JP5374874B2 - 光学フィルム用樹脂組成物およびこれからなる光学フィルム - Google Patents
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Description
a)光源からの光が該光学フィルム用組成物からなる光学フィルムへ入射される。
b)該光学フィルム用樹脂組成物からなる光学フィルムにおいて、繊維状または柱状の粒子の長軸と偏光板の光透過軸が直交する場合における偏光成分が多く通過する。
c)該光学フィルム用樹脂組成物からなる光学フィルムにおいて、繊維状または柱状の粒子の長軸と偏光板の光透過軸が直交する場合において透過する偏光成分に対して直交する偏光成分は粒子によって散乱させられることにより透過量が減少し、光源側へ戻される成分が多い。
d)光源側へ戻された光は再び該光学フィルム用樹脂組成物からなる光学フィルムへ入射される。
示差走査型熱量計(セイコー電子工業株式会社製、商品名DSC200)を用い、昇温速度10℃/min.にて測定した。
JIS K7136(2000年)に準拠して、ヘーズメーター(日本電色工業社製、商品名NDH5000)を用い、測定した。
JIS K7361−1(1997年)に準拠して、ヘーズメーター(日本電色工業社製、商品名NDH5000)を用い、測定した。
光学フィルム用樹脂組成物からなる光学フィルム中の繊維状または柱状の粒子の長軸が配向した方向に対して偏光板の吸収軸が直交するように積層配置して偏光板側から該光学フィルムに向けて光を入射して、光学フィルムからの出射光強度を偏光顕微鏡により測定してT⊥を得た。一方、光学フィルム中の繊維状または柱状の粒子の長軸が配向した方向に対して偏光板の吸収軸が平行になるように積層配置して偏光板側から光学フィルムに向けて光を入射して、光学フィルムからの出射光強度を偏光顕微鏡により測定してT//を得た。得られたT//とT⊥とから透過光強度比(T⊥)/(T//)を算出した。この時、光波長400〜700nmを測定に用いた。ここでは計算の便宜上、1点測定した場合は代表的な値として光波長550nmにおける値を用いた。
繊維状または柱状の粒子として酸化亜鉛粒子(粒子重量あたり10重量%のアシドホスホキシエチルメタクリレートにて処理したもの、短軸径の平均寸法50nm、長軸径の平均寸法3μm、屈折率1.95)10重量%を含有する塩化メチレンスラリー溶液をφ50mmラボ円筒ローター型攪拌混合装置を用いて剪断速度10,000sec−1にて5min.分散・混合させた後、透明性を有する樹脂としてポリカーボネート(帝人化成製、商品名パンライト、ガラス転移温度141℃、平均屈折率1.55)を配合し、溶液中の酸化亜鉛とポリカーボネートとの組成比が30重量%:70重量%となり、かつ溶液中の不揮発性成分の濃度が25重量%となるように調整してφ30mm小型ホモジナイザーを用いて3,000rpmにて60min.溶解・混合した。この溶液を支持基板としてポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム上に製膜して、一昼夜静置した後に、160℃にて乾燥しフィルム状の光学フィルム用樹脂組成物を得た。得られたフィルムのTgは165℃であった。またフィルムヘーズ値は34%であった。
実施例1のフィルムの延伸条件を180℃にて3.0倍とした以外は実施例1と同様の操作を実施して光学フィルムを得た。また、得られた光学フィルムの全光線透過率は87%であり、透過光強度比(T⊥)/(T//)は3.0であった。光学フィルムの外観は良好であった。
実施例1の酸化亜鉛粒子(粒子重量あたり10重量%のアシドホスホキシエチルメタクリレートにて処理したもの、短軸径の平均寸法60nm、長軸径の平均寸法700nm)を用いて、溶液中の酸化亜鉛とポリカーボネートとの組成比が1重量%:99重量%とした以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の光学フィルム用樹脂組成物及び光学フィルムを得た。得られたフィルムのTgは157℃であった。また、フィルムヘーズは22%であった。
実施例1の溶液中の酸化亜鉛とポリカーボネートとの組成比が10重量%:90重量%とした以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の光学フィルム用樹脂組成物及び光学フィルムを得た。得られたフィルムのTgは160℃であった。また、フィルムヘーズ値は24%であった。
実施例1の酸化亜鉛の代わりに酸化チタン粒子(粒子重量あたり10重量%のアシドホスホキシエチルメタクリレートにて処理したもの、短軸径の平均寸法40nm、長軸径の平均寸法2μm、平均屈折率2.6、長軸方向の屈折率2.7)を用いて、溶液中の酸化チタンとポリカーボネートとの組成比が5重量%:95重量%とした以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の光学フィルム用樹脂組成物及び光学フィルムを得た。得られたフィルムのTgは165℃であった。また、フィルムヘーズ値は39%であった。
実施例1において得られたフィルム状の光学フィルム用樹脂組成物を粉砕し、幅200mm、スリットギャップ0.25mmを有するTダイを設置したスクリュー径φ20mm、圧縮比3.5の単軸押出し機(東洋精機株式会社製、商品名ラボプラストミル)を用いて押出し機シリンダー温度プロファイルとして原料供給口からダイまでの温度がそれぞれ180℃;200℃;240℃;260℃にて押出し、水冷ロールにて冷却しながらフィルムを得た。
