JP5607172B2 - Lteアドバンストにおけるサブフレーム依存送信モード - Google Patents

Lteアドバンストにおけるサブフレーム依存送信モード Download PDF

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Description

関連出願に対する相互参照
本願は、「LTEアドバンストにおけるサブフレーム依存ダウンリンク送信モード」(Subframe Dependent Downlink Transmission Mode In LTE-Advanced)と題され、2009年11月17日に出願された米国仮出願61/262,089号の利益と、「LTEアドバンストにおけるサブフレーム依存ダウンリンク送信モード」(Subframe Dependent Downlink Transmission Mode In LTE-Advanced)と題され、2009年11月19日に出願された米国仮出願61/262,873号の利益と、を主張する。これらはともに、全体が本明細書において参照によって明確に組み込まれる。
本開示は、一般に、通信システムに関し、さらに詳しくは、LTEアドバンストにおけるサブフレーム依存送信モードに関する。
無線通信システムは、例えば電話技術、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストのようなさまざまな通信サービスを提供するように広く開発された。一般に、無線通信システムは、利用可能なシステム・リソース(例えば、帯域幅、送信電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続技術を適用しうる。このような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同時符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムを含む。
これらの多元接続技術は、異種の無線デバイスが、市レベル、国レベル、地方レベル、あるいは地球レベルでさえも通信することを可能にする共通のプロトコルを提供するために、さまざまな通信規格に採用されている。新興の通信規格の一例は、ロング・ターム・イボリューション(LTE)である。LTEは、第3世代パートナシップ計画(3GPP)によって公布されたユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS)モバイル規格に対する強化セットである。これは、スペクトル効率を改善することによってモバイル・ブロードバンド・インターネット・アクセスを良好にサポートし、コストを低減し、サービスを改善し、新たなスペクトルを活用し、ダウンリンク(DL)においてOFDMAを、アップリンク(UL)においてSC−FDMAを、および、複数入力複数出力(MIMO)アンテナ技術を用いて他のオープンな規格と良好に統合する、ように設計される。しかしながら、モバイル・ブロードバンド・アクセスに対する需要が増加し続けているので、LTE技術におけるさらなる改善に対するニーズが存在する。好適には、これらの改善は、これらの技術を適用するその他の多元接続技術および通信規格に適用可能であるべきである。
本開示の態様では、無線通信の方法は、複数のサブフレームにおいて通信することを含んでいる。これらサブフレームは、第1のタイプのサブフレームと、第2のタイプのサブフレームとを含んでいる。この方法は、サブフレームのおのおののタイプに基づいて、サブフレームのおのおののために送信モードを利用することをさらに含んでいる。
本開示の態様では、無線通信の方法は、複数のサブフレームにおいて通信することを含んでいる。これらサブフレームは、第1のタイプのサブフレームと、第2のタイプのサブフレームとを含んでいる。この方法はさらに、サブフレームのおのおののタイプに基づいて、サブフレームのおのおののために送信モードを用いてユーザ機器を設定することを含んでいる。
本開示の態様では、無線通信のための装置は、複数のサブフレームにおいて通信する手段を含んでいる。これらサブフレームは、第1のタイプのサブフレームと、第2のタイプのサブフレームとを含んでいる。この装置は、サブフレームのおのおののタイプに基づいて、サブフレームのおのおののために送信モードを利用する手段をさらに含んでいる。
本開示の態様では、無線通信のための装置は、複数のサブフレームにおいて通信する手段を含んでいる。これらサブフレームは、第1のタイプのサブフレームと、第2のタイプのサブフレームとを含んでいる。この装置は、サブフレームのおのおののタイプに基づいて、サブフレームのおのおののために送信モードを用いてユーザ機器を設定する手段を含んでいる。
本開示の態様では、コンピュータ・プログラム製品が、コンピュータ読取可能な媒体を含んでいる。このコンピュータ読取可能な媒体は、複数のサブフレームにおいて通信するためのコードを含んでいる。これらサブフレームは、第1のタイプのサブフレームと、第2のタイプのサブフレームとを含んでいる。このコンピュータ読取可能な媒体は、サブフレームのおのおののタイプに基づいて、サブフレームのおのおののために送信モードを利用するためのコードをさらに含んでいる。
本開示の態様では、コンピュータ・プログラム製品は、コンピュータ読取可能な媒体を含んでいる。このコンピュータ読取可能な媒体は、複数のサブフレームにおいて通信するためのコードを含んでいる。これらサブフレームは、第1のタイプのサブフレームと、第2のタイプのサブフレームとを含んでいる。このコンピュータ読取可能な媒体は、サブフレームのおのおののタイプに基づいて、サブフレームのおのおののために送信モードを用いてユーザ機器を設定するためのコードをさらに含んでいる。
本開示の態様では、無線通信のための装置が、処理システムを含んでいる。この処理システムは、複数のサブフレームにおいて通信するように構成されている。これらサブフレームは、第1のタイプのサブフレームと、第2のタイプのサブフレームとを含んでいる。この処理システムは、サブフレームのおのおののタイプに基づいて、サブフレームのおのおののために送信モードを利用するように構成されている。
本開示の態様では、無線通信のための装置が、処理システムを含んでいる。この処理システムは、複数のサブフレームにおいて通信するように構成されている。これらサブフレームは、第1のタイプのサブフレームと、第2のタイプのサブフレームとを含んでいる。この処理システムはさらに、サブフレームのおのおののタイプに基づいて、サブフレームのおのおののために送信モードを用いてユーザ機器を設定するように構成されている。
図1は、処理システムを適用する装置のためのハードウェア実装の例を例示する図解である。 図2は、アクセス・アーキテクチャの例を例示する図解である。 図3は、アクセス・ネットワークの例を例示する図解である。 図4は、アクセス・ネットワークにおいて使用するためのフレーム構造の例を例示する図解である。 図5は、LTEにおけるULのための典型的なフォーマットを示す。 図6は、ユーザ・プレーンおよび制御プレーンのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャの例を例示する図解である。 図7は、アクセス・ネットワークにおけるイボルブド・ノードBおよびユーザ機器の例を例示する図解である。 図8Aは、典型的な処理を例示する図解である。 図8Bは、典型的な方法を例示する第2の図解である。 図9は、無線通信の方法のフロー・チャートである。 図10は、無線通信の方法の別のフロー・チャートである。 図11は、無線通信の方法のさらに別のフロー・チャートである。 図12は、典型的な装置の機能を例示する概念ブロック図である。 図13は、無線通信の第2の方法のフロー・チャートである。 図14は、第2の典型的な装置の機能を例示する概念ブロック図である。
添付図面とともに以下に説明する詳細説明は、さまざまな構成の説明として意図されており、本明細書に記載された概念が実現される唯一の構成を表すことは意図されていない。この詳細説明は、さまざまな概念の完全な理解を提供することを目的とした具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構成および構成要素が、このような概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
通信システムのいくつかの態様が、さまざまな装置および方法に対する参照を用いて表されうる。これらの装置および方法は、さまざまなブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、処理、アルゴリズム等(集合的に「要素」と称される)によって、以下の詳細説明に記述されており、添付図面に例示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、またはこれら任意の組み合わせを用いて実現されうる。これら要素がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。
例として、要素、要素の任意の部分、または、要素の任意の組み合わせは、1または複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実現されうる。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、順序回路、ゲート・ロジック、ディスクリート・ハードウェア回路、およびこの開示の全体にわたって記載されたさまざまな機能を実行するように構成されたその他の適切なハードウェアを含んでいる。処理システムにおける1または複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行しうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその他で称されるに関わらず、命令群、命令群セット、コード、コード・セグメント、プログラム・コード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェア・モジュール、アプリケーション、ソフトウェア・アプリケーション、パッケージ・ソフト、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、手順、機能等を意味するように広く解釈されるものとする。ソフトウェアは、コンピュータ読取可能な媒体上に存在しうる。コンピュータ読取可能な媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体でありうる。非一時的なコンピュータ読取可能な媒体は、例によれば、磁気記憶デバイス(例えばハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)等)、スマート・カード、フラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、カード、スティック、キー・ドライブ)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電子的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブル・ディスク、および、コンピュータによってアクセスされうる命令群および/またはソフトウェアを格納するためのその他任意の適切な媒体を含みうる。コンピュータ読取可能な媒体はさらに、一例として、搬送波、送信線、および、コンピュータによってアクセスされうる命令群および/またはソフトウェアを送信するためのその他任意の適切な媒体を含みうる。コンピュータ読取可能な媒体は、処理システムの内部に存在しうるか、処理システムの外部に存在するか、処理システムを含む複数のエンティティにわたって分散されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ・プログラム製品内に組み込まれうる。例によれば、コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアル内にコンピュータ読取可能な媒体を含みうる。当業者であれば、システム全体に課せられる全体的な設計制約および特定のアプリケーションに依存して、本開示の全体にわたって示されている機能を、どうやって最良に実施するかを認識するだろう。
