JP5335891B2 - タイル処理および割当処理のための装置および方法 - Google Patents

タイル処理および割当処理のための装置および方法 Download PDF

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Description

優先権主張
本願は、2008年4月1日に出願され、本願の譲受人に譲渡され、“TILE AND ASSIGNMENT PROCESSING”と題され、本明細書において参照によって明確に組み込まれた米国仮出願60/041,293の優先権を主張する。
本開示は、一般に、タイル処理および割当処理のための装置および方法に関し、さらに詳しくは、改善されたパフォーマンスのために、タイル・ベースの処理を、割当ベースの処理と同期させるために、タイル・ベースの処理で処理されたタイルを考慮することに関する。
通信システムでは、変調シンボルが、周波数領域および時間領域で処理される。例えば直交周波数分割多重化(OFDM)システムのようないくつかの通信システムでは、一例として、これらの領域は、周波数および時間における隣接領域である「タイル」と称されるものに分割されうる。例えば、タイルは、8つの連続するOFDMシンボルに対して、16のサブキャリア周波数を備える。
一例として、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)のようなOFDMシステムでは、アップリンクのためにモバイル局に割り当てられたリソース割当は、通常、さまざまなタイルに分割される。受信されたOFDM信号のリソース割当処理は、誤り訂正復号の準備時に、コードワード単位で実行される。しかしながら、OFDMシンボルは、時間順(すなわち、シンボル)ではなく、周波数でスキャンされるので、単一のコードワードのための情報(または、UMBにおけるサブ・パケット)を搬送するさまざまなタイルのすべてにおける変調またはタイル処理は、チャネル推定および信号最大化によって、あるいは、例えば、割当処理前の最大比結合(MRC)または最小平均二乗誤差(MMSE)のような技術によるノイズ・フィルタリングによって処理される必要がある。さらに、いくつかのシステムでは、所与の任意のタイルが、複数のサブ・パケットの一部分を含み、それぞれのモバイル・ユニットからの複数のレイヤを含みうる。ここで、複数のレイヤは、MIMO(複数入力複数出力)伝送技術を用いて、受信機において分離可能な同じ周波数および時間の領域である。したがって、1つのレイヤの1つの割当処理のためのタイルはまた、別のレイヤの別の割当処理のためにも必要とされる。これによって、タイル処理が2倍になる。したがって、特定のレイヤにおける特定のサブ・パケットを処理するために、どのタイルがタイル処理される必要があるかを決定することは、複雑になる。したがって、処理の最適化、および、タイルの2重処理の回避のために、タイル処理および割当処理を同期または調整するニーズが存在する。
態様によれば、通信デバイスにおけるタイル処理動作と割当処理動作との間の通信のための方法が開示される。この方法は、割当ジョブが分割された複数のタイルを処理することを含む。ここで、少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードは、複数のタイルのうちの少なくとも一部から構成される。この方法はさらに、複数のタイルからのそれぞれのタイルが処理された場合、複数のタイルからのそれぞれのタイルに対応するビット・インジケータをアサートすることと、少なくとも1つのリソース割当ジョブの割当処理の間、少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するビット・インジケータがアサートされたかを判定することとを含む。さらに、この方法は、少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するすべてのビット・インジケータがアサートされた場合、割当ジョブを処理することを含む。
別の態様によれば、通信デバイスにおいて、タイル処理および割当処理を同期させるための装置が開示される。この装置は、受信した複数のタイルのうちの1または複数のタイルをタイル処理するように構成された少なくとも1つのタイル処理ユニットと、割当ジョブを処理するように構成された少なくとも1つの割当処理ユニットとを含む。ここでは、少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードは、複数のタイルのうちの処理されたタイルのうちの少なくとも一部分から構成される。この装置はまた、複数のアサート可能なビット・インジケータを有するタイル処理スコアカードを含んでいる。ここでは、タイル処理スコアカードにおけるおのおののビット・インジケータが、対応するタイルに割り当てられる。この対応するタイルは、少なくとも1つのタイル処理ユニットによって処理され、少なくとも1つのタイル処理ユニットがタイルを処理した場合、少なくとも1つのタイル処理ユニットによるアサートが可能となる。さらに、少なくとも1つのタイル処理ユニットによって特定のタイルが処理されたかを判定するために、複数のビット・インジケータのうちの1または複数は、少なくとも1つの割当処理ユニットによるアクセスが可能となる。これによって、割当ジョブに関連付けられたタイルが、少なくとも1つのタイル処理ユニットによって処理されたと判定された場合、少なくとも1つの割当処理ユニットは、割当ジョブの処理を開始できるようになる。
別の態様では、通信デバイスにおいて、タイル処理動作および割当処理動作を同期させるための装置が開示される。この装置は、割当ジョブが分割された複数のタイルを処理する手段を含む。ここで、少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードは、複数のタイルのうちの少なくとも一部から構成される。複数のタイルからのそれぞれのタイルが処理された場合、複数のタイルからのそれぞれのタイルに対応するビット・インジケータをアサートする手段もまた、この装置に含まれる。さらに、この装置は、少なくとも1つのリソース割当ジョブの割当処理の間、少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するビット・インジケータがアサートされたかを判定する手段と、少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するすべてのビット・インジケータがアサートされた場合、割当ジョブを処理する手段とを含む。
1つのさらなる態様では、コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品が開示される。このコンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに対して、通信システムにおいて動作可能な通信デバイスによって受信された割当ジョブが分割された複数のタイルを処理させるためのコードを含む。ここで、少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードは、複数のタイルのうちの少なくとも一部から構成される。このコンピュータ読取可能媒体はまた、コンピュータに対して、複数のタイルからのそれぞれのタイルが処理された場合、複数のタイルからのそれぞれのタイルに対応するビット・インジケータをアサートさせるためのコードを含む。さらに、このコンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに対して、少なくとも1つのリソース割当ジョブの割当処理の間、少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するビット・インジケータがアサートされたかを判定させるためのコードと、コンピュータに対して、少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するすべてのビット・インジケータがアサートされた場合、割当ジョブを処理させるためのコードとを含む。
