JP2012503948A5 - - Google Patents

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SC−FDMA用送信ダイバーシティ 優先権の主張
本出願は、譲受人に譲渡され2008年9月23日に出願された暫定的米国出願61/099,375(発明の名称「長期間改良進化アップリンクのための単一の単一キャリア周波数分割シンボル多重に関する送信ダイバーシティスキーム "TRANSMIT DIVERSITY SCHEME OVER SINGLE SINGLE-CARRIER FREQUENCY DIVISION MULTIPLEXING SYMBOL FOR LONG TERM EVOLUTION ADVANCED UPLINK"」への優先権を要求し、この米国出願は本願に参照として組込まれている。
この開示は一般に通信に関し、特に無線通信システムにおけるデータを送信するための技術に関する。
無線通信方式は広く普及し、音声、ビデオ、パケットデータ、通信、放送など様々な通信コンテンツを提供している。これらの無線システムは、利用可能なシステムリソースの共有により、複数ユーザを支援できる多重アクセスシステムであり得る。そのような多重アクセスシステムの例は、符号分割多重アクセス(CDMA)システム、時分割多重アクセス(TDMA)システム、周波数分割多重アクセス(FDMA)システム、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)システム、及び単一キャリヤFDMA(SC−FDMA)システムを含む。
無線通信方式はデータ伝送の性能を改善するために送信ダイバーシティ(diversity)をサポートし得る。送信ダイバーシティは、多数送信アンテナからのデータ冗長性の伝送に関係し、データ伝送の信頼性を改善する。伝搬路は各送信アンテナと受信アンテナの間に存在し得る。多数送信アンテナ用の伝搬路は、異なるチャネル状況、例えば異なるフェージング(fading)、マルチパス(multipath)、及び干渉結果を経験し得る。従って多数送信アンテナからデータ送信を伝送することは、少なくとも1つのよい伝搬路を介したデータ伝送を受信する可能性を改善し得る。以下に述べるような他の適切な信号特性を維持しながら、送信ダイバーシティをサポートすることが望ましい。
単一のSC−FDMAシンボル期間中に、各送信アンテナの単一キャリア波形を維持しながら、2つの送信アンテナからデータを送信し、十分な送信ダイバーシティを達成する技術がここに記述される。この技術は、アップリンク上の送信についてユーザ装置(UE)により、及びダウンリンク上の送信について基地局により使用され得る。
ある構成では、送信器(例えばUE)は、第1変調シンボルシーケンス及び第2変調シンボルシーケンスを含む第1シンボルベクトルを形成し得る。送信器はさらに、第3変調シンボルシーケンス及び第4変調シンボルシーケンスを含む第2シンボルベクトルを形成し得る。第3及び第4変調シンボルシーケンスは、第2及び第1変調シンボルシーケンスにそれぞれ基づいて発生され得る。各シンボルベクトルはさらに、各変調シンボルシーケンスの周期的プリフィックス(prefix)及び恐らく周期的ポストフィックス(postfix)を含み得る。送信器は、第1シンボルベクトルに基づく第1SC−FDMAシンボル、及び第2シンボルベクトルに基づく第2SC−FDMAシンボルを生成し得る。送信器は、第1及び第2SC−FDMAシンボルを、それぞれ第1及び第2送信アンテナから、単一のSC−FDMAシンボル期間中に送信し、送信ダイバーシティを達成し得る。受信器(例えば基地局)は、SC−FDMA復調及びシンボル検出を行い、送信器から第1及び第2変調シンボルシーケンスを回復し得る。
この開示の様々な局面及び特徴を詳細に以下説明する。
図1は、UE及び基地局のブロック図を示す。 2つの送信アンテナ用の典型的な信号構成を示す。 送信ダイバーシティプロセッサ及び2つの変調器の構成を示す。 復調器及び受信ダイバーシティプロセッサの構成を示す。 典型的なフレーム構成を示す。 送信ダイバーシティを備えたデータを送信する構成を示す。 送信ダイバーシティを備えたデータを送信する構成を示す。 送信ダイバーシティを備えたデータを送信する処理を示す。 送信ダイバーシティを備えたデータ送信用装置を示す。 送信ダイバーシティで送信されたデータを受け取る処理を示す。 SC−FDMA復調及びシンボル検出を行なう処理を示す。 送信ダイバーシティで送信されたデータを受信する装置を示す。
ここに記述される技術は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA及び他システムのように様々な無線通信方式に使用され得る。「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば交換できるように使用される。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、cdma2000などのような無線技術を導入し得る。UTRAは広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))及びCDMAの他の変形例(version)を含んでいる。cdma2000はIS−2000、IS−95及びIS−856標準をカバーする。TDMA方式は、移動通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を導入し得る。OFDMAシステムは、発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラ移動広帯域(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュ(Flash)OFDM(登録商標)のような無線技術を導入し得る。UTRA及びE−UTRAは、ユニバーサル移動モービル・テレコミュニケーション・システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)及びLTE−アドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新製品であって、ダウンリンク上のOFDMA、及びアップリンク上のSC−FDMAを使用する。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A及びGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)」と呼ばれる組織からの文書に記述される。cdma2000とUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書に記述される。ここに記述される技術は、前述のシステム及び無線技術ならびに他のシステム及び無線技術に使用され得る。明瞭にするため、技術のある局面がLTEについて以下説明され、またLTEの用語が下記説明の中で多く使用される。
LTEは、ダウンリンク上の直交周波数分割多重化(OFDM)及びアップリンク上の単一キャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDM及びSC−FDMは、周波数範囲を一般にトーン(tones)、ビンなどと呼ばれる多数(K)の直交サブキャリアへ分割する。システムの帯域幅はK個の総合サブキャリアのサブセットに相当し、また残りのサブキャリアは、ガード周波数帯として使用され得る。サブキャリアはそれぞれデータで変調することができる。一般に変調シンボルは、OFDMの周波数領域及びSC−FDMの時間領域で送信される。隣接したサブキャリア間の間隔は固定されてよい。また、サブキャリアの合計数(K)はシステムの帯域幅に依存し得る。例えばKは、1.25、2.5、5、10又は20MHzのシステムの帯域幅についてそれぞれ、128、256、512、1024あるいは2048に等しくできる。
図1は、無線システムでのUE110及び発展したノードB(eNB: evolved Node B)150の構成ブロック図を示す。これらはLTEシステムあるいは他のシステムである。UEは移動局、ターミナル、アクセスターミナル、加入者ユニット、ステーションなどと呼ばれる。UEは携帯電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルド装置、ラップトップコンピューター、コードレス電話機、ワイヤレスローカルループ(WLL)ステーションなどである。eNBは、UEと通信する局であり、基地局、ノードB、アクセスポイントなどと呼ばれる。図1に示される構成では、UE110は、T個のアンテナ132a〜132tを備え、eNB150はR個のアンテナ152a〜152rを備える(一般にT>1、R≧1)。
