JP2022043880A - スポットライト型光源、及びスポットライト型照明用光源 - Google Patents

スポットライト型光源、及びスポットライト型照明用光源 Download PDF

Info

Publication number
JP2022043880A
JP2022043880A JP2020149375A JP2020149375A JP2022043880A JP 2022043880 A JP2022043880 A JP 2022043880A JP 2020149375 A JP2020149375 A JP 2020149375A JP 2020149375 A JP2020149375 A JP 2020149375A JP 2022043880 A JP2022043880 A JP 2022043880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
uvc
lighting
spotlight
spotlight type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020149375A
Other languages
English (en)
Inventor
章寿 松本
Akihisa Matsumoto
真二 霜村
Shinji Shimomura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ushio Lighting Inc
Original Assignee
Ushio Lighting Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ushio Lighting Inc filed Critical Ushio Lighting Inc
Priority to JP2020149375A priority Critical patent/JP2022043880A/ja
Publication of JP2022043880A publication Critical patent/JP2022043880A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

【課題】UVCを放射する光源を備えた新規なスポットライト型光源およびスポットライト型照明用光源を提供する。【解決手段】スポットライト型光源1は、波長200~230nmの光を放射するとともに、波長230nmを超えるUVCを実質的に放射しないUVC光源10と、このUVC光源10の照射範囲内において検知する人感センサ11と、この人感センサ11の検知信号により、UVC光源を点灯制御するコントローラとを備える。スポットライト型照明用光源は、さらに、可視光をスポットライトとして放射する照明用光源を備える。コントローラはさらに、照明用光源とUVC光源10両者の点灯タイミングを制御する。【選択図】図1