図1は、多元接続無線通信システムの一例を示す。 図2は、通信システムのブロック図である。 図3は、通信信号のための周波数領域および時間領域を横切るタイルの配置を例示する。 図4は、タイル処理および割当処理を同期させるメカニズムを適用し、通信信号の復調および復号を行う装置のブロック図である。 図5は、典型的なタイル処理スコアカードを例示する。 図6は、通信システムにおいて、タイルと、タイルがどのようにして割当と相関しているのかとを例示する。 図7は、複数のタイル処理ユニットを備えた図4の装置の代替構成の実例である。 図8は、2つのタイプの処理の間の同期を達成するタイル処理および割当処理の方法のフロー図を例示する。 図9は、通信デバイスにおけるタイル処理および割当処理の同期のために使用される別の装置を例示する。
これら図面のうちのいくつかにわたる同一の符号は、同一の部分を示していることが注目される。
本開示によれば、変調またはタイル・ベースの処理および割当ベースの処理を同期させる方法および装置が開示される。これによって、これら2タイプの処理の独立性を最大にする。また、改善されたパフォーマンスのための、複数の変調またはタイル・プロセッサを含むアーキテクチャを可能にする。
態様では、開示された方法および装置は、タイルのフレーム内の1つの物理的なタイルをそれぞれ表すために使用されるビットを有するタイル処理スコアカードを適用する。タイル・スコアカード内の対応するおのおののビットがアサートされると、タイル処理の状態が、連続的に考慮される。そして、現在のまたは複数のペンディングの割当ジョブに対応するタイルが処理されたかを判定するために検査される。このように、タイル処理は、タイル処理および割当処理が、互いに独立を維持したまま、割当処理との同期が図られる。タイル処理スコアカードの検査から判定されたように、必要なタイルが、割当ジョブのために利用可能になった場合、割当ジョブが実行される。タイル・プロセッサと割当プロセッサとの両方が、タイル処理スコアカードにアクセスできるので、このタイル処理スコアカードは、高速化のために、複数のタイル処理エンジンが、タイル処理タスクを分割するように設定されたり、あるいは、複数の割当処理エンジンが、割当処理タスクを分割するような、より一般的なメカニズムとして使用することもできる。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびロー・チップ・レート(LCR)を含んでいる。cdma2000はIS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現することができる。OFDMAネットワークは、例えば、ウルトラ・モバイル帯域幅(UMB)、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM等のようなラジオ技術を実現することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明瞭さのために、これら技術のうちのある態様が、以下では、UMBについて説明されており、UMB用語が、以下の説明の多くで使用されている。
本発明はUMBシステムにおける使用について記載されているが、開示された概念は、動作が段階的に行われる他の通信システムにも当てはまる。例えば、開示された概念は、LTEのように、復号またはその他の動作の前にタイルとは異なる領域が処理される他のシステムに対して、あるいは、複数のコードワードが割当毎に使用される他のシステムに対しても当てはまる。さらに、上述したように、本開示は、例えばUMBのようなOFDMベースのシステムに限定される必要はない。
図1に示すように、本方法および装置が適用される多元接続無線通信システムの例が示される。アクセス・ポイント100(AP)は、複数のアンテナ・グループを含んでいる。1つは104、106を含み、他のものは108、110を含み、さらに他のものは112、114を含む。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、それより多くまたはそれより少ないアンテナが利用されうる。アクセス端末116(AT)はアンテナ112およびアンテナ114と通信しており、アンテナ112、114は、ダウンリンクすなわち順方向リンク120でアクセス端末116に情報を送信し、アップリンクすなわち逆方向リンク118でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122は、アンテナ106、108と通信しており、アンテナ106、108は、順方向リンク126でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124でアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124、126は、通信のために異なる周波数を使用することができる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、しばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。態様では、アンテナ・グループは各々、アクセス・ポイント100によってカバーされた領域のセクタ内のアクセス端末に通信するように設計される。
アクセス・ポイントは、端末と通信するために使用される固定局であり、アクセス・ポイント、ノードB、あるいはその他幾つかの専門用語でも称されうる。アクセス端末はまた、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、あるいはその他いくつかの専門用語で称されうる。
図2は、空間ダイバーシティ多重化を提供するMIMOシステム200における(アクセス・ポイントとしても知られている)送信機システム210および(アクセス端末としても知られている)受信機システム250の例を示すブロック図である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリーム用のトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供される。
態様では、データ・ストリームはおのおのの、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符合化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符合化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符合化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、あるいはM−QAM等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理するTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。ある態様では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボルに対して、および、シンボルが送信されるアンテナに対して、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、N個のアンテナ224a乃至224tそれぞれから送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供される。おのおのの受信機254は、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符合化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
図3は、タイルに分割されたOFDMの部分、および、そのようなタイルを読む周波数順の例を示す。この例で例示されるように、論理的なタイル302は、周波数および時間の隣接領域であり、8つのOFDMシンボルに対して、16のサブキャリアまたはトーンを含むように示されている。タイル302は、例えばUMBのようなある通信システムを例示するために「論理タイル」と称されることが注目される。ここでは、オリジナルの物理タイルが、送信ダイバーシティのために周波数ホップされうる。したがって、受信されたタイルの順序は、オリジナルのタイルの順序(すなわち、物理的なタイル順序)とは必ずしも同じである必要はない。このホッピングは、例えばUMBのようなあるタイプの通信システムにのみ典型的である。
