JP5387451B2 - Soiウェーハの設計方法及び製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、埋め込み絶縁層上にSOI層が形成されたSOIウェーハの設計方法及び製造方法に関し、特に、SOIウェーハのハンドリング、位置検出、位置合わせ及び自動焦点合わせ等の位置制御をSOIウェーハからの反射光を用いて行うデバイス作製工程または検査工程で用いるSOIウェーハの設計方法及び製造方法に関する。
近年、多層膜構造を持つ半導体基板としてSOIウェーハがデバイス作製に用いられている。例えば、CPU、ロジック、メモリ、又はMEMS(Micro−Electro−Mechanical−Systems)関係の物理センサー、バイオセンサー、RFデバイスなど様々なデバイスがSOIウェーハを用いて作られている。
このSOIウェーハの作製方法として、ウェーハ貼り合わせ法とSIMOX法が一般的に知られており、貼り合わせ法の一つであるイオン注入剥離法(スマートカット(登録商標)法とも呼ばれる)が特許文献1に提案されている。この方法は、2枚のシリコンウェーハの少なくとも一方に酸化膜を形成し、一方のウェーハ(ボンドウェーハ)の一主面に水素イオン、または希ガスイオンの少なくとも一種類を注入し、ウェーハ内部にイオン注入層を形成させた後、イオン注入した面と他方のシリコンウェーハの一主面とを酸化膜を介して密着させ、その後、300℃〜600℃、或いはそれ以上の温度の熱処理を加えてイオン注入層で剥離する方法であり、±10nm以下のSOI層膜厚均一性を有する薄膜SOIウェーハを容易に作製できる優位性と、剥離したボンドウェーハを複数回再利用しコスト低減が図れる優位性を有している。
一方、SIMOX法は、シリコンウェーハの内部に高濃度の酸素イオンを注入して酸素
イオン注入層を形成し、その後1300℃程度の高温でアニール処理を行うことにより、
シリコンウェーハ中に埋め込み酸化膜(BOX層)を形成し、その表面側の層をSOI層
として使用する方法である。
このようにして作製されたSOIウェーハを用いたデバイス作製工程では、SOIウェーハハンドリング時のウェーハ有無の検出や、SOIウェーハ上のパターン調整を行うために自動焦点合わせ機構によりZ軸方向の位置合わせ等の位置制御が行われ、この位置制御では光をSOIウェーハに照射した際のSOIウェーハ表面からの反射光を利用している。
例えば、フォトリソグラフィ工程では、露光前のSOIウェーハの位置合わせのための自動焦点合わせや、露光時のプロジェクションレンズとSOIウェーハ間の距離調整に表面反射光を利用した自動焦点調整機能を使っている。また、その他の各種工程(例えば検査工程、ボンディング工程など)での位置検出及び位置合わせ等の位置制御においても同様に反射光が用いられている。SOIウェーハの検査工程では、SOIウェーハ表面からの反射光強度を使って、ウェーハとプローブからの距離を一定に保ち、ウェーハ上の位置を正確に位置決めして、その位置の検査を行うことが可能となる。検査としては、デバイスパターン検査、欠陥検査、不純物検査、帯電検査、表面粗さ検査、仕事関数検査等がある。
特開平5−211128号公報
しかし、上記したようなSOIウェーハを用いたデバイス作製工程や検査工程での反射光を用いたSOIウェーハの位置制御において、SOIウェーハ面内のSOI層膜厚の変動に伴い照射する光の反射率が大きく変動することにより反射光の強度にバラツキが発生してしまい、上記したようなSOIウェーハの位置制御が正確に行えないという問題があった。また、バルクシリコン(シリコン単結晶)ウェーハのデバイス作製工程で使用している上記したような自動焦点合わせのための機構や位置合わせのための機構等を、SOIウェーハのデバイス作製工程でそのまま用いることができず、別途用意する必要があった。
本発明は前述のような問題に鑑みてなされたもので、SOIウェーハ面内のSOI層膜厚の変動に伴う光の反射率の変動を抑制してSOIウェーハの位置制御の精度を向上することができ、また、バルクシリコンウェーハのデバイス作製工程や検査工程で使用している位置制御のための機構と共用してコストを削減できるSOIウェーハの設計方法及び製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、埋め込み絶縁層上にSOI層が形成されたSOIウェーハに波長λの光を照射し、前記SOIウェーハからの反射光の強度に基づいて前記SOIウェーハの位置制御を行う工程を有するデバイス作製工程または検査工程で用いるSOIウェーハの設計方法であって、前記位置制御を行う工程で用いる前記光の波長λに応じて、前記SOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さを設計することを特徴とするSOIウェーハの設計方法が提供される。
