JP5387165B2 - シート補強構造 - Google Patents

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本発明は、シートの特にシートバックを補強するシート補強構造に関する。
従来、例えば下記特許文献1に記載のものは、シートバックに設けてあるシートバックフレームに車幅方向に延在する連結部材(補強部材)を設け、車幅方向からの衝突荷重を、シートバックフレーム及び連結部材を介して左右のシート間のフロア部に形成してあるセンタトンネルに伝達させるようにしている。
特開平11−222088号公報
しかしながら、上記した従来のものは、シートバックに設けてある連結部材が固定であるために、着座した乗員が背部に異物感を感じることがあり、改善が望まれている。
そこで、本発明は、シートバックのシート骨格部材に車幅方向に延在する連結部材を設けた構成であっても、着座した乗員が背部に異物感を感じるのを抑えることを目的としている。
本発明は、シート骨格部材の車幅方向両側部分を互いに連結する連結部材を、シート骨格部材の車幅方向両側部分に対して車両前後方向に移動可能とし、荷重入力検出手段が、車体の側部を構成する車体側部部材に対し車幅方向から荷重が入力したことを検出したときに、連結部材をシート骨格部材の車幅方向両側部分相互間の位置にて移動不能に設定する位置設定手段を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、着座した乗員は、シートバックにもたれ掛かったとしても、連結部材が後方に移動するので、連結部材による背部での異物感を抑えることができる。また、車両が車幅方向から荷重入力を受けたときには、連結部材が、シート骨格部材の車幅方向両側部分相互間の位置にて移動不能となるので、連結部材は、シート骨格部材の車幅方向両側部分相互間で、車幅方向からの荷重の伝達作用を発揮することができる。
本発明の第1の実施形態に係わるシート補強構造を適用した車両のシート周辺の内部構造を示す車両の斜視図である。 図1の車両の内部を示す正面図である。 図2のA−A断面図である。 図1のシート補強構造における連結部材をガイドするガイド部の斜視図である。 図4のガイド部に、(a)としてスプリングを設けた例を、(b)としてダンパを設けた例をそれぞれ示す斜視図である。 図2の車両において車幅方向から荷重が入力した状態を示す作用説明図である。 図5の荷重が入力したときの動作を(a),(b)の順に示す動作説明図である。 本発明の第2の実施形態に係わるシート補強構造を適用した場合の図3に対応する断面図で、(a)はリニアモータを使用した例、(b)は回転モータを使用した例である。 本発明の第3の実施形態に係わるシート補強構造を適用した場合の、図3,図7(a),(b)に対応する断面図である。 本発明の第4の実施形態に係わるシート補強構造を適用した場合の、図3に対応する断面図である。 本発明の第5の実施形態に係わるシート補強構造を適用した場合の図3に対応する断面図である。 (a)は本発明の第6の実施形態を示すシート補強構造における連結部材の車両側方から見た断面図、(b)は(a)の動作説明図である。 (a)は本発明の第7の実施形態を示すシート補強構造における連結部材の車両側方から見た断面図、(b)は(a)の動作説明図、(c)は(a)の連結部材の斜視図である。 (a)は本発明の第8の実施形態を示すシート補強構造における連結部材の車両側方から見た断面図、(b)は(a)の動作説明図、(c)は(a)の連結部材の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1の実施形態]
図1,図2に示すように、車両1の車室3内には、車幅方向にシート5,7を並べて配置してある。これら各シート5,7は、車両1のフロアパネル9上にスライドレール機構11を介して車両前後方向に移動可能としている。フロアパネル9の車幅方向中央で、シート5,7相互間には、上方に突出するフロアトンネル13を形成し、フロアトンネル13には補強部材15を設けている。