図1は、処理システム114を適用する装置100のためのハードウェア実装の例を例示する概念図である。この例では、処理システム114は、一般にバス102によって表されているバス・アーキテクチャを用いて実現されうる。バス102は、全体的な設計制約および処理システム114の特定のアプリケーションに依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バス102は、一般にプロセッサ104によって表される1または複数のプロセッサと、一般にコンピュータ読取可能な媒体106によって表されるコンピュータ読取可能な媒体を含むさまざまな回路を共に接続する。バス102はさらに、例えば、タイミング・ソース、周辺機器、電圧制御装置、および電力管理回路のようなその他さまざまな回路をリンクしうる。これらは、当該技術分野で良く知られているので、さらなる説明はしない。バス・インタフェース108は、バス102とトランシーバ110との間にインタフェースを提供する。トランシーバ110は、送信媒体を介してその他さまざまな装置と通信するための手段を提供する。装置の性質によって、ユーザ・インタフェース112(例えば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティック)も提供されうる。
プロセッサ104は、バス102の管理、および、コンピュータ読取可能な媒体106に格納されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行された場合、処理システム114に対して、特定の装置のために、前述したさまざまな機能を実行させる。コンピュータ読取可能な媒体106はまた、ソフトウェアが実行されている場合に、プロセッサ104によって操作されるデータを格納するためにも使用されうる。
図2は、さまざまな装置100(図1参照)を適用するLTEネットワーク・アーキテクチャ200を例示する図解である。LTEネットワーク・アーキテクチャ200は、イボルブド・パケット・システム(EPS)200と称されうる。EPS200は、1または複数のユーザ機器(UE)202、イボルブドUMTS地上ラジオ・アクセス・ネットワーク(E−UTRAN)204、イボルブド・パケット・コア(EPC)210、ホーム加入者サーバ(HSS)220、およびオペレータのIPサービス222を含みうる。EPSは、他のアクセス・ネットワークと相互接続しうるが、簡略のために、これらエンティティ/インタフェースは図示していない。図示するように、EPSは、当業者が容易に理解するように、パケット交換サービスを提供し、本開示にわたって示されているさまざまな概念は、回路交換サービスを提供しているネットワークに拡張されうる。
E−UTRANは、イボルブド・ノードB(eNB)206およびその他のeNB208を含んでいる。eNB206は、UE202に向かうユーザ・プレーン・プロトコルおよび制御プレーン・プロトコルの終了を提供する。eNB206は、X2インタフェース(すなわち、バックホール)を経由して他のeNB208に接続されうる。eNB206はまた、当業者によって、基地局、基地トランシーバ局、ラジオ基地局、ラジオ・トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービス・セット(BSS)、拡張サービス・セット(ESS)、またはその他いくつかの適切な用語として称されうる。eNB206は、UE202のために、EPC210にアクセス・ポイントを提供する。UE202の例は、セルラ電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディア・デバイス、ビデオ・デバイス、デジタル・オーディオ・プレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、またはその他類似の機能デバイスを含んでいる。UE202はまた、当業者によって、移動局、加入者局、モバイル・ユニット、加入者ユニット、無線ユニット、遠隔ユニット、モバイル・デバイス、無線デバイス、無線通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、無線端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザ・エージェント、モバイル・クライアント、クライアント、またはその他いくつかの適切な用語で称されうる。
eNB206は、S1インタフェースによってEPC210に接続される。EPC210は、モビリティ管理エンティティ(MME)212、その他のMME214、サービス提供ゲートウェイ216、およびパケット・データ・ネットワーク(PDN)ゲートウェイ218を含んでいる。MME212は、UE202とEPC210との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MME212はベアラおよび接続管理を提供する。すべてのユーザIPパケットは、PDNゲートウェイ218に接続されているサービス提供ゲートウェイ216を介して転送される。PDNゲートウェイ218は、UE IPアドレス割当のみならず、その他の機能も提供する。PDNゲートウェイ218は、オペレータのIPサービス222に接続される。オペレータのIPサービス222は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディア・サブシステム(IMS)、およびPSストリーミング・サービス(PSS)を含んでいる。
図3は、LTEネットワーク・アーキテクチャにおけるアクセス・ネットワークの例を例示する図である。この例では、アクセス・ネットワーク300は、多くのセルラ領域(セル)302に分割される。1または複数の低電力クラスのeNB308、312は、これらセル302のうちの1または複数とそれぞれオーバラップするセルラ領域310、314をそれぞれ有しうる。低電力クラスのeNB308、312は、フェムト・セル(例えば、ホームeNB(HeNB))、ピコ・セル、またはマイクロ・セルでありうる。高電力クラスまたはマクロeNB304は、セル302に割り当てられ、セル302内のすべてのUE306のためにEPC210へアクセス・ポイントを提供するように構成されている。アクセス・ネットワーク300のこの例では、中央コントローラは存在しないが、別の構成では、中央コントローラが使用されうる。eNB304は、ラジオ・ベアラ制御、許可制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、および、(図2に示す)サービス提供ゲートウェイ216への接続を含むすべてのラジオ関連機能を担当する。
アクセス・ネットワーク300によって適用された変調および多元接続スキームは、展開されている特定の通信規格に依存して変動しうる。LTEアプリケーションでは、周波数分割デュプレクス(FDD)と時分割デュプレクス(TDD)との両方をサポートするために、DLでOFDMが使用され、ULでSC−FDMAが使用される。当業者であれば、以下の詳細記載から容易に認識するように、ここで示されたさまざまな概念が、LTEアプリケーションにも同様に適合することを認識するであろう。しかしながら、これらの概念は、その他の変調および多元接続技術を適用するその他の通信規格へ容易に拡張されうる。例によれば、これらの概念は、イボリューション・データ・オプティマイズド(EV−DO)またはウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)へ拡張されうる。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリの一部として第3世代パートナシップ計画2(3GPP2)によって公布されたエア・インタフェース規格であり、移動局へのブロードバンド・インターネット・アクセスを提供するためにCDMAを適用する。これらの概念は、例えばTD−SCDMAのように、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の派生を適用するユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、TDMAを適用するグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))、および、OFDMAを適用するイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、およびフラッシュOFDMに拡張されうる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体から文書に記載されている。適用されている実際の無線通信規格および多元接続技術は、特定のアプリケーションと、システムに課せられている全体的な設計制約とに依存するであろう。
eNB304は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有しうる。MIMO技術を使用することにより、eNB304は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用できるようになる。
空間多重化は、同じ周波数で、異なるデータ・ストリームを同時に送信するために使用されうる。データ・ストリームは、データ・レートを高めるために単一のUE306へ、全体的なシステム容量を高めるために複数のUE306へ、送信されうる。これは、各データ・ストリームを空間的にプリコードし、空間的にプリコードされた各ストリームを、ダウンリンクで、異なる送信アンテナを介して送信することによって達成される。この空間的にプリコードされたデータ・ストリームは、異なる空間シグニチャを持つUE(単数または複数)306に到着する。これによって、UE(単数または複数)306のおのおのは、UE306のために指定された1または複数のデータ・ストリームを復元できるようになる。アップリンクでは、おのおののUE306が、空間的にプリコードされたデータ・ストリームを送信する。これによって、eNB304は、空間的にプリコードされた各データ・ストリームのソースを識別できるようになる。
チャネル条件が良好な場合、空間多重化が一般に使用される。チャネル条件がさほど好ましくない場合、送信エネルギを1または複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用されうる。これは、複数のアンテナを介した送信のために、データを空間的にプリコードすることによって達成されうる。セルの端部において良好な有効通信範囲を達成するために、単一ストリーム・ビームフォーミング送信が、送信ダイバーシティと組み合わされて使用されうる。
以下に続く詳細説明では、アクセス・ネットワークのさまざまな態様が、ダウンリンクでOFDMをサポートするMIMOシステムに関して記述されるだろう。OFDMは、OFDMシンボル内の多くのサブキャリアにおいてデータを変調する拡散スペクトル技術である。サブキャリアは、正確な周波数で、間隔を置かれている。この間隔は、受信機が、サブキャリアからデータを受信することを可能にする「直交性」を提供する。時間領域では、OFDM間シンボル干渉と格闘するために、各OFDMシンボルにガード間隔(例えば、サイクリック・プレフィクス)が追加されうる。アップリンクは、高いピーク対平均電力比(PARR)を補償するために、DFT拡散OFDM信号の形態でSC−FDMAを使用しうる。
DL送信とUL送信とをサポートするために、さまざまなフレーム構造が使用されうる。DLフレーム構造の例が、図4を参照して示される。しかしながら、当業者が容易に認識するように、どの特定のアプリケーションのフレーム構造も、任意の数の要因に依存して異なりうる。この例では、フレーム(10ミリ秒)が、10の等しいサイズのサブフレームに分割される。おのおののサブフレームは、2つの連続する時間スロットを含んでいる。
おのおのがリソース・ブロックを含む2つの時間スロットを表すために、リソース・グリッドが使用されうる。リソース・グリッドは、複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソース・ブロックは、おのおののOFDMシンボルにおける通常のサイクリック・プレフィクスについて、周波数領域において12の連続するサブキャリアを、時間領域において7つの連続するOFDMシンボルを、すなわち、84のリソース要素を含んでいる。R402,404として示されるような、リソース要素のいくつかは、DL基準信号(DL−RS)を含んでいる。DL−RSは、(しばしば、共通RSとも称される)セル特有のRS(CRS)402と、UE特有のRS(UE−RS)404とを含んでいる。UE−RS404は、対応する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)がマップされるリソース・ブロックにおいてのみ送信される。各リソース要素によって伝送されるビット数は、変調スキームに依存する。したがって、UEが受信するリソース・ブロックが増え、変調スキームが高くなると、UEのためのデータ・レートが高くなる。
ULフレーム構造500の例が、図5を参照して示される。図5は、LTEにおけるULのための典型的なフォーマットを示す。ULのために利用可能なリソース・ブロックは、データ・セクションおよび制御セクションに分割されうる。制御セクションは、システム帯域幅の2つの端部において形成され、設定可能なサイズを有しうる。制御セクションにおけるリソース・ブロックは、制御情報の送信のために、UEへ割り当てられうる。データ・セクションは、制御セクションに含まれていないすべてのリソース・ブロックを含みうる。図5における設計によって、データ・セクションは、連続したサブキャリアを含むようになる。これによって、単一のUEに、連続するサブキャリアのすべてが、データ・セクションに割り当てられるようになる。
UEは、eNBへ制御情報を送信するために、制御セクションにおいてリソース・ブロック510a、510bを割り当てられうる。UEはまた、eNBへデータを送信するために、データ・セクションにおいてリソース・ブロック520a、520bを割り当てられうる。UEは、制御セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で制御情報を送信しうる。UEは、データ・セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、データのみ、または、データと制御情報との両方を送信しうる。UL送信は、サブフレームからなる両スロットにおよび、図5に示すように、周波数を越えてホップしうる。
図5に示すように、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)530における初期システム・アクセスの実行と、UL同期の達成とのために、リソース・ブロックのセットが使用されうる。PRACH530は、ランダム・シーケンスを伝送するが、どのULデータ/シグナリングも伝送することができない。ランダム・アクセス・プリアンブルはおのおの、6つの連続するリソース・ブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数は、ネットワークによって指定される。すなわち、ランダム・アクセス・プリアンブルの送信は、一定の時間リソースおよび周波数リソースに制限される。PRACHのための周波数ホッピングは無い。PRACH試行は、単一のサブフレーム(1ミリ秒)で伝送され、UEは、フレーム(10ミリ秒)毎に1回のPRACH試行しか行わない。
LTEにおけるPUCCH、PUSCH、およびPRACHは、公的に利用可能な「イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」(Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation)と題された3GPP TS 36.211に記載されている。
ラジオ・プロトコル・アーキテクチャは、特定のアプリケーションに依存してさまざまな形態をとりうる。LTEシステムに関する例が、図6を参照して示される。図6は、ユーザ・プレーンおよび制御プレーンのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャの例を例示する概念図である。
図6に移って、UEおよびeNBのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャが、3つのレイヤ、すなわち、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3を用いて示される。レイヤ1は、最下部レイヤであり、さまざまな物理レイヤ信号処理機能を実施する。レイヤ1は、本明細書では物理レイヤ606と称されるだろう。レイヤ2(L2レイヤ)608は、物理レイヤ606の上にあり、物理レイヤ606におけるUEとeNBとの間のリンクを担当する。
ユーザ・プレーンでは、L2レイヤ608は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ610と、ラジオ・リンク制御(RLC)サブレイヤ612と、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)サブレイヤ614とを含む。これらは、ネットワーク側におけるeNBにおいて終了する。図示されていないが、UEは、ネットワーク側におけるPDNゲートウェイ208(図2参照)で終了するネットワーク・レイヤ(例えば、IPレイヤ)を含む、L2レイヤ608上のいくつかの上部レイヤと、(例えば、遠くのエンドUE、サーバ等のような)接続の他端において終了するアプリケーション・レイヤと
を有しうる。
PDCPサブレイヤ614は、異なるラジオ・ベアラと論理チャネルとの間の多重化を提供する。PDCPサブレイヤ614はまた、ラジオ送信オーバヘッドを低減するための上部レイヤ・データ・パケットのヘッダ圧縮、データ・パケットを暗号化することによるセキュリティ、および、eNB間のUEのためのハンドオーバ・サポートを提供する。RLCサブレイヤ612は、上部レイヤ・データ・パケットのセグメント化および再アセンブリ、喪失したデータ・パケットの再送信、および、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)による順不同な受信を補償するためのデータ・パケットの並べ替えを提供する。MACサブレイヤ610は、論理チャネルと伝送チャネルとの間の多重化を提供する。MACサブレイヤ610はまた、1つのセル内のさまざまなラジオ・リソース(例えば、リソース・ブロック)を、UE間に割り当てることをも担当する。MACサブレイヤ610はまた、HARQ動作をも担当する。
制御プレーンでは、UEおよびeNBのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能が無いことを除いて、物理レイヤ606およびL2レイヤ608について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3にラジオ・リソース制御(RRC)サブレイヤ616を含んでいる。RRCサブレイヤ616は、ラジオ・リソース(すなわち、ラジオ・ベアラ)を取得することと、RRCシグナリングを用いてeNBとUEとの間に下部レイヤを設定することと、を担当する。
図7は、アクセス・ネットワークにおいてUE750と通信しているeNB710のブロック図である。DLでは、コア・ネットワークからの上部レイヤ・パケットが、コントローラ/プロセッサ775へ提供される。コントローラ/プロセッサ775は、図6に関して以前に記述されたL2レイヤの機能を実現する。DLでは、コントローラ/プロセッサ775は、さまざまな優先度判定基準に基づいて、ヘッダ圧縮、暗号化、パケット・セグメント化および並べ替え、論理チャネルと伝送チャネルとの間の多重化、および、UE750へのラジオ・リソース割当を提供する。さらに、コントローラ/プロセッサ775はまた、HARQ動作、喪失パケットの再送信、およびUE750へのシグナリングを担当する。
TXプロセッサ716は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のためのさまざまな信号処理機能を実現する。この信号処理機能は、UE750におけるフォワード誤り訂正(FEC)を容易にするための符号化およびインタリービング、および、さまざまな変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM))に基づく信号コンステレーションへのマッピング、を含みうる。符号化および変調されたシンボルは、その後、並行なストリームへ分割される。おのおののストリームはその後、OFDMサブキャリアへマップされ、時間領域および/または周波数領域において基準信号(例えば、パイロット)とともに多重化され、その後、逆高速フーリエ変換(IFFT)を用いてともに結合されることにより、時間領域OFDMシンボル・ストリームを伝送する物理チャネルが生成される。このOFDMストリームは、空間的にプリコードされ、複数の空間ストリームが生成される。チャネル推定器774からのチャンネル推定値が、空間処理のみならず、符号化および変調スキームを決定するためにも使用されうる。チャネル推定値は、UE750によって送信されたチャネル状態フィードバックおよび/または基準信号から導出されうる。おのおのの空間ストリームはその後、個別の送信機718TXを介して異なるアンテナ720へ提供される。おのおのの送信機718TXは、送信のために、それぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
UE750では、おのおのの受信機754RXが、それぞれのアンテナ752を介して信号を受信する。おのおのの受信機754RXは、RFキャリアへ変調された情報を復元し、この情報を、受信機(RX)プロセッサ756へ提供する。
RXプロセッサ756は、L1レイヤのさまざまな信号処理機能を実施する。RXプロセッサ756は、この情報に対して空間処理を実行し、UE750に向けられた空間ストリームを復元する。複数の空間ストリームが、UE750に向けられている場合、これらは、RXプロセッサ756によって、単一のOFDMシンボル・ストリームへ結合されうる。RXプロセッサ756は、その後、高速フーリエ変換(FFT)を用いて、OFDMシンボル・ストリームを、時間領域から周波数領域へ変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のおのおののサブキャリアの個別のOFDMシンボル・ストリームを備える。おのおののサブキャリアにおけるシンボル、および基準信号は、eNB710によって送信された最も可能性の高いコンステレーション・ポイントを判定することによって復元および復調される。これら軟判定は、チャネル推定器758によって計算されたチャネル推定値に基づきうる。これら軟判定はその後、復号およびデインタリーブされ、物理チャネル上でeNB710によって送信されたオリジナルのデータおよび制御信号が復元される。データおよび制御信号はその後、コントローラ/プロセッサ759へ提供される。
コントローラ/プロセッサ759は、図6に関して以前に記述されたL2レイヤの機能を実現する。ULでは、制御/プロセッサ759は、コア・ネットワークからの上部レイヤ・パケットを復元するために、伝送チャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、解読、ヘッダ伸張、制御信号処理を提供する。L2レイヤ上のすべてのプロトコル・レイヤを表す上部レイヤ・パケットは、その後、データ・シンク762へ提供される。L3処理のためにも、データ・シンク762へさまざまな制御信号が提供されうる。コントローラ/プロセッサ759はまた、HARQ動作をサポートするためにアクノレッジメント(ACK)および/または否定的アクノレッジメント(NACK)プロトコルを用いて、誤り検出を担当する。
ULでは、コントローラ/プロセッサ759へ上部レイヤ・パケットを提供するために、データ・ソース767が使用される。データ・ソース767は、L2レイヤ(L2)上のすべてのプロトコル・レイヤを表す。eノードB710によるDL送信に関して記載された機能と同様、コントローラ/プロセッサ759は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケット・セグメント化および並べ替え、および、eNB710によるラジオ・リソース割当に基づく論理チャネルと伝送チャネルとの間の多重化を提供することによって、ユーザ・プレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実現する。さらに、コントローラ/プロセッサ759はまた、HARQ動作、喪失パケットの再送信、およびeNB710へのシグナリングを担当する。
eNB710によって送信されたフィードバックまたは基準信号から、チャネル推定器758によって導出されたチャネル推定値が、適切な符号化スキームおよび変調スキームを選択するために、および、空間処理を容易にするために、TXプロセッサ768によって使用されうる。TXプロセッサ768によって生成された空間ストリームは、個別の送信機754TXを介して異なるアンテナ752に提供される。おのおのの送信機754TXは、送信のために、それぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
UL送信は、UE750における受信機機能に関して記載されたものと類似した方式で、eNB710において処理される。おのおのの受信機718RXは、それぞれのアンテナ720を介して信号を受信する。おのおのの受信機718RXは、RFキャリアへ変調された情報を復元し、この情報を、RXプロセッサ770へ提供する。RXプロセッサ770は、L1レイヤを実現する。
コントローラ/プロセッサ759は、図6に関して以前に記述されたL2レイヤの機能を実現する。ULでは、制御/プロセッサ759は、UE750からの上部レイヤ・パケットを復元するために、伝送チャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、解読、ヘッダ伸張、制御信号処理を提供する。コントローラ/プロセッサ775からの上部レイヤ・パケットは、コア・ネットワークへ提供されうる。コントローラ/プロセッサ759はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを用いて、誤り検出を担当する。第1の構成では、図1に関連して記載された処理システム114が、UE750を含む。特に、この処理システム114は、TXプロセッサ768、RXプロセッサ756、および、コントローラ/プロセッサ759を含む。第2の構成では、図1に関連して記載された処理システム114が、eNB710を含む。特に、この処理システム114は、TXプロセッサ716、RXプロセッサ770、および、コントローラ/プロセッサ775を含む。
図8Aおよび図8Bは、典型的な方法を例示するための図解である。図8Aに示されるように、フレームは、複数のサブフレームに分割される。フレームは、10のサブフレームで示されるが、任意の数のサブフレームを含みうる。これらサブフレームは、第1のタイプのサブフレームおよび第2のタイプのサブフレームを含んでいる。例えば、サブフレーム0、1、5、6はおのおの、第1のタイプのサブフレームであり、サブフレーム2−4、7−9はおのおの、第2のタイプのサブフレームでありうる。2より多くのタイプのサブフレームもまた可能でありうる。第1のタイプのサブフレームは、ブランクのサブフレーム、ほとんどブランクのサブフレーム、または、マルチキャスト・ブロードキャスト・シングル周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームでありうる。第2のタイプのサブフレームは、ブランクでもほとんどブランクでもないサブフレームであるか、あるいは、非MBSFNサブフレームでありうる。別の例として、第1のタイプのサブフレームおよび第2のタイプのサブフレームは、異なるチャネル条件および/または干渉条件下にありうる
図8Bに示すように、UE852は、eNB854からのDL856送信を受信し、UL送信858をeNB854へ送信する。典型的な方法によれば、UE852は、サブフレームのおのおののタイプに基づいて、サブフレームのおのおのにおいてDL送信856を受信するためにDL送信モードを利用しうるか、および/または、サブフレームのおのおののタイプに基づいて、サブフレームのおのおのにおいてUL送信858を送信するためにUL送信モードを利用しうる。例えば、第1のタイプのサブフレームが、MBSFNサブフレームであり、第2のタイプのサブフレームが、非MBSFNサブフレームであり、UE852が、サブフレームのおのおのを受信するためにDL送信モードを利用すると仮定する。UE852は、第1のタイプのサブフレームのための第1のセットのDL送信モードのうちの1つと、第2のタイプのサブフレームのための第2のセットのDL送信モードのうちの1つと、を利用しうる。
LTE Rel−8およびLTE−A Rel−9では、UE852はそれぞれ、DL送信モードのうちの1つを用いて準静的に構成される。Rel−8で定義された7つのDL送信モード(モード1−7)があり、Rel−9で定義された1つの追加のDL送信モード(モード8)がある。3GPP TS 36.213では、Rel−9 DL送信モードが、テーブル1に示されている。
Figure 0005607172
モード1−6は、(共通基準信号とも称される)セル特有の基準信号(CRS)に依存する一方、モード7およびモード8はUE−RSに依存する。すなわち、モード1−6ではCRSが送信される一方、モード7およびモード8ではUE−RSが送信される。
(MBSFNサブフレーム対非MBSFNサブフレーム)
MBSFNサブフレームは、データ領域でCRSを伝送しない。その結果、MBSFNサブフレームは、特に、中継ネットワーク、ヘテロジニアス・ネットワーク等のコンテキストにおいて、UE−RSベースの送信をサポートするための効率的な方法を提供する。UEは、いくつかのサブフレームがMBSFNサブフレームとして構成されているか、または、非MBSFNサブフレームとして構成されているかが通知される。
(UE−RS対CRS)
UE−RSベースの設計は、特にMBSFNベースのサブフレームにおいて、柔軟性、効率、およびパフォーマンスの利益によって、好適でありうる。しかしながら、非MBSFNサブフレームでは、CRSが常に送信される。CRSオーバヘッドとともにUE−RSを導入することは、いくつかのシナリオでは、DL送信のみのCRSほど良好ではないかもしれない。
(LTE−Aにおけるサブフレーム依存のDLおよびUL送信モード)
サブフレーム・タイプに基づいて2つのサブフレーム・タイプ、すなわちMBSFNと非MBSFNとを仮定すると、個別のDL送信モードが設定されうる。例えば、非MBSFNサブフレームの場合、すべてのDL送信モードがサポートされている一方、MBSFNサブフレームの場合、UE−RSベースの送信モードしかサポートされていない。このため、非MBSFNサブフレームの場合、上述したモード1−8と、LTE−Aで導入されるべき任意の新たなモードを含むすべてのDL送信モードがサポートされうる。さらに、MBSFNサブフレームの場合、上述したモード7および8と、LTE−Aで導入されるべき任意のUE−RSベースの新たなモードを含む、UE−RSベースのDL送信モードしかサポートされない。このような設定は、レイヤ3によってなされうる(図6参照)。CRSが、特に、ブランクまたはほとんどブランクのサブフレームにおいて送信されない場合、同じ設計思想がその他のタイプのサブフレームにも適応可能でありうる。
例は、サブフレーム・タイプに基づいてDL送信モードを利用することを最も良く実証する。図8Aでは、サブフレーム0、1、5、6がMBSFNサブフレームであり、残りのサブフレームが非MBSFNサブフレームである。UE852がサブフレームでDL送信856を受信すると仮定する。UE852は、サブフレームのおのおののタイプに基づいて、サブフレームのおのおのを受信するためにDL送信モードを利用しうる。このため、UE852は、サブフレーム0、1、5、6について、MBSFNサブフレームを受信するためにDL送信モード7を利用し、残りのサブフレームにおいて、非MBSFNサブフレームを受信するためにDL送信モード4を利用しうる。非MBSFNサブフレームのために利用可能な非MBSFN DL送信モードは、すべてのモードでありうる。しかしながら、MBSFNサブフレームのために利用可能なMBSFN DL送信モードは、UE−RSが送信されるモードしか含まない。これは、少なくともモード7とモード8を含む。このため、UEは、サブフレームのタイプに依存して異なる送信モードを使用し、もって、サブフレームのおのおののタイプのためのDL送信モードを利用するように構成されうる。同様に、UEは、サブフレームのタイプに依存して異なるUL送信モードを使用し、もって、サブフレームのおのおののタイプのためのUL送信モードを利用するように構成されうる。
UE852は、サブフレームのタイプに依存する周期で、チャネル・フィードバックを送信しうる。例えば、チャネル・フィードバックは、第1のタイプのサブフレームでは第1の周期で送信され、また、第2のタイプのサブフレームでは、第1の周期よりも短い第2の周期で送信されうる。第1のタイプのサブフレームでチャネル・フィードバックを送信する周期は無限大でありうる。よって、チャネル・フィードバックは、このタイプのサブフレームについて送信されないという結果になる。
UE852は、サブフレームのおのおののタイプについて、異なるチャネル・フィードバックを構築しうる。例えば、第1のタイプのサブフレーム(例えば、MBSFN)の場合、第2のタイプのサブフレーム(例えば、非MBSFN)の場合よりも詳細ではないチャネル・フィードバックが送信されうる。このため、第1のタイプのサブフレームのために、さほど詳細ではないチャネル・フィードバックのための第1のチャネル・フィードバック・モードが利用され、第2のタイプのサブフレームのために、より詳細なチャネル・フィードバックのための第2のチャネル・フィードバック・モードが利用されうる。別の例では、第1のタイプのサブフレーム(例えば、MBSFN)が、チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)に基づいて構築され、第2のタイプのサブフレーム(例えば、非MBSFN)が、CRSに基づいて構築されうる。このため、チャネル測定のために、基準サブフレームに依存して異なるチャネル・フィードバックが構築されるように、チャネル・フィードバックは、サブフレームに依存しうる。
