JP5385527B2 - 減速装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のモータでひとつの被駆動部材を駆動するモータユニットと、そのモータユニットを含んでいる減速装置に関する。
特許文献1に、1つのモータドライバを使用して、複数のモータを同じ回転速度で駆動するモータ駆動装置が開示されている。特許文献1のモータ駆動装置は、複数のモータを電気的に並列に接続している。複数のモータを並列に接続すると、いずれかのモータの配線が断線しても、他のモータは回転し続けることができるという利点がある。
特開2006−25478号公報
複数のモータをひとつの被駆動部材に係合して駆動する場合、複数のモータを並列に接続すると、いずれかのモータが配線の断線により停止しても、他のモータによって被駆動部材を回転させ続けることができるという利点がある。したがって、複数のモータをひとつの被駆動部材に係合して駆動する場合、複数のモータを並列に接続することが常識であった。その反面、いずれかのモータが停止しているにも関わらずに残りのモータで被駆動部材を駆動すると、駆動力が不足して被駆動部材を望みどおりに回転させることができない場合がある。あるいは、残りのモータが過負荷となる場合がある。すなわち、被駆動部材を異常な状態で駆動し続ける場合がある。そのような事態を避けるためには、夫々のモータに断線を検知するセンサを付けなければならない。
本発明は上記の課題に対策するものであり、夫々のモータにセンサを付加することなく、いずれかのモータの配線が断線したときに、被駆動部材を異常な状態で駆動し続けることを回避できるモータユニットを実現することを目的とする。
夫々のモータに断線を検知するセンサを取り付ければ、複数のモータを並列に接続するメリットを享受するとともに、デメリットを回避することができる。しかし、夫々のモータにセンサを備えると、コストが増加してしまう。
本発明は、複数のモータを並列に接続することによって、いずれかのモータの配線が断線しても残りのモータで被駆動部材を駆動させ続けられる並列接続の利点を放棄するという斬新な発想によって、夫々のモータにセンサを付加することなく、上記の課題を解決する。
本発明は、出力軸がひとつの被駆動部材に係合している複数のモータを電気的に直列に接続するモータユニットに具現化できる。以下の説明では、「電気的に直列」を単に「直列」と称する。
本発明のモータユニットは、複数のモータを直列に接続しているので、いずれかのモータの配線(典型的には電磁石の巻線)が断線すると、直ちに全てのモータが停止する。したがって、いずれかのモータの配線が断線したときに、他のモータが回転し続けることを防止できる。被駆動部材を異常な状態で駆動し続けることを防止することができる。本発明は、複数のモータでひとつの被駆動部材を駆動するモータユニットに好適な技術を提供する。
3相以上の巻線を有する多相モータの場合、直列に接続される最後のモータの各巻線の端が短絡していてもよい。
夫々のモータの出力軸は、ひとつの被駆動部材に直接に係合していてもよいし、ギア等の中間部材を介して係合していてもよい。換言すると、このモータユニットは、複数のモータの出力軸がひとつの被駆動部材を介して相互に拘束されている。
複数のモータの出力軸がひとつの被駆動部材を介して相互に拘束されているので、夫々のモータは、他のモータの回転に関わらずに独自に回転することができない。すなわち、複数のモータの全てが機械的に同期して回転することになる。そこで、夫々のモータが多相モータの場合、ロータとステータの位相角が、全てのモータで等しいことが好ましい。より厳密には、ロータとステータの幾何学的な位相角の関係が全てのモータで等しいことが好ましい。複数のモータを直列に接続すると、夫々のモータの各相には同じ位相の電流が流れる。ロータとステータの幾何学的な位相角が、全てのモータで等しければ、複数のモータは電気的に同期するとともに機械的にも同期する。被駆動部材を安定に駆動することができる。
複数のモータが直列に接続されているので、ひとつのモータドライバで全てのモータを同期して制御することができる。したがって、複数のモータのひとつに、出力軸の回転角と回転角速度のいずれか一方を検出するセンサが取り付けられており、そのひとつのモータが、センサの出力に基づいてフィードバック制御されることが好ましい。ひとつのモータドライバとひとつのセンサで、全てのモータの角度、あるいは角速度を制御することができる。
複数のモータでひとつの被駆動部材を駆動する典型的な装置として、複数のモータを備える減速装置が挙げられる。本発明は、複数のモータでひとつの被駆動部材を駆動する減速装置に好適である。本発明は、上記したモータユニットを含んでいる減速装置に具現化することもできる。
