JP5386024B2 - 基板処理装置、基板処理方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

基板処理装置、基板処理方法及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体ウエハやガラス基板等の基板の表面を酸化する等の基板処理を行う基板処理装置及びそのような基板処理を行う工程を有する半導体装置の製造方法に関する。
この種の基板処理装置及び基板処理方法に用いられる技術であって、基板を処理する処理室と、処理室内に反応ガスを供給する供給ラインと、処理室内を排気する排気ラインとを有する技術が知られている。
特開2003−45867号公報
しかしながら、従来、例えば基板の表面を熱酸化するような処理を行う工程では、処理室内部の圧力と処理室外部の圧力との差圧を測定し、この測定結果に基づいて処理室内の圧力を制御していた。このため、例えば気候の変化等によって処理室外部の圧力が変化すると、この変化に伴って処理室内部の圧力も変化してしまい、処理室内の圧力を一定に保つことが難しかった。例えば熱酸化処理における酸化膜厚にバラツキが生じる等、良好な基板処理がなされないことがある等との問題点があった。
本発明は、処理室内の圧力が一定に保たれないことを原因とする基板処理不良を生じにくくし、より良好な基板処理を可能とする基板処理装置、基板処理方法及び半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、基板を処理する処理室と、前記処理室内に反応ガス供給部から反応ガスを供給する反応ガス供給ラインと、前記処理室内を排気する排気ラインと、前記排気ラインに設けられ前記処理室内の圧力を調整する圧力調整弁と、前記処理室内部の圧力を測定する第1の圧力測定器と、前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定する第2の圧力測定器と、基板を処理する際に、前記第1の圧力測定器により測定された前記処理室内部の圧力の値に基づき前記処理室内部の圧力を所定の圧力に保つように前記圧力調整弁を制御すると共に、前記第2の圧力測定器により測定された前記差圧の値に基づき前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも小さい場合に前記反応ガスの前記処理室内への供給を可能とするように前記反応ガス供給部を制御するコントローラとを有する基板処理装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、警告を発生させる警告装置をさらに有し、前記コントローラは、前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合に警告を発生させるように前記警告装置をさらに制御する基板処理装置が提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、基板を処理する処理室と、前記処理室内に反応ガスを供給する反応ガス供給ラインと、前記処理室内を排気する排気ラインと、前記排気ラインに設けられ前記処理室内の圧力を調整する圧力調整弁と、前記処理室内部の圧力を測定する第1の圧力測定器と、前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定する第2の圧力測定器と、警告を発生させる警告装置と、基板を処理する際に、前記第1の圧力測定器により測定された前記処理室内部の圧力の値に基づき前記処理室内部の圧力を所定の圧力に保つように前記圧力調整弁を制御すると共に、前記第2の圧力測定器により測定された前記差圧の値に基づき前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合に警告を発生させるように前記警告装置を制御するコントローラとを有する基板処理装置が提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、基板を処理室内に搬入する工程と、基板が搬入された前記処理室内に反応ガスを供給し、前記処理室内を排気して基板を処理する工程と、処理後の基板を前記処理室内から搬出する工程とを有し、前記基板を処理する工程では、前記処理室内部の圧力を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力を所定の圧力に保つようにすると共に、前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも小さい場合に、前記反応ガスを前記処理室内へ供給するようにする基板処理方法が提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、基板を処理室内に搬入する工程と、基板が搬入された前記処理室内に反応ガスを供給し、前記処理室内を排気して基板を処理する工程と、処理後の基板を前記処理室内から搬出する工程とを有し、前記基板を処理する工程では、前記処理室内部の圧力を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力を所定の圧力に保つようにすると共に、前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合に、警告を発生させるようにする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、基板を処理室内に搬入する工程と、基板が搬入された前記処理室内に反応ガスを供給し、前記処理室内を排気して基板を処理する工程と、処理後の基板を前記処理室内から搬出する工程とを有し、前記基板を処理する工程では、前記処理室内部の圧力を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力を所定の圧力に保つようにすると共に、前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも小さい場合に、前記反応ガスを前記処理室内へ供給するようにする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明にかかる第2の半導体装置の製造方法は、基板を処理室内に搬入する工程と、基板が搬入された前記処理室内に反応ガスを供給し、前記処理室内を排気して基板を処理する工程と、処理後の基板を前記処理室内から搬出する工程とを有し、前記基板を処理する工程では、前記処理室内部の圧力を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力を所定の圧力に保つようにすると共に、前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合に、警告を発生させるようにする。
