JP5384650B2 - アップリンク・データ送信のための送信ダイバーシティ・スキーム - Google Patents

アップリンク・データ送信のための送信ダイバーシティ・スキーム Download PDF

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Description

優先権主張
本特許出願は、ともに本願の譲受人に割り当てられ、本明細書において参照によって明確に組み込まれている、2008年9月23日出願の“Trasnmit Diversity for LTE UL with Extended Cyclic Prefix”と題された仮出願61/099,396号、および、2008年9月26日出願の“Trasnmit Diversity Technique for Single Carrier Frequency Division Multiplexing Signals”と題された仮出願61/100,360号に対する優先権を主張する。
本願は、一般に無線通信に関し、さらに詳しくは、制御送信およびデータ送信のためにリソースを割り当てることに関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプのコンテンツを提供するために広く開発されてきた。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。
例えばLTEシステムのような通信システムでは、シンボルを送信する場合、サイクリック・プレフィクスが追加されうる。通常のサイクリック・プレフィクスが使用される場合、6つのデータ・シンボルが、スロットで送信されうる。拡張サイクリック・プレフィクスも使用されうる。この場合、5つのデータ・シンボルが、スロットで送信されうる。
送信ダイバーシティのために、シンボルは、複数のアンテナによって送信されうる。アップリンクSC−FDMAシンボルを送信する場合、送信ダイバーシティを実行するシステムおよび方法を有することが望ましいであろう。
本開示の1つの態様では、拡張サイクリック・プレフィクスが使用される場合にアップリンクSC−FDMAシンボルを送信する方法が、イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされているかを判定することと、イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていないと判定されると、サブフレーム内の連続した2つのスロットからのSC−FDMAシンボルを、シンボル・ストリームに結合することと、シンボル・ストリーム内のシンボルを、ペアに分けることと、各ペアについて、1番目のシンボルと、2番目のシンボルの関数とを、第1のアンテナで送信することと、各ペアについて、2番目のシンボルと、1番目のシンボルの関数とを、第2のアンテナで送信することとを備える。
本開示の別の態様では、拡張サイクリック・プレフィクスが使用される場合にアップリンクSC−FDMAシンボルを送信するシステムは、イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされているかを判定する手段と、イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていないと判定されると、サブフレーム内の連続した2つのスロットからのSC−FDMAシンボルを、シンボル・ストリームに結合する手段と、シンボル・ストリーム内のシンボルを、ペアに分ける手段と、各ペアについて、1番目のシンボルと、2番目のシンボルの関数とを、第1のアンテナで送信する手段と、各ペアについて、2番目のシンボルと、1番目のシンボルの関数とを、第2のアンテナで送信する手段とを備える。
本開示のさらに別の態様では、拡張サイクリック・プレフィクスが使用される場合にアップリンクSC−FDMAシンボルを送信するシステムは、第1のアンテナと、第2のアンテナと、シンボル・ペアを分け、各ペアにおける1番目のシンボルと、2番目のシンボルの関数とを、第1のアンテナで送信し、各ペアにおける2番目のシンボルと、1番目のシンボルの関数とを、第2のアンテナで送信するように構成された送信ダイバーシティ・モジュールとを備える。
本開示のさらに別の態様では、コンピュータ・プログラム製品は、イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされているかを判定するためのコードと、イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていないと判定されると、サブフレーム内の連続した2つのスロットからのSC−FDMAシンボルを、シンボル・ストリームに結合するためのコードと、シンボル・ストリーム内のシンボルを、ペアに分けるためのコードと、各ペアについて、1番目のシンボルと、2番目のシンボルの関数とを、第1のアンテナで送信するためのコードと、各ペアについて、2番目のシンボルと、1番目のシンボルの関数とを、第2のアンテナで送信するためのコードとを備えるコンピュータ読取可能媒体を備える。
本開示の特徴、特性、および利点は、同一の参照符号が全体を通じて同一物に特定している図面とともに考慮された場合、以下に記載する詳細な記述からより明らかになるだろう。
図1は、多元接続無線通信システムを例示する。 図2は、MIMO送信機および受信機を図示する。 図3は、典型的なMIMO SC−FDMA送信機を図示する。 図4は、アップリンク・データ信号および制御信号を図示する。 図5は、典型的なLTEフレーム構造を図示する。 図6は、典型的な無線通信システムを図示する。 図7は、イントラ・サブ・フレーム・ホッピングがディセーブルされる典型的なアップリンク・データ送信方法を図示するフローチャートである。 図8は、図7の典型的なアップリンク・データ伝送方法を図示するブロック図である。 図9は、イントラ・サブ・フレーム・ホッピングがイネーブルされる典型的なアップリンク・データ送信方法を図示するフローチャートである。 図10は、図9の典型的なアップリンク・データ送信方法を図示するブロック図である。 図11は、アクセス端末の概念ブロック図である。 図12は、アップリンクSC−FDMAシンボルを送信するためのシステムを図示する。 図13は、アップリンクSC−FDMAシンボルを送信するための別のシステムを図示する。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含んでいる。cdma2000はIS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現することができる。OFDMAネットワークは、例えば発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュOFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSM(登録商標)は、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確にするために、これら技術のある態様は、以下において、LTEについて記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、単一のキャリア変調および周波数領域等値化を利用する技術である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同じ性能、および実質的に同じ全体的な複雑さを有する。SC−FDMA信号は、その固有のシングル・キャリア構造により、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点において、低いPAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において特に、大きな注目を集めた。それは現在、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)または発展型UTRAにおけるアップリンク多元接続スキームのために動作していると仮定されている。
