JP5374313B2 - 不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置 - Google Patents
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Description
請求項3に係る発明は、前記書き換え回数に替えて書き換え頻度を用いることを特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置である。
図1は、本発明である情報処理装置の要部ブロック図である。プロセッサ10は、情報処理装置全体の演算処理手段である。そして、プロセッサ10は、揮発性メモリであるRAM14と不揮発性メモリであるSSD16とバス12を介して接続されている。RAM14からSSD16のデータの転送はバス12を介して行われる。RAM14は、情報処理装置の電源が投入中に使用される揮発性メモリであり、データを一時的に退避できる実質的に書き換え回数制限の無いメモリ(DRAMやSRAMなど)である。
●[ステップSA1]書き込むファイルの容量は第1のメモリ領域の容量よりも大きいか否か判断し、大きい場合にはステップSA2へ移行し、大きくない場合にはステップSA3へ移行する。
●[ステップSA2]ファイルをSSDへ直接書き込む。
●[ステップSA3]書き込むファイルは、第1のメモリ領域のファイルに上書きして記憶するか否か判断し、上書きの場合にはステップSA4へ移行し、上書きではない場合にはステップSA5へ移行する。
●[ステップSA4]上書きされるファイルのファイル名を一時的なファイル名に変更する。
●[ステップSA5]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量のデータを取得する。
●[ステップSA6]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量は、第1のメモリ領域の空き容量より大きいか否か、または、一定時間が経過したか否か、または、決められた時刻になったか否か判断し、前記いずれかの条件を満たす場合にはステップSA7へ移行し、前記条件をいずれも満たさない場合にはステップSA10へ移行する。
●[ステップSA7]第2のメモリ領域の移動管理データを基に、第1のメモリ領域に記憶されている書き換え回数、かつ、容量の最も小さいファイルを選択する。
●[ステップSA8]第1のメモリからSSDへ選択されたファイルを移動し、第1のメモリ領域から削除する。
●[ステップSA9]第2のメモリ領域のデータから選択されたファイルに関連するファイル名、書き換え回数、および容量のデータを削除する。
●[ステップSA10]ファイルを第1のメモリ領域へ書き込む。
●[ステップSA11]ファイルの第1のメモリ領域への書き込みが上書きの場合には、第2のメモリ領域の書き換え回数(=+1、つまり、書き換え回数を1つ増加する)および容量のデータを更新する。新たなファイルを書き込む場合には、そのファイルのファイル名、書き換え回数(初期値=1)、および容量のデータを第2のメモリ領域に追加する。
●[ステップSA12]一時的なファイル名のファイルを削除し、処理を終了する。
●[ステップSB1]書き込むファイルの容量は第1のメモリ領域の容量よりも大きいか否か判断し、大きい場合にはステップSB2へ移行し、大きくない場合にはステップSB3へ移行する。
●[ステップSB2]ファイルをSSDへ直接書き込む。
●[ステップSB3]書き込むファイルは、第1のメモリ領域のファイルに上書きして記憶するか否か判断し、上書きの場合にはステップSB4へ移行し、上書きではない場合にはステップSB5へ移行する。
●[ステップSB4]上書きされるファイルのファイル名を一時的なファイル名に変更する。
●[ステップSB5]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量のデータを取得する。
●[ステップSB6]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量は、第1のメモリ領域の空き容量より大きいか否か、または、一定時間が経過したか否か、または、決められた時刻になったか否か判断し、前記いずれかの条件を満たす場合にはステップSB7へ移行し、前記条件をいずれも満たさない場合にはステップSB10へ移行する。
●[ステップSB7]第2のメモリ領域の移動管理データを基に、第1のメモリ領域に記憶されている書き換え回数とファイルの容量の積が最も小さいファイルを選択する。
●[ステップSB8]第1のメモリからSSDへ選択されたファイルを移動し、第1のメモリ領域から削除する。
●[ステップSB9]第2のメモリ領域のデータから選択されたファイルに関連するファイル名、書き換え回数、および容量のデータを削除する。
●[ステップSB10]ファイルを第1のメモリ領域へ書き込む。
●[ステップSB11]ファイルの第1のメモリ領域への書き込みが上書きの場合には、第2のメモリ領域の書き換え回数(=+1)および容量のデータを更新する。新たなファイルを書き込む場合には、そのファイルのファイル名、書き換え回数(初期値=1)、および容量のデータを第2のメモリ領域に追加する。
●[ステップSB12]一時的なファイル名のファイルを削除し、処理を終了する。
●[ステップSC1]書き込むファイルの容量は第1のメモリ領域の容量よりも大きいか否か判断し、大きい場合にはステップSC2へ移行し、大きくない場合にはステップSC3へ移行する。
●[ステップSC2]ファイルをSSDへ直接書き込む。
●[ステップSC3]書き込むファイルは、第1のメモリ領域のファイルに上書きして記憶するか否か判断し、上書きの場合にはステップSC4へ移行し、上書きではない場合にはステップSC5へ移行する。
●[ステップSC4]上書きされるファイルのファイル名を一時的なファイル名に変更する。
●[ステップSC5]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量のデータを取得する。