この減速装置は、内歯部材とキャリアと複数のクランクシャフトと外歯歯車と複数のモータを備える。内歯部材には、内歯歯車が形成されている。キャリアは、内歯部材の内側で内歯歯車と同軸に配置されており、内歯部材に回転可能に支持されている。クランクシャフトは、キャリアの軸線に沿って伸びているとともにキャリアに回転可能に支持されている。クランクシャフトには、偏心部が固定されている。
外歯歯車は、夫々のクランクシャフトの偏心部に係合している複数の貫通孔が形成されているとともに内歯部材の内歯歯車と噛み合っている外歯が形成されている。外歯歯車は、クランクシャフトの回転に伴って内歯歯車と噛み合いながらキャリアの軸線の周りを偏心回転する。
複数のモータは、内歯部材とキャリアのいずれか一方に固定されており、夫々の出力軸が夫々のクランクシャフトに係合している。
減速装置では、外歯歯車が、前記モータユニットが係合している被駆動部材に相当する。夫々のモータは、その出力軸がクランクシャフトを介してひとつの被駆動部材(外歯歯車)に係合している。外歯歯車とキャリアは一体になって回転するので、キャリアを「被駆動部材」と呼ぶこともできる。
上記の減速装置は、偏心揺動型と呼ばれる減速装置である。複数のモータが内歯部材に固定されていれば、キャリアが減速装置の出力部材(モータを固定する部材に対して相対的に回転する部材)となる。複数のモータがキャリアに固定されていれば、内歯部材が減速装置の出力部材となる。
上記の減速装置は、複数のモータで出力部材にトルクを伝える。同じ大きさのトルクを出力するのに、ひとつの大型モータを備えるよりも複数の小型モータを備える方がモータの配置の自由度が大きくなる。例えば、減速装置を小型化することができる。他方、減速装置の場合、外歯歯車に加えられるトルクが偏った状態で駆動し続けることは好ましくない。減速装置の出力部材に所望の回転を与えることができなくなる。換言すると、減速装置の出力部材が異常な状態で駆動し続ける。しかしながら、本発明の減速装置は、複数のモータを備えながら、ひとつのモータの配線が断線すると全てのモータが停止する。夫々のモータに断線検知用のセンサを備えることなく、異常な状態で減速装置が駆動し続けることを防止することができる。
本発明によると、複数のモータのうちいずれかのモータの配線が断線したときに、被駆動部材が異常な状態で駆動し続けることのないモータユニットを実現することができる。
各実施例の特徴を以下に記す。
(第1特徴) 夫々のモータは、同一のトルク特性を有している。被駆動部材を安定して回転させることができる。
(第2特徴) キャリアの軸線に沿って減速装置を貫通している貫通孔が形成されている。その貫通孔内を、配線や配管等を通過させることができる。
図面を参照して実施例を説明する。なお、以下の実施例では、モータユニットとギアユニットを備えている減速装置について説明する。しかしながら、以下に説明するモータユニットを使用して、ギアユニット以外の被駆動部材を駆動することもできる。
(第1実施例)
図1は、本実施例の減速装置100の断面図を示している。図2は、図1のII−II線に沿った断面図を示している。図3は、減速装置100を、図1とは異なる方向から見たときの断面図を示している。図1の断面図は図2のI−I線に沿った断面に相当し、図3の断面図は図2のIII−III線に沿った断面に相当する。なお、図面の明瞭化のため、図3では、図3の断面図に特有な箇所にのみ符号を付し、図1と実質的に同じ部品については符号を省略している。
図1に示すように、減速装置100は、ギアユニット102とモータユニット59を備えている。モータユニット59は、複数のモータ57a〜57dを備えている。なお、図1にはモータ57aと57cのみを図示し、他のモータ57b、57dの図示を省略している。まず、ギアユニット102について説明する。
ギアユニット102は、内歯部材18と外歯歯車20X、20Yと複数のクランクシャフト49とキャリアを備えている。後述するように、キャリアは、キャリア上部4Xとキャリアベース4Yから形成されている。以下の説明では、キャリア上部4Xとキャリアベース4Yを併せて、キャリア4と称することがある。また、後述するように、内歯部材18をギアユニット102の出力部を称することがある。内歯部材18を回転自在に支持する部分を固定部と称することがある。具体的には、キャリア4(キャリア上部4Xとキャリアベース4Y)が、ギアユニット102の固定部に相当する。なお、以下の説明では、複数個が存在する実質的に同一種類の部品に共通した事象を説明する場合には、アルファベットの添え字を省略することがある。
