JP5387537B2 - デンタルインプラント用光照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、螺旋状の突条よりなる螺子部を有するスクリュータイプのデンタルインプラントに紫外線を照射するデンタルインプラント用光照射装置に関するものである。
デンタルインプラントは、失われた歯の機能を代用させることを目的として顎骨に埋め込まれるものであり、このようなデンタルインプラントとしては、特許文献1に、歯槽骨等に埋入される螺旋状の突条よりなる螺子部が形成されたスクリュータイプのものが記載されている。
そして、デンタルインプラント手術においては、デンタルインプラントが十分に骨と結合(オッセオインテグレーション)することが肝要であり、そのため、特許文献1では、デンタルインプラントに紫外線を照射して有機物を除去することが提案されている。
而して、このようなデンタルインプラントに紫外線を照射する光照射装置においては、歯槽骨等に埋入される螺子部に対して確実に紫外線を照射することができ、また、1回のデンタルプラント手術においては、通常、複数のデンタルインプラントが用いられることから、複数のデンタルインプラントに対して同時に紫外線を照射することができることが望まれる。
しかしながら、複数のスクリュータイプのデンタルインプラントに紫外線を照射するために適した光照射装置は、まだ知られていない。
特許第3072373号公報
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、スクリュータイプのデンタルインプラントに対して所要の紫外線照射処理を確実に行うことができるデンタルインプラント用光照射装置を提供することにある。
本発明のデンタルインプラント用光照射装置は、螺旋状の突条よりなる螺子部が形成されたスクリュータイプのデンタルインプラントに紫外線を照射するデンタルインプラント用光照射装置であって、
筐体と、
この筐体内に設けられた、複数のデンタルインプラントが、その螺子部の先端が上方を向くよう垂立した姿勢で、一方向に沿って並ぶよう配置されて保持されるステージと、
前記筐体内において、前記ステージに保持された複数のデンタルインプラントからなるインプラント群における前記一方向に平行な両側に配置された紫外線放射ランプと
を備えてなり、
前記紫外線放射ランプは、空気中の酸素からオゾンを生成し得る紫外線を放射するものであり、
前記紫外線放射ランプから放射される紫外線が、前記ステージに保持された複数のデンタルインプラントの各々の螺子部を形成する突条の表面全面に照射されると共に、当該螺子部にオゾンが接触することを特徴とする。
本発明のデンタルインプラント用光照射装置によれば、処理室内に配置された紫外線放射ランプから放射された紫外線が、一方向に沿って並ぶよう配置された複数のデンタルインプラントの各々における螺子部を形成する突条の表面全面に照射されると共に、当該螺子部にオゾンが接触することにより、スクリュータイプのデンタルインプラントに対して所要の紫外線照射による洗浄処理を確実に行うことができる。
本発明のデンタルインプラント用光照射装置の一例における筐体内部の構成を示す説明用正面図である。 本発明のデンタルインプラント用光照射装置の一例における筐体内部の構成を示す説明用側面図である。 本発明のデンタルインプラント用光照射装置の他の例における筐体内部の構成を示す説明用正面図である。 本発明のデンタルインプラント用光照射装置の更に他の例における筐体内部の構成を示す説明用正面図である。
図1は、本発明のデンタルインプラント用光照射装置の一例における筐体内部の構成を示す説明用正面図であり、図2は、本発明のデンタルインプラント用光照射装置の一例における筐体内部の構成を示す説明用側面図である。
このデンタルインプラント用光照射装置(以下、単に「光照射装置」ともいう。)は、ピン状のデンタルインプラント(以下、単に「インプラント」ともいう。)1に紫外線を照射するために用いられるものであって、正面に開閉扉(図示省略)を有する全体の輪郭が直方体状の筐体10を有し、この筐体10の内部には、複数のインプラント1が配置される処理室11が形成されていると共に、この処理室11の上方に、当該処理室11内に生じたオゾンを除去するオゾン除去室12が形成されており、処理室11およびオゾン除去室12は、互いに隔壁15によって区画されている。筐体1の処理室11内に配置されるインプラント1の各々は、その一端部に螺旋状に形成された突条3よりなる螺子部2を有するスクリュータイプのものである。