実施例1の透明性を有する樹脂としてポリカーボネートの代わりにポリアリレート(ユニチカ製、商品名UポリマーP−3001、ガラス転移温度160℃)を用いて溶液中の酸化亜鉛とポリアリレートとの組成比が10重量%:90重量%とした以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の光学フィルム用樹脂組成物を得た。得られたフィルムのTgは177℃であった。また、フィルムヘーズ値は35%であった。
実施例1の酸化亜鉛の代わりに炭酸ストロンチウム粒子(粒子重量あたり10重量%のアシドホスホキシエチルメタクリレートにて処理したもの、短軸径の平均寸法60nm、長軸径の平均寸法600nm、平均屈折率1.67、長軸方向の屈折率1.52)を用いて、実施例1の透明性を有する樹脂としてポリカーボネートの代わりにポリスチレン(東ソー製、標準ポリスチレン、ガラス転移温度100℃)を用いて溶液中の炭酸ストロンチウムとポリスチレンとの組成比が20重量%:80重量%とした以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の光学フィルム用樹脂組成物を得た。得られたフィルムのTgは118℃であった。また、フィルムヘーズ値は32%であった。
実施例1の酸化亜鉛の代わりに炭化ケイ素粒子(粒子重量あたり10重量%のアシドホスホキシエチルメタクリレートにて処理したもの、短軸径の平均寸法50nm、長軸径の平均寸法5μm、平均屈折率2.6)を用いて、溶液中の炭化ケイ素とポリカーボネートとの組成比が10重量%:90重量%とした以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の光学フィルム用樹脂組成物及び光学フィルムを得た。得られたフィルムのTgは160℃であった。また、フィルムヘーズ値は40%であった。
繊維状または柱状の粒子として、それぞれ粒子重量あたり10重量%のアシドホスホキシエチルメタクリレートにて処理した酸化亜鉛粒子(a)(短軸径の平均寸法50nm、長軸径の平均寸法600nm、屈折率1.95)及び酸化亜鉛粒子(b)(短軸径の平均寸法50nm、長軸径の平均寸法1μm、屈折率1.95)の2種類の酸化亜鉛粒子を用い、溶液中における酸化亜鉛粒子(a)、酸化亜鉛粒子(b)およびポリカーボネートとの組成比が5重量%:5重量%:90重量%となるように調整した以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の光学フィルム用樹脂組成物及び光学フィルムを得た。得られたフィルムのTgは160℃であった。また、フィルムヘーズ値は30%であった。
繊維状または柱状の粒子として、酸化亜鉛粒子(a)(粒子重量あたり10重量%のアシドホスホキシエチルメタクリレートにて処理したもの、短軸径の平均寸法50nm、長軸径の平均寸法600nm、屈折率1.95)及び酸化チタン粒子(b)(粒子重量あたり10重量%のアシドホスホキシエチルメタクリレートにて処理したもの、短軸径の平均寸法40nm、長軸径の平均寸法2μm、屈折率2.7)の2種類の酸化亜鉛粒子及び酸化チタン粒子を用い、溶液中における酸化亜鉛粒子(a)、酸化チタン粒子(b)およびポリカーボネートとの組成比が3重量%:7重量%:90重量%となるように調整した以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の光学フィルム用樹脂組成物及び光学フィルムを得た。得られたフィルムのTgは160℃であった。また、フィルムヘーズ値は30%であった。
偏光子単体として全光線透過率が37%である偏光子と実施例1において得た光学フィルムとを、該光学フィルムの延伸方向として粒子の長軸が配向した方向と偏光子の吸収軸を一致させるようにしてフィルムを積層させた。このフィルム積層体の背面側に、光源用の導光板と更にその背面に光反射板を配置するようにして光源からの光をフィルム積層体中に通過させ、全光線透過率を測定した結果49%であった。また、この時の透過光強度比(T⊥)/(T//)は990であった。
実施例1において酸化亜鉛を用いずに、延伸温度を160℃とした以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の樹脂組成物を得た。得られたフィルムのTgは140℃であった。また、フィルムヘーズ値は0.1%であった。
実施例1において繊維状または柱状の酸化亜鉛粒子(粒子重量あたり10重量%のアシドホスホキシエチルメタクリレートにて処理したもの、短軸径の平均寸法30nm、長軸径の平均寸法120nm、屈折率1.95)10重量%を含有する塩化メチレンスラリー溶液をφ50mmラボ円筒ローター型攪拌混合装置を用いて剪断速度300sec−1にて5min.分散・混合させ、延伸温度を165℃とした以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の樹脂組成物を得た。得られたフィルムのTgは149℃であった。フィルム中に分散不良による大きな粒子塊が多数あるために表面に凹凸を生じており外観は不良であった。
実施例1において溶液中の酸化亜鉛とポリカーボネートとの組成比が40重量%:60重量%とした以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の樹脂組成物の作成を試みたが、酸化亜鉛(粒子)の配合量が40重量%と多いことから、非常に脆く、フィルムの延伸途中においてフィルム上に著しい亀裂とシワを生じて破断した。