UE110で、送信データプロセッサ114は、データ源112からトラヒックデータを受信し、該トラヒックデータを1つ以上の変調及び符号化方法に基づき処理(例えば、符号化、インターリーブ、及び変調)し、データシンボルを提供する。プロセッサ114は、さらにコントローラ/プロセッサ140からの制御データを処理し、データシンボルを提供できる。プロセッサ114は、さらに基準信号かパイロットのための基準シンボルを生成してもよい。送信ダイバーシティプロセッサ120は、データシンボル、制御シンボル及び(または)基準シンボル等を含む変調シンボルを受信できる。プロセッサ120は変調シンボルについて送信ダイバーシティをイネーブル状態で行ない、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)130a〜130tに供給できる。各変調器130は、それぞれの出力シンボルストリームを(例えばSC−FDMA用に)処理し、アウトプットサンプルストリームを得る。各変調器130は出力サンプルストリームを処理(例えばアナログに変換、増幅、フィルター、アップコンバート)し、アップリンク信号を得る。変調器130a〜130tからのT個のアップリンク信号は、T個のアンテナ132a〜132tを介して送信できる。
eNB150で、それぞれのアンテナ152a〜152rは、UE110からアップリンク信号を受信し、該受信信号を復調器(DEMOD)160a〜160rに供給できる。各復調器160はそれぞれの受信信号を調整(例えばフィルター、増幅、ダウンコンバート、またディジタル化)し、受信サンプルを得る。各復調器160は、受信した(例えばSC−FDMA用の)サンプルを処理し、入力サンプルを得る。受信ダイバーシティプロセッサ170は、R個すべての復調器160a〜160rからの入力サンプルを受信し、該入力サンプルを送信ダイバーシティプロセッサ120による処理に対して相補的(complementary)なやり方で処理し、変調シンボル推定値を提供する。受信データプロセッサ172は変調シンボル推定値を処理(例えば復調、デインタリーブ、デコード)し、データシンク(data sink)174にデコードされたトラヒックデータを供給し、コントローラ/プロセッサ190にデコードされた制御データを供給できる。
ダウンリンクにおいては、eNB150で、データ源182からのトラヒックデータ及びコントローラ/プロセッサ190からの制御データが、送信データプロセッサ184及び送信ダイバーシティプロセッサ186によって処理され、変調器160a〜160rによって調整され、UE110に送信され得る。UE110では、eNB150からのダウンリンク信号がアンテナ132によって受信され、復調器130によって調整され、受信ダイバーシティプロセッサ134によって処理され、さらに受信データプロセッサ136によって処理され、UE110に送信されたトラヒックデータ及び制御データを得る。
コントローラ/プロセッサ140及び190は、UE110及びeNB150の動作をそれぞれ指揮できる。メモリ142及び192は、UE110とeNB150のためのデータ及びプログラムコードをそれぞれ格納する。スケジューラ194はデータ伝送のためにUEの予定を組み、予定されたUEにリソースを割り当てることができる。
UE110はトラヒックデータ及び(または)開ループ送信ダイバーシティ(OLTD)(単に送信ダイバーシティと呼ばれることもある)を備えたアップリンクに対する制御データを送信できる。OLTDについて、UE110は複数送信アンテナからの送信データをeNB150の1以上の受信アンテナに、eNB150からのどんなフィードバック情報も使用せずに送信できる。簡単のため、ここでの記述の多くは、UE110の2本の送信アンテナからeNB150の1つの受信アンテナに、送信ダイバーシティを備えたデータ伝送のための説明である。
ある局面では、送信ダイバーシティスキーム(transmit diversity scheme)は単一のSC−FDMAシンボル期間中に、2本の送信アンテナからデータを送信するために用いられ、各送信アンテナについて単一のキャリア波形を維持しながら、十分な送信ダイバーシティを達成し得る。この送信ダイバーシティスキームは、1シンボルスペース時間ブロック符号(STBC:one-symbol space-time block code)スキームとも呼ばれる。単一のキャリア波形は、SC−FDMAを使用して、1セットの隣接するサブキャリア上のデータを送信することにより得られる。単一のキャリア波形は、より低いピーク平均電力比(PAPR:peak-to-average-power ratio)を持っているのが望ましい。例えば、PAPRが低いほど、より小さなバックオフ(back-off)の状態でUE110の電力増幅器の動作を可能とする。これは効率を改善し、より高いピーク最大出力パワーを可能とする。高められた効率はバッテリ寿命を延長し、また、より高いピーク最大出力パワーは、パワーに制限のあるUE(例えば適用範囲の端にあるUE)には望ましい。
図2は、1シンボルのSTBCスキームのための信号構造200の構成を示す。第1送信アンテナ用の第1シンボルベクトルs は、M個の変調シンボルを含み、フォーマット210aを有する。Mは送信に使用されるサブキャリアの数で、任意の整数値である。ベクトルは一群のシンボルを含み、特別のフォーマット(例えば行又はカラム)で表わせる。第1シンボルベクトルは、第1変調シンボルシーケンスa(n)を具備する第1部分及び第2変調シンボルシーケンスb(n)を具備する第2部分を含む。第2送信アンテナ用の第2シンボルベクトルs は、M個の変調シンボルを含み、フォーマット210bを有する。第2のシンボルベクトルは、第3変調シンボルシーケンスb〜(n)を具備する第1部分、及び第4変調シンボルシーケンス−a〜(n)を具備する第2部分を含み得る。
Figure 2012503948
各部分は、P 個の変調シンボルを具備する周期的プリフィックス212を含み、その後に変調シンボルシーケンスのQ個の変調シンボルを具備するデータ部214が続き、その後にP 個の変調シンボルを具備する周期的ポストフィックス216が続く。周期的プリフィックス長P および周期的ポストフィックスP は、以下で述べられるように、無線チャネルの遅延量に基づいて選択され得る。各シンボルベクトルの長さは、M=2(Q+P +P )のように表せる。
第1及び第2シンボルベクトルは次のように表現できる。
Figure 2012503948
式(1)の中で示されるように、第1シンボルベクトルs は、長さQの第1変調シンボルシーケンスa(n)、長さQの第2変調シンボルシーケンスb(n)、及び周期的プリフィックス及びポストフィックスを含み得る。式(2)の中で示されるように、第2のシンボルベクトルs は長さQの第3変調シンボルシーケンスb〜(n)、長さQの第4の変調シンボルシーケンス−a〜(n)、及び周期的プリフィックス及びポストフィックスを含み得る。変調シンボルシーケンス−a〜(n)及びb〜(n)はインバース(inversed)をとると、変調シンボルシーケンスa(n)及びb(n)の変形例に変形し得る。下記に述べるように、図2中の信号構造及び式(1)と式(2)は、全送信ダイバーシティ(full transmit diversity)を提供でき、各送信アンテナの単一キャリア波の波形を維持する。
図2に示される構成及び式(1)及び(2)は、1つのSC−FDMAシンボルを時間領域における2つのより短い単一キャリアシンボルへ効果的に分離する。周期的プリフィックスの長さP 、周期的ポストフィックス長さP 、及び2(P +P )/Mのオーバヘッドは、チャネル遅延量及び所望の性能に基づいて柔軟に構成される。P とP は、レイヤ(Layer)3を介して準統計的(semi-statically)に構成されるか又は、例えばLTEにおける物理的ダウンリンク制御(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)のような制御チャネル上の信号送信によってダイナミックに構成され得る。P とP は又、通常の周期的プリフィックス長、拡張された周期的プリフィックス長、単一周波数ネットワーク(SFN:single frequency network)等のように、関連するシステムパラメータに暗に結び付けられてもよい。例えば、P は通常の周期的プリフィックスの第1の値、拡張された周期的プリフィックス、SFNの第3の値などと等しくてもよい。