上記した各シート5,7は、着座する乗員35(図3参照)の臀部及び脚部を支持するシートクッション17と、シートクッション17の後端から立ち上がって乗員35の背部を支持するシートバック19と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト21とを備えている。図2に示すようにシートバック19には、シート骨格部材としての金属製のシートバックフレーム23を設けてある。
シートバックフレーム23は、全体として矩形の枠状に形成してあり、上辺部23a,下辺部23b,これら上辺部23a及び下辺部23bの車両外側相互を連結する外側辺部23c,上辺部23a及び下辺部23bの車両内側相互を連結する内側辺部23dとを、備えている。
そして、これら外側辺部23cと内側辺部23dとを、車幅方向に延在する連結部材25により互いに連結している。連結部材25は、外側辺部23c側の端部25aが内側辺部23d側の端部25bよりも上方位置となるよう車両前後方向から見て傾斜しており、その際、車両内側の端部25bを、前記したセンタトンネル13の上端部の側面にほぼ対向した位置としている。
これらのシートバックフレーム23及び連結部材25は、外装材27で外側周囲を覆うことでクッション性を確保している。
シートクッション17においても、金属製のシートクッションフレーム29を備えてこのシートクッションフレーム29を外装材31で外側周囲を覆うことでクッション性を確保している。
図3に示すように、シートバックフレーム23の外側辺部23c及び内側辺部23dのそれぞれの内側には、ガイド部33を取り付けてあり、これら各ガイド部33に、連結部材25の各端部25a,25bを車両前後方向に移動可能に取り付けている。
これら各ガイド部33は、シート5の内側辺部23dに対応する図4に示すように、シートバックフレーム23(外側辺部23c及び内側辺部23d)に固定する固定面33aと、連結部材25の各端部25a,25bの上下各面をガイドする上面33b及び下面33cと、上面33b及び下面33cのそれぞれの車両前方側端部に位置して互いに接近する方向に突出する前ストッパ面33d及び33eと、上面33b及び下面33cのそれぞれの車両後方側端部に位置して互いに接近する方向に突出する後ストッパ面33f及び33gと、をそれぞれ備え、車両後方側が車両前方側より下方となるよう傾斜している。
したがって、図3に示すように、シート5に着座した乗員35がシートバック19にもたれ掛かった状態では、外装材27内に埋設された状態の連結部材25が、外装材27を介して後方に押され、ガイド部33における車両後方側の端部に位置することになる。
また、図3に示すように、車幅方向両側の外側辺部23c及び内側辺部23dと連結部材25との間には、引張部材としての可撓性の線状部材からなるワイヤ37を設けている。このワイヤ37は、内側辺部23dに一端を連結固定し、連結部材25及び外側辺部23cに対しては、その内部を貫通させかつ貫通方向に移動可能としている。なお、上記したワイヤ37は、左右一対のガイド部33に対しても貫通してその貫通方向に移動可能としている。
ここで、連結材25の車両前方側の前面25cは、緩やかな凹曲面としてあり、上記図3のように、連結部材25が車両後方側の端部に位置した状態では、ワイヤ37は上記の凹曲面とした前面25cに沿うようにして車幅方向両側の外側辺部23c及び内側辺部23dに対する連結部よりも車両後方に位置している。
そして、ワイヤ37の車幅方向外側は、外側辺部23cからシート5の外部に向けて引き出し、駆動手段としての図示しないサイドアエバッグのインフレータ39に接続する。インフレータ39は、車体側部への車幅方向から入力される衝突荷重を検出する荷重入力検出手段としての荷重センサ41の検出信号を受け、点火装置43が点火することで瞬時に気体45を発生する。
その気体45を、図示しないサイドエアバッグの袋状の展開部内に供給することにより、当該サイドエアバッグを膨張させるが、そのとき発生する気体45を利用して移動部材であるピストン47を移動させる。ピストン47は、インフレータケース48内を車両前後方向に移動可能であり、このインフレータケース48におけるピストン47と点火装置43との間の気体発生空間から図示しないサイドエアバッグの袋状の展開部に気体45が供給されて展開部が展開する。
上記したピストン47には、前記したワイヤ37の外側辺部23cから引き出した端部を連結している。これにより、インフレータ39の作動によってピストン47が車両前方に移動するに伴って、ワイヤ37を介して連結部材25を車両前方に移動させる。