この例において、簡潔のために、3つの論理タイル302、304、306のみが図3において示されている。OFDMシンボルは、時間シーケンスで受信されるので、このシンボル内の各サブキャリアの周波数データは、垂直矢印308によって例示されているように、指定された順にスキャンされ処理される。したがって、第1のOFDMシンボルの論理タイル302、304、306に対するサブキャリアは、次のシンボルの前にスキャンされる。そして、複数のタイルの一部が、タイル全体が処理される前に処理されるであろうことが明らかとなる。第1のOFDMシンボルの周波数順の処理の後、処理は、次に、破線矢印310に示すように、次のシンボルの第1のサブキャリアで始まる。タイルが完全にスキャンされる(つまり、8つすべてのOFDMシンボルのすべてのサブキャリアがスキャンされる)まで、この手順を繰り返す。
用語「タイル」のように、図3の例がUMB関連用語で記載されることがさらに注目される。LTEシステムでは、例えば、タイルの概念と等化な概念は、「リソース・ブロック」と称される。したがって、以下の記載では、タイル処理の構成要素および動作は、LTEシステムにおけるリソース・ブロック処理の態様に適用される。他のシステムは異なる用語を使用するかもしれないが、ここで開示された概念は、段階的な動作を有する任意の異ステムに対して適用することが可能である。そのようなシステムは、復号またはその他の動作の前に処理(例えば、復調)される周波数領域および/または時間領域を有している。
図4は、タイル処理および割当処理を同期させるメカニズムを使用する、通信信号の復調および復号のための装置400を例示する。単なる一例として、装置400は、例えば送信機システム210のような基地局において適応され、さらに詳しくは、送信機システム210の復調器240およびRXデータ・プロセッサ242に関連付けられている。別の例として、装置400はまた、例えば受信機システム250、さらに詳しくは、RXデータ・プロセッサ280において適用されうる。
装置400は、入力402に示すように、タイル・メモリから、データおよびパイロット・サンプルの入力を受け取る。この入力402は、タイル処理ユニット404に提供され、そこで復調される。処理ユニット404は特に、チャネル推定ブロック406を含んでいる。チャネル推定ブロック406は、入力402からサンプルを受け取り、この入力サンプル内のパイロット・トーンを用いて、チャネル推定を実行する。このデータはまた、MMSE、MRC、LLSE、またはその他の処理のうちの少なくとも1つを実行するために、ブロック408へ提供され、受信信号の雑音除去および/または検出向上が図られる。これらは、適用可能である場合、MIMOレイヤを分離することを含む。チャネル推定ブロック406およびMMSE/MRCブロック408の両方は、タイル処理制御410に接続されている。タイル処理制御410は、入力サンプル内のタイルの処理を指示するとともに、どのタイルが処理されたかのアカウントを保持する。
どのタイルがタイル処理されたかのアカウントの一部として、装置400は、処理制御410と通信可能に接続されているタイル処理スコアカード412を含む。タイル処理スコアカード412は、フレーム内のどの物理タイルがタイル処理ユニット404によって処理されたかのアカウントを保持するために使用される。すなわち、タイル処理および割当処理を同期させるためのメカニズムである。図5に例示するような1つの例では、タイル処理スコアカードは、アサート可能なビット・エントリ数nを有するビット・レジスタとして、または、フレーム内のタイル数nに対応するフィールドとして設定される。物理タイルがユニット404によって処理された場合、タイル処理制御412は、スコアカード内の物理タイルに対応するビットに対して、アサートされる(すなわち、例えば“0”または“低”のように、タイルが処理されていないことを示す状態から、例えば、“1”または“高”のように、タイルが処理されたことを示す状態へと変更される)ように命じる。図5に例示するように、物理タイル1に対応する第1番目のビット・フィールド502は、物理タイル1が処理されていないことを示す状態“0”で示されている。それに対して、第2番目のビット・フィールド504は、物理タイル2が処理されていることを示す状態“1”にアサートされている。説明するように、タイル処理スコアカード412は、ハードウェア・レジスタとして実現されうる。しかしながら、その代わりに、当業者であれば、スコアカード412はまた、ASIC内のファームウェアによってのみならず、メモリ内に格納されプロセッサによって実行されるソフトウェアとしても実現されることを認識するだろう。
図4に戻って、装置400はまた、タイル処理ユニット404によって処理された復調済みのシンボルを受け取り、格納するメモリ414をも含んでいる。図4の例はまた、MIMOシステム内の別のレイヤにしたがって復調済シンボルを格納するように構成された復調済シンボル・メモリ414をも例示している。特に、メモリ414は、レイヤ0(416)およびレイヤ1(418)に対応するシンボルを格納するために機能的に分割されうる。メモリ414内に格納されたシンボルは、割当処理ユニット420によって読み出される。割当処理ユニット420は、メモリ414内に格納されたシンボルを、割当ジョブに基づいて処理することによって、復号されるべきコードワードを再アセンブルする。
割当処理ユニット420は、タイル処理スコアカード412と通信するように構成された割当ノード制御ユニット422を含んでいる。ユニット422は、1つの態様では、おのおのの特定の割当ジョブのタイルが処理されたかを判定するために、スコアカード412にアクセスすることができる。割当ノード制御ユニット422は、スライサ/LLRユニット(LLRは、ログ尤度比:log likelihood ratioを意味する)424に対して、メモリ414からシンボルを読み取り、コードワードをアセンブルするように命じる。さらに、ユニット420は、バッファ・マネジャ426を含む。バッファ・マネジャ426は、LLRメモリ428内のコードワードのストレージを管理する。コードワードは、受信ビットストリームを復元するために、LLRメモリ428からデコーダ430へと読み出され、その後、さらに、装置400が利用されている(図示しない)通信デバイスの他の部分によって利用される。
代替実装では、スライシング/LLR生成は、タイル処理ユニット404内で実行されることが注目されるべきである。そのような場合、処理ユニット404は、(破線によって代替態様であると示されている)スライサ/LLRユニット424を含む。スライサ/LLRユニット424は、MMSE/MRCユニット408によって提供される。したがって、メモリ414は、復調されたシンボル値ではなく、LLR値を含むだろう。そして、割当処理ユニット420はもはや、スライサ/LLRユニット424を含まないだろう。さらに、バッファ・マネジャ426は、デコーダ430のための入力バッファとして動作するLLRメモリ428との同じ接続を保ちながら、(別の接続432によって示されるように)メモリ414と直接的に接続されるだろう。
タイル処理スコアカード412は、受信フレーム(フレームは、予め定めた数のOFDMシンボルである)内の物理タイルのおのおののためにビット・フィールドを提供するように構成されうる。このフレーム内のすべてのタイルがタイル処理され、次のフレームが、タイル処理ユニット404への入力を開始した後、タイル処理スコアカード412がリセットされ、どのタイルも処理されていないことを、すべてのビット・フィールドが示すようになる。このリセットは、一例として、タイル処理制御404、ファームウェア制御スコアカード412、あるいは、例えば(図示しない)DSPのような他のデバイスによって実行される。さらに、図5の例は、単なる典型例であり、スコアカードはさらに、サブタイル(すなわち、タイルの一部分)あるいは、受信信号の周波数領域および時間領域のその他任意の区分を考慮するように構成されうることが注目される。