図1を参照して、開示されたさまざまな態様を実現する無線通信システム100が例示される。無線通信システム100は、例えば、3GPP LTEによって指定されたプロトコルを実施しうる。アクセス・ポイント102(AP)は、1つは104と106を含み、他は108と110を含み、さらに別のものは112と114を含む複数のアンテナ・グループを含みうる。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、それより多くまたはそれより少ないアンテナが利用されうる。アクセス端末116(AT)はアンテナ112およびアンテナ114と通信しており、アンテナ112、114は、順方向リンク120でアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118でアクセス端末116から情報を受信する。アンテナの各グループ、および/または、それらが通信するように設計されている領域は、しばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。実施形態では、おのおののアンテナ・グループは、アクセス・ポイント100によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末と通信するように設計される。
APは、端末と通信するために使用される固定局であり、アクセス・ノード、ノードB、またはその他いくつかの用語で称されうる。ATは、端末、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、またはその他いくつかの用語でも称される。
図2は、MIMOシステム200における送信機システム210および受信機システム250の実施例のブロック図である。ダウンリンク送信について、送信機システム210はAPの一部であり、受信機システム250はATの一部である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリーム用のトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供される。
データ・ストリームはそれぞれ、送信アンテナ224a−224tのうちの1または複数によって送信されうる。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
各データ・ストリームについて符号化されたデータは、パイロット・データで多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、あるいはM−QAM等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
その後、すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、TX MIMOプロセッサ220へ提供される。TX MIMOプロセッサ220は、(例えば、OFDMまたはSC−FDMAのため)変調シンボルを処理しうる。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。TX MIMOプロセッサ220は、シンボル、または、シンボルの関数を、複数のアンテナを介して送信することによって、データ・ストリームのシンボルへ送信ダイバーシティ・スキームを適用しうる。例えば、TX MIMOプロセッサ220は、空間時間送信ダイバーシティ(STTD)動作をシンボルに適用しうる。その他の送信ダイバーシティ・スキームも適用されうる。さらに、送信機ダイバーシティと異なるシンボル処理技術もまた適用されうる。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、N個のアンテナ224a乃至224tそれぞれから送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供される。おのおのの受信機254は、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。プロセッサ270は、受信機250において、さまざまな処理ユニットの動作を指示しうる。
本明細書に記載されたシステムおよび方法は、LTE技術を実施するように構成されうる。LTEシステムでは、ダウンリンク(DL)送信がOFDMを使用する一方、アップリンク(UL)送信がSC−FDMAを使用する。本明細書で使用されるように、DLは、APから開始されATに宛先指定された通信を称する一方、ULは、ATから開始されAPに宛先指定された通信を称する。図3は、MIMO通信システムにおけるアップリンク通信に使用されうる典型的なSC−FDMA送信機を図示する。NポイントDFTは、NポイントDFT312a−312nを用いてデータ・シンボルについて実行されうる。その後、データ・シンボルは314a−314nにおいて、M個のサブキャリアにマップされる。一般に、サブキャリアの数は、データ・シンボルの数よりも大きい。そのため、サブキャリア・マッピングは、ゼロ充填を含みうる。次に、MポイントIDFTが316a−316nにおいて実行され、シンボルが、時間領域に変換される。サイクリック・プレフィクス・インサータ(inserter)318a-318nは、各シンボルにサイクリック・プレフィクスを挿入し、これらシンボルは、1または複数の送信アンテナ320a−320nによって送信される。
図4に図示するように、アクセス・ポイント442に通信可能に接続されたアクセス端末432は、さまざまな物理アップリンク・チャネルによって送信しうる。例えば、図4に例示するように、アップリンク送信は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、および物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)を含みうる。その他のアップリンク送信チャネルもまた含まれうる。PUSCHは、ULデータ送信のために使用されうる。PUCCHは、アップリンク制御情報を伝送し、複数のフレーム・フォーマットをサポートしうる。PRACHは、ランダム・アクセス割当情報を伝送する。
図5は、LTEフレーム500の典型的なフレーム構造を図示する。LTEフレーム500は、アップリンクおよびダウンリンクの物理レイヤ送信のために使用されうる。LTEフレーム500は、長さ10ミリ秒であり、20個のスロット502を含みうる。図5に図示するように、スロット502は、SL0乃至SL19と符番される。スロット502はそれぞれ、長さ0.5ミリ秒である。504に例示するように、連続した2つのスロット502が、サブフレームとして知られている。したがって、LTEフレーム200は、10個のサブフレームを備える。LTEフレーム500は、フル・デュプレクスおよびハーフ・デュプレクスのFDDのために使用されうる典型的なLTEフレームであることが注目される。例えば、内容が本明細書において参照によって組み込まれており、3GPP TS 36.211に記述されているTDDフレーム構造のような他のフレーム・タイプ/構造も適用されうる。
スロット502はそれぞれ、複数のSC−FDMAシンボルを送信するように構成されうる。スロット内で送信されるSC−FDMAシンボルの数は、サイクリック・プレフィクス長さに依存する。通常のサイクリック・プレフィクスが使用される場合、スロットは、506に示されるように、7つのシンボルを送信しうる。拡張プレフィクスが使用される場合、508に示されるように、6つのSC−FDMAシンボルが送信されうる。506および508でさらに示されるように、おのおののスロットはまた、通常のデータ・シンボルまたは制御シンボルに加えて、基準シンボルRSを送信しうる。この基準シンボルは、例えば復調あるいはチャネル・サウンディングを支援するために使用されうる。したがって、基準シンボルRS以外に、6つのシンボルを送信するためにスロット506が、5つのシンボルを送信するためにスロット508が使用されうる。
