JP5374223B2 - チューブ容器絞り出し器具 - Google Patents

チューブ容器絞り出し器具 Download PDF

Info

Publication number
JP5374223B2
JP5374223B2 JP2009113429A JP2009113429A JP5374223B2 JP 5374223 B2 JP5374223 B2 JP 5374223B2 JP 2009113429 A JP2009113429 A JP 2009113429A JP 2009113429 A JP2009113429 A JP 2009113429A JP 5374223 B2 JP5374223 B2 JP 5374223B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
tube container
tube
contents
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009113429A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010260615A (ja
Inventor
貴浩 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeuchi Press Industries Co Ltd
Original Assignee
Takeuchi Press Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeuchi Press Industries Co Ltd filed Critical Takeuchi Press Industries Co Ltd
Priority to JP2009113429A priority Critical patent/JP5374223B2/ja
Publication of JP2010260615A publication Critical patent/JP2010260615A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5374223B2 publication Critical patent/JP5374223B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tubes (AREA)

Description

本発明は、チューブ容器絞り出し器具に関し、さらに詳しくは、少なくとも1本のチューブ容器から内容物を迅速に抽出でき、かつチューブ内の内容物残量が少ないチューブ容器絞り出し器具に関する。
従来、チューブ容器から内容物を抽出する場合、一般的には手の指でチューブ容器の胴部を押圧して絞り出している。そして、2本のチューブ容器から各々の内容物を抽出し、使用時にこれらの内容物を混合して使用する場合、例えば染毛1剤と染毛2剤を使用時に混合して毛髪に塗る場合には、1本のチューブ容器の染毛剤を、1本ずつ手の指で押圧してトレイ内に絞り出し、トレイ内で混合して使用していた。又器具を使用して、2本のチューブ容器を、一度に絞り出す場合は、一般的には、2本のチューブ容器の口部を器具で固定し、かつチューブ容器を回転しながら巻上具等で巻いていくことにより、1剤、2剤の染毛剤を一度にトレイ内に絞り出していた。従来の特許公報としては、特許文献1及び文献2がある。
実願昭61−119208号 実願昭61−114942号
しかしながら、手の指でチューブ容器の胴部を押圧して絞り出す場合、2本のチューブ容器から染毛剤等の内容物を同量絞り出すのが困難であり、いずれかの内容物の容量が多くなったり、又絞り出すために時間がかかるという欠点があった。又従来、器具を使用して染毛剤等の内容物を絞り出す場合、器具の構造が複雑かつ部品点数も多いため、製造コストが高くなるという欠点があった。
