JP5378687B2 - Basp1遺伝子および/またはsrd5a2遺伝子中のメチル化シトシンを利用する、肝臓癌、肝臓癌発症リスク、肝臓癌再発リスク、肝臓癌悪性度および肝臓癌の経時的進展の検出方法 - Google Patents
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Description
(a)患者試料からゲノムDNAを抽出する;
(b)メチル化シトシンと非メチル化シトシンを判別するためにゲノムDNAに化学的または酵素的処理を行うための試薬を加える;
(c)PCR法を使ってゲノムDNA中のBASP1遺伝子および/またはSRD5A2遺伝子中のメチル化シトシンを含む領域を増幅する;並びに
(d)患者試料中に、該患者において肝臓癌を患っていること、または肝臓癌発症の危険性が増加していること、または肝臓癌治療後に再発危険性があること、または肝臓癌が悪性のものであること、または肝臓癌が経時的に進展していることを示す、BASP1遺伝子および/またはSRD5A2遺伝子中のCpG配列を含む領域における肝臓癌特異的なメチル化シトシンの存在および/または量を検出する。
(a)患者試料からゲノムDNAを抽出する;
(b)メチル化シトシンと非メチル化シトシンを判別するためにゲノムDNAに化学的または酵素的処理を行うための試薬を加える;
(c)PCR法を使ってゲノムDNA中のBASP1遺伝子、SRD5A2遺伝子、SPINT2遺伝子、APC遺伝子、CCND2遺伝子、CFTR遺伝子またはRASSF1遺伝子のうちの少なくとも2つの遺伝子中のメチル化シトシンを含む領域を増幅する;並びに
(d)患者試料中に、該患者において肝臓癌を患っていること、または肝臓癌発症の危険性が増加していること、または肝臓癌治療後に再発危険性があること、または肝臓癌が悪性のものであること、または肝臓癌が経時的に進展していることを示す、BASP1遺伝子、SRD5A2遺伝子、SPINT2遺伝子、APC遺伝子、CCND2遺伝子、CFTR遺伝子またはRASSF1遺伝子のうちの少なくとも2つの遺伝子中のCpG配列を含む領域における肝臓癌特異的なメチル化シトシンの存在および/または量を検出する。
(6)1対のPCRプライマーが少なくともその3’末端にメチル化修飾を受け得るシトシン残基を含まないゲノムDNA中の塩基配列に特異的にハイブリダイズすることができ、該PCRプライマーにより増幅される産物中のメチル化シトシンの存在および/または量の測定が工程(d)で塩基配列決定法または質量分析法によって行われることを特徴とする、上記工程(1)または(2)に記載の方法。
(8)該DNAにおけるメチル化されていないシトシンをウラシルに変換するための試薬が重亜硫酸(Bisulfite:バイサルファイト)含有試薬であることを特徴とする、上記工程(7)に記載の方法。
(10)工程(b)における酵素的処理として、メチル化シトシンを含む認識配列を切断することができず、かつメチル化シトシンを含まない認識配列を切断することができる制限酵素がゲノムDNAに加えられることを特徴とする、上記工程(1)または(2)に記載の方法。
(12)既存の腫瘍マーカータンパクがAFPおよび/またはPIVKA−IIであることを特徴とする、上記工程(11)に記載の方法。
(13)血中遊離浮遊DNA量としてGSTP1遺伝子の量を測定することを特徴とする、上記工程(11)に記載の方法。
(15)試料がヒト血清、血漿、全血液、組織、血球細胞、排泄物、内・外分泌液の何れかから由来するものであることを特徴とする、上記工程(1)から(10)の何れかに記載の方法。
1)BASP1-MSF(配列番号1)およびBASP1-MSR(配列番号2)
2)SPINT2-MSF(配列番号3)およびSPINT2-MSR(配列番号4)
3)APC-MSF(配列番号5)およびAPC-MSR(配列番号6)
4)CCND2-MSF(配列番号7)およびCCND2-MSR(配列番号8)
5)CFTR-MSF(配列番号9)およびCFTR-MSR(配列番号10)
6)RASSF1-MSF(配列番号11)およびRASSF1-MSR(配列番号12)
