形態では、zドライブ100は、下側ブロックアセンブリ22に支持プレート56との一体的な移動(gross motion)を提供し、アクチュエータ52は、接合のために下側ブロックアセンブリ22の可動部分22Mを移動させる。代替的な実施形態では、zドライブ100は、指示されているZ方向とは反対の方向に下方に上側ブロックアセンブリ20を移動させる。上側ブロック20及び下側ブロック22は、対応する座面(seating surface)23S、21Sを有する。上側ブロックアセンブリ20及び下側ブロックアセンブリ22、並びに座面23S、21Sは、ウェハスタックに対して適した接合圧力を生成するのに所望されるようなサイズになっている。上記のように、且つ後述するように、座面23S、21Sは熱制御を有する(すなわち、加熱及び/又は冷却されることができる)。熱制御は、任意の適したサーマルコントローラによって提供される。一例では、座面21S、23Sは、SiC(炭化ケイ素)のような適度に硬質な材料から成る。
次に図7及び図8も参照すると、チャンバ12は、チャンバの内部を外部から分離することができるように実質的に閉鎖されるケーシング又はシェル(shell:殻体)16を実質的に備える。示す例示的な実施形態では、ケーシング16は、実質的に環状のものであるが、代替的な実施形態では、ケーシングは任意の所望の形状を有してもよい。チャンバケーシング16は、骨格フレーム又は支持フレーム40によって所望の下部構造体又は基礎構造体18から支持される。下部構造体18は、任意の所望のタイプ及び形状から成り、例示の目的のために、チャンバ12の下に位置する実質的に平坦なプレート18として示されている。下部構造体18は、実質的に剛性であり、代替的な実施形態では、チャンバに対して任意の所望のサイズ、形状及び位置を有してもよい。装置10の骨格フレーム40は実質的に剛性の部材を有し、当該部材は、ケーシング16に取り付けられると共に、ケーシング16を担持する下部構造体18に結合される。接合力を印加している間の上側ブロックアセンブリ20及び下側ブロックアセンブリ22に対する反応が、チャンバケーシング16ではなく、骨格フレーム40に分散するように、骨格構造体40は、装置10の上側ブロックアセンブリ20及び下側ブロックアセンブリ22にも取り付けられる。例示的な実施形態では、骨格フレーム40は、チャンバ16の外部に配置される、実質的に外骨格フレーム(exoskeletal frame)である。代替的な実施形態では、骨格フレーム40は、所望であれば、チャンバ内に配置される内骨格フレーム(endoskeletal frame)としてもよい。例示的な実施形態では、骨格フレーム40は、実質的に剛性の支柱42を備える(例示の目的のために3つの支柱が示されているが、任意の所望の数の支柱を使用してもよい)。支柱42の一端が下部構造体18に固定される(anchored)。支柱42は、ケーシング16の周囲に実質的に等間隔に分散される。支柱42のサイズ及び形状は、所望の剛性を得るように選択される。骨格フレーム40はまた、上部取り付けプレート46を含んでもよい。図7に最も良く示されるように、取り付けプレート46は、溶接、蝋着又はメカニカルファスナのような任意の所望の取り付け手段によってケーシング16に取り付けられる。代替的な実施形態では、ケーシング16及び取り付けプレート46は一体的な部材として形成してもよい。取り付けプレート46は実質的に剛性の部材である。プレート46の剛性は、接合押圧によって加わる反応荷重に少なくとも応じて、支柱42を含む骨格フレーム40の残りの剛性と実質的に釣り合うものである。代替的な実施形態では、ケーシング16と、チャンバ12内の他の接合押圧構成要素とを骨格フレームに取り付ける取り付けプレート46は、任意の他の所望の形状を有してもよい。図8に最も良く示されるように、支柱42は、取り付けプレート46の他端に取り付けられる。各支柱42と取り付けプレート46との接続部44は、ベースプレート18の方へ且つ当該ベースプレート18から離れる方向に支柱42の軸に沿って軸方向荷重を支持することができる双方向であり得る。各支柱の接続部44は、接合押圧中にチャンバ及び装置の構成要素からの静荷重と、静荷重及び動荷重との両方の下で各支柱42の実質的に均一な荷重を確実にするように、(支柱の軸に沿って上下両方に)調整可能である。例示的な実施形態では、接続部44は、取り付けプレート46との界面の両側において実質的に対称である。接続部44は、係合部材44E(例えば、ねじ山付きアーム)を含んでもよく、当該係合部材は、支柱42を(例えば、ポジティブ係合面(positive engagement surface)又は締め付けによって)係合すると共に、取り付けプレートからの荷重に耐える支圧面を有する。接続部44は、取り付けプレートから、係合部材44Eの支圧面への均一な荷重分布を確実にするために支圧要素を含んでもよい。代替的な実施形態では、チャンバのケーシングを担持する骨格フレーム40の支柱42と取り付けプレート46との間の接続、及び接合押圧は、任意の適した構成を有してもよい。例示的な実施形態では、接合動作中に支柱42の望ましくない変位をなくすために、(例えば、係合部材44Eにトルクを与えることによって)接続部44に予圧を与えてもよい。
