JP7291988B2 - オゾン生成装置および紫外線照射装置 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 平成29年4月5日に東京ビックサイトにおいて開催された第27回ファインテックジャパンにおいて、オゾン発生装置を公開した。
本発明は、エキシマランプなどの光源から放射される紫外線によってオゾンを生成するオゾン生成装置、紫外線照射装置に関する。
エキシマランプなどによって紫外線を照射することによってオゾンを生成するオゾン生成装置が知られている。オゾンは除菌、殺菌作用をもつことから、オゾン生成装置は脱臭機、除菌器として構成することが可能である。
例えば、円筒状のケーシング内にオゾナイザを配置し、その下方に空気ファンを設置する脱臭機が知られている。外気が空気ファンによってケーシング内部に吸入されると、放電によってオゾンがケーシング内で発生する。発生したオゾンは、ケース上部に設けられた放出口から放出され、これによって臭気成分が分解される(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-29795号公報
脱臭機などのオゾン生成装置、紫外線照射装置が動作している間、ランプ点灯中であってもケース内部に収容されているため、ケース外側からその動作状態を確認することができない。したがって、オゾン生成装置、紫外線照射装置に点灯インジケータを設けてユーザがそれを確認するか、装置の傍まで行って動作中であるか否かを確認する必要がある。
しかしながら、オゾン自体、紫外線が人体に影響するため、ユーザがオゾン生成装置、紫外線照射装置の傍に近寄るのは好ましくなく、ある程度離れた場所でオゾン生成装置の動作状態を確認する必要がある。その場合、インジケータなどを設けても、照明環境などによって動作中であるか否かを確認することが難しい。
したがって、オゾン生成装置などの動作状態を、離れた場所でも容易に確認できることが求められる。
本発明のオゾン生成装置は、放電によって紫外線を放射するエキシマランプと、エキシマランプを収容し、エキシマランプからの紫外線が照射される内部空間が形成される、ケーシングである筐体とを備え、ランプ点灯状態において、エキシマランプから、紫外線とともに可視光が放射され、筐体において、装置設置状態でエキシマランプが点灯状態であることを視認可能な窓が、形成されている。例えば、窓が、筐体の側面および/または天井面に形成されている。
本発明の他の態様である紫外線照射装置は、放電によって紫外線を放射するエキシマランプと、エキシマランプを収容し、エキシマランプからの紫外線が照射される内部空間が形成される、ケーシングである筐体とを備え、ランプ点灯状態において、エキシマランプから、紫外線とともに可視光が放射され、筐体において、装置設置状態でエキシマランプが点灯状態であることを視認可能な窓が、形成されている。例えば、窓が、筐体の側面および/または天井面に形成されている。
本発明の他の態様である紫外線照射装置は、それぞれ、放電によって172nm以外の波長の紫外線を放射する複数のエキシマランプと、複数のエキシマランプを収容し、複数のエキシマランプからの紫外線が照射される内部空間が形成される、ケーシングである筐体とを備え、ランプ点灯状態において、複数のエキシマランプから、それぞれ紫外線とともに可視光が放射され、筐体において、装置設置状態で複数のエキシマランプが点灯状態であることを視認可能な窓が、形成されている。例えば、窓から、ランプ点灯状態において、エキシマランプを視認可能に構成することができる。
例えば、窓が、筐体に設けられた操作面の傍に形成されている。また、窓の鉛直方向長さが、筐体鉛直方向長さの半分以上の長さにすることが可能である。エキシマランプは、局所的放電によって紫外線を放射することが可能である。例えば、窓の表面が、筐体の表面の一部を形成している。
本発明の他の態様であるオゾン生成装置の動作状態確認方法は、紫外線放射とともに可視光を放射するエキシマランプと、エキシマランプを収容し、エキシマランプからの紫外線が照射される内部空間が形成される、ケーシングである筐体とを備えたオゾン生成装置の動作状態確認方法であって、筐体において、装置設置状態でエキシマランプが点灯状態であることを視認可能となるように、窓を形成する。
本発明の他の態様である紫外線照射装置の動作状態確認方法は、紫外線放射とともに可視光を放射するエキシマランプと、エキシマランプを収容し、エキシマランプからの紫外線が照射される内部空間が形成される、ケーシングである筐体とを備えた紫外線照射装置の動作状態確認方法であって、筐体において、装置設置状態でエキシマランプが点灯状態であることを視認可能となるように、窓を形成する。
他方、本発明のオゾン生成装置は、放電によって紫外線を放射するエキシマランプと、エキシマランプを収容し、オゾン生成のための紫外線を照射する内部空間を区画する筐体とを備え、筐体において、紫外線とともにエキシマランプから放射される可視光を透過する窓が、形成されるように構成することができる。
ここでの「内部空間」は、筐体によって装置外と装置内とに区画されたときの装置内の少なくとも一部空間であって、殺菌、脱臭などに利用されるオゾンを生成する空間を示す。例えば脱臭機などの場合、エキシマランプを内部空間で生成されたオゾンの流れる方向に沿って配置し、生成されたオゾンが筐体から外部に放出されるように構成すればよい。
窓の形成位置、形状、大きさなどは任意に形成することができる。例えば、放電発生領域から可視光が放射される場合、放電発生領域を視認可能な位置に形成すればよい。エキシマランプが筐体内部の装着状態に合わせて窓を形成することで視認性を向上させることを考慮すると、筐体の鉛直方向に沿った表面に形成すればよい。例えば、両端部を鉛直方向に沿って設置する筒状筐体の場合、筐体側面に形成することができる。
鉛直方向に沿って配置されたエキシマランプの放電発生領域全体を視認できるようにすることを考慮すると、窓の鉛直方向長さを、筐体鉛直方向長さの半分以上の長さにすることが可能である。エキシマランプが水平方向に設置されている場合、窓の水平方向長さを、筐体水平方向長さの半分以上の長さにすることができる。
窓については、ランプ消灯時における美観性などの観点から、筐体外部からの可視光の少なくとも一部を反射する光学部材を備えるように構成することが可能である。
エキシマランプは、局所的放電によって紫外線を放射するように構成することが可能である。また、エキシマランプは、紫外線よりもスペクトル強度の小さい可視光を、紫外線とともに放射することができる。
エキシマランプから放射される可視光の波長域は、400nm~450nmおよび500nm~650nmの少なくともいずれかの波長域を含むようにすることが可能である。例えば、545nm付近の波長を含む可視光を放射することが可能である。
一方、本発明の他の態様における紫外線照射装置は、エキシマランプによって紫外線を照射する内部空間を区画する筐体を備え、筐体において、エキシマランプに生じた局所的放電を視認可能な位置にエキシマランプから放射される可視光を透過する窓が、形成されるように構成することができる。
本発明によれば、オゾン生成装置などの動作状態を、容易な構成で確実に確認することができる。
オゾン生成装置の概略的斜視図である。 オゾン生成装置の概略的平面図である。 エキシマランプの局所的放電を示した図である。 第2の実施形態におけるオゾン生成装置の概略的斜視図である。
以下では、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、オゾン生成装置の概略的斜視図である。図2は、オゾン生成装置の概略的平面図である。
オゾン生成装置100は、ここでは脱臭機として構成されており、筐体10内部に紫外線を照射するエキシマランプ30、40を配置した構成となっている。筐体10は、筒状側面10Sと、側面10Sの上方端部を覆う円板状の天井面10Uとを備え、側面10Sには、外部空気を吸入するためのスリット状開口部10Kが水平方向に沿って周方向全体に渡って形成される一方、オゾン放出用の環状開口部10Tが、側面10Sと天井面10Uとの隙間に形成されている。
筐体10内部には、エキシマランプ30、40とともに、ランプ電源部50、送風ファン(軸流ファン)60が筐体10の中心軸Xに沿ってエキシマランプ30、40の下方に設けられている。開口部10Kから筐体10内の内部空間10Rに入り込んだ空気は、送風ファン60によって天井面10Uの方向へ上昇していく。
エキシマランプ30、40が紫外線を照射すると、内部空間10Rを流れる空気に紫外線が当たり、これによってオゾンが生成される。生成されたオゾンは、送風ファン60によって開口部10Tから装置外部に放出される(図2の矢印参照)。放出されたオゾンにより、オゾン生成装置100の周囲に対し、臭いの元となる臭気成分が分解される。
エキシマランプ30、40は、石英ガラスから成る石英管32、42を備え、石英管32、42の内部には、管軸に沿って延びる内側電極(図示せず)が配置されている。内側電極は、柱状の誘電体(石英ガラス)によって被覆されており、放電空間に露出せずに誘電体内に埋設されている。石英管32、42の外面に配設された外側電極(図示せず)は、管軸に沿って配置されている。内側電極の端部に接続される給電線(図示せず)は、ランプ電源部50と接続しており、給電線を介してエキシマランプ30、40に電力が供給される。内側電極と外側電極との間で誘電体バリヤ放電が生じ、所定スペクトル(例えば、172nm)の紫外線が放射される。
エキシマランプ30、40は、筐体中心軸Xに沿って配置され、その両側に配置されたカバー34、44をそれぞれ備え、カバー34、44内には給電線(図示せず)が設けられている。エキシマランプ30、40は、筐体中心軸Xに対して回転対称的な位置に配置されており、中心軸Xに沿った配置位置も同じである。
側面10Sには、タイマースイッチボタン20S1、オゾン濃度調整ダイヤル20S2、電源ボタン20S3を設けた操作面10Mが設けられており、操作面10Mを挟んで、2つの窓10W1、10W2が設けられている。窓10W1、10W2は、操作面10Mの反対側にある同じサイズの面にまで渡って側面10Sの一部を形成し、その周方向幅は同じであり、中心軸Xに関して対称的な配置となっている。
窓10W1、10W2は、それぞれエキシマランプ30、40と向かい、中心軸X(鉛直方向)に沿った長さは、エキシマランプ30、40の石英管32、42よりも長い。また、窓10W1、10W2の水平方向(周方向)長さは、筐体10の水平方向(周方向)長さの半分以上の長さに定められている。窓10W1、10W2は、ここではアクリル樹脂で成形されており、可視光を透過する光透過特性をもつ。例えば、400nm以上の可視光を80%以上透過する光透過特性をもたせることができる。
一方、窓10W1、10W2を介してオゾン生成装置100の外部に紫外線を放射するのを抑制することを考慮し、400nmより短波長(紫外線領域)の光に対しては透過性を低くするのがよい。なお、172nmに代表されるような強い紫外線を放射するエキシマランプ30、40を使用する場合、172nmの波長が酸素に強く吸収されて放射距離が短くなるため、窓10W1、10W2まで到達しない。したがって、窓10W1、10W2の材料は特に限定されず、高価な合成石英ガラスなどにする必要は無い。
また、窓10W1、10W2の内面には、ビームスプリッタ(ミラーガラス)が形成されている。これによって、可視光がオゾン生成装置100の内部空間10Rから窓10W1、10W2を通って外部に進行することができる一方、オゾン生成装置100外部(筐体10外部)の可視光は、窓10W1、10W2で反射する。
本実施形態のエキシマランプ30、40は、局所的放電を生じ、紫外線と可視光とをほぼ同時に放射する。具体的には、172nmの紫外線とともに、400nm~800nmの波長域の可視光が放射される。以下、これについて説明する。
図3は、エキシマランプ30の局所的放電の一例を示した図である。局所的放電の一例として、エキシマランプ30の石英管32内で誘電体バリヤ放電を生じるとき、放電空間の径方向に沿って微細な放電が局所的に生じる(微細放電)。局所的放電では、瞬間的に発生・消滅を繰り返すような放電状態となり、放電ガスがエキシマ発光することによって172nmの紫外線が放射される。石英管、電極、放電空間圧(封入ガス圧)、印加電圧の周波数などは、局所的放電を生じるように定められている。
それとともに、エキシマランプ30、40では、可視光が放射される。可視光の放射は、石英管32、42などによって放電管を構成し、その石英管の種類や熱処理の条件、封入する放電ガスの種類、放射する紫外線の波長などを適宜調整することによって実現される。また、これらの調整によって、異なる波長域の可視光を放射することができる。
例えばエキシマランプ30、40は、400nm~450nmの波長域、500nm~650nmの波長域の可視光を放射することが可能であり、青色および緑~赤色の波長域の光によって赤紫色系の光が放射される。またエキシマランプ30、40は、545nm付近の波長をもつ緑色系の光を放射することも可能である。なお、紫外線の発光効率を落とさないためにも、可視光線の最大スペクトル強度は、172nmの紫外線の発光スペクトル強度のおよそ20パーセント以下に抑えられている。
図3は、局所的放電の様子を示す一例であり、放電形状を限定するものではない。図3のように微細放電と偏った放電DLが併存するような構成にしてもよい。例えば、局所的放電を生じさせる構成として、平板状の電極を石英管32、42の外周面に線接触させた構成を採ることもできる。この構成では、局所的放電の一例として、エキシマランプ30の石英管32内で誘電体バリヤ放電を生じるとき、石英管32に沿って配置された電極(図示せず)の傍に偏った放電DLが生じる。