本発明によれば、処理室内の圧力が一定に保たれないことを原因とする基板処理不良を生じにくくし、より良好な基板処理を可能とする基板処理装置、基板処理方法及び半導体装置の製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る基板処理装置を示す断面図である。 本発明の実施形態に用いられる反応ガス供給装置の構成を示す説明図であり、(a)は、水素ガス及び酸素ガスの混合ガスを燃焼することにより得られた水蒸気ガスを供給する構成を説明する説明図であり、(b)は、窒素ガス、塩化水素、ダイクロールエチレンからなる群より選択された少なくとも一種類以上のガスと酸素の混合ガスを供給する構成を説明する図であり、(c)は、窒素ガス、塩化水素、ダイクロールエチレンからなる群より選択された少なくとも一種類以上のガスと、酸素および水素の混合ガスを供給する構成を示す図である。 本発明の実施形態に用いられる圧力制御装置の構成を示す説明図である。 本発明の実施形態に用いられるコントローラを示すブロック図である。 本発明の実施形態に用いられるコントローラの制御フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る基板処理装置を用いて酸化処理を行った場合における基板に形成された酸化膜の膜厚と大気圧との関係を示すグラフである。 比較例に係る基板処理装置を用いて酸化処理を行った場合における基板に形成された酸化膜の膜厚と大気圧の関係を示すグラフである。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の実施形態に係る基板処理装置10が示されている。基板処理装置10は、バッチ式の縦型半導体製造装置であって、基板に熱酸化等の処理を施す反応炉12を有する。反応炉12は、例えば石英製の、上端が閉塞し下端が開口した円筒形状である反応管14を有し、反応管14によって処理室16が形成されている。
処理室16には、基板保持具として用いられるボート18が挿入されている。ボート18は、例えば石英又は炭化珪素製であり、基板として用いられるシリコンからなるウエハ20を、略水平姿勢で、かつ互いに中心を揃えた状態で隙間(基板ピッチ間隔)を持って複数段に保持するように構成されている。
ボート18は、断熱部材として用いられる円筒形状の断熱キャップ24により支持されている。断熱キャップ24は、例えば石英又は炭化珪素製であり後述するヒータ30からの熱が下方に伝わりにくくなるように構成されている。断熱キャップ24には回転軸26が装着されていて、回転軸26は後述するシールキャップ22を貫通して、回転手段(回転機構)として用いられる例えばモータ等の駆動源を有する回転装置28に連結されている。回転装置28は、後述するシールキャップ22に取り付けられている。したがって、回転装置28からの回転駆動が回転軸26を介して断熱キャップ24に伝達され、断熱キャップ24、ボート18、及びボート18に保持されたウエハ20が回転する。
反応管14の重力方向(鉛直方向)下方下端には、開放部が形成されていて、この開放部から反応管14内にボート18が挿入される。反応管14の開放部には、蓋体として用いられるシールキャップ22が重力方向下方から装着され、シールキャップ22によって反応管14が密閉される構造となっている。シールキャップ22は、反応管14の外部に垂直に設けられ、昇降機構として用いられるボートエレベータ40によって垂直方向に昇降されるように構成されており、これによりボート18を処理室16に対し搬入搬出することが可能となっている。このように、ボートエレベータ40によりシールキャップ22が上昇し、シールキャップ22が反応管14に当接すると処理室16は密閉された状態となり、ボートエレベータ40によりシールキャップ22が下降し、シールキャップ22が反応管14から離間すると、反応室16の密閉状態は解除される。このように、ボートエレベータ40、及びシールキャップ22は、処理室16を密閉する密閉装置として用いられるとともに、処理室16の密閉状態を解除する解除装置としても用いられている。
反応管14の周辺には、ウエハ20を加熱する加熱手段(加熱機構)として用いられるヒータ30が反応管14と同心円状に配置されている。反応管14とヒータ30との間には、温度検出手段(温度検出器)として用いられる温度センサ32が配置されている。
反応管14の上部には、シャワーヘッド34が取り付けられていて、シャワーヘッド34には、例えばパイプ部材等からなる供給ライン36が連結されている。この供給ライン36のシャワーヘッド34が連結されている側と逆側には、反応ガス供給装置38が取り付けられている。したがって、反応ガス供給装置38から供給された反応ガスが供給ライン36を介してシャワーヘッド34へと到達し、シャワーヘッド34に到達した反応ガスが、シャワーヘッド34で分散されるようにして処理室16内に供給される。反応ガス供給装置38の詳細については後述する。
反応管14には、例えばパイプ部材等からなり、処理室16内を排気する排気ライン42が取り付けられている。排気ライン42の反応管14と逆側には、処理室16内の圧力を制御する制御手段(圧力制御器)として用いられる圧力制御装置100が取り付けられている。圧力制御装置100の詳細については後述する。
図2には、反応ガス供給装置38が示されている。
図2(a)において、反応ガス供給装置38は、外部燃焼装置等の燃焼装置46を有している。燃焼装置46は、供給ライン36によってシャワーヘッド34を介して処理室16(図1参照)に接続されている。燃焼装置46には、例えばパイプ部材等からなる酸素ガス供給ライン48を介して、例えば酸素タンクからなる酸素ガス源50が接続されている。酸素ガス供給ライン48の燃焼装置46と酸素ガス源50との間の位置には、酸素ガス源50の側から順に、電磁バルブ52とマスフローコントローラ54とが設けられている。電磁バルブ52は燃焼装置46への酸素の供給/停止を制御するための開閉バルブとして用いられ、マスフローコントローラ54は、燃焼装置46に供給する酸素の流量を調整するための流量制御器として用いられる。
