JP5381705B2 - 広告提供システム、広告表示装置、広告管理装置、広告表示プログラム、広告管理プログラム、広告表示方法、および広告管理方法 - Google Patents

広告提供システム、広告表示装置、広告管理装置、広告表示プログラム、広告管理プログラム、広告表示方法、および広告管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって広告群を表示するプッシュ型表示処理と閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告提供システム、広告表示装置、広告管理装置、広告表示プログラム、広告管理プログラム、広告表示方法、および広告管理方法に関するものである。
従来から、広告には、プッシュ型広告とプル型広告とがある。プッシュ型広告とは、広告の提供者(広告主)が閲覧者に提供する広告であり、例としてテレビのCMが挙げられる。一方、プル型広告とは、広告の閲覧者が広告の提供者に要求することにより閲覧する広告であり、たとえば、WebサイトのURLを指定することにより閲覧可能なWebページ情報が挙げられる。
このプッシュ型広告とプル型広告とは別々のメディアに独立しており、プッシュ型広告とプル型広告との連携は広告代理店の運用によって行われてきた。たとえば、サーチエンジン連動広告では、テレビのCMによりプッシュ型広告を流して、詳細はWebサイトにアップロードするという手法をとっている。
また、プッシュ型広告からプル型広告への連携は、プッシュ型広告に添付されているリンク情報を広告の閲覧者側で記録しておくことにより実現されるにすぎなかった(たとえば、下記特許文献1、2を参照。)。
そこで、複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって広告群を表示するプッシュ型表示処理と閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示装置が開示されている(たとえば、下記非特許文献1を参照。)。この広告表示装置は、駅、空港、ショッピングセンターなどの公共性の高い場所に設置され、近隣の店舗情報や空港内の案内を画面上に表示するようになっている。
特開2001−76007号公報 特開2004−186791号公報
富士通ジャーナル 2006年4月号 Newテクノロジー(1)、[online]、[平成19年5月8日検索]、インターネット<URL:http://jp.fujitsu.com/about/journal/289/newtechnology/>
しかしながら、上述した従来技術では、プッシュ型表示処理からプル型表示処理への切り替え操作は閲覧者がおこなわなければならないが、閲覧者によっては操作の仕方がわからない場合や操作方法を忘れている場合がある。
また、プッシュ型表示処理では、距離が離れている閲覧者にも見えるように必然的に文字や画像が大きいレイアウトになるが、閲覧者が接近すると却って見づらくなる。したがって、接近した閲覧者によるプル型表示処理への切り替え操作は必須となる。このように、プル型表示処理への切り替え操作は閲覧者がおこなわなければならないため、閲覧者が興味を示した広告の詳細情報を引き出すのに時間や手間がかかるという問題があった。
また、閲覧者が興味を示した広告以外の他の広告を閲覧したり、操作が煩わしいために途中で操作をやめたりしてしまうことにより、折角の宣伝の機会を逸失してしまうという問題があった。また、無駄な操作により閲覧者が広告表示装置の手前にいると、プッシュ型広告が表示されず、多くの閲覧者に対する宣伝の機会を逸してしまうという問題があった。
また、プル型表示処理では閲覧者から指定されないと表示されないため、プッシュ型表示処理のみに頼ってしまうと、表示頻度が低下してしまう。したがって、広告料金に見合った宣伝効果がないと広告主にとってはメリットがないため、広告効果が薄いと判断した広告主からの広告提供が減少することになり、収益性の面で問題があった。また、広告料金に見合った宣伝効果がなされているか否かの判断が難しいため、宣伝効果の信頼性についても問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、閲覧者の利便性および広告主からの信頼性の向上を図ることにより、バランスのとれた宣伝をおこなうことができる広告提供システム、広告表示装置、広告管理装置、広告表示プログラム、広告管理プログラム、広告表示方法、および広告管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかる広告提供システムは、複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と、閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示装置と、当該広告表示装置と交信可能に接続され前記広告表示装置を管理する広告管理装置とを備える広告提供システムにおいて、前記広告管理装置は、前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度に基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成する作成手段と、を備え、前記広告表示装置は、表示画面を有する表示手段と、前記表示画面を制御して、前記作成手段によって作成された表示スケジュールにしたがって前記プッシュ型表示処理により前記広告表示候補を表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、プル型表示処理による表示頻度が低い広告に関するプッシュ型表示処理による表示頻度が高くなるような表示スケジュールの作成と配信をおこなうことができる。
また、この発明にかかる広告表示装置、広告表示方法および広告表示プログラムは、複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示装置、広告表示方法および広告表示プログラムであって、前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度の低さに基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出し、前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成し、前記表示画面を制御して、作成された表示スケジュールにしたがって前記プッシュ型表示処理により前記広告表示候補を表示することを特徴とする。
この発明によれば、プル型表示処理による表示頻度が低い広告に関するプッシュ型表示処理による表示頻度を高くすることができる。
また、上記発明において、前記閲覧者を検知し、前記閲覧者が検知された場合、前記表示画面の表示内容を、前記プッシュ型表示処理によるレイアウトから、前記プル型表示処理により前記閲覧者から前記広告表示候補の指定を待ち受けるレイアウトに切り替え表示することとしてもよい。
この発明によれば、閲覧者の検知により、表示画面のレイアウトをプッシュ型からプル型に自動切替することができる。
また、上記発明において、前記広告表示候補の指定を待ち受けるレイアウトは、前記広告群のうち、前記閲覧者が検知されたときに前記表示画面に前記プッシュ型表示処理により表示されていた広告が、当該広告以外の他の広告よりも特徴的な位置に、または、前記他の広告よりも強調して表示するレイアウトであることとしてもよい。
この発明によれば、閲覧者が見たい、知りたい広告の指定を促すことができる。