図8に最も良く示されるように、且つ上記のように、例示的な実施形態では、上側ブロックアセンブリ20及び下側ブロックアセンブリ22は、骨格フレーム40に取り付けられる。上側ブロックアセンブリ20は、以下にさらに詳述するように、スパン支持構造体(span support structure)53によって骨格フレーム40に取り付けられる。上側ブロックアセンブリ20からの接合押圧荷重を含む静荷重及び動荷重は、スパン構造体53によって実質的に全て支持され、スパン構造体53によって取り付けプレート46を介して支柱42に分散する。下側ブロックアセンブリ22は、シート構造体(seat structure)56を介して支柱42に取り付けられる。示す例示的な実施形態では、シート構造体56は実質的に、スパン(span:スパン構造体)56Sと、ブロック支持シート(block support seat:ブロック支持シート構造体)56Tとを有する。代替的な実施形態では、下側ブロックを支持するシート構造体は、任意の他の所望の構成を有してもよい。代替的な実施形態では、例えばプレートとして示されているが、任意の他の所望の形状を有することができるスパン構造体56Sは、リニアスライド43によって支柱42に取り付けられる。したがって、例示的な実施形態では、シート構造体56、したがって下側ブロックアセンブリ22は、矢印zによって指示されている方向(z方向)に移動することができる。支柱42は、下側ブロックのz方向の移動(z movement)のためのガイドとして作用することができる。図8に示す例示的な実施形態では、任意の適した駆動装置(例えば、電気式リニア駆動装置、空気圧式駆動装置、油圧式駆動装置等)とすることができるzドライブ100は、スパン構造体56Sに接続され、シート構造体56と下側ブロックアセンブリ22とをユニットとしてz方向に移動させることができる。zドライブ100は、下部構造体18に取り付けることができる。図8に見えるように、支持シート56Tは下側ブロックアセンブリ22に接続される。例示的な実施形態では、支持シート56Tは実質的にケーシング16内に延びる。(示す例では、ケーシングのクロージャプレート16Pに取り付けられている)ケーシング16と、支持シート56Tとの間にあるベローズシール16Sは、チャンバの内部を分離すると共に、シート構造体56及び下側ブロックアセンブリ22のz方向の移動(motion)に対応する。図8に示すシート構造体56は単に例示であり、代替的な実施形態では、当該構造体は任意の所望の構成を有してもよい。例示的な実施形態では、シート構造体56は、下側ブロックアセンブリ22の底部と係合するシート面(seat surface)58を有する。
図8に最も良く示されるように、下側ブロックアセンブリは、ウェハ支持面21Sと、ヒータ(又はサーマルサイクラー)32と、フランジ36と共にチャック21を実質的に含む。ヒータ32は、フランジ36によって支持される。ヒータ32は、さらに後述する、耐荷、真空分離システム72によってフランジ36から熱分離される。フランジ36は、温度調節器(例えば、水冷却システム)によって所望の定常温度に維持される。チャック21は、ウェハ支持面21S、したがって当該面に載る(seat)ウェハがヒータ32によって加熱されるように、ヒータ32に接続される。チャック21、ヒータ32及びフランジ36は、ブロックアセンブリ22の可動セクション22Mを形成する。可動セクション22Mは、図9に示すように、ブロックアセンブリ22のベースセクション22Bに対して方向P1に可動である。例示的な実施形態では、ブロックアセンブリ22は、zドライブの移動から独立して可動部分22Mを作動させ、且つブロックアセンブリ22の座面21Sにわたって実質的に均一に分布する力柱を生成するアクチュエータ52を含む。例示的な実施形態では、アクチュエータ52は加圧気体によって駆動するが、代替的な実施形態では、アクチュエータは、ウェハ座面にわたって実質的に均一に分布する力柱を生成することができる油圧式手段又は磁気手段によって駆動してもよい。図8に示す例示的な実施形態では、アクチュエータ52は、可動プレート部材54と、ベース部材又は反応部材55とを有する。この実施形態では、ベース部材55は、シート構造体56の表面58に載せて固定される。図13に示すように、ベローズシール52Bは、アクチュエータ52のプレート部材54とベース部材55とを結合し、チャンバの内部からアクチュエータを分離する。なお、所望の気体(例えば、洗浄空気又は不活性ガス、N2)が作動のためにプレート部材54とベース部材55との間に導入される。気体の圧力は、ウェハスタックを接合するために所望の高い圧力(例えば、200mmのウェハに対して約90kN又は300mmのウェハに対して約100kN)を達成するように制御される。