この発明は、このような課題に着目してなされたものであり、チューブ容器から染毛剤等の内容物を迅速に抽出でき、又2本以上のチューブ容器にあっては、迅速かつ同量抽出できると共に、簡単な構造で部品点数を少なく安価に製造でき、さらには内容物の残量が少ないチューブ容器絞り出し器具を提供することを目的とする。
この課題を解決するため、請求項1記載の発明の解決手段は、内容物が充填されたチューブ容器を押圧しながら順次折り畳み、チューブ容器を挟むことにより内容物を絞り出す板材と、該板材にチューブ容器を固定するチューブ固定手段とからなり、記チューブ容器は、裾扁平部が板材表面と向かい合うように、板材上に少なくとも1本載置されるものであり記板材の折り曲げるべき部位には、順次折り曲げ可能なように、かつ、適宜間隔ごとに、複数の溝部あるいは貫通部が形成されており記チューブ固定手段は、板材の表面にチューブ容器が接着又は嵌合して固定されるものであることを特徴とするチューブ容器絞り出し器具である。
請求項2記載の発明の解決手段は、チューブ容器が板材上に2本載置され、1本のチューブ容器には染毛1剤、他の1本には染毛2剤が充填されることを特徴とするチューブ容器絞り出し器具である。
請求項3記載の発明の解決手段は、前記板材の折り曲げるべき部位に、貫通部が形成されており、該貫通部に、補強部が形成されることを特徴とするチューブ容器絞り出し器具である。
請求項4記載の発明の解決手段は、前記チューブ固定手段において、少なくとも端部の板材とチューブ容器を接着し、該接着した端部の板材を、内容物絞り出しの初期押圧手段とすることを特徴とするチューブ容器絞り出し器具である。
請求項5記載の発明の解決手段は、前記板材が複数の板片、該板片が接着される基盤とから構成され、該板片の間に溝部が形成されることを特徴とするチューブ容器絞り出し器具である。
請求項6記載の発明の解決手段は、前記板材が、基盤と、その基盤に一体に成形される複数の板片とから構成され、該板片の間に溝部が形成されることを特徴とするチューブ容器絞り出し器具である。
本発明に係るチューブ容器絞り出し器具は、チューブ容器から染毛剤等の内容物を迅速に抽出でき、又2本以上のチューブ容器にあっては、染毛剤等の内容物を、迅速かつ同量抽出できる効果を有する。又内容物の残量を少なくできると共に、構造が簡単で部品点数が少なく安価に製造することができる効果を奏する。
本発明に係るチューブ容器絞り出し器具の実施例1を示す平面図である図1(a)及び正面断面図である図1(b)。 本発明に係るチューブ容器絞り出し器具の実施例2を示す平面図である図2(a)及び正面断面図である図2(b)。 本発明に係るチューブ容器絞り出し器具の実施例3を示す平面図である図3(a)及び正面断面図である図3(b)。 本発明に係るチューブ容器絞り出し器具の実施例4を示す平面図である図4(a)及び正面断面図である図4(b)。 本発明に係るチューブ容器絞り出し器具で、チューブ容器を折り畳んで、内容物を絞り出している状態を示す斜視図である図5(a)(b)(c)。 本発明に係るチューブ容器絞り出し器具で、チューブ容器を折り畳んで、内容物を絞り出している状態を示す正面断面図である図6(a)(b)(c)。
以下、本発明の実施例の一例を図面に基づいて説明する。
図1(a)(b)は、この発明に係る実施例1を示す図面である。1は板材であり、ポ
リプロピレン等の合成樹脂の薄板、ボール紙、金属の薄板等の材料で造られている。板材1の肉厚は1〜3mmが適する。そして、この板材1には、適宜間隔ごとに孔を開けた貫通部2が形成されている。又チューブ容器3、4には、例えば各々染毛1剤(塩基性酸化染料)と染毛2剤(過酸化水素を主成分とする酸化剤)が充填され、図1(a)に示すように、2本のチューブ容器3、4の裾扁平部3a、4aが、板材の表面と向かい合うように、板材1上に載置されている。チューブ容器3、4の裾扁平部3a、4aの先端が、板材1の貫通部2aの左端上に位置するように載置され、接着剤等でチューブ容器3、4の胴部と板材1が接着される。接着されるチューブ容器は1本であってもよい。