図3は、送信ダイバーシティを備えたアップリンク上のデータ伝送のためのUE110における送信ダイバーシティプロセッサ120と、2つの変調器130a及び130bの構成を示すブロック図である。送信ダイバーシティプロセッサ120は、データシンボル、制御シンボルなどを含む変調シンボルd(n)を受信する。各変調シンボルは実数か複素数であり、また変調スキーム(例えばQPSK、QAMなど)、実数または複素数化されたシーケンス等に基づいて得られる。プロセッサ120内で、デマルチプレクサ(Demux)322は、変調シンボルd(n)を、長さQの変調シンボルシーケンスa(n)及びb(n)に非多重化(demultiplex)する。シンボルベトクル発生器324は変調シンボルシーケンスa(n)及びb(n)を受信し、2つのアンテナに対する式(1)及び(2)で示されるようなシンボルベクトルs 及びs を生成し、変調器130a及び130bにシンボルベクトルs 及びs をそれぞれ供給する。
図3に示される構成では、各変調器130はSC−FDMA変調器330及び無線周波数(RF)送信器(TMTR)340を含んでいる。SC−FDMA変調器330a内で、離散的フーリエ変換(DFT)ユニット332aは第1シンボルベクトルs を受信し、シンボルベクトルs 中のM個の変調シンボルについてM点DFTを行ない、M個の周波数領域シンボルS (k)を得る。本明細書で、DFT及び高速フーリエ変換(FFT)という用語は、交換可能に使用され、逆フーリエ変換(IDFT)及び逆FFT(IFFT)も交換可能に使用される。シンボルからサブキャリアへのマッパー(symbol-to-subcarrier mapper)334aは、M個の周波数領域シンボルを、送信に使用されるM個の連続するサブキャリアにマッピングでき、信号値0の0シンボルをサブキャリアのままにマッピングし、合計K個のサブキャリアについて、K個の出力シンボルX (k)を提供する。IFFTユニット336aはK個の出力シンボルについてK点IFFTを行い、有用な部分についてK個の時間領域出力サンプルx (n)を提供する。周期的プリフィックス挿入ユニット338aは、有用な部分の最後のC個の出力サンプルをコピーし、コピーされたサンプルを有用な部分の前部へ追加し、K+C個の出力サンプルを含むSC−FDMAシンボルを形成できる。SC−FDMAシンボルはRF送信器340aによって処理され、K+C個のサンプル期間をカバーし得る1つのSC−FDMAシンボル期間(または単にシンボル期間)にアンテナ132aを介して送信される。変調器130bは同様に第2シンボルベクトルs を処理し、アンテナ132bを介して送信するための他のSC−FDMAシンボルを得る。
図4は、eNB150における送信ダイバーシティを備えたアップリンク上のデータ伝送を行うための1つの復調器160及び受信ダイバーシティプロセッサ170の構成ブロック図を示す。eNB150の受信アンテナ152は、UE110の送信アンテナ132a及び132bからアップリンク信号を受信し、復調器160に受信信号を供給できる。図4に示される構成では、復調器160はRF受信器(RCVR)450及びSC−FDMA復調器460を含んでいる。RF受信器450は受信信号を処理し、SC−FDMA復調器460に受信サンプルを供給できる。SC−FDMA復調器460内で、周期的プリフィックス削除ユニット462は、受信したSC−FDMAシンボル中の周期的プリフィックスを削除し、有用な部分としてK個の受信サンプルy(n)を供給する。FFTユニット464はK個の受信サンプルについてK点FFTを行ない、合計K個のサブキャリアについてK個の受信シンボルY(k)を供給する。シンボルからサブキャリアへのデマッパー(demapper)466は、合計K個のサブキャリアについてK個の受信シンボルを得て、送信に使用されたM個のサブキャリアについてM個の受信シンボルR(k)を提供し、残る受信シンボルを廃棄する。IDFTユニット468はM個の受信シンボルR(k)をM点IDFTにて変形し、受信ダイバーシティプロセッサ170にM個の時間領域入力サンプルr(n)を提供する。
周期的プリフィックス削除ユニット462からの受信サンプルy(n)は、次のように表現できる。
Figure 2012503948
ここで、x(n)及びx(n)は図3中のIFFTユニット336a及び336bからの出力サンプル、
(n)及びh(n)は送信アンテナ132a及び132bに等価なチャネルの個別な時間チャネルインパルス応答、
w(n)はeNB150によって観察される雑音及び干渉、
(×)KはK点循環畳込演算(circular convolution operation)を示す。
Figure 2012503948
各送信アンテナ132の等価なチャネルは、UE110のRF送信器340及びeNB150のRF受信器450の影響と共に、その送信アンテナから受信アンテナ152への実際のチャネルを含む。各送信アンテナのチャネルインパルス応答は、L個の時間領域タップを含み得る。ここで、Lはサブキャリアの合計数よりはるかに少ない(L<<K)。
FFTユニット464からの受信シンボルY(k)は、次のように表現できる。
Figure 2012503948
ここで、X(k)、X(k)、H(k)、H(k)及びW(k)は、それぞれx(n)、x(n)、h(n)、h(n)及びw(n)のK点FFTである。
受信ダイバーシティプロセッサ170において、ユニット472はSC−FDMA復調器460からM個の入力サンプルr(n)を得、長さQの2つのサンプルベクトルr及びrを供給できる。これら入力サンプルrは、次のように表現できる。
Figure 2012503948
式(5)に示されるように、ユニット472は図2の周期的プリフィックス212aに対応する第1のP 入力サンプルr(n)を廃棄してよく、サンプルベクトルr として次のデータ部214aに対応するQ個の入力サンプルを提供できる。式(6)に示されるように、ユニット472は、図2の周期的ポストフィックス216a及び周期的プリフィックス212bに対応する次の(P+P)個の入力サンプルを廃棄し、サンプルベクトルr2としてデータ部分214bに対応する次のQ個の入力サンプルを提供できる。周期的プリフィックスの長さP及び周期的ポストフィックスの長さPは、十分に長くなるよう選択可能で、例えばP≧!L・M/K+1!及びP≧1である。
Figure 2012503948
この場合、式(5)及び(6)中の入力サンプルは次のように表現せる。
Figure 2012503948
ここで、
/h(n)及び/h(n)はそれぞれ送信アンテナ132a及び132bの短縮されたチャネルインパルス応答、
(n)及びw(n)は、入力サンプルr(n)及びr(n)によってそれぞれ観察された雑音と干渉を示し、
(×)はQ点循環畳込(circular convolution)演算を示す。
Figure 2012503948
短縮されたチャネルインパルス応答/h(n)及び/h(n)は以下のように得られる。チャネルインパルス応答h(n)及びh(n)は長さK(例えば零パディング(padding))まで延長され、その後、K点FFTで変形され、チャネル周波数レスポンスにH(k)及びH(k)がそれぞれ得られる。チャネル周波数応答H′(k)は、送信に使用されるM個のサブキャリアについて、H(k)中のM個のチャネル利得にて形成できる。同様に、チャネル周波数応答H′(k)は、送信に使用されたM個のサブキャリアについて、H(k)中のM個のチャネル利得にて形成できる。チャネル周波数レスポンスH′(k)及びH′(k)は、M点DFTで変形され、Mタップチャネルインパルス応答h′(n)及び h′(n)がそれぞれ得られる。ある構成では、短縮されたチャネルインパルス応答/h(n)及び/h(n)は、以下のように形成できる。
Figure 2012503948
ここで、ν=!L・M/K+1!である。
右端のチャネルタップh′(M−1)及びh′(M−1)は、矩形窓のH(k)及びH(k)のウィンドウ処理(windowing)によるかなりのエネルギー量を持ち、H′(k)及びH′(k)がそれぞれ得られる。
他の構成において、チャネルインパルス応答h′(n)及びh′(n)におけるほとんどのエネルギーを備えたQ個の循環的に連続するタップは、短縮されたチャネルインパルス応答/h(n)及び/h(n)としてそれぞれ使用されてもよい。短縮されたチャネルインパルス応答/h(n)及び/h(n)は、他の方法でも得られる。
DFTユニット474aは、ベクトルr中のQ個の入力サンプルr(n)について、Q点DFTを行ない、Q個の入力シンボルにR(k)を供給できる。同様に、DFTユニット474bは、ベクトルr 中のQ個の入力サンプルr(n)について、Q点DFTを行ない、Q個の入力シンボルにR(k)を供給し得る。入力シンボルR(k)及びR(k)は次のように表現できる。
Figure 2012503948
ここで、A(k)、B(k)、/H(k)、/H(k)、W(k)及びW(k)は、a(n)、b(n)、/h(n)、/h(n)、w(n)及びw(n)のそれぞれQ点DFTである。
シンボル検出器476は入力シンボルR(k)及びR(k)と、短縮されたチャネル周波数応答/H(k)及び/H(k)を受信する。ある構成では、シンボル検出器476は以下のようにシンボル検出を行なってもよい。
Figure 2012503948
ここで、A^(k)及びB^(k)はそれぞれ検知されたシンボルであって、これらは送信されたシンボルA(k)及びB(k)の推定値である。
Figure 2012503948
式(13)及び(14)で示されるように、デュアルダイバーシティ(dual diversity)が達成され、検知されたシンボルは、(/ (k)|/(k)|)によって拡大又は縮小された(scaled)送信シンボルに等しく、雑音によって品質低下している。更に、デュアルダイバーシティは、各送信アンテナについて単一キャリア波形を維持しながら、単一のSC−FDMAシンボル期間中のデータ伝送のために達成されてもよい。
他の構成では、シンボル検出器476は、最小平均二乗エラー(MMSE:minimum mean square error)に、以下のように基づいてシンボル検出を行なってもよい。
Figure 2012503948
ここで、G(k)=(/(k)|/(k)|)、
P(k)はA(k)及びB(k)の信号電力、
N(k)は式(13)及び(14)中の雑音項の雑音電力である。
シンボル検出も他の方法で行なうことができる。あらゆる場合で、IDFTユニット478aは、Q個の検知したシンボルA^(k)についてQ点IDFTを行い、Q個の変調シンボル推定値a^(n)を提供できる。同様に、IDFTユニット478bは、Q個の検知したシンボルB^(k)についてQ点IDFTを行い、Q個の変調シンボル推定値b^(n)を提供できる。マルチプレクサ(Mux)480は、変調シンボル推定値a^(N)及びb^(n) を多重化し、送信された変調シンボルd(n)の推定値である変調シンボル推定値d^(n)を供給できる。
図4は、1シンボルSTBCスキームに対して、周波数領域でのシンボル検出を行なう特定の構成を示す。シンボル検出も他の方法で行なうことが可能である。
簡単のため、図4はeNB150が単一の受信アンテナを含んでいる構成を示している。UE110により送信ダイバーシティを備えて送られたデータ伝送を受信するために多数の受信アンテナを使用してもよい。その場合、eNB150は、例えば上述したようにeNBの各受信アンテナrについて検知されたシンボルAr^(k)及びBr^(k)を得ることができる。そしてeNB150は、すべての受信アンテナについて検知されたシンボルに重み付けをして結合し、最終的な検出シンボルA^(k)及びB^(k)を得ることができる。これら検出シンボルは送信データを回復するために更に処理される。
ここで説明された1シンボルSTBCスキームは、送信ダイバーシティが望まれる各SC−FDMAシンボルに使用されてもよい。1シンボルSTBCスキームは、1つ以上の他の送信ダイバーシティスキームと共に使用されてもよい。
図5は、LTE内で使用されるフレーム構成500を示す。送信スケジュールは無線フレームのユニットへ分割され得る。各無線フレームには、所定の持続長(例えば10ミリ秒(ms))を有し、0〜9のインデックスを備えた10個のサブフレームへ分割できる。サブフレームはそれぞれ2つのスロットを含むことができる。従って各無線フレームは、0〜19のインデックスを備えた20のスロットを含む。各スロットはN個のシンボル期間を含み、このNは拡張された周期的プリフィックスについて6に等しく、すなわち通常の周期的プリフィックスの7に等しい。
図6Aは、通常の周期的プリフィックスで7つのシンボル期間の1スロット中の送信ダイバーシティを備えた送信データの構成を示す。アップリンクにおいては、1つのSC−FDMAシンボルが各シンボル期間中で送られる。7つのSC−FDMAシンボル0〜6がスロットの7つのシンボル期間中で送られる。SC−FDMAシンボル3には、eNBによってチャネル推定及びコヒーレント(coherent)な復調に使用される復調基準信号(DM−RS)を配置することができる。SC−FDMAシンボル6には、チャネル品質を評価するためにeNBによって使用される音声(sounding)基準信号(SRS)を配置することができる。音声基準信号は、いくつかのスロットの中で周期的に送ることができ、音声基準信号が送られない場合、SC−FDMAシンボル6にはデータを配置してもよい。
図6Aに示されない1つの構成では、SC−FDMAシンボルはそれぞれ、1シンボルSTBCスキームに基づいて生成されてもよい。図6Aに示される他の構成では、4つのSC−FDMAシンボルが2シンボルSTBCスキームに基づいて生成され、1つのSC−FDMAシンボルは1シンボルSTBCスキームに基づいて生成されてもよい。2シンボルSTBCスキームは、2本の送信アンテナから2つのSC−FDMAシンボル中の変調シンボルのブロックを送信してもよい。図6Aの中で示されるように、SC−FDMAシンボル0及び1は、SC−FDMAシンボル2及び4と同様に、2シンボルSTBCスキームに基づいて生成されてもよく、SC−FDMAシンボル5は1シンボルSTBCスキームに基づいて生成されてもよい。あるいは、SC−FDMAシンボル4及び5と同様に、SC−FDMAシンボル0及び1は、2シンボルSTBCスキームに基づいて生成されてもよく、また、SC−FDMAシンボル2は、1シンボルSTBCスキーム(図6Aの中で示されない)に基づいて生成されてもよい。
図6Bは、拡張周期的プリフィックスで6つのシンボル期間の1つのスロット中の送信ダイバーシティを備えた送信データ構成を示す。6つのSC−FDMAシンボル0〜5は、スロットの6つのシンボル期間中に送信できる。SC−FDMAシンボル0、1、3、4及び5は、データを伝送し、SC−FDMAシンボル3は復調基準信号を伝送できる。
図6Bに示されない1つの構成では、SC−FDMAシンボルはそれぞれ1シンボルSTBCスキームに基づいて生成されてもよい。図6Bで示される他の構成では、4つのSC−FDMAシンボルが2シンボルSTBCスキームに基づいて生成されてもよく、1つのSC−FDMAシンボルが1シンボルSTBCスキームに基づいて生成されてもよい。図6Bに示されるように、SC−FDMAシンボル3及び4と同様にSC−FDMAシンボル0及び1は、2シンボルSTBCスキームに基づいて生成されてもよく、SC−FDMAシンボル5は1シンボルSTBCスキームに基づいて生成されてもよい。あるいは、SC−FDMAシンボル4及び5と同様にSC−FDMAシンボル0及び1は、2シンボルSTBCスキームに基づいて生成されてもよく、SC−FDMAシンボル3は、1シンボルSTBCスキーム(図6Bに示されない)に基づいて生成されてもよい。
図6A及び6Bは、データの奇数個のSC−FDMAシンボルがある場合に、1シンボルSTBCスキームが孤児の(orphan)SC−FDMAシンボルに使用できる2つのシナリオを示す。1シンボルSTBCスキームは、他のシナリオにおける孤児のSC−FDMAシンボルに使用できる。また1シンボルSTBCスキームが、各SC−FDMAシンボルあるいは幾つかのSC−FDMAシンボルについて、SC−FDMAシンボルの数にかかわらず使用できる。
ここに記述された1シンボルSTBCスキームは、他の送信ダイバーシティスキームに対してある利点を提供する。例えば、1シンボルSTBCスキームは、スペース周波数ブロック符号(SFBC)スキーム、2シンボルSTBCスキームなどより良くあり得る。SFBCスキームは1つの送信アンテナ上で単一のキャリア波形を維持することができるが、他の送信アンテナでは異なる。2シンボルSTBCスキームは、各送信アンテナ上で単一キャリアの波形を維持できるが、例えば図6A及び6Bに示されるように、奇数個のSC−FDMAシンボルがある場合に利用できない1対のSC−FDMAシンボル上でデータを送信する。1シンボルSTBCスキームは、単一のSC−FDMAシンボル期間中で動作し、十分なダイバーシティを達成し、各送信アンテナについて単一キャリアの波形を維持する。1シンボルSTBCスキームはさらに、SFBCスキームに匹敵するパフォーマンスを提供し、周波数スイッチ送信ダイバーシティ(FSTD)スキーム及び周期的遅延ダイバーシティ(CDD)スキームより優れたパフォーマンスを提供できる。
図7は、無線通信システムにおけるデータを送信する処理700の構成を示す。処理700は、UE、基地局/eNBあるいは他の物体であり得る送信器によって行なわれてよい。送信器は、第1変調シンボルシーケンス(例えば(n))及び第2変調シンボルシーケンス(例えばb(n))を含む第1シンボルベクトル(例えばs )を形成してもよい(ブロック712)。送信器はさらに、第3変調シンボルシーケンス(例えばb(n))及び第4変調シンボルシーケンス(例えば−a(n))を具備する第2シンボルベクトル(例えばs )を形成してもよい(ブロック714)。第3変調シンボルシーケンスが、第2変調シンボルシーケンスの(例えばインバースされた、周期的にシフトされた、及び共役の)変形例に基づいて生成されてもよい。第4変調シンボルシーケンスは第1変調シンボルシーケンスの(例えばインバースされた、周期的にシフトされた及び共役の)変形例に基づいて生成されてもよい。送信器は、第1送信アンテナの第1SC−FDMAシンボルを第1シンボルベクトルに基づいて生成してもよい(ブロック716)。送信器はさらに、第2シンボルベクトルに基づいて、第2送信アンテナの第2SC−FDMAシンボルを生成してもよい(ブロック718)。送信器は単一のシンボル期間中に、第1送信アンテナから第1SC−FDMAシンボル及び第2送信アンテナから2番目のSC−FDMAシンボルを送信し、送信ダイバーシティを達成する(ブロック720)。
1つの構成では、第1シンボルベクトルはさらに、第1変調シンボルシーケンスのための第1周期的プリフィックス(例えば図2の周期的プリフィックス212a)及び第2変調シンボルシーケンスのための第2の周期的プリフィックス(例えば周期的プリフィックス212b)を含んでよい。第2シンボルベクトルはさらに、第3変調シンボルシーケンスのために第3の周期的プリフィックス(例えば周期的プリフィックス212c)及び第4変調シンボルシーケンスのための第4の周期的プリフィックス(例えば周期的プリフィックス212d)を含んでもよい。1つの構成では第1シンボルベクトルはさらに、第1変調シンボルシーケンスのために第1周期的ポストフィックス(例えば周期的ポストフィックス216a)及び 第2変調シンボルシーケンスのための第2の周期的ポストフィックス(例えば周期的ポストフィックス216b)を含んでよい。第2シンボルベクトルはさらに、第3変調シンボルシーケンスのための第3の周期的ポストフィックス(例えば周期的ポストフィックス216c)及び第4変調シンボルシーケンスのための第4周期的ポストフィックス(例えば周期的ポストフィックス216d)を含んでよい。周期的プリフィックスは各々P の第1長さを持ち、周期的ポストフィックスは各々P の第2長さを持ち、及び変調シンボルシーケンスは各々Qの第3長さを持っていてもよい。1つの構成では、送信器は、第1及び第2長さを示す信号を受け取ってもよい。第2構成では、送信器はシステムパラメタに基づいて、例えば通常の周期的プリフィックス、拡張周期的プリフィックスなどの第1及び第2長さを決定してもよい。一般に、最初でと第2シンボルベクトルは周期的プリフィックスを含んでいてもよいし、含んでいなくてもよいそして、周期的ポストフィックスを含んでいてもよいし、含んでいなくてもよい。
1つの構成では、送信器は1スロット中のデータ伝送に使用される各シンボル期間の中で、第1及び第2送信アンテナについて一対のSC−FDMAシンボルを生成してもよい。SC−FDMAシンボルの各ペアが、それぞれ一対の第1及び第2変調シンボルシーケンスに基づいて生成されてもよい。他の構成では、例えば図6A又は6Bのように、送信器はシンボル期間の各ペアについて、スロットの中でデータ伝送に使用される1セットの4つのSC−FDMAシンボルを生成してもよい。送信器は、2本の送信アンテナから4つのSC−FDMAシンボルの各セットを、スロットの2つのシンボル期間中で送信してよい。送信器は2本の送信アンテナから第1及び第2SC−FDMAシンボルを、スロットの1つのシンボル期間の中で送信してもよい。送信器はさらに、送信ダイバーシティスキームの他のある組合せを使用して、データを送信してもよい。
図8は、無線通信システム中のデータを送信する装置800の構成を示す。装置800は第1変調シンボルシーケンス及び第2変調シンボルシーケンスを含む第1シンボルベクトルを形成するモジュール812を含み、また第3変調シンボルシーケンス及び第4変調シンボルシーケンスを含む第2シンボルベクトル形成するモジュール814を含み、ここで、第3及び第4変調シンボルシーケンスは、第2及び第1変調シンボルシーケンスにそれぞれ基づいて生成される。また装置800は、第1シンボルベクルに基づいて、第1送信アンテナに対して第1SC−FDMAシンボルを生成するモジュール816、及び第2シンボルベクターに基づいて、第2アンテナ送信に対して第2SC−FDMAシンボルを生成するモジュール818、及び第1及び第2送信アンテナから第1及び第2SC−FDMAシンボルをそれぞれ単一のSC−FDMAシンボル期間中に送信するモジュール820を含み、送信ダイバーシティを達成する。
図9は無線通信システムの中で、データを受信する処理900の構成を示す。処理900は、基地局/eNB、UEあるいは他の存在であり得る受信器によって行なわれてよい。受信器は、送信器の第1送信アンテナから送られた第1SC−FDMAシンボル及び第2送信アンテナから送られた第2SC−FDMAシンボルを含む受信SC−FDMAシンボルを得てよい(ブロック912)。第1SC−FDMAシンボルは、第1と第2変調シンボルシーケンスを含む第1シンボルベクトルに基づいて、送信器によって生成されてもよい。第2SC−FDMAシンボルは、第2と第1変調シンボルシーケンスにそれぞれ基づいて生成される第3と第4変調シンボルシーケンスを含む第2シンボルベクトルに基づいて、送信器によって生成されてもよい。送信器は受信SC−FDMAシンボルを処理して、第1と第2変調シンボルシーケンスの推定値を得てもよい(ブロック914)。
図10は、図9にブロック914の構成を示す。受信器は受信SC−FDMAシンボルについてSC−FDMA復調を行い、送信に使用された1セットのサブキャリアのための受信シンボル(例えばR(k))を得、また受信シンボルに基づいた時間領域入力サンプル(例えばr(n))を得る(ブロック1012)。その後受信器は、入力サンプル、第1送信アンテナのための第1チャネル推定、及び第2送信アンテナのための第2チャネル推定に基づいて、シンボル検出を行なってよい。シンボル検出の1つの構成において、 例えば、式(5)及び(6)で示されるように、受信器は入力サンプルを第1の入力サンプル(例えばr (n))及び第2入力サンプル(例えばr(n))へ非多重化(demultiplex)してもよい(ブロック1014)。受信器は、第1入力サンプルを周波数領域へ変形し、第1の入力シンボル(例えばR (k))を得る(ブロック1016)。受信器はさらに、第2入力サンプルを周波数領域へ変形し、第2入力シンボル(例えばR(k))を得る(ブロック1018)。
受信器は、第1と第2チャネル推定に基づいて、第1及び第2入力シンボルを組み合わせ、第1と第2の検知されたシンボルを得る(ブロック1020)。例えば受信器は、例えば式(13)で示されるように、(i)第1チャネル推定値(例えば/H* (k))の第1変形例が乗算された第1入力シンボル(例えばR (k))の第1変形例と、(ii)第2チャネル(例えば/(k))の第1変形例が乗算された第2入力シンボル(例えばR*(k))の第1変形例とを合計して、第1の検出されたシンボルを得てよい。受信器は、例えば、式(14)に示されるように、(i)第2チャネル推定値(例えば/(k))の第2変形例が乗算された第1入力シンボル(例えばR* (k))の第2変形例と、(ii)第2入力シンボル(例えばR(k))の第1チャネル(例えば/H* (k))の第2変形例が乗算された第2変形例とを合計し、第2の検知されたシンボルを得てよい。受信器はさらに、例えば、式(15)及び(16)で示されるように、他の方法でシンボル検出を行なってもよい。
受信器は、第1の検知されたシンボルを時間領域へ変形し、
第1変調シンボルシーケンス(例えば、1つのa^(n))の推定値を得る(ブロック1022)。受信器はさらに、第2の検知されたシンボルを時間領域への変形し、第2変調シンボルシーケンス(例えばb(n))の推定値を得る(ブロック1024)。 受信器はさらに少なくとも1つの追加の受信SC−FDMAシンボルを少なくとも1つの追加の受信アンテナから得てもよい。付加的な受信SC−FDMAシンボルはそれぞれ、送信器によって送られた第1と第2SC−FDMAシンボルを含んてもよい。受信器は受信SC−FDMAシンボルをすべて処理し、第1と第2変調シンボルシーケンスの推定値を得てもよい。例えば受信器は、各受信SC−FDMAシンボルに対してSC−FDMA復調を行ない、そのSC−FDMAシンボルのための入力サンプルを得てもよい。その後受信器は、すべての受信SC−FDMA及び第1と第2送信アンテナに関するシンボル及びチャネル推定から、入力サンプルに基づくシンボル検出を行ない、第1と第2変調シンボルシーケンスの推定値が得られる。
図11は、無線通信システム内でデータを受け取る装置1100の構成を示す。装置1100はモジュール1112を含み、このモジュール1112は、受信器にて、第1送信アンテナから送られた第1SC−FDMAシンボルと送信器の第2送信アンテナから送られた第2SC−FDMAシンボルを含む受信SC−FDMAシンボルを受信器にて得る。ここで、第1と第2SC−FDMAシンボルは、図9で上述したように送信器によって生成される。また装置1100は、受信SC−FDMAシンボルを処理し、第1と第2SC−FDMAシンボルの中で送られた第1と第2変調シンボルシーケンスの推定値を得るモジュール1114を含む。
図8及び11中のモジュールは、プロセッサ、エレクトロニクスデバイス、ハードウェアデバイス、エレクトロニクスコンポーネント、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、又はあるいはそれの任意の組合せを含んでもよい。
技術に熟練のものは、情報と信号が様々な異なる技術及び仕方のうちのどれかを使用して表わされてもよいと理解するだろう。上記の記述の全体にわたって参考文献として記載された例えばデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁界か、粒子、光学のフィールド又は粒子、あるいはそれの任意の組合せによって表わされてもよい。
本開示に関してここに記述された様々な実例例となる論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピューターソフトウェアあるいは組合せとして実施できる。熟練者はこれを評価するだろう。明白に例証すると、ハードウェア及びソフトウェア、様々な実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路及びステップのこの互換性は、それらの機能性の点から一般に上記のように説明された。そのような機能性がハードウェアまたはソフトウェアとして実施されるかどうかは、特定用途とシステム全体に課された構成上の制約に依存する。熟練者は各特定用途の方法を変える際に記述された機能性を実施してもよいが、そのような実施の決定は現在の開示の範囲から離れて引き出されたものと解釈されるべきでない。
様々な実例となる論理ブロック、モジュール、及び開示に対して、ここに記述された回路は導入できる。あるいは、メインプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向けIC(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)あるいは他のプログラマブルロジックデバイスで行なわれて、個別ゲートかトランジスター論理、個別ハードウェア構成機器あるいはここに記述した機能を実行することを目指したどのような組合せも可能である。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよい。しかし代案では、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラあるいはステートマシン(state machine)であり得る。プロセッサも、コンピューティング装置(例えばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数個のマイクロプロセッサ、DSPコアと共働する1個以上のマイクロプロセッサあるいは他のそのような装置)の組合せとして導入されてもよい。
上記開示に関連して記述された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにより、あるいはこれら2つの組合せで具体化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリー、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD−ROMあるいは現在知られている記憶媒体の他の形式に存在してもよい。典型的な記憶媒体は、プロセッサが情報を読み出し書き込むことができるようにプロセッサにつながれる記憶媒体である。あるいは、記憶媒体はプロセッサに組み込まれていてもよい。プロセッサと記憶媒体はASIC内に存在してもよい。ASICはユーザー端末に存在してもよい。あるいは、プロセッサと記憶媒体はユーザ端末の個別部品として存在してもよい。
1つ以上の典型的な構成では、記述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアあるいはそれらの組合せたものに導入されてもよい。ソフトウェアで導入される場合、この機能は、1以上の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に格納あるいは転送され得る。コンピュータ可読媒体には、コンピュータ記憶媒体及びコンピュータープログラムの転送を容易とするあらゆる通信メディアの両方を含む。記憶媒体は、汎用また専用コンピュータによってアクセスできるあらゆる利用可能なメディアであり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置あるいは他の磁気記憶装置、あるいは汎用または専用計算機または専用プロセッサによりアクセスすることができ、希望のプログラムコード手段の命令あるいはデータ構造を格納するために使用することができる他の媒体を含むことができる。また、あらゆる接続も適切にコンピュータ可読媒体と命名できる。例えば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)あるいは赤外線、無線及びマイクロ波のような無線技術を使用して、ソフトウェアがウェブサイト、サーバあるいは他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSLあるいは赤外線、無線及びマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれている。ここに使用されたディスクは、ディスクが通常磁気的にデータを再生するフロッピー(登録商標)ディスクとともに、ディスクがレーザでデータを光学的に生成するコンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、及びブルーレイディスクを含んでいる。上記のものの組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
開示の上記記述は、あらゆる当業者がこの開示を作るか使用することを可能にするように提供された。本開示への様々な修正は当業者には容易に明白になる。また、ここに定義された総括的な原則は、本開示から外れずに他の変形例に適用され得る。従って本開示は、ここに記述した例及び構成に限定されることは意図しておらず、ここに示された原則と新規な特徴に一致する最も広い範囲に一致するものである。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]無線通信方法であって、
第1変調シンボルシーケンス及び第2変調シンボルシーケンスを含む第1シンボルベクトルを形成し、
第3変調シンボルシーケンス及び第4変調シンボルシーケンスを含む第2シンボルベクトルを形成し、ここで前記第3変調シンボルシーケンスは前記第2変調シンボルシーケンスに基づいて生成され、前記第4変調シンボルシーケンスは前記第1変調シンボルシーケンスに基づいて生成されるものであり、
前記第1シンボルベクトルに基づいて、第1送信アンテナに対して第1の単一キャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)シンボルを生成し、
前記第2のシンボルベクトルに基づいて、第2送信アンテナに対して第2SC−FDMAシンボルを生成する無線通信方法。
[2]送信ダイバーシティを達成するために、単一のSC−FDMAシンボル期間中に、前記第1送信アンテナから前記第1SC−FDMAシンボルを、前記第2送信アンテナから前記第2SC−FDMAシンボルを送信することを更に含む[1]の方法。
[3]前記第2変調シンボルシーケンスの変形例に基づいて、前記第3変調シンボルシーケンスを生成し
前記第1変調シンボルシーケンスの変形例に基づいて、前記第4変調シンボルシーケンスを生成することを更に含む[1]の方法。
[4]前記第1シンボルベクトルは前記第1変調シンボルシーケンスのための第1周期的プリフィックスと、前記第2変調シンボルシーケンスのための第2周期的プリフィックスとを具備し、更に前記第2シンボルベクトルは、前記第3変調シンボルシーケンスのための第3周期的プリフィックスと、前記第4変調シンボルシーケンスのための第4周期的プリフィックスを更に含む[1]の方法
[5]前記第1シンボルベクトルは,
前記第1変調シンボルシーケンスのための第1周期的ポストフィックスと、前記第2変調シンボルシーケンスのための第2周期的ポストフィックスとを具備し、更に前記第2のシンボルベクトルは、前記第3変調シンボルシーケンスのための第3周期的ポストフィックスと、前記第4変調シンボルシーケンスのための第4周期的ポストフィックスとを含む[4]の方法
[6]前記第1シンボルベクトルは前記第1周期的プリフィックスを含み、該プリフィックスには前記第1変調シンボルシーケンス続き、その次に前記第1周期的ポストフィックスが続き、その次に前記第2の周期的プリフィックスが続き、その次に前記第2の変調シンボルシーケンスが続き、その次に前記第2の周期的ポストフィックスが続き、及び
前記第2のシンボルベクトルは前記第3周期的プリフィックスを含み、該プリフィックスには前記第3変調シンボルシーケンスが続き、その次に前記第3周期的ポストフィックスが続き、その次に前記第4周期的プリフィックスが続き、その次に前記第4変調シンボルシーケンスが続き、その次に前記第4周期的ポストフィックスが続く[5]の方法。
[7]前記第1、第2、第3及び第4周期的プリフィックスの各々は第1長さを有し、前記第1、第2、第3及び第4周期的ポストフィックスは第2長さを有し、前記第1、第2、第3及び第4変調シンボルシーケンスは各々、第3長さを有する[5]の方法。
[8]前記第1及び第2長さを示す信号を受信することを更に含む[7]の方法。
[9]システムパラメタに基づいて、前記第1及び第2長さを決定することを更に含む[7]の方法。
[10]1スロットにおけるデータ伝送に使用される各シンボル期間中に、前記第1及び第2送信アンテナに対して1対のSC−FDMAシンボルを生成することを更に含み、各1対のSC−FDMAシンボルは、1対の第1及び第2変調シンボルシーケンスにそれぞれ基づいて生成される[1]の方法。
[11]1スロットにおけるデータ伝送に使用される各1対のシンボル期間について、4つのSC−FDMAシンボルの1セットを生成し、
前記スロットの2つのシンボル期間中に、前記第1及び第2送信アンテナから4つのSC−FDMAシンボルの各セットを送信し、及び
前記スロットの1シンボル期間中に、前記第1及び第2送信アンテナから前記第1及び第2SC−FDMAシンボルを送信することを更に含む[1]の方法。
[12]第1変調シンボルシーケンス及び第2変調シンボルシーケンスを含む第1シンボルベクトルを形成する手段と、
第3変調シンボルシーケンス及び第4変調シンボルシーケンスを含む第2シンボルベクトルを形成する手段と、ここで前記第3変調シンボルシーケンスは前記第2変調シンボルシーケンスに基づいて生成され、及び前記第4変調シンボルシーケンスは、前記第1変調シンボルシーケンスに基づいて生成されるものであり、
第1シンボルベクトルに基づいて、第1の単一キャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)シンボルを、第1送信アンテナに対して生成する手段と、及び
前記第2シンボルベクトルに基づいて、第2SC−FDMAシンボルを前記第2送信アンテナに対して生成する手段と、
を具備する無線通信用の装置。
[13]単一のSC−FDMAシンボル期間中に、前記第1送信アンテナから前記第1SC−FDMAシンボルを送信し、前記第2送信アンテナから前記第2SC−FDMAシンボルを送信し、送信ダイバーシティを達成する手段を更に含む[12]の装置。
[14]前記第2変調シンボルシーケンスの変形例に基づいて、前記第3変調シンボルシーケンスを生成する手段と、
前記第1変調シンボルシーケンスの変形例に基づいて前記第4変調シンボルシーケンスを生成する手段を更に含む[12]の装置。
[15]前記第1シンボルベクトルは前記第1変調シンボルシーケンスのための第1周期的プリフィックス及び前記第2変調シンボルシーケンスのための第2周期的プリフィックスを更に具備し、
前記第2シンボルベクトルは、更に前記第3変調シンボルシーケンスのための第3周期的プリフィックスと、前記第4変調シンボルシーケンスのための第4周期的プリフィックスを含む[12]の装置。
[16]前記第1シンボルベクトルは前記第1変調シンボルシーケンスのための第1周期的ポストフィックス、及び前記第2変調シンボルシーケンスのための第2周期的ポストフィックスを更に具備し、
前記第2のシンボルベクトルは、更に前記第3変調シンボルシーケンスのための第3周期的ポストフィックス、及び前記第4変調シンボルシーケンスのための第4周期的ポストフィックスを具備する[15]の装置
[17]第1変調シンボルシーケンス及び第2変調シンボルシーケンスを含む第1シンボルベクトルを形成し、及び第3変調シンボルシーケンス及び第4変調シンボルシーケンスを含む第2シンボルベクトルを形成するよう構成された少なくとも1つのプロセッサを具備し、
前記第3変調シンボルシーケンスは前記第2変調シンボルシーケンスに基づいて生成され、前記第4変調シンボルシーケンスは前記第1変調シンボルシーケンスに基づいて生成されており、
前記プロセッサは、前記第1シンボルベクトルに基づいて、前記第1送信アンテナに対して第1単一キャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)シンボルを生成し、前記第2シンボルベクトルに基づいて、第2送信アンテナに対して第2SC−FDMAシンボルを生成する無線通信用の装置。
[18]前記少なくとも1つのプロセッサーは、単一のSC−FDMAシンボル期間中に、前記第1送信アンテナから前記第1SC−FDMAシンボルを送信し、前記第2送信アンテナから前記第2SC−FDMAシンボルを送信して、送信ダイバーシティを達成するよう構成される[17]の装置。
[19]前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2変調シンボルシーケンスの変形例に基づいて、前記第3変調シンボルシーケンスを生成し、及び前記第1変調シンボルシーケンスの変形例に基づいて、前記第4変調シンボルシーケンスを生成するよう構成される[17]の装置。
[20]前記第1シンボルベクトルは、前記第1変調シンボルシーケンスのための第1周期的プリフィックス及び前記第2の変調シンボルシーケンスのための第2周期的プリフィックスを更に含み、
前記第2シンボルベクトルは、更に前記第3変調シンボルシーケンスのための第3周期的プリフィックス及び前記第4変調シンボルシーケンスのための第4周期的プリフィックスを含む[17]の装置。
[21]前記第1シンボルベクトルは、前記第1変調シンボルシーケンスのための第1周期的ポストフィックス、及び前記第2の変調シンボルシーケンスのための第2周期的ポストフィックスを更に含み、
前記第2のシンボルベクトルは、更に前記第3変調シンボルシーケンスのための第3周期的ポストフィックス、及び前記第4変調シンボルシーケンスのための第4周期的ポストフィックスを含む[20]の装置。
[22]少なくとも1つのコンピュータに第1変調シンボルシーケンス及び第2変調シンボルシーケンスを含む第1シンボルベクトルを形成させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、第3変調シンボルシーケンス及び第4変調シンボルシーケンスを含む第2シンボルベクトルを形成させるためのコードと、ここで、前記第3変調シンボルシーケンスは、前記第2変調シンボルシーケンスに基づいて生成され、及び第4変調シンボルシーケンスは、前記第1変調シンボルシーケンスに基づいて生成されるものであり、
前記少なくとも1つのコンピュータに、第1の単一キャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)シンボルを、前記第1シンボルベクトルに基づいて第1送信アンテナに対して生成させるためのコードと、及び
前記少なくとも1つのコンピュータに、第2SC−FDMAシンボルを、前記第2シンボルベクトルに基づいて第2送信アンテナに対して生成させるためのコードと、を具備するコンピュータ可読媒体を具備するコンピュータのプログラム製品。
[23]無線方法であって、
送信器の第1送信アンテナから送信された第1SC−FDMAシンボル及び第2送信アンテナから送信された第2SC−FDMAシンボルを含む受信された単一キャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)シンボルを、受信器で得ることを具備し、ここで、前記第1SC−FDMAシンボルは、第1変調シンボルシーケンス及び第2変調シンボルシーケンスを含む第1シンボルベクトルに基づいて、前記送信器によって生成され、前記第2SC−FDMAシンボルは、第3変調シンボルシーケンス及び第4変調シンボルシーケンスを含む第2シンボルベクトルに基づいて、前記送信器によって生成され、及び前記第3及び第4変調シンボルシーケンスは、前記第2及び第1変調シンボルシーケンスにそれぞれ基づいて生成されるものであり、
更に前記受信SC−FDMAシンボルを処理し、第1及び第2変調シンボルの推定値を得ることを具備する無線通信方法。
[24]前記受信SC−FDMAシンボルを処理することとは、
前記受信SC−FDMAシンボルについてSC−FDMA復調を行ない、送信に使用された1セットのサブキャリアのために受信シンボルを得て、受信シンボルに基づいて、時間領域入力サンプルを得ること、
前記入力サンプル、前記第1送信アンテナのための第1チャネル推定値及び前記第2送信アンテナのための第2チャネル推定値に基づいてシンボル検出を行い、
前記第1及び第2変調シンボルシーケンスの推定値を得ることを具備する[23]の方法。
[25]前記シンボル検出を行うことは、
前記入力サンプルを第1入力サンプル及び第2入力サンプルへ非多重化し、
前記第1入力シンボルを得るために前記第1入力サンプルを周波数領域への変形し、
前記第2入力シンボルを得るために前記第2入力サンプルを周波数領域へ変形し、
前記第1及び第2検知シンボルを得るために、前記第1及び第2チャネル推定値に基づいて、前記第1及び第2入力シンボルを組み合わせ、
前記第1変調シンボルシーケンスの推定値を得るために、前記第1検出シンボルを時間領域に変形し、
第2の変調シンボルシーケンスの推定値を得るために、前記第2検出シンボルを時間領域変形することを含む[24]の方法。
[26]前記第1及び第入力シンボルを組み合わせることは、
前記第1検出シンボルを得るために、前記第1チャネル推定値の第1変形例を掛けた第1入力シンボルと、第2チャネルの第1変形例を掛けた第2入力シンボルの第1変形例とを合計し、
第2の検知されたシンボルを得るために、第2のチャネル推定値の第2変形例を掛けた第1入力シンボルの第2変形例と、第1チャネルの第2変形例を掛けた第2の入力シンボルの第2変形例を合計することを具備する[25]の方法。
[27]少なくとも追加の受信SC−FDMAシンボルを受信器で得ることであって、前記追加の受信SC−FDMAシンボルの各々は、前記送信器によって送信された前記第1及び第2SC−FDMAシンボルを具備し、各受信SC−FDMAシンボルは、前記受信器の異なるアンテナから得られるものであり、
受信した全てのSC−FDMAシンボルを処理し、前記第1及び第2変調シンボルシーケンスの推定値を得ることを更に具備する[23]の方法。
[28]前記全てのSC−FDMAシンボルを処理することは、
各受信SC−FDMAシンボルについてSC−FDMA復調を行い、送信に使用されたサブキャリアのセットの受信シンボルを得て、該受信シンボルに基づいて時間領域入力サンプルを得ること、及び
全ての受信SC−FDMAシンボルからの前記入力サンプル及び前記第1及び第2送信アンテナのチャネル推定値に基づいてシンボル検出を行ない、前記第1及び第2変調シンボルシーケンスの前記推定値を得ることを具備する[27]の方法。
[29]無線通信用の装置であって、
受信器で、送信器の第1送信アンテナから送信された第1の単一キャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)シンボル及び第2送信アンテナから送信された第2SC−FDMAシンボルを含む受信SC−FDMAシンボルを得る手段と、ここで前記第1SC−FDMAシンボルは、前記送信器によって第1変調シンボルシーケンス及び第2変調シンボルシーケンスを含む第1シンボルベクトルに基づいて生成されおり、前記第2SC−FDMAシンボルは、前記送信器によって第3変調シンボルシーケンス及び第4変調シンボルシーケンスを含む第2シンボルベクトルに基づいて生成されており、前記第3及び第4変調シンボルシーケンスは、それぞれ第2及び第1変調シンボルシーケンスに基づいて生成されたものであり、
前記受信SC−FDMAシンボルを処理して、前記第1及び第2変調シンボルシーケンスの推定値を得る手段、
を具備する無線通信用の装置。
[30]前記受信SC−FDMAシンボルを処理する手段は、
前記受信SC−FDMAシンボルについてSC−FDMA復調を行ない、送信に使用された1セットのサブキャリアの受信シンボルを得て、該受信シンボルに基づいて、時間領域入力サンプルを得る手段と、
前記入力サンプルと、前記第1送信アンテナの第1チャネル推定値及び前記第2送信アンテナの第2チャネル推定値とに基づいてシンボル検出を行い、前記第1及び第2変調シンボルシーケンスの推定値を得る手段を具備する[29]の装置。
[31]前記シンボル検出を行なう手段は、
前記入力サンプルを第1入力サンプル及び第2入力サンプルへ非多重化する手段と、
前記第1入力サンプルを周波数領域へ変形し、第1入力シンボルを得る手段と、
前記第2入力サンプルを周波数領域へ変形し、第2入力シンボルを得る手段と、
前記第1及び第2入力シンボルを前記第1及び第2チャネル推定値に基づいて組み合わせ、第1及び第2検出シンボルを得る手段と、
前記第1検出シンボルを時間領域に変形し、第1変調シンボルシーケンスの推定値を得る手段と、
前記第2検出シンボルを時間領域に変形し、第2変調シンボルシーケンスの推定値を得る手段とを具備する[30]の装置。
[32]前記第1及び第2入力シンボルを組み合わせる手段は、
前記第1チャネル推定値の第1変形例を掛けた前記第1入力シンボルの第1変形例と、前記第2チャネルの第1変形例を掛けた前記第2入力シンボルの第1変形例とを合計し、前記第1検出シンボルを得る手段と、
前記第2チャネル推定値の第2変形例を掛けた前記第1入力シンボルの第2変形例と、前記第1チャネルの第2変形例を掛けた前記第2入力シンボルの第2変形例とを合計し、前記第2検出シンボルを得る手段と、
を含む[31]の装置。
[33]前記受信器の少なくとも1つの追加受信SC−FDMAシンボルを得る手段と、ここで各追加受信SC−FDMAシンボルは、前記送信器によって送信された第1及び第2SC−FDMAシンボルを含み、各受信SC−FDMAシンボルは、前記受信器の異なるアンテナから得られたものであり、及び
全ての受信SC−FDMAシンボルを処理し、前記第1及び第2変調シンボルシーケンスの推定値を得る手段と、
を更に含む[29]の装置。
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