JP5378905B2 - シールド掘進機 - Google Patents

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Description

本発明は、シールド掘進機に関するものである。
従来のシールド掘進機は、筒状のシールドフレームの前部に備えているカッタが円形の単一のものであったので、前記カッタは、外周部に比べて中央部の回転速度が遅く、地山の掘削性の低下及びチャンバー内の掘削土砂と添加材の攪拌が不十分な傾向があり、掘進速度の向上に制約を受けていた。そこで、前記カッタを中央カッタと外周カッタとに同心円状に分割して構成したシールド掘進機が提案されている(特許文献1参照)。かかるシールド掘進機によれば、前記中央カッタの回転数と前記外周カッタの回転数をそれぞれ独立して制御することができるため、前記中央カッタの回転数を前記外周カッタの回転数よりも速い適正な回転数に制御することにより、掘進速度の向上が図れる。
ところで、前記中央カッタにその土砂取込口の開度を調節するシャッタを設けてその駆動用の油圧ジャッキを設ける場合、該油圧ジャッキへの油圧の給排は、前記中央カッタの中央軸の後端部に公知の回転継手(ロータリジョイント)を設けることで実現できる。この回転継手は、前記シールドフレームに対する前記中央軸の回転を許容しつつ、前記シールドフレームと前記中央軸との間で油圧をやり取りするものである。
特許2695801号公報 特開2002−213184号公報
しかしながら、前記外周カッタに径方向外方に出没するコピーカッタを設けてその駆動用の油圧ジャッキを設ける場合、前記回転継手から前記中央軸を介して中央カッタに供給された油圧を外周カッタの油圧ジャッキに供給することはできない。外周カッタは、中央カッタから切り離されているからである。この場合、外周カッタの後部にこれと同径のリング状の回転継手を設ければ、理論的にはそのリング状の回転継手を介してシールドフレームと外周カッタとの間で相対回転を許容しつつ油圧をやり取りできると考えられる。しかしながら、その場合、現実には回転継手が非常に大径となり、構造が煩雑化するため、高圧の油圧ラインのシール精度を確保できず、実現が難しい。
また、以上の問題は、油圧供給ではなく、電気供給や薬液供給についても同様に生じる。すなわち、外周カッタに油圧ジャッキのような油圧機器ではなく電動シリンダや超音波式地山空洞探査装置や電気式摩耗検知ビット等のような電気機器を設ける場合や、薬液中入ノズルのような機器を設ける場合も、スリップリング等の回転継手を設けることになるが、このような場合も上述と全く同様の問題が生じる。
なお、かかる問題を解決するものとして、掘削機本体(シールドフレームに相当)の前部に回転可能に設けたカッタを径方向に同芯的に第1カッタ部(外周カッタに相当)と第2カッタ部(中央カッタに相当)とに分割し、外側の第1カッタ部に第1支持部材(回転隔壁に相当)を、内側の第2カッタ部に第2支持部材(中央軸に相当)を夫々設け、他方、掘削機本体に前記第1支持部材を軸支する第1軸受と第1支持部材を回転駆動する第1駆動モータとを設け、前記第1支持部材に第2支持部材を軸支する第2軸受と第2支持部材を回転駆動する第2駆動モータとを設け、且つ、第1および第2支持部材のうち少なくとも第1支持部材の回転中心に、相対回転を許容しつつ油圧や電気を接続する回転継手を設けたシールド掘進機が提案されている(特許文献2参照)。しかしながら、このシールド掘進機は、前記第1支持部材(回転隔壁)に第2支持部材(中央軸)を軸支する第2軸受と第2支持部材を回転駆動する第2駆動モータとを設けていて、この第2駆動モータそのものが回転するため、その駆動用の配管又は配線に回転継手を必要とし、大容量駆動モータを採用することが難しい。
本発明は、前記事情を考慮してなされたものであり、外周カッタに設けられた機器に簡単な構造で媒体を容易に供給することができると共に、中央カッタ用に大容量駆動モータを採用することができるシールド掘進機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、筒状のシールドフレーム内の固定系に軸支されて回転駆動される中央軸と、該中央軸に設けられた中央カッタと、該中央カッタの外側に配置され前記固定系に回転可能に支持されて回転駆動される外周カッタと、該外周カッタに設けられたコピーカッタ、カッタビット摩耗検知装置、薬液注入ノズル等の機器と、該機器に油圧、電気、薬液等の媒体を供給するための媒体供給手段とを備えたシールド掘進機であって、前記媒体供給手段は、前記中央軸の外周面に設けられ前記外周カッタと前記中央軸との相対回転を許容しつつ前記機器と前記中央軸の内部との間で前記媒体を流通させる第1回転継手と、該第1回転継手よりも後方の前記中央軸の外周面に設けられ該中央軸と前記固定系との相対回転を許容しつつ前記中央軸の内部と前記固定系との間で前記媒体を流通させる第2回転継手とを備えたことを特徴とする。