図6は、1または複数のAT620、および、1または複数のAP640を備える典型的な通信システム600を図示する。図6では1つのAT620および1つのAP640しか例示されていないが、システム600は、任意の適切な数のAT620およびAP640を含みうることが認識されるべきである。
AT620およびAP640は、1または複数のアンテナ602、604によってUL通信およびDL通信を実行しうる。AT620およびAP640のおのおのに単一のアンテナしか関連付けられていないように示されているが、上述したように、送信ダイバーシティを可能にするために、複数のアンテナが適用されうる。UL送信は、送信機622によってAT620において開始する。その後、ULデータは、送信機622およびアンテナ602を経由して送信され、アンテナ604を経由してAP640における受信機644によって受信されうる。AT620はさらに、プロセッサ626およびメモリ628を備える。これらは、本明細書に記載されたさまざまな態様を実施するためにAT620によっても使用されうる。例えば、プロセッサ626は、送信ダイバーシティ・エンジン630に対して、複数のアンテナを経由してデータを送信するように指示するように構成される。送信ダイバーシティ・エンジン630は、プロセッサ626と別に示されているが、当業者は、送信ダイバーシティ・エンジン630によって実行される機能は、一般に、プロセッサと統合されうることを認識するであろうことが注目される。したがって、送信ダイバーシティ・エンジン630は、プロセッサ626のソフトウェア・モジュール形成部でありうる。
送信ダイバーシティ(TD)は、データ・ストリームの複数のコピーを、多くのアンテナを介して送信することによって、フェージング、散乱、反射、屈折、および、信号とのその他の干渉の効果を無効にするために適用される技術である。例えば、第1のアンテナによって送信された1次信号と、第2のアンテナによって送信された、1次信号の2次的な変更されたバージョンとは、受信された場合、伝送されたデータの信頼性の向上のための結合に利用される。この冗長によって、信号の、受信された1または複数のコピーが、送信されたデータの完全なコピーを受信機に伝送する可能性が高くなる。
LTE多元接続システム・アップリンク(UL)のための多くの可能なTDスキームのうちの1つは、オープン・ループ送信ダイバーシティ(OL TD)である。これらOLシステムでは、受信機は、最適な送信信号構成に関するフィードバックを送信機に送信しない。OL TDスキームの動作の効率的な方式は、送信された変調シンボルのペアを見つけ、これらに対して、空間時間符号化のいくつかの方式を適用することである。この方式は、最大量の情報を抽出する手法で、信号のすべてのコピーを結合する。
送信アンテナは、物理的あるいは仮想的でありうる。チャネル推定目的のために、送信アンテナは、3GPPリリース8のLTEのために指定された復調基準信号(DM−RS)の2つの異なる直交サイクリック・シフトを利用する。3GPPリリース8のLTEの仕様は、本明細書において、参照によって組み込まれている。その他の直交スキームも使用されうる。このように、2つの送信アンテナに対応するチャネルが、相互干渉なく測定されうる。
送信ダイバーシティ・エンジン630は、アップリンク・データ送信のための1または複数の送信ダイバーシティ動作を実行するように構成されうる。例えば、STTDが実行されうる。送信ダイバーシティ・エンジン630は、イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされているかを判定するように構成されうる。送信ダイバーシティ・エンジン630は、送信されるべきデータが、関連つけられた拡張サイクリック・プレフィクスを有しているか、また、奇数番号のデータ・シンボルが送信されるべきであるかを判定するように構成されうる。ULチャネルが、イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングを実行するように構成されていない場合、送信ダイバーシティ・エンジン630は、サブフレーム内の連続した2つのスロットからのデータ・シンボルをペアにするように構成されうる。各シンボル、または、シンボルの関数は、複数の送信アンテナのおのおのを介して送信されうる。
イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがUL送信チャネル上で形成される場合、連続した2つのスロットからシンボルは結合されない。したがって、いくつかの態様によれば、送信ダイバーシティ・エンジン630は、時間スロットの最初の4つのデータ・シンボルをペアにするように、かつ、イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングが適用される場合と同じようにしてこれらシンボルを送信するように構成されうる。送信ダイバーシティ・エンジン630は、5番目のシンボルを、2つの部分に分割するように構成されうる。分割された1番目のシンボルの関数が、第1のアンテナで送信される一方、分割されたシンボルの2番目の関数が、第2のアンテナで送信され、ダイバーシティが達成される。例えば、ペアになっていない5番目のシンボルは、12ビットを含む。最初の6ビットが第1の部分に使用される一方、次の6ビットが第2の部分に使用される。
ペアになっていない5番目のシンボルはまた、他の方式によってペアとされうる。例えば、シンボル内の連続するビットが、ペアとされうる。第1の期間では、1番目のビットが、第1のアンテナで送信され、2番目のビットが、第2のアンテナで送信される。その後、第2の期間では、2番目のビットの、例えば複素共役のようなある関数が、第1のアンテナで送信される一方、1番目のビットの、例えば逆複素共役のようなある関数が、第2のアンテナで送信されうる。他の例では、第1の期間において、偶数ビットが第1のアンテナで送信され、奇数ビットが第2のアンテナで送信されうる一方、第2の期間において、奇数ビットの関数が第1のアンテナで送信され、偶数ビットの関数が第2のアンテナで送信される。
AP640は、AP620からの送信をアンテナ604によって受信する受信機644を備える。AP640はさらに、AT620から受信したデータ・シンボルをプロセッサ646によって処理するように構成されうるダイバーシティ・シンボル処理モジュール650を備えうる。上述したように、奇数のシンボルの場合、ペアとなされていない単一のシンボルを受信すると、ダイバーシティ・シンボル処理モジュール650は、送信アンテナに対応するチャネル・インパルス応答を含むシンボルを受信しうる。シンボルはさらに、雑音/干渉構成要素を含みうる。AP640はさらに、データおよび制御情報を、アンテナ604を経由してAT620またはその他のATへ送信するための送信機642を備える。AT620におけるように、AP640には、開示されたさまざまな態様を実施するためのメモリ648が提供されている。
図7は、ULデータ送信の典型的な方法を図示するフローチャートである。702に示すように、データ・シンボルを送信するために拡張サイクリック・プレフィクスが使用されるデータ・ストリームが受信されうる。そのため、サブフレーム内の各スロットは、5つのデータ・シンボルを送信しうる。次に、704に図示するように、イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされているかが判定される。イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされている場合、(以下に示すような)図9に図示される方法にしたがう。
イントラ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていない場合、サブフレーム内の連続した2つのスロットのシンボルが結合されうる。したがって、706に図示されるように、連続した2つのスロットにわたるデータが処理され、単一のシンボル・ストリームが生成される。708に図示するように、シンボル・ストリームが、データ・シンボルのペアへ分けられうる。