態様では、タイル処理スコアカード412はまた、割当ジョブのより効率的な処理のためのタイル処理を命じるために、処理制御410によって使用される。これによって、デコーダは、より多くの時間、ビジー状態に居続けるようになる。図6に示すように、1乃至7と付番された多くのタイルと、対応する割当ジョブとが例示されている。特に、おのおののタイルの横には、割当ジョブが処理される前にタイル処理される必要のあるコードワードのうちの少なくとも一部分を有するタイルに対応する割当ジョブ番号が例示されている。例えば、割当ジョブ1は、タイル1(602)、タイル2(604)、タイル4(608)、タイル5(610)およびタイル7(614)にマップされる。したがって、割当ジョブ1を処理するためには、割当ジョブの開始前に、これら5つのタイルすべてが処理されねばならない。さらに、図4のシステムでは、割当ジョブ1の処理が開始された後、スコアカード412内のビット・フィールドがアサートされ、タイル1、2、4、5、7がタイル処理されたことが示される。
図6にさらに示されるように、別の割当ジョブ2は、タイル1(602)、タイル2(604)、タイル3(606)、タイル5(610)、およびタイル6(612)にマップされる。割当ジョブ2が、割当ジョブ1を引き継ぐと、タイル1、2、5が既に、割当ジョブ1のために処理されていることが、スコアカード412から容易に判定されうる。したがって、割当処理ユニットは、これら復調されたタイルが既にメモリ414内に存在しているものと判定しうる。タイル1、2、5は、割当ジョブ1のために既に処理されているので、割当ジョブ2のためにタイル1、2、5を再び処理することを回避するために、タイル処理ユニット404は、スコアカード412内のビット情報を利用することができ、これによって、処理効率を最適化するという点が重要である。
図6の例において理解されるように、割当処理ユニット420が、割当ジョブ3の処理を開始した場合、ジョブ3のタイルのすべて(すなわち、タイル1、3、4、6、および7)が既に処理されており、割当ジョブ3の処理は、さらなるタイル処理なく、直ちに開始されうる。ここで重要なことは、ジョブ割当を共有し、かつ、既に処理されたタイルを利用することによって、タイル処理の順序の優先度付けを行い、割当処理における遅延を低減するために、タイル処理ユニット404がさらに、スコアカード412内の情報を利用することである。したがって、タイル処理は、スコアカード412から判定されるように、どのタイルがすでに処理されているかに基づいて、再び順序付けがなされる。
図7は、図4の装置の代替構成例である。この例において、タイル処理ユニット404の数は、増やすことができ、並列処理によって、タイル処理効率をさらに高めるために、n個の処理ユニット404a乃至404nが利用されることが可能である。ユニット404a乃至404nのおのおのは、処理ユニットがフレーム内のタイルを処理する場合、ビット・フィールド内のビットをアサートするために、スコアカード412と通信可能に接続されている。この例において、スコアカード412は、おのおのタイルがユニット404a乃至404nによって一度だけ処理されたことを保証するのに役に立つ。図示していないが、当業者であれば、スコアカード412は、タイルが処理された複数の割当処理ユニットによる判定を容易にしながら、複数の割当処理ユニットも同様に適用できることもまた認識するであろう。
図8は、2つのタイプの処理間の同期を達成するタイル処理および割当処理のための方法のフローチャートを例示する。図示するように、方法800は、フレームの処理が開始されるブロック802における第1の処理を含む。この処理は、割当が分割される複数のタイルのタイル処理を含む。ここで、少なくとも1つのコードワードは、複数のタイルのうちの少なくとも一部分から構成される。ブロック802はさらに、例えば、メモリ414に格納された復調済シンボル(すなわち、処理済タイル)を処理する処理ユニット420の動作のような、処理済タイルの割当処理をも含む。ブロック804では、複数のビット・インジケータからの少なくとも1つのビット・インジケータが、アサートされる。ここでは、それぞれのタイルがタイル処理された場合、ビット・インジケータのおのおのは、タイル処理されるべき複数のタイルからのそれぞれのタイルに対応している。一例として、処理ユニット404およびタイル処理スコアカード412が、ブロック802、804の処理を実施する。より具体的な例において、ブロック802、804の処理は、チャネル推定ユニット406、MMSE/MRCユニット408、およびタイル処理制御410によって達成される。タイル処理制御410は、タイル処理スコアカード412内のビット・インジケータをアサートする。
ブロック806は、少なくとも1つの割当ジョブの割当処理をする前に、少なくとも1つのリソース割当ジョブ内のタイルに対応するビット・インジケータがアサートされたかを判定する処理を含む。態様によれば、ブロック806における処理は、割当処理ユニット420によって実行され、さらに詳しくは、タイル処理スコアカード412にアクセスするノード制御422によって実行される。ブロック806は、フロー図においてブロック802およびブロック804と連続して示されているが、当業者であれば、割当ジョブの処理は、割当ジョブに対応するすべてのタイルが処理された後になされるという制限の下、割当処理とタイル処理とは、一般に、タイル処理と割当処理との間の同期を達成するために付随的になされることを認識するであろうことが注目される。したがって、ブロック806の処理は、ブロック804の処理と並行かつ独立してなされ、処理タイプ間の同期を達成するものと考えられる。
ブロック808に示すように、少なくとも1つの割当ジョブに対応するタイルのためのすべてのビット・インジケータがアサートされた場合、リソース割当ジョブが処理される。一例として、ブロック808の処理は、割当処理ユニット420によって実行され、態様では、LLRメモリ428およびデコーダ430による復号の実施も含むことができる。
さらに、方法800は、判定ブロック810に示すように、フレーム内の処理されるべきすべてのタイルが処理されたときを判定または確認することを含む。繰り返すが、ブロック804の処理は、ブロック806のみならずブロック808の処理に対して付随的になされる。したがって、ブロック810における確認は、実際には、タイル処理およびブロック804における処理が、フレームについて完了したかを判定するための確認である。したがって、図8は、これらの処理がフレームについて完了していないのであれば、ブロック804およびタイル処理の動作は、ループによって示されるように、ブロック810からブロック804へ続く。ブロック810において、すべてのタイルが処理されたと判定された場合、ブロック812に示すように、ビット・インジケータがリセットされる。図4で開示された装置のコンテキストでは、これは、タイル処理スコアカード412内のすべてのビット・フィールドをリセットすることに等しい。
また、図8は、どのタイルが処理されたかのみならず、どのタイルが、キューされた割当ジョブに対応するのかを判定するために、ビット・インジケータが使用されるブロック814を例示している。言い換えれば、タイル処理スコアカード412が検査され、どのタイルが既に処理されているのかが考慮される。そして、どのタイルが、キューされた割当ジョブに対応するのかを判定するために、完了されるべき割当ジョブが判定され、検査される。態様では、この処理は、割当処理ユニット420と通信しているタイル処理ユニット404によって実行される(注:この通信接続は、図4には例示されていない)。ブロック816において、ビット・インジケータ状態の現在のアカウントが取得され、現在の割当ジョブが、それぞれのタイルと関連付けられた後、複数のタイルのタイル処理のうちの少なくとも一部が、ビット・インジケータ状態に基づいて順序付けられる。この順序付け処理は、どのタイルがすでにタイル処理されたかを確認することによって、割当ジョブの処理のための時間を最大にするために、タイル処理ユニット404、特にタイル処理制御410によって実行される。
図9は、例えば図2の装置210または装置250、あるいは図4の装置400のような通信デバイスにおけるタイル処理と割当処理の調整または同期のために使用される別の装置902を例示する。装置902は、タイルをタイル処理する手段904を含む。手段904は、例えば、タイルを処理するためのタイル処理制御410、チャネル推定部406、およびMMSE/MRC408を含むタイル処理ユニット404と、復調されたシンボルを格納するための復調メモリ414とによって、あるいは、等価な機能デバイスによって実現される。装置902はまた、装置902内のさまざまな手段またはデバイス間の通信の機能を例示するバス906、あるいは、同様の適切な通信カップリングまたはインタフェースを備えて例示される。