また、燃焼装置46には、例えばパイプ部材等からなる水素ガス供給ライン56を介して、例えば水素タンクからなる水素ガス源58が接続されている。水素ガス供給ライン56の燃焼装置46と水素ガス源58との間の位置には、水素ガス源58の側から順に、電磁バルブ60とマスフローコントローラ62とが設けられている。電磁バルブ60は燃焼装置46への水素の供給/停止を制御するために用いられ、マスフローコントローラ62は、燃焼装置46に供給する水素の流量を調整するために用いられている。
燃焼装置46には、マスフローコントローラ54、62を制御することによって、所定のガス比率で酸素ガス源50及び水素ガス源58から酸素及び水素が供給される。そして、燃焼装置46は、酸素及び水素を燃焼させることにより生じた水蒸気ガスを、供給ライン36及びシャワーヘッド34(図1参照)を介して処理室16(図1参照)に供給する。なお、このとき燃焼により消費されなかった酸素も供給ライン36及びシャワーヘッド34を介して処理室16に供給される。また、必要に応じて希釈用の窒素も供給ライン36及びシャワーヘッド34を介して処理室16に供給される。
この実施形態では、反応ガス供給装置38として、水素ガス(H2)及び酸素ガス(O2)の混合ガスを燃焼装置46で燃焼することにより得られた水蒸気ガス(H2O)を供給する構成を用いているが、これに替えて、図2(b)に示すように反応ガス供給装置38を、窒素ガス(N2)、塩化水素(HCl)、ダイクロールエチレン(C2H2Cl2(略称DCE)からなる群より選択された少なくとも一種類以上のガスと酸素の混合ガスを供給するように構成してもよい。また、図2(c)に示すように、反応ガス供給装置38を、窒素ガス(N2)、塩化水素(HCl)、ダイクロールエチレン(C2H2Cl2)からなる群より選択された少なくとも一種類以上のガスと、酸素(O2)および水素(H2)の混合ガスを供給するように構成してもよい。なお、図2(b)、図2(c)において、50a、52a、54aは、それぞれ窒素ガス(N2)、塩化水素(HCl)、又はダイクロールエチレン(C2H2Cl2)ガス源、電磁バルブ、マスフローコントローラを示している。また、反応ガス供給装置38として、酸素ガスを単体で供給するように構成しても良い。
図3には、圧力制御装置100及び圧力制御装置100の周囲の構成が示されている。圧力制御装置100は、第2の圧力測定器として用いられる相対圧計113を有する。相対圧計113は、電磁弁115を介して排気ライン42に取り付けられていて、処理室16内部の圧力と処理室16外部の圧力との差圧を測定する。電磁弁115は、通常は開状態として用いられるが、例えばHCl等の腐食性ガスを反応ガスとして用いる場合に閉状態とされる。電磁弁115が閉状態とされることで、腐食性ガスが相対圧計113に供給されないようになり、相対圧計113が腐食によって破損することが防止される。このように、腐食性ガスを用いる場合、相対圧計113と排気ライン42との間に設けられた電磁弁115を閉じることで、相対圧計113が腐食性ガスと接触しないようになり、相対圧計113が腐食により破損するのを防止できる。なお、相対圧計113として耐腐食性のものを用いれば、相対圧計113と排気ライン42との間に設けられた電磁弁115を閉じる必要がなくなり、腐食性ガスを用いる場合でも、常時、処理室16内部の圧力と処理室16外部の圧力との差圧をモニタできるようになる。
排気ライン42の相対圧計113が取り付けられた位置と処理室16に接続された位置との間の位置には、ガスクーラ114が取り付けられている。ガスクーラ114は、処理室16から排出された反応ガス(水蒸気)を冷却する冷却手段(冷却機構)として用いられ、冷却水を使って反応ガスを冷却することで、反応ガスを結露させる。ガスクーラ114による冷却によって結露しなかった反応ガスや酸素ガス等の未反応ガスや窒素ガスは、後述するポンプ102によって装置外へと排出される。
排気ライン42のガスクーラ114が取り付けられた位置よりも下流側であって、相対圧計113が取り付けられた位置よりも上流側の位置には、ドレインライン116が接続されている。ドレインライン116は、例えばパイプ部材等からなり、ガスクーラ114で反応ガスを結露させることで生じた水分を排出するために用いられる。ドレインライン116は、電磁弁118を介してドレインタンク120に接続されている。ドレインタンク120には、ガスクーラ114で反応ガスが結露したことにより生じた水分がドレインライン116を介して流入し、この流入した水分が蓄えられる。ドレインタンク120には、例えばドレインタンク120よりも重力方向下方に位置するように排出ライン121が接続され、排出ライン121には、電磁弁122が取り付けられている。電磁弁122を閉状態とすることで、ドレインタンク120内に排水される水分を蓄えることができ、電磁弁122を開状態とすることで、ドレインタンク120内に蓄えられた水分が装置外へと排出される。なお、ドレインタンク120内に蓄えられた水分の装置外への排出は、ウエハの酸化処理後、処理室16内の圧力が大気圧に戻った後に、電磁弁118を閉とし、電磁弁122を開とすることで行う。
排気ライン42のガスクーラ114が取り付けられた位置と処理室16との間の位置には、例えばパイプ部材等からなる大気圧ベントライン124が取りけられている。大気圧ベントライン124は、電磁弁126を介して排気ライン42のガスクーラ114よりも上流側と、排気ライン42のポンプ102よりも下流側を連通させている。相対圧計113により処理室16の内部の圧力が外部の圧力に対して陽圧と測定された場合、電磁弁126を開状態とすることで、大気圧ベントライン124より反応室16内の圧力を開放して、反応室16内が過加圧とならないようにする。なお、大気圧ベントライン124の上流端は、排気ライン42のガスクーラ114の後段(ガスクーラ114よりも下流側)、例えばドレインライン116の電磁弁118よりも上流側に接続するようにしてもよい。このようにすれば、大気圧ベントライン124を用いて排気する際に、大気圧ベントライン124から排出される加熱ガスの温度を下げることができ、大気圧ベントライン124、排気ライン42の大気圧ベントライン124の下流端との接続部付近およびそれよりも下流側における排気ライン42等を構成する部材の加熱ガスによる悪影響を防止することができる。