Description

本発明はスポットライト型光源及びスポットライト型照明用光源に関する。特に、不活化機能・殺菌機能を備えたスポットライト型光源及びスポットライト型照明用光源に関する。
例えば、商品店舗や飲食店などにおいては、特定の領域に対するスポットライトが使われており演出効果を高めている(例えば特許文献1,特許文献2参照)。また、舞台照明やスタジオ照明においても、従来から広くスポットライトが広く使われてきた。これらスポットライトの光源は、従来はハロゲンランプや放電ランプが使われてきたが、近年ではLEDが主流になりつつある。
一方、近年、ウイルスや細菌による空気感染が問題になっており、上記スポットライトを使う空間においてもこれらを不活化・殺菌させることが要求される。
特許6692407号公報 特開2020-9698号公報
ここで、空間に存在するウイルスを不活化する手段として、UVCといわれる遠紫外線を利用することが知られている。この紫外線は、ウイルスの不活化という点では効果が高いが、その一方で、人体に照射されると悪影響を及ぼしかねない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、UVCを放射する光源を備えた新規なスポットライト型光源及びスポットライト型照明用光源を提供することにある。
本発明に係るスポットライト型光源は、波長200~230nmの光を放射するとともに、波長230nmを超えるUVCを実質的に放射しないUVC光源と、このUVC光源の照射範囲内において検知する人感センサと、この人感センサの検知信号により、UVC光源を点灯制御するコントローラと、を備えることを特徴とする。
本発明に係るスポットライト型照明用光源は、可視光をスポットライトとして放射する照明用光源と、波長200~230nmを放射するとともに、波長230nmを超えるUVCを実質的に放射しないUVC光源と、前記照明用光源と前記UVC光源を両者の点灯タイミングを制御するコントローラと、を備えることを特徴とする。
本明細書において、「実質的に放射しない」とは、光強度の比率がピーク波長に対して0.1以下である場合を指し、より好ましくは、0.05以下である場合を指す。
本発明は、上記構成を有することで、以下の作用効果を奏する。
まず第一に、本発明に係るスポットライト型光源又はスポットライト型照明用光源は、波長200~230nmを放射するとともに、波長230nmを超えるUVCを実質的に放射しないUVC光源を備えることで、空間、壁、床面に存在するウイルスを不活化でき、又はバクテリアなどの細菌を殺菌、減菌できる。この作用は、一般に知られている波長254nmのUV(紫外光)に比べても、波長200~230nmの光によれば、同等のエネルギー量(積算光量)で99.9%の殺菌、不活化を可能とする。更に、芽胞菌に対しては、波長254nmのおよそ半分のエネルギー量で殺菌を可能とする。
その一方で、波長200~230nmの光は、波長254nmの光に対して、人体への悪影響が発生しない。皮膚について言えば、波長200~230nmの光と波長254nmの光では、タンパク質の吸収係数が大きく異なるため、波長254nmの光であれば皮膚内部にまで浸透してしまうのに対して、波長200~230nmの光の場合は皮膚内部まで浸透することはない。また、眼の角膜についても同様であり、波長254nmの光は内部まで浸透するため、場合により、白内障を引き起す可能性があるが、波長200~230nmの光は角膜内部には浸透しないため、白内障を引き起すことはない。
つまり、本発明によれば、波長200~230nmを放射するとともに、波長230nmを超えるUVCを実質的に放射しないUVC光源を使うことで、人が存在しうる空間において、ウイルスの不活化とバクテリア等の殺菌を良好に行えるとともに、仮に、人体に照射されても人体に対する影響をほぼ皆無とすることができる。この点で、従来から知られている、ごく一般に紫外光を使う殺菌装置とは異なり、人体への影響を考慮して、より最適な波長範囲を限定していることに特徴を有する。
第二に、本発明に係るスポットライト型光源又はスポットライト型照明用光源は、UVC光源の照射範囲に対応して、人の存在を検知する人感センサを具備することを特徴する。空間の特定エリアを照射ターゲットとするスポットライトにおいて、当該範囲内に、人が存在するか否かを検知してUVC光源の点灯を制御しているわけである。前述のとおり、波長200~230nmのUVC光源を使えば、人体には影響がないわけではあるが、例えば、舞台照明においては、長時間にわたり、人間が舞台上において演出することになるため、積算光量(ドーズ量)を考慮して、波長200~230nmの光といえども長時間の照射を制限できる。