プレート部材54は、例示的な実施形態では、プレート面54Fとウェハ支持面との間に、ウェハ支持平面に実質的に垂直である荷重を与える実質的に均一な力柱を提供するために、チャック21のウェハ支持面21Sと(例えば形状、サイズが)実質的に同様であると共にこれと平行に位置合せされる圧力面(pressure face surface)54Fを有する。図13に示すように、接合圧力は圧力計295によって監視される。いくつかの実施形態では、圧力面54Fのサイズは、種々のサイズのウェハに対応するために手動機構又は自動機構を介して調整される。なお、アクチュエータによるウェハ支持面に対する荷重の直交性(orthogonality)は、プレート圧力面とウェハ支持面との平坦性及び平行性を制御することによって容易に達成することができる。
図9に示すように、例示的な実施形態における下側ブロック22は、上側ブロックアセンブリ20のウェハ座面23Sと共に下側ブロックアセンブリのウェハ支持面21Sを水平にするレべリングシステム82も含む。例示的な実施形態では、プレート部材54、したがって下側ブロックアセンブリ22の可動セクション22Mは、レベリングシステム82によって制御されるとき以外はベース55に対して気体層に載っており、ベース55から離れて位置している(positionally decoupled:位置決め可能に離される)。例示的な実施形態では、レベリングシステム82は、図12に示すように、リニアガイド部分84と、回転ガイド部分又はジンバル部分86とを含む。リニアガイド部分48は、ウェハ支持面21Sの行程が(横方向の移動を全く伴わずに)矢印P1によって指示されている方向に実質的に軸方向であるように、可動ブロックセクション22Mの移動を案内する。回転ガイド部分86は、ウェハ支持面21Sが移動せずにウェハ接合界面405の中心に対応する(図10に示す)中心点85を中心として回転し且つ/又は傾くことができるように可動部分22Mの運動を案内する。レベリングシステム82は、自律式/自動であってもよいか、又は所望であれば手動で動作してもよい。例示的な実施形態では、リニアガイド部分84は、図13に示すように、リニア軸受アセンブリ84Bにおいて可動に支持されるガイドロッド84Rを含む。図13に示すように、ガイドロッド84Rはプレート部材54に接続される。代替的な実施形態では、リニアガイド部分84は任意の他の所望の構成を有してもよい。図13に示すように、例示的な実施形態では、リニア軸受アセンブリ84Bは、半球形の軸受アセンブリによって画定されるジンバル86に嵌合している。半球形の軸受面の半径は、接合界面中心85から延びる。ジンバル86は、支持シート56Tに取り付けることができる。代替的な実施形態では、ジンバル部分は任意の他の所望の構成を有してもよい。さらに他の代替的な実施形態では、リニアガイド部分及びジンバル部分は、任意の他の所望の配置で嵌合していてもよい。図13に見えるように、レベリングシステム82は接合動作中に、アクチュエータ52、又は下側ブロックアセンブリの任意の他の部分がリニアガイド部分84及びジンバル部分86に荷重を与えないように位置付けられる。例示的な実施形態では、ジンバル部分86は、軸受面を固定及び固定解除するために予圧を与えられている。予圧は、任意の所望の予圧システムタイプ、例えば、気圧又は油圧、機械圧力又は電気機械圧力を軸受面に印加することによって達成することができる。予圧システムは、適したコントローラ(図示せず)によって制御可能であってもよいか、又は所望の固定された限界に設定されてもよい。レベリングシステム82は、上側ブロックアセンブリに対する下側ブロックアセンブリの動的レベリングを可能にする。これは、上部アセンブリ及び底部アセンブリが平行でないとき、又はウェハスタックが楔形である場合に起こる過剰な拘束状態をなくす。軸受自体は接合荷重を受けず、回転の中心は、起こる任意の回転がウェハのずれを起こさないようにウェハの平面にある。
図20を参照すると、別の実施形態では、レべリングシステム82は、アクチュエータ52の荷重を支持すると共に接合荷重に耐えるように位置付けられている。ジンバル部分86は、固定プレート55の下に位置付けられ、固定プレート55、可動プレート54、並びに上に載っているフランジ36、熱分離システム72、ヒータ32、チャック21及びウェハ(図示せず)を支持する。この実施形態では、印加される力柱のベースのサイズが様々なサイズのウェハに対応するように調整される。固定プレート55は、ベローズシール52Bを含む(with)縁と、ピストン又はゾーンシール52Z1及び52Z2を含む選択可能な中間位置とで可動プレート54を封止する。ベローズシール52Bと、中間ゾーンシール52Z1及び52Z2との封止位置は、接合する必要があるウェハスタックのサイズに基づいて、且つ印加する力柱のベースエリアを確定するように選択する。選択されたシール間の封止された領域に加圧気体を充填する。一例では、縁にあるベローズシール52Bの位置は、8インチ(約20.32cm)のウェハ、ゾーンシール52Z1は6インチ(約15.24cm)のウェハを接合するように、及びゾーンシール52Z2は4インチ(約10.16cm)のウェハを接合するように選択される。
