JP5375295B2 - クローラクレーンのカウンタウエイト構造 - Google Patents

クローラクレーンのカウンタウエイト構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5375295B2
JP5375295B2 JP2009098551A JP2009098551A JP5375295B2 JP 5375295 B2 JP5375295 B2 JP 5375295B2 JP 2009098551 A JP2009098551 A JP 2009098551A JP 2009098551 A JP2009098551 A JP 2009098551A JP 5375295 B2 JP5375295 B2 JP 5375295B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crane
counterweight
weights
flange
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009098551A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010247937A (ja
Inventor
和之 宮崎
光男 掛谷
昭治 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Cranes Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Cranes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Cranes Co Ltd filed Critical Kobelco Cranes Co Ltd
Priority to JP2009098551A priority Critical patent/JP5375295B2/ja
Publication of JP2010247937A publication Critical patent/JP2010247937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5375295B2 publication Critical patent/JP5375295B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Jib Cranes (AREA)

Description

本発明は、クローラクレーンのカウンタウエイト構造に関し、特に、大型のクローラクレーンにおいてクレーン本体の後方に装備される接地型カウンタウエイトの改良に係わる。
従来、大型のクローラクレーンとして、例えば特許文献1に開示され、図13にも示すように、下部走行体101上に旋回可能な上部旋回体102を搭載してなるクレーン本体103と、このクレーン本体103の上部旋回体102に基端が回動可能に支持され、先端から垂下した巻上ライン104及び吊り具(図示せず)を介して吊り荷Wを支持するブーム105と、このブーム105の後方で基端がクレーン本体103の上部旋回体102に回動可能に支持され、先端がブーム用ガイライン106を介して上記ブーム105の先端と連結されたマスト107と、上記クレーン本体103の後方に配置された接地型カウンタウエイトとしてのカウンタウエイト台車108とを備えたものは知られている。
上記カウンタウエイト台車108は、大重量物の吊り荷W等によるクレーン本体103のフロントモーメント(前方転倒モーメントともいう。)に対抗するために、クレーン本体103の上部旋回体102の後部に装備される通常のカウンタウエイト109とは別に、又はこれの代わりに装備されるものであり、マスト107の先端から垂下したウエイト用ガイライン110の下端をカウンタウエイト台車108に連結してクレーン本体103のリヤモーメントを増大するようになっている。また、カウンタウエイト台車108は、クレーン本体103の上部旋回体102の後端に連結アーム111を介して連結されていて、クレーン本体103の走行及び旋回に伴って移動するようになっている。
また、上記カウンタウエイト台車108以外の接地型カウンタウエイトとしては、図14に示すようなものが知られている。この接地型カウンタウエイト120は、クレーン本体103の後方に接地状態で配置されたパレット121と、このパレット121上に積み重ねて載置された複数のウエイト122,122,…とを備えてなり、パレット121は、カウンタウエイト台車108と同じく、マスト107(図13参照)の先端から垂下したウエイト用ガイライン123の下端と連結されているとともに、クレーン本体103の上部旋回体102の後端に連結アーム124を介して連結されている。
特開昭61−203095号公報(第1−2頁、第10図)