筐体10の処理室11内には、複数のインプラント1が一方向(図1において紙面に垂直な方向、図2において左右方向)に沿って並ぶよう配置されて保持されるステージ20が設けられている。具体的には、ステージ20の表面21には、それぞれインプラント1の他端部の外径に適合する内径の凹所よりなる複数の保持部22が一方向に沿って並ぶよう形成されており、これらの保持部22の各々に、インプラント1がその螺子部2の先端が上方を向くよう垂立した姿勢で当該インプラント1の他端部が挿入されて保持されることにより、複数のインプラント1がそれぞれの螺子部2が処理室11内において露出した状態で一方向に沿って並ぶよう配置されている。このようにインプラント1の各々が処理室11内において露出した状態で配置されることにより、後述する紫外線放射ランプ30から放射される紫外線をインプラント1の螺子部2の突条3の表面全面に確実に照射することができる。
また、図示の例では、ステージ20の表面は例えば鏡面加工が施されることによって後述する紫外線放射ランプ30からの紫外線を反射する光反射面とされている。
また、ステージ20は、筐体10に対して着脱自在に設けられていてもよい。このような構成によれば、ステージ20を筐体10の外部に取り出すことが可能となるため、ステージ20に対するインプラント1の取り付け作業、取り外し作業または交換作業を容易に行うことができる。
このステージ20に保持された複数のインプラント1からなるインプラント群1Gにおける当該インプラント1が並ぶ一方向に平行な両側には、2つの紫外線放射ランプ30が設けられている。具体的に説明すると、紫外線放射ランプ30の各々は、それぞれインプライト1が並ぶ一方向に伸びる2つの直線状部分32が湾曲部分33によって連結されてなるU字管状の発光管31を有し、2つの紫外線放射ランプ30は、それぞれ発光管31の2つの直線状部分32の各々が互いに上下に位置する姿勢で、インプラント1における螺子部2およびその周辺の空間領域を介して、互いに対向するよう配置されている。また、紫外線放射ランプ30の各々と処理室11の側壁面との間には、紫外線放射ランプ30からの紫外線を反射する、断面がコ字形の樋状の2つの反射鏡40が、当該紫外線放射ランプ30と対向するよう配置されている。
紫外線放射ランプ30としては、波長254nmおよび波長185nmの紫外線を放射する低圧水銀ランプを用いることができる。また、紫外線放射ランプ30からの紫外線の照度は、例えば発光管31の管壁から10mm離間した位置において約6mW/cm2 以上である。
紫外線放射ランプ30として用いられる低圧水銀ランプの一例の仕様を挙げると、発光管が合成石英ガラス製で、発光長が200mm、ランプ入力が25Wである。
筐体10のオゾン除去室12内には、処理室11内の雰囲気ガスを当該オゾン除去室12を介して循環させるファン16が配置され、このファン16の上流側および下流側の各々に、オゾン除去フィルタ17が配置されている。
このような光照射装置においては、ステージ20の保持部22の各々に、インプラント1をその螺子部2の先端が上方を向くよう垂立した姿勢で保持させ、この状態で、紫外線放射ランプ30の各々を点灯させることにより、インプラント1における螺子部2を形成する突条3に対して、当該紫外線放射ランプ30からの紫外線が直接照射されると共に反射鏡40およびステージ20の表面の各々に反射されて照射される結果、当該突条3の表面全面に紫外線が照射され、更に、処理室11内の雰囲気ガス中の酸素に紫外線放射ランプ30からの紫外線が照射されることによって、当該処理室11内にはオゾンが生成されてインプラント1の螺子部2に接触する。このように、インプラント1の螺子部2を形成する突条3の表面全面すなわち突条3の上面3aおよび下面3bの両方に紫外線が照射されると共に、当該螺子部2にオゾンが接触することにより、当該インプラント1の螺子部2に付着した有機物が分解除去され、これにより、インプラント1の洗浄処理が達成される。
そして、インプラント1の洗浄処理が終了して紫外線放射ランプ30が消灯した後、ファン16が作動して処理室11内の雰囲気ガスがオゾン除去室12内に配置されたオゾン除去フィルタ17を介して循環されることにより、処理室11内のオゾンの除去処理が行われ、その後、処理室11内からインプラント1が取り出される。
以上において、紫外線放射ランプ30からの紫外線の照射時間は、例えば5〜30分間である。
また、紫外線が照射されることによって生成されるオゾンの濃度は、100ppm以上であることが好ましく、より好ましくは200〜400ppmである。
また、ファン16の作動時間すなわちオゾンの除去処理時間は、例えば10〜300秒間である。
上記の光照射装置によれば、一方向に沿って並ぶよう配置された複数のインプラント1からなるインプラント群1Gにおける当該一方向に平行な両側には、2つの紫外線放射ランプ30が当該インプラント1における螺子部2およびその周辺の空間領域を介して、互いに対向するよう配置され、更に、紫外線放射ランプ30からの紫外線を反射する、断面がコ字形の樋状の2つの反射鏡40が、当該紫外線放射ランプ30と対向するよう配置されていることにより、複数のインプラント1の各々における螺子部2を形成する突条3に対して、紫外線放射ランプ30からの直接光および反射鏡40からの反射光が照射される結果、当該突条3の表面全面に紫外線が照射されるため、スクリュータイプのインプラント1に対する所要の紫外線照射処理を確実に行うことができる。