前記外周カッタの径方向内方には回転隔壁が設けられ、該回転隔壁に前記中央軸が貫通した状態で回転可能に支持され、前記中央カッタの背面には前記回転隔壁に向って攪拌翼が突設されていることが好ましい。
前記外周カッタは、前記回転隔壁の外縁部よりも径方向内方に突出した複数の突出部を有し、これら突出部の内方に前記中央カッタが配置されており、該中央カッタには前記回転隔壁の外縁部に向かって斜めに突出した隅部用の攪拌翼が設けられていることが好ましい。
前記中央カッタにも前記機器と同種の別の機器が設けられ、前記中央軸の内部には前記別の機器に媒体を供給する流路が設けられ、前記第2回転継手は、前記流路と前記固定系との間の前記媒体の流通を行うことが好ましい。
本発明によれば、外周カッタに設けられた機器に簡単な構造で媒体を容易に供給することができると共に、中央カッタ用に大容量駆動モータを採用することができる。
本発明の実施形態に係るシールド掘進機の正面図である。 同シールド掘進機の縦断面図である。 第1回転継手及び第2回転継手の拡大断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態を添付図面に基いて詳述する。
図1ないし図2に示すように、シールド掘進機1は、筒状に形成されたシールドフレーム2と、このシールドフレーム2内の固定系3に軸支されて回転駆動される中央軸4と、該中央軸4に設けられた中央カッタ5と、該中央カッタ5の外側ないし外周に配置され前記固定系3に回転可能に支持されて回転駆動される円環状の外周カッタ6とを備えている。
前記中央カッタ5と外周カッタ6は、同一平面上に同芯的に配置されている。中央カッタ5は、例えばカッタスポーク7を十文字又は放射状に配設してなり、その中心部に中央軸4の一端が結合されている。外周カッタ6は、例えば同芯的に配置した外周リング8と内周リング9との間に複数のカッタスポーク10を放射状に配設してなる。前記カッタスポーク7,10には複数のカッタビットgが取付けられている。
前記外周カッタ6においては、内周リング9の内縁部ないし後述する回転隔壁26の外縁部よりも径方向内方に突出した複数の突出部10aを有し、これら突出部10aの内方に前記中央カッタ5が配置されている。図示例では、複数のカッタスポーク10のうち、いくつかのカッタスポーク10の端部が内周リング9よりも径方向内方に延出されて突出部10aとされている。
外周カッタ6は、その内周リング9から後方に延びる支持ビーム11を介して結合された旋回環12を有し、この旋回環12が軸受13を介して固定系3に回転可能に支持されている。前記軸受13は、固定系3に設けられた固定側軸受部材13aと、旋回環12に設けられた回転側軸受部材13bとを有し、この回転側軸受部材13bの外周には外歯歯車14が設けられている。固定系3にはその外歯歯車14に噛合するピニオン15aを有する第1駆動モータ15が設けられている。
前記シールドフレーム2の内周には中空環状の固定隔壁16が設けられている。この固定隔壁16は、所定の間隔をもって配設された前隔壁16aと後隔壁16bと、これら前隔壁16aと後隔壁16bとの間に介設された筒状の内周壁16cとを有している。この固定隔壁16の前隔壁16aと前記外周カッタ6の背面部との間には掘削土砂を取り込むための外周チャンバ17が形成されていると共に、固定隔壁16の前隔壁16aと前記外周カッタ6の背面部とには外周チャンバ17内に取り込まれた掘削土砂を攪拌するための攪拌翼18a,18bが互いに干渉しない状態で配設されている。
前記外周カッタ6には、外周カッタ6よりも外方の地山を掘削(余掘り)するためのコピーカッタ(機器)19が設けられていると共に、切羽地山に向って薬液(例えば作泥剤)を注入するための薬液注入ノズル20が設けられている。前記コピーカッタ19は、外周カッタ6の何れかのカッタスポーク10内に設けられており、そのカッタスポーク10内にはコピーカッタ19を外周カッタ6の外縁部から径方向外方に伸張又は縮退させることが可能な油圧ジャッキ21が設けられている。