図1(a)に示すように、例えば24.5φのチューブ容器3、4の場合、図6(b)に示す貫通部2aの幅sは、チューブ容器3、4胴部下側の内容物が絞り出されると共に、裾部を挟んで折り畳みが可能な間隙に構成されている。幅sは3〜8mmが適する。又図6(c)に示す貫通部2bの幅tは、チューブ容器3、4の胴部中央部の内容物が絞り出されると共に、胴部を挟んで折り畳みが可能な間隙に構成されている。幅tは5〜14mmが適する。さらに、同様に図6(c)に示す貫通部2cの幅uは、チューブ容器3、4の胴部上方部の内容物が絞り出されると共に、胴部上方部を挟んで折り畳みが可能な間隙に構成されている。幅uは7〜18mmが適する。
このように、図5(a)(b)(c)及び図6(a)(b)(c)に示すように、板材1を貫通部2で順次折り畳んで、チューブ容器3、4から内容物である染毛剤を、トレイ6に絞り出し、トレイ内で染毛剤を混合した後、毛髪に塗布することができる。図6(c)に示すように、最後に板材1の中間部1cを押圧し、染毛剤を板材1の中間部1cと板材1の最終端部1dの間で絞り出すことにより、染毛剤をチューブ容器3、4から完全に絞り出すことができる。実施例1は、板材1の端部1aとチューブ容器3、4を接着部5で接着し、接着した板材1の端部1aを折り曲げて、内容物絞り出しの初期押圧手段としている。なお図6(a)(b)(c)に示すように、各々の貫通部2a、2b、2cには、図5に示すように貫通部2の広がりを防止するために、貫通部2を補強する補強部7が形成されてもよい。
図2(a)(b)は、この発明に係る実施例2を示す図面である。実施例1と異なる点は、板材が複数の板片11で構成され、板片11が折り曲げ可能な基盤16上に接着されている点である。この基盤16は、例えば、薄い合成樹脂フイルム、薄い金属板、薄いボール紙等で造られる。その他溝部12a、12b、12cの間隙(s、t,u)は、実施例1と同様である。又チューブ容器13、14と板片11の接着方法及内容物の絞り出し方法は、実施例1と同様である。実施例2の他の実施態様として、板材を構成する複数の板片11と基盤16が接着されないで、合成樹脂材料等で一体成形により製造されてもよい。なお、板片11の肉厚は1〜3mm、基盤16の肉厚は0.1〜2mmが適する。板片11と基盤16が一体成形された場合の全体の肉厚は1〜5mmが適する。
図3(a)(b)は、この発明に係る実施例3を示す図面である。実施例1、2と異なる点は、板材21の中間部21bとチューブ容器23、24を接着部25において接着する点である。絞り出しは、板材21の端部21aを折り曲げて、内容物絞り出しの初期押圧手段とするものである。これに対して、実施例1、2は、板材の端部とチューブ容器を接着し、接着した板材の端部をそのまま折り曲げて、内容物絞り出しの初期押圧手段とするものである。
図4(a)(b)は、この発明に係る実施例4を示す図面である。実施例1、2、3と異なる点は、板材31の端部31aと板材31の中間部31bの両方を、接着部35、36で接着し、板材31の端部31aを折り曲げて、内容物絞り出しの初期押圧手段とするものである。なお、板材とチューブ容器の接合手段(接着部)は、接着剤による接着の他に、一方のチューブ容器の胴部に係合部を形成し、他方、板材の表面に形成した係合部と係合することによりチューブ容器を板材に接合する手段、その他チューブ容器に係合部を形成しないで、板材の表面にのみに、チューブ容器の係合部を形成する手段等を用いることにより接合されてもよい(図示せず)。
本発明に係るチューブ容器絞り出し器具は、チューブ容器から内容物を迅速に、かつ同量抽出できるので、特に染毛剤の抽出に広く利用することができる。そして、チューブ容器内の内容物の残量を極力少なくでき、又簡単な構造で安価に製造することができるので、その他薬品、食料品等のチューブ容器の絞り出し器具として広く用いることができる。
板材 1、21、31
板材の端部 1a
貫通部 2a、2b、2c
溝部2a、12b、12c
チューブ容器 3、13、23、33
裾扁平部 3a、13a
チューブ容器 4、14、24、34
裾扁平部 4a、14a
チューブ固定手段 5,15,25,35,36
強部 7
板片 11
基盤 16