図1、2で示したように、筐体10は、オゾン生成のためエキシマランプ30、40によって紫外線を照射する空間である内部空間10Rを形成する一方、窓10W1、10W2を設けていることによって、エキシマランプ30、40から放射される可視光が窓10W1、10W2を通って装置外部に照射される。
これにより、ユーザはエキシマランプ30、40の放電を視認することができ、エキシマランプ30、40が点灯状態である、すなわちオゾン生成装置100が動作していることを、オゾン生成装置100の周囲から離れた場所で視認することができる。
また、エキシマランプ30、40から放射される可視光は、筐体10の側面10Sにあって半分以上の表面領域をもつ窓10W1、10W2から照射されるため、ユーザは、エキシマランプ30、40それぞれの点灯状態をどの方向からも確認することができる。特に、窓10W1、10W2が石英管32、42のサイズよりも大きなサイズを持つことから、ユーザはエキシマランプ30、40の放電領域全体を視認することができる。
オゾン生成装置100に近づくことなく点灯状態を確認できるため、ユーザはオゾンの影響を受けなくて済む。また、点灯状態を示すインジケータなどを別途設けるような、視認性が悪くコストがかかる構造にする必要がなくなる。
上述したように、エキシマランプ30、40は、青色に応じた短波長域、緑色~赤色の長波長域の光を照射するように構成することができる。そのため、オゾン生成装置100の設置された室内照明が比較的明るく、スペクトル強度が比較的小さい可視光が放射される状況であっても、ユーザは点灯状態を視認することができる。特に、視覚的に感度の高い緑色に応じた光を照射することで視認性を高めることができる。
また、エキシマランプ30、40が局所的放電するため、コントラストが高く、視認性がよい。特に、瞬間的な発生・消滅を繰り返すような微細放電は目立ちやすく、さらに視認性を高める。一方で、窓10W1、10W2の内側面にはビームスプリッタが形成されているため、オゾン生成装置100周囲の照明が強い場合でも、ランプ点灯状態を確認することができる。逆に、エキシマランプ30、40が点灯していない状態では、装置外部からエキシマランプ30、40(内部空間10R)を視認できない(視認しにくい)。そのため、エキシマランプ30、40の消灯時において、オゾン生成装置100の美観を損ねることがない。
このように本実施形態によれば、筒状筐体10内にエキシマランプ30、40を配置し、その下方に送風ファン60を設けたオゾン生成装置100において、筐体10の側面10Sに窓10W1、10W2を設ける。エキシマランプ30、40が放電によって紫外線を照射することで、筐体10の内部空間10Rにオゾンを生成するとともに、エキシマランプ30、40から紫外線とともに放射される可視光が、窓10W1、10W2を透過する。
次に、図4を用いて、第2の実施形態であるオゾン生成装置について説明する。第2の実施形態では、窓のサイズがエキシマランプサイズに応じている。
図4は、第2の実施形態におけるオゾン生成装置の概略的斜視図である。
オゾン生成装置1000は、側面100S、天井面100Uを備えた筐体100と、エキシマランプ130とを備えている。側面100Sには、外部空気を吸入するためのスリット状開口部100Kが水平方向に沿って周方向全体に渡って形成される一方、オゾン放出用の環状開口部100Tが、側面100Sと天井面100Uとの間に形成されている。筐体100の側面100Sには、操作面100Mを挟んで2つの窓100W(図4では1つのみ図示)が設けられている。窓100Wの軸方向(鉛直方向)長さは、筐体100の側面(鉛直方向)長さの半分以上の長さを有する。
窓100Wは、その周方向幅がエキシマランプ130のサイズに応じた幅であり、ユーザが筐体100の操作面100Mを見る方向から見たときに点灯状態を確認することができるように、窓100Wは操作面100Mの傍に形成されている。このような窓100Wを形成することによっても、ランプ点灯中、すなわちオゾン生成装置1000の動作中であることを確認することができる。
なお、オゾン生成装置内のエキシマランプ配置に関しては、オゾンの流れる方向に合わせて設置すればよく、例えば、筐体を矩形状に構成し、エキシマランプを水平方向に沿って配置してもよい。この場合、窓の周方向長さが筐体の周方向長さの半分以上の長さに定めるのがよい。側面以外の天井面に窓を設けることも可能であり、窓のサイズ、数なども任意である。また、ランプ本数に応じた窓の数にしてもよい。放電発生領域が視認できるような窓を筐体表面に設ければよい。
オゾン生成装置としては、脱臭機以外の除菌器、殺菌器などとして構成することも可能であり、紫外線照射装置として構成することも可能である。また、172nm以外の紫外線の波長を放射するエキシマランプでもよく、エキシマランプ以外の紫外線とともに可視光を放射可能な放電ランプを使用してもよい。
10 筐体
10R 内部空間
10S 側面
10W1 窓
10W2 窓
30 エキシマランプ
40 エキシマランプ
100 オゾン生成装置

Claims (12)

  1. 放電によって紫外線を放射するエキシマランプと、
    前記エキシマランプを収容し、前記エキシマランプからの紫外線が照射される内部空間が形成される、ケーシングである筐体とを備え、
    ランプ点灯状態において、前記エキシマランプから、紫外線とともに可視光が放射され、
    前記筐体において、装置設置状態で前記エキシマランプが点灯状態であることを視認可能な窓が、形成されていることを特徴とするオゾン生成装置。
  2. 前記窓が、前記筐体の側面および/または天井面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のオゾン生成装置。
  3. 放電によって紫外線を放射するエキシマランプと、
    前記エキシマランプを収容し、前記エキシマランプからの紫外線が照射される内部空間が形成される、ケーシングである筐体とを備え、
    ランプ点灯状態において、前記エキシマランプから、紫外線とともに可視光が放射され、
    前記筐体において、装置設置状態で前記エキシマランプが点灯状態であることを視認可能な窓が、形成されていることを特徴とする紫外線照射装置。
  4. 前記窓が、前記筐体の側面および/または天井面に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の紫外線照射装置。
  5. それぞれ、放電によって172nm以外の波長の紫外線を放射する複数のエキシマランプと、
    前記複数のエキシマランプを収容し、前記複数のエキシマランプからの紫外線が照射される内部空間が形成される、ケーシングである筐体とを備え、
    ランプ点灯状態において、前記複数のエキシマランプから、それぞれ紫外線とともに可視光が放射され、
    前記筐体において、装置設置状態で前記複数のエキシマランプが点灯状態であることを視認可能な窓が、形成されていることを特徴とする紫外線照射装置。
  6. 前記窓が、前記筐体に設けられた操作面の傍に形成されていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の紫外線照射装置。
  7. 前記窓の鉛直方向長さが、筐体鉛直方向長さの半分以上の長さであることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の紫外線照射装置。
  8. 前記エキシマランプが、局所的放電によって紫外線を放射することを特徴とする請求項3乃至7のいずれかに記載の紫外線照射装置。
  9. 前記窓から、ランプ点灯状態において、前記エキシマランプを視認可能であることを特徴とする請求項3乃至8のいずれかに記載の紫外線照射装置。
  10. 前記窓の表面が、前記筐体の表面の一部を形成していることを特徴とする請求項3乃至9のいずれかに記載の紫外線照射装置。
  11. 紫外線放射とともに可視光を放射するエキシマランプと、前記エキシマランプを収容し、前記エキシマランプからの紫外線が照射される内部空間が形成される、ケーシングである筐体とを備えたオゾン生成装置の動作状態確認方法であって、
    前記筐体において、装置設置状態で前記エキシマランプが点灯状態であることを視認可能となるように、窓を形成することを特徴とするオゾン生成装置の動作状態確認方法。
  12. 紫外線放射とともに可視光を放射するエキシマランプと、前記エキシマランプを収容し、前記エキシマランプからの紫外線が照射される内部空間が形成される、ケーシングである筐体とを備えた紫外線照射装置の動作状態確認方法であって、
    前記筐体において、装置設置状態で前記エキシマランプが点灯状態であることを視認可能となるように、窓を形成することを特徴とする紫外線照射装置の動作状態確認方法。
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