前記シールドフレーム2内には固定隔壁16よりも径方向内方にシールドフレーム2内を前後に仕切る仕切壁22が設けられ、この仕切壁22の中央部には前記中央軸4が貫通した状態で軸受23を介して回転可能に支持されている。また、固定隔壁16の下方には前記外周チャンバ17内の掘削土砂をシールドフレーム2内の後方に搬出するためのスクリューコンベヤ24が固定隔壁16を斜めに貫通するように設けられている。シールドフレーム2、固定隔壁16、仕切壁22及びスクリューコンベヤ24が、前記固定系3に含まれる。
前記外周カッタ6の径方向内方には外周カッタ6と一体に回転する回転隔壁26が設けられ、この回転隔壁26の中央部には前記中央軸4が貫通した状態で軸受27及びシール部材28を介して回転可能に支持されている。なお、前記回転隔壁26の外縁部は、前記旋回環12に直接接合されていることが好ましいが、図示例のように回転隔壁26の外縁部が旋回環12よりも前方に位置している場合には回転隔壁26の外縁部が環状の接続部材29を介して旋回環12と接続されていることが好ましい。また、前記旋回環12と前記固定隔壁16との間にはシール部材30が介設されている。
前記中央カッタ5と前記回転隔壁26の間には中央チャンバ31が形成されており、中央カッタ5の背面部には中央チャンバ31内に取り込まれた掘削土砂を攪拌するための攪拌翼32aが回転隔壁26に向って突設されている。前記外周カッタ6は、前述したように前記回転隔壁26の外縁部よりも径方向内方に突出した複数の突出部10aを有し、これら突出部10aの内方に前記中央カッタ5が配置されているため、中央チャンバ31の外周がデッドスペースとなり、ここに掘削土砂が滞留し易い。そこで、中央チャンバ31の外周の掘削土砂を攪拌するために、中央カッタ5の背面部には回転隔壁26の外縁部に向かって斜めに突出した隅部用の攪拌翼32bが設けられている。
前記中央カッタ5を回転駆動するために、前記仕切壁22と回転隔壁26との間の中央軸4の外周には従動歯車33が設けられ、前記仕切壁22には前記従動歯車33に噛合するピニオン34aを有する第2駆動モータ34が設けられている。本実施形態における前記第1駆動モータ15及び第2駆動モータ34は電動駆動方式のものが採用されている。
前記シールド掘進機1は、前記コピーカッタ(機器)19に油圧(媒体)を供給し、また前記薬液注入ノズル20に薬液(媒体)を供給するための媒体供給手段35を備えている。この媒体供給手段35は、図3に示すように回転隔壁26と仕切壁22との間の中央軸4の外周面に回転可能に設けられ、前記外周カッタ6と前記中央軸4との相対回転を許容しつつ前記コピーカッタ19の油圧ジャッキ21と前記中央軸4の内部の第1流路36との間で油圧を、又は薬液注入ノズル20と中央軸4の内部の第2流路37との間で薬液をそれぞれ流通させる第1回転継手(第1ロータリジョイント)35aと、該第1回転継手35aよりも後方の前記中央軸4の外周面に設けられ該中央軸4と前記固定系3との相対回転を許容しつつ前記中央軸4の内部の第1流路36と前記固定系3との間で前記油圧を、又は前記中央軸4の内部の第2流路37と前記固定系3との間で前記薬液を流通させる第2回転継手(第2ロータリジョイント)35bとを備えている。
前記第1回転継手35aは、第1流路36と連通する第1環状流路38と、第2流路37と連通する第2環状流路39とを有している。前記第1環状流路38には配管40を介して前記コピーカッタ19の駆動用油圧ジャッキ21が接続されている。前記第2環状流路39には配管41を介して前記薬液注入ノズル20が接続されている。
前記配管40,41は、カッタスポーク10内、内周リング9内及び支持ビーム11内を順に通って仕切壁22と回転隔壁26との間の中空室42内に導かれ、第1回転継手35aの第1環状流路38と第2環状流路39に接続されている。なお、この中空室42は、軸受13,23,27等を潤滑する潤滑油を溜めるオイルバスになっている。
前記第2回転継手35bは、第1流路36と連通する第1環状流路43と、第2流路37と連通する第2環状流路44とを有している。前記第1環状流路43には配管45を介して図示しない油圧供給源が接続されている。前記第2環状流路44には配管60を介して図示しない薬液供給源が接続されている。
なお、中央カッタ5にも薬液注入ノズル46が設けられ、前記中央軸4の軸芯部にはその薬液注入ノズル46と連通する第3流路47が設けられている。前記第2回転継手35bには、前記第3流路47と連通する第3環状流路48が設けられ、この第3環状流路48には配管49を介して図示しない薬液供給源が接続されている。前記第1回転継手35aは支持部材50を介して前記回転隔壁26に固定されており、前記第2回転継手35bは支持部材51を介して固定系である前記スクリューコンベヤ24に固定されている。