次に、第1の実施形態の作用を説明する。シート5に着座した乗員35がシートバック19にもたれ掛かった状態では、外装材27内に埋設された状態の連結部材25が、外装材27を介して後方に押され、図3のようにガイド部33における車両後方側の端部に位置することになる。このため乗員35は、シートバック19にもたれ掛かったとしても、連結部材25が後方に移動するので、連結部材25による背部での異物感を抑えることができる。
また、前記図4に示したように、連結部材25の両端部25a,25bをガイドするガイド部33は、車両後方側が車両前方側より下方となるよう傾斜している。このため、連結部材25は通常時には重力によって概ね車両後方に位置することになり、乗員35が背部に感じる異物感をより一層抑えることができる。
図5は、上記図4に対し、連結部材25の両端部25a,25bをスプリング55やダンパ57によって支持する構成としたものである。これらスプリング55やダンパ57は、図4の後ストッパ面33f及び33gを互いに連結して構成した後ストッパ面33hと両端部25a,25bとの間に介装してあり、連結部材25を車両前方に弾性的に押し付ける押付手段を構成している。
上記図5の構成とすることにより、連結部材25の振動を抑えることができ、通常時の振動音の抑制及び乗員35の座り心地の向上に寄与することができる。
ここで図6に示すように、車両1の側方から、車体側部部材であるセンタピラー49やドア51に衝突荷重Fが車幅方向に入力した場合には、荷重センサ41がこれを検知して点火装置43が点火することで、インフレータ39内で気体45が発生する。
上記した気体45の発生により、図示しないサイドエアバッグの袋状の展開部が展開すると同時に、ピストン47が図3中で車両前方に移動し、ワイヤ37を図7(a)で示すように矢印Bで示す車両前方に向けて引っ張ることになる。これにより、連結部材25も、ワイヤ37によって矢印Cで示すように車両前方に向けて引っ張られることになり、その結果連結部材25は、左右のガイド部33にガイドされつつ車両前方側に移動し、図7(b)に示すように前ストッパ面33d及び33eに当接した時点で停止する。
このとき、連結部材25は、シートバックフレーム23における車幅方向両側の外側辺部23c及び内側辺部23dにほぼ対応した位置にて移動不能に設定された状態となる。したがって、前記した車両側方からの衝突荷重Fは、シートバックフレーム23の外側辺部23cから連結部材25を経て内側辺部23dに伝達され、さらにこの内側辺部23dから補強部材15を備えたセンタトンネル13に伝達された後、車体全体に分散される。これにより、連結部材25はシートの補強部材としての機能を果たすことができる。
上記した本実施形態では、連結部材25を、シートバックフレーム23の車幅方向両側部分である外側辺部23c及び内側辺部23d相互間の位置にて移動不能に設定する位置設定手段を設けたものであり、この位置設定手段は、ワイヤ37と駆動手段であるインフレータ39とを含んでいる。
本実施形態では、位置設定手段は、連結部材25及びシートバックフレーム23の車幅方向両側部分に取り付けた引張部材と、連結部材25をシートバックフレーム23に対して車両前方に移動させるように引張部材を引っ張り駆動する駆動手段とを備えている。このため、駆動手段によって引張部材を引っ張るという簡素な構成で、連結部材25を車両前方に移動させることができる。
また、本実施形態では、引張部材を可撓性の線状部材であるワイヤ37で構成し、このワイヤ37を、シートバックフレーム23の車幅方向両側部分と連結部材25とを連結するようにして取り付け、線状部材におけるシートバックフレーム23の車幅方向両側部分の一方から取り出した端部を、駆動手段に連結している。このため、駆動手段によってワイヤ37を引っ張ることで、連結部材25を車両前方に容易に移動させることができる。
また、本実施形態では、駆動手段は、サイドエアバックのインフレータ39の出力により移動する移動部材であるピストン47を備え、このピストン47に、ワイヤ37におけるシートバックフレーム23の車幅方向両側部分の一方から取り出した端部を連結している。このため、別途専用の出力源を設けることなくワイヤ37を引っ張り、連結部材25を車両前方に移動させることができる。