ところが、上記2種類の接地型カウンタウエイトのうち、前者つまりカウンタウエイト台車108の場合、コスト的に高くつくとともに、保守管理が面倒であるという問題があった。
一方、後者の接地型カウンタウエイト120の場合、吊り荷を吊り上げた状態でかつ接地型カウンタウエイト120の質量と吊り荷とがバランスして接地型カウンタウエイト120が浮き上がったときでなければクレーン本体103が走行したり、旋回したりすることができず、作業性が悪いという問題がある。
本発明はかかる諸点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、従来の接地型カウンタウエイトを改良して、吊り荷とバランスが取れるよう接地型カウンタウエイトの質量の増減を可能にすることにより、従来のカウンタウエイト台車の如くコストアップや保守管理の煩雑さを招くことなく、任意質量の吊り荷に対して走行動作及び旋回動作を可能にし、作業性を高め得るクローラクレーンのカウンタウエイト構造を提供せんとするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、クローラクレーンとして、下部走行体上に旋回可能な上部旋回体を搭載してなるクレーン本体と、このクレーン本体の上部旋回体に基端が回動可能に支持され、先端から吊り具を垂下するブームと、このブームの後方で基端がクレーン本体の上部旋回体に回動可能に支持され、先端がブーム用ガイラインを介して上記ブームの先端と連結されたマストと、上記クレーン本体の後方に配置され、上記マストの先端から垂下したウエイト用ガイラインの下端が連結された接地型カウンタウエイトとを備えることを前提とする。そして、上記接地型カウンタウエイトは、ウエイト用ガイラインの下端と連結されかつクレーン本体と連結アームを介して連結されたハンガー体と、このハンガー体の下面に層状に吊り下げられた複数のウエイトとを有し、この複数のウエイトの上下方向に隣接するウエイト同士を、連結構造によって切り離し可能にかつハンガー体がウエイト用ガイラインを介して吊り上げられたとき所定の隙間を隔てて離間するように連結して、最下の隙間を生じたウエイト同士の連結構造でその連結を切り離した状態で吊り上げ作業を行い得るように構成する。
この構成では、ブームの先端から垂下した吊り具で任意質量の吊り荷を吊り上げるとき、接地型カウンタウエイトにおいて、上記吊り荷とバランスが取れる質量に相当するハンガー体と複数のウエイトとがマストの先端から垂下したウエイト用ガイラインによって吊り上げられる。その際、ハンガー体と共に吊り上げられる側の上下方向に隣接するウエイト同士は、所定の隙間を隔てて離間する一方、吊り上げられない側の上下方向に隣接するウエイト同士は、互いに重なり合った状態で地上に載置されたままであるため、吊り荷とバランスが取れる質量に相当するハンガー体と複数のウエイトとが一目瞭然となる。そして、最下の隙間を生じたウエイト同士の連結構造でその連結を切り離すと以後の吊り上げ作業ではクレーン本体の走行動作及び旋回動作が可能になる。
請求項に係る発明は、上述した構成に加えて、上記連結構造の1つの具体的な形態を提供するものである。すなわち、連結構造は、上側のウエイトに設けられ、ピン孔を有する第1のフランジと、下側のウエイトに設けられ、ピン孔を有する第2のフランジと、両端部にそれぞれピン孔を有し、一端部のピン孔を上記第1のフランジのピン孔に合わせた状態でこの両ピン孔にピンを挿入することで一端部が第1のフランジに結合され、他端部のピン孔を上記第2のフランジのピン孔に合わせた状態でこの両ピン孔にピンを挿入することで他端部が第2のフランジに結合される連結プレートとからなり、上記第1のフランジのピン孔、第2のフランジのピン孔及び連結プレートの両端部のピン孔のうち、少なくとも1つのピン孔を長孔に形成する構成にする。
以上のように、本発明におけるクローラクレーンのカウンタウエイト構造によれば、任意質量の吊り荷を吊り上げるときその吊り荷とバランスが取れる質量に相当するハンガー体と複数のウエイトとが一目瞭然となり、最下の隙間を生じたウエイト同士の連結を切り離すと以後の吊り上げ作業ではクレーン本体の走行動作及び旋回動作が可能になるので、作業性を高めることができる。しかも、接地型カウンタウエイトの構成は、従来のカウンタウエイト台車に比べて簡単なものであり、コストアップや保守管理の煩雑さを招くこともないので、実施化を図る上で有利なものである。
図1は本発明の実施形態に係るクローラクレーンの側面図である。 図2は図1の接地型カウンタウエイト付近の拡大図である。 図3は図2のX方向から見た矢視図である。 図4は図2のY付近の拡大図である。 図5は図3のZ付近の拡大図である。 図6(a)は連結プレートの正面図、図6(b)は同側面図である。 図7は吊り荷の吊り上げ作業を行うときの接地型カウンタウエイトの第1状態を示す図2相当図である。 図8は同じく第2状態を示す図2相当図である。 図9は同じく第3状態を示す図2相当図である。 図10は同じく第4状態を示す図2相当図である。 図11は同じく第5状態を示す図2相当図である。 図12は別の実施形態を示す図11相当図である。 従来例を示すクローラクレーンの概略構成図である。 別の従来例を示すクローラクレーンの接地型カウンタウエイト付近の側面図である。