また、この発明にかかる広告管理装置、広告管理方法および広告管理プログラムは、複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示装置に対して交信可能な広告管理装置、広告管理方法および広告管理プログラムであって、前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度の低さに基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出し、前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成し、作成された表示スケジュールを前記広告表示装置に送信することを特徴とする。
この発明によれば、プル型表示処理による表示頻度が低い広告に関するプッシュ型表示処理による表示頻度が高くなるように、表示スケジュールを作成して、広告表示装置に配信することができる。
また、上記発明において、さらに、前記複数の広告の最低保証表示頻度に基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、前記広告表示候補として抽出することとしてもよい。具体的には、前記複数の広告のうち前記広告表示候補として抽出された広告群から外れた広告の中に、前記最低保証表示頻度未満の広告が存在する場合、前記広告群の中から選ばれた広告と前記最低保証表示頻度未満の広告とを入れ替えることにより、入れ替え後の広告群を前記広告表示候補として再抽出することとしてもよい。
この発明によれば、最低保証表示頻度も満足するように表示スケジュールを作成することができる。
また、上記発明において、前記広告表示候補の表示頻度に基づいて表示順や表示時間を設定することにより、前記スケジュールを作成することとしてもよい。
この発明によれば、表示スケジュールを自動的に編集することができる。
また、上記発明において、前記プル型表示処理に関する重み値を前記プル型表示処理による表示頻度に重み付けしたポイントと、前記重み値よりも軽い前記プッシュ型表示処理に関する重み値を前記プッシュ型表示処理による表示頻度に重み付けしたポイントとに基づいて、広告効果に関するポイントを前記広告ごとに算出し、前記ポイント算出手段によって算出された広告効果に関するポイントの低さに基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、前記広告表示候補として抽出することとしてもよい。
この発明によれば、広告効果に関するポイントが低い広告に関するプッシュ型表示処理による表示頻度が高くなるように、表示スケジュールを作成して、広告表示装置に配信することができる。
また、上記発明において、前記プッシュ型表示処理に関する重み値は、前記表示画面における表示面積の大きさや前記表示画面上の特定位置からの距離に応じて複数種類設定されていることとしてもよい。
この発明によれば、プッシュ型のレイアウトに応じて広告効果に関するポイントを調整することができる。
また、上記発明において、さらに、前記複数の広告の最低保証表示頻度に基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、前記広告表示候補として抽出することとしてもよい。具体的には、前記複数の広告のうち前記広告表示候補として抽出された広告群から外れた広告の中に、前記最低保証表示頻度未満の広告が存在する場合、前記広告群の中から選ばれた広告と前記最低保証表示頻度未満の広告とを入れ替えることにより、入れ替え後の広告群を前記広告表示候補として再抽出することとしてもよい。
この発明によれば、最低保証表示頻度も満足するように表示スケジュールを作成することができる。
また、上記発明において、前記作成手段は、前記広告表示候補の前記広告効果に関するポイントに基づいて表示順や表示時間を設定することにより、前記スケジュールを作成することとしてもよい。
この発明によれば、表示スケジュールを自動的に編集することができる。
また、上記発明において、前記複数の広告の総予定広告料金と、前記複数の広告の総表示頻度と、前記各広告の表示頻度と、に基づいて、前記各広告の実広告料金を算出する料金算出手段を備えることとしてもよい。
この発明によれば、広告の宣伝効果に見合った料金を算出することができる。
本発明にかかる広告提供システム、広告表示装置、広告管理装置、広告表示プログラム、広告管理プログラム、広告表示方法、および広告管理方法は、閲覧者の利便性および広告主からの信頼性の向上を図ることにより、バランスのとれた宣伝をおこなうことができるという効果を奏する。
この発明の実施の形態にかかる広告提供システムの概要を示す説明図である。 広告表示装置を示す正面図である。 広告表示装置のディスプレイの画面遷移を示す説明図である。 DBの記憶内容を示す説明図である。 重みテーブルを示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる広告提供システムの機能的構成を示すブロック図である。 表示スケジュールの作成例を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる広告管理装置による広告管理処理手順を示すフローチャートである。 図8に示した料金算出処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。 広告表示装置による広告表示処理手順を示すフローチャートである。
(広告提供システムの概要)
まず、この発明の実施の形態にかかる広告提供システムの概要について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかる広告提供システム100の概要を示す説明図である。図1において、広告提供システム100は、広告管理装置101と広告表示装置102とがLAN,WAN,インターネットなどのネットワーク103を介して交信可能に接続されて構成されている。
広告管理装置101は、広告表示装置102を管理するサーバとして機能し、広告表示装置102に対して表示スケジュールを配信するとともに、その管理に必要なデータをDB(データベース)110に格納している。広告表示装置102は、空港、駅、店舗、街頭などの消費者に密着した現場に設置されている。広告表示装置102は、広告管理装置101から表示スケジュールを受信することにより、表示スケジュールにしたがって広告を表示する。
なお、この広告提供システム100では、DB110に格納されている広告データのうち表示スケジュール中の広告群の広告データを、表示スケジュールとともに広告管理装置101から配信することにより、広告表示装置102において表示スケジュールにしたがって表示する。
また、各広告表示装置102にあらかじめすべての広告データを内部の記憶領域(メモリまたはHD)に格納しておき、広告管理装置101から表示スケジュールが配信されると、その表示スケジュール中の広告群の広告データを表示スケジュールにしたがって記憶領域から呼び出して表示することとしてもよい。
さらに、広告データを更新する都度、広告管理装置101から全広告表示装置102に配信する構成としてもよい。いずれにしても、広告データは、広告表示装置102において表示される直前までに広告表示装置102に格納されていればよい。
(広告表示装置102の概要)