この点、トイレや風呂場など人が日常的に利用する空間、あるいは、倉庫や冷蔵庫などの特定の一時点において侵入するような空間を対象として、当該空間内に、人が存在するか否かを検知するセンサと、このセンサに対応して紫外線を点灯制御させる技術は従来から知られている(例えば、特開2017-150764号)。これらは、部屋の入口や部屋の天井などにセンサを取り付けて、当該空間内のいずれかに、人が存在するか否かで検知するものである。つまり、部屋全体を紫外線の照射範囲としている。その一方で、本発明は、スポットライトのように特定エリアを集中的に照射する光源において、当該照射範囲内に、人が存在するか否かを検知するものである。もう少し言えば、スポットライトは、通常、照射範囲を都度調整(変化)できるものであり、このような調整された照射範囲に、迅速に対応できるのである。なお、本発明において、請求項で記載する「スポットライト型光源」あるいは「スポットライト型照明用光源」には、後述する図1に示すスポットライトと、図8に示すダウンライトを少なくとも含む概念である。
前述のとおり、波長200~230nmの光を使えば、スポットライトの照射エリアの変動に伴い、一時的に、人体に照射されることは十分に許容される。繰り返しになるが、この点は、従来の波長254nmの光を使う光源とは大きく相違する。本発明は、人感センサとUVC光源が、同一の灯具に設定されているので、UVC光源の照射エリアの変動に迅速に対応できるとともに、人間が存在する照射エリアだけをターゲットにすることに特徴を有する。
本発明においては、UVC光源と可視光を放射する照明用光源を、同一の灯具に内蔵することで、より一層の効果を発揮するが、光源として、UVC光源のみを内蔵する場合も排除するものではない。スポットライトやダウンライトの灯具を利用して、UVC光源を内蔵する放射光源を構成することで、特定の照射エリアに対して、バクテリアの殺菌やウイルスの不活化を行いつつ、人体への長時間の照射は防止するという効果を有するからである。
更に、スポットライト型光源及びスポットライト型照明用光源において、UVC光源は、発光ガスとしてクリプトンと塩素を有するエキシマランプ、又は、発光ガスとしてクリプトンと臭素を有するエキシマランプとしても構わない。
UVC光源は、発光ガスとしてクリプトンと塩素を有するエキシマランプを使うことで波長222nmにピークを有する実質的に単一波長の光を放射することができる。あるいは、発光ガスとしてクリプトンと臭素を有するエキシマランプを使うことで波長207nmにピークを有する実質的に単一波長の光を放射することができる。これらエキシマランプは誘電体バリア放電を利用した放電ランプであり、波長200~230nmの範囲内にピーク波長を有する光を放射する点で望ましい。
更に、スポットライト型光源及びスポットライト型照明用光源は、UVC光源には、実質的に波長230nmを超えるUVCを実質的に放射しないための波長カットフィルタを有するものとしても構わない。
UVC光源には、波長230nmを超えるUVC、すなわち、波長230~280nmの放射を防止するフィルタを使うこともできる。上記エキシマランプを使うことで、波長230nmを超えるUVCはもともと放射しない光源とすることができるが、フィルタを設けることで、微小な放射光までも完全にシャットダウンできる。このことは、従来の殺菌技術と比較して、本発明が、波長254nmの光を実質的に放射しない光源、あるいはフィルタでカットしていると言えば端的に理解できる。
更に、スポットライト型光源及びスポットライト型照明用光源は、ア-ムを介して天井に取り付けられるタイプであるものとしても構わない。
更に、スポットライト型光源及びスポットライト型照明用光源は、天井に埋め込まれるタイプであるものとしても構わない。
更に、スポットライト型光源及びスポットライト型照明用光源において、光源は、照射範囲が変更できるように調整できるものとしても構わない。
更に、スポットライト型照明用光源において、UVC光源の放射光は、照明用光源の照射エリアと同一範囲に放射するものとしても構わない。
更に、スポットライト型照明用光源において、UVC光源の放射光は、照明用光源の照射エリアの範囲内において放射するものとしても構わない。
更に、スポットライト型光源及びスポットライト型照明用光源において、コントローラは、UVC光源の放射範囲内において検知する人感センサからの信号に基づき駆動するものとしても構わない。
更に、スポットライト型照明用光源において、照明用光源は、照明用LEDであって、前記UVC光源の周囲に配列されているものとしても構わない。
更に、スポットライト型照明用光源において、照明用光源は、照射範囲が変更できるように調整できるものとしても構わない。
本発明によれば、UVCを放射する光源を備えた新規なスポットライト型光源及びスポットライト型照明用光源が実現される。
本発明に係るスポットライト型光源の外観図の一例を示す。 本発明に係るスポットライト型光源の一例を示す。 本発明に係るスポットライト型光源の一例を示す。 本発明に係るUVC光源の一例を示す。 本発明に係るUVC光源の一例を示す。 本発明に係るスポットライト型光源の使用例を示す。 本発明に係るスポットライト型照明用光源の一例を示す。
本発明に係るスポットライト型光源、及びスポットライト型照明用光源の実施形態を説明する。以下の各図面は、発明を説明するという趣旨のもとに模式化したものであり、図面上の寸法比は実際とは必ずしも一致しないし、図面間においても必ずしも一致するものではない。
