JPH0744468A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JPH0744468A
JPH0744468A JP5207267A JP20726793A JPH0744468A JP H0744468 A JPH0744468 A JP H0744468A JP 5207267 A JP5207267 A JP 5207267A JP 20726793 A JP20726793 A JP 20726793A JP H0744468 A JPH0744468 A JP H0744468A
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JP
Japan
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data
page
memory
file memory
buffer memory
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JP5207267A
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Inventor
Yoshiyuki Tsukizaki
義幸 月崎
Shinsaku Chiba
眞作 千葉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 システム側の電源遮断に影響されず、常に正
しいデータを確実に記憶できるようにした記憶装置を提
供する。 【構成】 バッテリーバックアップされるスタティック
型RAM又はフラッシュメモリから構成されて複数ペー
ジ分の記憶容量を持つようにされたファイルメモリに対
して、上記1ページ分のデータを記憶するバッファメモ
リを設けて、かかるバッファメモリとファイルメモリと
の間での1ぺージ単位でのデータ転送を行わせ、バッフ
ァメモリからファイルメモリへのデータ書き込み動作中
に電源遮断検出回路がシステム側を電源遮断を検出した
ときにはバッテリーバックアップ機能によって上記書き
込み途中の1ページ分のデータの書き込み動作を継続さ
せる。 【効果】 ファイルメモリは、上記のバッファメモリか
らのデータ書き込みによって常に1ページ単位でのデー
タの書き換えが行われるので、システム側の電源遮断に
無関係に正しいデータを記憶することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記憶装置に関し、特
にスタティック型RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)や一括消去型EEPROM(エレクトリカリ・イレ
ーザブル&プログラマブル・リード・オンリー・メモ
リ)を用いたファイルメモリに利用して有効な技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一括消去型EEPROM(以下、フラッ
シュメモリという)は、チップに形成されたメモリセル
の全てを一括して、又はチップに形成されたメモリセル
のうち、あるひとまとまりのメモリセル群を一括して電
気的に消去する機能を持つ不揮発性記憶装置である。こ
のようなフラッシュメモリについては、例えば、特開平
2−289997号公報等がある。また、CMOSスタ
ティック型RAMにおいても、消費電力が小さくことを
利用して、バッテリーバックアップ機能によってデータ
の不揮発化を図ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明者等は、上記
のようなフラッシュメモリやバッテリーバックアップさ
れたスタティック型RAMを用いて、ファイルメモリの
ような記憶装置を構成するこを検討した。このようなフ
ァイルメモリにおいては、書き込み途中において停電や
取扱いミスによってシステム側の電源遮断が行われる
と、書き込み動作が中断されてしまう。一般にファイル
形式の記憶装置に記憶するデータは、誤りビットの検出
や修正を目的にエラー検出、修正用のコードをある1か
たまりのデータの一部に付加して記憶しているため、書
き込み途中で中断してしまうと、新、旧データの入り交
じったデータとなってしまうために、エラー検出、修正
用コードは新,旧いずれのものとも合わなくなり、これ
を読み出すと必ずエラーとなってしまう。
【0004】この発明の目的は、システム側の電源遮断
に影響されず、常に正しいデータを確実に記憶できるよ
うにした記憶装置を提供することにある。この発明の前
記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の
記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、スタティック型RAM又は
フラッシュメモリから構成されて複数ページ分の記憶容
量を持つようにされたファイルメモリに対して、上記1
ページ分のデータを記憶するバッファメモリを設けて、
かかるバッファメモリとファイルメモリとの間での1ぺ
ージ単位でのデータ転送を行わせ、バッファメモリから
ファイルメモリへのデータ書き込み動作中に電源遮断検
出回路がシステム側を電源遮断を検出したときにはバッ
テリーバックアップ機能によって上記書き込み途中の1
ページ分のデータの書き込み動作を継続させる。
【0006】
【作用】上記した手段によれば、ファイルメモリは、上
記のバッファメモリからのデータ書き込みによって常に
1ページ単位でのデータの書き換えが行われるので、シ
ステム側の電源遮断に無関係に正しいデータを記憶する
ことができる。
【0007】
【実施例】図1には、この発明に係る記憶装置の一実施
例のブロック図が示されている。システム側との信号の
受け渡しは、I/F(インターフェイス)回路1を経由
して行われる。ページアドレス信号Apは、メモリアク
セス時に信号が変化しないようにアドレスラッチ2によ
り保持される。なお、I/F回路1等においてメモリア
クセス時にページアドレス信号Apが変化しないように
されていればアドレスラッチ2を省略できる。
【0008】制御回路3は、バッファメモリ4とファイ
ルメモリ5の間で1ページ単位のデータ転送をコントロ
ールものであり、論理回路のみで構成することもマイク
ロコンピュータを用いて構成することも可能である。制
御回路3は、内部に書込制御部31、アドレス発生部3
2及びPOFF(電源遮断信号)受付部33等を持って
おり、バッファメモリ4への書き込み及びバッファメモ
リ4からの読み出しとファイルメモリ5への書き込みを
制御する。
【0009】バッファメモリ4は、特に制限されない
が、スタティック型RAMのような半導体記憶装置によ
り構成され、少なくとも上記1ページ分の記憶容量を持
つようにされる。1ページとは、例えは64バイトのよ
うな複数バイトからなるデータの1かたまりであり、誤
り検出や修正用コードも含むものである。このような誤
り検出や修正用コードは、特に制限されないが、図外の
システム側において付加される。上記誤り検出や修正用
コードは、I/F回路1において付加するような機能を
持つものとしてもよい。ファイルメモリ5は、バッテリ
ーバックアップされるスタティック型RAM又はフラッ
シュメモリのように電気的に書き換え可能な不揮発性メ
モリから構成されて、バッファメモリ4に対して充分大
きい複数からなるページ分の記憶容量を持つようにされ
る。
【0010】図2には、上記記憶装置の動作の一例を説
明するためのタイミング図が示されている。同図におい
ては、1ページ分のデータの書き込み動作が例示的に示
されている。ホストシステム側からページアドレス信号
Apが書き込み信号WRに同期してI/F回路1に入力
される。このI/F回路1を通したページアドレス信号
Apは、アドレスラッチ2に保持される。このページア
ドレス信号Apは、上記アドレスラッチ2により書き込
み動作中は変わらないように保持されており、ファイル
メモリ5のアドレス信号の一部に用いられる。
【0011】上記アドレス信号等と同時にホストシステ
ム側から送られてくる書き込みデータD0〜Dnは、上
記I/F回路1を通してバッファメモリ4に取り込まれ
る。このデータD0〜Dnは、上記書き込み信号WRの
後縁(立ち下がり)又は次の書き込み信号WRの前縁
(立ち上がり)でアドレス発生部32をインクリメント
又はディクリメントしてアドレス信号Aiを更新させ
る。
【0012】上記書き込み信号WRで順次に内部アドレ
ス信号Aiを更新させながら、データD0〜Dnがバッ
ファメモリ4に取り込まれ、1ページ分のデータの最後
の取り込みに同期してキャリー信号CA−Nを発生させ
信号BU/FLをハイレベルからロウレベルに反転させ
る。これにより、バッファメモリへの書き込み動作から
ファイルメモリへの書き込み動作に切り替えられる。す
なわち、バッファメモリ4は、出力イネーブル端子/O
Eがロウレベルにされることにより、読み出し動作が指
示される。
【0013】システム側において停電や誤操作がないと
きには、電源遮断信号POFF(0)のようにロウレベ
ルのままである。このため、上記信号BU/FLのロウ
レベルにより、上記バッファメモリ4からデータを出力
させる。そして、書込制御部31において、書き込み信
号WRiを発生させてデータD0〜Dnをファイルメモ
リ5に書き込むようにする。以後、アドレス発生部32
により内部アドレス信号Aiを更新させて、同様な動作
を繰り返してバッファメモリ4に取り込まれた1ページ
分のデータをファイルメモリ5に転送(書き込み)させ
る。
【0014】1ページ分のデータ転送が終了すると、再
びキャリー信号CA−Nが発生されて、信号BU/FL
がハイレベルに戻り、アドレス発生部32の内部アドレ
スAiを初期化した上で書き込み動作全体を終了させ