以下、本発明を実施するための形態である実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るクローラクレーンを示し、1は下部走行体2上に旋回可能な上部旋回体3を搭載してなるクレーン本体であって、このクレーン本体1の上部旋回体3には、ブーム4の基端が回動可能に支持されているとともに、このブーム4の後方にマスト5の基端及び箱マスト6の基端がそれぞれ回動可能に支持されている。
上記ブーム4の先端からは巻上ライン7を介して吊り具8が吊り下げられており、巻上ライン7の一端部は、ブーム4の先端部及びマスト5にそれぞれ設けたシーブ9を通して、クレーン本体1の上部旋回体3に設けたドラム群11の中の巻上ドラムに巻き付けられ、この巻上ドラムにより吊り具8ひいては吊り荷の吊り上げ又は吊り下げを行うようになっている。
上記マスト5の先端は、ブーム起伏ライン12及びブーム用ガイライン13を介してブーム4の先端と連結されており、ブーム起伏ライン12の一端部は、上記ドラム群11の中のブーム起伏ドラムに巻き付けられ、このブーム起伏ドラムによるブーム起伏ライン12の巻き取り又は繰り出しによりブーム4の傾斜角を変更するようになっている。また、マスト5の先端と箱マスト6の先端とはマスト用ガイライン14によって連結されているとともに、箱マスト6の先端とクレーン本体1の上部旋回体3の後部とはマスト起伏ライン15によって連結され、このマスト起伏ライン15の一端部は、上記ドラム群11の中のマスト起伏ドラムに巻き付けられ、このマスト起伏ドラムによるマスト起伏ライン15の巻き取り又は繰り出しにより箱マスト6及びマスト5の傾斜角を変更するようになっている。
上記クレーン本体1の上部旋回体3の後部には搭載型カウンタウエイト16が配置されているとともに、クレーン本体1の後方には接地型カウンタウエイト17が配置され、この接地型カウンタウエイト17には上記マスト5の先端から垂下した後述の如く4本のウエイト用ガイライン18,18,…の下端が連結されており、これらのウエイト用ガイライン18,18,…を介して接地型カウンタウエイト17が吊り上げ可能に設けられている。
上記接地型カウンタウエイト17は、図2及び図3に拡大詳示するように、各ウエイト用ガイライン18の下端と連結されかつクレーン本体1の上部旋回体3の後端部と連結アーム21を介して連結されたクレーン本体1の横幅方向に長い略直方体状のハンガー体22と、このハンガー体22の下面に横並び4列でかつ列毎に層状に吊り下げられた複数のウエイト23,23,…とを有している。ハンガー体22には、その前後2箇所ずつ計4箇所にそれぞれ吊りフランジ24が垂直に立てて設けられ、この吊りフランジ24にロードセル25を介在して上記各ウエイト用ガイライン18の下端が連結されている。ロードセル25は、ウエイト用ガイライン18に作用する接地型カウンタウエイト17の質量を検出するものであり、このロードセル25で検出した質量検出値は、図示していないが、クレーン本体1の上部旋回体3のキャブ内に設けられるコントローラに入力されるようになっている。
上記ハンガー体22下面の列毎の複数のウエイト23,23,…の上下方向に隣接するウエイト23,23同士は、複数箇所、図では前後2箇所に設けた連結構造30,30によって切り離し可能にかつハンガー体22がウエイト用ガイライン18を介して吊り上げられたとき所定の隙間δ(図7参照)を隔てて離間するように連結されている。上記各連結構造30は、図4及び図5に拡大詳示するように、上側のウエイト23の側面下縁部に互いに所定の隙間を隔てた状態で突出して設けられ、各々ピン孔31を有する左右2つの第1のフランジ32,32と、下側のウエイト23の側面上縁部に同じく互いに所定の隙間を隔てた状態で突出して設けられ、各々ピン孔33を有する左右2つの第2のフランジ34,34と、両端部にそれぞれピン孔35,36を有し、一端部のピン孔35を上記両第1のフランジ32,32の間でそれらのピン孔31に合わせた状態でこの両ピン孔31,35にピン37を挿入することで一端部が第1のフランジ32,32に結合され、他端部のピン孔36を上記両第2のフランジ34,34の間でそれらのピン孔33に合わせた状態でこの両ピン孔33,36にピン38を挿入することで他端部が第2のフランジ34,34に結合された連結プレート39とからなる。上記連結プレート39は、図6にも示すように、細長い矩形平板状のものであり、その一端部のピン孔35は真円状に形成されている一方、他端部のピン孔36は、連結プレート39の長手方向に長い長孔に形成されている。