図2に示すように、内歯部材18はリング状であり、その内周に沿って多数の内歯が形成されている。内歯部材18は、外歯歯車(被駆動部材)20と異なる歯数を有している。内歯部材18の内周に沿って、多数の内歯ピン(内歯)22が配置された内歯歯車が形成されている。換言すると、内歯部材18そのものが内歯歯車を構成しているということもできる。
外歯歯車20は、内歯部材18の内歯ピン22と噛み合いながら偏心回転する。すなわち、外歯歯車20は、内歯部材18の軸線18Mの周りを公転する。なお、軸線18Mは、内歯ピン22群によって形成される内歯歯車の軸線ということができるし、後述するキャリア4の軸線ということもできる。外歯歯車20の中心に第1貫通孔60が形成されており、第1貫通孔60内を円筒部材64が通過している(図1も参照)。外歯歯車20の第1貫通孔60の周囲に、複数の第2貫通孔68a〜68hが形成されている。夫々の第2貫通孔68は、同一円周上に形成されている。なお詳細は後述するが、第2貫通孔68a、68c、68e、68gにはクランクシャフト49の偏心部50が嵌合しており、第2貫通孔68b、68d、68f、68h内をキャリア4の柱状部5が通過している。
図3に示すように、キャリア上部4Xとキャリアベース4Yは、ボルト66によって締結されており、一体となってギアユニット102のキャリア4を構成する。キャリア4は、内歯部材18の内側に配置されている。減速装置100は、キャリアベース4Yがボルト29によって基部(例えばロボットの旋回部や回転装置のベース等)に固定される(図1を参照)。すなわち、キャリア4(キャリア上部4Xとキャリアベース4Y)は、基部に対して回転することが拘束される。その結果、外歯歯車20X、20Yは基部に対して回転することが拘束される。そして前述したように、内歯部材18が、外歯歯車20X、20Yに対して回転する。したがって、キャリア4が、減速装置100の固定部に相当する。内歯部材18が、減速装置100の固定部(キャリア上部4Xとキャリアベース4Y)に対して回転する出力部に相当する。なお、内歯部材18が基部に固定される場合、キャリア4は、内歯部材18に対して回転する。この場合、キャリア4の軸線は、内歯部材18の軸線18Mに等しい。すなわち、キャリア4は、内歯部材18と同軸に配置されている。
図1に示すように、キャリア4と内歯部材18の間に、一対の円錐ころ軸受16X、16Yが配置されている。円錐ころ軸受16X、16Yによって、内歯部材18はキャリア4に対して回転可能であるとともにスラスト方向に変位不能に支持されている。なお、キャリア4が内歯部材18に対して回転可能であるとともにスラスト方向に変位不能に支持されているということもできる。本実施例ではキャリア4と内歯部材18の間に一対の円錐ころ軸受16X、16Yを配置したが、円錐ころ軸受の代わりにアンギュラ玉軸受等を使用してもよい。
クランクシャフト49は、シャフト54と、シャフト54の軸線54Mに対して偏心している偏心部50X、50Yを備えている。軸線54Mは、内歯部材18の軸線(キャリア4の軸線ということもできる)18Mと平行に伸びている。すなわち、クランクシャフト49は、キャリア4の軸線18Mに沿って伸びている。キャリア4とクランクシャフト49の間に一対の円錐ころ軸受40X、40Yが配置されている。円錐ころ軸受40X、40Yによって、クランクシャフト49はキャリア4に対して回転可能であるとともにスラスト方向に変位不能に支持されている。なお、円錐ころ軸受16において、符号8は内輪を示し、符号14は外輪を示し、符号12は転動体(ころ)を示し、符号10は転動体12を保持する保持器を示している。円錐ころ軸受40において、符号38は内輪を示し、符号32は外輪を示し、符号36は転動体を示し、符号34は転動体36を保持する保持器を示している。
偏心部50は、針状ころ軸受46を介して第2貫通孔68a、68c、68e、68g(図2を参照)に嵌合している。なお、針状ころ軸受46において、符号44は転動体を示しており、符号42は、転動体44を保持する保持器を示している。
図3に示すように、キャリア上部4Xの柱状部5dが、外歯歯車20Xの第2貫通孔69と外歯歯車20Yの第2貫通孔68dを通過している。図2に示すように、キャリア上部4Xは複数の柱状部5b、5d、5f、5hを有しており、夫々の柱状部5b、5d、5f、5hが対応する第2貫通孔68b、68d、68f、68hを通過している。図示を省略しているが、夫々の柱状部5b、5d、5f、5hは、外歯歯車20Xの対応する第2貫通孔69(図3を参照)も通過している。