る。すなわち、この実施例の書き込み動作では、バッフ
ァメモリ4へのデータ書き込み期間Aと、バッファメモ
リ4からファイルメモリ5へのデータ転送期間Bとによ
り1ページ分のデータ書き込みを行うようにするもので
ある。
【0015】上記バッファメモリ4からファイルメモリ
5へのデータ転送を行う期間Bのとき、システム側にお
いて何らかの原因で電源遮断事故が発生して遮断信号P
OFF(1)のようにハイレベルにされると、記憶装置
側ではそれを受け付けないで、ファイルメモリ5へのデ
ータ転送を継続して行う。このため、記憶装置には、ス
タティック型RAMにより構成される主にファイルメモ
リ5用のデータ保持用のバッテリーを電源として上記動
作が継続される。そして、上記1ページ分の書き込み動
作の終了を待って、上記ファイルメモリ5を除いたバッ
ファメモリ4やI/F回路1及び制御回路3の電源が遮
断される。
【0016】上記バッファメモリ4へデータを取り込む
期間Aのときに、システム側において何らかの原因で電
源遮断事故が発生して遮断信号POFF(2)のように
ハイレベルにされると、記憶装置側ではそれを受け付け
て直ちに電源遮断を行うようにする。このときには、バ
ッテリーバックアップ機能が生かされてファイルメモリ
5を構成するスタティック型RAMは、データ保持モー
ドに入り、その前のデータを保持する。
【0017】なお、ファイルメモリ5がフラッシュメモ
リであるときには、バッファメモリ4に1ページ分のデ
ータが書き込まれると、ファイメモリ5では必要に応じ
て消去動作が実施された後に、上記同様な書き込み動作
が行われるものである。そして、バッテリーバックアッ
プは、スタティック型RAMを用いたようなデータ保持
用ではなく、上記ファイルメモリ5への消去動作を含む
データ転送動作を保証するために用いられ、1ページ分
のデータ転送が終了すると、バッテリーによる電源供給
が記憶装置の全体に対して停止させられる。
【0018】図3には、上記制御回路3の具体的一実施
例の回路図が示されている。同図には、論理回路を用い
て場合が示され、それと関連するバッファメモリ及びフ
ァイルメモリは例示的に示されているが、前記I/F回
路とアドレスラッチは省略されている。
【0019】書込制御部31は、2つのフリップフロッ
プ回路FF1,FF2と論理ゲート回路から構成され、
アドレス発生部32はカウンタ回路COUから構成さ
れ、POFF受付部33はスルーラッチ回路FF3から
構成される。この実施例回路の動作を図4のタイミング
図を参照して次に説明する。
【0020】電源投入時にシステム側において発生する
リセット信号PORNを受けて、フリップフロップ回路
FF1とFF2及びカウンタ回路COUがリセットされ
るものである。このような初期化によって、信号WNは
ハイレベルに、信号BU/FLはハイレベルに、アドレ
ス信号Aiは0にされている。
【0021】前記同様にシステム側から書き込み信号W
Rが到来すると、フリップフロップ回路FF1がセット
されて、信号WNがロウレベルにされる。これにより、
バッファメモリ4のチップセレクト端子/CSがロウレ
ベルにされて、バッファメモリ4が選択状態にされる。
上記書き込み信号WRは、ゲート回路を通して書き込み
信号WRNとしてバッファメモリ4のライトイネーブル
端子/WEに供給されて、書き込み動作を指示する。す
なわち、前記I/F回路1から上記書き込み信号WRに
同期して書き込みデータD0〜Dnが入力されているの
で、バッファメモリ4に対する書き込み動作が開始され
る。
【0022】上記書き込み信号WRの立ち下がりでカウ
ンタ回路COUをカウントアップ(インクリメント)し
てアドレス信号Aiを更新させて、上記書き込み信号W
Rに同期して入力される書き込み信号D0〜Dnを順次
にバッファメモリ4に書き込むようにする。1ページ分
のデータの書き込みが終了すると、カウンタ回路COU
からキャリー信号CA−Nが発生される。この信号CA
−Nにより、カウンタ回路COUがリセットされるとと
もに、フリップフロップ回路FF2がセットされる。
【0023】上記フリップフロップ回路FF2のセット
により、出力Qがハイレベルにされて信号BU/FLを
ロウレベルにする。これにより、バッファメモリ4は読
み出しモードが指示される。図示しないクロック発生回
路から供給されるクロックCLKと信号BU/FLによ
り、内部書き込み信号WRiNが発生されて、ファイル
メモリ5に書き込み動作が指示される。これにより、バ
ッファメモリ4から読み出されたデータD0〜Dnがフ
ァイルメモリ5に書き込まれる。上記信号WRiNの立
ち下がりにより、カウンタ回路COUがカウントアップ
動作を行って内部アドレス信号Aiを更新させるので、
上記クロックCLKに同期してバッファメモリ4のデー
タがファイルメモリ5に転送される。
【0024】1ページ分のデータ転送が終了すると、カ