尚、上記ハンガー体22とその下面に当接する最上層のウエイト23とは、前後2箇所に設けたピン結合40,40によって切り離し可能にかつハンガー体22がウエイト用ガイライン18を介して吊り上げられたときでも離間しないよう強固に連結されている。
次に、上記実施形態のクローラクレーンにおいて、ブーム4の先端から垂下した吊り具8で任意質量の吊り荷を吊り上げるときの作業手順、特に、接地型カウンタウエイト17回りでの作業手順を、図2、図7〜図12を参照しながら説明する。
今、接地型カウンタウエイト17においては、図2に示すように、ハンガー体22下面の複数のウエイト23,23,…のうち、最下層のウエイト23は接地しており、この最下層のウエイト23の上に他のウエイト23,23,…とハンガー体22とが積み重なり合っている。上下方向に隣接するウエイト23,23同士は隙間のない状態で当接している。
このような状態から、先ず始めに、吊り具8により任意質量の吊り荷を吊り上げると接地型カウンタウエイト17は、図7に示すように、吊り荷とバランスが取れる質量に相当するハンガー体22と複数(図では最上層から3番目までの3つ)のウエイト23,23,…とがウエイト用ガイライン18によって吊り上げられる。その際、ハンガー体22と共に吊り上げられる側の上下方向に隣接するウエイト23,23同士は、所定に隙間δを隔てて離間する一方、吊り上げられない側の上下方向に隣接するウエイト23,23同士は、互いに重なり合った状態で地上に載置されたままであるため、吊り荷とバランスが取れる質量に相当するハンガー体22と複数のウエイト23,23,…とが一目瞭然となる。
続いて、吊り荷を一旦地面に降下し、マスト5を後方に傾動させることにより、ウエイト用ガイライン18を緩め、接地型カウンタウエイト17を元の接地状態に戻す。そして、図8に示すように、先の吊り上げ時の最下の隙間δを生じたウエイト23,23同士(図に仮想線sで示す箇所)の各連結構造30において、例えば上側のウエイト23側の第1のフランジ32のピン孔31と連結プレート39のピン孔35とからピン37を抜き取ることにより連結を切り離す。
しかる後、マスト5を作業位置に戻し、吊り荷を再度吊り上げると接地型カウンタウエイト17は、図9に示すように、先に連結構造30の連結を切り離した箇所より上側の複数のウエイト23,23,…がハンガー本体22と共に吊り上げられる。尚、ハンガー本体22及びウエイト23の吊り上げ量は、ハンガー本体22が連結アーム21を介してクレーン本体1の上部旋回体3の後端部に連結されているために制限される。
そして、吊り荷の据え付け位置にまでクレーン本体1が走行したり、旋回したりするときには、接地型カウンタウエイト17のハンガー本体22及びその下面に吊り下げられた複数のウエイト23,23,…は、図10に示すように、ウエイト用ガイライン18により吊り上げられ、地上から所定寸法浮き上がった状態のままクレーン本体1の走行及び旋回に伴って移動する。
吊り荷の据え付け位置で吊り荷を降下するときには、ウエイト用ガイライン18によって吊り上げた接地型カウンタウエイト17のハンガー本体22及び複数のウエイト23,23,…は、吊り荷の降下によって下がってくるので、図11に示すように、予め接地型カウンタウエイト17の下方に専用台50を配置し、この専用台50上に接地型カウンタウエイト17を降ろす。尚、別の実施形態として、図12に示すように、接地型カウンタウエイト17のハンガー体22に複数、例えば4本(図では2本のみ示す。)の脚51,51を取り付け、これらの脚51,51を地面に降ろすようにしてもよい。
その後、ブーム4を前傾させて接地型カウンタウエイト17を再度吊り上げ、接地型カウンタウエイト17の地上に残されたウエイト23の位置にまで戻り、ウエイト用ガイライン18によって吊り上げられた側の最下層のウエイト23と地上に残された最上層のウエイト23とを重ね合わせた後、そのウエイト23,23同士を連結構造30によって連結する。これにより、図2に示す最初の状態に戻る。
このように、上記実施形態の接地型カウンタウエイト17においては、任意質量の吊り荷を吊り上げるときその吊り荷とバランスが取れる質量に相当するハンガー体22と複数のウエイト23,23,…とが一目瞭然となり、最下の隙間δを生じたウエイト23,23同士の連結を切り離すと以後の吊り上げ作業ではクレーン本体1の走行動作及び旋回動作が可能になるので、作業性を高めることができる。
しかも、上記接地型カウンタウエイト17の構成は、従来のカウンタウエイト台車に比べて簡単なものであり、コストアップや保守管理の煩雑さを招くこともないので、実施化を容易に図ることができる。