装置902はまた、割当ジョブの割当処理のための手段908を含んでいる。一例として、手段908は、スライサ/LLR424およびバッファ・マネジャ426を含む割当ノード制御420によって、あるいは、同様の機能デバイスによって実現される。手段908はまた、LLRメモリ428、デコーダ430のみならず、復調メモリ414をも含んで実現されうる。
装置902はさらに、それぞれのタイルがタイル処理された場合に、タイル処理されるべき複数のタイルから、おのおののが各タイルに対応している複数のビット・インジケータのうちの少なくとも1つのビット・インジケータをアサートする手段910を含む。複数のビット・インジケータが、ビット・インジケータ手段912内に存在し、バス906を介して手段910によってアサートされる。手段910は、例として、タイル処理制御410によって、あるいは、その他任意の等価な機能デバイスによって実現されることが注目される。それに加えて、タイル処理スコアカード412と関連して説明したようなビット・レジスタ、あるいは、等価なデバイスによって、ビット・インジケータ手段912が実現される。
さらに、装置902は、少なくとも1つの割当ジョブの割当処理をする前に、少なくとも1つのリソース割当ジョブ内のタイルに対応するビット・インジケータがアサートされたかを判定する手段914を含む。態様では、手段914は、バス906を介して、ビット・インジケータ手段912内のビット・インジケータ情報にアクセスする。手段914は、割当ノード制御422によって、あるいは、等価な操作性を有する他のデバイスによって実現される。
さらに、装置902は、手段914によって判定されたように、少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するすべてのビット・インジケータがアサートされた場合、リソース割当ジョブを処理する手段916を含む。手段914は、割当ノード制御422、スライサ/LLR424、およびバッファ・マネジャ426によって、あるいは、等価な操作性を有するデバイスによって実現される。態様では、手段908は、手段914と実質的に同じ手段であるが、説明目的のために分離されていることも注目される。したがって、手段914は、手段908に含まれ、単に1つの機能ブロックとして考えることもできる。
さらに、装置902はまた、ビット・インジケータ手段912をリセットする手段918をも含んでいる。既に説明したように、ビット・インジケータは、おのおののフレームのタイル処理の後にリセットされる。手段918は、タイル処理制御940、タイル処理スコアカード412の内側または外側にあるファームウェア、あるいはその他いくつかのプロセッサによって具体化されうる。
装置902には、アサートされたビット・インジケータおよびキューされた割当ジョブに基づいて、タイル処理の優先度付けまたは順序付けを実行するための代替手段920、922も含まれる。特に手段920は、どのタイルが処理されたのかを、ビット・インジケータ手段912内のビット・インジケータから判定し、どのタイルが、キューされた割当ジョブに対応するのかを判定する手段である。手段922は、手段920によるビット・インジケータおよび割当ジョブの判定に基づいて、複数のタイルのタイル処理のうちの少なくとも一部の順序付け、再順序付け、あるいは優先度付けを行うように構成される。手段920は、タイル処理ユニット404によって、特に、割当処理ユニット420と連携したタイル処理ユニット404内のタイル処理制御410によって実現され、手段922は、タイル処理制御910によって実現される。
さらに、装置902は、例えばDSP924のようなプロセッサと、格納媒体またはメモリ・デバイス926内に格納され、DSP924または装置902内のモジュールの何れかによって実行可能な1または複数のプログラム可能命令群とを含むことが注目される。
既に行った開示から理解されるように、開示された方法および装置は、開示されたように、通信システムにおいて、タイル・ベースの処理および割当ベースの処理の同期化および変調を与える。この同期は、タイル処理の節約、タイル処理および割当処理の独立性の最大化を与え、複数の変調またはタイル・プロセッサを含むアーキテクチャのみならず、改善されたパフォーマンスのための複数の割当またはデコーダ・プロセッサをも考慮する。
本明細書において使用される「典型的な」という用語は、「例、事例、または例示として役立つ」ことを意味することが意図されていることが注目される。本明細書において「典型的な」と記載されている例または態様は、他の例または態様よりも好適であるとも有利であるとも必ずしも解釈される必要はない。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されることを理解するだろう。例えば、上記説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
説明を単純にする目的で、開示されたこれら方法は、一連のまたは多くの動作として示され説明されているが、本明細書に記載されたこれら処理は、幾つかの動作が本明細書で示され記載されたものとは異なる順序で、あるいは他の動作と同時に生じうるので、本明細書に記載された処理は、これら動作の順序によって限定されないことが理解されるべきである。例えば、当業者であれば、これら方法はその代わりに、例えば状態図におけるように、一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることを認識するだろう。さらに、本明細書で開示された主題とする方法にしたがって方法を実現するために、必ずしも例示された全ての動作が必要とされる訳ではない。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書で開示された例に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記述された。それら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定のアプリケーションおのおのに応じて変化する方法で上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示された例に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサとしてマイクロ・プロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは順序回路を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することも可能である。
本明細書で開示された例に関連して記述された方法やアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、または、これらの組み合わせによって具体化される。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に収納されうる。典型的な記憶媒体は、この記憶媒体から情報を読み取ったり、この記憶媒体に情報を書き込むことができるプロセッサのようなプロセッサに接続される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在することができる。ASICは、ユーザ端末内に存在することもできる。あるいはプロセッサと記憶媒体とは、ユーザ端末内のディスクリート部品として存在することができる。
開示された例の前述の記載は、いかなる当業者であっても、ここで開示された装置または方法を製造または使用できるように提供される。これら例に対する様々な変形例もまた、当業者に容易に明らかになるだろう。そして、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく他の例にも適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された例に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
通信デバイスにおけるタイル処理動作と割当処理動作との間の通信のための方法であって、
割当ジョブが分割された複数のタイルを処理することを備え、
少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードが、前記複数のタイルのうちの少なくとも一部から構成され、
前記方法はさらに、
前記複数のタイルからのそれぞれのタイルが処理された場合、前記複数のタイルからのそれぞれのタイルに対応するビット・インジケータをアサートすることと、
少なくとも1つのリソース割当ジョブの割当処理の間、前記少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するビット・インジケータがアサートされたかを判定することと、
前記少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するすべてのビット・インジケータがアサートされた場合、前記割当ジョブを処理することと
を備える方法。
[C2]
前記複数のタイルのうちの1または複数は、複数のレイヤを含むC1に記載の方法。
[C3]
通信システムはOFDMシステムであるC1に記載の方法。
[C4]
前記通信デバイスは、MIMOを使用した受信機であるC1に記載の方法。
[C5]
前記受信機は、少なくとも2つのレイヤにおいて受信するように構成されており、おのおののレイヤは、それぞれモバイル・ユニットに対応し、前記少なくとも2つのレイヤは、同一の周波数およびシンボル時間を有するタイルのうちの少なくとも一部を含むC4に記載の方法。
[C6]
おのおののフレームのタイル処理の開始において、前記ビット・インジケータをリセットすることをさらに備えるC1に記載の方法。
[C7]
前記ビット・インジケータから、どのタイルが処理されたかを判定し、どのタイルが、キューされた割当ジョブに対応するのかを判定することと、
前記ビット・インジケータおよび割当ジョブの判定に基づいて、前記複数のタイルの処理のうちの少なくとも一部を順序付けることと
をさらに備えるC1に記載の方法。
[C8]
前記割当処理は、前記少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードを復号することを含むC1に記載の方法。
[C9]
前記タイル処理は、前記複数のタイルの復調と、ログ尤度比(LLR)の生成とのうちの少なくとも1つを含むC1に記載の方法。
[C10]
通信デバイスにおいて、タイル処理および割当処理を同期させるための装置であって、
受信した複数のタイルのうちの1または複数のタイルをタイル処理するように構成された少なくとも1つのタイル処理ユニットと、
割当ジョブを処理するように構成された少なくとも1つの割当処理ユニットとを備え、
少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードは、前記複数のタイルのうちの処理されたタイルのうちの少なくとも一部分から構成され、
前記装置はさらに、
複数のアサート可能なビット・インジケータを有するタイル処理スコアカードを備え、
前記タイル処理スコアカードにおけるおのおののビット・インジケータが、対応するタイルに割り当てられ、この対応するタイルは、前記少なくとも1つのタイル処理ユニットによって処理され、前記少なくとも1つのタイル処理ユニットがタイルを処理した場合、前記タイル処理スコアカードにおけるおのおののビット・インジケータは、前記少なくとも1つのタイル処理ユニットによってアサートされることが可能であり、
複数のビット・インジケータのうちの1または複数は、前記少なくとも1つのタイル処理ユニットによって特定のタイルが処理されたかを判定するために、前記少なくとも1つの割当処理ユニットによってアクセスされることが可能であり、もって、割当ジョブに関連付けられたタイルが、前記少なくとも1つのタイル処理ユニットによって処理されたと判定された場合、前記少なくとも1つの割当処理ユニットが、前記割当ジョブの処理を開始できるようになる装置。
[C11]
前記複数のタイルのうちの1または複数は、複数のレイヤを含むC10に記載の装置。
[C12]
通信システムはOFDMシステムであるC10に記載の装置。
[C13]
前記通信デバイスはMIMO受信機であるC10に記載の装置。
[C14]
前記MIMO受信機は、少なくとも2つのレイヤにおいて受信するように構成されており、おのおののレイヤは、それぞれモバイル・ユニットに対応し、前記少なくとも2つのレイヤは、同一の周波数およびシンボル時間を有するタイルのうちの少なくとも一部を含み、前記少なくとも1つのタイル処理ユニットは、MIMO技術に基づいて、前記少なくとも2つのレイヤを復調するように構成されたC13に記載の装置。
[C15]
前記通信デバイスによって受信されたおのおののフレームのタイル処理の開始において、前記ビット・インジケータをリセットするように構成されたC10に記載の装置。
[C16]
前記少なくとも1つのタイル処理ユニットはさらに、
前記ビット・インジケータから、どのタイルが処理されたかを判定し、どのタイルが、キューされた割当ジョブに対応するのかを判定し、
前記ビット・インジケータおよび割当ジョブの判定に基づいて、前記複数のタイルの処理のうちの少なくとも一部を順序付ける
ように構成されたC10に記載の装置。
[C17]
前記少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードを復号するように構成されたデコーダをさらに備えるC10に記載の装置。
[C18]
前記少なくとも1つのタイル処理ユニットは、前記複数のタイルの復調と、ログ尤度比(LLR)の生成とのうちの少なくとも1つを行うように構成されたC10に記載の装置。
[C19]
通信デバイスにおいて、タイル処理動作および割当処理動作を同期させるための装置であって、
割当ジョブが分割された複数のタイルを処理する手段を備え、
少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードは、前記複数のタイルのうちの少なくとも一部から構成され、
前記装置はさらに、
複数のタイルからのそれぞれのタイルが処理された場合、前記複数のタイルからのそれぞれのタイルに対応するビット・インジケータをアサートする手段と、
少なくとも1つのリソース割当ジョブの割当処理の間、少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するビット・インジケータがアサートされたかを判定する手段と、
前記少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するすべてのビット・インジケータがアサートされた場合、前記割当ジョブを処理する手段と
を備える装置。
[C20]
前記複数のタイルのうちの1または複数は、複数のレイヤを含むC19に記載の装置。
[C21]
通信システムはOFDMシステムであるC19に記載の装置。
[C22]
前記通信デバイスは、MIMOを使用した受信機であるC19に記載の装置。
[C23]
前記受信機は、少なくとも2つのレイヤにおいて受信するように構成されており、おのおののレイヤは、それぞれモバイル・ユニットに対応し、前記少なくとも2つのレイヤは、同一の周波数およびシンボル時間を有するタイルのうちの少なくとも一部を含み、前記複数のタイルを処理する手段は、MIMO技術に基づいて、前記少なくとも2つのレイヤを復調するように構成されたC22に記載の装置。
[C24]
おのおののフレームのタイル処理の開始において、前記ビット・インジケータをリセットする手段をさらに備えるC19に記載の装置。
[C25]
前記ビット・インジケータから、どのタイルが処理されたかを判定し、どのタイルが、キューされた割当ジョブに対応するのかを判定する手段と、
前記ビット・インジケータおよび割当ジョブの判定に基づいて、前記複数のタイルの処理のうちの少なくとも一部を順序付ける手段と
をさらに備えるC19に記載の装置。
[C26]
前記割当ジョブを処理する手段は、前記少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードを復号するように構成されたC19に記載の装置。
[C27]
前記複数のタイルを処理する手段は、前記複数のタイルの復調と、ログ尤度比(LLR)の生成とのうちの少なくとも1つを行うように構成されたC19に記載の装置。
[C28]
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、