次に図14も参照すると、上記のように、下側ブロックアセンブリは、ヒータを支持しているブロックアセンブリの嵌合部分からヒータ32を熱分離する熱分離システム72を有する。同様に上記のように、例示的な実施形態では、熱分離システムは、耐荷真空分離システムである。図13に見えるように、分離システム72は、荷重経路を横切ってアクチュエータ52からウェハ支持面21Sに位置付けられる。したがって、熱分離システム72は接合圧力荷重を支持する。図14に見えるように、システム72は、プレート78とダイヤフラム76との間に閉じ込められる耐荷真空層(load-bearing vacuum layer)を実質的に備える。ダイヤフラム76は、耐荷領域の外部にあるベローズ74を介してプレート78に接続されている。ダイヤフラム76は、Inconel(商標)のような任意の適した材料から成ることができ、且つ任意の適した手段、例えば溶接によってベローズ74の開放端に接続されることができる。図14に見えるように、ベローズ74はブロックアセンブリの耐荷部分の外部に配置され、ダイヤフラム76は耐荷部分内に位置付けられる。ダイヤフラム76は、低い熱膨張率(CTE)を有する材料を含むプレート78によって支持される。一例では、プレート78は、Schott AGによって製造されているガラスセラミック「Zerodur」(商標)から成る。プレート78は、図15に示すように、接合している間に圧縮荷重に耐えるために、十分な強度を有しながらもダイヤフラム76の接触エリアを最小限にするように形成される表面78Sを有する。この構造体72は、熱伝達を最小限にするために連続的に排気される。上記のように、ダイヤフラムとの接触エリアを最小限にするために、例えば機械加工することによって、又は任意の他の適した形成プロセスによって表面78Sは形成されるため、これによって、ダイヤフラム76と低いCTEの材料層78との間の熱接触エリアが限定され、小さくなる。なお、低いCTEの材料層78はまた、低い熱伝導率を有してもよい。図15に示す例示的な実施形態では、接触面78Sは、ダイヤフラム76と接触する隆起した突起を有する。突起は、図15に概略的に示されており、任意の適した形状を有することができる。例えば、突起は、ダイヤフラムと接触する側が先細になっている断面を有してもよい。突起の数及びサイズは、ダイヤフラム/低いCTEの材料層界面にわたって所望の荷重用量及び伝熱特性を達成する必要に応じたものとすることができる。なお、分離システム72によってもたらされる断熱(thermal break)は、ヒータ32、チャック21及びウェハスタック430の急速な熱循環を可能にする。
図8を再び参照すると、例示的な実施形態では、上記のように、上側ブロックアセンブリ20は下側ブロックアセンブリ22と実質的に同様である。例示的な実施形態では、上側ブロックは、スタック接合のために制御された水平面(control level surface)を提供し、レべリングシステム82は、上記のように、下側ブロックアセンブリのウェハ支持面21Sを上側ブロックアセンブリのウェハ支持面23Sに平行にする(level)ように動作する。代替的な実施形態では、上側ブロックアセンブリ20は、統合されたレベリングシステムを有してもよい。この実施形態では、上側ブロックアセンブリ20は可動でない。他の実施形態では、上側ブロックアセンブリ20は、ブロックアセンブリ22と同様に(下側ブロックのヒータ32及びフランジ36と同様の)チャック23、ヒータ30及び支持フランジ34を含む可動部分20Mを有することができ、当該可動部分は、アクチュエータ50によって矢印P1によって指示されている方向に作動する。図8に見えるように、例示的な実施形態では、耐荷真空熱分離システム70は、上記のシステム72と同様に、ヒータ30とフランジ34との間の断熱を画定する。代替的な実施形態では、アクチュエータ50はまた、アクチュエータ52と同様であってもよい。アクチュエータ50は、図16に示すように、プレート部材57と、ベローズシール53Bによってプレート部材に結合されている反応部材又はベース部材55とを有してもよい。例示的な実施形態では、ベローズシール53Bは、可動部分20Mを静的状態でベース部材55から支持するように構成されている。アクチュエータ動作中のプレート部材の変位の改善された制御を提供するために静的状態の間にベローズ53Bに予圧を与える予圧ブロック59を設けてもよい(例えば、予圧ブロックが上側ブロックアセンブリの可動部分の重量に起因するベローズのばね力に抗する)。図8に見えるように、例示的な実施形態では、アクチュエータのベース部材51が、接続セクション102によってスパン部材53に接続されると共に当該スパン部材53から支持されている。接続セクション102は、伸張を実質的に全く伴わずにベース部材51とスパン部材53との間にz方向の移動による荷重(z loards)を伝達するために、軸zにおいて実質的に剛性である。接合プロセス中は、接続セクション102は、固定された接続部(pinned connection)として作用するため、接合によるモーメントを伝達することができない。図8に示す例示的な実施形態では、接続セクション102は、一端103をベース部材55に結合されている環状シェル又は壁102wを含む。壁102Wは、スパン部材53との間に延びると共に当該壁102Wをスパン部材53に結合するフランジ106を有する。フランジ106は、壁102w又はスパン部材53と一体形成してもよい。フランジの厚さは、フランジとスパン部材との界面においてスパン部材の厚さと同様である。フランジ106は、スパン部材53と一体形成される場合、任意の所望の方法(例えば溶接)で壁102Wに結合されるか、又はその逆である。フランジ106は、壁102wをスパン部材53からずらすように作用するため、スパン部材53の結合部に対する壁102wの曲げ剛性を減少させ、且つ壁102wがアクチュエータのベース部材51とスパン部材53との間に接合荷重を伝達することを実質的に不可能にする。なお、これは、ウェハスタックをチャンバ内で接合するためにアクチュエータが加圧されるときにベース部材51が実質的に平坦なままであることを可能にする。
本発明のいくつかの実施形態を説明した。しかしながら、本発明の精神及び範囲から逸脱せずに種々の変更がなされることが理解されるであろう。したがって、他の実施形態も添付の特許請求の範囲内にある。
10 接合(bond)装置
100 任意の適した駆動装置(例えば、電気式リニア駆動装置、空気圧式駆動装置、油圧式駆動装置等)とすることができるzドライブ
102 接続セクション
102w 環状シェル又は壁
102W 壁
102w 壁
103 一端
106 フランジ
12 チャンバ
12 チャンバハウジング
14 アクセスポート
14 ポート
15 予装填チャンバ
16 チャンバケーシング
16 チャンバの内部を外部から分離することができるように実質的に閉鎖されるケーシング又はシェル(shell:殻体)
16 装置10の構造の骨格
161 ターボポンプシステム
16P ケーシングのクロージャプレート
16S ケーシング16と支持シート56Tとの間にあるベローズシール
18 チャンバ12の下に位置する実質的に平坦なプレート
18 ベースプレート
18 下部構造体
18 下部構造体又は基礎構造体
20 上側ブロック
20 上側ブロックアセンブリ
20M 可動部分
21 チャック
21S ウェハ支持面
21S チャック21のウェハ支持面
21S ブロックアセンブリ22の座面
21S 下側ブロックアセンブリのウェハ支持面
22 下側ブロック
22 下側ブロックアセンブリ
22B ブロックアセンブリ22のベースセクション
22M ブロックアセンブリ22の可動セクション
22M 下側ブロックアセンブリ22の可動セクション
22M 可動ブロックセクション
22M 可動部分
23 チャック
23S 上側ブロックアセンブリ20のウェハ座面
23S 上側ブロックアセンブリ20の支圧面(bearing surface)
23S 上側ブロックアセンブリのウェハ支持面
23S、21S 上側ブロック20及び下側ブロック22のウェハ支圧面
23S、21S 対応する座面(seating surface)
23S、21S ウェハ接触面
24 キャリヤ締結具
280 円形状のリング
282a、282b、282c 円形リングの周縁に120度で離間して対称的に配置されている3つのスペーサ及びクランプアセンブリ(spacer and clamp assemblies)
283及び285 リニアアクチュエータ
284 スペーサ
286 クランプ
290 空気圧制御式のセンターピン(center pin:心軸)
295 圧力計
30 ヒータ
30、32 ヒータ
300 従来技術のウェハ接合システム
301 中心エリア
302 ウェハスタック
302 第1の球面エリア
302 (wafer stack:ウェハ積層体)ウェハスタック
303 別の球面エリア
304 変位が1μの範囲であるエリア
305 接合界面
306 中心領域
307 縁領域
307 周縁領域
308、309及び311 エリア
310 第1のウェハ
310a 第1の表面
310b 第2の表面
312 接合層
32 ヒータ
32 ヒータ(又はサーマルサイクラー)
320 第2のウェハ
320a 第1の表面
320b 第2の表面
322 接合層
32A ウェハの周縁を加熱するように構成されている第2の加熱ゾーン
32B ウェハの中心領域を加熱するように構成されている第1の加熱ゾーン
34 フランジ
34 支持フランジ
350 力
36 フランジ
40 骨格フレーム
40 骨格フレーム又は支持フレーム
40 骨格構造体
40 装置10の骨格フレーム
400 ウェハ接合システム