なお、上記第1の実施形態における連結部材25は、車両前後方向から見て傾斜させているが、乗員35の例えば腹部や腰部の高さ位置に合わせて水平に配置してもよい。また、車体側部部材として、ドア51の内面に設けたドアガードバーなどの補強部材を含んでもよい。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、図8(a)及び(b)に示すように、ワイヤ37を引っ張り駆動する駆動手段としてリニアモータ59及び回転モータ61をそれぞれ使用している。その他の構成は第1の実施形態と同様である。
図8(a)のリニアモータ59は、荷重センサ41の検出信号を受けて可動部63を図8(a)中で下方(車両前方)に移動させ、この可動部63に連結してあるワイヤ37を車両前方に引っ張ることで、第1の実施形態と同様に連結部材25を車両前方に移動させる。
一方、図8(b)の回転モータ61は、荷重センサ41の検出信号を受けてリトラクタ65を回転させ、このリトラクタ65にワイヤ37を巻き取ることで張力を発生させ、連結部材25を車両前方に移動させる。
このように第2の実施形態では、駆動手段としてモータ59,61を備えているため、モータ駆動によって、ワイヤ37を確実に引っ張ることができ、連結部材25を車両前方に移動させてシートの補強部材として機能させることができる。
もちろん、通常時には、第1の実施形態と同様に、乗員35がシートバック19にもたれ掛かったとしても、連結部材25が後方に移動するので、連結部材25による背部での異物感を抑えることができる。
なお、上記した専用のモータ59,61に代えて、例えばシートのリクライニング機構に設けてある既設のモータを荷重センサ41と連動させて使用してもよい。この場合には、荷重センサ41が荷重を検出してモータを駆動するときに、リクライニング機構にはモータ駆動力を伝達せずに、ワイヤ37側にのみモータ駆動力を伝達させるような機構とする。また、モータ59,61に代えて、電磁ソレノイドを使用することもできる。要するに、ワイヤ37を引っ張って張力を発生させることで、連結部材25を車両前方に移動させる駆動手段であれば、どのようなものであっても構わない。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、図9に示すように、前記した第1の実施形態における連結部材25に代わる連結部材25Aを、車幅方向に沿って複数に分割している。すなわち、本実施形態では、連結部材25Aを車幅方向に沿って複数に分割した分割片25Aaを車幅方向に沿って配列し、これら各分割片25Aaにワイヤ37を貫通させている。
ここで、通常時ではワイヤ37は緩んだ状態であることから、乗員35がシートバック19にもたれ掛かると、図9(a)に示すように、連結部材25Aが後方に押されるので、乗員35は連結部材25Aによる背部での異物感を抑えることができる。この際、本実施形態では、連結部材25Aを複数の分割片25Aaで構成しているので、これら各分割片25Aaが車両前後方向に相対移動し、乗員35の背中の形状に沿うようにして移動するので、背部に感じる異物感をより一層抑えることができる。
一方、上記図9(a)の通常状態で、車両1が側方から車幅方向の荷重を受けたときには、第1の実施形態と同様にしてインフレータ39が作動することで、図9(b),(c)のようにワイヤ37を車両前方に引っ張り、複数の分割片25Aaは車両前方に向けて移動して車幅方向に沿ってほぼ一直線状となり、かつシートバックフレーム23における両側の外側辺部23c及び内側辺部23dに対応する位置となる。
これにより、第1の実施形態と同様にして連結部材25Aはシートの補強部材としての機能を果たすことができる。
なお、図9では、前記図3に示してあるガイド部33を設けていないが、ガイド部33を設けてもよい。
[第4の実施形態]
第4の実施形態は、図10に示すように、前記第1の実施形態におけるワイヤ37に代えて、形状記憶合金部材としての形状記憶ワイヤ67を使用し、この形状記憶ワイヤ67を連結部材25内の車幅方向に移動可能に貫通させるとともに、その両端をさらにガイド部33を貫通させてシートバックフレーム23の外側辺部23c及び内側辺部23dに連結固定する。