このように、前記位置制御を行う工程で用いる前記光の波長λに応じて、前記SOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さを設計すれば、SOIウェーハの位置制御を行う際に、SOI層膜厚の変動に伴う光の反射率の変動を抑制することができ、位置制御の精度を向上できるSOIウェーハを設計できる。また、反射率をバルクシリコンに対する反射率と同じにすることができ、バルクシリコンウェーハのデバイス作製工程や検査工程で使用している位置制御のための機構と共用してデバイス作製工程や検査工程におけるコストを削減することができるSOIウェーハとなる。
このとき、前記SOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さの設計を、前記埋め込み絶縁層の厚さをd、前記埋め込み絶縁層の屈折率をn、及びAを任意の正の整数とした時、d=(1/2)×(λ/n)×Aを満たすような厚さdに設計することができる。
このように、前記SOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さの設計を、前記埋め込み絶縁層の厚さをd、前記埋め込み絶縁層の屈折率をn、及びAを任意の正の整数とした時、d=(1/2)×(λ/n)×Aを満たすような厚さdに設計すれば、SOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さを、具体的に位置制御で用いる光の波長λに応じて設計することができ、SOIウェーハの位置制御を行う際に、SOI層膜厚変動に伴う光の反射率の変動を効果的に抑制することができるSOIウェーハを設計できる。
またこのとき、前記埋め込み絶縁層をシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸化窒化膜のいずれか、又はこれらを複数層積層した積層絶縁層とすることができる。
このように、前記埋め込み絶縁層をシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸化窒化膜のいずれか、又はこれらを複数層積層した積層絶縁層と様々な絶縁層を適用しても、本発明により、SOIウェーハの位置制御を行う際にSOI層膜厚変動に伴う光の反射率の変動を抑制することができるSOIウェーハを設計できる。
またこのとき、前記SOIウェーハに照射する光として、可視光を用いることが好ましい。
このように、前記SOIウェーハに照射する光として、安価な可視光を用いれば、デバイス作製工程や検査工程のコストを削減できるので好ましい。
また、本発明によれば、埋め込み絶縁層上にSOI層が形成されたSOIウェーハに波長λの光を照射し、前記SOIウェーハからの反射光の強度に基づいて前記SOIウェーハの位置制御を行う工程を有するデバイス作製工程または検査工程で用いるSOIウェーハの製造方法であって、少なくとも、製造後のSOIウェーハに行われる前記位置制御を行う工程で用いる前記光の波長λに応じて、前記SOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さを設計する工程と、前記設計した厚さの埋め込み絶縁層上にSOI層が形成されたSOIウェーハを作製する工程とを有することを特徴とするSOIウェーハの製造方法が提供される。
このように、少なくとも、製造後のSOIウェーハに行われる前記位置制御を行う工程で用いる前記光の波長λに応じて、前記SOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さを設計する工程と、前記設計した厚さの埋め込み絶縁層上にSOI層が形成されたSOIウェーハを作製する工程とを有する製造方法であれば、SOIウェーハの位置制御を行う際に、SOI層膜厚の変動に伴う光の反射率の変動を抑制することができ、位置制御の精度を向上することができるSOIウェーハを製造できる。また、反射率をバルクシリコンに対する反射率と同じにすることができ、バルクシリコンウェーハのデバイス作製工程や検査工程で使用している位置制御のための機構と共用してデバイス作製工程や検査工程におけるコストを削減することができるSOIウェーハとなる。
このとき、前記SOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さの設計を、前記埋め込み絶縁層の厚さをd、前記埋め込み絶縁層の屈折率をn、及びAを任意の正の整数とした時、d=(1/2)×(λ/n)×Aを満たすような厚さdに設計することができる。
このように、前記SOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さの設計を、前記埋め込み絶縁層の厚さをd、前記埋め込み絶縁層の屈折率をn、及びAを任意の正の整数とした時、d=(1/2)×(λ/n)×Aを満たすような厚さdに設計すれば、SOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さを、具体的に位置制御で用いられる光の波長λに応じて設計することができ、SOIウェーハの位置制御を行う際に、SOI層膜厚変動に伴う光の反射率の変動を効果的に抑制することができるSOIウェーハを製造できる。
またこのとき、前記埋め込み絶縁層をシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸化窒化膜のいずれか、又はこれらを複数層積層した積層絶縁層とすることができる。
このように、前記埋め込み絶縁層をシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸化窒化膜のいずれか、又はこれらを複数層積層した積層絶縁層と様々な絶縁層を適用しても、本発明により、位置制御を行う際にSOI層膜厚変動に伴う光の反射率の変動を抑制することができるSOIウェーハを製造できる。
またこのとき、前記SOIウェーハに照射する光として、可視光を用いることが好ましい。
このように、前記SOIウェーハに照射する光として、安価な可視光を用いれば、デバイス作製工程や検査工程のコストを削減できるので好ましい。
本発明は、SOIウェーハに波長λの光を照射し、前記SOIウェーハからの反射光の強度に基づいて前記SOIウェーハの位置制御を行う工程を有するデバイス作製工程または検査工程で用いるSOIウェーハの製造方法であって、少なくとも、製造後のSOIウェーハに行われる前記位置制御を行う工程で用いる前記光の波長λに応じて、前記SOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さを設計する工程と、前記設計した厚さの埋め込み絶縁層上にSOI層が形成されたSOIウェーハを作製する工程とを有するので、SOIウェーハの位置検出、位置合わせ及び自動焦点合わせ等の位置制御を行う際に、SOI層膜厚の変動に伴う光の反射率の変動を抑制することができ、位置制御の精度を向上することができるSOIウェーハを製造できる。また、このように製造したSOIウェーハであれば、反射率をバルクシリコンに波長λの光を照射したときの反射率と同じにすることができ、バルクシリコンウェーハのデバイス作製工程や検査工程で使用している位置制御のための機構と共用でき、その結果、デバイス作製工程や検査工程におけるコストを削減できる。
SOI層膜厚及び埋め込み絶縁層厚と反射率との関係のシミュレーション結果を示す図である。 波長λが633nmの光を照射した際のSOI層膜厚が2000〜4000nmの範囲におけるSOI層膜厚変動に対する反射率のシミュレーション結果を示した図である。 実施例、比較例の結果を示した図である。 波長λが633nmの光を照射した際のSOI層膜厚が4000nm以上におけるSOI層膜厚変動に対する反射率のシミュレーション結果を示した図である。 波長及びSOI層膜厚と反射率との関係のシミュレーション結果を示す図である。 本発明のSOIウェーハの設計方法及び製造方法で設計、製造するSOIウェーハの一例を示す概略図である。
以下、本発明について実施の形態を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
従来、SOIウェーハを用いたデバイス作製工程や検査工程における反射光を用いたSOIウェーハの位置検出、位置合わせ、自動焦点によるZ軸合わせ等の位置制御を行う際、SOIウェーハ面内のSOI層膜厚の変動によって、照射する光の反射率が大きく変動することにより反射光の強度にバラツキが発生し、その結果、SOIウェーハの位置制御が正確に行えないなどといった影響を与えてしまう問題があった。また、バルクシリコンウェーハのデバイス作製工程や検査工程で使用している上記したような自動焦点合わせ機構や位置合わせ機構等を、SOIウェーハのデバイス作製工程や検査工程でそのまま用いることができず、別途用意する必要があった。
そこで、本発明者はこのような問題を解決すべく鋭意検討を重ねた。そして、位置制御で用いる光の波長と埋め込み絶縁層の厚さに着目し、これらを変化させた際のSOI層膜厚と光の反射率との関係についてのシミュレーションを行った。
図1は、波長λが633nmのHeNeレーザを埋め込み絶縁層の厚さの異なるSOIウェーハに照射した際の光の反射率とSOI層膜厚との関係についてのシミュレーション結果を示している。反射率の変化は図中の色の濃淡により表しており、白色に近い方が反射率が高いことを示している。ここで、埋め込み絶縁層をシリコン酸化膜(BOX膜)とし、その屈折率を1.46とした。
図1の埋め込み絶縁層厚及びSOI層膜厚と反射率との関係から分かるように、埋め込み絶縁層の厚さが217nm、434nm付近では、SOI層膜厚の変動に対して、反射率の変動がなくなっている(反射率を示す色の変化がなくなっている)。
また、この反射率は埋め込み絶縁層の厚さが0の状態、すなわちバルクシリコンの場合の反射率と同じである(図1の矢印参照)。
図2は、厚さが144nmのシリコン酸化膜を埋め込み絶縁層としたSOIウェーハに対し、波長λが633nmのHeNeレーザを照射した際の2000〜4000nmの範囲におけるSOI層膜厚変動に対する反射率のシミュレーション結果を示したものである。
図2に示すように、SOI層膜厚の変動で反射率が大きく変化している。従って、SOIウェーハに対してHeNeレーザーを用いた位置制御を行う際、SOI層が面内で膜厚分布を有すると、埋め込み絶縁層の厚さによっては、SOI層の面内の位置によって反射光の強度が弱すぎる、或いは強すぎるといったバラツキが発生し、位置制御の誤差が大きくなってしまうなどの問題を引き起こしてしまう。
本発明者はこれらの結果から、SOIウェーハの位置制御に用いる光の波長λに対して、SOIウェーハの埋め込み絶縁層の膜厚を適切に設計した膜厚を選択することで、SOI層膜厚が変動しても反射率が変化しないようにすることが可能になることに想到し、本発明を完成させた。
図6に本発明のSOIウェーハの設計方法及び製造方法で設計、製造するSOIウェーハの一例の概略図を示す。図6に示すように、SOIウェーハ10は、支持基板となるベースウェーハ3上の埋め込み絶縁層2上にSOI層1が形成されている。
本発明のSOIウェーハの設計方法では、波長λの光を用いて行われるSOIウェーハの位置検出、位置合わせ、焦点合わせ等の位置制御を行う工程を有するデバイス作製工程や検査工程で用いるSOIウェーハを設計するため、その光の波長λに応じてSOI層膜厚の変動に伴う反射率の変動を抑制する様にSOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さを設計する。
具体的には、埋め込み絶縁層の厚さをd、埋め込み絶縁層の屈折率をn、及びAを任意の正の整数とした時、d=(1/2)×(λ/n)×Aを満たすような厚さdに設計することができる。
このようにSOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さを設計すれば、SOIウェーハの位置制御を行う際に、SOI層膜厚変動に伴う光の反射率の変動を抑えることができ、すなわち、SOI層膜厚変動に起因する反射光の強度のバラツキを抑制することができ、SOIウェーハの位置検出、位置合わせ及び自動焦点合わせ等の位置制御の精度を向上して信頼性のある位置制御を行うことができるSOIウェーハを設計できる。
また、このようにして設計したSOIウェーハであれば、反射率をバルクシリコン(あるいは、SOI表面に形成した膜と同一の膜を形成したバルクシリコン)に波長λの光を照射したときの反射率と同じにすることができる。その結果、バルクシリコンウェーハのデバイス作製工程や検査工程で使用している自動焦点合わせ機構や位置合わせ機構等の機構をそのままSOIウェーハの位置制御で使用することができ、SOIウェーハのデバイス作製工程や検査工程におけるコストを削減することができるSOIウェーハとなる。
このとき、埋め込み絶縁層をシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸化窒化膜のいずれか、又はこれらを複数層積層した積層絶縁層とすることができる。
このように、埋め込み絶縁層をシリコン酸化膜に限らず、シリコン窒化膜やシリコン酸化窒化膜としても、その屈折率を用いて埋め込み絶縁層の厚さを設計すれば良い。
また、埋め込み絶縁層が複数層積層した積層絶縁層の場合には、その積層絶縁層のそれぞれの層の埋め込み絶縁層の厚さと屈折率の積の値(d×n)を全ての層分足して求めた和の値が(1/2)×λ×Aを満たすように、それぞれの埋め込み絶縁層の厚さを設計すれば良い。例えば、積層絶縁層が2層の場合には、第1の埋め込み絶縁層の厚さをd1、屈折率をn1、第2の埋め込み絶縁層の厚さをd2、屈折率をn2とした時、
d1×n1+d2×n2=(1/2)×λ×Aを満たすようにすれば良い。
このような様々な埋め込み絶縁層を適用しても本発明により、デバイス作製工程や検査工程におけるSOIウェーハの位置制御を行う際にSOI層膜厚変動に伴う光の反射率の変動を抑制することができるSOIウェーハを設計できる。
また、SOIウェーハの位置制御に用いる光として安価な可視光を用いるものとしてSOIウェーハを設計すれば、デバイス作製工程や検査工程のコストを削減可能なSOIウェーハとなる。
次に、本発明のSOIウェーハの製造方法について説明する。
まず、上記した本発明のSOIウェーハの設計方法と同様にして、製造後のSOIウェーハに行われるSOIウェーハの位置制御で用いる光の波長λに応じて、SOI層膜厚の変動に伴う反射率の変動を抑制する様にSOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さを設計する。
具体的には、埋め込み絶縁層の厚さをd、埋め込み絶縁層の屈折率をn、及びAを任意の正の整数とした時、d=(1/2)×(λ/n)×Aを満たすような厚さdに設計することができる。
そして、図6に示すような、支持基板となるベースウェーハ3上の埋め込み絶縁層2上にSOI層1が形成されたSOIウェーハ10を作製する。この際、埋め込み絶縁層2の厚さを設計した厚さにする。
ここで、SOIウェーハ10の作製は、例えば、ベースウェーハ3、ボンドウェーハとなる2枚のシリコンウェーハを用意し、少なくともその一方に上記設計した厚さの埋め込み絶縁層2を形成し、ベースウェーハ3とボンドウェーハとを貼り合わせ、ボンドウェーハを薄膜化する貼り合わせ法で作製することができる。
また、SOIウェーハ10のSOI層1を形成するための薄膜化は、研削及び研磨により行うことができるし、あるいはイオン注入剥離法により行っても良い。イオン注入剥離法は、例えば二枚のシリコンウェーハのうち少なくとも一方にシリコン酸化膜を形成すると共に、一方のウェーハ(ボンドウェーハ)の表面から水素イオンまたは希ガスイオンの少なくとも一種類を注入し、ボンドウェーハ内部の表面近傍に微小気泡層(封入層)を形成させた後、ボンドウェーハをイオン注入面側でシリコン酸化膜を介して他方のウェーハ(ベースウェーハ)と密着させ、その後熱処理(剥離熱処理)を加えて微小気泡層を劈開面(剥離面)としてボンドウェーハを薄膜状に剥離し、さらに熱処理(結合熱処理)を加えて二枚のシリコンウェーハを強固に結合してSOIウェーハとする技術であり、SOI層の膜厚均一性が極めて高い薄膜SOIウェーハが比較的容易に得られる。
そして、その後作製するSOIウェーハに応じて様々な熱処理を行っても良い。
このようにしてSOIウェーハを製造すれば、デバイス作製工程や検査工程においてSOIウェーハの位置検出、位置合わせ、焦点合わせ等の位置制御を行う際に、SOI層膜厚の変動に伴う光の反射率の変動を抑えることができ、すなわち、SOI層膜厚変動に起因する反射光の強度のバラツキを抑制することができ、SOIウェーハの位置制御の精度を向上して信頼性のある位置制御を行うことができるSOIウェーハを製造できる。
また、このようにして製造したSOIウェーハであれば、反射率をバルクシリコンに波長λの光を照射したときの反射率と同じにすることができる。その結果、バルクシリコンウェーハのデバイス作製工程や検査工程で使用している自動焦点合わせ機構や位置合わせ機構等の機構をそのままSOIウェーハの位置制御で使用することができ、SOIウェーハのデバイス作製工程や検査工程におけるコストを削減することができるSOIウェーハとなる。