400 システム
401、402及び403 均一な変位を有する層
404 ばらつきを有しない均一な応力領域
405 ウェハ接合界面
405 接合界面
406 中心領域
407 周縁領域
410 第1のウェハ
410 第1の半導体ウェハ
410、420 ウェハ
410、420 ウェハ又は基板
410、420 基板
410、420 接合されたウェハ
410、420 1つ又は複数のウェハ
410a 第1の表面
410a、410b 接合される表面
410a、420a 界面接触するウェハ表面
410b 第2の表面
412、422 特有のタイプの接合を促進するように構成されている接合層
412及び422 接合層
42 支柱
42 実質的に剛性の支柱
420 第2のウェハ
420a 第1の表面
43 リニアスライド
430 1つ又は複数のスタック
430 ウェハスタック
430 ウェハスタック(複数可)
430 スタック
430 予め位置合せされているウェハスタック
44 接続部
44E 係合部材(例えば、ねじ山付きアーム)
450 力柱
46 取り付けプレート
46 上部取り付けプレート
460 第2の力柱
460 力柱
480 自動であるか又は他の方法で手動で動作する搬送アーム又はスライドのような搬送デバイス
50 アクチュエータ
51 アクチュエータのベース部材
51 ベース部材
52 アクチュエータ
52 実質的に均一に分布する力柱を生成するアクチュエータ
52B ベローズシール
52Z1及び52Z2 ピストン又はゾーンシール
52Z1及び52Z2 中間ゾーンシール
53 スパン構造体
53 スパン支持構造体(span support structure)
53 スパン部材
53 上部プレート
53B ベローズ
53B ベローズシール
54 アクチュエータ52のプレート部材
54 プレート部材
54 可動プレート
54 可動プレート部材
54F プレート面
54F 圧力面(pressure face surface)
55 プレート部材に結合されている反応部材又はベース部材
55 ベース
55 ベース部材
55 ベース部材又は反応部材
55 固定プレート
56 シート構造体(seat structure)
56 底部プレート
56S スパン(span:スパン構造体)
56S スパン構造体
56T ブロック支持シート(block support seat:ブロック支持シート構造体)
56T 支持シート
57 プレート部材
58 シート構造体56の表面
58 下側ブロックアセンブリ22の底部と係合するシート面(seat surface)
59 予圧ブロック
70 耐荷真空熱分離システム
70、72 耐荷、真空分離システム(load bearing, vacuum isolation system)
72 ヒータを支持しているブロックアセンブリの嵌合部分からヒータ32を熱分離する熱分離システム
72 構造体
72 耐荷、真空分離システム
72 熱分離システム
72 分離システム
74 耐荷領域の外部にあるベローズ
76 ダイヤフラム
78 プレート
78 低いCTEの材料層
78 低い熱膨張率(CTE)を有する材料を含むプレート
78S 接触面
78S 表面
82 レベリングシステム
82 実質的に水平に又は互いに平行に維持するレベリングシステム
84 リニアガイド部分
84B リニア軸受アセンブリ
84R ガイドロッド
85 接合界面中心
85 中心点
86 ジンバル
86 ジンバル部分
86 回転ガイド部分
86 回転ガイド部分又はジンバル部分
86 半球形の軸受アセンブリによって画定されるジンバル
FEA−DISPLACEMENT 変位の有限要素解析
FEA−VON MISES STRESS FEAのミーゼス応力

Claims (25)

  1. 半導体構造体の接合のための装置であって、
    第1の半導体構造体(410)の第1の表面(410a)を第2の半導体構造体(420)の第1の表面(420a)に真向かいに接触するように位置付ける器具と、
    前記第1の半導体構造体の前記第1の表面(410a)と前記第2の半導体構造体の前記第1の表面(420a)との間の接合界面エリア全体に均一な圧力を印加するように構成されている円柱状に生成される加圧気体である力柱(450)〔以下力柱(450)という〕を用いて、前記第1の半導体構造体(410)及び前記第2の半導体構造体(420)を共に押圧することによって前記第1の半導体構造体(410)の第1の表面(410a)と第2の半導体構造体(420)の第1の表面(420a)の間における前記接合界面エリアを形成する接合形成器具と、
    を備える、半導体構造体の接合のための装置であって、
    前記力柱(450)は、接合プロセス全体の間、前記力柱からつながる可動部分(22M又は20M)を経て、前記接合界面エリア全体にわたって均一に分布する荷重を半導体構造体に対して印加し、前記接合界面エリア全体に沿った変位、応力及び接合圧力を均一にするように構成されており、更に