外歯歯車20Yの第2貫通孔68b、68d、68f、68hと柱状部5b、5d、5f、5hの間には、外歯歯車20Yが軸線18Mの周りを偏心回転することを許容する間隔が確保されている。同様に、外歯歯車20Xの第2貫通孔69と対応する柱状部5の間には、外歯歯車20Xが軸線18Mの周りを偏心回転することを許容する間隔が確保されている。
上記したように、クランクシャフト49は偏心部50(偏心部50Xと50Y)を有している。偏心部50Yは、針状ころ軸受46Yを介して外歯歯車20Yの第2貫通孔68a、68c、68e、68g(図2を参照)に嵌合している。換言すると、外歯歯車20Yに、クランクシャフト49の偏心部50に係合している複数の第2貫通孔68a、68c、68e、68gが形成されている。偏心部50Yは、第2貫通孔68a、68c、68e、68gの内側で自転することができる。同様に、偏心部50Xは、外歯歯車50Xの第2貫通孔に嵌合している。すなわち、複数のクランクシャフト49は、ひとつの外歯歯車50Xに係合している。複数のクランクシャフト49は、ひとつの外歯歯車50Yにも係合している。
図1に示すように、偏心部50Xと円錐ころ軸受40Xの間に止め部材48が配置されており、偏心部50Yと円錐ころ軸受40Yの間に止め部材52が配置されている。止め部材48、52によって、偏心部50X、50Yが軸線54M方向に変位することを防止している。
クランクシャフト49において、偏心部50Xと50Yの夫々の回転軸線は、軸線54Mからオフセットしている。但し、偏心部50Xと50Yでは、オフセットの方向が逆向きである。すなわち、偏心部50Xの回転軸線と偏心部50Yの回転軸線は、常に軸線54Mを挟んだ反対側にある。その結果、外歯歯車20Xと外歯歯車20Yは、内歯部材18の軸線18Mに対して常に対称の位置に存在している。そのため、ギアユニット102の回転バランスが確保される関係が実現されている。
キャリア上部4Xには、その中央を貫通する中心孔4Xaが形成されている。キャリアベース4Yには、その中央を貫通する中心孔4Yaが形成されている。円筒部材64が、外歯歯車20X、20Yの夫々の第1貫通孔60X、60Yの双方を通過して、キャリア上部4Xの中心孔4Xaとキャリアベース4Yの中心孔4Yaを連結している。キャリア上部4Xの中心孔4Xa、キャリアベース4Yの中心孔4Ya、及び、円筒部材64の内周面64aによって、ギアユニット102には、内歯部材18(出力部)の軸線18Mを内包し、ギアユニット102の基部側から出力側(内歯部材18が回転させる部材が存在する側)に通じる中心貫通孔110が形成される。ギアユニット102に、出力部の回転軸線18Mを内包し、その基部側から出力側に通じる中心貫通孔110が形成できるのは、内歯部材18がリング状であることと、内歯部材18の内側で偏心回転する外歯歯車20X、20Yの中心部に第1貫通孔60X、60Yが形成されているからである。
ここで、ギアユニット102の「固定部」と「出力部」という用語について説明する。後述するように、減速装置100では、モータ57が、キャリアベース4Yに固定され、モータ57のロータ56が回転すると、内歯部材18がキャリア4とモータ57に対して回転する。本実施例では、キャリア4がギアユニット102の筐体に相当する。したがって、内歯部材18をギアユニット102の出力部と称することができ、キャリア4を、ギアユニット102の固定部と称することができる。
キャリア4と内歯部材18の間に、一対のオイルシール6X、6Yが配置されている。キャリアベース4Yと夫々のクランクシャフト49のシャフト54との間に、オイルシール30が配置されている。キャリア上部4Xの上部にシールキャップ2が配置されている。オイルシール6X、6Y、30と、シールキャップ2によって、ギアユニット102内に挿入されたオイル等が外部に漏れることを防止できる。
次に、モータユニット59について説明する。
モータユニット59は、モータ57a、57b、57c及び57dを備えている。複数のモータ57a〜57dの夫々は、ステータ58とロータ(モータの出力軸)56を備えており、ロータ56がクランクシャフト49のシャフト54に連結されている。換言すると、減速装置100は、4本のクランクシャフト49を備えており、全てのクランクシャフト49に、対応するモータ57a〜57dが連結されている。
モータ57a〜57dのうちの1つのモータ57cに、ロータ56の回転角を検出するエンコーダ(回転角センサ)26が取り付けられている。他の3つのモータ57a、57b及び57dにはエンコーダ26が連結されていない。他の3つのモータ57a、57b及び57dには、エンコーダ26に代えて、ブレーキが連結されている。図1には、モータ57aにブレーキ28aが接続されていることが図示されている。モータ57b、57dにも同様にブレーキ(図示省略)が接続されている。すなわち、エンコーダ26が連結されていないモータ57にのみブレーキ28が連結されている。そのため、モータ57にエンコーダ26とブレーキ28の双方を連結する場合と比較すると、減速装置100は、軸方向の長さが短くなっている。
なお、全てのモータ57にブレーキを連結しないで、モータ57のサーボロックをブレーキの代わりにしてもよい。
モータ57は、ギアユニット102の中心貫通孔110を軸方向に延長した円筒の外側に配置されている。換言すると、モータ57は、減速装置100を軸方向から観測したときに、ギアユニット102の中心貫通孔110の外側に配置されている。モータ57をそのように配置することによって、モータ57に邪魔されることなく、ギアユニット102の中心貫通孔110に配線や配管等(図示省略)を通過させることができる。
ギアユニット102のキャリアベース4Yにステータ58が固定されており、クランクシャフト49のシャフト54にロータ56が連結されている。ロータ56は、ステータ58の軸線の周りに回転することができる。ステータ58の軸線は、クランクシャフト49の軸線54Mに等しい。すなわち、シャフト54とロータ56は一体に回転する。ステータ58とロータ56の間には、ステータ58に対してロータ56が回転可能であるとともに軸方向に変位不能に支持するための軸受が存在しない。ロータ56は、クランクシャフト49を支持する一対の円筒ころ軸受40X、40Yによって、ステータ58に対して回転可能であるとともにスラスト方向に変位不能に支持されている。
前述したように、夫々のクランクシャフト49の偏心部50Yが、外歯歯車20Yの第2貫通孔68に嵌合している。また、夫々のクランクシャフト49は、モータ57の出力軸に連結している。したがって、夫々のモータ57の出力軸(ロータ56)は、独立に回転することができない。換言すると、モータ57の夫々の出力軸は、クランクシャフト49を介してひとつの被駆動部材(外歯歯車20Y)に係合している。全てのモータ57のトルクが外歯歯車20Yに伝達され、後述するように、外歯歯車20Yが偏心回転する。外歯歯車20Xについても同様である。
次に、減速装置100のメカニズムについて説明する。
モータ57のロータ56が回転し、クランクシャフト49が軸線54Mの周りに回転すると、偏心部50が偏心回転する。換言すると、偏心部50の回転軸線が、軸線54Mの周りを公転する。偏心部50が偏心回転すると、外歯歯車20が内歯部材18の軸線18Mの周りを偏心回転する。換言すると、外歯歯車の中心が、内歯部材18の軸線18Mの周りを公転する。
外歯歯車20と内歯部材18は噛み合っているので、外歯歯車20が公転すると、内歯部材18は外歯歯車20に対して自転する。上記したように、外歯歯車20は固定部(キャリア4)に対して自転が拘束されているため、内歯部材18は固定部(キャリア4)に対して自転する。内歯部材18が、減速装置100の出力部材に相当する。モータ57を駆動すると、内歯歯車18が固定部(キャリア4)に対して回転する。モータ57の回転が、ギアユニット100によって減速されて内歯歯車18に伝達される。換言すると、モータ57の出力トルクが、ギアユニット100によって増幅されて内歯歯車18に伝達される。
図2に示すように、減速装置100では、外歯歯車20の歯数が51本であり、内歯部材18の歯数(内歯ピン22の数)が26本である。また、外歯歯車20の外歯は、1つおきに内歯ピン22と噛み合っている。そのため、外歯歯車20が軸線18Mの周りを52回(26×2)公転すると、内歯部材18が軸線18Mの周りを1回自転する。また、図2から明らかなように、外歯歯車20の全ての外歯が内歯ピン22に接している。そのため、外歯歯車20と内歯部材18の間にバックラッシが発生しにくい構造を実現している。また、図1に示すように、外歯歯車20X、20Yの双方が1つの内歯ピン22と噛み合っている。そのため、外歯歯車20と内歯部材18の間によりバックラッシが発生しにくい。なお、内歯ピン22は内歯部材18に固定されていない。内歯ピン22は内歯部材18に形成された溝に嵌め込まれており、その溝内で自転することができる。
なお、外歯歯車20の歯数と内歯部材18の歯数(内歯ピン22の数)を調整することによって、減速装置100の減速比を適宜変更することができる。
次に、モータユニット59の回路を説明する。