このとき、埋め込み絶縁層をシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸化窒化膜のいずれか、又はこれらを複数層積層した積層絶縁層とすることができる。
このように、埋め込み絶縁層をシリコン酸化膜に限らず、シリコン窒化膜やシリコン酸化窒化膜としても、その屈折率を用いて埋め込み絶縁層の厚さを設計すれば良い。
また、埋め込み絶縁層が複数層積層した積層絶縁層の場合には、上記したように、その積層絶縁層のそれぞれの層の埋め込み絶縁層の厚さと屈折率の積の値(d×n)を全ての層分足して求めた和の値が(1/2)×λ×Aを満たすように、それぞれの埋め込み絶縁層の厚さを設計すれば良い。
このような様々な絶縁層を適用しても本発明により、SOIウェーハの位置制御を行う際に、SOI層膜厚変動に伴う光の反射率の変動を抑制することができるSOIウェーハを製造できる。
また、SOIウェーハの位置制御に用いる光として安価な可視光を用いるものとしてSOIウェーハを製造すれば、デバイス作製工程や検査工程のコストを削減可能なSOIウェーハとなる。また、デバイス作製工程において、フォトリソグラフィ用の感光剤が表面に塗布されているSOIウェーハの位置制御を行っても、照射する光が低エネルギーの可視光であれば、レジストを感光してしまうこともない。
また、逆に、埋め込み絶縁層の厚さが決まっている場合には、自動焦点合わせ、位置検出等で使う制御波長λを、d=(1/2)×(λ/n)×Aを満たすような波長λを選択してSOIウェーハの位置制御を行えば、上記と同様に、SOI層膜厚変動に伴う反射率の変動を抑制でき、かつその反射率をバルクシリコンと同じ反射率とすることができる。
図5は、埋め込み絶縁層の厚さが145nmの場合における波長λ及びSOI層膜厚と反射率との関係のシミュレーション結果を示す図である。ここで、埋め込み絶縁層をシリコン酸化膜とし、その屈折率nを1.46としてシミュレーションした。図5に示すように、d=(1/2)×(λ/n)を満たす、波長λが426nmの付近でSOI層膜厚変動に伴う反射率の変動がなくなっていることが分かる。すなわち、埋め込み絶縁層の厚さが145nmのSOIウェーハの位置制御には波長λが426nmの光を用いれば良い。
尚、上記の実施形態では埋め込み絶縁層2としてシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸化窒化膜を例示して説明したが、本発明においては、HfO、ZrO、La、TiOなどの高誘電率材料からなる絶縁膜(High−k膜)を適用することも可能である。
以下、本発明の実施例及び比較例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例)
デバイス作製工程において、フォトリソグラフィを行う際、露光前にSOIウェーハの位置合わせのため波長λの光を用いて自動焦点合わせを行うSOIウェーハを本発明のSOIウェーハの設計方法及び製造方法を用いて設計及び製造した。ここで、使用する光の波長λを633nmとした。そして、埋め込み酸化膜(BOX層)の厚さをd=(1/2)×(λ/n)×Aを満たす217nmとして設計及び製造し、製造後のSOIウェーハに波長λが633nmの光を照射した際の光の反射率について評価した。
結果を図3に示す。図3に示すように、SOI層膜厚変動に対する反射率の変化はほとんどなく、一定であることが分かる。また、この反射率は0.35であり、バルクシリコンに波長λの光を照射したときの反射率と同じであることが分かった。これに対し、後述する比較例では、SOI層膜厚変動に対して反射率が大きく変化していることが分かる。
また、製造後のSOIウェーハにフォトリソグラフィを行う際の自動焦点合わせを行ったところ、精度良く自動焦点合わせを行うことができた。このとき、バルクシリコンウェーハで用いている自動焦点合わせ機構をそのまま用いることができた。
このように、本発明のSOIウェーハの設計方法及び製造方法は、SOIウェーハの位置制御を行う際に、SOI層膜厚変動に伴う光の反射率の変動を抑えて位置制御の精度を向上することができ、また、バルクシリコンウェーハのデバイス作製工程で使用している位置制御のための機構と共用してコストを削減できるSOIウェーハを設計及び製造することができることが確認できた。
