JP5381886B2 - 駆動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動力伝達装置に関する。
ハイブリッド車両では、エンジン、ダンパ装置を介して伝達されるエンジン出力を第1モータジェネレータ(発電機)及び駆動輪側に機械的に分配する遊星歯車機構、駆動輪側に回転力を加える第2モータジェネレータ(電動機)を有している。そして、このエンジン、ダンパ装置、遊星歯車機構、第1モータジェネレータが一つの駆動経路上に配置されている。そして、この駆動経路上には、駆動力が伝達されるときに発生したトルク変動を吸収可能なトルクリミッタ機構が設けられている。従来、このトルクリミッタ機構は、エンジンにおけるクランクシャフトの直後、つまり、ダンパ装置の前後に設けられている。
トルクリミッタ機構をダンパ装置に配置したものとしては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2005−042701号公報
ところが、従来のハイブリッド車両では、トルクリミッタ機構がエンジンにおけるクランクシャフトの直後に設けられていることから、タイヤから出力軸を通して過剰なトルクが入力したときには、遊星歯車機構などに多大な応力が作用する。そのため、この遊星歯車機構の耐久性を向上する必要があり、装置の大型化や製造コストの増加を招いてしまうという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、異常時に発生するトルク変動を適正に吸収可能とすると共に装置の小型化及び低コスト化を可能とする駆動力伝達装置を提供することを目的とする。
本発明の駆動力伝達装置は、内燃機関と、電動機と、前記内燃機関の出力を前記電動機または駆動輪に伝達する動力分配機構と、前記内燃機関と前記動力分配機構と前記電動機を駆動連結する第1駆動力伝達経路と、前記動力分配機構と前記駆動輪を駆動連結する第2駆動力伝達経路と、該第2駆動力伝達経路に設けられて車両の駆動時における遮断トルク値が車両の制動時における遮断トルク値よりも大きく設定されるトルクリミッタ機構と、を備え、上記駆動力伝達装置は、前記トルクリミッタ機構による車両の制動時における遮断トルク値は、前記電動機による最大回生値に設定されることを特徴とする。
上記駆動力伝達装置は、前記電動機は、第1モータと第2モータを有し、前記内燃機関と前記動力分配機構と前記第1モータが直線上に連結され、前記第2駆動力伝達経路に中間歯車を介して前記第2モータが連結され、前記トルクリミッタ機構は、前記第2駆動力伝達経路における前記中間歯車と差動ギアとを連結する経路に配置されることが好ましい。
上記駆動力伝達装置は、前記トルクリミッタ機構は、前記第2駆動力伝達経路にて同一の回転軸心により相対回転自在な一対の回転体と、該一対の回転体が接近する方向に付勢する付勢部材と、前記一対の回転体を摩擦係合させると共に前記一対の回転体の回転方向で異なる傾斜部が形成された滑り面を有することが好ましい。
上記駆動力伝達装置は、前記トルクリミッタ機構は、前記第2駆動力伝達経路にて同一の回転軸心により相対回転自在な一対の回転体と、該一対の回転体が接近する方向に付勢する付勢部材と、前記一対の回転体を摩擦係合させる滑り面と、前記一対の回転体の回転方向で前記付勢部材の付勢力を変更する傾斜部とを有することが好ましい。
本発明に係る駆動力伝達装置は、過剰トルクが内燃機関、電動機、動力分配機構に伝達されることを抑制した上で回生制動を可能にすると共に、装置の小型化及び低コスト化を可能にするという効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態1に係る駆動力伝達装置が適用されたハイブリッド車両の概略構成図である。 図2は、実施形態1の駆動力伝達装置を表す要部断面図である。 図3は、トルクリミッタ機構を表す断面図である。 図4は、本発明の実施形態2に係る駆動力伝達装置のトルクリミッタ機構を表す断面図である。 図5は、実施形態2のトルクリミッタ機構の作動を表す断面図である。
以下に、本発明に係る駆動力伝達装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
〔実施形態1〕
図1は、本発明の実施形態1に係る駆動力伝達装置が適用されたハイブリッド車両の概略構成図、図2は、実施形態1の駆動力伝達装置を表す要部断面図、図3は、トルクリミッタ機構を表す断面図である。
実施形態1において、図1に示すように、駆動力伝達装置が適用されたハイブリッド車両10において、11はエンジン(内燃機関)、12はトランスアクスル、13は駆動輪である。従って、このエンジン11の出力軸であるクランクシャフト11aを回転駆動すると、その駆動力がトランスアクスル12を介して各駆動輪13に伝達され、各駆動輪13が回転することでハイブリッド車両10が前進または後退することができる。実施形態1では、トランスアクスル12が本発明の駆動力伝達装置として機能する。
トランスアクスル12は、ダンパ14と、主に発電機として機能する第1モータジェネレータ(MG1)15と、主に駆動時は電動機として機能し、減速時は発電機として機能する第2モータジェネレータ(MG2)16と、動力分配機構17と、トルクリミッタ機構18と、デファレンシャル(差動装置)19とから構成されている。この場合、第1モータジェネレータ15が本発明の第1モータとして機能し、第2モータジェネレータ16が本発明の第2モータとして機能し、各モータジェネレータ15,16が本発明の電動機として機能する。
第1モータジェネレータ15は、インプットシャフト21と同軸上に位置するロータシャフト15aに外装固定されるロータ15bと、トランスアクスル12のケースにロータ15bに対して非接触で対向する状態で固定配置されるステータ15cとにより構成されている。第2モータジェネレータ16は、インプットシャフト21と平行をなして配置されるロータシャフト16aに外装固定されるロータ16bと、トランスアクスル12のケースにロータ16bに対して非接触で対向する状態で固定配置されるステータ16cとにより構成されている。
動力分配機構17は、シングルピニオンタイプの遊星歯車機構を有する構成であり、外歯歯車のサンギア17aと、内歯歯車のリングギア17bと、複数のピニオンギア17cと、キャリア17dとを有し、エンジン11から出力される駆動力を第1モータジェネレータ15またはデファレンシャル19側に伝達する。また、この動力分配機構17は、エンジン11の動力を分配する機能とは別に変速機構として機能し、エンジン11の駆動力を所定の速度比とトルクになるように制御する。
トルクリミッタ機構18は、エンジン11や第2モータジェネレータ16から駆動力が伝達されるとき、また、駆動輪13側から駆動力が伝達されるとき、異常時に発生したトルク変動を吸収するものである。なお、このトルクリミッタ機構18の詳細な構成については、後述する。
動力分配機構17は、エンジン11から出力される駆動力を、ダンパ14からインプットシャフト21、キャリア17d、ピニオンギア17c、サンギア17aを介して第1モータジェネレータ15に伝達可能である。また、動力分配機構17は、エンジン11から出力される駆動力を、ダンパ14からインプットシャフト21、キャリア17d、ピニオンギア17c、リングギア17b、カウンタドライブギア22、カウンタドリブンギア23、ドライブピニオンシャフト24を介してファイナルギア25に伝達し、更にデファレンシャル19に伝達可能である。このデファレンシャル19は、ツーピニオンタイプであり、ファイナルギア25から入力される動力を必要に応じ、ドライブシャフト26を介して左右の駆動輪13に分配して伝達可能である。
ここで、エンジン11からクランクシャフト11a、ダンパ14、動力分配機構17、第1モータジェネレータ15につながる経路が、第1駆動力伝達経路Aとして機能する。また、動力分配機構17からカウンタドライブギア22、カウンタドリブンギア23、カウンタドライブギア27、ドライブピニオンシャフト24、ファイナルギア25、デファレンシャル19、駆動輪13につながる経路が、第2駆動力伝達経路Bとして機能する。そして、前記第2駆動力伝達経路Bに第2モータジェネレータ16が連結される。ここでは、カウンタドリブンギア23が、本発明の中間歯車として機能する。
このように構成された実施形態1の駆動力伝達装置におけるトルクリミッタ機構18は、第2駆動力伝達経路、つまり、ドライブピニオンシャフト24とファイナルギア25との間に設けられ、ハイブリッド車両10の駆動時における遮断トルク値が、ハイブリッド車両10の制動時における遮断トルク値よりも大きく設定されている。
そして、トルクリミッタ機構18によるハイブリッド車両10の制動時における遮断トルク値は、第1モータジェネレータ15による最大回生値に設定されている。
即ち、図2に示すように、インプットシャフト21は、外周部にカウンタドライブギア22が一体に形成された円筒形状をなすカウンタシャフト31が相対回転自在に配置され、トランスアクスル12における中空形状をなすケース12aに、一対のベアリング32a,32bを介して回転自在に支持されている。このカウンタシャフト31は、軸端部に動力分配機構17におけるリングギア17bが固結されている。
ドライブピニオンシャフト24は、ケース12aに一対のベアリング33a,33bを介して回転自在に支持され、軸端部にカウンタドリブンギア23が一体に形成されており、カウンタドライブギア22と噛み合っている。カウンタドライブギア27は、ケース12aに一対のベアリング34a,34bを介して回転自在に支持され、カウンタドリブンギア23と噛み合っている。
そして、ドライブピニオンシャフト24は、中空形状をなし、外周部に円筒形状をなすファイナルギア25が嵌合しており、このドライブピニオンシャフト24とファイナルギア25との間に、トルクリミッタ機構18が介装されている。
ドライブピニオンシャフト24は、外周部にカウンタドリブンギア23に近接して周方向に均等間隔で係止突起23aが形成されている。また、ドライブピニオンシャフト24は、外周部にカウンタドリブンギア23とファイナルギア25の間に位置して第1回転体41が嵌合し、カウンタドリブンギア23側に係止溝41aが形成されている。そして、ドライブピニオンシャフト24と第1回転体41は、係止突起23aが係止溝41aに係止することでスプライン嵌合し、周方向に一体回転可能で、且つ、軸方向には相対回転可能となっている。
ファイナルギア25は、カウンタドリブンギア23側に位置して第2回転体42が一体に形成されており、この第2回転体42は、第1回転体41と対向してほぼ同様の形状をなし、相対回転可能となっている。そして、カウンタドリブンギア23と第1回転体41との間には、付勢部材として、径の異なる圧縮ばね43a,43bが介装されている。そのため、第1回転体41は、圧縮ばね43a,43bの付勢力により第2回転体42に接近する方向に付勢支持される。この場合、第2回転体42が形成されたファイナルギア25は、軸端部がベアリング33bのケースに当接することで、軸方向の一方側への移動が規制されており、一対の回転体41,42は、圧縮ばね43a,43bの付勢力により互いに接近する方向に付勢されることとなる。
そして、第1回転体41と第2回転体42との間には、トルクリミット部44が介装されており、このトルクリミット部44には、一対の回転体41,42を摩擦係合させると共に、回転体41,42の回転方向で異なる傾斜部が形成された滑り面が設けられている。
即ち、図3に示すように、トルクリミット部44として、第1回転体41の平面部に滑り面47が形成されると共に、第2回転体42の平面部に滑り面48が形成され、この滑り面47,48同士は、互いに対向し、且つ、密着することで滑り機構を形成している。
第1回転体41の滑り面47は、第1傾斜面47aと第2傾斜面47bとが周方向に交互に形成され、且つ、この第1傾斜面47a及び第2傾斜面47bが周方向に均等間隔で配置されている。一方、第2回転体42の滑り面48は、第1傾斜面48aと第2傾斜面48bとが周方向に交互に形成され、且つ、この第1傾斜面48a及び第2傾斜面48bが周方向に均等間隔で配置されている。
そして、各回転体41,42は、第1傾斜面47a,48aと第2傾斜面47b,48bとの間で、その傾斜方向が逆方向となっている。また、各回転体41,42は、第1回転体41と第2回転体42との間で、各傾斜面47a,47bと各傾斜面48a,48bの傾斜方向が逆方向となっている。各回転体41,42は、各滑り面47,48がこのような形状をなすことから、両者が隙間なく密着することとなる。
この場合、ハイブリッド車両10の駆動時に、ドライブピニオンシャフト24と一体の第1回転体41は、図3の矢印A方向に回転することから、この矢印A方向の駆動力がトルクリミッタ機構18(トルクリミット部44)を介して、第2回転体42と一体のファイナルギア25に伝達される。一方、ハイブリッド車両10の制動時に、ファイナルギア25と一体の第2回転体42は、矢印A方向の回転が制動されることから、図3の矢印B方向の制動力がトルクリミッタ機構18(トルクリミット部44)を介して、第1回転体41と一体のドライブピニオンシャフト24に伝達される。
ここでは、各回転体41,42は、第1傾斜面49(47a,48a)の傾斜角度θ1と第2傾斜面50(47b,48b)の傾斜角度θ2とが相違し、第1傾斜面49の傾斜角度θ1が、第2傾斜面50の傾斜角度θ2より大きな角度に設定されている。そのため、ハイブリッド車両10の駆動時における遮断トルク値が、ハイブリッド車両10の制動時における遮断トルク値よりも大きくなる。
即ち、図1乃至図3に示すように、ハイブリッド車両10の駆動時、エンジン11側に過大トルクが発生すると、この過大トルクは、インプットシャフト21から動力分配機構17、カウンタドライブギア22、カウンタドリブンギア23、ドライブピニオンシャフト24を介してトルクリミッタ機構18に入力する。この場合、第1回転体41は、図3の矢印A方向に過大な駆動力を受けることから、第1傾斜面47aが第2回転体42の第1傾斜面48aを乗り越えようとする。このとき、圧縮ばね43a,43bによる各回転体41,42の押付力をF、この押付力Fが作用する第1傾斜面49(47a,48a)の位置の半径をRとすると、駆動力の遮断トルク値(リミッタトルク)Tkは下記のものとなる。
Tk=F×R×tanθ1
一方、ハイブリッド車両10の制動時、駆動輪13(路面)側に過大トルクが発生すると、この過大トルクは、デファレンシャル19、ファイナルギア25を介してトルクリミッタ機構18に入力する。この場合、第2回転体42は、図3の矢印B方向に過大な制動力を受けることから、第2傾斜面48bが第1回転体41の第2傾斜面47bを乗り越えようとする。このとき、制動力の遮断トルク値(リミッタトルク)Tsは下記のものとなる。
Ts=F×R×tanθ2
そして、各回転体41,42にて、第1傾斜面49の傾斜角度θ1と第2傾斜面50の傾斜角度θ2は、θ1>θ2であることから、Tk>Tsとなる。また、通常時の駆動トルクをK、通常時の制動トルクをSとすると、下記の関係が成立する。
Tk>K>Ts>S
ハイブリッド車両10にて、トルクリミッタ機構18に入力するトルク(駆動力、制動力)は、駆動時と制動時とでその入力方向が逆となる。そして、トルクリミッタ機構18に入力する駆動トルクと制動トルクとでは、その大きさが異なる。即ち、トルクリミッタ機構18は、ハイブリッド車両10の制動時に、エンジンブレーキ(第2モータジェネレータ16の回生)分だけのトルクを伝達することができればよいものであり、駆動時に伝達するトルクに比べてはるかに低い(例えば、1/2以下)ものとなっている。
そのため、実施形態1では、トルクリミッタ機構18における各回転体41,42における第1傾斜面47a,48aと第2傾斜面47b,48bの傾斜角度をθ1>θ2に設定することで、ハイブリッド車両10の駆動時における遮断トルク値を、制動時における遮断トルク値よりも大きく設定している。その結果、ハイブリッド車両10の駆動時には、大きな駆動トルクを伝達して過大なトルクが適正に吸収される一方、制動時には、小さな駆動トルクを伝達して過大なトルクが適正に吸収され、また、トルクリミッタ機構18の小型化が可能となる。
このように実施形態1の駆動力伝達装置にあっては、エンジン11とモータジェネレータ15,16と動力分配機構17とを設けると共に、エンジン11と動力分配機構17とモータジェネレータ15,16を駆動連結する第1駆動力伝達経路と、動力分配機構17と駆動輪13を駆動連結する第2駆動力伝達経路とを設け、第2駆動力伝達経路にトルクリミッタ機構18を設け、ハイブリッド車両10の駆動時における遮断トルク値を、制動時における遮断トルク値よりも大きく設定している。
従って、トルクリミッタ機構18が動力分配機構17と駆動輪13を駆動連結する第2駆動力伝達経路に設けられることで、駆動輪13からの過剰トルクを吸収してエンジン11、動力分配機構17、各モータジェネレータ15,16へ伝達されることを抑制し、駆動時や制動時の異常時に発生するトルク変動を適正に吸収することができる。また、制動時には、駆動輪13からの制動力を第2モータジェネレータ16に伝達可能とし、適正な回生制動を可能とすることができると共に、駆動時には、適正な駆動トルクを駆動輪13に伝達することができる。更に、駆動時の遮断トルク値を制動時の遮断トルク値よりも大きく設定することで、トルクリミッタ機構18における制動側の各部材を簡素化することができ、装置の小型化及び低コスト化を可能とすることができると共に、燃費を向上することができる。
また、実施形態1の駆動力伝達装置では、エンジン11と動力分配機構17と第1モータジェネレータ15を直線上に連結し、動力分配機構17にカウンタドリブンギア23を介して第2モータジェネレータ16を連結し、トルクリミッタ機構18をカウンタドリブンギア23とデファレンシャル19とを連結する経路に配置している。従って、トルクリミッタ機構18をエンジン11、動力分配機構17、モータジェネレータ15,16より駆動輪13側に配置することで、トルクリミッタ機構18の配置が容易となり、大型化や高コスト化を抑制することができる。
また、実施形態1の駆動力伝達装置では、トルクリミッタ機構18として、ドライブピニオンシャフト24と一体の第1回転体41と、ファイナルギア25と一体の第2回転体42とを設けると共に、各回転体41,42が接近する方向に付勢する圧縮ばね43a,43bを設け、各回転体41,42の間に滑り面47,48を有するトルクリミット部44を介装し、滑り面47,48に回転方向で異なる傾斜面49,50を形成している。従って、ハイブリッド車両10の駆動時と制動時では、回転体41,42の回転方向が異なることから、滑り面47,48に回転方向で異なる傾斜面49,50を形成することで、容易に駆動時における遮断トルク値と制動時における遮断トルク値を異ならせることができ、装置の簡素化及び小型化、低コスト化を可能とすることができる。
また、実施形態1の駆動力伝達装置では、トルクリミッタ機構18によるハイブリッド車両10の制動時における遮断トルク値を、第2モータジェネレータ16による最大回生値に設定している。従って、制動時には、駆動輪13からの過剰トルクがエンジン11、動力分配機構17、各モータジェネレータ15,16へ伝達されることを抑制すると共に、駆動輪13から制動力としての適正トルクを第2モータジェネレータ16に伝達して回生制動を可能とすることができ、また、駆動時には、適正な駆動トルクを駆動輪13に伝達することができる。なお、ここでは、第2モータジェネレータ16が回生を行うことから、トルクリミッタ機構18によるハイブリッド車両10の制動時における遮断トルク値を、第2モータジェネレータ16による最大回生値に設定したが、第1モータジェネレータ15が回生する場合には、この遮断トルク値を第1モータジェネレータ15による最大回生値に設定すればよく、また、第1、第2モータジェネレータ15,16が回生する場合には、遮断トルク値を各モータジェネレータ15,16による合計した最大回生値に設定してもよい。
また、実施形態1の駆動力伝達装置では、従来、ダンパ14に設けられていたトルクリミッタ機構18を小型化し、動力分配機構17より下流側に配置することで、ダンパ14におけるトルクリミッタ機構18の配置スペースが空きスペースとなり、ダンパ14の高性能化を可能とすることで、騒音の発生を抑制して車内空間の快適性を向上することができると共に、最適燃費運転を可能として燃費を向上することができる。
〔実施形態2〕
図4は、本発明の実施形態2に係る駆動力伝達装置のトルクリミッタ機構を表す断面図、図5は、実施形態2のトルクリミッタ機構の作動を表す断面図である。なお、本実施形態の駆動力伝達装置における全体構成は、上述した実施形態1とほぼ同様であり、図1及び図2を用いて説明すると共に、この実施形態で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施形態2の駆動力伝達装置において、図1及び図2に示すように、トルクリミッタ機構18Aは、第2駆動力伝達経路、つまり、ドライブピニオンシャフト24とファイナルギア25との間に設けられ、ハイブリッド車両10の駆動時における遮断トルク値が、ハイブリッド車両10の制動時における遮断トルク値よりも大きく設定されている。
ドライブピニオンシャフト24と一体の第1回転体41とファイナルギア25と一体の第2回転体42との間には、トルクリミット部51が介装されており、このトルクリミット部51には、一対の回転体41,42を摩擦係合させる滑り面と、この一対の回転体41,42の回転方向で付勢部材の付勢力を変更する傾斜部とが設けられている。
即ち、図4に示すように、トルクリミット部51として、第2回転体42の平面部側に配置される摩擦材52及び摩擦プレート53が設けられている。そして、摩擦材52と摩擦プレート53は、互いに対向する面に滑り面54,55が形成され、この滑り面54,55同士が密着している。この摩擦材52及び摩擦プレート5352,53に形成された滑り面54,55は、回転方向に対して所定の摩擦抵抗が付与されており、正転方向と逆転方向でその摩擦抵抗は同様のものに設定されている。
また、トルクリミット部51として、第1回転体41の平面部に平坦な滑り面58が形成されると共に、摩擦プレート53の平面部に平坦な滑り面59が形成され、この滑り面58,59同士は、互いに対向し、且つ、密着することで滑り機構を形成している。
第1回転体41の滑り面58は、複数の傾斜面58aが周方向に均等間隔で形成され、摩擦プレート53の滑り面59は、複数の傾斜面59aが周方向に均等間隔で形成されている。そして、第1回転体41の各傾斜面58aと、摩擦プレート53の各傾斜面59aが隙間なく密着することで傾斜面60を構成している。
また、第1回転体41の滑り面58は、複数の凸部61が周方向に均等間隔で形成され、摩擦プレート53の滑り面59は、複数の凹部62が周方向に均等間隔で形成されている。この場合、第1回転体41の各凸部61は、各傾斜面58aの間に交互に配置され、摩擦プレート53の各凹部62は、各傾斜面59aの間に交互に配置されている。そして、第1回転体41の各凸部61は、摩擦プレート53の各凹部62内に入り込んでいる。第1回転体41の各凸部61の周方向の長さが、摩擦プレート53の各凹部62の周方向の長さより短くなっており、凹部62の一端部と他端部には、駆動側ストッパ62aと制動側ストッパ62bが形成されている。そのため、第1回転体41は、凸部61が凹部62内で駆動側ストッパ62aと制動側ストッパ62bに当接する範囲内で、摩擦プレート53と相対回転可能となっている。
この場合、ハイブリッド車両10の駆動時に、ドライブピニオンシャフト24と一体の第1回転体41は、図4の矢印A方向に回転することから、この矢印A方向の駆動力がトルクリミッタ機構18A(トルクリミット部51)を介して、第2回転体42と一体のファイナルギア25に伝達される。一方、ハイブリッド車両10の制動時に、ファイナルギア25と一体の第2回転体42は、矢印A方向の回転が制動されることから、図4の矢印B方向の制動力がトルクリミッタ機構18A(トルクリミット部51)を介して、第1回転体41と一体のドライブピニオンシャフト24に伝達される。
ここでは、第1回転体41と摩擦プレート53は、傾斜面60(58a,59a)の傾斜方向が所定の方向に設定され、凸部61と凹部62との係合により所定範囲で相対回転可能となっている。そのため、ハイブリッド車両10の駆動時には、図5に示すように、傾斜面60(58a,59a)の係合状態と、凸部61と凹部62との係合状態が変化することから、第1回転体41と摩擦プレート53は、相対回転すると共に、互いに離間する。実際には、第1回転体41に対して摩擦プレート53が離間する。すると、圧縮ばね43a,43bが押しつぶされてその付勢力が大きくなり、第2回転体42と摩擦材52の各滑り面54,55の密着力が大きくなる。その結果、ハイブリッド車両10の駆動時における遮断トルク値が、ハイブリッド車両10の制動時における遮断トルク値よりも大きくなる。
即ち、図1、図2、図4に示すように、ハイブリッド車両10の駆動時、エンジン11側に過大トルクが発生すると、この過大トルクは、インプットシャフト21から動力分配機構17などを介してトルクリミッタ機構18Aに入力する。この場合、第1回転体41は、図4の矢印A方向に過大な駆動力を受けることから、この第1回転体41と摩擦プレート53は、各滑り面58,59の間で滑りを生じて相対回転する。即ち、第1回転体41は、図4に示す状態から図5に示すように、凸部61が摩擦プレート53の凹部62内を駆動側ストッパ62aに当接するまで、摩擦プレート53に対して相対回転する。
すると、第1回転体41は、傾斜面58aが摩擦プレート53の傾斜面59aを押し上げることで、この摩擦プレート53から離間し、圧縮ばね43a,43bを圧縮することで、この圧縮ばね43a,43bによる押付力Fが大きくなる。そして、この圧縮ばね43a,43bによる押付力Fが大きくなると、第1回転体41と摩擦プレート53は、各滑り面54,55の押圧力(摩擦抵抗)が大きくなる。
一方、ハイブリッド車両10の制動時、駆動輪13(路面)側に過大トルクが発生すると、この過大トルクは、デファレンシャル19及びファイナルギア25を介してトルクリミッタ機構18Aに入力する。この場合、第2回転体42は、図4の矢印B方向に過大な制動力を受けることから、第1回転体41と摩擦プレート53は、各滑り面58,59の間で滑りを生じて相対回転する。即ち、第1回転体41は、図4に示すように、凸部61が摩擦プレート53の凹部62内を制動側ストッパ62bに当接するまで、摩擦プレート53に対して相対回転する。
すると、第1回転体41と摩擦プレート53は、各傾斜面58a,59aが一致することで、両者が接近し、圧縮ばね43a,43bによる押付力Fが小さくなる。そして、この圧縮ばね43a,43bによる押付力Fが小さくなると、第2回転体42と摩擦材52は、各滑り面54,55の押圧力(摩擦抵抗)が小さくなる。
以上の説明から、駆動力の遮断トルク値(リミッタトルク)をTk、制動力の遮断トルク値(リミッタトルク)をTsとすると、駆動時には、第1、摩擦プレート52,53における各滑り面54,55の摩擦抵抗が大きくなることから、通常時の駆動トルクをK、通常時の制動トルクをSとすると、下記の関係が成立する。
Tk>K>Ts>S
ハイブリッド車両10にて、トルクリミッタ機構18Aに入力するトルク(駆動力、制動力)は、駆動時と制動時とでその入力方向が逆となる。そして、トルクリミッタ機構18Aに入力する駆動トルクと制動トルクとでは、その大きさが異なる。即ち、トルクリミッタ機構18Aは、ハイブリッド車両10の制動時に、エンジンブレーキ(第2モータジェネレータ16)分だけのトルクを伝達することができればよいものであり、駆動時に伝達するトルクに比べてはるかに低い。
そのため、実施形態2では、トルクリミッタ機構18Aにおける第2回転体42と摩擦材52の各滑り面54,55を密着させると共に、第1回転体41と摩擦プレート53における各滑り面58,59に傾斜面60(58a,59a)を設けることで、ハイブリッド車両10の駆動時における遮断トルク値を、制動時における遮断トルク値よりも大きく設定している。その結果、ハイブリッド車両10の駆動時には、大きな駆動トルクを伝達して過大なトルクが適正に吸収される一方、制動時には、小さな駆動トルクを伝達して過大なトルクが適正に吸収され、また、トルクリミッタ機構18Aの小型化が可能となる。
このように実施形態2の駆動力伝達装置にあっては、動力分配機構17と駆動輪13を駆動連結する第2駆動力伝達経路にトルクリミッタ機構18Aを設け、ハイブリッド車両10の駆動時における遮断トルク値を、制動時における遮断トルク値よりも大きく設定している。具体的には、トルクリミッタ機構18Aとしてドライブピニオンシャフト24と一体の第1回転体41と、ファイナルギア25と一体の第2回転体42とを設けると共に、各回転体41,42が接近する方向に付勢する圧縮ばね43a,43bを設け、各回転体41,42の間に、滑り面54,55と傾斜面60(58a,59a)を有するトルクリミット部51を介装している。
従って、駆動時や制動時の異常時に発生するトルク変動を適正に吸収することができ、また、制動時には、駆動輪13からの制動力を第2モータジェネレータ16に伝達可能とし、適正な回生制動を可能とすることができると共に、駆動時には、適正な駆動トルクを駆動輪13に伝達することができる。更に、駆動時の遮断トルク値を制動時の遮断トルク値よりも大きく設定することで、トルクリミッタ機構18Aにおける制動側の各部材を簡素化することができ、装置の小型化及び低コスト化を可能とすることができると共に、燃費を向上することができる。
また、トルクリミッタ機構18Aにおける遮断トルク値が決定される滑り面54,55と、この滑り面54,55における遮断トルク値を変更する傾斜面58a,58bとを、各回転体41,42及び摩擦プレート52,53の組み合わせにより設けることで、容易に駆動時における遮断トルク値と制動時における遮断トルク値を異ならせることができ、装置の簡素化及び小型化、低コスト化を可能とすることができる。
更に、実施形態2の駆動力伝達装置では、第2回転体42と摩擦材52における平坦な滑り面54,55が滑ることで、両者が相対移動し、トルク変動を吸収するため、トルク変動の吸収時に、歯打ち音などの騒音の発生が抑制され、快適性を向上することができる。
なお、上述した各実施形態では、トルクリミッタ機構18,18Aを、ドライブピニオンシャフト24とファイナルギア25との間に設けたが、この位置に限定されるものではなく、動力分配機構17から駆動輪13までの間に設ければよいものである。また、上述した各実施形態では、トルクリミッタ機構18,18Aにて、各回転体41,42の間に直接的にトルクリミット部44,51を形成したが、この構成に限定されるものではなく、トルクリミット部44,51に摩擦プレートを固定してトルクリミット部として構成してもよい。
更に、上述した各実施形態では、回転体41,42の平面部間にトルクリミット部44,51を設けたが、回転体を内筒(円柱)と外筒とし、両者の周面間にトルクリミット部を設けてもよい。
以上のように、本発明にかかる駆動力伝達装置は、車両の駆動時における遮断トルク値が車両の制動時における遮断トルク値よりも大きくなるようにトルクリミッタ機構を設定することで、異常時に発生するトルク変動を適正に吸収可能とすると共に装置の小型化及び低コスト化を可能とするものであり、駆動力伝達装置に有用であり、特に、ハイブリッド車両に適している。
10 ハイブリッド車両
11 エンジン(内燃機関)
12 トランスアクスル(駆動力伝達装置)
13 駆動輪
14 ダンパ
15 第1モータジェネレータ
16 第2モータジェネレータ
17 動力分配機構
18,18A トルクリミッタ機構
19 デファレンシャル(差動装置)
21 インプットシャフト
22,27 カウンタドライブギア
23 カウンタドリブンギア
23a 係止突起
24 ドライブピニオンシャフト
25 ファイナルギア
26 ドライブシャフト
41 第1回転体
41a 係止溝
42 第2回転体
43a,43b 圧縮ばね(付勢部材)
44,51 トルクリミット部
47,48,54,55 滑り面
47a,48a,49 第1傾斜面
50,47b,48b 第2傾斜面
52 摩擦材
53 摩擦プレート
58,59 滑り面
58a,59a,60 傾斜面
61 凸部
62 凹部
62a 駆動側ストッパ
62b 制動側ストッパ

Claims (4)

  1. 内燃機関と、
    電動機と、
    前記内燃機関の出力を前記電動機または駆動輪に伝達する動力分配機構と、
    前記内燃機関と前記動力分配機構と前記電動機を駆動連結する第1駆動力伝達経路と、
    前記動力分配機構と前記駆動輪を駆動連結する第2駆動力伝達経路と、
    該第2駆動力伝達経路に設けられて車両の駆動時における遮断トルク値が車両の制動時における遮断トルク値よりも大きく設定されるトルクリミッタ機構と、
    を備え
    前記トルクリミッタ機構による車両の制動時における遮断トルク値は、前記電動機による最大回生値に設定されることを特徴とする駆動力伝達装置。
  2. 前記電動機は、第1モータと第2モータを有し、前記内燃機関と前記動力分配機構と前記第1モータが直線上に連結され、前記第2駆動力伝達経路に前記第2モータが連結され、前記トルクリミッタ機構は、前記第2駆動力伝達経路における前記中間歯車と差動ギアとを連結する経路に配置されることを特徴とする請求項1に記載の駆動力伝達装置。
  3. 前記トルクリミッタ機構は、前記第2駆動力伝達経路にて同一の回転軸心により相対回転自在な一対の回転体と、該一対の回転体が接近する方向に付勢する付勢部材と、前記一対の回転体を摩擦係合させると共に前記一対の回転体の回転方向で異なる傾斜部が形成された滑り面を有することを特徴とする請求項1または2に記載の駆動力伝達装置。
  4. 前記トルクリミッタ機構は、前記第2駆動力伝達経路にて同一の回転軸心により相対回転自在な一対の回転体と、該一対の回転体が接近する方向に付勢する付勢部材と、前記一対の回転体を摩擦係合させる滑り面と、前記一対の回転体の回転方向で前記付勢部材の付勢力を変更する傾斜部とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の駆動力伝達装置。
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