通信システムにおいて動作可能な通信デバイスによって受信された割当ジョブが分割された複数のタイルを、コンピュータに処理させるためのコードを備え、
少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードが、前記複数のタイルのうちの少なくとも一部から構成され、
前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、
前記複数のタイルからのそれぞれのタイルが処理された場合、前記複数のタイルからのそれぞれのタイルに対応するビット・インジケータを、コンピュータにアサートさせるためのコードと、
少なくとも1つのリソース割当ジョブの割当処理の間、前記少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するビット・インジケータがアサートされたかを、コンピュータに判定させるためのコードと、
前記少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するすべてのビット・インジケータがアサートされた場合、前記割当ジョブをコンピュータに対して処理させるためのコードと
を備えるコンピュータ・プログラム製品。
[C29]
前記複数のタイルのうちの1または複数は、複数のレイヤを含むC28に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C30]
前記通信システムはOFDMシステムであるC28に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C31]
前記通信デバイスは、MIMOを使用した受信機であるC28に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C32]
前記受信機は、少なくとも2つのレイヤにおいて受信するように構成されており、おのおののレイヤは、それぞれモバイル・ユニットに対応し、前記少なくとも2つのレイヤは、同一の周波数およびシンボル時間を有するタイルのうちの少なくとも一部を含むC31に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C33]
前記コンピュータ読取可能媒体は、おのおののフレームのタイル処理の開始において、前記ビット・インジケータをコンピュータにリセットさせるためのコードをさらに備えるC28に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C34]
前記コンピュータ読取可能媒体は、
コンピュータに対して、前記ビット・インジケータから、どのタイルが処理されたかを判定させ、どのタイルが、キューされた割当ジョブに対応するのかを判定させるためのコードと、
コンピュータに対して、前記ビット・インジケータおよび割当ジョブの判定に基づいて、前記複数のタイルの処理のうちの少なくとも一部を順序付けさせるためのコードと
をさらに備えるC28に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C35]
前記割当処理は、前記少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードを復号することを含むC28に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C36]
前記タイル処理は、前記複数のタイルの復調と、ログ尤度比(LLR)の生成とのうちの少なくとも1つを含むC28に記載のコンピュータ・プログラム製品。

Claims (36)

  1. 処理を最適化するため、および、タイルの2重処理を回避するための、通信デバイスにおけるタイル処理動作と割当処理動作との間の通信のための方法であって、
    割当ジョブが分割された複数のタイルを処理することを備え、
    少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードが、前記複数のタイルのうちの少なくとも一部から構成され、
    前記方法はさらに、
    前記複数のタイルからのそれぞれのタイルが処理された場合、前記複数のタイルからのそれぞれのタイルに対応するビット・インジケータをアサートすることと、
    少なくとも1つのリソース割当ジョブの割当処理の間、前記少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するビット・インジケータがアサートされたかを判定することと、
    前記少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するすべてのビット・インジケータがアサートされた場合、前記割当ジョブを処理することと
    を備える方法。
  2. 前記複数のタイルのうちの1または複数は、複数のレイヤを含む請求項1に記載の方法。
  3. 通信システムはOFDMシステムである請求項1に記載の方法。
  4. 前記通信デバイスは、MIMOを使用した受信機である請求項1に記載の方法。
  5. 前記受信機は、少なくとも2つのレイヤにおいて受信するように構成されており、おのおののレイヤは、それぞれモバイル・ユニットに対応し、前記少なくとも2つのレイヤは、同一の周波数およびシンボル時間を有するタイルのうちの少なくとも一部を含む請求項4に記載の方法。
  6. おのおののフレームのタイル処理の開始において、前記ビット・インジケータをリセットすることをさらに備える請求項1に記載の方法。
  7. 前記ビット・インジケータから、どのタイルが処理されたかを判定し、どのタイルが、キューされた割当ジョブに対応するのかを判定することと、
    前記ビット・インジケータおよび割当ジョブの判定に基づいて、前記複数のタイルの処理のうちの少なくとも一部を順序付けることと
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  8. 前記割当処理は、前記少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードを復号することを含む請求項1に記載の方法。
  9. 前記タイル処理は、前記複数のタイルの復調と、ログ尤度比(LLR)の生成とのうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
  10. 通信デバイスにおいて、タイル処理および割当処理を同期させ、処理を最適化するため、および、タイルの2重処理を回避するための装置であって、
    受信した複数のタイルのうちの1または複数のタイルをタイル処理するように構成された少なくとも1つのタイル処理ユニットと、
    割当ジョブを処理するように構成された少なくとも1つの割当処理ユニットとを備え、
    少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードは、前記複数のタイルのうちの処理されたタイルのうちの少なくとも一部分から構成され、
    前記装置はさらに、
    複数のアサート可能なビット・インジケータを有するタイル処理スコアカードを備え、
    前記タイル処理スコアカードにおけるおのおののビット・インジケータが、対応するタイルに割り当てられ、この対応するタイルは、前記少なくとも1つのタイル処理ユニットによって処理され、前記少なくとも1つのタイル処理ユニットがタイルを処理した場合、前記タイル処理スコアカードにおけるおのおののビット・インジケータは、前記少なくとも1つのタイル処理ユニットによってアサートされることが可能であり、
    複数のビット・インジケータのうちの1または複数は、前記少なくとも1つのタイル処理ユニットによって特定のタイルが処理されたかを判定するために、前記少なくとも1つの割当処理ユニットによってアクセスされることが可能であり、もって、割当ジョブに関連付けられたタイルが、前記少なくとも1つのタイル処理ユニットによって処理されたと判定された場合、前記少なくとも1つの割当処理ユニットが、前記割当ジョブの処理を開始できるようになる装置。
  11. 前記複数のタイルのうちの1または複数は、複数のレイヤを含む請求項10に記載の装置。
  12. 通信システムはOFDMシステムである請求項10に記載の装置。