図4に、モータユニット59の回路図を示す。上記したように、モータユニット59は、モータ57a〜57dを備えている。モータ57a〜57dは3相モータであり、全て同一のトルク特性を有している。モータ57a〜57dの夫々は、巻線80U、巻線80V、巻線80Wを備えている。巻線80Uの両端部のうち、一方の端部を符号82Uで表し、他方の端部を符号84Uで表す。同様に、巻線80Vの一方の端部を符号82Vで表し、他方の端部を符号84Vで表す。巻線80Wの一方の端部を符号82Wで表し、他方の端部を符号84Wで表す。符号82が表す端部は、ひとつのモータをモータドライバに接続する場合、モータドライバの出力端に接続される側の端部である。符号84が表す端部は、モータドライバのグランド側に接続される端部である。ひとつのモータをモータドライバに接続する場合、符号84が表す3つの端部(84U、84V、及び84W)は、モータドライバのグランド側に接続される代わりに短絡させてもよい。
モータ57aの巻線80U、80V、80Wの一端82U、82V、82Wが、夫々、モータドライバ70のU相、V相、W相の出力端に接続している。モータ57aの巻線80U、80V、80Wの他端84U、84V、84Wが、夫々、モータ57bの巻線80U、80V、80Wの一端82U、82V、82Wに接続している。モータ57bの巻線80U、80V、80Wの他端84U、84V、84Wが、夫々、モータ57cの巻線80U、80V、80Wの一端に接続している。モータ57cの巻線80U、80V、80Wの他端84U、84V、84Wが、夫々、モータ57dの巻線80U、80V、80Wの一端82U、82V、82Wに接続している。モータ57dの巻線80U、80V、80Wの他端84U、84V、84Wが、スター結線(短絡)している。簡潔にいうと、モータ57a〜57dは、モータ57a、モータ57b、モータ57c、モータ57dの順に電気的に直列に接続されている。
ここで、モータユニット59と従来のモータユニット159を比較する。
図6に従来のモータユニット159を示す。モータユニット159は、モータ157a〜157dを備えている。モータ157a〜157dは3相モータであり、全て同一のトルク特性を有している。また、モータ157a〜157dは、モータ57a〜57dと同一のトルク特性を有している。
モータユニット159では、モータ157a〜157dの巻線80Uの一端82Uが、モータドライバ70のU相に接続している。モータ157a〜157dの巻線80Vの一端82Vが、モータドライバ70のV相に接続している。モータ157a〜157dの巻線80Wの一端82Wが、モータドライバ70のW相に接続している。さらに、モータ157aの他端84U、84V、84Wがスター結線している。同様に、モータ157b〜157dの夫々も、他端84U、84V、84Wがスター結線している。簡潔にいうと、モータ157aとモータ157bとモータ157cとモータ157dが電気的に並列に接続されている。
従来のモータユニット159では、例えば、モータ157aの巻線80Uが断線すると(あるいは、端部82U、84Uで接続不良が生じると)、モータ157aの巻線80Uに電流が流れなくなる。そのため、モータ157aは、正常に回転することができなくなる。しかしながら、他のモータ157b、157c及び157dの各巻線には電流が流れ続けるので、モータ157b、157c及び157dは回転し続けることができる。そのため、モータ157b、157c及び157dによって、外歯歯車20を駆動し(偏心回転させ)続ける。上記したように、モータ157a〜157dは、それらの出力軸(ロータ)56が、ひとつの被駆動部材(外歯歯車20)に係合している。そのため、正常に回転することができないモータ157aも、外歯歯車20の駆動に伴って回転し続ける。
モータ157aは自ら回転しないので、外歯歯車20の駆動にとって負荷となる。その結果、外歯歯車20に加えられるトルクに偏りが生じ、外歯歯車20が所望する回転をしない。その結果、減速装置100の回転精度が悪化する。
他方、モータユニット59では、例えば、モータ57aの巻線80Uが断線すると(あるいは、端部82U、84Uで接続不良が生じると)、モータ57a〜57dの全ての巻線80Uに電流が流れなくなる。そのため、モータ57aだけでなく、他のモータ57b、57c及び57dも停止する。その結果、減速装置100の動作が停止する。回転精度が悪い状態で減速装置100が駆動し続けることを防止することができる。