図1は本発明に係るスポットライト型光源の全体の外観図の一例を示す。光源1は全体が円筒形状の灯具2と、この灯具2の側面に一端が取り付けられたアーム3と、天井に固定されるとともにアーム3の他端が取り付けられた保持部4を含んで構成される。灯具2の前端面2AにはUVC光源10と人感センサ11が取り付けられている。灯具2の内部には、UVC光源10を点灯させるとともに、人感センサ11の信号を受けてUVC光源の点灯タイミングを制御するためのコントローラが内蔵されている。なお、灯具2の後端面2Bから図示略の給電コードが保持部4にまで伸びている。灯具2について、数値例をあげると、前端面2Aと後端面2Bはφ150mm、長さ232mmである。
図2は図1に示したスポットライト型光源の灯具2の方向を調整した状態を示す。図2(a)は最も一般的な状態を示し、図2(b)は灯具2の長手方向を天井面あるいは床面が平行に調整された状態を示し、図2(c)は灯具2の長手方向を天井面あるいは床面と垂直に調整した状態を示す。灯具2は、アーム3との接続点を中心として、360°回転させることが可能となる。灯具2の使用形態において、数値例をあげると、図2(b)において、灯具2とアーム3の接続点と天井との距離は200mm、図2(c)において、灯具2の前端面と天井との距離は320mmである。なお、灯具2の方向は、手動で行うものであるが、電動調整の壁面スイッチから操作する方法、あるいはリモコンを使う方法であってもかまわない、
図3は灯具2の前端面2Aを拡大するものであり、UVC光源10と人感センサ11を示す。UVC光源10は複数のエキシマランプ12を並行して配置している。
図4はエキシマランプ12の拡大図を示す。図4(a)は外観図、図4(b)は内部構造を示す。エキシマランプは、いわゆる誘電体バリア放電ランプとも称されるもので、石英ガラスなどの誘電体材料からなる円柱状の放電容器121を全体構成として、誘電体材料を介在させて一対の電極122(122a、122b)が配置している。具体的には、放電容器121の外表面の一方の端部に電極122aが配置し、外表面の他方の端部に電極122bが配置している。放電容器121の内部には放電空間123が形成されており、放電空間123には、クリプトンと塩素が放電用ガスとして充填されており、誘電体バリア放電により波長222nmに単一ピークを紫外光が生じる。あるいは、クリプトンと臭素を放電用ガスとして採用することで波長207nmに単一ピークを紫外光が生じる。更には、キセノンガスを封入することで波長172nmに単一ピークを有する紫外光を発生させて、放電容器121の内表面には蛍光体を塗布することで、波長200~230nmを放射することもできる。なお、エキシマランプ12は水銀を含まないランプであり環境対策としても優れている。なお、UVC光源はエキシマランプに限定されるものではなく、波長200~230nmの範囲内に光を放射するものであれば適宜採用することができる。特に、UVC-LEDも採用できる。エキシマランプについて、数値例をあげると、管径φ6mm、長さ70mm、エキシマランプ同士の離間距離は14mm、定格電力12Wである。
図5はUVC光源を模式的に示すもので、4本のエキシマランプを内蔵するユニットを示している。エキシマランプ12の放射面であって、UVC光源10の開口面を覆うように、フィルタ101を設けることができる。このフィルタ101は波長230nmを超えるUVCの波長光を透過防止するものである。フィルタは長波長カットフィルタやバンドパスフィルタを使うことができる。UVC光源の放射光が、波長200~230nm以外に波長230nm以上の光も含む場合に必要となる。波長230nm以上のUVC光は人体への影響を考慮すべきものだからである。なお、波長200nm以下の波長域についてはオゾンの発生防止という観点から放射を制限することが望ましい。
各エキシマランプ12は上面にV字溝が形成された保持台124にて支持されている。なお、この保持台124を導電性の高い金属部材で構成することでエキシマランプ12の電極を兼ねることもできる。エキシマランプ12は発光管の外表面に電極を必要とするからである。
図6は、本発明に係るスポットライト型光源の動作事例を模式的に示すものである。図6(a)は光源が人体を検知している場合を示し、図6(b)は光源が人体を検知していない場合を示すものであり、いずれも点線は人感センサの検知エリアを示している。図6(a)に示すように、人感センサの検知エリア内に、人間が存在する場合は、光源に内蔵されるコントローラの働きにより、UVC光源を消灯させる。その一方で、図6(b)に示すように、人間が検知エリアから外れている場合にあっては、UVC光源は点灯することになる。図6においては、矢印付き実線は光源の放射線を模式的に示す。このため、コントローラは、UVC光源を点灯制御するだけではなく、人感センサからの信号を受信して点灯制御する機能を有している。
