JP5380178B2 - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents
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Description
ハンドル支持部とレバー軸受部を有するハンドルベースと、
前記ハンドルベースのハンドル支持部に、一端側を回動可能に支持されるハンドルグリップと、
前記ハンドルベースのレバー軸受部に回動可能に支持される回転軸部を有し、前記ハンドルグリップに連動して回動可能な作動レバーと、
を備えた車両用ドアハンドル装置であって、
前記作動レバーは、前記回転軸部の少なくとも一端側に、大径部と、該大径部よりも先端側に形成される小径部とを備え、
前記ハンドルベースは、前記レバー軸受部を構成する、前記大径部を保持可能な大径孔と、大径部が大径孔に保持されるまで前記小径部をガイドする案内溝と、前記作動レバーの大径部が前記大径孔に位置した時点で、前記小径部を回転可能に支持する小径孔と、を備えたものである。
前記作動レバーは、前記回転軸部が前記案内溝にガイドされて前記大径孔に至ると、前記付勢手段の付勢力により前記軸受リングが移動して前記大径孔に保持されて回転可能に支持されるのが好ましい。
図1は、本実施形態に係る車両用ドアハンドル装置を示す。この車両用ドアハンドル装置は、大略、ドアパネル1に設けたハンドルベース2に、ハンドルグリップ3のほか、図3に示す、作動レバー4、及び、リターンスプリング5を取り付けた構成である。そして、ハンドルグリップ3を引っ張ると、リターンスプリング5の付勢力に抗して作動レバー4が回動し、ロッド(図示せず)を介してラッチ機構(図示せず)が動作してドアが開放するようになっている。
ドアパネル1は、ドアの外面を構成し、両端部には第1開口部6と第2開口部7とがそれぞれ形成されている。第1開口部6には、ハンドルグリップ3の一端側を構成するアーム部27が挿通される。第2開口部7には、ハンドルグリップ3の他端部を構成する操作部28が挿通され、かつ、エンドカバー8を装着するための固定部材9が配設される。また、第1開口部6と第2開口部7との間には、内側に向かって窪んだ湾曲部10が形成されている。
ハンドルベース2は、ドアパネル1の湾曲部10に沿う湾曲面11を備え、一端部にはハンドル支持部12が形成され、他端部には作動レバー4が回動可能に取り付けられるレバー軸受部13が形成されている。ハンドルベース2は、ドアパネル1に内側から取り付けられる。詳しくは、ハンドルベース2は、ドアパネル1の外面側に配設した固定部材9にネジ止めされ、この固定部材9とでドアパネル1を両側から挟持する。また、ハンドルベース2は、ドアパネル1の第1開口部6の縁部に係止される鍔部を備えたナット14に雄ネジ14aをネジ止めされることにより、このナット14とでドアパネル1を両側から挟持する。
ハンドルグリップ3は、図1に示すように、本体部26と、その一端側から延設されるアーム部27と、他端側から延設される操作部28とを備える。
作動レバー4は、図3に示すように、ウェイト部31、作動部32、及び、回転軸部33を備える。ウェイト部31にはロッド連結部31aが形成され、このロッド連結部31aに連結したロッド(図示せず)等を介してラッチ機構(図示せず)を駆動できるようになっている。作動部32は、ウェイト部31から突出する板状部分からなり、先端は円弧状に膨出する押圧受部34となっている。押圧受部34にはハンドルグリップ3の押圧部30が当接し、ハンドルグリップ3の回動動作が作動レバー4へと伝達される。
リターンスプリング5は、コイル状に巻回されたコイル部43と、そこから延びる両端の圧接部44a、44bとからなり、作動レバー4の回転軸部33の外周に配設されている。コイル部43の一端側は作動レバー4の作動部32に圧接し、他端側は軸受リング36の第1鍔部37に圧接する。これにより、軸受リング36は、回転軸部33の一端側へと付勢される。また、作動レバー4をハンドルベース2に装着した状態で、リターンスプリング5の一方の圧接部44aは、図7に示すように、ハンドルベース2のスプリング受部23に圧接し、他方の圧接部44bは、作動レバー4のウェイト部31に圧接する。これにより、作動レバー4は、リターンスプリング5に付勢されて、図7中、回転軸部33を中心として時計回り方向に回動し、ハンドルグリップ3を初期位置(閉鎖位置)に位置決めする。このように、リターンスプリング5は、軸受リング36を軸方向に付勢するだけでなく、作動レバー4を回転方向に付勢するという2つの役割を果たし、部品点数を抑制して構成を簡略化している。
次に、前記構成からなる車両用ドアハンドル装置の組立方法について説明する。
次に、前記車両用ドアハンドル装置の動作について説明する。
なお、本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
2…ハンドルベース
3…ハンドルグリップ
4…作動レバー
5…リターンスプリング
6…第1開口部
7…第2開口部
8…エンドカバー
9…固定部材
10…湾曲部
11…湾曲面
12…ハンドル支持部
13…レバー軸受部
14…ナット
15…第1連通部
16…軸支部
17…第2連通部
18…第1軸受部
19…第2軸受部
20…軸受板
21…第1軸受孔
22…第1案内溝
23…スプリング受部
24…第2軸受孔
25…第2案内溝
26…本体部
27…アーム部
28…操作部
29…軸受部
30…当接片
31…ウェイト部
32…作動部
33…回転軸部
34…押圧受部
35…第1軸部
36…軸受リング
37…第1鍔部
38…筒状部(大径部)
39…第1小径部
40…第2軸部
41…第2鍔部(大径部)
42…第2小径部
43…コイル部
44…圧接部
Claims (3)
- ハンドル支持部とレバー軸受部を有するハンドルベースと、
前記ハンドルベースのハンドル支持部に、一端側を回動可能に支持されるハンドルグリップと、
前記ハンドルベースのレバー軸受部に回動可能に支持される回転軸部を有し、前記ハンドルグリップに連動して回動可能な作動レバーと、
を備えた車両用ドアハンドル装置であって、
前記作動レバーは、前記回転軸部の少なくとも一端側に、大径部と、該大径部よりも先端側に形成される小径部とを備え、
前記ハンドルベースは、前記レバー軸受部を構成する、前記大径部を保持可能な大径孔と、大径部が大径孔に保持されるまで前記小径部をガイドする案内溝と、前記作動レバーの大径部が前記大径孔に位置した時点で、前記小径部を回転可能に支持する小径孔と、を備えたことを特徴とする車両用ドアハンドル装置。 - 前記作動レバーの大径部を、前記回転軸部に対して軸方向に移動可能に取り付けられる軸受リングで構成し、前記作動レバーの回転軸部に、前記軸受リングを軸方向に付勢する付勢手段を設け、
前記作動レバーは、前記回転軸部が前記案内溝にガイドされて前記大径孔に至ると、前記付勢手段の付勢力により前記軸受リングが移動して前記大径孔に保持されて回転可能に支持されることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。 - 前記軸受リングは、前記作動レバーの回転軸部に回転可能に取り付けられ、前記大径孔に保持された状態で、前記回転軸部を回転可能に支持することを特徴とする請求項2に記載の車両用ドアハンドル装置。
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