    前記力柱(450)及び前記可動部分(22M又は20M)の横断面が、前記第1の半導体構造体(410)の第1の表面(410a)と第2の半導体構造体(420)の第1の表面(420a)の間における前記接合界面エリア全体と一致する寸法になっており、円柱状に構成された、均一に分布する力からなる、前記力柱(450)が、接合界面エリア全体に印加するように構成されており、
    前記接合形成器具は、前記力柱(450)を生成するように構成されているアクチュエータを備え、前記アクチュエータは、可動プレート部材(54又は57)を有する閉鎖系であり、力柱(450)の生成が加圧気体の前記アクチュエータ内への導入による前記可動プレート部材の移動によっておこる、半導体構造体の接合のための装置。
  2. 前記ベースの寸法は調整可能であって、前記ベースの寸法が、4インチ(約10.16cm)、6インチ(約15.24cm)又は8インチ(約20.32cm)の直径のうちの1つを有する前記接合界面エリアと一致するように調整されうる、請求項1に記載の装置。
  3. 前記力柱は、前記接合界面エリア全体に、前記圧力を少なくとも90パーセントの均一性を有するように印加し、前記圧力は、1000mbar〜50000mbarの範囲である、請求項1〜2のいづれか一に記載の装置。
  4. 前記位置付ける器具は、前記第1の半導体構造体の第2の表面と接触するように構成されている第1のクランプ部材と、前記第2の半導体構造体の第2の表面と接触するように構成されている第2のクランプ部材とを有するクランプ(286)を備え、前記第1の半導体構造体の前記第2の表面、及び前記第2の半導体構造体の前記第2の表面は、前記第1の半導体構造体の前記第1の表面、及び前記第2の半導体構造体の前記第1の表面に対してそれぞれ反対であり、前記力柱を用いて前記第1の半導体構造体及び前記第2の半導体構造体を共に押圧することは、前記力柱を用いて前記第1のクランプ部材及び前記第2のクランプ部材のうちの少なくとも一方を押圧することを含む請求項1〜3のいづれか一に記載の装置。
  5. 前記位置付け器具及び前記接合形成器具の荷重に耐えるように構成されているフレームをさらに備え、前記フレームは、少なくとも1つの剛性の支柱をさらに備え、前記第1のクランプ部材及び前記第2のクランプ部材は、前記半導体構造体の前記接合中に生成されるあらゆる曲げモーメントを前記フレームに伝達するように前記支柱に接続されるように構成されており、前記フレームは3つの剛性の支柱(42)を備える、請求項1〜4のいづれか一に記載の装置。
  6. 前記第1のクランプ部材及び前記第2のクランプ部材のうちの一方又は両方は、前記剛性の支柱に可動に接続される請求項5に記載の装置。
  7. 前記フレームは上部プレート及び底部プレートをさらに備え、該上部プレート及び該底部プレートは前記剛性の支柱に接続される、請求項6に記載の装置。
  8. 制御雰囲気チャンバをさらに備え、前記チャンバ内の圧力を監視するように構成されている圧力計(295)をさらに備える、請求項1〜7のいづれか一に記載の装置。
  9. 前記第1の半導体構造体及び前記第2の半導体構造体を、前記チャンバ内に出し入れするように搬送すると共に前記第1のクランプ部材及び前記第2のクランプ部材間に配置するように構成されているキャリヤ締結具(24)をさらに備え、前記キャリヤ締結具は、前記第1の半導体構造体の前記第1の表面、及び前記第2の半導体構造体の前記第1の表面を第1の距離に維持するように構成されている少なくとも1つのスペーサ(284)を備え、前記キャリヤ締結具は、前記第1の半導体構造体及び前記第2の半導体構造体を共に締め付ける少なくとも1つのクランプをさらに備える、請求項1〜8のいづれか一に記載の装置。
  10. 前記少なくとも1つのスペーサ及び前記少なくとも1つのクランプは独立して作動する、請求項9に記載の装置。
  11. 前記力柱を用いて前記第1の半導体構造体及び前記第2の半導体構造体を共に押圧する前に、該第1の半導体構造体の前記第1の表面、及び該第2の半導体構造体の前記第1の表面を固定するように構成されているピンをさらに備え、前記ピンは、調整可能な力を用いて前記第1の半導体構造体の前記第1の表面、及び前記第2の半導体構造体の前記第1の表面を固定する、請求項1〜10のいづれか一に記載の装置。
  12. 前記チャンバは、前記キャリヤ締結具を該チャンバ内に出し入れするように搬送することができるような寸法になっているポートを備える、請求項9に記載の装置。
  13. 前記ポートを介して前記チャンバと連通するように構成されている予装填チャンバ(15)であって、前記ポートは該予装填チャンバを前記チャンバから分離するシャッターを備える、予装填チャンバをさらに備える、請求項12に記載の装置。