ここで、人感センサは、人間の熱を検知するセンサであり、いわゆる赤外線検知センサが使われる。この人感センサはUVC光源の照射エリアとほぼ同一エリアを検知対象とすることが望ましいし、図2に示したように、灯具の向きを調整して、照射エリアが変化した場合にあっては、人感センサはUVC光源の照射エリアに追従することとなる。なお、人感センサの検知エリアは、UVC光源の照射エリアと同一が望ましいが、若干、広く設定してもかまわない。例えば、UVC光源の照射エリアが7.5m2の場合(天井の高さ2m)に、人感センサの検知エリアは、その10%程度大きく設定できる。なお、通常、防犯器具として使われる人感センサは、人体を検知することで、照明を点灯させるものであるが、本発明は、これらとは相違しており、人体を検知することでUVC光源の消灯タイミングを設定するものである。なお、UVC光源の照射エリアとは、例えば、中心最高照度の50%領域と定義できる。
UVC光源の点灯回路としては、例えば、昇圧トランスを用いたフライバック方式が適用できる。点灯について一例をあげると、UVC光源の点灯状態において、人感センサが人体を検知した場合に、コントローラはUVC光源を直ちに、あるいは数秒の遅れを伴い消灯させることができる。あるいは、灯具の方向を動かした場合などにおいて、瞬間的に、人体を検知する場合もあるので、人感センサが数秒間にわたる検知を持続した場合に消灯指令を送信することも可能である。このようなスポットライト型光源は、例えば、舞台照明においては、上演が始まる前や休憩時間のような舞台上に人間が存在しない時間において、UVC光源を点灯させて、上演開始に伴い、UVC光源をオフすることができる。あるいは、観客の席上においては、観客が入場する前の無人状態において、スポットライトにて放射方向を変化させながら無人の観客席空間を不活化、殺菌することができる。
UVCの人体への照射量については、ACGIH(米国産業衛生専門家会議)やJIS Z 8812(有害紫外放射の測定方法)の規制にしたがい、照射タイミングを制御することができる。例えば、現行の安全規格によると、波長222nmの紫外線の1日の最大許容限界値は22(mJ/cm2)となっている。
本発明に係る光源は、いわゆる天井に埋め込むいわゆるダウンライト型光源にも採用できる(例えば、特許5698861号)。この場合もUVC光源の放射方向を調整するができ、UVC光源の照射エリアに対応して人感センサの検知エリアが設定される。
図7は他の発明の実施形態を示す。すなわち、前述までの実施形態は、UVC光源のみを有していたが、図7に示す実施形態は、可視光を放射する照明用光源とUVC光源を有するものである。図7は灯具2の前端面を示す。図7は、図3と比較するとわかりやすい。図において、UVC光源10を取り囲むように、可視光を放射する照明用光源15、例えば、LED光源が設けられている。また、灯具の一部に人感センサ11が装着されている。
図7に示す実施形態においても、人感センサの検知エリアは、UVC光源の照射エリアを対応しており、UVC光源は、その照射エリア内において人間が存在する場合に点灯時間が制御される。なお、UVC光源の放射光は、照明用光源の照射エリアと同一範囲に放射することができる。あるいは、UVC光源の照射エリアが、照明光源の照射エリアの範囲内に設定することができる。これらの場合、UVC光源は、照明光源の点灯に連動して制御することもできる。すなわち、照明光源が点灯している場合は、UVC光源を消灯させるための制御をするものであり、この場合は、必ずしも人感センサが必要というわけではない。
なお、図7に示す実施形態においては、人感センサを設けてよいことは言うまでもなく、この場合、コントローラは、UVC光源の放射範囲内において検知する人感センサからの信号に基づき駆動することになる。なお、人感センサは、図7に示すように、灯具の前端円内から外すものに限らず、図3に示すように、前端円の内側に設置してもかまわない。
図7に示す実施形態においても、図1~図6で説明した実施形態と同様に、UVC光源は、発光ガスとしてクリプトンと塩素を有するエキシマランプ、もしくは、発光ガスとしてクリプトンと臭素を有するエキシマランプを採用できる。
更に、図7に示す実施形態においても、UVC光源には、実質的に波長230nmを超えるUVCを実質的に放射しないためのフィルタを設けることができる。
また、図7に示す光源においても、アームを介して天井に取り付けられるタイプに限定されるものではなく、天井に埋め込まれるタイプ(ダウンライト)も採用できる。
照明用光源は、UVC光源の周囲に配列される設置に限定されるものではない。本発明の作用を奏することができる限り、種々の配置構造が採用できる。
本発明は、人体という表現を使っていたが、イヌ、ネコなどの動物を対象にすることもできる。
1 :光源
2 :灯具
2A :前端面
2B :後端面
3 :アーム
4 :保持部
10 :UVC光源
11 :人感センサ
12 :エキシマランプ
15 :照明用光源
101 :フィルタ
121 :放電容器
122 :電極
122a :電極
122b :電極
123 :放電空間
124 :保持台

Claims (16)

  1. スポットライト型光源において、
    波長200~230nmの光を放射するとともに、波長230nmを超えるUVCを実質的に放射しないUVC光源と、
    前記UVC光源の照射範囲内において検知する人感センサと、
    前記人感センサの検知信号により、UVC光源を点灯制御するコントローラと、を備えることを特徴とするスポットライト型光源。
  2. 前記UVC光源は、発光ガスとしてクリプトンと塩素を有するエキシマランプ、又は、発光ガスとしてクリプトンと臭素を有するエキシマランプであることを特徴とする請求項1に記載のスポットライト型光源。
  3. 前記UVC光源には、波長230nmを超えるUVCを実質的に放射しないための波長カットフィルタを有することを特徴とする請求項1に記載のスポットライト型光源。
  4. 前記スポットライト型光源は、アームを介して天井に取り付けられるタイプであることを特徴する請求項1に記載のスポットライト型光源。
  5. 前記スポットライト型光源は、天井に埋め込まれるタイプであることを特徴する請求項1に記載のスポットライト型光源。
  6. 前記スポットライト型光源は、照射範囲が変更できるように調整できるものであることを特徴する請求項1に記載のスポットライト型光源。
  7. スポットライト型照明用光源において、
    可視光をスポットライトとして放射する照明用光源と、
    波長200~230nmを放射するとともに、波長230nmを超えるUVCを実質的に放射しないUVC光源と、
    前記照明用光源と前記UVC光源を両者の点灯タイミングを制御するコントローラと、を備えることを特徴とするスポットライト型照明用光源
  8. 前記UVC光源の放射光は、前記照明用光源の照射エリアと同一範囲に放射されることを特徴とする請求項7に記載のスポットライト型照明用光源。
  9. 前記UVC光源の放射光は、前記照明用光源の照射エリアの範囲内において放射されることを特徴とする請求項7に記載のスポットライト型照明用光源。
  10. 前記コントローラは、前記UVC光源の放射範囲内において検知する人感センサからの信号に基づき駆動することを特徴とする請求項7に記載のスポットライト型照明用光源。
  11. 前記UVC光源は、発光ガスとしてクリプトンと塩素を有するエキシマランプ、又は、発光ガスとしてクリプトンと臭素を有するエキシマランプであることを特徴とする請求項7に記載のスポットライト型照明用光源。
  12. 前記UVC光源は、波長230nmを超えるUVCを実質的に放射しないための波長カットフィルタを有することを特徴とする請求項7に記載のスポットライト型照明用光源。
  13. 前記照明用光源は、照明用LEDであって、前記UVC光源の周囲に配列されていることを特徴とする請求項7に記載のスポットライト型照明用光源。
  14. 前記スポットライト型照明用光源は、アームを介して天井に取り付けられるタイプであることを特徴する請求項7に記載のスポットライト型照明用光源。
  15. 前記スポットライト型照明用光源は、天井に埋め込まれるタイプであることを特徴する請求項7に記載のスポットライト型照明用光源。
  16. 前記スポットライト型照明用光源は、照射範囲が変更できるように調整できるものであることを特徴する請求項7に記載のスポットライト型照明用光源。
JP2020149375A 2020-09-04 2020-09-04 スポットライト型光源、及びスポットライト型照明用光源 Pending JP2022043880A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020149375A JP2022043880A (ja) 2020-09-04 2020-09-04 スポットライト型光源、及びスポットライト型照明用光源