図3の図示例では、第1回転継手35aは、中央軸4の外周に嵌合固定さられた環状部材52の外周部に図示しない軸受を介して回転可能に設けられ、環状部材52と第1回転継手35aとの間には第1環状流路38と第2環状流路39のそれぞれの両側をシールする図示しないOリングが設けられている。なお、環状部材52を用いずに中央軸4の外周部に軸受を介して第1回転継手35aが回転可能に設けられていてもよい。また、第2回転継手35bは、中央軸4の後部外周に図示しない軸受を介して回転可能に設けられ、後部外周と第2回転継手35bとの間には第1環状流路43と第2環状流路44と第3環状流路48のそれぞれの両側をシールする図示しないOリングが設けられている。
以上の構成からなる本実施形態の作用を説明する。本実施形態によれば、外周カッタ6と中央カッタ5とをそれぞれ独立して駆動しつつ、第1回転継手35aと第2回転継手35bとによって外周カッタ6に設けたコピーカッタ19の油圧ジャッキ21に油圧を簡単な構造で容易に供給・排出できる。また、第1回転継手35aと第2回転継手35bとによって外周カッタ6に設けた薬液注入ノズル20に薬液を簡単な構造で容易に供給することができる。更に、第2回転継手35bによって中央カッタ5に設けた薬液注入ノズル46に薬液を簡単な構造で容易に供給することができる。また、中央カッタ5を回転駆動する第2駆動モータ34が固定系3である仕切壁22に設けられているため、その駆動用の配管又は配線に回転継手が不要となり、大容量駆動モータを採用することができる。
油圧ジャッキ21のような油圧機器ではなく、電動ジャッキや超音波式地山空洞検査装置や電気式摩耗検知ビット等のような電気機器を外周カッタに設ける場合、第1回転継手35a及び第2回転継手35bとしてスリップリングを用いればよい。
外周カッタ6と中央カッタ5との回転方向は、理論的には同方向でも逆方向でも自由に設定可能であり、逆方向とした場合にはシールドフレーム2のローリングを抑制できる。また、前記実施形態では流体圧として油圧を用いたものを示したが、これに限らず液圧、空気圧等を用いてもよい。また、外周カッタ6及び中央カッタ5の駆動を電動駆動方式としているが、これに限らず油圧駆動方式としてもよいし、油圧駆動方式と電動駆動方式を併用してもよい。
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更が可能である。
1 シールド掘進機
2 シールドフレーム
3 固定系
4 中央軸
5 中央カッタ
6 外周カッタ
19 コピーカッタ
20 薬液注入ノズル
26 回転隔壁
32a 攪拌翼
32b 隅部用の攪拌翼
35 媒体供給手段
35a 第1回転継手
35b 第2回転継手

Claims (4)

  1. 筒状のシールドフレーム内の固定系に軸支されて回転駆動される中央軸と、該中央軸に設けられた中央カッタと、該中央カッタの外側に配置され前記固定系に回転可能に支持されて回転駆動される外周カッタと、該外周カッタに設けられたコピーカッタ、カッタビット摩耗検知装置、薬液注入ノズル等の機器と、該機器に油圧、電気、薬液等の媒体を供給するための媒体供給手段とを備えたシールド掘進機であって、前記媒体供給手段は、前記中央軸の外周面に設けられ前記外周カッタと前記中央軸との相対回転を許容しつつ前記機器と前記中央軸の内部との間で前記媒体を流通させる第1回転継手と、該第1回転継手よりも後方の前記中央軸の外周面に設けられ該中央軸と前記固定系との相対回転を許容しつつ前記中央軸の内部と前記固定系との間で前記媒体を流通させる第2回転継手とを備えたことを特徴とするシールド掘進機。
  2. 前記外周カッタの径方向内方には回転隔壁が設けられ、該回転隔壁に前記中央軸が貫通した状態で回転可能に支持され、前記中央カッタの背面には前記回転隔壁に向って攪拌翼が突設されていることを特徴とする請求項1記載のシールド掘進機。
  3. 前記外周カッタは、前記回転隔壁の外縁部よりも径方向内方に突出した複数の突出部を有し、これら突出部の内方に前記中央カッタが配置されており、該中央カッタには前記回転隔壁の外縁部に向かって斜めに突出した隅部用の攪拌翼が設けられていることを特徴とする請求項2記載のシールド掘進機。
  4. 前記中央カッタにも前記機器と同種の別の機器が設けられ、前記中央軸の内部には前記別の機器に媒体を供給する流路が設けられ、前記第2回転継手は、前記流路と前記固定系との間の前記媒体の流通を行うことを特徴とする請求項1記載のシールド掘進機。
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