●[ステップSC6]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量は、第1のメモリ領域の空き容量より大きいか否か、または、一定時間が経過したか否か、または、決められた時刻になったか否か判断し、前記いずれかの条件を満たす場合にはステップSC7へ移行し、前記条件をいずれも満たさない場合にはステップSC10へ移行する。
●[ステップSC7]第2のメモリ領域の移動管理データを基に、第1のメモリ領域に記憶されている書き換え頻度、かつ、容量の最も小さいファイルを選択する。
●[ステップSC8]第1のメモリからSSDへ選択されたファイルを移動し、第1のメモリ領域から削除する。
●[ステップSC9]第2のメモリ領域のデータから選択されたファイルに関連するファイル名、書き換え頻度、および容量のデータを削除する。
●[ステップSC10]ファイルを第1のメモリ領域へ書き込む。
●[ステップSC11]ファイルの第1のメモリ領域への書き込みが上書きの場合には、第2のメモリ領域の書き換え頻度(=+1)および容量のデータを更新する。新たなファイルを書き込む場合には、そのファイルのファイル名、書き換え頻度(初期値=1)、および容量のデータを第2のメモリ領域に追加する。
●[ステップSC12]一時的なファイル名のファイルを削除し、処理を終了する。
●[ステップSD1]書き込むファイルの容量は第1のメモリ領域の容量よりも大きいか否か判断し、大きい場合にはステップSD2へ移行し、大きくない場合にはステップSD3へ移行する。
●[ステップSD2]ファイルをSSDへ直接書き込む。
●[ステップSD3]書き込むファイルは、第1のメモリ領域のファイルに上書きして記憶するか否か判断し、上書きの場合にはステップSD4へ移行し、上書きではない場合にはステップSD5へ移行する。
●[ステップSD4]上書きされるファイルのファイル名を一時的なファイル名に変更する。
●[ステップSD5]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量のデータを取得する。
●[ステップSD6]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量は、第1のメモリ領域の空き容量より大きいか否か、または、一定時間が経過したか否か、または、決められた時刻になったか否か判断し、前記いずれかの条件を満たす場合にはステップSD7へ移行し、前記条件をいずれも満たさない場合にはステップSD10へ移行する。
●[ステップSD7]第2のメモリ領域の移動管理データを基に、第1のメモリ領域に記憶されている書き換え頻度とファイルの容量の積が最も小さいファイルを選択する。
●[ステップSD8]第1のメモリからSSDへ選択されたファイルを移動し、第1のメモリ領域から削除する。
●[ステップSD9]第2のメモリ領域のデータから選択されたファイルに関連するファイル名、書き換え頻度、および容量のデータを削除する。
●[ステップSD10]ファイルを第1のメモリ領域へ書き込む。
●[ステップSD11]ファイルの第1のメモリ領域への書き込みが上書きの場合には、第2のメモリ領域のファイル名、書き換え頻度、および容量のデータを更新する。新たなファイルを書き込む場合には、そのファイルのファイル名、書き換え頻度(初期値=1)、および容量のデータを第2のメモリ領域に追加する。
●[ステップSD12]一時的なファイル名のファイルを削除し、処理を終了する。
●[ステップSE1]タイマスタートする。情報処理装置はタイマ機能を有しており、この機能を用いることができる。
●[ステップSE2]単位時間経過したか否か判断し、単位時間経過したらステップSE3へ移行する。
●[ステップSE3]第2のメモリ領域の書き換え頻度を0にする。
●[ステップSE4]タイマをリセットし、ステップSE1へ戻る。
12 バス
14 RAM
140 第1のメモリ領域
142 第2のメモリ領域
16 SSD
Claims (3)
- 書き込むファイルを一時的に退避する第1のメモリ領域と該ファイルの該第1のメモリ領域への書き換え回数と容量を記録しておく第2のメモリ領域とを有する揮発性メモリと、
ファイルの書き換え回数に制限のあるSSDと、
書き込むファイルの容量は、第1のメモリ領域の空き容量より大きい、または、基準となる時から一定時間経過した、または、決められた時刻になったことを条件とし、少なくともいずれか1つの前記条件を満たす場合、前記第1のメモリ領域に退避した1つ以上のファイルを前記SSDに移動させるファイル移動手段と、
前記ファイル移動手段により移動させるファイルは、前記第2のメモリ領域に記録された前記ファイルの書き換え回数が最も少なく、かつ、容量が最も小さい第1のメモリ領域に退避したファイルを前記ファイル移動手段により移動させるファイルとして選択する選択手段と、
を備えたことを特徴とする不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置。 - 前記選択手段は、前記第2のメモリ領域に記録された前記書き換え回数と容量を基に、前記第1のメモリ領域内のファイルの中で書き換え回数と容量の積が最も小さいファイルを選択することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置。
- 前記書き換え回数に替えて書き換え頻度を用いることを特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置。
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JP2009239540A JP5374313B2 (ja) | 2009-10-16 | 2009-10-16 | 不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置 |
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