いくつかの態様によれば、送信ダイバーシティのために、2つの送信アンテナが使用されうる。例えば、STTD送信ダイバーシティ・スキームが適用されうる。710に図示するように、データ・シンボルの各ペアについて、ペアの1番目のシンボルと、ペアの2番目のシンボルの関数とが、第1の送信アンテナによって送信されうる。いくつかの態様によれば、2番目のシンボルの関数は、例えば、2番目のシンボルの複素共役でありうる。しかしながら、これは単なる典型的である。2番目のシンボルのいずれかの関数は、例えば、2番目のシンボルの時間反転複素共役、2番目のシンボルのサイクリック遅延バージョン、および/または、その他任意の関数が使用されうる。
712に図示するように、データ・シンボルの各ペアについて、ペアの2番目のシンボルと、ペアの1番目のシンボルの関数とが、第2の送信アンテナによって送信される。2番目のシンボルの関数のように、1番目のシンボルの関数は、例えば、1番目のシンボルの複素共役、1番目のシンボルの時間反転複素共役、1番目のシンボルのサイクリック遅延バージョン、および/または、1番目のシンボルのその他任意の関数でありうる。シンボル、または、シンボルの関数を、アンテナによって送信することによって、各シンボルは、別のアンテナからのチャネルを経験することができる。
図8は、図7に図示される処理を用いた典型的なULデータ送信を図示するブロック図である。第1のスロット802および第2のスロット804を備えるサブフレームが受信される。イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていないので、第1のスロット802のシンボルS0乃至S4と、第2のスロット804のシンボルS0乃至S4とが、単一のデータ・ストリームに結合されうる。したがって、806に図示するように、シンボルA0乃至A9を備えるデータ・ストリームが形成されうる。
808に図示するように、これらデータ・シンボルがペアとされる。第1のペアは、シンボルA0、A1を備え、第2のペアは、シンボルA2、A3を備え、第3のペアは、シンボルA4、A5を備え、第4のペアは、シンボルA6、A7を備え、第5のペアは、A8、A9を備える。その後、シンボルは、第1のアンテナ810および第2のアンテナ812によって送信されうる。
図8に示す典型的な送信では、1番目の時間スロットにおいて、シンボルA0が第1のアンテナ810によって送信され、シンボルA1が第2のアンテナ812によって送信される。2番目の時間スロットでは、A1の時間反転複素共役である[A1]が、第1のアンテナ810によって送信される一方、A0の時間反転複素共役のネガティブである[−A0]が、第2のアンテナによって送信される。我々は、Xの時間反転複素共役を表す表記法[X]を使用する。同様にして、残りのシンボルが送信される。
図9は、イントラ・サブ・フレーム・ホッピングがイネーブルされ、ULデータ・シンボルを送信する方法を図示するフローチャートである。イントラ・サブフレーム・ホッピングがイネーブルされた場合、サブフレーム内の連続した2つのスロットにわたるデータが結合されない。そのため、拡張サイクリック・プレフィクスが使用される場合、送信のために、スロット内の各シンボルが、ペアとなされない。902に図示するように、最初の4つのシンボルが、2つのペアに整えられる。904に図示するように、データ・シンボルの各ペアについて、ペアの1番目のシンボルと、ペアの2番目のシンボルの関数とが、第1の送信アンテナによって送信されうる。
906に図示するように、データ・シンボルの各ペアについて、ペアの2番目のシンボルと、ペアの1番目のシンボルの関数とが、第2の送信アンテナによって送信される。第1または2番目のシンボルの関数は、例えば、1番目のシンボルの複素共役、1番目のシンボルの時間反転複素共役、1番目のシンボルのサイクリック遅延バージョン、および/または、1番目のシンボルのその他任意の関数でありうる。
908に図示するように、DFT演算を実行する前に、5番目のシンボルが、2等分されうる。この2等分の1番目の関数が、910に図示するように、第1のアンテナで送信される一方、この2等分の2番目の関数が、912に図示するように、第2のアンテナで送信される。例えば、第1のアンテナでは、以下の関数、すなわちIFFT(DFT([A(M);A(M)]))が送信されうる。ここでMおよびMは、5番目のシンボルの前半および後半をそれぞれ示し、[A(M);A(M)]は、2等分の連結を示す。第2のアンテナにおいては、以下の関数、すなわちIFFT(DFT([A(M);−A(M)]))が送信されうる。ここでMおよびMは、5番目のシンボルの前半および後半をそれぞれ示し、[A(M);−A(M)]は、2等分の連結の時間反転複素共役を示す。この2等分のその他の関数もまた使用されうる。
APでは、受信された、ペアとされていない信号が、
Figure 0005384650
として表現されうる。ペアとされていないシンボルが処理された後、変調シンボル推定値が、以下のようにして表現されうる。
Figure 0005384650
上記関数において、HおよびHはそれぞれ、AT送信アンテナに対応する周波数領域チャネル伝達関数である。Nは、雑音電力スペクトル値であり、qは、変調シンボルの前半において+1、後半において−1であるステップ関数である。
図10は、図9に図示する処理を用いる典型的なULデータ送信を図示するブロック図である。1番目のスロット1002および2番目のスロット1004を備えるサブフレームが受信される。イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされている場合、1番目のスロット1002のシンボルS0乃至S4と、2番目のスロット1004のシンボルS0乃至S4とは、単一のデータ・ストリームに結合されない。したがって、1006に図示するように、各スロットについて個別に処理されうる、シンボルA0乃至A4を備えたデータ・ストリームが形成されうる。1番目のスロットの処理のみが図示されている。
1008に図示するように、最初の4つのデータ・シンボルが、2つのペアに整えられる。1番目のペアは、シンボルA0、A1を備え、2番目のペアは、シンボルA2、A3を備える。5番目のシンボルは、A4およびA4に2等分される。その後、これらシンボルは、第1のアンテナ1010および第2のアンテナ1012によって送信されうる。
図10に示される典型的な送信では、1番目の時間スロットにおいて、シンボルA0が第1のアンテナ1010によって送信され、シンボルA1が第2のアンテナ1012によって送信される。2番目の時間スロットにおいて、A1の時間反転複素共役である[A1]が第1のアンテナ1010によって送信される一方、A0の時間反転複素共役のネガティブである[−A0]が、第2のアンテナ1012によって送信される。同様にして、シンボルの2番目のペアが送信される。5番目のシンボルの場合、例えばIFFT(DFT([A4;A4]))のような2等分のうちの1番目の関数が、第1のアンテナ1010によって送信される一方、IFFT(DFT([A4;−A4]))のような2等分のうちの2番目の関数が、第1のアンテナ1012によって送信される。
図11は、SC−FDMAシンボルを送信するシステム1100の例を図示する概念ブロック図である。このシステムは、例えばアクセス端末によって実施されうる。この例において、システム1100は、ユーザ・インタフェース1102(例えば、キーボード、ディスプレイ、スピーカ、マイクロホン、ジョイスティック、および/または、その他のコンビネーション・ユーザ・インターフェース・デバイス)、処理システム1104、およびトランシーバ1106を含みうる。処理システム1104は、プロセッサ1112によって一般に表される1または複数のプロセッサと、コンピュータ読取可能媒体(例えば、メモリ)1114とを有しうる。
