JP5387165B2 - シート補強構造 - Google Patents
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図1,図2に示すように、車両1の車室3内には、車幅方向にシート5,7を並べて配置してある。これら各シート5,7は、車両1のフロアパネル9上にスライドレール機構11を介して車両前後方向に移動可能としている。フロアパネル9の車幅方向中央で、シート5,7相互間には、上方に突出するフロアトンネル13を形成し、フロアトンネル13には補強部材15を設けている。
第2の実施形態は、図8(a)及び(b)に示すように、ワイヤ37を引っ張り駆動する駆動手段としてリニアモータ59及び回転モータ61をそれぞれ使用している。その他の構成は第1の実施形態と同様である。
第3の実施形態は、図9に示すように、前記した第1の実施形態における連結部材25に代わる連結部材25Aを、車幅方向に沿って複数に分割している。すなわち、本実施形態では、連結部材25Aを車幅方向に沿って複数に分割した分割片25Aaを車幅方向に沿って配列し、これら各分割片25Aaにワイヤ37を貫通させている。
第4の実施形態は、図10に示すように、前記第1の実施形態におけるワイヤ37に代えて、形状記憶合金部材としての形状記憶ワイヤ67を使用し、この形状記憶ワイヤ67を連結部材25内の車幅方向に移動可能に貫通させるとともに、その両端をさらにガイド部33を貫通させてシートバックフレーム23の外側辺部23c及び内側辺部23dに連結固定する。
第5の実施形態は、図11に示すように、連結部材25の車両後方側のシートバック19内に位置設定手段としてのエアバッグ71を格納し、エアバッグ71の展開によって連結部材25を車両前方に移動させる。
第6の実施形態は、前記図3に示した第1の実施形態の連結部材25に代えて、図12(a),(b)に示すように、一部が車両前後方向に伸長可能な連結部材25Bを使用している。図12(a),(b)は、車両側方から見た断面図で、図中で右側が車両前方となる。
一方、車両1に対し車幅方向に衝突荷重が入力した場合には、荷重センサがこれを検知してサイドエアバッグのインフレータが作動し、これに伴い発生する気体が連結部材25Bの中空部内に導入される。この際、前面25Ba及び後面25Bbは変形しやすい材質としていることから、図12(b)に示すように、車両前方及び後方に向けてそれぞれ突出するようにして変形する。
第7の実施形態は、前記図12に対応する図13に示すように、連結部材25Bに代わる車両前後方向に伸長可能な連結部材25Cを使用している。この連結部材25Cは、前面25Ca,後面25Cbを平面状としているが、上面25Cd及び下面25Ceを、車両前後方向(図中で左右方向)に沿って伸縮可能な蛇腹状としている。また、車幅方向両側の側面25Ccは平面状としているが、前記図12に示した第6の実施形態における側面25Bcと同様に、前面25Ca及び後面25Cbよりも変形(塑性変形)しやすい材質としている。
一方、車両1に対し車幅方向に衝突荷重が入力した場合には、荷重センサがこれを検知してサイドエアバッグのインフレータが作動し、これに伴い発生する気体が連結部材25Cの中空部内に導入される。これにより、図13(b)に示すように上面25Cd及び下面25Ceの蛇腹部が伸長して前面25Caと後面25Cbとの間隔が広がり、これに伴い側面25Ccは変形しやすい材質としていることから、車両前後方向に向けて伸長変形する。
第8の実施形態は、前記図12に対応する図14に示すように、連結部材25Bに代わる車両前後方向に伸長可能な連結部材25Dを使用している。この連結部材25Dは、前面25Daを車両上下方向(図中で上下方向)に沿って伸長する蛇腹部とするとともに、後面25Db及び車幅方向両側の側面25Dcを、前記図12に示した第6の実施形態における側面25Bcと同様に、上面25Dd,下面25Deよりも変形(塑性変形)しやすい材質としている。
5,7 シート
19 シートバック
23 シートバックフレーム(シート骨格部材)
23c シートバックフレームの外側辺部(シート骨格部材の車幅方向両側部分)
23d シートバックフレームの内側辺部
25,25A,25B,25C,25D 連結部材
25Aa 連結部材の分割片
25Ba 連結部材の前面(伸長部材)
25Bb,25Db 連結部材の後面(伸長部材)
25Bc,25Cc,25Dc 連結部材の側面(伸長部材)
25Cd 連結部材の上面(蛇腹部,伸長部材)
25Ce 連結部材の下面(蛇腹部,伸長部材)
