JP5385621B2 - 床用ガラリ - Google Patents
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Description
しかしながら、一般に、樹脂製のガラリを用いる場合、そのサイズ(長さ)が大きくなるにつれて強度が不足していく。
そのため、従来の床用ガラリは、充分な強度が確保されていないという問題点があった。
この点、床面に設けた通気口周囲下部を根太等の木材で補強すれば強度を確保することはできるものの、施工に手間がかかってしまう。
(1) 住宅の床面に設けられた通気口に設置される床用ガラリであって、
複数の開口が形成された平面視長方形状の樹脂成型蓋、及び、上下方向に貫通する開口が形成され、上記樹脂成型蓋が上部開口部に装着される平面視長方形状の樹脂成型受け枠を有するガラリユニットと、
複数個の上記樹脂成型受け枠を一直線上に並べて連結するために、上記複数個の樹脂成型受け枠の側面に沿って配置される鋼板部を有する連結部材と
を備えることを特徴とする床用ガラリ。
また、サイズを大きくする場合、鋼板部に沿って複数個の樹脂成型受け枠を一直線上に並べて連結すればよいので、施工の簡便化を図ることができる。
(2) 上記(1)の床用ガラリであって、
上記連結部材は、
上記複数個の樹脂成型受け枠を一直線上に並べたときの両側面のそれぞれに沿って配置される一対の連結鋼板を備えることを特徴とする。
また、複数個の樹脂成型受け枠の両側面を連結鋼板により補強するようにしているため、一層強度を向上することができる。
さらに、連結部材が連結鋼板であるため、持ち運びが便利である。
また、サイズを大きくする場合、連結鋼板に沿って複数個の樹脂成型受け枠を一直線上に並べて連結すればよいので、施工の簡便化を図ることができる。
(3) 上記(1)又は(2)の床用ガラリであって、
上記樹脂成型受け枠には、
両上側縁及び一方の上端縁に外側に張り出したフランジ部を有する第1のタイプの樹脂成型受け枠と、両上側縁にのみ外側に張り出したフランジ部を有する第2のタイプの樹脂成型受け枠という2種類の樹脂成型受け枠があり、
上記複数個の樹脂成型受け枠は、
上記複数個の樹脂成型受け枠の側面を一直線上に並べて連結したときの両端に配置された上記第1のタイプの樹脂成型受け枠と、両端に配置された上記第1のタイプの樹脂成型受け枠に挟まれるように間に配置された上記第2のタイプの樹脂成型受け枠とからなる
ことを特徴とする。
この点、(3)の発明によれば、第2のタイプの樹脂成型受け枠の配置数を異ならせることによって、全体の長さ寸法を調節することができるため、施工現場で所望の長さ寸法に容易に組み上げることができ、運搬がし易く、上記のような問題は生じない。
そして、第2のタイプの樹脂成型受け枠の配置数を異ならせることによって、サイズが大きくなった場合であっても、鋼板部により補強されるため、充分な強度を確保することができる。
勿論、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。
第1実施形態では、2個の樹脂成型受け枠30が連結されることにより床用ガラリ10が構成される場合について説明する。なお、後述する第2実施形態では、3個の樹脂成型受け枠30が連結されることにより床用ガラリ10が構成される場合について説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る床用ガラリが設置される際の施工手順について説明するための図である。
(i)2個の樹脂成型受け枠30,30を一直線上に並べ、これらの両側面に沿うようにして、両側から挟みこむように一対の連結鋼板20,20をビスで取り付けることにより、2個の樹脂成型受け枠30,30を連結し組み付ける
(ii)床100に通気口として設けられた床開口99に上方から上記(i)により組み付けたものを装着し、床100の開口縁に釘98(又はネジ)により該樹脂成型受け枠30,30と連結鋼板20,20とを固定する
(iii)上記(ii)により固定された樹脂成型受け枠30,30のそれぞれの内に、フィルター40,40を設置する
(iv)上記(iii)により設置されたフィルター40,40の上に、それぞれ樹脂成型蓋50,50を設置する
図1(a)の床用ガラリ10aは、上記(iv)の工程まで完了した状態を示す平面図である。
図1(a)の床用ガラリ10bは、上記(iii)の工程まで完了した状態を示す平面図である。
図2(a)の床用ガラリ10cは、上記(i)の工程まで完了した状態を示す底面図である。
図2(a)の床用ガラリ10dは、連結鋼板20を取り付ける前の樹脂成型受け枠30を示す底面図である。
図1(b)の床用ガラリ10bは、図1(a)に示す床用ガラリ10bのA‐A線断面図である。
図1(c)は、図1(b)に示す床用ガラリ10bのB‐B線断面図である。
図1(d)は、図1(b)に示す床用ガラリ10aのC‐C線断面図である。
図2(b)は、図2(a)に示す床用ガラリ10dのD‐D線断面図である。
そして、図1(b)の床用ガラリ10aに示すように、フィルター40の上には、樹脂成型蓋50が設置されている(上記(iv)参照)。
以下では、連結鋼板20と、樹脂成型受け枠30と、フィルター40と、樹脂成型蓋50とについて、順に説明することとする。
図3(a)は、本発明の一実施形態に係る連結鋼板を模式的に示す平面図であり、(b)は、その正面図であり、(c)は、そのA‐A線断面図である。
続いて、図4及び図5を用いて、樹脂成型受け枠30について説明する。
そして、一対の側壁部31,31、端部側側壁部32、連結側側壁部33及び複数の桟部34よって囲まれた空間が、開口35を形成している。
図5(b)に示すように、基体37の上部に設けられた傾斜面部には、釘98を斜め姿勢において挿通させるための釘挿通部38が設けられている。
一方、図5(d)に示すように、連結側側壁部33は、垂直壁面を有する基体70を備え、その上側部71から内側に突出し、端部側側壁部32の突出片62と同じ高さ位置に設けられた突出片72が形成されている。端部側側壁部32と異なり、連結側側壁部33には、上端縁から外側に張り出すフランジ部が設けられていない。
従って、2個の樹脂成型受け枠30の連結側側壁部33同士を突き合わせて配置することにより、該2個の樹脂成型受け枠30を連結鋼板20によって一直線上に連結することができる。
さらに、図4(e)に示すように、樹脂成型受け枠30の側壁部31の下端部において内側に突出した突出片に、取付用ビスを挿通させるためのビス用穴39が所定の間隔に複数設けられている。上述したように、取付用ビスにより、樹脂成型受け枠30のビス用穴39と連結鋼板20の下面部23のビス用穴96とを重ねてビス止めすることにより、樹脂成型受け枠30の下端と、連結鋼板20の下面部23とを固定することができる。
続いて、図6を用いて、フィルター40について説明する。
フィルター本体41により、虫の通過を防止できるとともに、ごみや塵を除去することができるため、メンテナンス性に優れた床用ガラリを提供することができる。把手部42は、フィルター40を掴んで樹脂成型受け枠30から取り出すためのつまみである。
続いて、図7及び図8を用いて、樹脂成型蓋50について説明する。
図8(a)は、その底面図であり、(b)は、そのD‐D線断面図である。
第1実施形態に係る床用ガラリ10によれば、2個の樹脂成型受け枠30の側面に沿って連結鋼板20が設けられている。従って、2個の樹脂成型受け枠30を一直線上に並べることによりサイズが大きくなった場合であっても、連結鋼板20により連結、補強されるため、充分な強度を確保することができる。
また、サイズを大きくする場合、連結鋼板20に沿って2個の樹脂成型受け枠30を一直線上に並べて連結すればよいので、施工の簡便化を図ることができる。
第1実施形態では、2個の樹脂成型受け枠30が連結されることにより床用ガラリ10が構成される場合について説明した。これに対し、第2実施形態では、3個の樹脂成型受け枠30が連結されることにより床用ガラリ10が構成される場合について説明する。
第1実施形態における樹脂成型受け枠には、樹脂成型受け枠30という1種類の樹脂成型受け枠が存在するのみである。
これに対し、第2実施形態における樹脂成型受け枠には、樹脂成型受け枠30と樹脂成型受け枠130という2種類の樹脂成型受け枠が存在する。そして、第2実施形態における3個の樹脂成型受け枠は、両側に配置される2個の樹脂成型受け枠30と、その間に配置される1個の樹脂成型受け枠130とからなる。
そして、一対の側壁部131,131、一対の連結側側壁部(133a,133b)及び複数の桟部134よって囲まれた空間が、開口135を形成している。