また、シートバック19の後部には、形状記憶ワイヤ67を加熱する加熱手段69を設けてあり、この加熱手段69は、荷重センサ41の信号入力を受けて作動し形状記憶ワイヤ67を加熱する。加熱手段69と形状記憶ワイヤ67とで位置設定手段を構成している。
上記した形状記憶ワイヤ67は、通常時では、図10に示すように、着座した乗員35がシートバック19にもたれ掛かった状態では、第1の実施形態と同様にして後方に位置する連結部材25の前面25cに沿って湾曲した状態となる。
一方、加熱手段69が荷重センサ41の信号入力を受けて作動して形状記憶ワイヤ67を加熱すると、湾曲状態の形状記憶ワイヤ67は、シートバックフレーム23の外側辺部23cと内側辺部23dとの間にて直線状となり、連結部材25を車両前方に移動させる。
本実施形態においても、乗員35は、シートバック19にもたれ掛かったとしても、連結部材25が後方に移動するので、連結部材25による背部での異物感を抑えることができる。また、本実施形態では、形状記憶ワイヤ67を使用することで、簡素な構成とすることができる。
また、車両1が車幅方向から荷重を受けたときには、加熱手段69が作動することで形状記憶ワイヤ67が加熱されて直線状となり、連結部材25をシートバックフレーム23の外側辺部23cと内側辺部23dとの間に位置させるので、連結部材25がシートの補強部材として機能する。
なお、上記し加熱手段69は、形状記憶ワイヤ67に電流を流して加熱する構成であてもよい。また、連結部材25に代えて図9に示すような分割した連結部材25Aを使用してもよい。
[第5の実施形態]
第5の実施形態は、図11に示すように、連結部材25の車両後方側のシートバック19内に位置設定手段としてのエアバッグ71を格納し、エアバッグ71の展開によって連結部材25を車両前方に移動させる。
上記したエアバッグ71は、シートバック19の外装材27内において、エアバックケース73の車両前方側に連結部材25の後面に接するようにして袋状の展開物75を格納してある。この展開物75は、荷重センサ41からの信号によりインフレータ77が作動して展開物75が展開し、この展開する展開物75によって連結部材25を、シートバックフレーム23の外側辺部23cと内側辺部23dとの間に位置するよう車両前方に移動させる。
本実施形態においても、乗員35は、シートバック19にもたれ掛かったとしても、連結部材25が後方に移動するので、連結部材25による背部での異物感を抑えることができる。特に、本実施形態では、連結部材25は、その後面に配置したエアバッグ71の展開物75により直接押し付けられるので、車両前方へ移動する際の応答性がよく、シートの補強部材としてより確実に機能させることができる。
一方、車両1が車幅方向から荷重を受けたときには、エアバッグ71の展開物75が展開することで、連結部材25をシートバックフレーム23の外側辺部23cと内側辺部23dとの間に位置させるので、連結部材25がシートの補強部材として機能する。
また、別の例として、シートに格納した図示しないサイドエアバッグの袋状の展開物が展開する際に開放するエアバッグチャンバに、前記第1の実施形態におけるワイヤ37の端部を連結して引っ張る構成とすることもできる。
なお、本実施形態においても、連結部材25に代えて図9に示すような分割した連結部材25Aを使用してもよい。ただし、この場合には、エアバッグ71を、分割したすべての分割片25Aaに接するように車幅方向に長く形成する必要がある。
[第6の実施形態]
第6の実施形態は、前記図3に示した第1の実施形態の連結部材25に代えて、図12(a),(b)に示すように、一部が車両前後方向に伸長可能な連結部材25Bを使用している。図12(a),(b)は、車両側方から見た断面図で、図中で右側が車両前方となる。
上記した連結部材25Bは、車幅方向に長い直方体形状であり、図3の連結部材25と同様に、シートバックフレーム23の外側辺部23c及び内側辺部23dにガイド部33を介して車両前後方向に移動可能に取り付けてある。この連結部材25Bは、車両前方側の前面25Ba,車両後方側の後面25Bb及び車幅方向両側の側面25Bcが、車両上方側の上面25Bd及び車両下方側の下面25Beよりも変形(塑性変形)しやすい材質の金属であり、車両前後方向に向けて伸長移動する伸長部材を構成している。