Claims (6)

  1. 内容物が充填されたチューブ容器を押圧しながら順次折り畳み、チューブ容器を挟むことにより内容物を絞り出す板材と、
    該板材にチューブ容器を固定するチューブ固定手段とからなり、
    記チューブ容器は、裾扁平部が板材表面と向かい合うように、板材上に少なくとも1本載置されるものであり
    記板材の折り曲げるべき部位には、順次折り曲げ可能なように、かつ、適宜間隔ごとに、複数の溝部あるいは貫通部が形成されており
    記チューブ固定手段は、板材の表面にチューブ容器が接着又は嵌合して固定されるものである、
    ことを特徴とするチューブ容器絞り出し器具。
  2. 前記チューブ容器が板材上に2本載置され、1本のチューブ容器には染毛1剤、他の1本には染毛2剤が充填されることを特徴とする請求項1記載のチューブ容器絞り出し器具。
  3. 前記板材の折り曲げるべき部位に、貫通部が形成されており、
    該貫通部に、補強部が形成されることを特徴とする請求項1又は2記載のチューブ容器絞り出し器具。
  4. 前記チューブ固定手段は、少なくとも端部の板材とチューブ容器を接着し、該接着した端部の板材を、内容物絞り出しの初期押圧手段とすることを特徴とする請求項1又は2記載のチューブ容器絞り出し器具。
  5. 前記板材が複数の板片、該板片が接着される基盤とから構成され、該板片の間に溝部が形成されることを特徴とする請求項1、2又は4のいずれかに記載のチューブ容器絞り出し器具。
  6. 前記板材が、基盤と、その基盤に一体に成形される複数の板片とから構成され、該板片の間に溝部が形成されることを特徴とする請求項1、2又は4のいずれかに記載のチューブ容器絞り出し器具。
JP2009113429A 2009-05-08 2009-05-08 チューブ容器絞り出し器具 Expired - Fee Related JP5374223B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009113429A JP5374223B2 (ja) 2009-05-08 2009-05-08 チューブ容器絞り出し器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009113429A JP5374223B2 (ja) 2009-05-08 2009-05-08 チューブ容器絞り出し器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010260615A JP2010260615A (ja) 2010-11-18
JP5374223B2 true JP5374223B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=43359056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009113429A Expired - Fee Related JP5374223B2 (ja) 2009-05-08 2009-05-08 チューブ容器絞り出し器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5374223B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5291142B2 (ja) * 2011-04-08 2013-09-18 武内プレス工業株式会社 チューブ容器絞り出し器具
JP6077246B2 (ja) * 2012-09-19 2017-02-08 ホーユー株式会社 容器絞り出し器具及びチューブ容器絞り出しセット
JP2014104979A (ja) * 2012-11-22 2014-06-09 Takeuchi Press Ind Co Ltd チューブ容器絞り出し器具

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5430278Y2 (ja) * 1975-04-09 1979-09-25
JPS62139945U (ja) * 1986-02-26 1987-09-03
JPS6321245U (ja) * 1986-07-25 1988-02-12
JPS6326547U (ja) * 1986-08-01 1988-02-22

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010260615A (ja) 2010-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5374223B2 (ja) チューブ容器絞り出し器具
JP5571405B2 (ja) 包装用箱
JP5291142B2 (ja) チューブ容器絞り出し器具
JP2017119522A (ja) 液状物収容容器
JP6209057B2 (ja) ラベル
JP2010228771A (ja) チューブ絞り具
US9586741B2 (en) Safe package of micro battery with used battery recycling function
JP2018122929A (ja) 紙容器
JP2021104864A (ja) 包装容器
JP2006273421A (ja) 付箋紙収納器
JP5763969B2 (ja) 2ピース包装箱
JP2020011779A (ja) 液状物収容容器
JP5788682B2 (ja) シート状の化粧料収納体
JP3229541U (ja) 付箋封筒
JP6395367B2 (ja) 配送ラベル
JP2014104979A (ja) チューブ容器絞り出し器具
JP6077246B2 (ja) 容器絞り出し器具及びチューブ容器絞り出しセット
KR102186323B1 (ko) 광고 기능을 극대화한 절취노트
JP3192326U (ja) 開口用把手を有する流体用パック容器
JP3206241U (ja) Ptp用包装体
JP4782878B1 (ja) 財布
JP3093635U (ja) 一体型二重箱
JP3088090U (ja) ケース
JP2023017102A5 (ja)
JP6409309B2 (ja) 紙タブ部材およびこれを備えた容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5374223

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees