JP5384089B2 - 原子炉再循環流量制御装置及び制御方法 - Google Patents

原子炉再循環流量制御装置及び制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、原子力発電所において、原子炉出力を調整するための原子炉再循環流量制御及びその制御方法に関する。
一般に、原子力発電所において、原子炉には、複数のRIP、原子炉給水ポンプ、制御棒駆動機構(FMCRD)、及び気水分離器等が備えられている。そして、原子炉の熱出力を調整するため、冷却材(例えば、水)の原子炉再循環流量を制御することが行われている。
そして、原子炉の熱出力を上昇させるためには、原子炉再循環ポンプ(以下RIPと呼ぶ)の速度を上昇させている。一方、原子炉給水ポンプ等の各種機器の不調に起因して、所謂ランバック信号が発生すると、RIPの速度を予め規定された最低速度にランバックさせて原始炉の熱出力を下げている。
上述のランバックには、通常ランバックと高速ランバックとがあり、気水分離器性能制限に対しては通常ランバックが実行され、原子炉給水ポンプのトリップに応じて予備機を起動した際に予備機が起動しないと、高速ランバックが実行される。また、複数のRIPのうち所定の台数のRIPが停止すると(例えば、4台以上のRIPの停止)、高速ランバックが実行される。また、制御棒駆動機構がランイン(制御棒の挿入)されると、高速ランバックが実行される。
上述のように、各種機器の不具合等によって各種ランバック信号が発生するが、いずれのランバック信号が発生しても、RIPの速度を最低速度に低下させている。例えば、RIP速度が100%であった際に、ランバックが発生すると、30%のRIP速度に低下させている。
一方、原子炉において原子炉給水ポンプがトリップしたときにRIPの速度を最低速度にランバックさせた際に、給水流量の不足に起因する原子炉水位の急激な低下によって原子炉が緊急停止してしまう事態に対処するため、給水ポンプ監視部から出力された給水ポンプ容量不足信号に応じてRIPの流量を低下させ、給水ポンプ容量不足信号に応じて制御棒を炉心に時間差をつけて挿入するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−57249号公報
上述したように、各種ランバック信号が発生した際には、各種機器の保護のために、RIPの速度を低下させているが、ランバック信号の種類に拘らず、RIPは常に最低速度に低下してしまう。つまり、炉心への冷却材循環流量は最低限となってしまう。このため、不可避的に原子炉の熱出力が、ランバック信号の種類に拘らず、低下してしまうことになる。
ところが、機器の不具合によっては、RIPを最低速度まで低下させなくてもよい場合があり、ランバック信号の種類に拘らずRIPを最低速度にしてしまうと、不必要に原子炉の熱出力を低下させてしまう課題がある。
本発明は、各種機器の状況(つまり、ランバック信号の種類)に応じてRIPの速度を制御して、原子炉の熱出力を調整することのできる原子炉再循環流量制御装置及び制御方法を提供することを目的とする。
(1) 本発明は、原子炉の炉心に冷却材を循環する少なくとも1台の再循環ポンプを備え、前記原子炉からの熱出力に応じて発電を行う原子力発電システムに用いられ、前記再循環ポンプの回転速度を制御する原子炉再循環流量制御装置であって、前記原子炉に関する各種機器毎に、ランバックの際の前記再循環ポンプの回転速度が設定回転速度として設定されたメモリ手段と、前記原子炉に関する各種機器の運転状況に応じてランバック信号を受けた際、当該ランバック信号に対応する機器の設定回転速度を前記メモリ手段から読み出して、該設定回転速度に応じて前記再循環ポンプを運転制御する制御手段とを有することを特徴とするものである。
(1)に記載の原子炉再循環流量制御装置では、ランバックの際の再循環ポンプの回転速度を予め設定回転速度として設定し、原子炉に関連する各種機器の運転状況に応じたランバック信号を受けた際、当該ランバック信号に対応する機器の設定回転速度に応じて再循環ポンプを運転制御するようにしたので、各種機器の運転状況に応じて再循環ポンプの回転速度を制御することができ、その結果、ランバックの際においても各種機器を保護しつつ、高い熱出力で運転を確保することができるという効果があり、原子力発電システムの利用効率の向上を図ることができる。