処理システム1104は、ソフトウェア、ハードウェア、またはこれら両方の組み合わせを用いて実現されうる。例によれば、プロセッサ1112は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向けIC(ASIC)、マイクロコントローラ、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)またはその他のプログラマブル・ロジック、順序回路、ディスクリート・ゲート、トランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または本開示の全体にわたって示されたさまざまな機能を実行するように設計されたその他いくつかの処理エンティティのうちの1または複数、あるいは、これら任意の組み合わせで実現されうる。当業者であれば、システム全体に課せられる全体的な設計制約および特定のアプリケーションに依存して、処理システム1104のために、記載された機能をどうやって最良に実施するかを認識するだろう。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マクロコード、ハードウェア記述言語、あるいはその他で称されようとも、命令群、データ、あるいは、これらの任意の組み合わせを意味するように広く解釈されるものとする。コンピュータ読取可能媒体は、例によれば、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、フラッシュ・メモリ、ROM(リード・オンリー・メモリ)、PROM(プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)、EPROM(消去可能プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)、EEPROM(電気的消去可能プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハード・ドライブ、またはその他任意の適切な記憶媒体、あるいはこれら任意の組み合わせを含みうる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ製品内に組み込まれうる。コンピュータ製品は、パッケージング・マテリアルを備えうる。
図11に示す概念的な例示では、コンピュータ読取可能媒体1114は、プロセッサ1112とは別であり、処理システム1104の一部として示されている。しかしながら、当業者であれば容易に理解するであろうが、コンピュータ読取可能媒体1114またはその任意の部分は、処理システム1104の外部にありうる。例によれば、コンピュータ読取可能媒体1114は、伝送路、データによって変調されたキャリア波、および/または、システム1100から分離したコンピュータ製品を含みうる。これらすべては、(図示しない)インタフェースを介してプロセッサ1112によってアクセスされうる。あるいは、または、それに加えて、コンピュータ読取可能媒体1114またはこれら任意の部分は、キャッシュおよび/または汎用レジスタ・ファイルによくあるように、プロセッサ1112へ統合されうる。
トランシーバ1106は、送信機能および/または受信機能を提供しうる。この送信機能は、無線媒体による送信のために、データとともにキャリアを変調し、受信機能は、データを復元するために、無線媒体によって受信したキャリアを復調する。トランシーバ1106はまた、例えば、RFフロンド・エンド処理、アナログ/デジタル処理、タイミングおよび周波数推定、チャネル推定、変調符号化スキーム(MCS)等のようなその他さまざまな機能を提供する。
プロセッサ1112は、コンピュータ読取可能媒体1114に格納されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理機能を提供する。ソフトウェアは、プロセッサ1112によって実行された場合、処理システム1104に対して、本開示にわたって示されるさまざまな機能を実行させるための命令群を含む。
本明細書に記載された機能および方法は、無線デバイスにおけるさまざまなモジュールによって実現されうる。本開示で使用されるように、用語「モジュール」は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかを称することが意図される。例によれば、モジュールは、プロセス、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、アプリケーション、ルーチン、サブルーチン、コードまたは命令群のブロック、プロセッサ1112またはその他の処理デバイスによって実行されるその他任意のソフトウェアでありうる。この例では、これらのモジュールは、単一のストレージ・デバイス、複数のストレージ・デバイス、またはその他の媒体を表すコンピュータ読取可能媒体1114に存在しうる。例によれば、モジュールは、実行前に、大きなストレージ・デバイスからRAMへとロードされうる。実行中、プロセッサ1112は、アクセス速度を高めるために、モジュールまたはその任意の一部をキャッシュへロードしうる。その後、プロセッサ1112による実行のために、1または複数のキャッシュ・ラインが、汎用レジスタ・ファイルへロードされうる。ソフトウェア・アプリケーションにおけるモジュールの機能を称する場合、そのような機能は、モジュールまたはその任意の一部を実行するときに、プロセッサ1112によって実現されうることが理解されるだろう。
図12に移って、イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていない場合、アップリンクSC−FDMAシンボルを送信することを容易にするシステム1200が例示される。例えば、システム1100は、送信機、アクセス端末、無線デバイス、UE等の中に少なくとも部分的に存在しうる。図示するように、システム1200は、プロセッサ、ソフトウェア、または(例えば、ファームウェアのような)これら組み合わせによって実現される機能を表しうる。システム1200は、電子構成要素からなる論理グループ1202を含む。論理グループ1202は、イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされているかを判定するためのモジュール1204を含みうる。さらに、論理グループ1202は、サブフレーム内の連続した2つのスロットからのSC−FDMAシンボルを、シンボル・ストリームに結合するためのモジュール1206を含みうる。さらに、論理グループ1202は、シンボル・ストリーム内のシンボルを、ペアに分割するためのモジュール1208を含みうる。論理グループ1202はまた、1番目のシンボルと、2番目のシンボルの関数とを、第1のアンテナで送信するためのモジュール1210を含みうる。論理グループ1202はさらに、2番目のシンボルと、1番目のシンボルの関数とを、第2のアンテナで送信するためのモジュール1212を含みうる。さらに、システム1200は、電子構成要素1204、1206、1208、1210および1212に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1214を含みうる。メモリ1214の外側にあるとして示されているが、電子構成要素1204、1206、1208、1210、1212は、メモリ1214内に存在しうることが理解されるべきである。
図13は、イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされている場合に、アップリンクSC−FDMAシンボルを送信することを容易にするシステム1300を示す。例えば、システム1300は、送信機、アクセス端末、無線デバイス、UE等の中に少なくとも部分的に存在することができる。図示するように、システム1300は、プロセッサ、ソフトウェア、または(例えば、ファームウェアのような)これらの組み合わせによって実現される機能を表しうる。システム1300は、電子構成要素からなる論理グループ1302を含む。論理グループ1302は、スロット内の最初の4つのシンボルを、2つのペアに分割するためのモジュール1304を含みうる。さらに、論理グループ1302は、5番目のシンボルを2分割するためのモジュール1306を含みうる。さらに、論理グループ1302は、1番目のシンボルと、2番目のシンボルの関数とを第1のアンテナで送信するためのモジュール1308を含みうる。論理グループ1302はまた、2番目のシンボルと、1番目のシンボルの関数とを第2のアンテナで送信するためのモジュール1310を含みうる。論理グループ1302はさらに、2等分の1番目の関数を、第1のアンテナで送信し、2等分の2番目の関数を、第2のアンテナで送信するためのモジュール1312を含みうる。さらに、システム1300は、電子構成要素1304、1306、1308、1310および1312に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1314を含みうる。メモリ1314の外側にあると示されているが、電子構成要素1304、1306、1308、1310、1312は、メモリ1314内に存在しうることが理解されるべきである。