  13. 前記通信デバイスはMIMO受信機である請求項10に記載の装置。
  14. 前記MIMO受信機は、少なくとも2つのレイヤにおいて受信するように構成されており、おのおののレイヤは、それぞれモバイル・ユニットに対応し、前記少なくとも2つのレイヤは、同一の周波数およびシンボル時間を有するタイルのうちの少なくとも一部を含み、前記少なくとも1つのタイル処理ユニットは、MIMO技術に基づいて、前記少なくとも2つのレイヤを復調するように構成された請求項13に記載の装置。
  15. 前記通信デバイスによって受信されたおのおののフレームのタイル処理の開始において、前記ビット・インジケータをリセットするように構成された請求項10に記載の装置。
  16. 前記少なくとも1つのタイル処理ユニットはさらに、
    前記ビット・インジケータから、どのタイルが処理されたかを判定し、どのタイルが、キューされた割当ジョブに対応するのかを判定し、
    前記ビット・インジケータおよび割当ジョブの判定に基づいて、前記複数のタイルの処理のうちの少なくとも一部を順序付ける
    ように構成された請求項10に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードを復号するように構成されたデコーダをさらに備える請求項10に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのタイル処理ユニットは、前記複数のタイルの復調と、ログ尤度比(LLR)の生成とのうちの少なくとも1つを行うように構成された請求項10に記載の装置。
  19. 通信デバイスにおいて、タイル処理動作および割当処理動作を同期させ、処理を最適化するため、および、タイルの2重処理を回避するための装置であって、
    割当ジョブが分割された複数のタイルを処理する手段を備え、
    少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードは、前記複数のタイルのうちの少なくとも一部から構成され、
    前記装置はさらに、
    前記複数のタイルからのそれぞれのタイルが処理された場合、前記複数のタイルからのそれぞれのタイルに対応するビット・インジケータをアサートする手段と、
    少なくとも1つのリソース割当ジョブの割当処理の間、少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するビット・インジケータがアサートされたかを判定する手段と、
    前記少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するすべてのビット・インジケータがアサートされた場合、前記割当ジョブを処理する手段と
    を備える装置。
  20. 前記複数のタイルのうちの1または複数は、複数のレイヤを含む請求項19に記載の装置。
  21. 通信システムはOFDMシステムである請求項19に記載の装置。
  22. 前記通信デバイスは、MIMOを使用した受信機である請求項19に記載の装置。
  23. 前記受信機は、少なくとも2つのレイヤにおいて受信するように構成されており、おのおののレイヤは、それぞれモバイル・ユニットに対応し、前記少なくとも2つのレイヤは、同一の周波数およびシンボル時間を有するタイルのうちの少なくとも一部を含み、前記複数のタイルを処理する手段は、MIMO技術に基づいて、前記少なくとも2つのレイヤを復調するように構成された請求項22に記載の装置。
  24. おのおののフレームのタイル処理の開始において、前記ビット・インジケータをリセットする手段をさらに備える請求項19に記載の装置。
  25. 前記ビット・インジケータから、どのタイルが処理されたかを判定し、どのタイルが、キューされた割当ジョブに対応するのかを判定する手段と、
    前記ビット・インジケータおよび割当ジョブの判定に基づいて、前記複数のタイルの処理のうちの少なくとも一部を順序付ける手段と
    をさらに備える請求項19に記載の装置。
  26. 前記割当ジョブを処理する手段は、前記少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードを復号するように構成された請求項19に記載の装置。
  27. 前記複数のタイルを処理する手段は、前記複数のタイルの復調と、ログ尤度比(LLR)の生成とのうちの少なくとも1つを行うように構成された請求項19に記載の装置。
  28. コンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    通信システムにおいて動作可能な通信デバイスによって受信された割当ジョブが分割された複数のタイルを、コンピュータに処理させるためのコードを記録し
    少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードが、前記複数のタイルのうちの少なくとも一部から構成され、
    前記コンピュータ読取可能な記録媒体はさらに、
    前記複数のタイルからのそれぞれのタイルが処理された場合、前記複数のタイルからのそれぞれのタイルに対応するビット・インジケータを、コンピュータにアサートさせるためのコードと、
    少なくとも1つのリソース割当ジョブの割当処理の間、前記少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するビット・インジケータがアサートされたかを、コンピュータに判定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つの割当ジョブ内のタイルに対応するすべてのビット・インジケータがアサートされた場合、前記割当ジョブをコンピュータに対して処理させるためのコードと
    記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
  29. 前記複数のタイルのうちの1または複数は、複数のレイヤを含む請求項28に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  30. 前記通信システムはOFDMシステムである請求項28に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  31. 前記通信デバイスは、MIMOを使用した受信機である請求項28に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  32. 前記受信機は、少なくとも2つのレイヤにおいて受信するように構成されており、おのおののレイヤは、それぞれモバイル・ユニットに対応し、前記少なくとも2つのレイヤは、同一の周波数およびシンボル時間を有するタイルのうちの少なくとも一部を含む請求項31に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  33. のおののフレームのタイル処理の開始において、前記ビット・インジケータをコンピュータにリセットさせるためのコードをさらに記録した請求項28に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  34. ンピュータに対して、前記ビット・インジケータから、どのタイルが処理されたかを判定させ、どのタイルが、キューされた割当ジョブに対応するのかを判定させるためのコードと、
    コンピュータに対して、前記ビット・インジケータおよび割当ジョブの判定に基づいて、前記複数のタイルの処理のうちの少なくとも一部を順序付けさせるためのコードと
    をさらに記録した請求項28に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  35. 前記割当処理は、前記少なくとも1つの割当ジョブ・コードワードを復号することを含む請求項28に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  36. 前記タイル処理は、前記複数のタイルの復調と、ログ尤度比(LLR)の生成とのうちの少なくとも1つを含む請求項28に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
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