ウンタ回路COUがキャリー信号CA−Nを発生させ
て、カウンタ回路COU自身を初期化するとともに、上
記フリップフロップ回路FF1とFF2の反転信号/Q
を取り込んで初期化が行われて1ページ分の書き込み動
作を終了する。以上の動作は、システム側において不測
の電源遮断が無いときである。
【0025】電源遮断信号POFF(1)Nのようにバ
ッファメモリ4からファイルメモリ5にデータ転送を行
う期間Bの開始時にシステム側で電源遮断が発生する
と、スルーラッチFF3からなる受付部33では、この
期間Bの間はフリップフロップFF2の状態に応じて、
信号POFFi(1)のようにハイレベルを保持し、制
御回路の他の部分31,32に対して何らの影響もしな
いので1ページ分のデータ転送がバッファメモリ4とフ
ァイルメモリ5との間で継続して行われる。このように
して、システム側で電源遮断が行われても記憶装置で
は、上記のようなデータ転送が引き続き行われる。
【0026】電源遮断信号POFF(2)Nのようにバ
ッファメモリ4へデータ書き込みを行う期間Aにおい
て、システム側で電源遮断が発生すると、スルーラッチ
FF3からなる受付部33では、フリップフロップFF
2の状態に応じて、信号POFFi(2)のように直ち
にロウレベルに変化しと、カウンタCOU及びフリップ
フロップ回路FF1,FF2を初期化する。このため、
カウンタ回路COUのキャリーCA−Nは出力されなく
なり、信号BU/FLがロウレベルが固定されてバッフ
ァメモリ4からファイルメモリ5へのデータ転送が行わ
れない。これにより、ファイルメモリ5には旧データが
保持されたままとなる。そして、前記ファイルメモリ5
がスタティック型RAMで構成されているときには、フ
ァイルメモリ5がバッテリーバックアップ動作が継続
し、他の回路の電源が遮断される。
【0027】図5には、上記制御回路3として1チップ
のマイクロコンピュータ(以下単にMCUという)を用
いた場合の一実施例のブロック図が示されている。MC
U34は、割り込み端子IRQ1に書き込み信号WRが
供給され、割り込み端子IRQ2に電源手段信号POF
Fが供給され、これらの信号に基づいて信号WN、BU
/FL、/WRi及び内部アドレス信号Aiを発生させ
る。
【0028】図6には、制御ブログラムの一実施例を示
すフローチャート図が示されている。同図には、割り込
み端子IRQ1からの書き込み信号WRに対応した書き
込み動作の処理ルーチンの一実施例が示されている。信
号WRを受けてCOU=COU+1のようにカウンタの
歩進動作を行う。この計数値が1ページ分の内部アドレ
スN+1になるかを判定し、上記計数値以下なら内部ア
ドレスAiをAi+1のように更新させる。カウンタの
計数がCOU=N+1になると、電源遮断信号POFF
を受け付ける割り込み信号IRQ2をマスクさせ、バッ
ファメモリをリードモードにし、ファイルメモリをライ
トモードにして1ページ分のデータ転送を行う。この1
ページ分のデータ転送が終了すると、信号BU/FL、
レジスタREGiの初期化し、上記IRQ2のマスクを
解除させる。
【0029】図7には、制御ブログラムの一実施例を示
すフローチャート図が示されている。同図には、割り込
み端子IRQ2からの電源遮断信号POFFに対応した
電源遮断動作の処理ルーチンの一実施例が示されてい
る。電源遮断信号POFFを受けてIRQ1をマスクさ
せて、信号WRの処理を禁止させ、信号BU/FLをハ
イレベルに初期化させ、信号WRiの出力を禁止し、ア
ドレス信号AiやレジスタREGiを初期化してウェイ
ト状態に入る。
【0030】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) バッテリーバックアップされるスタティック型
RAM又はフラッシュメモリから構成されて複数ページ
分の記憶容量を持つようにされたファイルメモリに対し
て、上記1ページ分のデータを記憶するバッファメモリ
を設けて、かかるバッファメモリとファイルメモリとの
間での1ぺージ単位でのデータ転送を行わせ、バッファ
メモリからファイルメモリへのデータ書き込み動作中に
電源遮断検出回路がシステム側を電源遮断を検出したと
きにはバッテリーバックアップ機能によって上記書き込
み途中の1ページ分のデータの書き込み動作を継続させ
ることにより、ファイルメモリは、常に1ページ単位で
のデータの書き換えが行われるので、システム側の電源
遮断に無関係に正しいデータを記憶することができると
いう効果が得られる。
【0031】(2) 上記(1)により、信頼性の高い
ファイルメモリを実現できるという効果が得られる。
【0032】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、記憶
装置は全体がバッテリーバックアップによりスタンバイ
状態にされるものであってもよい。制御回路やバッファ
メモリの構成は、種々の実施形態を採ることができるも
のである。この実施例の記憶装置は、複数バイトを1ペ
ージのデータ単位として扱うファイル形式のデータを扱
うコンピュータシステム、ロボットあるいはNC制御装
置等の記憶装置として広く利用できる。
【0033】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、バッテリーバックアップさ
れるスタティック型RAM又はフラッシュメモリから構
成されて複数ページ分の記憶容量を持つようにされたフ
ァイルメモリに対して、上記1ページ分のデータを記憶
するバッファメモリを設けて、かかるバッファメモリと
ファイルメモリとの間での1ぺージ単位でのデータ転送
を行わせ、バッファメモリからファイルメモリへのデー
タ書き込み動作中に電源遮断検出回路がシステム側を電
源遮断を検出したときにはバッテリーバックアップ機能
によって上記書き込み途中の1ページ分のデータの書き
込み動作を継続させることにより、ファイルメモリは、
常に1ページ単位でのデータの書き換えが行われるの
で、システム側の電源遮断に無関係に正しいデータを記
憶することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る記憶装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の記憶装置の動作を説明するためのタイミ
ング図である。
【図3】この発明に係る記憶装置の制御回路の一実施例
を示す回路図である。
【図4】上記制御回路の動作を説明するためのタイミン
グ図である。
【図5】上記制御回路の他の一実施例を示すブロック図
である。
【図6】図5の制御回路の動作の一部を説明するための
フローチャート図である。
【図7】図5の制御回路の動作の他の一部を説明するた
めのフローチャート図である。
【符号の説明】
1…I/F回路、2…アドレスラッチ、3…制御回路、
31…書込制御部、32…アドレス発生部、33…PO
FF受付部、34(MCU)…マイクロコンピュータ、
4…バッファメモリ、5…ファイルメモリ、FF1,F
F2…フリップフロップ回路、FF3…スルーラッチ、
COU…カウンタ回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数バイトからなるデータを1ページ分
    のデータブロックとして記憶するバッファメモリと、複
    数ページ分の記憶容量を持つようにされたスタティック
    型RAMから構成されたファイルメモリと、上記バッフ
    ァメモリとファイルメモリとの間での1ぺージ単位での
    データ転送を制御する制御回路と、システム側の電源遮
    断検出回路とを含み、バッファメモリからファイルメモ
    リへのデータ書き込み動作中に上記電源遮断検出回路が
    システム側を電源遮断を検出したときにはバッテリーバ
    ックアップ機能によって上記書き込み途中の1ページ分
    のデータの書き込み動作を継続し、この書き込み終了に
    よってファイルメモリを除く回路の電源遮断を行うよう
    にしたことを特徴とする記憶装置。
  2. 【請求項2】 複数バイトからなるデータを1ページ分
    のデータブロックとして記憶するバッファメモリと、複
    数ページ分の記憶容量を持つようにされたEEPROM
    から構成されたファイルメモリと、上記バッファメモリ
    とファイルメモリとの間での1ぺージ単位でのデータ転
    送を制御する制御回路と、システム側の電源遮断検出回
    路とを含み、バッファメモリからファイルメモリへのデ
    ータ書き込み動作中に上記電源遮断検出回路がシステム
    側を電源遮断を検出したときにはバッテリーバックアッ
    プ機能によって上記書き込み途中の1ページ分のデータ
    の書き込み動作を継続し、この書き込み終了を待って電
    源遮断を行うようにしたことを特徴とする記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記1ページ分にデータに対して誤り検
    出と修正用コードが付加されて、ファイルメモリに記憶
    されるものであることを特徴とする請求項1又は請求項
    2の記憶装置。
JP5207267A 1993-07-29 1993-07-29 記憶装置 Pending JPH0744468A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003075140A3 (en) * 2002-03-05 2004-03-25 Koninkl Philips Electronics Nv Product and method for preventing incorrect storage of data
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