開示された処理におけるステップの具体的な順序または階層は、典型的なアプローチの例であることが理解される。設計選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、本開示のスコープ内であることを保ちながら、再構成されうることが理解される。方法請求項は、さまざまなステップの要素を、サンプル順で示しており、示された具体的な順序または階層に限定されないことが意味される。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書で開示された実施形態に関連して記載された例示的なさまざまな論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップは、電子的なハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれら両方の組み合わせとして実現されることを認識するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記述された。それら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定のアプリケーションおのおのに応じて変化する方法で上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示された実施形態に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを 用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサとしてマイクロプロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは順序回路を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロプロセッサ、またはその他任意のこのような構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することも可能である。
本明細書で開示された実施形態に関して記述された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、あるいはこれら2つの組み合わせによって具体化されうる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に収納されうる。典型的な記憶媒体は、この記憶媒体から情報を読み取ったり、この記憶媒体に情報を書き込むことができるプロセッサのようなプロセッサに接続される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在することができる。ASICは、ユーザ端末内に存在することもできる。あるいはプロセッサと記憶媒体とは、ユーザ端末内のディスクリート部品として存在することができる。
開示された実施形態の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。これら実施形態に対する様々な変形例もまた、当業者には明らかであって、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の主旨または範囲から逸脱することなく他の例にも適用されうる。このように、本発明は、本明細書で示された実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
アップリンクSC−FDMAシンボルを送信する方法であって、
イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされているかを判定することと、
イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていないと判定されると、
サブフレーム内の連続した2つのスロットからのSC−FDMAシンボルを、シンボル・ストリームに結合することと、
前記シンボル・ストリーム内のシンボルを、ペアに分けることと、
各ペアについて、1番目のシンボルと、2番目のシンボルの関数とを、第1のアンテナで送信することと、
各ペアについて、前記2番目のシンボルと、前記1番目のシンボルの関数とを、第2のアンテナで送信することと
を備える方法。
[C2]
前記2番目のシンボルの関数は、前記2番目のシンボルの時間反転複素共役であるC1に記載の方法。
[C3]
前記1番目のシンボルの関数は、前記1番目のシンボルの時間反転複素共役のネガティブであるC1に記載の方法。
[C4]
イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていると判定されると、スロット内の最初の4つのシンボルを、2つのペアに分けることと、
5番目のシンボルを2等分に分割することと、
各ペアについて、前記1番目のシンボルと、前記2番目のシンボルの関数とを、第1のアンテナで送信することと、
各ペアについて、前記2番目のシンボルと、前記1番目のシンボルの関数とを、第2のアンテナで送信することと、
前記5番目のシンボルについて、前記2等分のうちの1番目の関数を前記第1のアンテナで送信し、前記2等分のうちの2番目の関数を前記第2のアンテナで送信することと
をさらに備えるC1に記載の方法。
[C5]
前記2等分のうちの1番目の関数はIFFT(DFT[a(m1),a(m2)]))であり、a(m1)およびa(m2)は、前半および後半であるC4に記載の方法。
[C6]
前記2等分のうちの2番目の関数はIFFT(DFT[a(m1),−a(m2)])) であり、a(m1)およびa(m2)は、前半および後半であるC4に記載の方法。
[C7]
前記アップリンクSC−FDMAシンボルは、LTE PUSCHチャネルで送信されるC1に記載の方法。
[C8]
前記アップリンクSC−FDMAシンボルは、拡張サイクリック・プレフィクスを用いて送信されるC1に記載の方法。
[C9]
アップリンクSC−FDMAシンボルを送信するシステムであって、
イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされているかを判定する手段と、
イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていないと判定されると、
サブフレーム内の連続した2つのスロットからのSC−FDMAシンボルを、シンボル・ストリームに結合する手段と、
前記シンボル・ストリーム内のシンボルを、ペアに分ける手段と、
各ペアについて、1番目のシンボルと、2番目のシンボルの関数とを、第1のアンテナで送信する手段と、
各ペアについて、前記2番目のシンボルと、前記1番目のシンボルの関数とを、第2のアンテナで送信する手段と
を備えるシステム。
[C10]
前記2番目のシンボルの関数は、前記2番目のシンボルの時間反転複素共役であるC9に記載のシステム。
[C11]
前記1番目のシンボルの関数は、前記1番目のシンボルの時間反転複素共役のネガティブであるC9に記載のシステム。
[C12]
イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていると判定されると、スロット内の最初の4つのシンボルを、2つのペアに分ける手段と、
5番目のシンボルを2等分に分割する手段と、