あるいは、チャネル・フィードバックは、サブフレームのタイプに依存しないかもしれない。チャネル・フィードバックがサブフレームのタイプに依存しない場合、UE852は、CRSまたはCSI−RSに基づいてチャネル・フィードバックを構築しうる。MBSFNサブフレームおよび非MBSFNサブフレームに関し、UE852は、MBSFNサブフレームと非MBSFNサブフレームとの両方において、CSI−RSまたはCRSに基づいてチャネル・フィードバックを構築しうる。UE852がCRSに基づいてチャネル・フィードバックを構築する場合、UE852は、非MBSFNサブフレームにおいてCRSを使用し、MBSFNサブフレームのうちの最初の数OFDMシンボルにおいてCRSを使用しうる。
再び図8Aを参照して、第1のタイプのサブフレーム0、1、5、6は、第2のタイプのサブフレームとは異なるチャネル条件(すなわち、異なる受信電力レベルにおける所望信号)および/または干渉条件(すなわち、所望しない追加の信号)にありうる。これら異なる干渉条件は、サブフレーム2−4、7−9、またはサブフレーム1、2、5、6で送信される場合に、近隣セルが制限されていることによりもたらされうる。異なるチャネル条件は、eNB854が、サブフレームのタイプに基づいて異なる電力レベルで送信するように構成されていることによりもたらされうる。このため、UE852は、異なるタイプのサブフレームに依存して、異なるチャネル条件および/または干渉条件下にありうる
図9は、典型的な無線通信方法のフロー・チャート900である。この方法によれば、UE852は、複数のサブフレームで通信する(902)。これらサブフレームは、第1のタイプのサブフレームと、第2のタイプのサブフレームとを含んでいる(902)。さらに、UE852は、複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、複数のサブフレームのおのおののために送信モードを利用する(904)。UE852は、どれが第1のタイプのサブフレームであり、どれが第2のタイプのサブフレームであるかに関する、サブフレームに関する情報を、eNB854から受信しうる。1つの構成では、第1のタイプのサブフレームはMBSFNサブフレームであり、第2のタイプのサブフレームは非MBSFNサブフレームである。前述したように、第1のタイプのサブフレームは、それとは別に、ブランクの、あるいは、ほとんどブランクのサブフレームでありうる。第1のタイプのサブフレームおよび第2のタイプのサブフレームは、異なるチャネル条件および/または干渉条件下にありうる。この方法によれば、UE852は、サブフレームが第1のタイプのサブフレームであるか、または第2のタイプのサブフレームであるかに依存して、複数のサブフレームのうちのサブフレームのために、異なるチャネル・フィードバックを構築しうる(906)。すなわち、チャネル・フィードバックは、異なるモードで構築されうるか、あるいは、第1のタイプのサブフレームのチャネル・フィードバックが、CSI−RSに基づき、第2のタイプのサブフレームのチャネル・フィードバックが、CRSに基づきうる。例えば、チャネル・フィードバックは、より詳細であるか、あるいは、さほど詳細ではないことがありうる。および/または、チャネル・フィードバックは、異なるタイプのサブフレームについて、CSI−RSに依存するか、CRSに依存しうる。さらに詳しくは、例えば、第1のタイプのサブフレームがMBSFNサブフレームである場合、第1のタイプのサブフレームのチャネル・フィードバックは、さほど詳細ではないか、および/または、CSI−RSに基づきうる。そして、例えば、第2のタイプのサブフレームが非MBSFNサブフレームである場合、第2のタイプのサブフレームのチャネル・フィードバックは、より詳細であるか、および/または、CRSに基づきうる。あるいは、UE852は、複数のサブフレームのおのおののタイプとは無関係にチャネル・フィードバックを構築しうる(908)。このような構成では、チャネル・フィードバックはCRSまたはCSI−RSに基づいて構築される。CRSは、非MBSFNサブフレームに、および、MBSFNサブフレームの最初の数OFDMシンボルに存在する。CSI−RSは、MBSFNサブフレームと非MBSFNサブフレームとの両方に存在しうる。UE852は、サブフレームが第1のタイプのサブフレームであるか、または、第2のタイプのサブフレームであるかに基づく周期で、チャネル・フィードバックを送信しうる(910)。
図10は、典型的な無線通信の方法のフロー・チャート1000である。送信モードは、UL送信モードでありうる。このような構成では、通信すること(902)は、サブフレームを送信することを含み、送信モードを利用すること(904)は、サブフレームのおのおののタイプに基づいて、サブフレームのおのおのを送信するためにUL送信モードを利用することを含む。UL送信モードを利用するために、UE852は、第1のタイプのサブフレームを送信するために第1の送信モードを選択する(1002)。第1の送信モードは、第1のタイプのサブフレームのための第1のセットの送信モードにある(1002)。さらに、UE852は、第1のタイプのサブフレームを送信するために、第1の送信モードを利用する(1004)。UE852はまた、第2のタイプのサブフレームを送信するために、第2の送信モードを選択する(1006)。第2の送信モードは、第2のタイプのサブフレームのための第2のセットの送信モードにある(1006)。さらに、UE852は、第2のタイプのサブフレームを送信するために、第2の送信モードを利用する(1008)。
図11は、典型的な無線通信の方法のフロー・チャート1100である。送信モードは、DL送信モードでありうる。このような構成では、通信すること(902)は、サブフレームを受信することを含み、送信モードを利用すること(904)は、サブフレームのおのおののタイプに基づいて、サブフレームのおのおのを受信するためにDL送信モードを利用することを含む。DL送信モードを利用するために、UE852は、第1のタイプのサブフレームを受信するために第1の送信モードを選択する(1102)。第1の送信モードは、第1のタイプのサブフレームのための第1のセットの送信モードにある(1102)。さらに、UE852は、第1のタイプのサブフレームを受信するために、第1の送信モードを利用する(1104)。UE852はまた、第2のタイプのサブフレームを受信するために、第2の送信モードを選択する(1106)。第2の送信モードは、第2のタイプのサブフレームのための第2のセットの送信モードにある(1106)。さらに、UE852は、第2のタイプのサブフレームを受信するために、第2の送信モードを利用する(1108)。
第1のセットの送信モードは、UE−RSが送信されるすべてのモードを含みうる。第1のセットの送信モードは、少なくともモード7とモード8を含み、第2のセットの送信モードは、すべてのモードを含みうる。選択された第1の送信モードおよび選択された第2の送信モードは異なりうる。例えば、UE852は、MBSFNサブフレームを受信するために、モード7とモード8を含む第1のセットの送信モードからモード7を選択し、MBSFNサブフレームを受信するために、モード7を利用しうる。UE852は、非MBSFNサブフレームを受信するために、すべての送信モードを含む第2のセットの送信モードからモード4を選択し、非MBSFNサブフレームを受信するためにモード4を利用しうる。
図12は、典型的な装置100の機能を例示する概念ブロック図1200である。この装置100はUEであり、複数のサブフレームで通信するモジュール1202を含んでいる。これらサブフレームは、第1のタイプのサブフレームと、第2のタイプのサブフレームとを含んでいる。この装置100は、複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、複数のサブフレームのおのおののために送信モードを利用するモジュール1204をさらに含んでいる。
図13は、典型的な無線通信の方法のフロー・チャート1300である。この方法によれば、eNB854は、複数のサブフレームにおいて通信する(1302)。これらサブフレームは、第1のタイプのサブフレームと、第2のタイプのサブフレームとを含んでいる(1302)。さらに、eNB854は、複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、複数のサブフレームのおのおののために送信モードを用いてUEを設定する(1304)。1つの構成では、第1のタイプのサブフレームはMBSFNサブフレームであり、第2のタイプのサブフレームは非MBSFNサブフレームである。1つの構成では、eNB854は、UEチャネル条件および/または干渉条件に基づいて、UEの送信モードを設定する。1つの構成では、eNB854は、サブフレームが第1のタイプのサブフレームであるか、または第2のタイプのサブフレームであるかに依存して、複数のサブフレームのうちのサブフレームのための異なるチャネル・フィードバックを受信する。
図14は、典型的な装置100の機能を例示する概念ブロック図1400である。装置100は、eNBであり、複数のサブフレームで通信するモジュール1402を含んでいる。これらサブフレームは、第1のタイプのサブフレームと、第2のタイプのサブフレームとを含んでいる。さらに、この装置100は、複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、複数のサブフレームのおのおののために送信モードを用いてUEを設定するモジュール1404を含んでいる。
1つの構成では、図1および図7に示すように、無線通信のための装置100は、UEであり、複数のサブフレームで通信する手段を含んでいる。これらサブフレームは、第1のタイプのサブフレームと、第2のタイプのサブフレームとを含んでいる。この装置100はさらに、サブフレームのおのおののタイプに基づいて、サブフレームのおのおののために送信モードを利用する手段を含んでいる。1つの構成では、装置100はさらに、サブフレームが第1のタイプのサブフレームであるか、または第2のタイプのサブフレームであるかに依存して、複数のサブフレームのうちのサブフレームのための異なるチャネル・フィードバックを構築する手段を含む。1つの構成では、装置100はさらに、サブフレームが第1のタイプのサブフレームであるか、または、第2のタイプのサブフレームであるかに基づく周期でチャネルを送信する手段を含む。1つの構成では、装置100はさらに、サブフレームのおのおののタイプと無関係にチャネル・フィードバックを構築する手段を含む。このチャネル・フィードバックは、CRSまたはCSI−RSに基づいて構築される。前述の手段は、前述の手段によって詳述された機能を実行するように構成された処理システム114である。前述したように、処理システム114は、TXプロセッサ768、RXプロセッサ756、およびコントローラ/プロセッサ759を含む。これゆえ、1つの構成では、前述の手段は、前述の手段によって詳述された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ768、RXプロセッサ756、およびコントローラ/プロセッサ759でありうる。
別の構成では、無線通信のための装置100はeNBであり、複数のサブフレームで通信する手段を含んでいる。これらサブフレームは、第1のタイプのサブフレームと、第2のタイプのサブフレームとを含んでいる。さらに、この装置100は、サブフレームのおのおののタイプに基づいて、サブフレームのおのおののために送信モードを用いてUEを設定する手段を含んでいる。1つの構成では、装置100はさらに、サブフレームが第1のタイプのサブフレームであるか、または第2のタイプのサブフレームであるかに依存して、複数のサブフレームのうちのサブフレームのための異なるチャネル・フィードバックを受信する手段を含む。前述の手段は、前述の手段によって詳述された機能を実行するように構成された処理システム114である。前述したように、処理システム114は、TXプロセッサ716、RXプロセッサ770、およびコントローラ/プロセッサ775を含む。これゆえ、1つの構成では、前述の手段は、前述の手段によって詳述された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ716、RXプロセッサ770、およびコントローラ/プロセッサ775でありうる。
開示された処理のステップの具体的な順序または階層は、典型的なアプローチの例示であることが理解される。設計選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、再構成されうることが理解される。方法請求項は、さまざまなステップの要素を、サンプル順で示しており、示された具体的な順序または階層に限定されないことが意味される。
前述の記載は、いかなる当業者であっても、ここで開示されたさまざまな態様を実現できるように提供される。これらの態様に対するさまざまな変形例は、当業者に容易に明らかになり、本明細書に定義された一般的な原理は、他の態様にも適用可能である。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されず、請求項の文言と首尾一貫したすべての範囲が与えられることが意図されており、ここで、単数形による要素への参照は、もしも明確に述べられていないのであれば、「1および1のみ」を意味するのではなく、「1または複数」を意味することが意図されている。特に明記されていない限り、用語「いくつか」は、1または複数を称する。当業者に周知であるか、または、後に周知になるべき本開示を通じて記載されたさまざまな態様の要素に対するすべての構造的および機能的な等価物が、参照によって本明細書に明確に組み込まれており、請求項に含められていると意図される。さらに、本明細書で開示されたいずれも、このような開示が請求項において明示的に述べられているかに関わらず、公衆に対して放棄されたものとは意図されていない。これら請求項要素が、「〜する手段」という文言を用いて明確に記載されていないのであれば、あるいは、方法請求項の場合に、「〜するステップ」という文言を用いて記載されていないのであれば、いずれの請求項要素も、35U.S.C第112条第6パラグラフの下で解釈されるべきではない。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
無線通信の方法であって、
第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信することと、
前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを利用することと、を備える方法。
[C2]
前記第1のタイプのサブフレームはマルチキャスト・ブロードキャスト・シングル周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームであり、前記第2のタイプのサブフレームは非MBSFNサブフレームである、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のタイプのサブフレームと前記第2のタイプのサブフレームとは、異なるチャネル条件および/または干渉条件を経験する、C1に記載の方法。
[C4]
前記送信モードは、アップリンク(UL)送信モードであり、前記通信することは、前記サブフレームを送信することを備え、前記送信モードを利用することは、前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおのを送信するためにUL送信モードを利用することを備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記複数のサブフレームのおのおのを送信するために前記UL送信モードを利用することは、
前記第1のタイプのサブフレームを送信するために、前記第1のタイプのサブフレームのための第1のセットの送信モードにある第1の送信モードを選択することと、
前記第1のタイプのサブフレームを送信するために、前記第1の送信モードを利用することと、
前記第2のタイプのサブフレームを送信するために、前記第2のタイプのサブフレームのための第2のセットの送信モードにある第2の送信モードを選択することと、
前記第2のタイプのサブフレームを送信するために、前記第2の送信モードを利用することと、を備えるC4に記載の方法。
[C6]
前記送信モードは、ダウンリンク(DL)送信モードであり、前記通信することは、前記サブフレームを受信することを備え、前記送信モードを利用することは、前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおのを受信するためにDL送信モードを利用することを備える、C1に記載の方法。
[C7]
前記複数のサブフレームのおのおのを受信するために前記DL送信モードを利用することは、
前記第1のタイプのサブフレームを受信するために、前記第1のタイプのサブフレームのための第1のセットの送信モードにある第1の送信モードを選択することと、
前記第1のタイプのサブフレームを受信するために、前記第1の送信モードを利用することと、
前記第2のタイプのサブフレームを受信するために、前記第2のタイプのサブフレームのための第2のセットの送信モードにある第2の送信モードを選択することと、
前記第2のタイプのサブフレームを受信するために、前記第2の送信モードを利用することと、を備えるC6に記載の方法。
[C8]
前記第1のセットの送信モードは、ユーザ機器特有の基準信号が送信されるモードを備える、C7に記載の方法。
[C9]
前記第1のセットの送信モードは、少なくともモード7とモード8とを備える、C8に記載の方法。
[C10]
前記第2のセットの送信モードは、すべてのモードを備える、C7に記載の方法。
[C11]
前記選択された第1の送信モードと、前記選択された第2の送信モードとは異なる、C7に記載の方法。
[C12]
前記サブフレームが前記第1のタイプのサブフレームであるか、または前記第2のタイプのサブフレームであるかに依存して、前記複数のサブフレームのうちのサブフレームのために異なるチャネル・フィードバックを構築すること、をさらに備えるC7に記載の方法。
[C13]
前記チャネル・フィードバックは、異なるモードで構築される、C12に記載の方法。
[C14]
前記第1のタイプのサブフレームのチャネル・フィードバックは、チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)に基づき、前記第2のタイプのサブフレームのチャネル・フィードバックは、セル特有の基準信号(CRS)に基づく、C12に記載の方法。
[C15]
前記サブフレームが前記第1のタイプのサブフレームであるか、または、前記第2のタイプのサブフレームであるかに基づく周期で、チャネル・フィードバックを送信すること、をさらに備えるC1に記載の方法。
[C16]
前記複数のサブフレームのおのおののタイプとは無関係にチャネル・フィードバックを構築することをさらに備え、前記チャネル・フィードバックは、セル特有の基準信号(CRS)またはチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)に基づいて構築される、C1に記載の方法。
[C17]
どれが前記第1のタイプのサブフレームであり、どれが前記第2のタイプのサブフレームであるかに関する、サブフレームに関する情報を受信すること、をさらに備えるC1に記載の方法。
[C18]
無線通信の方法であって、
第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信することと、
前記サブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを用いてユーザ機器(UE)を設定することと、を備える方法。
[C19]
前記第1のタイプのサブフレームはマルチキャスト・ブロードキャスト・シングル周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームであり、前記第2のタイプのサブフレームは非MBSFNサブフレームである、C18に記載の方法。
[C20]
前記UEの送信モードを設定することは、前記UEが経験したチャネル条件および/または干渉条件に基づく、C18に記載の方法。
[C21]
前記サブフレームが前記第1のタイプのサブフレームであるか、または前記第2のタイプのサブフレームであるかに依存して、前記複数のサブフレームのうちのサブフレームのために異なるチャネル・フィードバックを受信すること、をさらに備えるC18に記載の方法。
[C22]
無線通信のための装置であって、
第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信する手段と、
前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを利用する手段と、を備える装置。
[C23]
前記第1のタイプのサブフレームはマルチキャスト・ブロードキャスト・シングル周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームであり、前記第2のタイプのサブフレームは非MBSFNサブフレームである、C22に記載の装置。
[C24]
前記第1のタイプのサブフレームと前記第2のタイプのサブフレームとは、異なるチャネル条件および/または干渉条件を経験する、C22に記載の装置。
[C25]
前記送信モードは、アップリンク(UL)送信モードであり、前記通信する手段は、前記サブフレームを送信し、前記送信モードを利用する手段は、前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおのを送信するためにUL送信モードを利用する、C22に記載の装置。
[C26]
前記複数のサブフレームのおのおのを送信するために前記UL送信モードを利用するために、前記利用する手段はさらに、
前記第1のタイプのサブフレームを送信するために、前記第1のタイプのサブフレームのための第1のセットの送信モードにある第1の送信モードを選択する手段と、
前記第1のタイプのサブフレームを送信するために、前記第1の送信モードを利用する手段と、
前記第2のタイプのサブフレームを送信するために、前記第2のタイプのサブフレームのための第2のセットの送信モードにある第2の送信モードを選択する手段と、
前記第2のタイプのサブフレームを送信するために、前記第2の送信モードを利用する手段と、を備えるC25に記載の装置。
[C27]
前記送信モードは、ダウンリンク(DL)送信モードであり、前記通信する手段は、前記サブフレームを受信し、前記送信モードを利用する手段は、前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおのを受信するためにDL送信モードを利用する、C22に記載の装置。
[C28]
前記複数のサブフレームのおのおのを受信するために前記DL送信モードを利用するために、前記利用する手段はさらに、
前記第1のタイプのサブフレームを受信するために、前記第1のタイプのサブフレームのための第1のセットの送信モードにある第1の送信モードを選択する手段と、
前記第1のタイプのサブフレームを受信するために、前記第1の送信モードを利用する手段と、
前記第2のタイプのサブフレームを受信するために、前記第2のタイプのサブフレームのための第2のセットの送信モードにある第2の送信モードを選択する手段と、
前記第2のタイプのサブフレームを受信するために、前記第2の送信モードを利用する手段と、を備えるC27に記載の装置。
[C29]
前記第1のセットの送信モードは、ユーザ機器特有の基準信号が送信されるモードを備える、C28に記載の装置。
[C30]
前記第1のセットの送信モードは、少なくともモード7とモード8とを備える、C29に記載の装置。
[C31]
前記第2のセットの送信モードは、すべてのモードを備える、C28に記載の装置。
[C32]
前記選択された第1の送信モードと、前記選択された第2の送信モードとは異なる、C28に記載の装置。
[C33]
前記サブフレームが前記第1のタイプのサブフレームであるか、または前記第2のタイプのサブフレームであるかに依存して、前記複数のサブフレームのうちのサブフレームのために異なるチャネル・フィードバックを構築する手段、をさらに備えるC22に記載の装置。
[C34]
前記チャネル・フィードバックは、異なるモードで構築される、C33に記載の装置。
[C35]
前記第1のタイプのサブフレームのチャネル・フィードバックは、チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)に基づき、前記第2のタイプのサブフレームのチャネル・フィードバックは、セル特有の基準信号(CRS)に基づく、C33に記載の装置。
[C36]
前記サブフレームが前記第1のタイプのサブフレームであるか、または、前記第2のタイプのサブフレームであるかに基づく周期でチャネルを送信する手段、をさらに備えるC22に記載の装置。
[C37]
前記複数のサブフレームのおのおののタイプとは無関係にチャネル・フィードバックを構築する手段をさらに備え、
前記チャネル・フィードバックは、セル特有の基準信号(CRS)またはチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)に基づいて構築される、C22に記載の装置。
[C38]
どれが前記第1のタイプのサブフレームであり、どれが前記第2のタイプのサブフレームであるかに関する、サブフレームに関する情報を受信する手段、をさらに備えるC22に記載の装置。
[C39]
無線通信のための装置であって、
第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信する手段と、
前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを用いてユーザ機器(UE)を設定する手段と、を備える装置。
[C40]
前記第1のタイプのサブフレームはマルチキャスト・ブロードキャスト・シングル周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームであり、前記第2のタイプのサブフレームは非MBSFNサブフレームである、C39に記載の装置。
[C41]
前記UEの送信モードを設定する手段は、前記UEが経験したチャネル条件および/または干渉条件に基づく、C39に記載の装置。
[C42]
前記サブフレームが前記第1のタイプのサブフレームであるか、または前記第2のタイプのサブフレームであるかに依存して、前記複数のサブフレームのうちのサブフレームのために異なるチャネル・フィードバックを受信する手段、をさらに備えるC39に記載の装置。
[C43]
コンピュータ・プログラム製品であって、
第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信することと、
前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを利用することと、のためのコードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
[C44]
コンピュータ・プログラム製品であって、
第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信することと、
前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを用いてユーザ機器(UE)を設定することと、のためのコードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
[C45]
無線通信のための装置であって、
第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信し、
前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを利用する、ように構成されたプロセッサを備える装置。
[C46]
無線通信のための装置であって、
第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信し、
前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを用いてユーザ機器(UE)を設定する、ように構成されたプロセッサを備える装置。

Claims (40)

  1. プロセッサを含む無線装置によって実行される、無線通信の方法であって、
    第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信することと、
    前記第1のタイプのサブフレームのための第1の送信モードを、前記第1のタイプのサブフレームのための第1のセットの送信モードから選択することと、
    前記第2のタイプのサブフレームのための第2の送信モードを、前記第2のタイプのサブフレームのための第2のセットの送信モードから選択することと、
    前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを利用することと、を備え
    前記第1および第2の送信モードは両方とも、アップリンク(UL)送信モードまたはダウンリンク(DL)送信モードを備え、
    前記送信モードを利用することは、前記複数のサブフレームのおのおのを送信するために前記UL送信モードを利用すること、または、前記複数のサブフレームのおのおのを受信するために前記DL送信モードを利用することを備え、
    前記第2のセットの送信モードは、前記第1のセットの送信モードを備え、前記第1のセットの送信モードは、ユーザ機器特有の基準信号が送信されるすべての送信モードを備える、方法。
  2. 前記第1のタイプのサブフレームはマルチキャスト・ブロードキャスト・シングル周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームであり、前記第2のタイプのサブフレームは非MBSFNサブフレームである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のタイプのサブフレームと前記第2のタイプのサブフレームとは、異なるチャネル条件下または干渉条件下にある、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1および第2のセットの送信モードは、アップリンク(UL)送信モードであり、前記通信することは、前記複数のサブフレームを送信することを備え、前記選択された送信モードを利用することは、前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおのを送信するために前記選択された送信モードを利用することを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1および第2のセットの送信モードは、ダウンリンク(DL)送信モードであり、前記通信することは、前記複数のサブフレームを受信することを備え、前記選択された送信モードを利用することは、前記複数のサブフレームのおのおのを受信するために前記選択された送信モードを利用することを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のセットの送信モードは、少なくとも、LTE Rel−9 送信モード7とモード8とを備える、請求項に記載の方法。
  7. 前記第2のセットの送信モードは、すべてのLTE Rel−9 送信モードを備える、請求項に記載の方法。
  8. 前記選択された第1の送信モードと、前記選択された第2の送信モードとは異なる、請求項に記載の方法。
  9. 前記サブフレームが前記第1のタイプのサブフレームであるか、または前記第2のタイプのサブフレームであるかに依存して、前記複数のサブフレームのうちのサブフレームのために異なるチャネル・フィードバックを構築すること、をさらに備える請求項に記載の方法。
  10. 前記チャネル・フィードバックは、異なるモードで構築される、請求項に記載の方法。
  11. 前記第1のタイプのサブフレームのチャネル・フィードバックは、チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)に基づき、前記第2のタイプのサブフレームのチャネル・フィードバックは、セル特有の基準信号(CRS)に基づく、請求項に記載の方法。
  12. 前記サブフレームが前記第1のタイプのサブフレームであるか、または、前記第2のタイプのサブフレームであるかに基づく周期で、チャネル・フィードバックを送信すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  13. 前記複数のサブフレームのおのおののタイプとは無関係にチャネル・フィードバックを構築することをさらに備え、前記チャネル・フィードバックは、セル特有の基準信号(CRS)またはチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)に基づいて構築される、請求項1に記載の方法。
  14. どれが前記第1のタイプのサブフレームであり、どれが前記第2のタイプのサブフレームであるかに関する、サブフレームに関する情報を受信すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  15. プロセッサを含む無線装置によって実行される、無線通信の方法であって、
    第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信することと、
    前記第1のタイプのサブフレームのための第1の送信モードを、前記第1のタイプのサブフレームのための第1のセットの送信モードから選択することと、
    前記第2のタイプのサブフレームのための第2の送信モードを、前記第2のタイプのサブフレームのための第2のセットの送信モードから選択することと、
    前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを用いてユーザ機器(UE)を設定することと、を備え
    前記第1および第2の送信モードは両方とも、アップリンク(UL)送信モードまたはダウンリンク(DL)送信モードを備え、
    前記第2のセットの送信モードは、前記第1のセットの送信モードを備え、前記第1のセットの送信モードは、ユーザ機器特有の基準信号が送信されるすべての送信モードを備える、方法。
  16. 前記第1のタイプのサブフレームはマルチキャスト・ブロードキャスト・シングル周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームであり、前記第2のタイプのサブフレームは非MBSFNサブフレームである、請求項15に記載の方法。
  17. 前記UEの送信モードを設定することは、前記UEチャネル条件または干渉条件に基づく、請求項15に記載の方法。
  18. 前記サブフレームが前記第1のタイプのサブフレームであるか、または前記第2のタイプのサブフレームであるかに依存して、前記複数のサブフレームのうちのサブフレームのために異なるチャネル・フィードバックを受信すること、をさらに備える請求項15に記載の方法。
  19. 無線通信のための装置であって、
    第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信する手段と、
    前記第1のタイプのサブフレームのための第1の送信モードを、前記第1のタイプのサブフレームのための第1のセットの送信モードから選択する手段と、
    前記第2のタイプのサブフレームのための第2の送信モードを、前記第2のタイプのサブフレームのための第2のセットの送信モードから選択する手段と、
    前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを利用する手段と、を備え
    前記第1および第2の送信モードは両方とも、アップリンク(UL)送信モードまたはダウンリンク(DL)送信モードを備え、
    前記送信モードを利用する手段は、前記複数のサブフレームのおのおのを送信するために前記UL送信モードを利用すること、または、前記複数のサブフレームのおのおのを受信するために前記DL送信モードを利用する手段を備え、
    前記第2のセットの送信モードは、前記第1のセットの送信モードを備え、前記第1のセットの送信モードは、ユーザ機器特有の基準信号が送信されるすべての送信モードを備える、装置。
  20. 前記第1のタイプのサブフレームはマルチキャスト・ブロードキャスト・シングル周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームであり、前記第2のタイプのサブフレームは非MBSFNサブフレームである、請求項19に記載の装置。
  21. 前記第1のタイプのサブフレームと前記第2のタイプのサブフレームとは、異なるチャネル条件下または干渉条件下にある、請求項19に記載の装置。
  22. 前記送信モードは、アップリンク(UL)送信モードであり、前記通信する手段は、前記複数のサブフレームを送信し、前記送信モードを利用する手段は、前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおのを送信するためにUL送信モードを利用する、請求項19に記載の装置。
  23. 前記送信モードは、ダウンリンク(DL)送信モードであり、前記通信する手段は、前記複数のサブフレームを受信し、前記送信モードを利用する手段は、前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおのを受信するためにDL送信モードを利用する、請求項19に記載の装置。
  24. 前記第1のセットの送信モードは、少なくとも、LTE Rel−9 送信モード7とモード8とを備える、請求項23に記載の装置。
  25. 前記第2のセットの送信モードは、すべてのLTE Rel−9 送信モードを備える、請求項23に記載の装置。
  26. 前記選択された第1の送信モードと、前記選択された第2の送信モードとは異なる、請求項23に記載の装置。
  27. 前記サブフレームが前記第1のタイプのサブフレームであるか、または前記第2のタイプのサブフレームであるかに依存して、前記複数のサブフレームのうちのサブフレームのために異なるチャネル・フィードバックを構築する手段、をさらに備える請求項19に記載の装置。
  28. 前記チャネル・フィードバックは、異なるモードで構築される、請求項27に記載の装置。
  29. 前記第1のタイプのサブフレームのチャネル・フィードバックは、チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)に基づき、前記第2のタイプのサブフレームのチャネル・フィードバックは、セル特有の基準信号(CRS)に基づく、請求項27に記載の装置。
  30. 前記サブフレームが前記第1のタイプのサブフレームであるか、または、前記第2のタイプのサブフレームであるかに基づく周期でチャネル・フィードバックを送信する手段、をさらに備える請求項19に記載の装置。
  31. 前記複数のサブフレームのおのおののタイプとは無関係にチャネル・フィードバックを構築する手段をさらに備え、
    前記チャネル・フィードバックは、セル特有の基準信号(CRS)またはチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)に基づいて構築される、請求項19に記載の装置。
  32. どれが前記第1のタイプのサブフレームであり、どれが前記第2のタイプのサブフレームであるかに関する、サブフレームに関する情報を受信する手段、をさらに備える請求項19に記載の装置。
  33. 無線通信のための装置であって、
    第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信する手段と、
    前記第1のタイプのサブフレームのための第1の送信モードを、前記第1のタイプのサブフレームのための第1のセットの送信モードから選択する手段と、
    前記第2のタイプのサブフレームのための第2の送信モードを、前記第2のタイプのサブフレームのための第2のセットの送信モードから選択する手段と、 前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを用いてユーザ機器(UE)を設定する手段と、を備え
    前記第1および第2の送信モードは両方とも、アップリンク(UL)送信モードまたはダウンリンク(DL)送信モードを備え、
    前記第2のセットの送信モードは、前記第1のセットの送信モードを備え、前記第1のセットの送信モードは、ユーザ機器特有の基準信号が送信されるすべての送信モードを備える、装置。
  34. 前記第1のタイプのサブフレームはマルチキャスト・ブロードキャスト・シングル周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームであり、前記第2のタイプのサブフレームは非MBSFNサブフレームである、請求項33に記載の装置。
  35. 前記UEの送信モードを設定する手段は、前記UEチャネル条件または干渉条件に基づく、請求項33に記載の装置。
  36. 前記サブフレームが前記第1のタイプのサブフレームであるか、または前記第2のタイプのサブフレームであるかに依存して、前記複数のサブフレームのうちのサブフレームのために異なるチャネル・フィードバックを受信する手段、をさらに備える請求項33に記載の装置。
  37. コンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信することと、
    前記第1のタイプのサブフレームのための第1の送信モードを、前記第1のタイプのサブフレームのための第1のセットの送信モードから選択することと、
    前記第2のタイプのサブフレームのための第2の送信モードを、前記第2のタイプのサブフレームのための第2のセットの送信モードから選択することと、
    前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを利用することと、のためのコードを記録し、
    前記第1および第2の送信モードは両方とも、アップリンク(UL)送信モードまたはダウンリンク(DL)送信モードを備え、
    前記送信モードを利用することは、前記複数のサブフレームのおのおのを送信するために前記UL送信モードを利用すること、または、前記複数のサブフレームのおのおのを受信するために前記DL送信モードを利用することを備え、
    前記第2のセットの送信モードは、前記第1のセットの送信モードを備え、前記第1のセットの送信モードは、ユーザ機器特有の基準信号が送信されるすべての送信モードを備える、コンピュータ読取可能な記録媒体。
  38. コンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信することと、
    前記第1のタイプのサブフレームのための第1の送信モードを、前記第1のタイプのサブフレームのための第1のセットの送信モードから選択することと、
    前記第2のタイプのサブフレームのための第2の送信モードを、前記第2のタイプのサブフレームのための第2のセットの送信モードから選択することと、
    前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを用いてユーザ機器(UE)を設定することと、のためのコードを記録し、
    前記第1および第2の送信モードは両方とも、アップリンク(UL)送信モードまたはダウンリンク(DL)送信モードを備え、
    前記第2のセットの送信モードは、前記第1のセットの送信モードを備え、前記第1のセットの送信モードは、ユーザ機器特有の基準信号が送信されるすべての送信モードを備える、コンピュータ読取可能な記録媒体。
  39. 無線通信のための装置であって、
    第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信し、
    前記第1のタイプのサブフレームのための第1の送信モードを、前記第1のタイプのサブフレームのための第1のセットの送信モードから選択し、
    前記第2のタイプのサブフレームのための第2の送信モードを、前記第2のタイプのサブフレームのための第2のセットの送信モードから選択し、
    前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを利用する、ように構成されたプロセッサを備え
    前記第1および第2の送信モードは両方とも、アップリンク(UL)送信モードまたはダウンリンク(DL)送信モードを備え、
    前記送信モードを利用することは、前記複数のサブフレームのおのおのを送信するために前記UL送信モードを利用すること、または、前記複数のサブフレームのおのおのを受信するために前記DL送信モードを利用することを備え、
    前記第2のセットの送信モードは、前記第1のセットの送信モードを備え、前記第1のセットの送信モードは、ユーザ機器特有の基準信号が送信されるすべての送信モードを備える、装置。
  40. 無線通信のための装置であって、
    第1のタイプのサブフレームと第2のタイプのサブフレームとを備える複数のサブフレームで通信し、
    前記第1のタイプのサブフレームのための第1の送信モードを、前記第1のタイプのサブフレームのための第1のセットの送信モードから選択し、
    前記第2のタイプのサブフレームのための第2の送信モードを、前記第2のタイプのサブフレームのための第2のセットの送信モードから選択し、
    前記複数のサブフレームのおのおののタイプに基づいて、前記複数のサブフレームのおのおののために送信モードを用いてユーザ機器(UE)を設定する、ように構成されたプロセッサを備え
    前記第1および第2の送信モードは両方とも、アップリンク(UL)送信モードまたはダウンリンク(DL)送信モードを備え、
    前記第2のセットの送信モードは、前記第1のセットの送信モードを備え、前記第1のセットの送信モードは、ユーザ機器特有の基準信号が送信されるすべての送信モードを備える、装置。
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