また、図4では図示を省略しているが、モータドライバ70にトルク指令を出力するコントローラには、モータ57cに取り付けられたエンコーダ26が接続されている。コントローラは、エンコーダ26の検出値に基づいて、モータドライバ70を制御する。すなわち、複数のモータ57は、ひとつのモータ57cに取り付けられているエンコーダ26の出力に基づいてフィードバック制御される。
モータユニット59の他の効果について、従来のモータユニット159と対比して説明する。
従来のモータユニット159では、モータドライバ70が、モータ157a〜157dの二次電流の合計を演算処理し、モータ157a〜157dの出力トルクを調整している。例えば、モータ157aの巻線80Uが断線すると(あるいは、端部82U、84Uで接続不良が生じると)、他のモータ157b、157c及び157dの巻線に、通常時よりも過大な電流が流れる。そのため、モータドライバ70が、モータ157a〜157dの二次電流の合計を演算処理しても、モータ157aの巻線80U等が断線していることを検出することは困難である。並列接続された夫々のモータ157a〜157dの断線を個別に検知するためには、夫々のモータ157a〜157dに、断線を検知するセンサをつけなくてはいけない。
他方、モータユニット59では、例えば、モータ57aの配線80Uが断線すると(あるいは、端部82U、84Uで接続不良が生じると)、他のモータ57b、57c及び57dの巻線80Uにも電流が流れない。モータ57a〜57dの二次電流の合計を演算処理すれば、モータ57a〜57dのいずれかのU相が断線していることを検出することができる。夫々のモータ57a〜57dに断線を検知するセンサをつけなくても、モータドライバ70が、モータ57a〜57dのいずれかに異常(断線等)が生じていることを検知することができる。そして、モータ57a〜57dを停止することができる。
また、上記したように、従来のモータユニット159では、例えば、モータ157aの巻線80Uが断線すると、他のモータ157b、157c及び157dの巻線に、通常時よりも過大な電流が流れる。そのため、他のモータ157b、157c及び157dの巻線も断線する虞がある。
他方、上記したように、モータユニット59では、例えば、モータ57aの巻線80Uが断線すると、他のモータ57b、57c及び57dの巻線にも電流が流れない。そのため、他のモータ57b、57c及び57dの巻線までもが断線することを防止することができる。
モータユニット59の他の特徴について説明する。
図5に、図1のV−V線に沿った断面図を示している。なお、図面の明瞭化のため、一部のハッチングを省略している。モータ57a〜57dは、内歯部材18の軸線18M(図1も参照)の周りに等間隔に配置されている。符号54Mは、ロータ56の軸線を示しており、符号90は、軸線18Mと軸線54Mを半径とする仮想円を示している。上記したように、モータ57a〜57dは同一の仕様である。なお、以下の説明では、モータ57a〜57dに共通の部品については、同じ符号を付すことにより説明を省略する。
モータ57aは、リング状のステータ58と、ステータ58内に配置されたロータ56を備えている。スタータ58は、9個のポールピース58a〜58iを備えている。ポールピース58a、58e及び58fには、巻線80U(図4も参照)が巻き付けられている。ポールピース58b、58c及び58gには、巻線80Wが巻き付けられている。ポールピース58d、58h及び58iには、巻線80Vが巻き付けられている。ロータ56には、8極の永久磁石N1〜N4、S1〜S4が配置されている。永久磁石N1〜N4は、同一の磁極(N極)を外側に向けて配置されている。永久磁石S1〜S4は、S極を外側に向けて配置されている。永久磁石N1〜N4、S1〜S4の夫々は、外側に向いている磁極が周方向に交互になるように配置されている。モータユニット59では、ロータ56とステータ58の位相角が、全てのモータ57a〜57dで等しい。例えば、全てのモータ57a〜57dにおいて、巻線80Uが巻き付けられているポールピース58aと永久磁石N1の中間部が対向している。
前記したように、モータ57a〜57dは直列に接続されている。そのため、モータ57a〜57dの各相には同じ位相の電流が流れる。モータユニット59では、ロータ56とステータ58の位相角が、全てのモータ57a〜57dで等しい。そのため、全てのモータ57a〜57dが、電気的に同期する。被回転部材(外歯歯車20)を安定して駆動させることができる。
図7に、ロータ56とステータ58の位相角が、全てのモータ57a〜57dで等しくない例を示す。モータ57aでは、巻線80Uが巻き付けられているポールピース58aと永久磁石S1の中間部が対向している。モータ57bでは、ポールピース58aと永久磁石N1とS1の境界部が対向している。モータ57cでは、ポールピース58aと永久磁石S1の端部が対向している。モータ57dでは、ポールピース58aと永久磁石N1の中間部が対向している。