図12(b)に示すように、基体137の上部に設けられた傾斜面部には、釘98を斜め姿勢において挿通させるための釘挿通部138が設けられている。
さらに、図11(e)に示すように、第1実施形態のときと同様に、樹脂成型受け枠130の側壁部131の下端部において内側に突出した突出片に、取付用ビスを挿通させるためのビス用穴139が所定の間隔に複数設けられ、連結鋼板の下面部のビス用穴とを重ねてビス止めすることにより、樹脂成型受け枠130の下端と、連結鋼板の下面部とを固定することができる。
第2実施形態において、樹脂成型受け枠は、2個の樹脂成型受け枠30と、1個の樹脂成型受け枠130という3個の樹脂成型受け枠によって構成されることとして説明した。しかし、本発明において、樹脂成型受け枠の個数は、この例に限定されない。本発明においては、2個の樹脂成型受け枠30(第1のタイプ)と、この間に配置されるN個(Nは0以上の任意の整数)の樹脂成型受け枠130(第2のタイプ)という(N+2)個の樹脂成型受け枠によって構成されることすることが可能である。
また、第2のタイプの樹脂成型受け枠の配置数を異ならせることによって、サイズが大きくなった場合であっても、連結鋼板により補強されるため、充分な強度を確保することができる。
20 連結鋼板
30 樹脂成型受け枠(第1のタイプ)
40 フィルター
50 樹脂成型蓋
98 釘
99 床開口
100 床
130 樹脂成型受け枠(第2のタイプ)
Claims (3)
- 住宅の床面に設けられた通気口に設置される床用ガラリであって、
複数の開口が形成された平面視長方形状の樹脂成型蓋、及び、上下方向に貫通する開口が形成され、前記樹脂成型蓋が上部開口部に装着される平面視長方形状の樹脂成型受け枠を有するガラリユニットと、
複数個の前記樹脂成型受け枠を一直線上に並べて連結するために、前記複数個の樹脂成型受け枠の側面に沿って配置される鋼板部を有する連結部材と
を備えることを特徴とする床用ガラリ。 - 前記連結部材は、
前記複数個の樹脂成型受け枠を一直線上に並べたときの両側面のそれぞれに沿って配置される一対の連結鋼板を備えることを特徴とする請求項1に記載の床用ガラリ。 - 前記樹脂成型受け枠には、
両上側縁及び一方の上端縁に外側に張り出したフランジ部を有する第1のタイプの樹脂成型受け枠と、両上側縁にのみ外側に張り出したフランジ部を有する第2のタイプの樹脂成型受け枠という2種類の樹脂成型受け枠があり、
前記複数個の樹脂成型受け枠は、
前記複数個の樹脂成型受け枠の側面を一直線上に並べて連結したときの両端に配置された前記第1のタイプの樹脂成型受け枠と、両端に配置された前記第1のタイプの樹脂成型受け枠に挟まれるように間に配置された前記第2のタイプの樹脂成型受け枠とからなる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の床用ガラリ。
Priority Applications (1)
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JP2009009126A JP5385621B2 (ja) | 2009-01-19 | 2009-01-19 | 床用ガラリ |
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JP2009009126A JP5385621B2 (ja) | 2009-01-19 | 2009-01-19 | 床用ガラリ |
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JPH08100946A (ja) * | 1994-09-30 | 1996-04-16 | Matsushita Electric Works Ltd | 吹出し空調用グリル |
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2009
- 2009-01-19 JP JP2009009126A patent/JP5385621B2/ja active Active
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