このような連結部材25Bは、内部がほぼ密閉された中空であり、この中空部内に、シートバック19に格納した図示しないサイドエアバッグのインフレータ出力もしくは、連結部材25B専用にシートバック19に設けたインフレータ出力からの気体を導入する構成とする。
上記した構成の第6の実施形態によれば、通常時ではシートの外装材27内に埋設された状態の連結部材25Bは車両後方側にあって図12(a)に示すように、外形が直方体形状を保持しており、このためシート5に着座した乗員35がシートバック19にもたれ掛かったとしても、連結部材25Bによる背部での異物感を抑えることができる
一方、車両1に対し車幅方向に衝突荷重が入力した場合には、荷重センサがこれを検知してサイドエアバッグのインフレータが作動し、これに伴い発生する気体が連結部材25Bの中空部内に導入される。この際、前面25Ba及び後面25Bbは変形しやすい材質としていることから、図12(b)に示すように、車両前方及び後方に向けてそれぞれ突出するようにして変形する。
これに伴い、車幅方向両側の側面25Bcも前面25Ba及び後面25Bbに引っ張られるようにして前後にそれぞれ伸長変形する。すなわち、本実施形態における連結部材25Bの一部である前面25Ba,後面25Bb及び車幅方向両側の側面25Bcは伸長部材を構成しており、したがって本実施形態においては、位置設定手段は、連結部材25Bの一部が車両前後方向に向けて伸長移動する伸長部材を備えていることになる。
このように本実施形態においては、連結部材25Bにおける前面25Ba,後面25Bb及び側面25Bcが車両前後方向に伸長変形することで、図12(b)に示すように、側面視での面積(中空部内の容積)が増大するので、伸長前に比較してシートバックフレーム23の外側辺部23cと内側辺部23dとの間に位置する部分が拡大し、したがって、連結部材25Bが伸長前に比較してシートの補強部材としてより機能しやすい構造となる。
なお、本実施形態における連結部材25Bについても、第1の実施形態における連結部材25と同様にガイド部33に対して車両前後方向に移動可能としている。
[第7の実施形態]
第7の実施形態は、前記図12に対応する図13に示すように、連結部材25Bに代わる車両前後方向に伸長可能な連結部材25Cを使用している。この連結部材25Cは、前面25Ca,後面25Cbを平面状としているが、上面25Cd及び下面25Ceを、車両前後方向(図中で左右方向)に沿って伸縮可能な蛇腹状としている。また、車幅方向両側の側面25Ccは平面状としているが、前記図12に示した第6の実施形態における側面25Bcと同様に、前面25Ca及び後面25Cbよりも変形(塑性変形)しやすい材質としている。
このような連結部材25Cは、内部がほぼ密閉された中空であり、この中空部内に、シートバックに格納した図示しないサイドエアバッグのインフレータ出力もしくは、連結部材25C専用にシートバックに設けたインフレータ出力からの気体を導入する構成とする。
上記した構成の第7の実施形態によれば、通常時ではシートの外装材27内に埋設された状態の連結部材25Cは、上面25Cd及び下面25Ceの蛇腹部が図13(a)に示すように収縮した状態であって車両後方側にあり、このためシート5に着座した乗員35がシートバック19にもたれ掛かったとしても、連結部材25Cによる背部での異物感を抑えることができる
一方、車両1に対し車幅方向に衝突荷重が入力した場合には、荷重センサがこれを検知してサイドエアバッグのインフレータが作動し、これに伴い発生する気体が連結部材25Cの中空部内に導入される。これにより、図13(b)に示すように上面25Cd及び下面25Ceの蛇腹部が伸長して前面25Caと後面25Cbとの間隔が広がり、これに伴い側面25Ccは変形しやすい材質としていることから、車両前後方向に向けて伸長変形する。
すなわち、本実施形態における連結部材25Cの上面25Cd,下面25Ce及び車幅方向両側の側面25Ccは伸長部材を構成しており、したがって本実施形態においては、位置設定手段は、連結部材25Cの一部が車両前後方向に向けて伸長移動する伸長部材を備えていることになる。
このように本実施形態においては、連結部材25Cにおける上面25Cd,下面25Ce及び側面25Ccが車両前後方向に伸長変形することで、図13(b)に示すように、側面視での面積(中空部内の容積)が増大するので、伸長前に比較してシートバックフレーム23の外側辺部23cと内側辺部23dとの間に位置する部分が拡大し、したがって、連結部材25Cが伸長前に比較してシートの補強部材としてより機能しやすい構造となる。
[第8の実施形態]
第8の実施形態は、前記図12に対応する図14に示すように、連結部材25Bに代わる車両前後方向に伸長可能な連結部材25Dを使用している。この連結部材25Dは、前面25Daを車両上下方向(図中で上下方向)に沿って伸長する蛇腹部とするとともに、後面25Db及び車幅方向両側の側面25Dcを、前記図12に示した第6の実施形態における側面25Bcと同様に、上面25Dd,下面25Deよりも変形(塑性変形)しやすい材質としている。
このような連結部材25Dは、内部がほぼ密閉された中空であり、この中空部内に、シートバックに格納した図示しないサイドエアバッグのインフレータ出力もしくは、連結部材25D専用にシートバックに設けたインフレータ出力からの気体を導入する構成とする。
上記した構成の第8の実施形態によれば、通常時ではシート外装材27内に埋設された状態の連結部材25Dは、前面25Daの蛇腹部が図14(a)に示すように収縮した状態であって車両後方側にあり、このためシート5に着座した乗員35がシートバック19にもたれ掛かったとしても、連結部材25Dによる背部での異物感を抑えることができる。
一方、車両1に対し車幅方向に衝突荷重が入力した場合には、荷重センサがこれを検知してサイドエアバッグのインフレータが作動し、これに伴い発生する気体が連結部材25Cの中空部内に導入される。これにより、図14(b)に示すように前面25Daの蛇腹部が上下方向に伸長することで前方に伸長移動し、これに伴い後面25Db及び側面25Dcは変形しやすい材質としていることから、車両前後方向に向けて伸長変形する。
すなわち、本実施形態における連結部材25Dの前面25Da,後面25Db及び車幅方向両側の側面25Dcは伸長部材を構成しており、したがって本実施形態においては、位置設定手段は、連結部材25Dの一部が車両前方に向けて伸長移動する伸長部材を備えていることになる。
このように本実施形態においては、連結部材25Dにおける前面25Da,後面25Db及び側面25Dcが車両前後方向に伸長変形することで、図14(b)に示すように、側面視での面積(中空部内の容積)が増大するので、伸長前に比較してシートバックフレーム23の外側辺部23cと内側辺部23dとの間に位置する部分が拡大し、したがって、連結部材25Dが伸長前に比較してシートの補強部材としてより機能しやすい構造となる。
上記図12〜図14に示した各実施形態においては、中空の連結部材25B,25C,25D内に単に気体を導入し、該連結部材の一部を車両前後方向に伸長させるという簡素な構成で、シートバックフレーム23に車幅方向に延在する連結部材を設けた構成であっても、着座した乗員が背部に異物感を感じるのを抑えることができる。
特に、図13,図14に示す蛇腹部を設けた実施形態では、蛇腹部によって前面25Ca,25Daと、後面25Cb,25Dbとが互いにより接近して連結部材25C,25D全体がより扁平となって小型化するので、連結部材25C,25Dと乗員35の背部との間隔がより広くなり、異物感をより一層抑えることができる。
1 車両
5,7 シート
19 シートバック
23 シートバックフレーム(シート骨格部材)
23c シートバックフレームの外側辺部(シート骨格部材の車幅方向両側部分)
23d シートバックフレームの内側辺部
25,25A,25B,25C,25D 連結部材
25Aa 連結部材の分割片
25Ba 連結部材の前面(伸長部材)
25Bb,25Db 連結部材の後面(伸長部材)
25Bc,25Cc,25Dc 連結部材の側面(伸長部材)
25Cd 連結部材の上面(蛇腹部,伸長部材)
25Ce 連結部材の下面(蛇腹部,伸長部材)
25Da 連結部材の前面(蛇腹部,伸長部材)
33 ガイド部
37 ワイヤ(引張部材,線状部材,位置設定手段)
39 インフレータ(駆動手段,位置設定手段)
41 荷重センサ(荷重入力検出手段)
47 ピストン(移動部材,駆動手段)
49 センタピラー(車体側部部材)
51 ドア(車体側部部材)