各ペアについて、前記1番目のシンボルと、前記2番目のシンボルの関数とを、第1のアンテナで送信する手段と、
各ペアについて、前記2番目のシンボルと、前記1番目のシンボルの関数とを、第2のアンテナで送信する手段と、
前記5番目のシンボルについて、前記2等分のうちの1番目の関数を前記第1のアンテナで送信し、前記2等分のうちの2番目の関数を前記第2のアンテナで送信する手段と
をさらに備えるC9に記載のシステム。
[C13]
前記2等分のうちの1番目の関数はIFFT(DFT[a(m1),a(m2)]))であり、a(m1)およびa(m2)は、前半および後半であるC12に記載のシステム。
[C14]
前記2等分のうちの2番目の関数はIFFT(DFT[a(m1),−a(m2)])) であり、a(m1)およびa(m2)は、前半および後半であるC12に記載のシステム。
[C15]
前記アップリンクSC−FDMAシンボルは、LTE PUSCHチャネルで送信されるC9に記載のシステム。
[C16]
前記アップリンクSC−FDMAシンボルは、拡張サイクリック・プレフィクスを用いて送信されるC9に記載のシステム。
[C17]
アップリンクSC−FDMAシンボルを送信するシステムであって、
第1のアンテナと、
第2のアンテナと、
シンボル・ペアを分け、各ペアにおける1番目のシンボルと、2番目のシンボルの関数とを、第1のアンテナで送信し、各ペアにおける前記2番目のシンボルと、前記1番目のシンボルの関数とを、第2のアンテナで送信するように構成された送信ダイバーシティ・モジュールと
を備えるシステム。
[C18]
前記2番目のシンボルの関数は、前記2番目のシンボルの時間反転複素共役のネガティブであるC17に記載のシステム。
[C19]
前記1番目のシンボルの関数は、前記1番目のシンボルの時間反転複素共役のネガティブであるC17に記載のシステム。
[C20]
前記送信ダイバーシティ・モジュールはさらに、スロット内の最初の4つのシンボルを、2つのペアに分け、5番目のシンボルを2等分に分割し、各ペアについて、前記1番目のシンボルと、前記2番目のシンボルの関数とを、第1のアンテナで送信し、各ペアについて、前記2番目のシンボルと、前記1番目のシンボルの関数とを、第2のアンテナで送信し、前記5番目のシンボルについて、前記2等分のうちの1番目の関数を前記第1のアンテナで送信し、前記2等分のうちの2番目の関数を前記第2のアンテナで送信するように構成されたC17に記載のシステム。
[C21]
前記2等分のうちの1番目の関数はIFFT(DFT[a(m1),a(m2)]))であり、a(m1)およびa(m2)は、前半および後半であるC20に記載のシステム。
[C22]
前記2等分のうちの2番目の関数はIFFT(DFT[a(m1),−a(m2)])) であり、a(m1)およびa(m2)は、前半および後半であるC20に記載のシステム。
[C23]
前記アップリンクSC−FDMAシンボルは、LTE PUSCHチャネルで送信されるC17に記載のシステム。
[C24]
前記アップリンクSC−FDMAシンボルは、拡張サイクリック・プレフィクスを用いて送信されるC17に記載のシステム。
[C25]
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、
イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされているかを判定するためのコードと、
イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていないと判定されると、サブフレーム内の連続した2つのスロットからのSC−FDMAシンボルを、シンボル・ストリームに結合するためのコードと、
前記シンボル・ストリーム内のシンボルを、ペアに分けるためのコードと、
各ペアについて、1番目のシンボルと、2番目のシンボルの関数とを、第1のアンテナで送信するためのコードと、
各ペアについて、前記2番目のシンボルと、前記1番目のシンボルの関数とを、第2のアンテナで送信するためのコードと
を備えるコンピュータ・プログラム製品。
[C26]
前記2番目のシンボルの関数は、前記2番目のシンボルの時間反転複素共役のネガティブであるC25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C27]
前記1番目のシンボルの関数は、前記1番目のシンボルの時間反転複素共役のネガティブであるC25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C28]
前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、
イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていると判定されると、スロット内の最初の4つのシンボルを、2つのペアに分けるためのコードと、
5番目のシンボルを2等分に分割するためのコードと、
各ペアについて、前記1番目のシンボルと、前記2番目のシンボルの関数とを、第1のアンテナで送信するためのコードと、
各ペアについて、前記2番目のシンボルと、前記1番目のシンボルの関数とを、第2のアンテナで送信するためのコードと、
前記5番目のシンボルについて、前記2等分のうちの1番目の関数を前記第1のアンテナで送信し、前記2等分のうちの2番目の関数を前記第2のアンテナで送信するためのコードと
をさらに備えるC25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C29]
前記2等分のうちの1番目の関数はIFFT(DFT[a(m1),a(m2)]))であり、a(m1)およびa(m2)は、前半および後半であるC25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C30]
前記2等分のうちの2番目の関数はIFFT(DFT[a(m1),−a(m2)])) であり、a(m1)およびa(m2)は、前半および後半であるC28に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C31]
前記アップリンクSC−FDMAシンボルは、LTE PUSCHチャネルで送信されるC25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C32]
前記アップリンクSC−FDMAシンボルは、拡張サイクリック・プレフィクスを用いて送信されるC25に記載のコンピュータ・プログラム製品。

Claims (24)

  1. 拡張サイクリック・プレフィクスを使用してアップリンクSC−FDMAシンボルを送信する方法であって、
    イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされているか否かを判定することと、
    イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていないと判定された場合、サブフレーム内の連続した2つのスロットからのSC−FDMAシンボルを、シンボル・ストリームに結合することと、
    前記シンボル・ストリーム内のシンボルを、ペアに分けることと、
    各ペアについて、2番目のシンボルの関数と、1番目のシンボルとを、第1のアンテナで送信することと、
    各ペアについて、前記1番目のシンボルの関数と、前記2番目のシンボルとを、第2のアンテナで送信することと
    を備える方法。
  2. 前記2番目のシンボルの関数は、前記2番目のシンボルの時間反転複素共役である請求項1に記載の方法。
  3. 前記1番目のシンボルの関数は、前記1番目のシンボルの時間反転複素共役のネガティブである請求項1に記載の方法。
  4. イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていると判定された場合、サブフレーム内の連続した2つのスロットを、それぞれのスロットにおける5つのSC−FDMAシンボル同士が順に1対1で結合されるように結合し、前記結合されたスロット内の5つのシンボルのうち、最初の4つのシンボルを、2つのペアに分けることと、