また、ステージ20の表面が光反射面とされていることにより、紫外線放射ランプ30からの紫外線が、ステージ20の表面を介してインプラント1の各々における螺子部2に照射されるので、インプラント1に対する所要の紫外線照射処理を一層確実に行うことができる。
図3は、本発明のデンタルインプラント用光照射装置の他の例における筐体内部の構成を示す説明用正面図である。
この光照射装置においては、ステージ20に一方向(図3において紙面に垂直な方向)に並ぶよう配置されて保持された複数のインプラント1からなるインプラント群(図2参照)の上方位置に、インプラント1が並ぶ一方向に伸びる直管状の発光管31を有する紫外線放射ランプ30が配置され、紫外線放射ランプ30からの紫外線を反射する、断面が略楕円形の光反射面を有する反射鏡40が、ステージ20、当該ステージ20に保持された複数のインプラント1からなるインプラント群、および紫外線放射ランプ30を取り囲むよう配置されている。その他の構成は、図1および図2に示す光照射装置と同様である。
このような光照射装置においては、ステージ20の保持部22の各々に、インプラント1をその螺子部2の先端が上方を向くよう垂立した姿勢で保持させ、この状態で、紫外線放射ランプ30の各々を点灯させることにより、インプラント1における螺子部2を形成する突条3に対して、当該紫外線放射ランプ30からの紫外線が直接照射されると共に反射鏡40およびステージ20の表面の各々に反射されて照射される結果、当該突条3の表面全面に紫外線が照射され、更に、処理室11内の雰囲気ガス中の酸素に紫外線放射ランプ30からの紫外線が照射されることによって、当該処理室11内にはオゾンが生成されてインプラント1の螺子部2に接触する。このように、インプラント1の螺子部2を形成する突条3の表面全面に紫外線が照射されると共に、当該螺子部2にオゾンが接触することにより、当該インプラント1の螺子部2に付着した有機物が分解除去され、これにより、インプラント1の洗浄処理が達成される。
そして、インプラント1の洗浄処理が終了して紫外線放射ランプ30が消灯した後、処理室11内のオゾンの除去処理が行われ、その後、処理室11内からインプラント1が取り出される。
以上において、紫外線放射ランプ30からの紫外線の照射時間、紫外線が照射されることによって生成されるオゾンの濃度、およびファン16の作動時間は、図1および図2に示す光照射装置と同様である。
上記の光照射装置によれば、一方向に沿って並ぶよう配置された複数のインプラント1からなるインプラント群1Gの上方位置に、インプラント1が並ぶ一方向に伸びる直管状の発光管31を有する紫外線放射ランプ30が配置され、更に、紫外線放射ランプ30からの紫外線を反射する、断面が略楕円形の光反射面を有する反射鏡40が、ステージ20、当該ステージ20に保持された複数のインプラント1からなるインプラント群、および紫外線放射ランプ30を取り囲むよう配置されていることにより、複数のインプラント1の各々における螺子部2を形成する突条3に対して、紫外線放射ランプ30からの直接光および反射鏡40からの反射光が照射される結果、当該突条3の表面全面に紫外線が照射されるため、スクリュータイプのインプラント1に対する所要の紫外線照射処理を確実に行うことができる。
また、ステージ20の表面が光反射面とされていることにより、紫外線放射ランプ30からの紫外線が、ステージ20の表面を介してインプラント1の各々における螺子部2に照射されるので、インプラント1に対する所要の紫外線照射処理を一層確実に行うことができる。
図4は、本発明のデンタルインプラント用光照射装置の更に他の例における筐体内部の構成を示す説明用正面図である。
この光照射装置においては、ステージ20に一方向(図4において紙面に垂直な方向)に並ぶよう配置されて保持された複数のインプラント1からなるインプラント群(図2参照)における当該一方向に平行な両側に、それぞれインプラント1が並ぶ一方向に伸びる直管状の発光管31を有する2つの紫外線放射ランプ30が、インプラント1における螺子部2およびその周辺の空間領域を介して、互いに対向するよう配置され、それぞれ紫外線放射ランプ30からの紫外線を反射する5つの平面ミラー41が隣接する平面ミラー41に対して例えば120°の角度で傾いた状態で順次に連結されて構成された反射鏡40が、ステージ20、当該ステージ20に保持された複数のインプラント1からなるインプラント群、および紫外線放射ランプ30を取り囲むよう配置されている。その他の構成は、図1および図2に示す光照射装置と同様である。