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020149375A JP2022043880A (ja) 2020-09-04 2020-09-04 スポットライト型光源、及びスポットライト型照明用光源

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022043880A true JP2022043880A (ja) 2022-03-16

Family

ID=80668830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020149375A Pending JP2022043880A (ja) 2020-09-04 2020-09-04 スポットライト型光源、及びスポットライト型照明用光源

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022043880A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022047676A (ja) * 2020-09-14 2022-03-25 ミネベアミツミ株式会社 殺菌システム、殺菌装置、制御装置、制御方法および制御プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022047676A (ja) * 2020-09-14 2022-03-25 ミネベアミツミ株式会社 殺菌システム、殺菌装置、制御装置、制御方法および制御プログラム
JP7303787B2 (ja) 2020-09-14 2023-07-05 ミネベアミツミ株式会社 殺菌システム、殺菌装置、制御装置、制御方法および制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102268480B1 (ko) 조절된 파워 플럭스를 갖는 펄스화된 광을 사용하는 룸 및 구역 살균 장치 및 펄스 간의 가시 광 보상을 갖는 광 시스템
AU2012396233B2 (en) Systems which determine operating parameters and disinfection schedules for germicidal devices and germicidal lamp apparatuses including lens systems
US9433693B2 (en) Air-surface disinfection system, unit and method
CN110999541A (zh) 具有智能辐照度控制的紫外光筒灯
US20240024524A1 (en) Ultraviolet light irradiation device and ultraviolet light irradiation method
EP4035691B1 (en) Inactivation apparatus and inactivation method
JP2021029502A (ja) 殺菌装置および室内殺菌システム
JP7053191B2 (ja) オゾン生成装置および紫外線照射装置
KR20200034135A (ko) 스탠드형 이동식 살균장치
JP2022043880A (ja) スポットライト型光源、及びスポットライト型照明用光源
WO2022157193A1 (en) Adaptive disinfecting lighting device with improved safety
US20230248860A1 (en) Inactivation device for bacteria and/or viruses and method of inactivation treatment for bacteria and/or viruses
WO2022118779A1 (ja) 不活化装置および不活化方法
CN211551303U (zh) 具有紫外线杀菌功能的导轨灯
JP2022134281A (ja) 火災検知システム
CN212730449U (zh) 一种快速脉冲强光杀菌消毒装置
JP2022073754A (ja) 紫外線照射装置および紫外線照射方法
JP6912014B1 (ja) 不活化方法および不活化システム
WO2022186169A1 (ja) 防災システムおよび紫外線照射システム
WO2022234813A1 (ja) 紫外線照射装置および紫外線照射方法
JP2022087166A (ja) オゾン生成装置および紫外線照射装置
US20240082441A1 (en) A light emitting system for disinfecting a target area
KR20230036881A (ko) 광 조사 장치
JP2022124525A (ja) 紫外線照射装置および紫外線照射方法
JP2022044876A (ja) 紫外線殺菌装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20230714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20230714

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240301

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20240426