図2は、広告表示装置102を示す正面図である。広告表示装置102は、大画面のディスプレイ201と人体検知センサ202とスピーカ203を備えている。ディスプレイ201には、広告の画像データまたは動画像データ(以下、「広告データ」という)が表示される。広告表示装置102は、複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって広告群を表示するプッシュ型表示処理を実行することにより、ディスプレイ201のほぼ全域を使用して広告が表示される。
また、人体検知センサ202は、たとえば、赤外線センサにより構成されており、人体を検知すると、閲覧者に指定させるための縮小広告画像一覧を表示する。そして、縮小広告一覧の中から任意の縮小広告が指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する。また、スピーカ203は、広告の内容や広告表示装置の使用方法を音声出力する。なお、広告表示装置102をスタンドアロン型にする場合、広告管理装置101のすべての機能を広告表示装置102に搭載することとなる。
(ディスプレイ201の画面遷移)
図3は、広告表示装置102のディスプレイ201の画面遷移を示す説明図である。ここでは、全広告をA〜Iとし、広告表示候補となった広告をA〜Eとし、その表示スケジュールを「A⇒B⇒C⇒D⇒E」とする。広告表示装置102では、この表示スケジュールにしたがって広告A〜Eが周期的に順次表示される。
まず、(a)は、プッシュ型表示処理を示している。プッシュ型表示処理による表示状態を、「広告表示モード」と呼ぶ。広告表示モードのレイアウトにおいて、符号301はプッシュ型全面表示領域である。プッシュ型全面表示領域301では、離れた閲覧者から広告が見やすいように、ディスプレイ201のほぼ全域が使用され、表示スケジュールにしたがったプッシュ型表示処理が実行される。すなわち、プッシュ型表示領域に広告A〜Eが順次表示されることとなる。(a)では、丁度広告Cがプッシュ型表示されている状態を示している。
また、符号302の点線は、タッチパネル式の操作領域であり、手前まで移動してきた閲覧者が接触することで所定の操作をすることができる。プッシュ型表示処理中は、操作領域302には、「画面にタッチ」といった閲覧者の操作を促す文字列が表示される。(a)のプッシュ型表示処理中、図2に示した人体検知センサ202により人体を検知すると、(b)の状態に遷移する。
(b)は、案内板モードにおける未操作状態のレイアウトを示している。符号303は、プル型表示領域であり、閲覧者から指定された広告の広告データが表示されることとなる。また、操作領域302には、表示スケジュールの広告A〜Eのサムネイル画像が表示スケジュール順に表示され、閲覧者からの指定を待ち受けている。
この一連のサムネイル画像の中央には、人体検知センサ202による検知時にプッシュ型全面表示領域301に表示されていた広告のサムネイル画像が配置される。ここでは、広告Cのサムネイル画像が中央に配置されている。
このように、閲覧者が検知されたときにディスプレイ201にプッシュ型表示処理により表示されていた広告Cが、広告C以外の他の広告A,B,D,Eよりも特徴的な位置に表示されている。また、特徴的な位置に限らず、閲覧者が検知されたときにディスプレイ201にプッシュ型表示処理により表示されていた広告Cが、他の広告A,B,D,Eよりも強調表示されていてもよい。
これにより、広告表示装置102から離れた位置にいる閲覧者がプッシュ型全面表示領域301の広告Cに引き寄せられて広告表示装置102に近づくと人体検知センサ202により検知される。そして、広告表示装置102の前にたつと、閲覧者が見たい、知りたいと思った広告Cのサムネイル画像が操作領域302中、指定しやすい中央の位置に配置される。したがって、使用頻度の低い不慣れな閲覧者にとっても使い勝手がよく、見たい、知りたい情報を即座に取り出す(プッシュ)することができる。
なお、人体検知センサ202により検知されたときの広告Cのサムネイル画像を中心にして、左側には検知前に表示された広告のサムネイル画像A,Bが逆順で表示され、右側には後続の広告のサムネイル画像D,Eが表示される。
また、符号304は、プッシュ型縮小表示領域である。プッシュ型縮小表示領域304には、表示スケジュールから外れた広告F〜Iのサムネイル画像が表示される。また、(b)の状態においては、プル型表示領域303は操作領域302から指定されるまで非表示としてもよく、操作領域302への操作を促す案内を表示することとしてもよい。
通常、閲覧者が広告表示装置102の前に位置していると、閲覧者の体がプル型表示領域303と重なっているため、広告表示装置102から離れている閲覧者には広告がよく見えないこととなる。そのため、プッシュ型縮小表示領域304を、プル型表示領域303の上半部より上にレイアウトすることにより、プル型表示とプッシュ型表示とを同時に実現することができる。
(c)は、案内板モードにおける操作状態のレイアウトを示している。ここでは、広告Cのサムネイル画像が指定されたことを反転表示により示している。操作領域302のサムネイル画像が指定されると、その指定された広告の詳細な広告データがプル型表示領域303に表示される。
なお、プル型表示領域303の下端縁領域は、操作領域302とオーバーラップしているため、この下端縁領域に広告の詳細情報の切替操作画像を表示しておくことで、閲覧者の操作により、詳細情報を切り替えることができる。(c)では詳細情報として、インフォメーション(図中、「Info」)、お勧め情報(図中、「イチオシ」)、地図情報(図中、「Map」)を指定することができる。
(DB110の記憶内容)
図4は、DB110の記憶内容を示す説明図である。図4において、DB110には、広告ごとに、表示頻度、広告効果ポイント、契約内容、分担率、実広告料金、契約達成率、ペナルティ料金が記憶されている。これらの情報は必要に応じて随時更新される。
まず、表示頻度とは、広告(広告データ)の出現度合いを示す情報であり、表示回数や表示時間によりあらわすことができる。ここでは、表示回数として説明する。表示頻度は、プッシュ型全面表示領域301、プッシュ型縮小表示領域304、プル型表示領域303に分けて計数される。広告効果ポイントとは、広告の宣伝効果を数値化した情報であり、表示頻度に基づいて算出される。表示頻度そのものであってもよい。
また、契約内容とは、広告表示に関する契約に基づいて設定された数値情報であり、ここでは、予定広告料金と最低保証表示頻度が設定されている。予定広告料金とは、ある期間内の広告料金の見積もりである。また、最低保証表示頻度とは、広告主が予定広告料金を支払う場合に最低限保証される表示頻度であり、ここでは例としてプッシュ型全面表示領域301の表示頻度で保証している。
また、分担率とは、実広告料金を算出するための比率であり、下記式(1)により広告ごとに算出される。
分担率=広告効果ポイント/全広告の広告効果ポイントの合計値・・・(1)
実広告料金とは、実際に広告主が支払う広告料金であり、下記式(2)により広告ごとに算出される。
実広告料金=(予定広告料金/全広告の予定広告料金の合計値)×分担率・・・(2)
契約達成率とは、契約内容が達成されたか否かを示す比率であり、100%以上で契約内容が達成されたことをあらわす。契約達成率は、下記式(3)により広告ごとに算出される。
契約達成率=プッシュ型全面表示領域の表示頻度/最低保証表示頻度・・・(3)
なお、分母の最低保証表示頻度はプッシュ型全面表示領域301の表示頻度を保証する表示頻度であるため、分子はプッシュ型全面表示領域301の表示頻度となる。したがって、分母の最低保証表示頻度がプル型表示領域303の表示頻度を保証する表示頻度となれば、分子もプル型表示領域303の表示頻度となる。
また、ペナルティ料金は、契約達成率が100%未満の場合に広告主に対して還元される料金であり、下記式(4)により広告ごとに算出される。なお、契約達成率が100%以上の広告については算出されない。
ペナルティ料金=実広告料金×(1−契約達成率)・・・(4)
図5は、重みテーブルを示す説明図である。重みテーブル500はDB110に格納されている。重みテーブル500の重み値は、広告表示のレイアウト(表示面積の大きさやディスプレイ201上の特定位置からの距離)ごとに設定されており、広告効果ポイントの算出に用いられる。プッシュ型表示処理に関する重み値は、レイアウトに応じて複数種類設定される。
図5では、プッシュ型全面表示領域301の表示頻度については重み値w1=2、プッシュ型縮小表示領域304の表示頻度については重み値w2=1、プル型表示領域303の表示頻度については重み値w3=10が設定されている。各重み値w1〜w3は対応する表示頻度に重み付け(乗算)される。たとえば、広告Aについては、下記式により広告効果ポイントが算出される。
広告Aの広告効果ポイント=25×w1+20×w2+40×w3
=25×2+20×1+40×10
=470
なお、各表示頻度のうち広告効果ポイントの算出元から除外したい表示頻度がある場合、その表示頻度の重み値を「0」に設定しておけばよい。たとえば、プル型表示領域303の表示頻度のみとしたい場合には、他の表示頻度の重み値w1,w2をw1=0、w2=0としておくことにより、算出される広告効果ポイントは実質的にプル型表示領域303の表示頻度のみとなる。
(広告提供システム100の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる広告提供システム100の機能的構成について説明する。図6は、この発明の実施の形態にかかる広告提供システム100の機能的構成を示すブロック図である。
図6において、広告提供システム100のうち、まず、広告管理装置101の機能的構成について説明する。広告管理装置101は、抽出部601と作成部602と送信部603と算出部604と受信部605と更新部606とを備えている。なお、各機能601〜606は、メモリまたはHDなどの記憶領域に記憶されているプログラムを、CPUに実行させることによって、またはI/Fによって、その機能を実現する。
抽出部601は、プル型表示処理による各広告の表示頻度に基づいて複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する機能を有する。具体的には、複数の広告の中から表示頻度が所定頻度以下の広告群を広告表示候補として抽出する。
ここで、基準となる表示頻度は、プッシュ型全面表示領域301の表示頻度、プッシュ型縮小表示領域304の表示頻度、プル型表示領域303の表示頻度のいずれの表示頻度であってもよい。特に、プル型表示領域303の表示頻度を採用し、所定頻度以下の広告群を広告表示候補として抽出すると、閲覧者から積極的に呼び出されていない広告を、広告表示候補として抽出することになる。
このように、プル型表示領域303の表示頻度が少ない広告を優先的に広告表示候補に含めることにより、プッシュ型広告表示される機会が増加するため、全体として広告表示頻度が平準化することとなる。また、複数の広告を表示頻度の昇順に並べた場合、所定の順位までの広告群を広告表示候補として抽出することとしてもよい。このように、所定頻度を基準とした絶対的な評価だけでなく、表示頻度の昇順という相対的な評価を基準とすることもできる。
また、表示頻度ではなく、上述した広告効果ポイントに基づいて複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出したり、複数の広告を広告効果ポイントの昇順に並べた場合、所定の順位までの広告群を広告表示候補として抽出することとしてもよい。
さらに、複数の広告の最低保証表示頻度に基づいて複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出することとしてもよい。具体的には、複数の広告のうち広告表示候補として抽出された広告群から外れた広告の中に、最低保証表示頻度未満の広告が存在する場合、広告群の中から選ばれた広告と最低保証表示頻度未満の広告とを入れ替えることにより、入れ替え後の広告群を広告表示候補として再抽出する。
たとえば、基準となる所定頻度を「20」とした場合(昇順の上位6位の場合も同様)、図4を参照すると、広告B〜F,Hが広告表示候補として抽出される。ここで、広告Aのプッシュ型全面表示領域301の表示頻度は「25」であり、最低保証表示頻度「30」を満たしていないため、最低保証表示頻度を満たしている広告D〜F,Hの中から選ばれた広告と広告Aとを入れ替える。これにより、全体として最低保証表示頻度以上となるように調整することができる。
なお、この場合、広告Aとの入れ替え対象となる広告は、広告D,E,Hの中からランダムに決めてもよい。プル型表示領域303の表示頻度が高い広告を優先的に入れ替え対象としてもよい。好ましくは、広告D,E,H中、プル型表示領域303の表示頻度が高い広告D,Eや、最低保証表示頻度「30」を満たしている広告D,E,Hが入れ替え対象としてふさわしい。
また、作成部602は、抽出部601によって広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成する機能を有する。広告表示装置102が複数ある場合、すべての広告表示装置102に対し同一の表示スケジュールを作成してもよく、広告表示装置102ごとに異なる表示スケジュールを作成することとしてもよい。
図7は、表示スケジュールの作成例を示す説明図である。図7において、広告表示候補として選ばれた広告群A〜Eをランダムに並べ替えることにより、広告スケジュール700を作成する。
また、各広告に確率分布を割り振るとともに乱数を順次生成し、出現した乱数に対応する広告を選択して、選択順に並べることとしてもよい。たとえば、広告A〜C,Eには確率分布0.1が割り振られ、広告Dには確率分布0.6が割り振られているため、乱数が0.0≦r≦1.0の場合には広告Aが選ばれ、乱数が0.1<r≦0.2の場合には広告Bが選ばれ、乱数が0.2<r≦0.3の場合には広告Cが選ばれ、乱数が0.3<r≦0.9の場合には広告Dが選ばれ、乱数が0.9<r≦1.0の場合には広告Eが選ばれることとなる。
また、各広告の確率分布に重み付けをして乱数を順次生成し、出現した乱数に対応する広告を選択して、選択順に並べることとしてもよい。たとえば、広告A,C,Eには0.1の重み、広告B,Dには0.3の重みが与えられているため、乱数が0.0≦r≦1.0の場合には広告Aが選ばれ、乱数が0.1<r≦0.4の場合には広告Bが選ばれ、乱数が0.4<r≦0.5の場合には広告Cが選ばれ、乱数が0.5<r≦2.3の場合には広告Dが選ばれ、乱数が2.3<r≦2.4の場合には広告Eが選ばれることとなる。
また、作成部602は、広告表示候補の表示頻度に基づいて表示順を設定することにより、表示スケジュールを作成することとしてもよい。具体的には、プル型表示領域303の表示頻度を昇順にソートすることにより、表示スケジュールを作成することとしてもよい。
また、図7に示した例では、広告ごとの表示時間があらかじめ設定されているが、その表示時間を広告表示候補の表示頻度に基づいて表示時間を設定することとしてもよい。具体的には、プル型表示領域303の表示頻度を昇順にソートした場合、より上位の広告の表示時間が長くなるように設定する。たとえば、図7に示した広告表示候補A〜Eをプル型表示領域303の表示頻度を昇順にソートすると、「C⇒B⇒E⇒D⇒A」となるため、広告Cの表示時間が最も長く、広告Aの表示時間が最も短くなるように設定することができる。
また、算出部604は、各種演算処理を実行する機能を有する。具体的には、上記式(1)〜(4)の計算処理をおこなう。これにより、図4に示した分担率、実広告料金、契約達成率、ペナルティ料金を広告ごとに算出することができる。
また、図6において、送信部603は、作成部602によって作成された表示スケジュールを広告表示装置102に送信する機能を有する。なお、広告データは、表示スケジュールとともに配信してもよく、また、あらかじめ広告表示装置102に配信しておくこととしてもよい。
また、受信部605は、広告表示装置102から送信されてくる計数結果を受信する機能を有する。計数結果とは、広告表示装置102において表示された広告の表示頻度である。また、更新部606は、受信された計数結果を用いてDB110の表示頻度を更新する。この表示頻度の更新により、算出部604は、図4に示した分担率、実広告料金、契約達成率、ペナルティ料金を広告ごとに再計算して、DB110に上書きする。
つぎに、広告表示装置102の機能的構成について説明する。広告表示装置102は、受信部611と検知部613と表示制御部612と計数部614と送信部615とを備えている。なお、各機能は、メモリまたはHDなどの記憶領域に記憶されているプログラムを、CPUに実行させることによって、またはI/Fによって、その機能を実現する。
受信部611は、広告管理装置101から送信されてくる表示スケジュールを受信する機能を有する。なお、広告データも送信されてきた場合は広告データも受信する。検知部613は、外部からの入力を検知する。具体的には、人体検知センサ202からの検知信号を受け付けることにより、閲覧者の接近、近接配置を検知する。同様に、操作領域302への接触の検知信号を受け付けることにより、閲覧者が広告のサムネイル画像を指定したことを検知する。
また、表示制御部612は、ディスプレイ201を制御して、広告を表示する機能を有する。具体的には、受信された表示スケジュールにしたがってプッシュ型表示処理により広告を表示する。また、プッシュ型表示処理中に検知部613により人体が検知されると、図3の(b)に示したような案内板モードに切り替え表示する。さらに、検知部613によりサムネイル画像の指定が検知されると、図3の(c)に示したように、指定されたサムネイル画像の広告の広告データを、プル型表示領域303に表示する。
また、計数部614は、表示制御部612により表示された広告の表示頻度を計数する機能を有する。具体的には、プッシュ型全面表示領域301の表示頻度、プッシュ型縮小表示領域304の表示頻度、プル型表示領域303の表示頻度に分けて計数する。計数結果は所定のタイミングで送信部615に送られ、リセットされる。
また、送信部615は、計数部614によって計数された計数結果を広告管理装置101に送信する機能を有する。これにより、広告管理装置101のDB110の表示頻度が最新の状態に更新される。
なお、上述した広告管理装置101の各機能601〜606の一部およびDB110を広告表示装置102が備えることとしてもよい。特に、広告表示装置102をスタンドアロン型として機能させる場合は、広告管理装置101の各機能601〜606およびDB110を広告表示装置102が備えることとなる。
(広告管理装置101による広告管理処理手順)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる広告管理装置101による広告管理処理手順について説明する。図8は、この発明の実施の形態にかかる広告管理装置101による広告管理処理手順を示すフローチャートである。図8において、まず、期末か否かを判断する(ステップS801)。期末とは、ある期間の末日である。期末である場合(ステップS801:Yes)、算出部604により料金算出処理を実行して(ステップS802)、ステップS801に戻る。
一方、期末でない場合(ステップS801:No)、DB110から各広告の表示頻度を読み出す(ステップS803)。そして、広告効果ポイントを算出する(ステップS804)。算出された広告効果ポイントはDB110に上書きされる。つぎに、抽出部601により広告表示候補を抽出する(ステップS805)。そして、作成部602により表示スケジュールを作成して(ステップS806)、送信部603により広告表示装置102に送信する(ステップS807)。
このあと、表示頻度(広告表示装置102の計数部614による計数結果)が受信されたか否かを判断し(ステップS808)、受信されていない場合には(ステップS808:No)、ステップS801に戻る。一方、受信された場合(ステップS808:Yes)、DB110の表示頻度を更新して(ステップS809)。ステップS801に戻る。
図9は、図8に示した料金算出処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。図9において、料金算出処理では、まず、未処理の広告について、表示頻度および予定広告料金をDB110から読み出し(ステップS901)、広告効果ポイントを算出する(ステップS902)。つぎに、実広告料金を算出する(ステップS903)。
そして、最低保証表示頻度を満たしているか否かを判断し(ステップS904)、満たしている場合には(ステップS904:Yes)、ステップS906に移行する。一方、満たしていない場合には(ステップS904:No)、ペナルティ料金を算出する(ステップS905)。ステップS906では、算出結果を保持(DB110への上書き)・出力する(ステップS906)。
そして、未処理の広告があるか否かを判断し(ステップS907)、未処理の広告がある場合(ステップS907:Yes)、ステップS901に戻る。一方、未処理の広告がない場合(ステップS907:No)、ステップS801に移行する。
(広告表示装置102による広告表示処理手順)
つぎに、広告表示装置102による広告表示処理手順について説明する。図10は、広告表示装置102による広告表示処理手順を示すフローチャートである。図10において、所定の送信時刻か否かを判断し(ステップS1001)、送信時刻でない場合(ステップS1001:No)、ステップS1003に移行する。一方、送信時刻である場合(ステップS1001:Yes)、表示頻度の計数値(計数結果)を広告管理装置101に送信する(ステップS1002)。
そして、ステップS1003では、広告管理装置101から表示スケジュールが受信されたか否かを判断する(ステップS1003)。受信された場合(ステップS1003:Yes)、その表示スケジュールを設定して(ステップS1004)、ステップS1006に移行する。一方、受信されていない場合(ステップS1003:No)、表示スケジュールが設定済みか否かを判断する(ステップS1005)。
設定済みでない場合(ステップS1005:No)、ステップS1001に戻る。一方、設定済みである場合(ステップS1005:Yes)、表示制御部612により、設定された表示スケジュールにしたがってプッシュ型表示処理を実行する(ステップS1006)。
そして、計数部614により、プッシュ型表示処理による広告の表示頻度を計数する(ステップS1007)。このあと、プッシュ型表示処理を開始してから所定時間T1が経過したか否かを判断する(ステップS1008)。この所定時間T1は送信時刻および表示スケジュールの受信を確認するために設定された時間である。
T1が経過した場合(ステップS1008:Yes)、ステップS1001に戻る。一方、T1が経過していない場合(ステップS1008:No)、人体検知センサ202が人体を検知したか否かを判断する(ステップS1009)。人体を検知していない場合(ステップS1009:No)、ステップS1006に戻る。一方、人体を検知した場合(ステップS1009:Yes)、案内板モードに切り替える(ステップS1010)。
そして、案内板モードへの切替開始から所定時間T2が経過したか否かを判断する(ステップS1011)。所定時間T2は、案内板モード(図3の(b))から広告表示モード(図3の(a))に戻すための制限時間である。そして、T2が経過した場合(ステップS1011:Yes)、ステップS1006に戻ることにより、広告表示モードに切り替えられ、プッシュ型表示処理を実行することとなる。
一方、T2が経過していない場合(ステップS1011:No)、T2の経過前に操作領域302内の広告のサムネイル画像が閲覧者により指定されたか否かを判断する(ステップS1012)。指定されていない場合(ステップS1012:No)、ステップS1011に戻る。
一方、いずれかの広告のサムネイル画像が指定された場合(ステップS1012:Yes)、指定された広告の広告データをプル型表示領域303に表示する(ステップS1013)。そして、プル型表示領域303への表示が開始されてから所定時間T3が経過したか否かを判断する(ステップS1014)。
この所定時間T3は、数秒程度の時間である。T3が経過していない場合(ステップS1014:No)、ステップS1012に戻る。一方、T3が経過した場合(ステップS1014:Yes)、プル型表示処理による表示頻度として計数する(ステップS1015)。
ステップS1015の計数に先立って、所定時間T3の経過を条件とすることにより、いたずらや早押しにより操作領域302への接触の繰り返しといった、広告効果のない表示頻度の計数を防止することができ、広告効果の信頼性の向上を図ることができる。
このように、本実施の形態では、スライドショーのようなプッシュ型の広告と案内板のようなプル型の広告とを連携させて、広告主と広告管理者との契約内容に基づいて表示レイアウトと表示スケジュールを自動的に決定して表示することが可能となり、より高い広告効果を期待することができる。
また、プッシュ型表示領域の表示頻度やレイアウト、および、プル型表示領域303の表示頻度から複合的に広告効果を測定し、その広告効果に基づいて複数の広告主の間での広告費用の負担割合を自動的に決定することができるので、実際の広告効果に近い実広告料金を算出することが可能となる。
また、プッシュ型のレイアウトとプル型のレイアウトとを閲覧者の位置に応じて自動切り替えすることができ、閲覧者にとって利便性の高い広告表示をおこなうことができる。特に、閲覧者を検知したときの広告を縮小化し、プッシュ型の縮小表示一覧中、特徴的な位置に配置したり、強調表示することにより、接近してきた閲覧者に検知時の広告を直感的に指定しやすくすることができる。したがって、より利便性の高い広告表示をおこなうことができる。
以上のことから、この発明の実施の形態によれば、閲覧者の利便性および広告主からの信頼性の向上を図ることにより、バランスのとれた宣伝をおこなうことができる。
なお、本実施の形態のフローチャートで説明した方法(図8〜図10)は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
また、本実施の形態で説明した広告管理装置101や広告表示装置102は、スタンダードセルやストラクチャードASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの特定用途向けIC(以下、単に「ASIC」と称す。)やFPGAなどのPLD(Programmable Logic Device)によっても実現することができる。具体的には、たとえば、図6に示した広告管理装置101や広告表示装置102の機能的構成をHDL記述によって機能定義し、そのHDL記述を論理合成してASICやPLDに与えることにより、広告管理装置101や広告表示装置102を製造することができる。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と、閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示装置と、当該広告表示装置と交信可能に接続され前記広告表示装置を管理する広告管理装置とを備える広告提供システムであって、
前記広告管理装置は、
前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度の低さに基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成する作成手段と、を備え、
前記広告表示装置は、
表示画面を有する表示手段と、
前記表示画面を制御して、前記作成手段によって作成された表示スケジュールにしたがって前記プッシュ型表示処理により前記広告表示候補を表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする広告提供システム。
(付記2)複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示装置であって、
前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度に基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成する作成手段と、
表示画面を有する表示手段と、
前記表示画面を制御して、前記作成手段によって作成された表示スケジュールにしたがって前記プッシュ型表示処理により前記広告表示候補を表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする広告表示装置。
(付記3)前記閲覧者を検知する検知手段を備え、
前記表示制御手段は、
前記検知手段によって前記閲覧者が検知された場合、前記表示画面の表示内容を、前記プッシュ型表示処理によるレイアウトから、前記プル型表示処理により前記閲覧者から前記広告表示候補の指定を待ち受けるレイアウトに切り替え表示することを特徴とする付記2に記載の広告表示装置。
(付記4)前記広告表示候補の指定を待ち受けるレイアウトは、前記広告群のうち、前記閲覧者が検知されたときに前記表示画面に前記プッシュ型表示処理により表示されていた広告が、当該広告以外の他の広告よりも特徴的な位置に、または、前記他の広告よりも強調して表示するレイアウトであることを特徴とする付記2に記載の広告表示装置。
(付記5)複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示装置に対して交信可能な広告管理装置であって、
前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度の低さに基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成する作成手段と、
前記作成手段によって作成された表示スケジュールを前記広告表示装置に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする広告管理装置。
(付記6)前記抽出手段は、
さらに、前記複数の広告の最低保証表示頻度に基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、前記広告表示候補として抽出することを特徴とする付記5に記載の広告管理装置。
(付記7)前記抽出手段は、
前記複数の広告のうち前記広告表示候補として抽出された広告群から外れた広告の中に、前記最低保証表示頻度未満の広告が存在する場合、前記広告群の中から選ばれた広告と前記最低保証表示頻度未満の広告とを入れ替えることにより、入れ替え後の広告群を前記広告表示候補として再抽出することを特徴とする付記6に記載の広告管理装置。
(付記8)前記作成手段は、
前記広告表示候補の表示頻度に基づいて表示順を設定することにより、前記スケジュールを作成することを特徴とする付記5〜7のいずれか一つに記載の広告管理装置。
(付記9)前記作成手段は、
前記広告表示候補の表示頻度に基づいて表示時間を設定することにより、前記スケジュールを作成することを特徴とする付記5〜7のいずれか一つに記載の広告管理装置。
(付記10)前記プル型表示処理に関する重み値を前記プル型表示処理による表示頻度に重み付けしたポイントと、前記重み値よりも軽い前記プッシュ型表示処理に関する重み値を前記プッシュ型表示処理による表示頻度に重み付けしたポイントとに基づいて、広告効果に関するポイントを前記広告ごとに算出するポイント算出手段を備え、
前記抽出手段は、
前記ポイント算出手段によって算出された広告効果に関するポイントに基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、前記広告表示候補として抽出することを特徴とする付記5に記載の広告管理装置。
(付記11)前記プッシュ型表示処理に関する重み値は、前記表示画面における表示面積の大きさに応じて複数種類設定されていることを特徴とする付記10に記載の広告管理装置。
(付記12)前記プッシュ型表示処理に関する重み値は、前記表示画面上の特定位置からの距離に応じて複数種類設定されていることを特徴とする付記10に記載の広告管理装置。
(付記13)前記抽出手段は、
さらに、前記複数の広告の最低保証表示頻度に基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、前記広告表示候補として抽出することを特徴とする付記10〜12のいずれか一つに記載の広告管理装置。
(付記14)前記抽出手段は、
前記複数の広告のうち前記広告表示候補として抽出された広告群から外れた広告の中に、前記最低保証表示頻度未満の広告が存在する場合、前記広告群の中から選ばれた広告と前記最低保証表示頻度未満の広告とを入れ替えることにより、入れ替え後の広告群を前記広告表示候補として抽出することを特徴とする付記13に記載の広告管理装置。
(付記15)前記作成手段は、
前記広告表示候補の前記広告効果に関するポイントに基づいて表示順を設定することにより、前記スケジュールを作成することを特徴とする付記10〜12のいずれか一つに記載の広告管理装置。
(付記16)前記複数の広告の総予定広告料金と、前記複数の広告の総表示頻度と、前記各広告の表示頻度と、に基づいて、前記各広告の実広告料金を算出する料金算出手段を備えることを特徴とする付記5〜7、10〜12のいずれか一つに記載の広告管理装置。
(付記17)複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とをコンピュータに実行させる広告表示プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度の低さに基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する抽出手段、
前記抽出手段によって前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成する作成手段、
前記作成手段によって作成された表示スケジュールにしたがって前記プッシュ型表示処理により前記広告表示候補を表示画面に表示する表示制御手段、
として機能させることを特徴とする広告表示プログラム。
(付記18)複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と当該プッシュ型表示処理中に閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示装置の管理をコンピュータに実行させる広告管理プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度の低さに基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する抽出手段、
前記抽出手段によって前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成する作成手段、
前記作成手段によって作成された表示スケジュールを前記広告表示装置に送信する送信手段、
として機能させることを特徴とする広告管理プログラム。
(付記19)コンピュータが、複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示方法であって、
前記コンピュータが、
前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度の低さに基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する抽出工程と、
前記抽出工程によって前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成する作成工程と、
前記作成工程によって作成された表示スケジュールにしたがって前記プッシュ型表示処理により前記広告表示候補を表示画面に表示する表示工程と、
を実行することを特徴とする広告表示方法。
(付記20)コンピュータが、複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と当該プッシュ型表示処理中に閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示装置の管理を実行する広告管理方法であって、
前記コンピュータが、
前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度の低さに基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する抽出工程と、
前記抽出工程によって前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成する作成工程と、
前記作成工程によって作成された表示スケジュールを前記広告表示装置に送信する送信工程と、
を実行することを特徴とする広告管理方法。
以上のように、本発明にかかる広告提供システム、広告表示装置、広告管理装置、広告表示プログラム、広告管理プログラム、広告表示方法、および広告管理方法は、空港、駅、店舗などの施設内や街頭などの現場での利用に適している。
100 広告提供システム
101 広告管理装置
102 広告表示装置
110 DB
201 ディスプレイ
202 人体検知センサ
301 プッシュ型全面表示領域
302 操作領域
303 プル型表示領域
304 プッシュ型縮小表示領域
500 重みテーブル
601 抽出部
602 作成部
603 送信部(広告管理装置側)
604 算出部
605 受信部(広告管理装置側)
606 更新部
611 受信部(広告表示装置側)
612 表示制御部
613 検知部
614 計数部
615 送信部(広告表示装置側)
700 広告スケジュール

Claims (11)

  1. 複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と、閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示装置と、当該広告表示装置と交信可能に接続され前記広告表示装置を管理する広告管理装置とを備える広告提供システムであって、
    前記広告管理装置は、
    前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度に基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成する作成手段と、を備え、
    前記広告表示装置は、
    表示画面を有する表示手段と、
    前記表示画面を制御して、前記作成手段によって作成された表示スケジュールにしたがって前記プッシュ型表示処理により前記広告表示候補を表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする広告提供システム。
  2. 複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示装置であって、
    前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度に基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成する作成手段と、
    表示画面を有する表示手段と、
    前記表示画面を制御して、前記作成手段によって作成された表示スケジュールにしたがって前記プッシュ型表示処理により前記広告表示候補を表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする広告表示装置。
  3. 前記閲覧者を検知する検知手段を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記検知手段によって前記閲覧者が検知された場合、前記表示画面の表示内容を、前記プッシュ型表示処理によるレイアウトから、前記プル型表示処理により前記閲覧者から前記広告表示候補の指定を待ち受けるレイアウトに切り替え表示することを特徴とする請求項2に記載の広告表示装置。
  4. 前記広告表示候補の指定を待ち受けるレイアウトは、前記広告群のうち、前記閲覧者が検知されたときに前記表示画面に前記プッシュ型表示処理により表示されていた広告が、当該広告以外の他の広告よりも特徴的な位置に、または、前記他の広告よりも強調して表示するレイアウトであることを特徴とする請求項2に記載の広告表示装置。
  5. 複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示装置に対して交信可能な広告管理装置であって、
    前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度に基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成する作成手段と、
    前記作成手段によって作成された表示スケジュールを前記広告表示装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする広告管理装置。
  6. 前記抽出手段は、
    さらに、前記複数の広告の最低保証表示頻度に基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、前記広告表示候補として抽出することを特徴とする請求項5に記載の広告管理装置。
  7. 前記複数の広告の総予定広告料金と、前記各広告の表示頻度と、前記各広告の全広告に占める広告効果の割合と、に基づいて、前記各広告の実広告料金を算出する料金算出手段を備えることを特徴とする請求項5または6に記載の広告管理装置。
  8. 複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とをコンピュータに実行させる広告表示プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度に基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する抽出手段、
    前記抽出手段によって前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成する作成手段、
    前記作成手段によって作成された表示スケジュールにしたがって前記プッシュ型表示処理により前記広告表示候補を表示画面に表示する表示制御手段、
    として機能させることを特徴とする広告表示プログラム。
  9. 複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と当該プッシュ型表示処理中に閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示装置の管理をコンピュータに実行させる広告管理プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度に基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する抽出手段、
    前記抽出手段によって前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを
    作成する作成手段、
    前記作成手段によって作成された表示スケジュールを前記広告表示装置に送信する送信手段、
    として機能させることを特徴とする広告管理プログラム。
  10. コンピュータが、複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示方法であって、
    前記コンピュータが、
    前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度に基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成する作成工程と、
    前記作成工程によって作成された表示スケジュールにしたがって前記プッシュ型表示処理により前記広告表示候補を表示画面に表示する表示工程と、
    を実行することを特徴とする広告表示方法。
  11. コンピュータが、複数の広告の中から選ばれた広告群の表示スケジュールにしたがって前記広告群を表示するプッシュ型表示処理と当該プッシュ型表示処理中に閲覧者から指定されると当該指定された広告に切り替え表示するプル型表示処理とを実行する広告表示装置の管理を実行する広告管理方法であって、
    前記コンピュータが、
    前記プル型表示処理による前記各広告の表示頻度に基づいて前記複数の広告の中から選ばれた広告群を、広告表示候補として抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって前記広告表示候補として抽出された広告群の表示スケジュールを作成する作成工程と、
    前記作成工程によって作成された表示スケジュールを前記広告表示装置に送信する送信工程と、
    を実行することを特徴とする広告管理方法。
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