ロータ56とステータ58の位相角が全てのモータ57a〜57dで等しくない場合、被回転部材(外歯歯車20)に加えられるトルクに偏りが生じたり、モータ57a〜57dの回転方向が所望する方向と反対になったり、モータ57a〜57dの回転を停止するときに遅れが生じたりしてしまう可能性がある。
図5に示すように、ロータ56とステータ58の位相角が全てのモータ57a〜57dで等しければ、上記した不具合が生じることを防止することができる。
本実施例のモータユニット59では、ポールピース58a、58e及び58fに巻線80Uが巻き付けられており、ポールピース58b、58c及び58gに巻線80Wが巻き付けられており、ポールピース58d、58h及び58iに巻線80Vが巻き付けられている。巻線80U、80W及び80Vの夫々が、軸線54Mに対して対称の位置に配置されている。そのため、ロータ56とステータ58の間で生じる電磁力は、軸線54Mに対してほぼ対称になる。ロータ56が回転しているときの電磁力のバランスが良好になり、振動等の不具合が生じることを防止することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
上記実施例では、モータのひとつに、回転角検出装置(エンコーダ)が取り付けられている。回転角検出装置に代えて、モータのひとつに、回転角速度検出装置が取り付けられていてもよい。モータの駆動状態を検出することができる装置であれば、その種類は限定されない。
上記実施例では、ギアユニットの基部側から出力側に通じる中心貫通孔が形成されている。中心貫通孔は必ずしも必須の構成ではなく、必要に応じて形成すればよい。
上記実施例では、モータユニットを備えている減速装置について説明した。しかしながら、実施例のモータユニットを使用して、他の被駆動部材を駆動することもできる。例えば、ベルトコンベアのローラやプーリ等を駆動することができる。
また、モータユニットが備えているモータは、4個に限定されるものではない。モータは2個でもよいし、3個でもよい。また、5個以上でもよい。
夫々のモータは、3相モータでなくてもよい。単相モータであってもよいし、4相以上のモータでもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
減速装置の断面図(1) 図1のII−II線に沿った断面図 減速装置の断面図(2) モータユニットの回路図 図1のV−V線に沿った断面図 従来のモータユニットの回路図 図5の断面図の変形例
符号の説明
4:キャリア
18:内歯部材
20:外歯歯車(被駆動部材)
22:内歯ピン(内歯)
26:回転角検出装置(センサ)
49:クランクシャフト
50:偏心部
56:ロータ(モータの出力軸)
57a〜57d:モータ
59:モータユニット
58:ステータ
68a〜68h:貫通孔
100:減速装置
102:ギアユニット

Claims (2)

  1. 内周に内歯歯車が形成されている内歯部材と、
    内歯部材の内側で内歯歯車と同軸に配置されており、内歯部材に回転可能に支持されているキャリアと、
    キャリアの軸線に沿って伸びているとともにキャリアに回転可能に支持されており、偏心部が固定されている複数のクランクシャフトと、
    各々のクランクシャフトの偏心部に係合している複数の貫通孔が形成されているとともに前記内歯歯車と噛み合っている外歯が形成されており、クランクシャフトの回転に伴ってキャリアの軸線の周りを偏心回転する外歯歯車と、
    内歯部材とキャリアのいずれか一方に固定されているモータユニットと、
    を備えており、
    前記モータユニットは、
    クランクシャフトと同数のモータを含んでおり、
    各々のモータの出力軸は、各々のクランクシャフトに連結しており、各々のクランクシャフトを介してひとつの外歯歯車に係合されており、
    各々のモータは電気的に直列に接続されており、
    複数のモータのうちのひとつのモータのみに、前記出力軸の回転角又は回転角速度を検出するセンサが取り付けられており、
    前記ひとつのモータが、前記センサの出力に基づいてフィードバック制御されることを特徴とする減速装置
  2. 夫々のモータは多相モータであり、ロータとステータの位相角が、全てのモータで等しいことを特徴とする請求項1に記載の減速装置
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