(2) 本発明は、(1)に記載の原子炉再循環流量制御装置において、前記各種機器は、前記原子炉に備えられる気水分離器、前記原子炉に給水を行う給水ポンプ、前記炉心に制御棒を挿入する制御棒駆動装置、及び2台以上の再循環ポンプであって、前記制御手段は、前記気水分離器の性能制限、前記給水ポンプの不調、前記制御棒駆動装置の駆動、又前記再循環ポンプの少なくとも1台の不調に起因するランバック信号を受けた際、当該ランバック信号に対応する前記設定回転速度で前記再循環ポンプを制御することを特徴とするものである。
(2)に記載の原子炉再循環流量制御装置では、気水分離器の性能制限、給水ポンプの不調、制御棒駆動装置の駆動、又再循環ポンプの少なくとも1台の不調に起因するランバック信号を受けた際に、このランバック信号に対応する設定回転速度で再循環ポンプを制御するようにしたので、これら重要な機器を保護しつつ、不必要に熱出力を低下させることがなく、原子炉が緊急停止に至ることを防止することができる。
(3) 本発明は、(1)に記載の原子炉再循環流量制御装置において、前記メモリ手段には、各種機器の1つであって前記原子炉に備えられる気水分離器の性能制限を、前記炉心に循環される冷却材の流量と前記熱出力との関係で表した気水分離器制限曲線上で、前記熱出力がゼロとなる第1の点に相当する前記冷却材の流量に相当する再循環ポンプの回転速度が前記設定回転速度として記憶されていることを特徴とするものである。
(3)に記載の原子炉再循環流量制御装置では、メモリ手段に、気水分離器の性能制限を、炉心に循環される冷却材の流量と熱出力との関係で表した気水分離器制限曲線上で、熱出力がゼロとなる第1の点に相当する冷却材の流量に相当する再循環ポンプの回転速度を、設定回転速度として記憶かるようにしたので、気水分離器の性能制限に引っ掛ることなく、ランバックの際に気水分離器の性能制限を考慮した高い熱出力を維持することができるという効果がある。
(4) 本発明は、(3)に記載の原子炉再循環流量制御装置において、前記制御手段は、前記再循環ポンプの回転速度を監視して、前記冷却材の流量を炉心流量として得ることを特徴とするものである。
(4)に記載の原子炉再循環流量制御装置では、再循環ポンプの回転速度に応じて冷却材の流量を炉心流量として得るようにしたので、容易に冷却材の炉心流量を得ることができる。
(5) 本発明は、原子炉の炉心に冷却材を循環する少なくとも1台の再循環ポンプを備え、前記原子炉からの熱出力に応じて発電を行う原子力発電システムに用いられ、前記再循環ポンプの回転速度を制御する原子炉再循環流量制御方法であって、コンピュータに、前記原子炉に関する各種機器毎に、ランバックの際の前記再循環ポンプの回転速度が設定回転速度としてメモリに設定する第1のステップと、前記原子炉に関する各種機器の運転状況に応じてランバック信号を受けた際、当該ランバック信号に対応する機器の設定回転速度を前記メモリから読み出して、該設定回転速度に応じて前記再循環ポンプを運転制御する第2のステップとを実行させることを特徴とするものである。
(5)に記載の原子炉再循環流量制御方法では、コンピュータによって、ランバックの際の再循環ポンプの回転速度を予め設定回転速度としてメモリに設定し、原子炉に関連する各種機器の運転状況に応じたランバック信号を受けた際、当該ランバック信号に対応する機器の設定回転速度に応じて再循環ポンプを運転制御するようにしたので、容易に各種機器の運転状況に応じて再循環ポンプの回転速度を制御することができる。そして、ランバックの際においても各種機器を保護しつつ、高い熱出力で運転を確保することができるという効果があり、原子力発電システムの利用効率の向上を図ることができるという効果がある。
以上のように、本発明によれば、原子炉に関する各種機器毎に、ランバックの際の再循環ポンプの回転速度を設定回転速度として設定しておき、原子炉に関する各種機器の運転状況に応じてランバック信号を受けた際、当該ランバック信号に対応する機器の設定回転速度に応じて再循環ポンプを運転制御するようにしたので、各種機器の運転状況に応じて再循環ポンプの回転速度を制御して、原子炉の熱出力を調整することができる結果、各種機器を保護しつつ、しかも原子炉の熱出力を不必要に低下させることがないという効果がある。
以下、本発明の実施形態による原子炉再循環流量制御装置及び制御方法の一例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態による原子炉再循環制御装置(以下RIP制御装置)を用いた原子力発電システムの一例を概略的に示す図である。図示の原子力発電システムは、原子炉圧力容器(原子炉)11を有し、この原子炉11には燃料棒(図示せず)を備える炉心12が収納されており、原子炉11において蒸気が作り出される。
制御棒駆動装置14は制御棒駆動制御部15によって駆動制御され、制御棒13を炉心5に挿入して原子炉11の出力を制御する。また、原子炉11には再循環ポンプ系16が接続され、この再循環ポンプ系16によって炉心12に冷却材(例えば、水)が供給される。この冷却材は気水分離器24を通って炉心12に供給される。図示の例では、再循環ポンプ系16は、5台のRIP16a〜16eを有しているが、RIPの台数は状況に応じて適宜選定される。
原子炉出力に応じて発生する蒸気は、蒸気加減弁17を介して蒸気タービン18に送られて、蒸気タービン18は蒸気の圧力を回転エネルギーに変換する。そして、蒸気タービン18の回転エネルギーは、発電機19によって電気エネルギーに変換される。蒸気タービン18で仕事をした蒸気は復水器20で等圧冷却して水に戻され、復水器20で得られた復水は給水ポンプ系21によって炉心12に給水される。
図示の例では、給水ポンプ系21は4台の給水ポンプ21a〜21dを有しており、給水ポンプ21a及び21bは、通常状態で炉心12に給水する通常運転給水ポンプであり、給水ポンプ21c及び21dは、通常運転給水ポンプ(給水ポンプ21a及び21b)がトリップした際に炉心12に給水する予備給水ポンプ(予備機)である。なお、給水ポンプの台数は状況に応じて適宜選定される。
給水ポンプ駆動制御部22は給水ポンプ21a〜21dを駆動制御するとともに、給水ポンプ21a〜21dの運転状況を監視しており、通常運転給水ポンプである給水ポンプ21a及び21bのうち1台がトリップした際に、予備給水ポンプである給水ポンプ21c及び21dがともに起動しないと、給水ポンプトリップを示す給水ポンプランバック信号をRIP制御装置23に送出する。
また、前述のように、制御棒駆動制御部15は制御棒駆動装置14によって制御棒13を駆動制御するが、制御棒13を炉心5に挿入した際には、FMCRDランイン信号を制御棒ランバック信号としてRIP制御装置23に送出する。
図2に示すように、RIP制御装置23は、RIP駆動制御部23a及びRIP状態監視部23bを有しており、RIP駆動制御部23aはRIP16a〜16eの駆動速度を制御する。RIP状態監視部23bはRIP16a〜16eの駆動状態を監視しており、RIP16a〜16eのうち予め規定された台数(例えば、4台)が停止すると、RIP停止ランバック信号をRIP駆動制御部23aに送る。
RIP駆動制御部23a及びRIP状態監視部23bには、メモリ部23cが接続されており、このメモリ部23cには、ランバック信号の種別(種類)に応じてランバック速度、つまり、RIP16a〜16eの回転速度が設定されている。さらに、メモリ部23cには、気水分離器24の気水分離器性能制限値の変化を示す気水分離器制限曲線が設定されている。
RIP状態監視部23bは、RIP16a〜16eの運転状態に基づいて気水分離器24が気水分離器性能制限に達したか否かも監視しており、気水分離器24が気水分離器性能制限に達すると、気水分離器性能制限ランバック信号をRIP駆動制御部23aに与える。
そして、RIP駆動制御部23aは、給水ポンプランバック信号、制御棒ランバック信号、RIP停止ランバック信号、又は気水分離器性能制限ランバック信号を受けた際、このランバック信号に応じたランバック速度をメモリ部23cから読み出して、後述するように、RIP16a〜16eの回転速度を制御する。
つまり、上述の例では、給水ポンプランバック信号、制御棒ランバック信号、RIP停止ランバック信号、及び気水分離器性能制限ランバック信号毎にRIP16a〜16eの回転速度がそれぞれ第1〜第4のランバック速度として設定されている。
ここで、図1及び図2とともに、図3及び図4を参照して、いまRIP駆動制御部23aが気水分離器性能制限ランバック信号を受けたとする。つまり、気水分離器24が気水分離器性能制限に達したとする。
前述したように、RIP状態監視部23bは、RIP16a〜16eの運転状態に基づいて気水分離器24が気水分離器性能制限に達したか否かも監視している(ステップS1)。つまり、RIP状態監視部23bでは、RIP16a〜16eの運転状態に基づいて冷却材の循環量を把握し、この循環量がメモリ部23cに格納された気水分離器制限曲線に達すると、気水分離器性能制限ランバック信号をRIP駆動制御部23aに与える(ステップS2)。
RIP駆動制御部23aは、気水分離器性能制限ランバック信号を受けると、メモリ部23cから第4のランバック速度を読み出し(ステップS3)、この第4のランバック速度に基づいてRIP16a〜16eの回転速度(RIP速度)を制御する(ステップS4)。
図4に示すように、従来、気水分離器性能制限となった際には、A点(100%)で運転していたRIP速度をB点(約40%)に低下させる(B点においては、炉心流量が約55%であるため、この流量に対応するRIP速度を規定すると、約40%となる)。この結果、原子炉の熱出力は大幅に低下することになる。
一方、本実施の形態では、気水分離器制限曲線において、炉心流量(つまり、循環流量)がC点になると、気水分離器性能制限はなくなるから、C点に相当するRIP速度に第4のランバック速度を設定しておけば、原子炉の熱出力は、D点となる。この結果、従来に比べて、機器を保護しつつ、より高い熱出力で運転することが可能となる。
上述の例では、気水分離器性能制限によるランバックについて説明したが、給水ポンプランバック信号、制御棒ランバック信号、及びRIP停止ランバック信号についても、同様にしてRIP速度を予め設定しておけば、より高い熱出力で運転を確保することができ、原子力発電システムの利用効率の向上を図ることができる。
このようにして、ランバックの種別に応じて、RIP速度を設定するようにしたので、不必要に原子炉の熱出力を低下させてしまうことがなく、効率的な運転を確保できるという効果がある。
本発明の実施の形態による原子炉再循環流量制御装置が用いられる原子力発電システムの一例を概略的に示す図である。 図1に示す原子炉再循環流量制御装置の構成を示すブロック図である。 図2に示す原子炉再循環流量制御装置の動作を説明するためのフロー図である。 図2に示す原子炉再循環流量制御装置において気水分離器性能制限となった際の再循環ポンプの制御を説明するための図である。
符号の説明
11 原子炉圧力容器(原子炉)
12 炉心
13 制御棒
14 制御棒駆動装置
15 制御棒駆動制御部
16 再循環ポンプ系
17 蒸気加減弁
18 蒸気タービン
19 発電機
20 復水器
21 給水ポンプ系
22 給水ポンプ駆動制御部
23 RIP制御装置
24 気水分離器

Claims (5)

  1. 原子炉の炉心に冷却材を循環する少なくとも1台の再循環ポンプを備え、前記原子炉からの熱出力に応じて発電を行う原子力発電システムに用いられ、前記再循環ポンプの回転速度を制御する原子炉再循環流量制御装置であって、
    前記原子炉に関する各種機器毎に、ランバックの際の前記再循環ポンプの回転速度が設定回転速度として設定されたメモリ手段と、
    前記原子炉に関する各種機器の運転状況に応じてランバック信号を受けた際、当該ランバック信号に対応する機器の設定回転速度を前記メモリ手段から読み出して、該設定回転速度に応じて前記再循環ポンプを運転制御する制御手段とを有することを特徴とする原子炉再循環流量制御装置。
  2. 前記各種機器は、前記原子炉に備えられる気水分離器、前記原子炉に給水を行う給水ポンプ、前記炉心に制御棒を挿入する制御棒駆動装置、及び2台以上の再循環ポンプであって、
    前記制御手段は、前記気水分離器の性能制限、前記給水ポンプの不調、前記制御棒駆動装置の駆動、又前記再循環ポンプの少なくとも1台の不調に起因するランバック信号を受けた際、当該ランバック信号に対応する前記設定回転速度で前記再循環ポンプを制御することを特徴とする請求項1記載の原子炉再循環流量制御装置。
  3. 前記メモリ手段には、各種機器の1つであって前記原子炉に備えられる気水分離器の性能制限を、前記炉心に循環される冷却材の流量と前記熱出力との関係で表した気水分離器制限曲線上で、前記熱出力がゼロとなる第1の点に相当する前記冷却材の流量に相当する再循環ポンプの回転速度が前記設定回転速度として記憶されていることを特徴とする請求項1記載の原子炉再循環流量制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記再循環ポンプの回転速度を監視して、前記冷却材の流量を炉心流量として得ることを特徴とする請求項3記載の原子炉再循環流量制御装置。
  5. 原子炉の炉心に冷却材を循環する少なくとも1台の再循環ポンプを備え、前記原子炉からの熱出力に応じて発電を行う原子力発電システムに用いられ、前記再循環ポンプの回転速度を制御する原子炉再循環流量制御方法であって、
    コンピュータに、前記原子炉に関する各種機器毎に、ランバックの際の前記再循環ポンプの回転速度が設定回転速度としてメモリに設定する第1のステップと、
    前記原子炉に関する各種機器の運転状況に応じてランバック信号を受けた際、当該ランバック信号に対応する機器の設定回転速度を前記メモリから読み出して、該設定回転速度に応じて前記再循環ポンプを運転制御する第2のステップとを実行させることを特徴とする原子炉再循環流量制御方法。
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