25Da 連結部材の前面(蛇腹部,伸長部材)
33 ガイド部
37 ワイヤ(引張部材,線状部材,位置設定手段)
39 インフレータ(駆動手段,位置設定手段)
41 荷重センサ(荷重入力検出手段)
47 ピストン(移動部材,駆動手段)
49 センタピラー(車体側部部材)
51 ドア(車体側部部材)
55 スプリング(押付手段)
57 ダンパ(押付手段)
59 リニアモータ(駆動手段)
61 回転モータ(駆動手段)
67 形状記憶ワイヤ(形状記憶合金部材,位置設定手段)
69 加熱手段(位置設定手段)
71 エアバッグ(位置設定手段)
Claims (12)
- 車体の側部を構成する車体側部部材の車幅方向内側にシートを配置し、このシートの骨格を形成するシート骨格部材をシートバックに設け、前記シート骨格部材の車幅方向両側部分を互いに連結して車幅方向に延在する連結部材を設け、この連結部材を、前記シート骨格部材の車幅方向両側部分に対して車両前後方向に移動可能とし、前記車体側部部材に対し車幅方向から荷重が入力したことを検出する荷重入力検出手段を設け、この荷重入力検出手段が前記荷重を検出したときに、前記連結部材を、前記シート骨格部材の車幅方向両側部分相互間の位置にて移動不能に設定する位置設定手段を設けたことを特徴とするシート補強構造。
- 前記位置設定手段は、前記連結部材及び前記シート骨格部材の車幅方向両側部分に取り付けた引張部材と、前記連結部材を前記シート骨格部材に対して車両前方に移動させるよう前記引張部材を引っ張り駆動する駆動手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート補強構造。
- 前記引張部材を可撓性の線状部材で構成し、この線状部材を、前記シート骨格部材の車幅方向両側部分と前記連結部材とを連結するようにして取り付け、前記線状部材における前記シート骨格部材の車幅方向両側部分の一方から取り出した端部を、前記駆動手段に連結したことを特徴とする請求項2に記載のシート補強構造。
- 前記駆動手段は、サイドエアバックのインフレータの出力により移動する移動部材を備え、この移動部材に、前記線状部材における前記シート骨格部材の車幅方向両側部分の一方から取り出した端部を連結することを特徴とする請求項3に記載のシート補強構造。
- 前記駆動手段は、前記線状部材における前記シート骨格部材の車幅方向両側部分の一方から取り出した端部を引っ張り駆動するモータを備えていることを特徴とする請求項3に記載のシート補強構造。
- 前記位置設定手段は、前記連結部材及び前記シート骨格部材の車幅方向両側部分に取り付けた形状記憶合金部材と、この形状記憶合金部材を加熱して変形させることで、前記連結部材を前記シート骨格部材の車幅方向両側部分相互間の位置にて移動不能に設定する加熱手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート補強構造。
- 前記位置設定手段を前記連結部材の車両後方側に配置したエアバッグで構成し、このエアバッグの展開力により、前記連結部材を、前記シート骨格部材の車幅方向両側部分相互間の位置にて移動不能に設定することを特徴とする請求項1に記載のシート補強構造。
- 前記シート骨格部材の車幅方向両側部分に、前記連結部材の両端部がそれぞれ車両前後方向にスライド移動するガイド部を設け、このガイド部を、車両後方側が車両前方側より下方となるよう傾斜させたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシート補強構造。
- 前記シート骨格部材の車幅方向両側部分に、前記連結部材の両端部がそれぞれ車両前後方向にスライド移動するガイド部を設け、このガイド部に沿って前記連結部材の車幅方向両端部を車両前方に弾性的に押し付ける押付手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のシート補強構造。
- 前記位置設定手段は、前記連結部材の一部が車両前後方向に向けて伸長移動する伸長部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート補強構造。
- 前記伸長部材は蛇腹部を備えていることを特徴とする請求項10に記載のシート補強構造。
- 前記連結部材は、車幅方向に沿って複数に分割した分割片を備えていることを特徴とする請求項3ないし9のいずれか1項に記載のシート補強構造。
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