実施例1において酸化亜鉛(粒子重量あたり10重量%のアシドホスホキシエチルメタクリレートにて処理したもの、短軸径の平均寸法200nm、長軸径の平均寸法600nm)を用いた以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の樹脂組成物を得た。フィルムのTgは160℃であった。また、フィルムヘーズ値は40%であった。
実施例1において酸化亜鉛の代わりに炭酸ストロンチウム(粒子重量あたり10重量%のアシドホスホキシエチルメタクリレートにて処理したもの、短軸径の平均寸法50nm、長軸径の平均寸法250nm、平均屈折率1.6、長軸方向の屈折率1.52)を用いた以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の樹脂組成物を得た。フィルムのTgは165℃であった。また、フィルムヘーズ値は14%であった。
実施例1において酸化亜鉛の代わりに球状コロイダルシリカ(粒子重量あたり10重量%のアシドホスホキシエチルメタクリレートにて処理したもの、平均粒子径80nm、平均屈折率1.46)を用いた以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の樹脂組成物を得た。フィルムのTgは168℃であった。また、フィルムヘーズ値は8%であった。
実施例1において酸化亜鉛の代わりに炭酸ストロンチウム(粒子重量あたり10重量%のアシドホスホキシエチルメタクリレートにて処理したもの、短軸径の平均寸法10nm、長軸径の平均寸法60nm、平均屈折率1.6、長軸方向の屈折率1.52)を用いた以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の樹脂組成物を得た。フィルムのTgは169℃であった。また、フィルムヘーズ値は0.6%であった。
実施例1において酸化亜鉛の代わりに炭酸ストロンチウム(粒子重量あたり10重量%のアシドホスホキシエチルメタクリレートにて処理したもの、短軸径の平均寸法90nm、長軸径の平均寸法500nm、平均屈折率1.6、長軸方向の屈折率1.52)を用いた以外は実施例1と同様の操作を実施してフィルム状の樹脂組成物を得た。フィルムのTgは160℃であった。また、フィルムヘーズ値は45%であった。
B;本発明の光学フィルム用樹脂組成物からなる光学フィルム
a;入射光
b;透過光
c;反射・散乱光
d;リサイクル光
Claims (11)
- 短軸径の平均寸法が1〜70nmであり、長軸径の平均寸法が600nm以上800nm未満の粒子(a)及び短軸径の平均寸法が1〜70nmであり、長軸径の平均寸法が800nm以上5μm以下の粒子(b)の両方が含まれる少なくとも2種類以上の粒子1〜30重量%と、透明性を有する樹脂70〜99重量%からなることを特徴とする光学フィルム用樹脂組成物。
- 少なくとも1種類以上の繊維状または柱状の粒子が、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、炭酸ストロンチウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸コバルト、炭酸マンガン、ケイ酸カルシウム、塩基性硫酸カルシウム、水酸化酸化アルミニウム、イモゴライト、炭化ケイ素からなる無機結晶粒子群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
- 透明性を有する樹脂が、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、スチレンアクリロニトリル共重合体、ポリフマル酸ジエステル、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエーテルスルフォン、環状ポリオレフィン、マレイミド系共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
- 光学フィルム用樹脂組成物から得られるフィルムのヘーズ値(フィルムヘーズ値)が、10%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光学フィルム用樹脂組成物。
- 透明性を有する樹脂と繊維状または柱状の粒子を、剪断速度500〜50,000sec−1にて分散混合を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光学フィルム用樹脂組成物。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の光学フィルム用樹脂組成物からなることを特徴とする光学フィルム。
- 延伸することを特徴とする請求項6に記載の光学フィルム。
- 延伸する際に、透明性を有する樹脂のガラス転移温度(Tg)に対してTg+10℃〜Tg+40℃において一軸延伸配向させることを特徴とする請求項7に記載の光学フィルム。
- 延伸する際に、透明性を有する樹脂のガラス転移温度に対して、350℃を上限とするTg+10℃〜Tg+130℃において溶融押出し成形することを特徴とする請求項7に記載の光学フィルム。
- 請求項6〜9のいずれかに記載の光学フィルムを偏光子または保護層を有する偏光板と積層してなることを特徴とする光学フィルム。
- 請求項10に記載の光学フィルムからなることを特徴とする輝度向上フィルム。
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