JP5374313B2 - 不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置 - Google Patents

不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置に関し、特に、不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置に関する。
Solid State Drive(以下、「SSD」という。)は、フラッシュメモリを用いた大容量記憶装置であり、HDD(Hard Disk Drive)に代わる新たな記憶装置として注目されている。
しかし、SSDは書き換え回数について寿命がある。このため、SSDへのファイルの書き込み時に、直接SSDへ書き込むのではなく、別に確保しておいたファイルを一時的に退避できるメモリの領域に書き込み、この領域での作業が終了した後に動作モードを変更してSSDへファイルを移動する装置(特許文献1)や、同様に、直接SSDへ書き込むのではなく、別に確保しておいたファイルを一時的に退避できるメモリ領域に書き込み、このメモリ領域への書き込み回数を管理して、書き込み回数が少ないファイルをSSDへ移動する装置(特許文献2)は公知である。また、揮発性メモリ上でファイルの編集を行い、ファイルの編集が完了した時点で、書き換え可能な不揮発性メモリに書き込む装置(特許文献3)も公知である。
特開2000−10872号公報 特開2007−115232号公報 特開2004−348342号公報
従来公知の技術では、ファイル毎の書き換え回数や書き換え頻度やファイルの容量(サイズ)に着目して不揮発性メモリであるSSDへの移動を決定していなかった。このため、効率的な不揮発性メモリの保護(すなわち、不揮発性メモリの寿命の最適化)とはなっていなかった。
そこで、本発明の目的は、ファイル毎の書き換え回数や書き換え頻度やファイルの容量に着目することにより、効率的な不揮発性メモリの保護(すなわち、不揮発性メモリの寿命の最適化)が可能な不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、書き込むファイルを一時的に退避する第1のメモリ領域と該ファイルの該第1のメモリ領域への書き換え回数と容量を記録しておく第2のメモリ領域とを有する揮発性メモリと、ファイルの書き換え回数に制限のあるSSDと、書き込むファイルの容量は、第1のメモリ領域の空き容量より大きい、または、基準となる時から一定時間経過した、または、決められた時刻になったことを条件とし、少なくともいずれか1つの前記条件を満たす場合、前記第1のメモリ領域に退避した1つ以上のファイルを前記SSDに移動させるファイル移動手段と、前記ファイル移動手段により移動させるファイルは、前記第2のメモリ領域に記録された前記ファイルの書き換え回数が最も少なく、かつ、容量が最も小さい第1のメモリ領域に退避したファイルを前記ファイル移動手段により移動させるファイルとして選択する選択手段と、を備えたことを特徴とする不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置である。
請求項2に係る発明は、前記選択手段は、前記第2のメモリ領域に記録された前記書き換え回数と容量を基に、前記第1のメモリ領域内のファイルの中で書き換え回数と容量の積が最も小さいファイルを選択することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置である。
請求項3に係る発明は、前記書き換え回数に替えて書き換え頻度を用いることを特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置である。
本発明により、ファイル毎の書き換え回数や書き換え頻度やファイルの容量(サイズ)に着目することにより、効率的な不揮発性メモリの保護(すなわち、不揮発性メモリの寿命の最適化)が可能な不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置を提供できる。
本発明の情報処理装置の要部ブロック図である。 第1のメモリ領域と第2のメモリ領域とを説明する図である。 本発明の情報処理装置で実行されるファイルを記憶する処理のアルゴリズムを説明する図である。 本発明の情報処理装置で実行されるファイルを記憶する処理で、第1のメモリ領域に記憶されている書き換え回数とファイルの容量の積が最も小さい場合のアルゴリズムを説明する図である。 第2のメモリ領域に記憶するファイルの書き換え頻度を記憶する場合を説明する図である。 本発明の情報処理装置で実行されるファイルを記憶する処理で、ファイルの書き換え頻度を用いる場合のアルゴリズムを説明する図である。 本発明の情報処理装置で実行されるファイルを記憶する処理で、第1のメモリ領域に記憶されている書き換え頻度とファイルの容量の積が最も小さい場合のアルゴリズムを説明する図である。 書き換え頻度を求める処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明である情報処理装置の要部ブロック図である。プロセッサ10は、情報処理装置全体の演算処理手段である。そして、プロセッサ10は、揮発性メモリであるRAM14と不揮発性メモリであるSSD16とバス12を介して接続されている。RAM14からSSD16のデータの転送はバス12を介して行われる。RAM14は、情報処理装置の電源が投入中に使用される揮発性メモリであり、データを一時的に退避できる実質的に書き換え回数制限の無いメモリ(DRAMやSRAMなど)である。
RAM14は高価であることから、その容量を大きくとることは困難であるため、RAM14はデータを一時的に退避するメモリとして用いられる。RAM14は、データであるファイルを一時的に記憶する第1のメモリ領域140、該一時的に記憶されるそれぞれのファイルの書き換え回数とファイルの容量(サイズ)とを少なくとも記憶する第2のメモリ領域142と、を有する。第2のメモリ領域142に記憶されるファイルの書き換え回数および容量のデータを、これ以降、移動管理データと称する。
SSD16は、RAM14から移動されるデータを記憶するメモリとして用いられる。SSD16は不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)である。このようなSSD16は書き換え回数に制限があるため、より効率的にSSD16の書き換えを行うことが求められる。
前述したようにRAM14は、第2のメモリ領域142にファイルの書き換え回数とファイルの容量(サイズ)とを移動管理データとして記憶している。RAM14の第1のメモリ領域140からSSD16へ転送されるファイルは、第2のメモリ領域142に記憶されているファイルの書き換え回数と容量とに基づいて選択される。例えば、ファイルの書き換え回数が最も少なく、かつ、ファイルの容量が最も小さい第1のメモリ領域140に記憶されているファイルをSSD16に書き込む。換言すると、まず、ファイルの書き換え回数の少ない順番に並べ、次に、ファイルの容量の少ない順番に並べ変えることによって、SSD16に移動するファイルを選択するようにしてもよい。または、ファイルの容量の少ない順番に並べ、次に、ファイルの書き換え回数の少ない順番に並べ変えることによって、SSD16に移動するファイルを選択するようにしてもよい。あるいは第1のメモリ領域140に記憶されているデータの書き換え回数と容量の積が最も小さいファイルをSSD16に書き込むようにしてもよい。なお、後述する書き換え頻度の場合は、前記書き換え回数を前記書き換え頻度に置き換えることによって同様に扱える。
図2は、第1のメモリ領域140と第2のメモリ領域142とを説明する図である。RAM14には第1のメモリ領域140と第2のメモリ領域142が設けられている。第1のメモリ領域140には、ファイル1、ファイル2、ファイル3、・・・、が記憶されている。記憶されている各ファイルには、ファイル名とファイルの容量データも管理データとして付属している。
本発明の実施形態では、RAM14の第1のメモリ領域140に記憶されたファイルをSSD16へ移動する。SSD16へ移動するファイルは、RAM14に設けられている第2のメモリ領域142に移動管理データとして記憶されているファイルの書き換え回数とファイルの容量(サイズ)に基づいて選択される。
選択されてSSD16へ移動したファイルは第1のメモリ領域140から削除されると共に、第2のメモリ領域142の移動管理ファイルからSSD16へ移動したファイルの管理データを削除する。RAM14からSSD16へのファイルの移動の可否は、例えば、書き込むファイルの容量は第1のメモリ領域の空き容量より大きいか、または、一定時間経過したか、または、決められた時刻になったかを判断の基準として行われる。
ここで、RAM14の第1のメモリ領域140に上書きでファイルを書き込む場合を例として説明する。ファイル2を上書きで書き込むと、第2のメモリ領域142に記憶されているファイル2の移動管理データの書き換え回数を表すデータを+1する。合わせて、ファイル容量も書き込んだファイルの容量を基に更新する。なお、後述するフローチャートで説明するように、上書きする場合には、上書きされるファイルのファイル名を一時的なファイル名に変更する。このようにすることで、書き込みに失敗したとしても元のファイルを復元することができる。
次に、第1のメモリ領域140へ上書きではない書き込みを行う場合を説明する。この場合、第1のメモリ領域に書き込むファイルの管理データを第2のメモリ領域142の移動管理データに追加する。
図3は、本発明の情報処理装置で実行されるファイルを記憶する処理のアルゴリズムを説明する図である。以下、各ステップに従って説明する。
●[ステップSA1]書き込むファイルの容量は第1のメモリ領域の容量よりも大きいか否か判断し、大きい場合にはステップSA2へ移行し、大きくない場合にはステップSA3へ移行する。
●[ステップSA2]ファイルをSSDへ直接書き込む。
●[ステップSA3]書き込むファイルは、第1のメモリ領域のファイルに上書きして記憶するか否か判断し、上書きの場合にはステップSA4へ移行し、上書きではない場合にはステップSA5へ移行する。
●[ステップSA4]上書きされるファイルのファイル名を一時的なファイル名に変更する。
●[ステップSA5]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量のデータを取得する。
●[ステップSA6]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量は、第1のメモリ領域の空き容量より大きいか否か、または、一定時間が経過したか否か、または、決められた時刻になったか否か判断し、前記いずれかの条件を満たす場合にはステップSA7へ移行し、前記条件をいずれも満たさない場合にはステップSA10へ移行する。
●[ステップSA7]第2のメモリ領域の移動管理データを基に、第1のメモリ領域に記憶されている書き換え回数、かつ、容量の最も小さいファイルを選択する。
●[ステップSA8]第1のメモリからSSDへ選択されたファイルを移動し、第1のメモリ領域から削除する。
●[ステップSA9]第2のメモリ領域のデータから選択されたファイルに関連するファイル名、書き換え回数、および容量のデータを削除する。
●[ステップSA10]ファイルを第1のメモリ領域へ書き込む。
●[ステップSA11]ファイルの第1のメモリ領域への書き込みが上書きの場合には、第2のメモリ領域の書き換え回数(=+1、つまり、書き換え回数を1つ増加する)および容量のデータを更新する。新たなファイルを書き込む場合には、そのファイルのファイル名、書き換え回数(初期値=1)、および容量のデータを第2のメモリ領域に追加する。
●[ステップSA12]一時的なファイル名のファイルを削除し、処理を終了する。
上記フローチャートのステップSA6における条件を補足して説明する。一般にプロセッサ(CPU)を備えた情報処理装置は、タイマ機能と時計機能を有する。ステップSA6における「一定時間」は前記タイマ機能を用いて、例えば、最後にSSDにファイルを移動してから一定時間経過したか、または、1分間あるいは2分間のように条件を設定すること、または、時計機能を用いて、午前10時、あるいは午後4時というように条件を設定する。
図4は、本発明の情報処理装置で実行されるファイルを記憶する処理で、第1のメモリ領域に記憶されている書き換え回数とファイルの容量の積が最も小さい場合のアルゴリズムを説明する図である。以下、各ステップに従って説明する。
●[ステップSB1]書き込むファイルの容量は第1のメモリ領域の容量よりも大きいか否か判断し、大きい場合にはステップSB2へ移行し、大きくない場合にはステップSB3へ移行する。
●[ステップSB2]ファイルをSSDへ直接書き込む。
●[ステップSB3]書き込むファイルは、第1のメモリ領域のファイルに上書きして記憶するか否か判断し、上書きの場合にはステップSB4へ移行し、上書きではない場合にはステップSB5へ移行する。
●[ステップSB4]上書きされるファイルのファイル名を一時的なファイル名に変更する。
●[ステップSB5]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量のデータを取得する。
●[ステップSB6]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量は、第1のメモリ領域の空き容量より大きいか否か、または、一定時間が経過したか否か、または、決められた時刻になったか否か判断し、前記いずれかの条件を満たす場合にはステップSB7へ移行し、前記条件をいずれも満たさない場合にはステップSB10へ移行する。
●[ステップSB7]第2のメモリ領域の移動管理データを基に、第1のメモリ領域に記憶されている書き換え回数とファイルの容量の積が最も小さいファイルを選択する。
●[ステップSB8]第1のメモリからSSDへ選択されたファイルを移動し、第1のメモリ領域から削除する。
●[ステップSB9]第2のメモリ領域のデータから選択されたファイルに関連するファイル名、書き換え回数、および容量のデータを削除する。
●[ステップSB10]ファイルを第1のメモリ領域へ書き込む。
●[ステップSB11]ファイルの第1のメモリ領域への書き込みが上書きの場合には、第2のメモリ領域の書き換え回数(=+1)および容量のデータを更新する。新たなファイルを書き込む場合には、そのファイルのファイル名、書き換え回数(初期値=1)、および容量のデータを第2のメモリ領域に追加する。
●[ステップSB12]一時的なファイル名のファイルを削除し、処理を終了する。
上述した本発明の実施形態では、第2のメモリ領域に記憶されたファイルの書き換え回数を用いてファイルの移動を行うか行わないかの判断を行う。このファイルの書き換え回数に替えて、書き換え頻度を用いてファイルの移動を行うか行わないかの判断を行うようにしてもよい。
図5は、第2のメモリ領域に記憶するファイルの書き換え頻度を記憶する場合を説明する図である。第1のメモリ領域140に書き込まれるある1つのファイル(以下、「ファイルFI」という)を例として説明する。ファイルFIの書き換えを時系列で並べたとき、頻繁に上書きされる時とそうでない時がありうる。そこで、書き換え頻度を基にして書き換えが頻繁になされないファイルをSSD16に移動することによって、ファイルの移動を効率的に行うことができる。
図6は、本発明の情報処理装置で実行されるファイルを記憶する処理で、ファイルの書き換え頻度を用いる場合のアルゴリズムを説明する図である。
●[ステップSC1]書き込むファイルの容量は第1のメモリ領域の容量よりも大きいか否か判断し、大きい場合にはステップSC2へ移行し、大きくない場合にはステップSC3へ移行する。
●[ステップSC2]ファイルをSSDへ直接書き込む。
●[ステップSC3]書き込むファイルは、第1のメモリ領域のファイルに上書きして記憶するか否か判断し、上書きの場合にはステップSC4へ移行し、上書きではない場合にはステップSC5へ移行する。
●[ステップSC4]上書きされるファイルのファイル名を一時的なファイル名に変更する。
●[ステップSC5]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量のデータを取得する。
●[ステップSC6]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量は、第1のメモリ領域の空き容量より大きいか否か、または、一定時間が経過したか否か、または、決められた時刻になったか否か判断し、前記いずれかの条件を満たす場合にはステップSC7へ移行し、前記条件をいずれも満たさない場合にはステップSC10へ移行する。
●[ステップSC7]第2のメモリ領域の移動管理データを基に、第1のメモリ領域に記憶されている書き換え頻度、かつ、容量の最も小さいファイルを選択する。
●[ステップSC8]第1のメモリからSSDへ選択されたファイルを移動し、第1のメモリ領域から削除する。
●[ステップSC9]第2のメモリ領域のデータから選択されたファイルに関連するファイル名、書き換え頻度、および容量のデータを削除する。
●[ステップSC10]ファイルを第1のメモリ領域へ書き込む。
●[ステップSC11]ファイルの第1のメモリ領域への書き込みが上書きの場合には、第2のメモリ領域の書き換え頻度(=+1)および容量のデータを更新する。新たなファイルを書き込む場合には、そのファイルのファイル名、書き換え頻度(初期値=1)、および容量のデータを第2のメモリ領域に追加する。
●[ステップSC12]一時的なファイル名のファイルを削除し、処理を終了する。
図7は、本発明の情報処理装置で実行されるファイルを記憶する処理で、第1のメモリ領域に記憶されている書き換え頻度とファイルの容量の積が最も小さい場合のアルゴリズムを説明する図である。
●[ステップSD1]書き込むファイルの容量は第1のメモリ領域の容量よりも大きいか否か判断し、大きい場合にはステップSD2へ移行し、大きくない場合にはステップSD3へ移行する。
●[ステップSD2]ファイルをSSDへ直接書き込む。
●[ステップSD3]書き込むファイルは、第1のメモリ領域のファイルに上書きして記憶するか否か判断し、上書きの場合にはステップSD4へ移行し、上書きではない場合にはステップSD5へ移行する。
●[ステップSD4]上書きされるファイルのファイル名を一時的なファイル名に変更する。
●[ステップSD5]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量のデータを取得する。
●[ステップSD6]第1のメモリ領域に書き込むファイルの容量は、第1のメモリ領域の空き容量より大きいか否か、または、一定時間が経過したか否か、または、決められた時刻になったか否か判断し、前記いずれかの条件を満たす場合にはステップSD7へ移行し、前記条件をいずれも満たさない場合にはステップSD10へ移行する。
●[ステップSD7]第2のメモリ領域の移動管理データを基に、第1のメモリ領域に記憶されている書き換え頻度とファイルの容量の積が最も小さいファイルを選択する。
●[ステップSD8]第1のメモリからSSDへ選択されたファイルを移動し、第1のメモリ領域から削除する。
●[ステップSD9]第2のメモリ領域のデータから選択されたファイルに関連するファイル名、書き換え頻度、および容量のデータを削除する。
●[ステップSD10]ファイルを第1のメモリ領域へ書き込む。
●[ステップSD11]ファイルの第1のメモリ領域への書き込みが上書きの場合には、第2のメモリ領域のファイル名、書き換え頻度、および容量のデータを更新する。新たなファイルを書き込む場合には、そのファイルのファイル名、書き換え頻度(初期値=1)、および容量のデータを第2のメモリ領域に追加する。
●[ステップSD12]一時的なファイル名のファイルを削除し、処理を終了する。
なお、図8は、書き換え頻度を求める処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。各ステップに従って説明する。
●[ステップSE1]タイマスタートする。情報処理装置はタイマ機能を有しており、この機能を用いることができる。
●[ステップSE2]単位時間経過したか否か判断し、単位時間経過したらステップSE3へ移行する。
●[ステップSE3]第2のメモリ領域の書き換え頻度を0にする。
●[ステップSE4]タイマをリセットし、ステップSE1へ戻る。
上述した情報処理装置としては、例えば、工作機械や産業用機械を制御する数値制御装置が例として挙げられる。この数値制御装置では、工作機械や産業用機械を長時間に亘って連続運転する場合があり、このような場合、工作機械や産業用機械を運転するのに必要な指令ファイルや制御ファイルは多数にのぼり、かつ、これらのファイルは頻繁に書き換えられるものや、書き換え回数の少ないものが存在する。あるいは、書き換え頻度が高いものや低いものがある。また、それぞれのファイルの容量も千差万別である。
このような性質を備えた多くのファイルを、SSD16に移動して記憶させる際に、各ファイルの書き換え回数およびファイルの容量、ファイルの書き換え頻度およびファイルの容量に基づいて選択することによって、SSD16の寿命を延ばすことができる。
10 プロセッサ
12 バス
14 RAM
140 第1のメモリ領域
142 第2のメモリ領域
16 SSD

Claims (3)

  1. 書き込むファイルを一時的に退避する第1のメモリ領域と該ファイルの該第1のメモリ領域への書き換え回数と容量を記録しておく第2のメモリ領域とを有する揮発性メモリと、
    ファイルの書き換え回数に制限のあるSSDと、
    書き込むファイルの容量は、第1のメモリ領域の空き容量より大きい、または、基準となる時から一定時間経過した、または、決められた時刻になったことを条件とし、少なくともいずれか1つの前記条件を満たす場合、前記第1のメモリ領域に退避した1つ以上のファイルを前記SSDに移動させるファイル移動手段と、
    前記ファイル移動手段により移動させるファイルは、前記第2のメモリ領域に記録された前記ファイルの書き換え回数が最も少なく、かつ、容量が最も小さい第1のメモリ領域に退避したファイルを前記ファイル移動手段により移動させるファイルとして選択する選択手段と、
    を備えたことを特徴とする不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置。
  2. 前記選択手段は、前記第2のメモリ領域に記録された前記書き換え回数と容量を基に、前記第1のメモリ領域内のファイルの中で書き換え回数と容量の積が最も小さいファイルを選択することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置。
  3. 前記書き換え回数に替えて書き換え頻度を用いることを特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の不揮発性メモリ保護機能を備えた情報処理装置。
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