    5番目のシンボルを2等分に分割することと、
    各ペアについて、前記2番目のシンボルの関数と、前記1番目のシンボルとを、第1のアンテナで送信することと、
    各ペアについて、前記1番目のシンボルの関数と、前記2番目のシンボルとを、第2のアンテナで送信することと、
    前記5番目のシンボルについて、前記2等分のうちの1番目の関数を前記第1のアンテナで送信し、前記2等分のうちの2番目の関数を前記第2のアンテナで送信することと
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  5. 前記2等分のうちの1番目の関数はIFFT(DFT[a(m1),a(m2)]))であり、a(m1)およびa(m2)は、前半および後半である請求項4に記載の方法。
  6. 前記2等分のうちの2番目の関数はIFFT(DFT[a(m1),−a(m2)]))であり、a(m1)およびa(m2)は、前半および後半である請求項4に記載の方法。
  7. 前記アップリンクSC−FDMAシンボルは、LTE PUSCHチャネルで送信される請求項1に記載の方法。
  8. 前記アップリンクSC−FDMAシンボルは、拡張サイクリック・プレフィクスを用いて送信される請求項1に記載の方法。
  9. 拡張サイクリック・プレフィックスを使用してアップリンクSC−FDMAシンボルを送信するシステムであって、
    イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされているか否かを判定する手段と、
    イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていないと判定された場合、
    サブフレーム内の連続した2つのスロットからのSC−FDMAシンボルを、シンボル・ストリームに結合する手段と、
    前記シンボル・ストリーム内のシンボルを、ペアに分ける手段と、
    各ペアについて、2番目のシンボルの関数と、1番目のシンボルとを、第1のアンテナで送信する手段と、
    各ペアについて、前記1番目のシンボルの関数と、前記2番目のシンボルとを、第2のアンテナで送信する手段と
    を備えるシステム。
  10. 前記2番目のシンボルの関数は、前記2番目のシンボルの時間反転複素共役である請求項9に記載のシステム。
  11. 前記1番目のシンボルの関数は、前記1番目のシンボルの時間反転複素共役のネガティブである請求項9に記載のシステム。
  12. イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていると判定された場合、サブフレーム内の連続した2つのスロットを、それぞれのスロットにおける5つのSC−FDMAシンボル同士が順に1対1で結合されるように結合し、前記結合されたスロット内の5つのシンボルのうち、最初の4つのシンボルを、2つのペアに分ける手段と、
    5番目のシンボルを2等分に分割する手段と、
    各ペアについて、前記2番目のシンボルの関数と、前記1番目のシンボルとを、第1のアンテナで送信する手段と、
    各ペアについて、前記1番目のシンボルの関数と、前記2番目のシンボルとを、第2のアンテナで送信する手段と、
    前記5番目のシンボルについて、前記2等分のうちの1番目の関数を前記第1のアンテナで送信し、前記2等分のうちの2番目の関数を前記第2のアンテナで送信する手段と
    をさらに備える請求項9に記載のシステム。
  13. 前記2等分のうちの1番目の関数はIFFT(DFT[a(m1),a(m2)]))であり、a(m1)およびa(m2)は、前半および後半である請求項12に記載のシステム。
  14. 前記2等分のうちの2番目の関数はIFFT(DFT[a(m1),−a(m2)]))であり、a(m1)およびa(m2)は、前半および後半である請求項12に記載のシステム。
  15. 前記アップリンクSC−FDMAシンボルは、LTE PUSCHチャネルで送信される請求項9に記載のシステム。
  16. 前記アップリンクSC−FDMAシンボルは、拡張サイクリック・プレフィクスを用いて送信される請求項9に記載のシステム。
  17. 拡張サイクリック・プレフィクスを使用してアップリンクSC−FDMAシンボルを送信する方法を実施するためのコードを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされているか否かを判定するためのコードと、
    イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていないと判定された場合、サブフレーム内の連続した2つのスロットからのSC−FDMAシンボルを、シンボル・ストリームに結合するためのコードと、
    前記シンボル・ストリーム内のシンボルを、ペアに分けるためのコードと、
    各ペアについて、2番目のシンボルの関数と、1番目のシンボルとを、第1のアンテナで送信するためのコードと、
    各ペアについて、前記1番目のシンボルの関数と、前記2番目のシンボルとを、第2のアンテナで送信するためのコードと
    記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
  18. 前記2番目のシンボルの関数は、前記2番目のシンボルの時間反転複素共役のネガティブである請求項17に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  19. 前記1番目のシンボルの関数は、前記1番目のシンボルの時間反転複素共役のネガティブである請求項17に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  20. イントラ・サブ・フレーム周波数ホッピングがイネーブルされていると判定された場合、サブフレーム内の連続した2つのスロットを、それぞれのスロットにおける5つのSC−FDMAシンボル同士が順に1対1で結合されるように結合し、前記結合されたスロット内の5つのシンボルのうち、最初の4つのシンボルを、2つのペアに分けるためのコードと、
    5番目のシンボルを2等分に分割するためのコードと、
    各ペアについて、前記2番目のシンボルの関数と、前記1番目のシンボルとを、第1のアンテナで送信するためのコードと、
    各ペアについて、前記1番目のシンボルの関数と、前記2番目のシンボルとを、第2のアンテナで送信するためのコードと、
    前記5番目のシンボルについて、前記2等分のうちの1番目の関数を前記第1のアンテナで送信し、前記2等分のうちの2番目の関数を前記第2のアンテナで送信するためのコードと
    をさらに記録した請求項17に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  21. 前記2等分のうちの1番目の関数はIFFT(DFT[a(m1),a(m2)]))であり、a(m1)およびa(m2)は、前半および後半である請求項17に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  22. 前記2等分のうちの2番目の関数はIFFT(DFT[a(m1),−a(m2)]))であり、a(m1)およびa(m2)は、前半および後半である請求項20に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  23. 前記アップリンクSC−FDMAシンボルは、LTE PUSCHチャネルで送信される請求項17に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  24. 前記アップリンクSC−FDMAシンボルは、拡張サイクリック・プレフィクスを用いて送信される請求項17に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
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