(比較例)
実施例のBOX層の厚さdを、d=(1/2)×(λ/n)×Aを満たさない厚さ144nmにしてSOIウェーハを製造し、実施例と同様の評価を行った。
結果を図3に示す。図3に示すように、SOI層膜厚が2000nmから4000nmの範囲で反射率が最大で0.12〜0.58まで変化していることが分かる。また、この反射率は、バルクシリコンの反射率0.35に対して±50%以上の差があった。
従って、このような埋め込み絶縁層の厚さが(1/2)×(λ/n)×Aを満たさない厚さのSOIウェーハでは、SOIウェーハの位置制御を行う際、SOI層が面内で膜厚分布を有すると、SOI層の面内の位置によって反射率の変動が大きくなり、位置制御の誤差が大きくなってしまう。
また、比較例と同一の厚さのBOX層を有するSOIウェーハでSOI層膜厚が4000nm以上における反射率の結果を図4に示す。図4に示すように、SOI層膜厚が7000nm程度まで反射率は±10%程度の変動があることが分かる。従って、実施例における条件下では、特に、SOI層膜厚が7000nm程度までは本発明の設計方法及び製造方法が非常に有効であることが分かる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
1…SOI層、2…埋め込み絶縁層、3…ベースウェーハ、
10…SOIウェーハ。

Claims (6)

  1. 埋め込み絶縁層上にSOI層が形成されたSOIウェーハに波長λの光を照射し、前記SOIウェーハからの反射光の強度に基づいて前記SOIウェーハの位置制御を行う工程を有するデバイス作製工程または検査工程で用いるSOIウェーハの設計方法であって、
    前記位置制御を行う工程で用いる前記光の波長λに応じて、前記SOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さを設計し、該SOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さの設計を、前記埋め込み絶縁層の厚さをd、前記埋め込み絶縁層の屈折率をn、及びAを任意の正の整数とした時、d=(1/2)×(λ/n)×Aを満たすような厚さdに設計することを特徴とするSOIウェーハの設計方法。
  2. 前記埋め込み絶縁層をシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸化窒化膜のいずれか、又はこれらを複数層積層した積層絶縁層とすることを特徴とする請求項1に記載のSOIウェーハの設計方法。
  3. 前記SOIウェーハに照射する光として、可視光を用いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のSOIウェーハの設計方法。
  4. 埋め込み絶縁層上にSOI層が形成されたSOIウェーハに波長λの光を照射し、前記SOIウェーハからの反射光の強度に基づいて前記SOIウェーハの位置制御を行う工程を有するデバイス作製工程または検査工程で用いるSOIウェーハの製造方法であって、
    少なくとも、製造後のSOIウェーハに行われる前記位置制御を行う工程で用いる前記光の波長λに応じて、前記SOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さを設計し、該SOIウェーハの埋め込み絶縁層の厚さの設計を、前記埋め込み絶縁層の厚さをd、前記埋め込み絶縁層の屈折率をn、及びAを任意の正の整数とした時、d=(1/2)×(λ/n)×Aを満たすような厚さdに設計する工程と、前記設計した厚さの埋め込み絶縁層上にSOI層が形成されたSOIウェーハを作製する工程とを有することを特徴とするSOIウェーハの製造方法。
  5. 前記埋め込み絶縁層をシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸化窒化膜のいずれか、又はこれらを複数層積層した積層絶縁層とすることを特徴とする請求項4に記載のSOIウェーハの製造方法。
  6. 前記SOIウェーハに照射する光として、可視光を用いることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のSOIウェーハの製造方法。

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