このような光照射装置においては、ステージ20の保持部22の各々に、インプラント1をその螺子部2の先端が上方を向くよう垂立した姿勢で保持させ、この状態で、紫外線放射ランプ30の各々を点灯させることにより、インプラント1における螺子部2を形成する突条3に対して、当該紫外線放射ランプ30からの紫外線が直接照射されると共に反射鏡40およびステージ20の表面の各々に反射されて照射される結果、当該突条3の表面全面に紫外線が照射され、更に、処理室11内の雰囲気ガス中の酸素に紫外線放射ランプ30からの紫外線が照射されることによって、当該処理室11内にはオゾンが生成されてインプラント1の螺子部2に接触する。このように、インプラント1の螺子部2を形成する突条3の表面全面すなわち突条3の上面3aおよび下面3bの両方に紫外線が照射されると共に、当該螺子部2にオゾンが接触することにより、当該インプラント1の螺子部2に付着した有機物が分解除去され、これにより、インプラント1の洗浄処理が達成される。
以上において、紫外線放射ランプ30からの紫外線の照射時間、紫外線が照射されることによって生成されるオゾンの濃度、およびファン16の作動時間は、図1および図2に示す光照射装置と同様である。
上記の光照射装置によれば、一方向に沿って並ぶよう配置された複数のインプラント1からなるインプラント群における当該一方向に平行な両側には、2つの紫外線放射ランプ30が当該インプラント1における螺子部2およびその周辺の空間領域を介して、互いに対向するよう配置され、更に、紫外線放射ランプ30からの紫外線を反射する反射鏡40が、ステージ20、当該ステージ20に保持された複数のインプラント1からなるインプラント群、および紫外線放射ランプ30を取り囲むよう配置されていることにより、複数のインプラント1の各々における螺子部2を形成する突条3に対して、紫外線放射ランプ30からの直接光および反射鏡40からの反射光が照射される結果、当該突条3の表面全面に紫外線が照射されるため、スクリュータイプのインプラント1に対する所要の紫外線照射処理を確実に行うことができる。
また、ステージ20の表面が光反射面とされていることにより、紫外線放射ランプ30からの紫外線が、ステージ20の表面を介してインプラント1の各々における螺子部2に照射されるので、インプラント1に対する所要の紫外線照射処理を一層確実に行うことができる。
以上、本発明の光照射装置の実施の形態について説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されず、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、紫外線放射ランプ30としては、空気中の酸素からオゾンを生成し得る紫外線を放射するものであれば、低圧水銀ランプに限られず、例えばキセノンガス等が封入されたエキシマランプなどを用いることができる。
また、紫外線放射ランプ30および反射鏡40の形態および配置位置は、インプラント1の各々の螺子部2を形成する突条3の表面全面に紫外線が照射されるものであれば、適宜設計することができ、例えば紫外線放射ランプ30の発光管31の形状は、U字管状および直管状のものに限られず、全体が直方体状のものであってもよい。
また、紫外線放射ランプ30からの直接光のみによって、インプラント1の各々の螺子部2を形成する突条3の表面全面に紫外線が照射されれば、反射鏡40は不要である。
1 インプラント
1G インプラント群
2 螺子部
3 突条
3a 上面
3b 下面
10 筐体
11 処理室
12 オゾン除去室
15 隔壁
16 ファン
17 オゾン除去フィルタ
20 ステージ
21 表面
22 保持部
30 紫外線放射ランプ
31 発光管
32 直線状部分
33 湾曲部分
40 反射鏡
41 平面ミラー

Claims (3)

  1. 螺旋状の突条よりなる螺子部が形成されたスクリュータイプのデンタルインプラントに紫外線を照射するデンタルインプラント用光照射装置であって、
    筐体と、
    この筐体内に設けられた、複数のデンタルインプラントが、その螺子部の先端が上方を向くよう垂立した姿勢で、一方向に沿って並ぶよう配置されて保持されるステージと、
    前記筐体内において、前記ステージに保持された複数のデンタルインプラントからなるインプラント群における前記一方向に平行な両側に配置された紫外線放射ランプと
    を備えてなり、
    前記紫外線放射ランプは、空気中の酸素からオゾンを生成し得る紫外線を放射するものであり、
    前記紫外線放射ランプから放射される紫外線が、前記ステージに保持された複数のデンタルインプラントの各々の螺子部を形成する突条の表面全面に照射されると共に、当該螺子部にオゾンが接触することを特徴とするデンタルインプラント用光照射装置。
  2. 前記筐体内には、前記紫外線放射ランプからの紫外線を反射する反射鏡が配置されており、当該紫外線放射ランプからの直接光および当該反射鏡からの反射光によって、複数のデンタルインプラントの各々の螺子部を形成する突条の表面全面に紫外線が照射されることを特徴とする請求項1に記載のデンタルインプラント用光照射装置。
  3. 前記ステージの表面が光反射面とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデンタルインプラント用光照射装置。
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