7)SRD5A2-MSF(配列番号13)およびSRD5A2-MSR(配列番号14)
9)SPINT2-F(配列番号17)およびSPINT2-R(配列番号18)
10)APC-F(配列番号19)およびAPC-R(配列番号20)
11)CCND2-F(配列番号21)およびCCND2-R(配列番号22)
12)CFTR-F(配列番号23)およびCFTR-R(配列番号24)
13)RASSF1-F(配列番号25)およびRASSF1-R(配列番号26)
14)SRD5A2-F(配列番号27)およびSRD5A2-R(配列番号28)
15)SPINT2-HMF(配列番号29)およびSPINT2-HMR(配列番号30)。
1)BASP1-TMP(配列番号31)
2)SPINT2-TMP(配列番号32)
3)APC-TMP(配列番号33)
4)CCND2-TMP(配列番号34)
5)CFTR-TMP(配列番号35)
6)RASSF1-TMP(配列番号36)
7)SRD5A2-TMP(配列番号37)
8)SPINT2-HMBF (配列番号38)
9)SPINT2-HMBR (配列番号39)。
(a)上記工程(16)に記載のプライマーペアのうちの少なくとも1つ、および/または
(b)上記工程(17)に記載のプローブのうちの少なくとも1つ。
(a)上記工程(16)に記載のプライマーペアのうちの少なくとも1つ、および/または
(b)上記工程(17)に記載のプローブのうちの少なくとも1つ。
(a)上記工程(16)に記載のプライマーペアのうちの少なくとも1つ、および/または
(b)上記工程(17)に記載のプローブのうちの少なくとも1つ。
本発明者らは、手術により肝臓癌患者から得られた癌部組織76症例と非癌部組織16症例における遺伝子発現レベルの比較から癌部組織で特異的に発現レベルが低下している、すなわちCpG islandが高度にメチル化修飾されている可能性が高い遺伝子を選択し、さらに実際にCpG islandをプロモーター領域に持つ23種類の肝臓癌特異的メチル化遺伝子候補を選択した。次に前記候補遺伝子について早期肝臓癌患者から得られた癌部組織由来ゲノムDNAのメチル化解析を行い、2種類の肝臓癌特異的メチル化遺伝子候補を選択した。さらに肝臓癌患者の血液中に前記2遺伝子に特異的な肝臓癌由来メチル化DNA断片が検出されることを確認し、最終的に該2種類の遺伝子(BASP1(Brain abundant, membrane attached signal protein 1)遺伝子およびSRD5A2(Steroid-5-alpha-reductase, alpha polypeptide 2)遺伝子)を肝臓癌特異的メチル化遺伝子として特定した。
本発明において、肝臓癌を検出するとは、被検体が肝臓癌を有していることを疑われるか否かの判定を行うことを意味する。被検体が肝臓癌を有していることが疑われた場合、画像診断および病理学的検査によって肝臓癌の確定診断が行われる。
本発明において、肝臓癌治療後の再発危険性を検出するとは、被検体が肝臓癌治療後に肝臓癌を再発する可能性があるかどうかの判定を行うことを意味する。
本発明において、肝臓癌の経時的進展をモニタリングするということは、被検体が発症している肝臓癌が時間経過と共に進展しているかどうかの判定を行うことを意味する。
本発明において、「特定遺伝子のメチル化の検出および/またはメチル化量の定量」とは、生体試料中に含まれる特定の遺伝子のプロモーター領域内に存在するCpG island上のCpGジヌクレオチドのシトシンのメチル化を検出および/または該メチル化量を定量することをいう。
具体的にはBIS処理によってもウラシルに変換されないメチル化シトシンの配列および/またはウラシルに変換される非メチル化シトシンの配列を増幅可能なプライマーを用いて核酸増幅させ、該増幅産物を電気泳動法などで確認する、および/または該増幅産物の塩基配列を決定することで行う。
本発明において使用されることが好ましいプライマーペアおよび該プライマーペアにより増幅される増幅産物の長さを表1に示す。
実施例1. 肝臓癌特異的メチル化遺伝子の同定
「Affymetrix Human Genome U95A DNA Chips(商標)」を用いて、手術により肝臓癌患者から得られた癌部組織76症例と非癌部組織16症例における遺伝子発現レベルを比較し、該癌部組織で特異的に発現レベルが有意に2分の1以下に低下している、すなわちCpG islandが高度にメチル化修飾されている可能性が高い101種類の遺伝子を選択し、さらに該遺伝子中から実際にCpG islandをプロモーター領域に持つ23種類の肝臓癌特異的メチル化遺伝子候補を選択した。
HCV陽性の早期肝臓癌患者(高分化型肝臓癌)9症例およびHCV陽性の肝臓癌発症高危険患者(慢性肝炎または肝硬変)19症例より採取した血清1mLからDNA Extractor SP Kit for Serum and Plasma(和光純薬製)を用いて全DNAを抽出し、50μLのDNA溶液を得た。続いて前記DNA溶液を自家調製試薬を用いてBIS処理し、50μLのBIS処理済みDNA溶液を得た。
増幅試薬にはLightCycler TaqMan Master Kit(ロシュ・ダイアグノスティックス製)、核酸増幅装置にはLightCyclerII(ロシュ・ダイアグノスティックス製)を用いてリアルタイムPCR反応を行った。各遺伝子、1×Master mixに対して表4に示す濃度でプライマーペア、TaqManプローブを混合したPCR溶液にBIS処理済みDNA溶液5μLを添加し、全量20μLでPCR反応を行った。
増幅試薬には自家調製試薬、核酸増幅装置にはLightCycler2.0(ロシュ・ダイアグノスティックス製)を用いてリアルタイムPCR反応を行った。各遺伝子、50mM Tricine(pH8.3)、3mM酢酸マグネシウム、375μM dNTPs、2.5%グリセロール、0.15Unit ZO5(耐熱性DNA合成酵素)を組成とするPCR反応液に、表5に示す濃度、添加量でプライマーペア、TaqManプローブ、酢酸カリウム(pH7.5)、Aptamer48を混合し、BIS処理済みDNA溶液5μLを添加し、全量20μLでPCR反応を行った。PCR反応条件は、APC遺伝子については、始めに95℃で2分の変性を行い、続いて95℃で10秒、64℃で60秒のサイクル反応を50サイクル繰り返し、最後に40℃で30秒保温した。
HCV陽性の肝臓癌患者119症例(StageI(臨床病理 原発性肝癌取扱い規約(改訂第4版:2000年)に準じた病期(非特許文献15参照))および3cm以下の早期肝臓癌25症例と高分化型早期肝臓癌21症例を含む)およびHCV陽性の肝臓癌発症高危険患者(慢性肝炎または肝硬変)80症例より採取した血清1mLからDNA Extractor SP Kit for Serum and Plasma(和光純薬製)を用いて全DNAを抽出し、50μLのDNA溶液を得た。続いて前記DNA溶液を自家調製試薬を用いてBIS処理し、50μLのBIS処理済みDNA溶液を得た。
増幅試薬にはLightCycler TaqMan Master Kit(ロシュ・ダイアグノスティックス製)、核酸増幅装置にはLightCyclerII(ロシュ・ダイアグノスティックス製)を用いてリアルタイムPCR反応を行った。各遺伝子、1×Master mixに対して表4に示す濃度でプライマーペア、TaqManプローブを混合したPCR溶液にBIS処理済みDNA溶液5μLを添加し、全量20μLでPCR反応を行った。PCR反応条件は、BASP1遺伝子、SPINT2遺伝子、CCND2遺伝子、RASSF1遺伝子については、始めに95℃で10分の変性を行い、続いて95℃で10秒、63℃で45秒、72℃で5秒のサイクル反応を50サイクル繰り返し、最後に40℃で30秒保温した。CFTR遺伝子については、始めに95℃で10分の変性を行い、続いて95℃で10秒、64℃で60秒のサイクル反応を50サイクル繰り返し、最後に40℃で30秒保温した。
増幅試薬には自家調製試薬、核酸増幅装置にはLightCycler2.0(ロシュ・ダイアグノスティックス製)を用いてリアルタイムPCR反応を行った。各遺伝子、50mMTricine(pH8.3)、3mM酢酸マグネシウム、375μM dNTPs、2.5%グリセロール、0.15Unit ZO5(耐熱性DNA合成酵素)を組成とするPCR反応液に、表5に示す濃度、添加量でプライマーペア、TaqManプローブ、酢酸カリウム(pH7.5)、Aptamer48を混合し、BIS処理済みDNA溶液5μLを添加し、全量20μLでPCR反応を行った。PCR反応条件は、APC遺伝子については、始めに95℃で2分間の変性を行い、続いて95℃で10秒間、64℃で60秒間のサイクル反応を50サイクル繰り返し、最後に40℃で30秒間保温した。
上記7種類の肝臓癌特異的メチル化遺伝子、BASP1遺伝子、SRD5A2遺伝子、SPINT2遺伝子、APC遺伝子、CCND2遺伝子、CFTR遺伝子、RASSF1遺伝子について20症例の肝臓癌患者の肝臓から採取した1対の癌部組織および非癌部組織ゲノムDNAのCpG islandを含む領域のメチル化解析を定量的直接塩基配列決定法によって行った。
さらにCFTR遺伝子について高分化型HCCと低分化型HCC間で表12〜14に示されるメチル化DNA量を比較すると、分化型の進行度(悪性度)とメチル化量との間に正の相関(p<0.05)が認められ、定量的メチル化DNA測定が肝臓癌悪性度の指標として利用可能であることが示された。
上記7種類の肝臓癌特異的メチル化遺伝子のうち、SPINT2遺伝子について10症例の肝臓癌患者の肝臓から採取した癌部組織ゲノムDNAおよび9症例の肝臓癌患者の肝臓から採取した非癌部組織ゲノムDNAのCpG islandを含む領域のメチル化解析をHM-PCR法によって行った。具体的には、組織から抽出したゲノムDNA1μgをBIS処理し、75μLのBIS処理済みDNA溶液を得た。次に該BIS処理済みDNA溶液1μL(13.3ng)を鋳型として、プライマーペア15(配列番号29および30)および2種類のブロッキングプローブ(配列番号38および39)を用いてHM-PCR反応を行った。
HCV陽性の肝臓癌患者31症例(血清採取後、肝臓癌に対する治癒切除治療を受け、2年以上経過観察された患者)より採取した血清1mLからDNA Extractor SP Kit for Serum and Plasma(和光純薬製)を用いて全DNAを抽出し、50μLのDNA溶液を得た。続いて前記DNA溶液を、自家調製試薬を用いてBIS処理し、50μLのBIS処理済みDNA溶液を得た。
増幅試薬にはLightCycler TaqMan Master Kit(ロシュ・ダイアグノスティックス製)、核酸増幅装置にはLightCyclerII(ロシュ・ダイアグノスティックス製)を用いてリアルタイムPCR反応を行った。各遺伝子、1×Master mixに対して表4に示す濃度でプライマーペア、TaqManプローブを混合したPCR溶液にBIS処理済みDNA溶液5μLを添加し、全量20μLでPCR反応を行った。PCR反応条件は、始めに95℃で10分の変性を行い、続いて95℃で10秒、63℃で45秒、72℃で5秒のサイクル反応を50サイクル繰り返し、最後に40℃で30秒保温した。
増幅試薬には自家調製試薬、核酸増幅装置にはLightCycler2.0(ロシュ・ダイアグノスティックス製)を用いてリアルタイムPCR反応を行った。各遺伝子、50mMTricine(pH8.3)、3mM酢酸マグネシウム、375μM dNTPs、2.5%グリセロール、0.15Unit ZO5(耐熱性DNA合成酵素)を組成とするPCR反応液に、表5に示す濃度、添加量でプライマーペア、TaqManプローブ、酢酸カリウム(pH7.5)、Aptamer48を混合し、BIS処理済みDNA溶液5μLを添加し、全量20μLでPCR反応を行った。PCR反応条件は、始めに95℃で2分の変性を行い、続いて95℃で15秒、66℃で45秒のサイクル反応を50サイクル繰り返し、最後に40℃で30秒保温した。
HCV陽性の肝臓癌患者81症例(血清採取後、肝臓癌に対する治癒切除術を受け、1年以上経過観察された患者)より採取した血清1mLからDNA Extractor SP Kit for Serum and Plasma(和光純薬製)を用いて全DNAを抽出し、50μLのDNA溶液を得た。続いて前記DNA溶液を自家調製試薬を用いてBIS処理し、50μLのBIS処理済みDNA溶液を得た。
増幅試薬にはLightCycler TaqMan Master Kit(ロシュ・ダイアグノスティックス製)、核酸増幅装置にはLightCyclerII(ロシュ・ダイアグノスティックス製)を用いてリアルタイムPCR反応を行った。各遺伝子、1×Master mixに対して表4に示す濃度でプライマーペア、TaqManプローブを混合したPCR溶液にBIS処理済みDNA溶液5μLを添加し、全量20μLでPCR反応を行った。PCR反応条件は、始めに95℃で10分の変性を行い、続いて95℃で10秒、63℃で45秒、72℃で5秒のサイクル反応を50サイクル繰り返し、最後に40℃で30秒保温した。
増幅試薬には自家調製試薬、核酸増幅装置にはLightCycler2.0(ロシュ・ダイアグノスティックス製)を用いてリアルタイムPCR反応を行った。各遺伝子、50mMTricine(pH8.3)、3mM酢酸マグネシウム、375μM dNTPs、2.5%グリセロール、0.15Unit ZO5(耐熱性DNA合成酵素)を組成とするPCR反応液に、表5に示す濃度、添加量でプライマーペア、TaqManプローブ、酢酸カリウム(pH7.5)、Aptamer48を混合し、BIS処理済みDNA溶液5μLを添加し、全量20μLでPCR反応を行った。PCR反応条件は、始めに95℃で2分の変性を行い、続いて95℃で15秒、66℃で45秒のサイクル反応を50サイクル繰り返し、最後に40℃で30秒保温した。
HCV陽性の肝臓癌患者87症例(肝臓癌に対する治癒切除術を受けた症例)より採取した血清1mLからDNA Extractor SP Kit for Serum and Plasma(和光純薬製)を用いて全DNAを抽出し、50μLのDNA溶液を得た。続いて前記DNA溶液を自家調製試薬を用いてBIS処理し、50μLのBIS処理済みDNA溶液を得た。
増幅試薬にはLightCycler TaqMan Master Kit(ロシュ・ダイアグノスティックス製)、核酸増幅装置にはLightCyclerII(ロシュ・ダイアグノスティックス製)を用いてリアルタイムPCR反応を行った。各遺伝子、1×Master mixに対して表4に示す濃度でプライマーペア、TaqManプローブを混合したPCR溶液にBIS処理済みDNA溶液5μLを添加し、全量20μLでPCR反応を行った。PCR反応条件は、始めに95℃で10分の変性を行い、続いて95℃で10秒、63℃で45秒、72℃で5秒のサイクル反応を50サイクル繰り返し、最後に40℃で30秒保温した。
増幅試薬には自家調製試薬、核酸増幅装置にはLightCycler2.0(ロシュ・ダイアグノスティックス製)を用いてリアルタイムPCR反応を行った。各遺伝子、50mMTricine(pH8.3)、3mM酢酸マグネシウム、375μM dNTPs、2.5%グリセロール、0.15Unit ZO5(耐熱性DNA合成酵素)を組成とするPCR反応液に、表5に示す濃度、添加量でプライマーペア、TaqManプローブ、酢酸カリウム(pH7.5)、Aptamer48を混合し、BIS処理済みDNA溶液5μLを添加し、全量20μLでPCR反応を行った。PCR反応条件は、始めに95℃で2分の変性を行い、続いて95℃で15秒、66℃で45秒のサイクル反応を50サイクル繰り返し、最後に40℃で30秒保温した。
全生存率 =術後のある日数(時点)での患者が生存している割合
無病生存率=生存している患者において、ある日数(時点)での肝癌転移・再発が無かった患者の割合
HCV陽性の肝臓癌患者149症例より採取した血清1mLからDNA Extractor SP Kit for Serum and Plasma(和光純薬製)を用いて全DNAを抽出し、50μLのDNA溶液を得た。続いて前記DNA溶液を自家調製試薬を用いてBIS処理し、50μLのBIS処理済みDNA溶液を得た。
増幅試薬にはLightCycler TaqMan Master Kit(ロシュ・ダイアグノスティックス製)、核酸増幅装置にはLightCyclerII(ロシュ・ダイアグノスティックス製)を用いてリアルタイムPCR反応を行った。各遺伝子、1×Master mixに対して表4に示す濃度でプライマーペア、TaqManプローブを混合したPCR溶液にBIS処理済みDNA溶液5μLを添加し、全量20μLでPCR反応を行った。PCR反応条件は、始めに95℃で10分の変性を行い、続いて95℃で10秒、63℃で45秒、72℃で5秒のサイクル反応を50サイクル繰り返し、最後に40℃で30秒保温した。
増幅試薬には自家調製試薬、核酸増幅装置にはLightCycler2.0(ロシュ・ダイアグノスティックス製)を用いてリアルタイムPCR反応を行った。各遺伝子、50mMTricine(pH8.3)、3mM酢酸マグネシウム、375μM dNTPs、2.5%グリセロール、0.15Unit ZO5(耐熱性DNA合成酵素)を組成とするPCR反応液に、表5に示す濃度、添加量でプライマーペア、TaqManプローブ、酢酸カリウム(pH7.5)、Aptamer48を混合し、BIS処理済みDNA溶液5μLを添加し、全量20μLでPCR反応を行った。PCR反応条件は、始めに95℃で2分の変性を行い、続いて95℃で15秒、66℃で45秒のサイクル反応を50サイクル繰り返し、最後に40℃で30秒保温した。
本発明は肝臓癌の検査、特に肝臓癌スクリーニング検査、前癌病変検出、肝臓癌再発リスク検出、肝臓癌悪性度検出、肝臓癌の経時的進展モニタリングに用いるものであり、臨床検査薬産業、医薬産業、試薬産業、医療機器産業等において利用することができる。
Claims (9)
- BASP1遺伝子中のCpG配列を含む領域における肝臓癌特異的なメチル化シトシンの存在および/または量を検出する方法であって、下記の(a)から(d)の工程を包含し、患者由来の試料中のBASP1遺伝子中の肝臓癌特異的なメチル化シトシンの存在および/または量が、該患者において肝臓癌を患っていること、または肝臓癌発症の危険性が増加していること、または肝臓癌治療後に再発危険性があること、または肝臓癌が悪性のものであること、または肝臓癌が経時的に進展していることを示す、方法:
(a)患者試料からゲノムDNAを抽出する;
(b)メチル化シトシンと非メチル化シトシンを判別するためにゲノムDNAに化学的または酵素的処理を行うための試薬を加える;
(c)PCR法を使ってゲノムDNA中のBASP1遺伝子中のメチル化シトシンを含む領域を増幅する;並びに
(d)患者試料中に、該患者において肝臓癌を患っていること、または肝臓癌発症の危険性が増加していること、または肝臓癌治療後に再発危険性があること、または肝臓癌が悪性のものであること、または肝臓癌が経時的に進展していることを示す、BASP1遺伝子中のCpG配列を含む領域における肝臓癌特異的なメチル化シトシンの存在および/または量を検出する。 - 下記の(a)から(d)の工程を包含する方法によって、患者由来の試料中の(1)BASP1遺伝子、並びに(2)SRD5A2遺伝子、SPINT2遺伝子、APC遺伝子、CCND2遺伝子、CFTR遺伝子またはRASSF1遺伝子のうち少なくとも1つのCpG配列を含む領域における肝臓癌特異的なメチル化シトシンの存在および/または量を検出し、該メチル化シトシンの存在および/または量を組み合わせて利用することによって、該患者において肝臓癌を患っていること、または肝臓癌発症の危険性が増加していること、または肝臓癌治療後に再発危険性があること、または肝臓癌が悪性のものであること、または肝臓癌が経時的に進展していることを示す、方法:
(a)患者試料からゲノムDNAを抽出する;
(b)メチル化シトシンと非メチル化シトシンを判別するためにゲノムDNAに化学的または酵素的処理を行うための試薬を加える;
(c)PCR法を使ってゲノムDNA中のSRD5A2遺伝子、SPINT2遺伝子、APC遺伝子、CCND2遺伝子、CFTR遺伝子またはRASSF1遺伝子のうちの少なくとも1つの遺伝子中のメチル化シトシンを含む領域を増幅する;並びに
(d)患者試料中に、該患者において肝臓癌を患っていること、または肝臓癌発症の危険性が増加していること、または肝臓癌治療後に再発危険性があること、または肝臓癌が悪性のものであること、または肝臓癌が経時的に進展していることを示す、SRD5A2遺伝子、SPINT2遺伝子、APC遺伝子、CCND2遺伝子、CFTR遺伝子またはRASSF1遺伝子のうちの少なくとも1つの遺伝子中のCpG配列を含む領域における肝臓癌特異的なメチル化シトシンの存在および/または量を検出する。 - 1対のPCRプライマーのうち少なくとも1方の塩基配列がメチル化修飾を受け得るシトシン残基を含む領域のゲノムDNA中の塩基配列に相補的であり、かつ該シトシンがメチル化されている場合に該ゲノムDNA中の該塩基配列に特異的にハイブリダイズすることができることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
- 工程(b)における化学的処理として、メチル化されていないシトシンをウラシルへ変換するための試薬がゲノムDNAに加えられ、その結果、基本的には該DNAの全てのメチル化されていないシトシンがウラシルに変換されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
- 既存の腫瘍マーカータンパクAFPおよび/またはPIVKA−IIの血中濃度測定値および/または血中遊離浮遊DNA量が同時に利用されることを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の方法。
- 請求項1から5の何れかに記載の方法において使用するための、以下の2種類のプライマーを含んで成るプライマー対又はプライマーのセット:
1)BASP1-MSF(配列番号1)およびBASP1-MSR(配列番号2)、並びに任意に下記プライマー対の群から選択される少なくとも1つのプライマー対:
2)SPINT2-MSF(配列番号3)およびSPINT2-MSR(配列番号4)
3)APC-MSF(配列番号5)およびAPC-MSR(配列番号6)
4)CCND2-MSF(配列番号7)およびCCND2-MSR(配列番号8)
5)CFTR-MSF(配列番号9)およびCFTR-MSR(配列番号10)
6)RASSF1-MSF(配列番号11)およびRASSF1-MSR(配列番号12)並びに
7)SRD5A2-MSF(配列番号13)およびSRD5A2-MSR(配列番号14)。 - 請求項1から5の何れかに記載の方法において使用するための、以下のグループから選択されるプローブ又はプローブの組み合わせ:
1)BASP1-TMP(配列番号31)、並びに任意に下記のプローブの群から選択される少なくとも1つのプローブ:
2)SPINT2-TMP(配列番号32)
3)APC-TMP(配列番号33)
4)CCND2-TMP(配列番号 34)
5)CFTR-TMP(配列番号35)
6)RASSF1-TMP(配列番号36)及び
7)SRD5A2-TMP(配列番号37)。 - 以下のものを含む請求項1から5の何れかに記載の方法のために使用されるキット:
(a)請求項6に記載の少なくとも配列番号1及び配列番号2のプライマー対又はプライマー対の組み合わせ、および/または
(b)請求項7に記載の少なくとも配列番号31のプローブ又はプローブの組み合わせ、並びに
(c)DNAの抽出のための試薬。 - 患者由来試料中にHCC関連遺伝子中のCpG配列を含む領域における肝臓癌特異的なメチル化シトシンの存在および/または量を検出するための、または患者が肝臓癌を患っていること、または肝臓癌発症の危険性が増加していること、または肝臓癌治療後に再発危険性があること、または肝臓癌が悪性のものであること、または肝臓癌が経時的に進展していることを検出するための、請求項6または7に記載の配列番号1及び配列番号2のプライマー対又はプライマーセット或いは配列番号31のプローブ又はプローブの組み合わせの使用。
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