以上のような相対圧計113のみを有する基板処理装置10でウエハ20に酸化膜を形成する際には、相対圧計113で処理室16内部の圧力と処理室16外部の圧力との差圧が計測される。そして、計測の結果に基づき、処理室16内部の圧力が処理室16外部の圧力よりも常に一定の値だけ低くなるようにする。また、排気ライン42内の圧力が処理室16内の圧力より常に低くなるようにする。このように、処理室16内部の圧力を処理室16外部の圧力より低くすることで、処理室16内の反応ガスが、処理室16内から処理室16外へ漏洩しにくくなる。また、このように、排気ライン42内の圧力を処理室16内部の圧力より低くすることで、排気ライン42側から処理室16にガスが逆流することが防止され、処理室16での安定した酸化処理が実現される。
相対圧計113のみを有する基板処理装置10では、以上のように相対圧計113による計測結果に基づいて処理室16内の圧力を調整する。しかしながら、処理室16内部の圧力と処理室16外部の圧力との差が一定となるように処理室16の内圧を調整しているために、例えば、気候の変化等による大気圧の変化によって処理室16外部の圧力が変動すると、この変化に基づいて処理室16内部の圧力も変化してしまう。そして、処理室16内の圧力の変化によって、ウエハ20に形成される酸化膜の厚さにバラツキが生じてしまうという問題がある。このような場合、酸化処理時間を調整するなどして膜厚を調整する必要がある。
そこで、この実施形態に係る基板処理装置10では、処理室16内部の圧力を測定する構成や処理室16内部の圧力の測定結果に基づいた基板処理装置10の制御を工夫することで、処理室16内部の圧力が一定に保たれないことを原因とする酸化膜の膜厚のバラツキを生じにくくしている。また、この実施形態に係る基板処理装置では、処理室16内部の圧力を測定する構成や、処理室16内部の圧力の測定結果に基づいた基板処理装置10の制御を工夫することで、処理室16からガスが漏洩しにくくなるようにしている。
図3に示されるように、排気ライン42の相対圧計113が取り付けられた位置よりも下流の位置には、排気手段(排気装置)として用いられ、処理室16内を排気するポンプ102が設けられている。ポンプ102は、例えば真空ポンプからなり、内部にベンチュリー管を有する。ベンチュリー管には、ベンチュリー管に流体を供給する流体供給手段として用いられる窒素ガス源106が、例えばパイプ部材等からなる窒素供給ライン108を介して接続されている。窒素供給ライン108の窒素ガス源106とポンプ102との間には、窒素ガス源106の側から順にレギュレータ110と電磁弁112とが設けられている。
レギュレータ110を用いてポンプ102のベンチュリー管に供給される窒素ガスの圧力を一定圧に調整することにより窒素ガスの流量を調整し、処理室16より引き込まれる排気ガスの排気流量を制御することで、処理室16内の圧力を大気圧より低くすることが可能となっている。
排気ライン42の相対圧計113が取り付けられた位置よりも下流の位置であって、ポンプ102が取り付けられた位置よりも上流の位置には、絶対圧制御装置130が取り付けられている。絶対圧制御装置130は、第1の圧力測定器として用いられ、処理室16内の圧力を測定する絶対圧計132を有している。絶対圧計132の圧力測定ポイントは、相対圧計113の圧力測定ポイント近傍に位置している。
なお、上述のように、相対圧計113は、処理室16内部の圧力と、処理室16外部の圧力との差圧を測定するものだが、正確には、処理室16内部を排気したときの排気ライン42内の排気圧と、処理室16外部の大気圧との差圧(相対圧)を測定している。また、絶対圧計132は、処理室16内部の圧力を測定するものだが、正確には、処理室16内部を排気したときの排気ライン42内の排気圧(絶対圧)を測定している。ここで、処理室16内と排気ライン42内の圧力測定ポイントとの間には、ガスクーラ114等が設けられることで圧損が生じ、50〜100Pa程度の圧力差があると考えられる。よって、処理室16内の圧力は、排気ライン42内の圧力測定ポイントの圧力よりもガスクーラ114等による圧損の分だけ若干高くなるものと考えられ、処理室16内の圧力制御は、これを考慮して行っている。
絶対圧制御装置130は、窒素供給ライン134、窒素供給ライン108を介して先述の窒素ガス源106に接続されている。すなわち、窒素供給ライン108の電磁弁112よりもポンプ102側の位置から窒素供給ライン134が分岐していて、この窒素供給ライン134によって、絶対圧制御装置130と窒素ガス源106とが接続されている。窒素供給ライン134には、レギュレータ136が設けられており、絶対圧制御装置130に供給される窒素ガスの圧力を一定圧に調整することにより窒素ガスの流量を調整する。窒素ガス源106から絶対圧制御装置130へ供給される窒素ガスは、絶対圧制御装置130内に設けられ、処理室16の圧力を調整する圧力調整弁133の駆動に用いられる。
図4には、基板処理装置10が有するコントローラ200が示されている。コントローラ200は、制御回路202を有し、制御回路202は、温度制御部204、供給制御部206、圧力制御部208、駆動制御部210、及び警告発生部230を有している。また、制御回路202は、温度制御部204、供給制御部206、圧力制御部208、駆動制御部210、及び警告発生部230を制御する主制御部212を有している。制御回路202には、温度センサ32、相対圧計113、絶対圧計132からの信号が入力される。そして、制御回路202からの出力によりヒータ30、反応ガス供給装置38、圧力制御装置100、回転装置28、ボートエレベータ40、及び警告装置231が制御される。
次に上記構成に係る基板処理装置10を用いて半導体装置(デバイス)の製造工程の一工程としてウエハ20に酸化処理を施す方法について説明する。なお、以下の説明において基板処理装置10を構成する各部の動作はコントローラ200により制御される。図5には、コントローラ200による基板への酸化処理における制御フローが示されている。まずステップS10において、コントローラ200は、ボートエレベータ40を制御して、複数枚のウエハ20を保持したボート18を処理室16内へと持ち上げさせることで、ウエハ20を処理室16へと搬入(ロード)させる。ウエハ20の処理室16への搬入が完了した時点において、反応管14はシールキャップ22によって密閉された状態となる。
次のステップS12において、コントローラ200は、圧力制御装置100を制御して処理室16内部の圧力が一定に保たれるようにする。すなわち、コントローラ200は、ポンプ102で処理室16内を真空排気しつつ、その排気圧を絶対圧計132により測定し、絶対圧計132から入力される信号に基づいて圧力調整弁133をフィードバック制御することで、処理室16から排出される排気ガスの流量を制御し、処理室16内部の圧力を制御する。なお、この処理室16内の圧力制御と並行して、コントローラ200は、相対圧計113から入力される信号に基づいて、後述するような制御を行う。
ステップS12による圧力制御では、処理室16内部の圧力が、年間の大気変動における最低気圧よりも少し低い圧力となるように制御がなされる。具体的には、処理室16の内部は、大気圧よりも少し低い圧力(微減圧)である1000hPa(ヘクトパスカル)以下となるように制御がなされる。また、処理室16の内部は、石英からなる反応管14の破損が生じないように800hPa以上となるように制御される。
なお、本発明の実施形態で対象としている装置は、もともと大気圧近傍の圧力で使用することを想定しており、800hPa未満の圧力とすると反応管が破損することが考えられる。この点、反応管天井に丸みをつけ応力を分散する等した減圧対応のCVD用反応管とは異なる。よって、本実施形態では、処理室16の内部の圧力は、800hPa以上となるように制御するようにしている。すなわち、処理室16の内部が、800乃至1000hPaの圧力範囲内となるように制御がなされる。
また、処理室16の内部は900乃至980hPaの圧力範囲となるように制御されることが望ましい。処理室16の内部が900乃至980hPaとなるように制御することで、本実施形態のような水素、酸素の着火、燃焼反応を伴う酸化、すなわちパイロジェニック酸化において、燃焼装置46での燃焼を良好に継続させることが可能となる。
このように、コントローラ200は、処理室16内部の圧力と処理室16外部の圧力との差圧、すなわち相対圧ではなく、処理室16内部の圧力、すなわち、絶対圧に基づいて処理室16内の圧力を一定に保つように制御するため、例えば気候の変化等によって処理室16外部の圧力が変化しても、その影響を受けることはなく、処理室16内部の圧力変化は生じない。よって、処理室16内の圧力が一定に保たれない場合に生じる、形成される膜の膜厚のバラツキは生じなくなる。このため、酸化処理時間を調整することで膜厚を調整する必要がなくなり、酸化時間を一定とすることができる。これにより、酸化時間がバッチ毎に異なる場合にウエハ20にかかる熱履歴が変化し、不純物の拡散長が変化することで、ウエハ20中における不純物の再配列に僅かな違いが生じることを防止することができる。なお、上記反応室16内部の圧力制御は、ステップS20でウエハ20の回転が停止するまでの間、継続して行われる。
次のステップS14において、コントローラ200は温度センサ32からの信号に基づいてヒータ30をフィードバック制御して、処理室16内の温度が略一定に保たれるようにする。
次のステップS16において、コントローラ200は、回転装置28を制御して、処理室16内に配置されたウエハ20の回転を開始させる。
次のステップS18において、コントローラ200は、反応ガス供給装置38を制御して、反応ガス供給装置38に処理室16への反応ガスの供給を行わせる。すなわち、コントローラ200は、マスフローコントローラ54、62を制御することで、酸素及び水素を所望の比率で燃焼装置46へと供給させ、燃焼装置46から処理室16へ水蒸気を供給させる。なお、このとき、燃焼により消費されなかった酸素も処理室16内へ供給される。また、必要に応じて希釈用の窒素も処理室16内へ供給される。処理室16に供給された水蒸気や酸素は、シャワーヘッド34によって拡散された状態でウエハ20の表面に到達し、ウエハ20の表面に酸化膜を形成させる。
次のステップS20で、コントローラ200は、反応ガス供給装置38を制御して、処理室16への反応ガスの供給を停止させ、回転装置28を制御してウエハ20の回転を停止させる。その後、処理室16に窒素を供給して、処理室16内をパージした後、処理室16内を大気圧に戻す。なお、このとき相対圧計113で処理室16内部の圧力と処理室16外部の圧力との差圧を検知しつつ、処理室16内を大気圧に戻す。
次のステップS22で、コントローラ200はボートエレベータ40を制御してボート18に支持された状態の酸化処理が終了したウエハ20を処理室16から搬出(アンロード)させる。なお、ステップS22において、相対圧計113から処理室16内外の圧力差が予め定められた値以上、すなわち許容範囲外であるとの信号が入力されていた場合、コントローラ200は、ボートエレベータ40の駆動を禁止し、処理室16からウエハ20を搬出できないようにする。すなわち処理室16の密閉状態の解除を禁止する。そして、相対圧計113から処理室16内外の圧力差が予め定められた値未満、すなわち許容範囲内であるとの信号が入力された場合にのみ、コントローラ200は、ボートエレベータ40の駆動を許可し、処理室16からのウエハ20の搬出を可能とする。すなわち、処理室16の密閉状態の解除を許可する。この制御によって、処理室16内外に圧力差がある場合に、ウエハ20を処理室16から取り出す際に、処理室16内の圧力が急激に変化することで、ボート18が破損したり、パーティクルが発生したりしにくくなる。
ステップS18の反応ガス供給工程において、処理室16内部の圧力が処理室16外部の圧力よりも高圧となる場合には、処理室16内が加圧状態となり、ガス漏洩を起こす危険が生じる。そこで、ステップS12で処理室16の圧力の調整がなされてから、ステップS20でウエハ20の回転が停止されるまでの基板処理工程において、相対圧計113から、処理室16内部の圧力が処理室16外部の圧力よりも高圧であるとの信号が入力されると、コントローラ200は、電磁バルブ52及び電磁バルブ60が閉状態の場合は、これを開状態とできないようにし、処理室16への水蒸気の供給を行えないようにする。また、電磁バルブ52及び電磁バルブ60がすでに開状態の場合は、これらを閉状態とし、処理室16への水蒸気の供給を停止させることで、基板処理を停止させる。一方、ステップS12からステップS20までの基板処理工程において、相対圧計113から処理室16内部の圧力が処理室16外部の圧力よりも低圧であるとの信号が入力さている限り、コントローラ200は、電磁バルブ52及び電磁バルブ60を開状態とすることができる状態に保ち、反応ガス供給装置38から処理室16への反応ガスの供給を可能な状態とする。
以上のように、本実施形態における基板処理装置10では、相対圧計113を用いて処理室16内外の圧力差をモニターすることで、処理室16内部が、外部に対して陰圧である場合にのみ、反応ガスの供給を可能にするといった具合に、相対圧計113をインターロックのトリガーとして使用している。なお、処理室16内部の圧力が処理室16外部の圧力よりも高圧になるケースとしては、大気圧変動等により大気圧が急激に低下して処理室16内の圧力を下回るケースが挙げられる。
なお、本実施形態では、処理室16内部の圧力が処理室16外部の圧力よりも高圧となった場合に、反応ガスである水蒸気の処理室16内への供給を行えないようにした。しかしながら、水蒸気には毒性がなく、たとえ水蒸気が処理室16内部から外部に多少リークしたとしても害はない。よって、水蒸気のように毒性のないガスを用いる場合においては、たとえ、処理室16内部の圧力が処理室16外部の圧力よりも高圧となっても反応ガスの処理室16内への供給を行えないようにしなくてもよい。
これに対して、NO、NOX、N2O、NH3、DCE、HCl等の腐食性、毒性のあるガスを用いる場合は、処理室16内部から外部へのリークを確実に防止する必要があり、処理室16内部の圧力が処理室16外部の圧力よりも高圧となった場合に、反応ガスの処理室16内への供給を行えないようにすることが必須となる。
また、ステップS12からステップS20までの基板処理工程において、相対圧計113から、処理室16内部の圧力が処理室16外部の圧力よりも高圧であるとの信号が入力された場合に、コントローラ200が警告発生部230を制御して、警告装置231に警告を発生させるようにしても良い。警告装置231としては、例えば警告音を発する発音装置や、警告光を発する発光装置等を用いることができる。
図6には、本発明の実施形態に係る基板処理装置10を用いて酸化処理を行った場合における、処理室16外部の圧力と、ウエハ20に形成された酸化膜の膜厚との関係が示されている。横軸は処理室16外部の圧力(hPa)、縦軸はウエハに形成される膜の膜厚(Å)を示している。図6の横軸に条件A(A1、A2、A3)と示される3個のデータは、処理室16外部の圧力が1006.8hPaである場合のウエハ200に形成された膜の膜厚を示し、A1、A2、A3は、それぞれ処理室16の上部、中央部、下部に配置されたウエハ20に形成された膜の膜厚を示している。
同様に、条件B(B1、B2、B3)と示されるデータは処理室16外部の圧力が1003.0hPaである場合に、ウエハ20に形成された膜の膜厚を示し、B1、B2、B3は、それぞれ処理室16の上部、中央部、下部に配置されたウエハ20に形成された膜の膜厚を示している。また、同様に、条件C(C1、C2、C3)と示されるデータは処理室16外部の圧力が993.7hPaである場合に、ウエハ20に形成された膜の膜厚を示し、C1、C2、C3は、それぞれ処理室16の上部、中央部、下部に配置されたウエハ20に形成された膜の膜厚を示している。なお、横軸の処理室外部圧力は、大気圧の変動を示している。
図6に示されるデータから分かるように、処理室16外部の圧力、すなわち大気圧が変動しても、各データ間、すなわちバッチ間における膜厚変動は0.17パーセントにとどまっている。
図7には、比較例に係る基板処理装置を用いて基板処理を行った場合における処理室16外部の圧力と、ウエハ20に形成された酸化膜の膜厚との関係が示されている。右側の縦軸は、処理室外部の圧力(mmHg)を、左側の縦軸はウエハに形成される膜の膜厚(Å)を示している。実施形態に係る基板処理装置10では、相対圧計113による測定結果を踏まえつつ、絶対圧計132による測定結果に基づいて処理室16内部の圧力が制御されたのに対して、比較例に係る基板処理装置では、相対圧計113の測定結果のみに基づいて処理室16の圧力制御を行っている。すなわち、相対圧計113の測定結果に基づき、処理室16内部の圧力が、処理室16外部の圧力よりも一定の値だけ低くなるように制御している。
図7において、Dは、条件1乃至10における処理室16外部の圧力、すなわち大気圧の変動を示している。E1、E2、E3は、それぞれ条件1乃至10において、処理室16の上部、中央部、下部に配置されたウエハ20に形成された膜の膜厚を示している。図7から、比較例に係る基板処理装置では、大気圧が高いと膜厚が増加し、大気圧が低いと膜厚が減少し、処理室16外部の圧力変化、すなわち大気圧の変化に依存してウエハ20に形成される膜の膜厚が変化し、その変動は最大で2.5パーセントにも及ぶことが分かる。
本発明の好ましい態様を付記する。
本発明の一態様によれば、基板を処理する処理室と、前記処理室内に反応ガスを供給する反応ガス供給部と、前記反応ガス供給部から前記反応ガスを前記処理室内に供給する反応ガス供給ラインと、前記処理室内を排気する排気ラインと、前記排気ラインに設けられ前記処理室内を減圧排気するポンプと、前記排気ラインに設けられ前記処理室内の圧力を調整する圧力調整弁と、前記処理室内部の圧力を測定する第1の圧力測定器と、前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定する第2の圧力測定器と、基板を処理する際に、前記第1の圧力測定器により測定された前記処理室内部の圧力の値に基づき前記処理室内部の圧力を一定の圧力に保つように前記圧力調整弁を制御すると共に、前記第2の圧力測定器により測定された前記差圧の値に基づき前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも小さい場合に前記反応ガスの前記処理室内への供給を可能とし、前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合に前記反応ガスの前記処理室内への供給を不可能とするように前記反応ガス供給部を制御するコントローラと、を有する基板処理装置が提供される。
好ましくは、前記コントローラは、基板を処理する際、前記処理室内に、前記反応ガスとしてH2ガスとO2ガスとを燃焼させることで得られるH2Oガス、N2ガス、HClガス、C2H2Cl2ガス、H2ガスからなる群より選択された少なくとも一種類以上のガスとO2ガスとの混合ガス、又はO2ガス単体を供給するように前記反応ガス供給部を制御する。
好ましくは、前記コントローラは、基板を処理する際、前記処理室内に、前記反応ガスとして腐食性または毒性のあるガスを含むガスを供給するように前記反応ガス供給部を制御する。
好ましくは、前記コントローラは、基板を処理する際に、前記処理室内部の圧力を800hPa〜1000hPaの範囲内の一定の圧力に保つように前記圧力調整弁を制御する。
好ましくは、前記コントローラは、基板を処理する際に、前記処理室内部の圧力を900hPa〜980hPaの範囲内の一定の圧力に保つように前記圧力調整弁を制御する。
好ましくは、前記コントローラは、さらに、基板を処理した後に、前記第2の圧力測定器により測定された前記差圧の値に基づき、前記差圧が許容範囲内となったら前記処理室内を開放可能とし、前記差圧が許容範囲内とならない場合は前記処理室内を開放不可能とするように制御する。
好ましくは、前記コントローラは、さらに、基板を処理した後に、前記第2の圧力測定器により測定された前記差圧の値に基づき、前記差圧が許容範囲内となったら処理後の基板の前記処理室内からの搬出を可能とし、前記差圧が許容範囲内とならない場合は処理後の基板の前記処理室内からの搬出を不可能とするように制御する。
好ましくは、前記処理室内で基板を支持する支持具と、前記支持具を支持し、前記処理室の前記支持具を出し入れする開放部を密閉する蓋体と、前記蓋体を昇降させることで前記支持具を昇降させる昇降機構と、を有し、前記コントローラは、さらに、基板を処理した後に、前記第2の圧力測定器により測定された前記差圧の値に基づき、前記差圧が許容範囲内となったら、前記昇降機構の駆動を可能とし、前記差圧が許容範囲内とならない場合は前記昇降機構の駆動を禁止するように制御する。
本発明の他の態様によれば、基板を処理する処理室と、前記処理室内に反応ガスを供給する反応ガス供給ラインと、前記処理室内を排気する排気ラインと、前記排気ラインに設けられ前記処理室内を減圧排気するポンプと、前記排気ラインに設けられ前記処理室内の圧力を調整する圧力調整弁と、前記処理室内部の圧力を測定する第1の圧力測定器と、前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定する第2の圧力測定器と、前記処理室の基板を出し入れする開放部を密閉する蓋体と、基板を処理する際に、前記第1の圧力測定器により測定された前記処理室内部の圧力の値に基づき前記処理室内部の圧力を一定の圧力に保つように前記圧力調整弁を制御すると共に、基板を処理した後に、前記第2の圧力測定器により測定された前記差圧の値に基づき、前記差圧が許容範囲内となったら前記蓋体による前記密閉を解除可能とし、前記差圧が許容範囲内とならない場合は、前記蓋体による前記密閉を解除不可能とするように制御するコントローラと、を有する基板処理装置が提供される。
また、本発明のさらに他の態様によれば、基板を処理室内に搬入する工程と、基板が搬入された前記処理室内に反応ガスを供給しつつ、前記処理室内を減圧排気して基板を処理する工程と、処理後の基板を前記処理室内から搬出する工程と、を有し、前記基板を処理する工程では、前記処理室内部の圧力を測定しつつ、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力を一定の圧力に保つようにすると共に、前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも小さい場合に、前記反応ガスを前記処理室内へ供給するようにし、前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合には前記反応ガスを前記処理室内へ供給しないようにする半導体装置の製造方法が提供される。
また、本発明のさらに他の態様によれば、基板を処理室内に搬入する工程と、基板が搬入された前記処理室内に反応ガスを供給しつつ前記処理室内を減圧排気して基板を処理する工程と、処理後の基板を前記処理室内から搬出する工程と、を有し、前記基板を処理する工程では、前記処理室内部の圧力を測定しつつ、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力を一定の圧力に保つようにし、基板を処理した後に、前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定し、その測定値に基づき前記差圧が許容範囲内となったら前記処理後の基板を搬出する工程を行うようにし、前記差圧が許容範囲内とならない場合は前記処理後の基板を搬出する工程を行わないようにする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明は、半導体ウエハやガラス基板等の基板の表面を酸化する等の処理を行う基板処理装置及び半導体装置の製造方法に利用することができる。
10・・・基板処理装置,
16・・・処理室,
20・・・ウエハ,
22・・・シールキャップ,
36・・・供給ライン,
38・・・反応ガス供給装置,
42・・・排気ライン,
100・・・圧力制御装置,
102・・・ポンプ,
113・・・相対圧計,
130・・・絶対圧制御装置,
132・・・絶対圧計,
133・・・圧力調整弁,
200・・・コントローラ,

Claims (9)

  1. 基板を処理する処理室と、
    前記処理室内に反応ガス供給部から反応ガスを供給する反応ガス供給ラインと、
    前記処理室内を排気する排気ラインと、
    前記排気ラインに設けられ前記処理室内の圧力を調整する圧力調整弁と、
    前記処理室内部の圧力を測定する第1の圧力測定器と、
    前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定する第2の圧力測定器と、
    基板を処理する際に、前記第1の圧力測定器により測定された前記処理室内部の圧力の値に基づき前記処理室内部の圧力を所定の圧力に保つように前記圧力調整弁を制御すると共に、前記第2の圧力測定器により測定された前記差圧の値に基づき前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも小さい場合に前記反応ガスの前記処理室内への供給を可能とし、前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合であって、前記処理室内へ前記反応ガスをまだ供給していない場合に、前記反応ガスの前記処理室内への供給を行えないようにし、前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合であって、前記処理室内へ前記反応ガスをすでに供給している場合に、前記処理室内への前記反応ガスの供給を停止させるように前記反応ガス供給部を制御するコントローラと
    を有する基板処理装置。
  2. 警告を発生させる警告装置
    をさらに有し、
    前記コントローラは、前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合に警告を発生させるように前記警告装置をさらに制御する
    請求項1記載の基板処理装置。
  3. 基板を処理する処理室と、
    前記処理室内に反応ガス供給部から反応ガスを供給する反応ガス供給ラインと、
    前記処理室内を排気する排気ラインと、
    前記排気ラインに設けられ前記処理室内の圧力を調整する圧力調整弁と、
    前記処理室内部の圧力を測定する第1の圧力測定器と、
    前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定する第2の圧力測定器と、
    警告を発生させる警告装置と、
    基板を処理する際に、前記第1の圧力測定器により測定された前記処理室内部の圧力の値に基づき前記処理室内部の圧力を所定の圧力に保つように前記圧力調整弁を制御すると共に、前記第2の圧力測定器により測定された前記差圧の値に基づき前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも小さい場合に前記反応ガスの前記処理室内への供給を可能とし、前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合に、前記反応ガスの前記処理室内への供給を不可能とするように前記反応ガス供給部を制御し、さらに、前記第2の圧力測定器により測定された前記差圧の値に基づき前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合に警告を発生させるように前記警告装置を制御するコントローラと
    を有する基板処理装置。
  4. 基板を処理室内に搬入する工程と、
    基板が搬入された前記処理室内に反応ガスを供給し、前記処理室内を排気して基板を処理する工程と、
    処理後の基板を前記処理室内から搬出する工程と
    を有し、
    前記基板を処理する工程では、前記処理室内部の圧力を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力を所定の圧力に保つようにすると共に、前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも小さい場合に、前記反応ガスを前記処理室内へ供給するようにし、前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合であって、前記処理室内へ前記反応ガスをまだ供給していない場合に、前記反応ガスの前記処理室内への供給を行えないようにし、前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合であって、前記処理室内へ前記反応ガスをすでに供給している場合に、前記処理室内への前記反応ガスの供給を停止させる
    基板処理方法。
  5. 前記基板を処理する工程では、前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合に、さらに、警告を発生させる
    請求項1記載の基板処理方法。
  6. 基板を処理室内に搬入する工程と、
    基板が搬入された前記処理室内に反応ガスを供給し、前記処理室内を排気して基板を処理する工程と、
    処理後の基板を前記処理室内から搬出する工程と
    を有し、
    前記基板を処理する工程では、前記処理室内部の圧力を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力を所定の圧力に保つようにすると共に、前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも小さい場合に、前記反応ガスを前記処理室内へ供給するようにし、前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合に、前記反応ガスを前記処理室内へ供給しないようにし、さらに、警告を発生させるようにする
    基板処理方法。
  7. 基板を処理室内に搬入する工程と、
    基板が搬入された前記処理室内に反応ガスを供給し、前記処理室内を排気して基板を処理する工程と、
    処理後の基板を前記処理室内から搬出する工程と
    を有し、
    前記基板を処理する工程では、前記処理室内部の圧力を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力を所定の圧力に保つようにすると共に、前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも小さい場合に、前記反応ガスを前記処理室内へ供給するようにし、前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合であって、前記処理室内へ前記反応ガスをまだ供給していない場合に、前記反応ガスの前記処理室内への供給を行えないようにし、前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合であって、前記処理室内へ前記反応ガスをすでに供給している場合に、前記処理室内への前記反応ガスの供給を停止させる
    半導体装置の製造方法。
  8. 前記基板を処理する工程では、前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合に、さらに、警告を発生させる
    請求項7記載の基板処理方法。
  9. 基板を処理室内に搬入する工程と、
    基板が搬入された前記処理室内に反応ガスを供給し、前記処理室内を排気して基板を処理する工程と、
    処理後の基板を前記処理室内から搬出する工程と
    を有し、
    前記基板を処理する工程では、前記処理室内部の圧力を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力を所定の圧力に保つようにすると共に、前記処理室内部の圧力と前記処理室外部の圧力との差圧を測定し、その測定値に基づき前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも小さい場合に、前記反応ガスを前記処理室内へ供給するようにし、前記処理室内部の圧力が前記処理室外部の圧力よりも大きい場合に、前記反応ガスを前記処理室内へ供給しないようにし、さらに、警告を発生させるようにする
    半導体装置の製造方法。
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