JP5382441B2 - リモコン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リモコン装置に関するもので、特には、浴室内に設けられるリモコン装置に関するものである。
給湯装置は、一般的に、リモコン装置により動作制御が可能なもので、当該リモコン装置は台所や浴室に配されて使用されるものである。
ところで、最近の給湯装置用のリモコン装置は、機能性を向上させるために、種々の制御内容を備えており、それに伴い多くの操作部が設けられている。ところが、一般の使用者が、それら全ての操作部を日常的に使用することは稀で、通常、頻繁に使用する操作部は2〜3個程度に限られる。そのため、従来技術におけるリモコン装置は、操作部を使用する際の容易性に欠けていた。
そのため、リモコン装置の操作部を、使用頻度の高いものと低いものとに区別する必要があった。例えば、特許文献1には、リモコン装置本体に開閉蓋を取り付け、開閉蓋側に頻繁に使用する蓋側操作部を設けた構成を備えたリモコン装置が開示されている。
具体的には、特許文献1に記載のリモコン装置は、蓋側操作部が開閉蓋を構成する表側部材と裏側部材により挟持された簡易的な構成である。そのため、部品点数が低減されるため、生産効率を向上させることが可能であった。
特開平6−229624号公報
しかしながら、特許文献1に記載のリモコン装置は、開閉蓋に洗剤等を含んだ湯水が掛けられると、蓋側操作部が挟持された部位(挟持空間)に湯水等が侵入する場合があり、当該挟持空間にカビや異臭が発生したり、洗剤等の成分が固化して蓋側操作部の操作性を低下させる問題があった。
具体的に説明すると、蓋側操作部は、開閉蓋の正面側及び背面側から一部が露出している。即ち、開閉蓋の正面側には蓋側操作部の操作側端部が露出しており、背面側には蓋側操作部の動作側端部が露出している。また、開閉蓋における蓋側操作部が露出する箇所には、蓋側操作部がスムーズに押圧方向に移動できるように、蓋側操作部の露出部位より若干大きめの貫通孔が設けられている。そのため、貫通孔の内径と露出部位の外径との間に僅かな隙間が形成される。これにより、前記隙間から開閉蓋内部に湯水等が侵入する場合がある。
また、特許文献1に記載のリモコン装置は、開閉蓋の内外を連通し得る箇所が、前記した露出部位と貫通孔との間に形成された隙間のみであり、一旦、開閉蓋内部に侵入した湯水等を外部に排出することは困難であった。
従って、従来技術のリモコン装置では、長期間に渡って開閉蓋内部に湯水等が貯留されるため、開閉蓋内部にカビや異臭が発生したり、洗剤等の成分が固化して操作部の操作性を低下させる場合があった。
そこで、本発明では、上記した問題に鑑み、開閉蓋の内部に湯水等が侵入しても、その湯水等を速やかに排水できるリモコン装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は操作部を有するリモコン装置本体と、リモコン装置本体に対して開閉可能に接続され、前記操作部を間接的に操作可能な蓋側操作部を有する開閉蓋とを備え、リモコン装置本体側が浴室の壁面に固定されるリモコン装置であって、前記開閉蓋は、前記蓋側操作部の操作側が露出する外部壁と、前記蓋側操作部の操作側の反対側が露出する内部壁とを有し、前記蓋側操作部は前記外壁部と内壁部に挟持されており、前記開閉蓋の閉状態における、前記外部壁及び/又は内部壁の下部には、前記開閉蓋の内外を連通する排水部が設けられていることを特徴とするリモコン装置である。
本発明のリモコン装置は、リモコン装置本体に対して開閉可能に接続された開閉蓋を備えており、開閉蓋の閉状態における、当該開閉蓋を構成する外部壁及び/又は内部壁の下部に内外を連通する排水部を設けた構成とされている。即ち、開閉蓋の内部に侵入した湯水等は、開閉蓋の閉状態において、排水部からスムーズに外部に排出される。これにより、外部壁と内部壁との間に侵入した湯水に石けんやシャンプー等の洗剤類が混入していた場合であっても、排水部から速やかに排水されるため、それらの成分が開閉蓋内部で固着することが抑制される。即ち、洗剤類の成分の固着により、内部壁と外部壁との間に挟まれた蓋側操作部の操作性が低下することが抑制される。
従って、本発明のリモコン装置によれば、開閉蓋内部に侵入した湯水等が排水部により速やかに排水されるため、洗剤類の成分が固着することが抑制され、蓋側操作部の操作性が低下することが抑制される。
請求項2に記載の発明は、前記排水部は、前記内壁部に設けられた切り欠きであることを特徴とする請求項1に記載のリモコン装置である。
かかる構成によれば、排水部が内壁部に設けられた切り欠きであるため、目立ちにくく、リモコン装置の美観を損ねることがない。
請求項3に記載の発明は、前記排水部は、前記外壁部に設けられた開口であることを特徴とする請求項1又は2に記載のリモコン装置である。
かかる構成によれば、排水部が外壁部に設けられた開口であるため、開閉蓋内部に侵入した湯水等は時間を掛けることなく、よりスムーズに排水される。これにより、洗剤類の成分が開閉蓋内部に留まる可能性をより低減できるため、開閉蓋内部で固化することがより抑制される。従って、本発明によれば、蓋側操作部の操作性が低下してしまう可能性を、より低減できる。
請求項4に記載の発明は、前記排水部は、リモコン装置本体の正面側にあり、リモコン装置本体は、排水部より背面側に配された溝部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のリモコン装置である。
かかる構成によれば、リモコン装置本体は、排水部より背面側に配された溝部を有するため、排水部から排水された湯水等が、浴室の壁面を伝って流れることを防止できる。これにより、浴室の壁面が水垢や湯水に含まれた洗剤類で汚れることを抑制できる。
前記開閉蓋は、リモコン装置本体の下部側でヒンジ構造を介してリモコン装置本体に接続されたものであることが推奨される。(請求項5)
請求項6に記載の発明は、前記開閉蓋の内部には、液体の流れを排水部に導く案内部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のリモコン装置である。
かかる構成によれば、開閉蓋の内部に、湯水等の流れを排水部に導く案内部が設けられているため、開閉蓋内部に侵入した湯水等をよりスムーズに排水することができる。
本発明のリモコン装置では、開閉蓋の下部に排水部を設けることで、開閉蓋内部に侵入した湯水等をスムーズに排水することができる。これにより、カビや異臭の発生を抑制できると共に、洗剤類の成分が固化する可能性を低減して、蓋側操作部の操作性が低下することを抑制できる。
本発明の実施形態のリモコン装置を示す斜視図である。 図1のリモコン装置を示す分解斜視図である。 開閉蓋を正面側から見た分解斜視図である。 開閉蓋を背面側から見た分解斜視図である。 開閉蓋を示す斜視図である。 図5の開閉蓋のA−A断面を示す模式断面図である。 図1のリモコン装置をA方向から見た矢視図である。 開閉蓋の変形例を示す斜視図である。(開口) 開閉蓋の変形例を示す斜視図である。(案内部)
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、特に断りがない限り、上下左右の関係は通常の取り付け状態を基準とする。
本実施形態のリモコン装置1は、図1に示すように、浴室の壁面に固定された取付部材2に対して取り付けられるものである。なお、取付部材2は、図2に示すように、金属板にプレス加工等を施して形成された板部材で、平面視した形状がほぼ正方形である。そして、取付部材2の上下方向1対の辺には、正面側に「L」字型の段を形成するように曲げられた鉤部35と、同じく正面側に水平に曲げられた開口連結部23が形成されており、その鉤部35と開口連結部23にリモコン装置1が装着される。また、取付部材2の頂点近傍には、それぞれ1つずつのビス用の貫通孔38が設けられており、貫通孔38にビス39を挿通して、壁面に対して取付部材2を固定する。
リモコン装置1は、図2に示すように、リモコン装置1の外枠となるケース部5と、ケース部5が重ね合わされることで筺体10が形成され、その筺体10内部に遠隔操作を実行可能とする図示しない制御基板や信号線、電力線等が収容される本体部6と、それらを一体的に連結する連結部材3により構成されている。なお、筺体10から後述する開閉蓋11を除いたものが、本発明におけるリモコン装置本体に相当する。
ケース部5は、ほぼ正方形の枠体で、ケース部本体5aと、そのケース部本体5aに対してヒンジ構造で接続された開閉蓋11により構成されている。
ケース部本体5aには、図2に示すように、上下方向中央より上部側に給湯温度や自動湯張りの給湯量等に関する設定事項や動作状態等を表示するモニタ部12が備えられ、その下方に給湯温度や自動湯張りの給湯量等を設定できる押圧式の操作部13a及び音声やブザー音等の発生源となるスピーカ部14が備えられている。
また、ケース部本体5aには、下方に開閉蓋11を開閉可能に接続する固定側ヒンジ部15と、連結部材3を挿通する図示しない連通開口部が設けられている。
固定側ヒンジ部15は、ケース部本体5aの辺の長さより短くされた細長い棒状部材であり、ケース部本体5aの正面側の下部におけるほぼ中央に位置している。そして、固定側ヒンジ部15は、両端部がほぼ半円球状の凸形状とされている。
なお、図示しない連通開口部は、ケース部本体5aの底面における左側及び右側に1つずつ設けられている。
また、ケース部本体5aには、図1に示すように、固定側ヒンジ部15より背面側に溝部50が設けられている。具体的には、溝部50は、図7に示すように、ケース部本体5aにおける背面側下部より正面側且つ、回転側ヒンジ部18(固定側ヒンジ部15と同じ位置)より背面側に位置している。換言すると、溝部50は、ケース部本体5aの背面側と固定側ヒンジ部15との間に位置している。
開閉蓋11は、図3,4に示すように、外部壁19と内部壁9とが重ね合わされた板体であり、ケース部本体5aの操作部13aを正面側から覆うものである。また、開閉蓋11は、操作部13aを間接的に押圧可能な3つの蓋側操作部13bを具備しており、その蓋側操作部13bは外壁部19と内壁部9との間に挟持されている。
以下、開閉蓋11の説明においては、上下左右の関係は、リモコン装置本体に対して開閉蓋11の閉状態を基準とする。
蓋側操作部13bは、図3,4に示すように、円板状の3つの押圧部45と、その3つの押圧部45を左右方向に並列に繋ぐ薄板状の繋合部46とにより構成されている。押圧部45は、操作される操作円板45aと、操作円板45aが押圧されることでケース本体部5aに設けられた操作部13aを間接的に押圧できる動作側端部45bとを有する。即ち、操作円板45aと動作側端部45bは、裏表の関係である。
外壁部19は、図3,4に示すように、化粧側壁19aと、その周囲を囲んだ化粧周壁19bとにより構成されている。
化粧側壁19aは、板状で、蓋側操作部13bを直接押圧できるように、側壁の厚み方向に貫通した操作側開口29が形成されており、この操作側開口29に押圧部45の操作円板45aが露出する。また、操作側開口29に配された操作円板45aは、押圧方向に移動するため、操作側開口29の径が操作円板45aの径より若干大きく設定されている。即ち、操作側開口29と操作円板45aとの間には、若干の隙間が形成される。なお、操作側開口29は、化粧側壁19aの上下方向ほぼ中央に左右方向に1列に並んで配されている。
また、図4に示すように、化粧側壁19aの内側面(内部壁9が重ね合わされる側の面)には、蓋側操作部13bの繋合部46とほぼ同形状の凹部47が形成されている。即ち、蓋側操作部13bの操作円板45aを操作側開口29に露出させるように配置すると、その蓋側操作部13bの正面側の繋合部46が凹部47に嵌り込む。
化粧周壁19bは、化粧側壁19aに対してほぼ直交して立設された壁部材である。また、化粧周壁19bには、図4に示すように、周壁を構成する辺に対して内側方向に直交するように突出した突状係合部41が設けられている。突状係合部41は、化粧側壁19aに対してほぼ平行であると共に、化粧側壁19aから一定の間隔を開けて配されている。具体的には、突状係合部41と化粧側壁19aとの間の間隔は、後述する内部壁9の凹状係合部42が嵌り込む程度の大きさである。なお、突状係合部41は、化粧周壁19bにおける上下の辺に1つずつ設けられ、左右の辺に2つずつ設けられている。
また、図4に示すように、化粧周壁19bには、その下部側の周壁を構成する辺の両端側に、それぞれ1つずつの回転側ヒンジ部18が設けられている。この回転側ヒンジ部18は、前記したケース部本体5aの固定側ヒンジ部15が係止されるものである。即ち、回転側ヒンジ部18同士の間は、前記した固定側ヒンジ部15の長さとほぼ同じ長さの間隔が形成されている。なお、回転側ヒンジ部18の内側端部には、ほぼ半円球状にくり抜かれた凹状係止部18aが設けられている。
これにより、外部壁19における回転側ヒンジ部18の凹状係止部18aに、ケース部本体5aにおける固定側ヒンジ部15の凸状の端部が嵌り込むため、開閉蓋11はケース部本体5aに対して回転可能な関係となる。即ち、開閉蓋11が、ケース部本体5aに対してヒンジ構造を介して接続されることとなる。これにより、開閉蓋11は、ケース部本体5aの下部を基準に、開閉動作を可能とする。なお、開閉蓋11の開閉動作は、側面視すると円弧の軌跡を描く。具体的には、開閉蓋11がケース部本体5aの操作部13aを覆った状態(閉状態)を0度とすると、開閉蓋11はほぼ180度の位置まで開けた状態(最大の開状態)とすることができる。
内部壁9は、図3,4に示すように、内側側壁9aと、その周囲を囲んだ内側周壁9bとにより構成されている。
内側側壁9aは、板状で、側壁の厚み方向に貫通した動作側開口43が形成されており、その動作側開口43に押圧部45の動作側端部45bが露出する。また、動作側開口43に配された動作側端部45bは、押圧方向に移動するため、動作側開口43の径が動作側端部45bの径より若干大きくされている。即ち、動作側開口43と動作側端部45bとの間には、若干の隙間が形成されている。なお、動作側開口43は、外部壁19と内部壁9とを重ね合わせた際に、外部壁19の操作側開口29と連通する位置に設けられている。
また、図3に示すように、内部壁9の内側における内側側壁9aには、動作側端部45bの周囲が当接する窪み部48が形成されている。窪み部48は、蓋側操作部13bの操作円板45aが押圧されて、動作側端部45bが動作側開口43から最大限に露出した際に、押圧部45における動作側端部45bの周囲が当接する箇所である。また、窪み部48の上下方向下側には、蓋側操作部13の繋合部46を下方から支持する直線状のリブ状部材49が設けられている。
内側周壁9bは、内側側壁9aに対してほぼ直交に立設した壁部材である。
内側周壁9bの背面側には、外部壁19と内部壁9を重ね合わせた際に、突状係合部41が嵌り込む凹状係合部42が配されている。具体的には、凹状係合部42は、内側側壁9aを構成する上下の辺に1つずつ設けられ、左右の辺に2つずつ設けられている。これにより、外部壁19に対して内部壁9が確実に装着される。
さらに、内側周壁9bには、図3に示すように、周壁を構成する下部側の辺に切り欠き状の排水部34が1つ形成されている。排水部34は、前記下部側の辺の端部と凹状係合部42との間に配されている。これにより、内部壁9と外部壁19との間に湯水等が流れる隙間を形成することができる。従って、開閉蓋11の内部に侵入した湯水等は、溜まることなく速やかに外部に排水される。
また、排水部34は、切り欠きの長さが当該間の長さより十分に短くされている。これにより、内部壁9自体が強度不足となることがない。即ち、蓋側操作部13bを押圧した際に、内部壁9自体が大きく撓んで破損するようなことがない。
本体部6は、図2に示すように、背面壁6aとその周囲を囲む側面壁6bとにより構成された正面視した形状がほぼ正方形の枠体で、前記したケース部5より一回り大きさが小さい。具体的には、本体部6の外枠とケース部本体5aの内枠の大きさがほぼ同じである。即ち、本体部6は、ケース部本体5aの裏面側に嵌め込まれて、本体部6とケース部5との間に図示しない空間を形成する。当該空間には、図示しない制御基板や信号線、電力線等が収容される。また、本体部6の背面壁6aには、中央に円形状の開口が形成されており、当該開口を通じて前記信号線や電力線が壁面内に配線される。なお、電力線に信号を重畳する通信方式を採用した場合等は、電力線が信号線を兼ねるため、前記開口には電力線のみが挿通される。
本体部6の背面側においては、背面壁6aの上方側に図示しない2つの係止開口が設けられており、当該係止開口同士が左右方向に一定間隔を空けて設けられている。前記係止開口は、背面壁6aに形成された孔で、当該孔の奥(正面側)には上下方向に広がった空間が設けられている。即ち、前記係止開口に、取付部材2の鉤部35が係止される。
また、連結部材3は、くさび状部材で、挿通方向中間部から先端側に向かって次第に狭幅とされている。即ち、連結部材3は、ケース部5の下部に設けられた図示しない連通開口部から挿通されて、取付部材2とケース部5と本体部6とを一体的に連結するものである。
次に、本実施形態のリモコン装置1の組み立て構造について説明する。
本実施形態のリモコン装置1は、前記したように、浴室の壁面に対してビス39を用いて固定された取付部材2に装着されている。具体的には、図2に示す取付部材2の鉤部35が、本体部6の図示しない係止開口に係止されると共に、図2に示す取付部材2の開口連結部23が、本体部6の背面側からケース部5の図示しない連通開口部と連通するように配され、その連通状態の開口連結部23と前記連通開口部に連結部材3が挿通されて、取付部材2とケース部5と本体部6とを一体的に連結している。
また、ケース部5においては、図2に示すように、正面側の下部に設けられた固定側ヒンジ部15に、開閉蓋11の外部壁19の回転側ヒンジ部18が開閉可能に係止されている。
さらに、開閉蓋11においては、図3,4に示すように、蓋側操作部13bを外部壁19と内部壁9との間に配置させて、蓋側操作部13bの操作円板45aを外部壁19の操作側開口29に配置すると共に、動作側端部45bを内部壁9の動作側開口43に配置して、図5,6に示すように、外部壁19と内部壁9とで挟持している。このとき、外部壁19の突状係合部41と、内部壁9の凹状係合部42とは、係合状態である。
また、開閉蓋11は、閉状態において、内部壁9がヒンジ構造(固定側ヒンジ部15及び回転側ヒンジ部18)より正面側に位置する。このとき、内部壁9の排水部34は、ケース部5の固定側ヒンジ部15と対向した位置関係である。
ここで、開閉蓋11は、前記したように、外部壁19と内部壁9により蓋側操作部13bを挟む構成としているため、図6に示すように、内部に若干の空間が形成されている。また、上記したように、外部壁19の操作側開口29と、内部壁9の動作側開口43は、蓋側操作部13bとの間に若干の隙間が形成されている。この構成により、開閉蓋11は、湯水等に晒されると、図6の矢印が示すように、前記した隙間から湯水等の侵入を許し、開閉蓋11の内部に湯水等が溜まることとなる。
なお、外部壁19と内部壁9とを重ね合わせた場合、外部壁19の化粧周壁19bと、内部壁9の内側周壁9bとの間に若干の隙間が形成されるが、内部壁9の内側周壁9bが障害となり、湯水等は外部に排水されにくい。
しかしながら、本実施形態のリモコン装置1によれば、図3,6に示すように、内部壁9の下部側に切り欠き状の排水部34が設けられている。これにより、外部壁19と内部壁9との間に隙間が形成される。
また、排水部34が設けられた箇所は、他の箇所より湯水等の流れに対する障害が少ないため、開閉蓋11内部に侵入した湯水等が流れ易い。即ち、本実施形態のリモコン装置1によれば、操作側開口29や動作側開口43における隙間から侵入した湯水等が、速やかに外部に排水される。これにより、開閉蓋11の内部において、湯水に含まれたシャンプーや石けんなどの洗剤類の成分が固化して、蓋側操作部13bの操作性を低下させる可能性を低減できる。
また、本実施形態のリモコン装置1によれば、図6,7に示すように、開閉蓋11の排水部34がヒンジ構造より正面側に配され、さらに溝部50がヒンジ構造より背面側に設けられているため、図7に示すように、排水部34から排水された湯水等は、図7の一点鎖線が示すように、排水部34からほぼ鉛直方向下方に落下する。換言すると、排水部34の背面側に溝部50が配されているため、排水部34から排水された湯水等は、溝部50より背面側に流れることがない。より詳細に説明すると、排水部34から排水された湯水等は、固定ヒンジ部15により背面側方向に流れることが阻止されるため、溝部50よりも正面側の位置で鉛直方向下方に落下する。これにより、排水部34から排水された湯水等は、浴室の壁面に伝って流れることがない。これにより、開閉蓋11の排水部34から排水された洗剤類等を含んだ湯水が、浴室の壁面に流れて、当該壁面に水垢や石けんかす等を付着させて、当該壁面を汚すことがない。
上記実施形態では、内部壁9に切り欠き状の排水部34を設けた構成を示したが、本発明はこれに限定されず、外部壁19に排水部34bを設ける構成であっても構わない。その場合、例えば、排水部は、図8に示すように、開口形状としても構わない。排水部を開口形状とする場合、大きな開口を1つ設けるよりも、複数の開口を設けることが望ましい。即ち、複数の開口を設けた構成とすると、開口の間がリブとなり、外部壁19の強度が一定以下に低下することが阻止されるため、蓋側操作部13bを押圧した場合に、外部壁19が撓んで破損することがない。
上記実施形態では、開閉蓋11の内部に侵入した湯水等が成り行きで排水部34に流れて排水される構成を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、図9に示すように、内部壁9に排水部34cに導く案内部51を設けて効率的に湯水等を外部に排水する構成であっても構わない。このような構成とすることで、排水部34cの位置を合理的に配することが可能となる。なお、本構成では、内部壁9と外部壁19の双方に排水部を設けており、内部壁9に切り欠き形状の排水部を設け、外部壁19に開口形状の排水部を設けている。
1 リモコン装置
9 内部壁
11 開閉蓋
19 外部壁
13a 操作部
13b 蓋側操作部
34,34b,34c 排水部
50 溝部
51 案内部

Claims (6)

  1. 操作部を有するリモコン装置本体と、リモコン装置本体に対して開閉可能に接続され、前記操作部を間接的に操作可能な蓋側操作部を有する開閉蓋とを備え、リモコン装置本体側が浴室の壁面に固定されるリモコン装置であって、
    前記開閉蓋は、前記蓋側操作部の操作側が露出する外部壁と、前記蓋側操作部の操作側の反対側が露出する内部壁とを有し、前記蓋側操作部は前記外壁部と内壁部に挟持されており、
    前記開閉蓋の閉状態における、前記外部壁及び/又は内部壁の下部には、前記開閉蓋の内外を連通する排水部が設けられていることを特徴とするリモコン装置。
  2. 前記排水部は、前記内壁部に設けられた切り欠きであることを特徴とする請求項1に記載のリモコン装置。
  3. 前記排水部は、前記外壁部に設けられた開口であることを特徴とする請求項1又は2に記載のリモコン装置。
  4. 前記排水部は、リモコン装置本体の正面側にあり、
    リモコン装置本体は、排水部より背面側に配された溝部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のリモコン装置。
  5. 前記開閉蓋は、リモコン装置本体の下部側でヒンジ構造を介してリモコン装置本体に接続されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のリモコン装置。
  6. 前記開閉蓋の内部には、液体の流れを排水部に導く案内部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のリモコン装置。
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