ここで、上記実施形態を実施するに当たっては、吊り荷に応じて接地型カウンタウエイト17の実質上の質量が変化することから、その質量を各ウエイト用ガイライン18と接地型カウンタウエイト17との間に介在したロードセル25によって検出し、その検出値に基づいて吊り上げ能力の設定及び過負荷防止装置の設定値を変化させることが望ましい。また、ロードセル25の検出値に基づいて、接地型カウンタウエイト17のハンガー体22下面の複数のウエイト23,23,…のうち、切り離しを行うべきウエイト23の位置をキャブ内の表示装置などに表示するようにしてもよい。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の形態を包含するものである。例えば上記実施形態では、接地型カウンタウエイト17として、ウエイト用ガイライン18により支持したハンガー体22の下面にのみ複数のウエイト23,23,…を層状に吊り下げる構成にしたが、本発明は、ハンガー体22の上面にも複数のウエイトを層状に積み上げる構成にしてもよく、この場合、ハンガー体22上面側の上下方向に隣接するウエイト同士は、単にピン結合などにより連結するだけでよい。
また、上記実施形態では、ブーム4の先端から吊り具8が巻上ライン7を介して垂下するクローラクレーンについて述べたが、本発明は、この種のクローラクレーンに限らず、ブーム4の先端にジブを取り付け、このジブの先端から吊り具が垂下するクローラクレーンなどにも同様に適用することができるのは勿論である。
1 クレーン本体
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 ブーム
5 マスト
8 吊り具
13 ブーム用ガイライン
17 接地型カウンタウエイト
18 ウエイト用ガイライン
21 連結アーム
22 ハンガー体
23 ウエイト
30 連結構造
31 第1のフランジのピン孔
32 第1のフランジ
33 第2のフランジのピン孔
34 第2のフランジ
35,36 連結プレートのピン孔
37,38 ピン
39 連結プレート

Claims (1)

  1. 下部走行体上に旋回可能な上部旋回体を搭載してなるクレーン本体と、このクレーン本体の上部旋回体に基端が回動可能に支持され、先端から吊り具を垂下するブームと、このブームの後方で基端がクレーン本体の上部旋回体に回動可能に支持され、先端がブーム用ガイラインを介して上記ブームの先端と連結されたマストと、上記クレーン本体の後方に配置され、上記マストの先端から垂下したウエイト用ガイラインの下端が連結された接地型カウンタウエイトとを備えたクローラクレーンにおいて、
    上記接地型カウンタウエイトは、ウエイト用ガイラインの下端と連結されかつクレーン本体と連結アームを介して連結されたハンガー体と、このハンガー体の下面に層状に吊り下げられた複数のウエイトとを有しており、この複数のウエイトの上下方向に隣接するウエイト同士は、連結構造によって切り離し可能にかつハンガー体がウエイト用ガイラインを介して吊り上げられたとき所定の隙間を隔てて離間するように連結されていて、最下の隙間を生じたウエイト同士の連結構造でその連結を切り離した状態で吊り上げ作業を行い得るようになっており、
    上記連結構造は、上側のウエイトに設けられ、ピン孔を有する第1のフランジと、下側のウエイトに設けられ、ピン孔を有する第2のフランジと、両端部にそれぞれピン孔を有し、一端部のピン孔を上記第1のフランジのピン孔に合わせた状態でこの両ピン孔にピンを挿入することで一端部が第1のフランジに結合され、他端部のピン孔を上記第2のフランジのピン孔に合わせた状態でこの両ピン孔にピンを挿入することで他端部が第2のフランジに結合された連結プレートとからなり、上記第1のフランジのピン孔、第2のフランジのピン孔及び連結プレートの両端部のピン孔のうち、少なくとも1つのピン孔は長孔に形成されていることを特徴とするクローラクレーンのカウンタウエイト構造。
JP2009098551A 2009-04-15 2009-04-15 クローラクレーンのカウンタウエイト構造 Expired - Fee Related JP5375295B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009098551A JP5375295B2 (ja) 2009-04-15 2009-04-15 クローラクレーンのカウンタウエイト構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009098551A JP5375295B2 (ja) 2009-04-15 2009-04-15 クローラクレーンのカウンタウエイト構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010247937A JP2010247937A (ja) 2010-11-04