  14. 前記第1のクランプ部材の第1の表面を前記第2のクランプ部材の第1の表面に平行に位置合せする器具であって、前記第1のクランプ部材の前記第1の表面は、前記第1の半導体構造体の前記第2の表面と接触するように構成されており、且つ前記第2のクランプ部材の前記第1の表面は、前記第2の半導体構造体の前記第2の表面と接触するように構成されている、位置合せする器具をさらに備え、前記位置合せ器具は、前記力柱が前記接合界面エリアに垂直に印加されるように、前記第1の半導体構造体の前記第1の表面と、前記第2の半導体構造体の前記第1の表面とを位置合せするように構成されている、請求項1〜13のいづれか一に記載の装置。
  15. 前記位置合せ器具は、リニアアライメント工具及び/又は回転アライメント工具を備え、前記回転アライメント器具は、前記接合界面エリアの中心の周囲で前記2つの第1の表面のうちの一方を回転によって位置合せするように構成されている、請求項14に記載の装置。
  16. 前記接合界面エリア全体が±1度の温度均一性に達するように前記第1の半導体構造体及び前記第2の半導体構造体を加熱する器具をさらに備える、請求項1〜15のいづれか一に記載の装置。
  17. 前記第1の半導体構造体及び前記第2の半導体構造体を前記位置付け器具及び前記接合形成器具から熱分離するように構成されている熱分離システム(72)をさらに備える、請求項16に記載の装置。
  18. 前記熱分離システムは、弾性膜と、低いCTEの材料を含む基板との間に閉じ込められる真空分離層を備え、前記基板は、前記膜との接触を最小限にするような構造になっている表面を備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記加熱する器具は、前記第1の半導体構造体及び前記第2の半導体構造体の中心領域並びに周縁領域の加熱を独立して制御するように構成されている独立制御式マルチゾーンヒータを備える、請求項18に記載の装置。
  20. 前記加熱する器具は、前記第1の半導体基板を加熱するように構成されている第1のセットのヒータと、前記第2の半導体基板を加熱するように構成されている第2のセットのヒータとを備え、前記第1のセットのヒータは、前記第2のセットのヒータの鏡像構成に配置される、請求項19に記載の装置。
  21. 前記第1の半導体構造体及び前記第2の半導体構造体は、半導体ウェハ、フラットパネル構造体、集積回路デバイス、3D集積マイクロエレクトロニクス、又はマイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の装置。
  22. 前記第1の半導体構造体の前記第1の表面、及び前記第2の半導体構造体の前記第1の表面は、金属、半導体、1つの絶縁体、接着剤、格子構造体、ガラス又は複数の絶縁体のうちの少なくとも1つを含む、第1の接合層及び第2の接合層をそれぞれさらに備える、請求項1に記載の装置。
  23. 前記接合は、陽極接合、共昌接合、接着接合、溶融接合、ガラスフリット接合又は熱圧着接合のうちの1つを含む、請求項1に記載の装置。
  24. 半導体構造体を接合する方法であって、
    第1の半導体構造体(410)の第1の表面(410a)を第2の半導体構造体(420)の第1の表面(420a)に真向かいに接触するように位置付けること、及び
    前記第1の半導体構造体の前記第1の表面と前記第2の半導体構造体の前記第1の表面との間における接合界面エリア全体に均一な圧力を印加するように構成されている円柱状に生成される加圧気体である力柱(450)〔以下力柱(450)という〕を用いて、前記第1の半導体構造体及び前記第2の半導体構造体を共に押圧することによって前記第1の半導体構造体(410)の第1の表面(410a)と第2の半導体構造体(420)の第1の表面(420a)の間における前記接合界面エリアを形成すること、
    を含む、半導体構造体を接合する方法であって;
    前記力柱(450)は、接合プロセス全体の間、前記力柱からつながる可動部分(22
    M又は20M)を経て、前記接合界面エリア全体にわたって均一に分布する荷重を半導体構造体に印加し、前記接合界面エリア全体に沿った変位、応力及び接合圧力を均一にし、更に
    前記力柱(450)及び前記可動部分(22M又は20M)の横断面は、前記第1の半導体構造体(410)の第1の表面(410a)と第2の半導体構造体(420)の第1の表面(420a)の間における前記接合界面エリア全体と一致する寸法になっており、円柱状に構成された、均一に分布する力からなる、前記力柱(450)が、接合界面エリア全体に印加するように構成され、
    前記力柱はアクチュエータによって生成され、前記アクチュエータは、可動プレート部材(54又は57)を有する閉鎖系であり、力柱(450)の生成が加圧気体の前記アクチュエータ内への導入による前記可動プレート部材の移動によっておこる、半導体構造体の接合のための方法。
  25. 前記接合は、陽極接合、共昌接合、接着接合、溶融接合、ガラスフリット接合又は熱圧着接合のうちの1つを含む、請求項24に記載の方法。
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