55 スプリング(押付手段)
57 ダンパ(押付手段)
59 リニアモータ(駆動手段)
61 回転モータ(駆動手段)
67 形状記憶ワイヤ(形状記憶合金部材,位置設定手段)
69 加熱手段(位置設定手段)
71 エアバッグ(位置設定手段)

Claims (12)

  1. 車体の側部を構成する車体側部部材の車幅方向内側にシートを配置し、このシートの骨格を形成するシート骨格部材をシートバックに設け、前記シート骨格部材の車幅方向両側部分を互いに連結して車幅方向に延在する連結部材を設け、この連結部材を、前記シート骨格部材の車幅方向両側部分に対して車両前後方向に移動可能とし、前記車体側部部材に対し車幅方向から荷重が入力したことを検出する荷重入力検出手段を設け、この荷重入力検出手段が前記荷重を検出したときに、前記連結部材を、前記シート骨格部材の車幅方向両側部分相互間の位置にて移動不能に設定する位置設定手段を設けたことを特徴とするシート補強構造。
  2. 前記位置設定手段は、前記連結部材及び前記シート骨格部材の車幅方向両側部分に取り付けた引張部材と、前記連結部材を前記シート骨格部材に対して車両前方に移動させるよう前記引張部材を引っ張り駆動する駆動手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート補強構造。
  3. 前記引張部材を可撓性の線状部材で構成し、この線状部材を、前記シート骨格部材の車幅方向両側部分と前記連結部材とを連結するようにして取り付け、前記線状部材における前記シート骨格部材の車幅方向両側部分の一方から取り出した端部を、前記駆動手段に連結したことを特徴とする請求項2に記載のシート補強構造。
  4. 前記駆動手段は、サイドエアバックのインフレータの出力により移動する移動部材を備え、この移動部材に、前記線状部材における前記シート骨格部材の車幅方向両側部分の一方から取り出した端部を連結することを特徴とする請求項3に記載のシート補強構造。
  5. 前記駆動手段は、前記線状部材における前記シート骨格部材の車幅方向両側部分の一方から取り出した端部を引っ張り駆動するモータを備えていることを特徴とする請求項3に記載のシート補強構造。
  6. 前記位置設定手段は、前記連結部材及び前記シート骨格部材の車幅方向両側部分に取り付けた形状記憶合金部材と、この形状記憶合金部材を加熱して変形させることで、前記連結部材を前記シート骨格部材の車幅方向両側部分相互間の位置にて移動不能に設定する加熱手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート補強構造。
  7. 前記位置設定手段を前記連結部材の車両後方側に配置したエアバッグで構成し、このエアバッグの展開力により、前記連結部材を、前記シート骨格部材の車幅方向両側部分相互間の位置にて移動不能に設定することを特徴とする請求項1に記載のシート補強構造。
  8. 前記シート骨格部材の車幅方向両側部分に、前記連結部材の両端部がそれぞれ車両前後方向にスライド移動するガイド部を設け、このガイド部を、車両後方側が車両前方側より下方となるよう傾斜させたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシート補強構造。
  9. 前記シート骨格部材の車幅方向両側部分に、前記連結部材の両端部がそれぞれ車両前後方向にスライド移動するガイド部を設け、このガイド部に沿って前記連結部材の車幅方向両端部を車両前方に弾性的に押し付ける押付手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のシート補強構造。
  10. 前記位置設定手段は、前記連結部材の一部が車両前後方向に向けて伸長移動する伸長部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート補強構造。
  11. 前記伸長部材は蛇腹部を備えていることを特徴とする請求項10に記載のシート補強構造。
  12. 前記連結部材は、車幅方向に沿って複数に分割した分割片を備えていることを特徴とする請求項3ないし9のいずれか1項に記載のシート補強構造。
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