JP5375295B2 true JP5375295B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=43310777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009098551A Expired - Fee Related JP5375295B2 (ja) 2009-04-15 2009-04-15 クローラクレーンのカウンタウエイト構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5375295B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102229414B (zh) * 2011-06-11 2013-05-22 三一汽车起重机械有限公司 一种起重机及其配重块
WO2014031880A1 (en) 2012-08-22 2014-02-27 Meadwestvaco Corporation Paper-based container lids
DE102015006117A1 (de) * 2015-05-11 2016-11-17 Liebherr-Werk Ehingen Gmbh Verfahren zum Betrieb eines Krans und Kran
JP6296102B2 (ja) * 2016-06-24 2018-03-20 コベルコ建機株式会社 移動式クレーンのガイラインとパレットウエイトとの接続方法及び移動式クレーン
JP7113688B2 (ja) * 2018-07-18 2022-08-05 住友重機械建機クレーン株式会社 移動式クレーン
CN113742869B (zh) * 2021-09-28 2024-06-14 徐工集团工程机械股份有限公司建设机械分公司 一种起重机性能提升方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121652A (en) * 1974-08-16 1976-02-20 Kobe Steel Ltd Kahenbaransueito oyobisoreo sonaeta sochi
JPS59193328A (ja) * 1983-04-18 1984-11-01 Nishishiba Denki Kk 動力計の検量装置
JPH0330836Y2 (ja) * 1987-09-29 1991-06-28
DE19857779A1 (de) * 1998-12-04 2000-06-15 Mannesmann Ag Kran, insbesondere Fahrzeugkran

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010247937A (ja) 2010-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5375295B2 (ja) クローラクレーンのカウンタウエイト構造
JP5625377B2 (ja) 移動式クレーン
JP4943715B2 (ja) 移動式クレーンのカウンタウエイト装置
KR101400209B1 (ko) 고소작업차용 접이식 버킷
US10202262B2 (en) Method of operating a crane, and crane
JP5732028B2 (ja) 建設機械の車体
JP2016108118A (ja) カウンタウエイト装置および作業機械
JP6128163B2 (ja) 移動式クレーン及び移動式クレーンのブーム起立方法
JP6396256B2 (ja) ジブクレーン
JP3478239B2 (ja) クローラクレーン
KR20120001291A (ko) 티타입 크레인 및 러핑타입 크레인 겸용 트롤리
JP5374915B2 (ja) クレーンのウエイト構造
CN202379690U (zh) 侧置臂架装置和具有其的举高消防车、高空作业车
JP2017171090A (ja) 作業機械のカーボディ
JP5025579B2 (ja) カウンタウエイト着脱装置およびトラッククレーン
JP7233240B2 (ja) 軌道走行式クレーン
JP5569557B2 (ja) 建設機械のステップ構造
JP2009051640A (ja) 作動油タンク付カウンタウエイト
JP6727545B2 (ja) 移動式クレーンのフックブロック格納装置
JP2021050083A (ja) 吊り荷ロープの振れ角度検出装置およびこれを備えたクレーン
JP7396211B2 (ja) 建設機械
JP2021017312A (ja) カウンタウェイト装置
JP7110617B2 (ja) クレーン組立補助装置
JP7362427B2 (ja) 建設機械の荷重計測装置
JP2007162404A (ja) 油圧ショベル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5375295

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees